JP2009218693A - 音声出力装置、電話機及び携帯電話機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】出力された音声の音圧値を検知し(15)、検知された音圧値(PA)に基づいて、音量調整要否の判定を行うとともに、音圧値に対応した音圧情報(PB)を出力し(14)、音量調整の要否を示す情報及び音圧情報を受けて、調整係数(KA)を出力し(13)、音声信号を調整係数(KA)により調整する(11)。音圧情報(PB)として音圧値(PA)の所定期間にわたる平均値(PB)が用いられる。
【選択図】図1
Description
下記の特許文献1では、入力信号の音量とユーザにより指定された音量を相互調整し、全体の音量を調整することが開示されている。
入力音声信号を受けて、音声を出力する音声出力装置において
前記音声出力装置により出力された音声の音圧値を検知する音圧検知部と、
前記音圧値に基づいて、音量調整要否の判定を行なって、判定結果として音量調整要否を示す情報を出力するとともに、前記音圧値に対応した音圧情報を出力する状態判定部と、
前記状態判定部からの音量調整の要否を示す情報、及び前記音圧情報を受けて、調整係数を出力する調整係数生成部と、
前記入力音声信号を、前記調整係数により調整して、調整された音声信号を生成する出力調整部と、
前記出力調整部からの前記調整された音声信号に基づいて音声を発生する音声出力部と
を有する音声出力装置を提供する。
本発明はまた、
入力音声信号を受けて、音声を出力する音声出力装置において
前記音声出力装置により出力された音声から、受聴者が受ける聴覚負担を検知する聴覚負担検知部と、
前記聴覚負担検知部で検知された聴覚負担に基づいて、音量調整要否の判定を行なって、判定結果として音量調整要否を示す情報を出力するとともに、聴覚負担に対応した聴覚負担情報を出力する状態判定部と、
前記状態判定部からの音量調整の要否を示す情報、及び前記聴覚負担情報を受けて、調整係数を出力する調整係数生成部と、
前記入力音声信号を、前記調整係数により調整して、調整された音声信号を生成する出力調整部と、
前記出力調整部からの前記調整された音声信号に基づいて音声を発生する音声出力部と
を有する音声出力装置を提供する。
本発明の実施の形態1について、図1を用いて説明する。図1は、実施の形態1の音声出力装置100の概略構成を示すブロック図である。この音声出力装置は、例えば携帯電話機に組み込まれるものである。
本実施の形態における入力音声信号SAは、例えば、音声符号化列を図示しない復号部で復号したデジタル音声信号であり、図示しないサンプルクロックに同期して入力される。
音圧検知部15は、マイク18からの出力音声信号に基づいて、スピーカ17から出力された音声の音圧を測定し、測定された音圧値PAを出力する。音圧測定は例えば60秒間隔で行われる。なお、測定間隔は、60秒より長くても短くても可変長でも良いが後述の、状態判定部14による音量調整要否の判定の間隔(周期)と同期した間隔であると簡便である。
音圧の測定は、公知の騒音計と同様な方法で行なうことができる。
各時点(各測定タイミング)で測定された音圧は、出力音圧値PA(i)として状態判定部14及び状態記憶部16へ出力される。
平均演算部141は、音圧検知部15から測定された音圧値(現在の音圧値)PA(i)を受け、状態記憶部16に記憶されている過去9回分の音圧値PA(i−1)〜PA(i−9)を読み出し、これらに基づいて、これらの過去の所定の期間にわたる平均値(音圧平均値)PB(i)を求め、音圧情報として出力する。平均値としては、単純平均値を求めて良く、加重平均値を求めることし、例えばより古い音圧値の重み付けをより小さくすることとしても良い。
判定結果情報JIは、音圧情報PB(i)とともに、調整制御部13に供給される。
KA=VPBt/VPB …(1)
ここで、VPB、VPBtは、それぞれデシベル値である音圧情報PB、及びその閾値PBtを電圧値に相当する値に変換したものであり、
