JP2009218175A - 導光板および面光源照明装置 - Google Patents

導光板および面光源照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 複数の単色点状光源からの光を入光させる場合にも、光の利用効率を落さずに、複数の単色点状光源からの光を混色することの可能な導光板を提供する。
【解決手段】 本発明の導光板3は、複数の色の光を、入光端面3aの長さ方向xに所定の間隔Pを隔てて、入光端面3aから入光させるときに、入光端面3aから入光した複数の色の