VPB=10PB/2 …(2)
VPBt=10PBt/2 …(3)
の関係がある。
調整係数KAによる調整は、下記の式で表される。
SB=SA・KA …(4)
調整係数KAが1である場合には、
SB=SAとなり、
入力音声信号SAがそのまま(調整されることなく)出力音声信号SBとなる。
例えば、調整開始から時間をtとしたとき、
t≦Tmの範囲では、
KA=(VPBt/VPB)・(1−t/Tm) …(5)
t>Tmの範囲では、
KA=(VPBt/VPB) …(6)
により調整係数KAを定めることとして良い。
上記の式でTmは、調整係数を変化させる時間を表す。
このようにして設定される調整係数KAは、図3に示すように、調整開始時(時間t=0)には、1であり、時間tとともに減少し、時間Tm後に(VPBt/VPB)に等しくなり、それ以降は、(VPBt/VPB)の値を維持するものである。
この場合には、音圧値PAを音圧情報として、調整制御部13に供給し、調整制御部13では、(音圧平均値PBの代わりに)音圧値PAに基づいて調整係数KAを定めることになる。
また、図3を参照して説明したように、調整開始からの時間経過とともに調整係数KAを徐々に変化させること、音量調整に伴う受聴者の違和感をなくし、あるいは少なくすることができる。
本発明の実施の形態2について図5を用いて説明する。図5は、実施の形態2の音声出力装置200の概略構成を示すブロック図である。実施の形態2は、実施の形態1と概して同じであるが、時間制御部21が付加されている点、及び状態判定部14、調整制御部13の動作が実施の形態1とは異なる。実施の形態1と同様の部材には、図1と同じ番号を付与している。
時間制御部21では、初期化情報TLに応じて、時間制御部21内部にある経過時間記憶部(タイマー)に記憶されている経過時間を初期値0とする。経過時間記憶部は、その後時間経過を測定しており、要求に応じて経過時間を表す情報TAを提供する。
調整制御部13は、時間制御部21から、時間情報TAを受取り、これに基づき、状態判定部14へ経過時間情報TIを出力する。即ち、時間情報TAが所定の時間(処理準備時間)Tb以上であるかどうかを判定し、判定結果を示す経過時間情報TIを出力する。この処理準備期間Tbは例えば300秒に設定される。
即ち、経過時間情報TIが「処理準備期間Tb以上」であることを示す場合には、実施の形態1で述べたのと同様に、音圧平均値PBが閾値PBtを超えているかどうかに基づいて判定結果情報JIを生成し、経過時間情報TIが「処理準備期間未満」を示す場合には、判定結果情報JIを「調整不要」とする。
本発明の実施の形態3について図6を用いて説明する。図6は、実施の形態3の音声出力装置300の概略構成を示すブロック図である。実施の形態3は、実施の形態1と概して同じであるが、強度分析部31及び強度記憶部32が付加されている点、及び調整制御部13の動作が実施の形態1と異なっている。実施の形態1と同様の部材には、図1と同じ番号を付与している。
信号強度EIは例えば、状態判定部14による音量調整要否の判定と同期して(従って、同じ時間間隔で)求められる。
即ち、判定結果情報JIが「調整不要」を示すときは、調整係数KAを1として出力する。
KA=(VPBt/VPB)・(VDE/VDP) …(7)
とする。
ここで、VDPは
dp=PB(i)−PB(i−1)
で与えられるdpに対応する値(電圧値に相当する値)であり、
VDP=10dp/2
で与えられる。
また、VDEは、
de=EI(i)−EI(i−1)
で与えられるdeに対応する電圧値であり、
VDE=de1/2
で与えられる。
また、上記の実施の形態では、60秒の時間間隔で、分析長(2乗和を求める時間の長さ)を1秒として分析を行っているが、これ以外の分析間隔、分析長で分析(信号強度の算出)を行っても良い。
さらに、上記の実施の形態では、状態判定部14による音量調整要否の判定に同期して、信号強度の算出を行っているが、状態判定部14による音量調整要否の判定と同期しない間隔で分析を行なっても良い。
本発明の実施の形態4について図7を用いて説明する。図7は、実施の形態4の音声出力装置400の概略構成を示すブロック図である。実施の形態4は、実施の形態1と概して同じであるが、特性分析部41及び特性印加部42が付加されている点、及び調整制御部13の構成が実施の形態1と異なっている。実施の形態1と同様の部材には、図1と同じ番号を付与している。
周波数分析は、例えば、公知のFFT法により行うことができる。ただし、周波数分析の方法は、FFT法に限らず、各周波数或いは各周波数帯域の強度を取得できる方法であれば良く、例えば、公知の直交ミラーフィルタによる分析や任意の周波数フィルタバンクを適用する方法でも良い。
特性印加部42は、調整制御部13から調整係数KA及び分析要求情報FRを取得すると共に、特性分析部41から分析結果信号FSを取得し、この分析結果信号FSと、特性印加部42に予め記憶されている周波数強度限界Fkに基づいて、周波数毎の調整係数KAkを出力調整部11へ出力する。
一方、特性印加の必要がない場合(特性印加部42にて、分析要求情報FRとして「分析不要」を示す情報を受信した場合、又は各要素ckが対応する周波数強度限界Fkを超えない場合)には、周波数強度限界Fkと同じ値を特性印加係数Bkとして設定する(Bk=Fkとする)ようにしている。
KAk=(Fk/Bk)・KA …(8)
即ち、周波数毎の調整係数KAkは、特性印加の必要がない場合には、
KAk=KA …(8A)
で与えられ、特性印加の必要がある場合には、
KAk=(Fk/ck)・KA …(8B)
で与えられる。
本発明の実施の形態5について図8を用いて説明する。図8は、実施の形態5の音声出力装置500の概略構成を示すブロック図である。実施の形態5は、実施の形態1と概して同じであるが、移動検知部51及び圧力検知部52が付加されている点、及び状態判定部14の動作が異なる。実施の形態1と同様の部材については、図1と同じ番号を付与している。
音圧検知部15、移動検知部51、及び圧力検知部52は、それぞれ音圧値PA、移動情報MA及び圧力値NAを状態判定部14へ出力する。移動情報MA及び圧力値NAの状態判定部14による取得は、所定の時間間隔で、例えば1秒の間隔で行われる。
例えば、移動検知部51からの移動情報MAで示される所定時間(例えば1秒と設定される)内の平行移動量が、10〜15cmの範囲内にあり、かつ同じ所定時間(例えば1秒と設定される)内の回転角度が165〜195度の範囲内にある場合には、所定の移動が生じたと判定し、判定結果情報MTを「1」にする。ここで言う所定の移動は、受聴者が受聴する耳を変えるときに起こる移動である。このような判定を行なうのは、電話使用時には、聴覚疲労度が高くなると、受聴者が受聴する耳を変える傾向があり、スピーカ17(従って該スピーカ17を備えた電話機)が上記のような移動をするのは、受聴者に疲労が進んだと推定できるからである。
また、平行移動量及び回転角度のいずれか一方のみが所定の条件を満たすときにときに、判定結果情報MTを「1」にすることとしても良い。
さらに、スピーカ17の移動量の検知は、上記の方法に限らず、他の方法により行なっても良い。
圧力判定部145は、圧力変化演算部144で求めた比NRが所定の閾値NRt、例えば2.0よりも大きいか否かの判定を行う、所定の閾値NRtよりも大きいときには、所定の圧力変化が生じたと判断し、判定結果情報NTを「1」とする。ここで言う所定の圧力変化は、受聴者がスピーカを耳に強く押し当てる動作に伴うものである。このような判定を行なうのは、電話機の利用者は、長時間受聴で疲労するとスピーカを耳に強く当てる傾向があり、従って上記のように圧力が高まったら、疲労が進んだと推定することができるからである。
なお、上記の例では、今回の圧力値NA(j)の前回の圧力値NA(j−1)に対する比が所定の閾値を超えたときに判定結果情報NTを「1」としているが、代わりに、今回の圧力値NA(j)と前回の圧力値NA(j−1)の差(増加分)が所定値を超えたときに、疲労が進んだと判定することとしても良い。また、前回の圧力値との比較ではなく、今回の圧力値のみによって判定することとしても良い。さらに、圧力の検出は、上記の方法に限らず、スピーカ17付近に印加される圧力を検知できる方法であれば、他の方法を用いても良い。
HL=PB+α・(MT+NT) …(9)
式(9)で、αは、移動判定結果情報MT、圧力判定結果情報NTに対する重み付け係数であり、これらを大きくするほど、移動量や圧力変化による音量調整要と判断されやすくなる。αは判定結果が最適となるように実験等により定められる。
HL=PB+α1・MT+α2・NT …(10)
により聴覚負担度HLを求めるようにしても良い。
ここでα1、α2は、それぞれ移動判定結果情報MT、圧力判定結果情報NTに対して個別に定められる重み付け係数であり、上記のαと同様にして定められる。
また、聴覚負担度HLに対する閾値HLtも、実施の形態1について音圧情報に対する閾値PBtについて述べたのと同様に、音量調整の開始からの時間経過と共に次第に小さくなるようにしても良くい。
さらに、閾値HLtを、使用される装置特性に応じて設計者が任意に設定しても良い。
例えば、実施の形態3で説明した特徴と実施の形態4で説明した特徴を組合せても良い。さらに、実施の形態1〜5で説明した出力調整部を複数個設けることとしても良い。例えば、実施の形態4の出力調整部の後段に実施の形態3の出力調整部を設けるようにしても良い。
さらに、実施の形態1に関して、音圧平均値の代わりに、1回の測定で得られる音圧値を用いても音量調整要否の判定及び調整係数KAの決定を行っても良い旨説明したが、実施の形態2〜5においても同様である。
Claims (19)
- 入力音声信号を受けて、音声を出力する音声出力装置において
前記音声出力装置により出力された音声の音圧値を検知する音圧検知部と、
前記音圧値に基づいて、音量調整要否の判定を行なって、判定結果として音量調整要否を示す情報を出力するとともに、前記音圧値に対応した音圧情報を出力する状態判定部と、
前記状態判定部からの音量調整の要否を示す情報、及び前記音圧情報を受けて、調整係数を出力する調整係数生成部と、
前記入力音声信号を、前記調整係数により調整して、調整された音声信号を生成する出力調整部と、
前記出力調整部からの前記調整された音声信号に基づいて音声を発生する音声出力部と
を有する音声出力装置。 - 前記状態判定部は、前記音圧情報が所定の閾値よりも大きいときに音量調整要との判断を行なうことを特徴とする請求項1に記載の音声出力装置。
- 前記調整係数生成部は、
前記閾値の前記音圧情報に対する比を前記調整係数とし、
前記出力調整部は、前記入力音声信号に前記調整係数を掛けた値を前記調整された音声信号として出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の音声出力装置。 - 前記入力音声信号の周波数特性を検出する特性分析部をさらに有し、
前記調整係数生成部は、前記状態判定部からの音量調整の要否を示す情報及び前記音圧情報と、前記特性分析部で検出された前記周波数特性とに基づいて、周波数毎の調整係数を生成し、
前記出力調整部は、前記調整係数生成部から供給される前記周波数毎の調整係数に基づき、前記入力音声信号の各周波数成分を調整する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の音声出力装置。 - 前記調整係数生成部は、
前記閾値の前記音圧情報に対する比に対し、各周波数の強度限界の当該周波数の強度に対する比を掛けたものを、当該周波数の調整係数とし、
前記出力調整部は、前記入力音声信号の各周波数の成分に当該周波数の調整係数を掛けた値を前記調整された音声信号の当該周波数の成分として出力する
ことを特徴とする請求項4に記載の音声出力装置。 - 入力音声信号を受けて、音声を出力する音声出力装置において
前記音声出力装置により出力された音声から、受聴者が受ける聴覚負担を検知する聴覚負担検知部と、
前記聴覚負担検知部で検知された聴覚負担に基づいて、音量調整要否の判定を行なって、判定結果として音量調整要否を示す情報を出力するとともに、聴覚負担に対応した聴覚負担情報を出力する状態判定部と、
前記状態判定部からの音量調整の要否を示す情報、及び前記聴覚負担情報を受けて、調整係数を出力する調整係数生成部と、
前記入力音声信号を、前記調整係数により調整して、調整された音声信号を生成する出力調整部と、
前記出力調整部からの前記調整された音声信号に基づいて音声を発生する音声出力部と
を有する音声出力装置。 - 前記聴覚負担検知部が、
前記音声出力装置により出力された音声の音圧値を検知する音圧検知部、
前記音声出力装置を備えた装置の移動量を検知して出力する移動検知部、及び
前記音声出力装置を備えた装置に掛かる圧力値を検知する圧力検知部
のうち少なくとも1つの以上を有し、
前記状態判定部は、前記聴覚負担検知部の出力に基づいて、前記音量調整要否の判定を行なう
ことを特徴とする請求項6に記載の音声出力装置。 - 前記状態判定部が、前記聴覚負担検知部で検知された聴覚負担に基づいて聴覚負担度を求め、該聴覚負担度が所定の閾値よりも大きいときに音量調整要との判断を行なうことを特徴とする請求項6に記載の音声出力装置。
- 前記状態判定部は、前記音圧値に対応した音圧情報を求め、該音圧情報を前記聴覚負担情報として出力することを特徴とする請求項7に記載の音声出力装置。
- 前記入力音声信号の周波数特性を検出する特性分析部をさらに有し、
前記調整係数生成部は、前記状態判定部からの音量調整の要否を示す情報及び前記聴覚負担情報と、前記特性分析部で検出された前記周波数特性とに基づいて、周波数毎の調整係数を生成し、
前記出力調整部は、前記調整係数生成部から供給される前記周波数毎の調整係数に基づき、前記入力音声信号の各周波数成分を調整する
ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載の音声出力装置。 - 前記調整係数生成部は、聴覚疲労に影響が大きい周波数成分をより大幅に抑制するように、前記周波数毎の調整係数を定めることを特徴とする請求項4、5又は10に記載の音声出力装置。
- 前記音圧情報が、前記音圧値の、所定の期間にわたる平均値である
ことを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の音声出力装置。 - 前記音圧値検知部は、前記音圧値を所定の時間間隔毎に検知し、
前記状態判定部は、過去所定回数分の音圧値及び現在の音圧値を用いて前記平均値を求める
ことを特徴とする請求項12に記載の音声出力装置。 - 前記閾値が聴覚保護のために設定されたものであることを特徴とする請求項1乃至13のいずれかに記載の音声出力装置。
- 前記状態判定部は、音声出力開始から、所定の時間が経過するまでは、音量調整要との判断を行わない
ことを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載の音声出力装置。 - 前記入力音声信号の信号強度を求める強度分析部をさらに備え、
前記調整係数生成部は、前記強度分析部で求められた信号強度をも考慮して前記調整係数を決定する
ことを特徴とする1乃至15のいずれかに記載の音声出力装置。 - 前記状態判定部で求められた音圧情報と、前記強度分析部で求められた信号強度を記憶するデータ記憶部と
をさらに備え、
前記調整係数生成部は、前記状態判定部で求められた音圧情報の、前記状態記憶部に記憶されている、過去に求められた音圧に対する増加分と、前記強度分析部で求められた信号強度の、前記強度記憶部に記憶されている、過去に求められた信号強度に対する増加分とに基づいて、
前記調整係数を決定する
ことを特徴とする請求項16に記載の音声出力装置。 - 請求項1乃至17のいずれかに記載の音声出力装置を備えたことを特徴とする電話機。
- 請求項1乃至17のいずれかに記載の音声出力装置を備えたことを特徴とする携帯電話機。
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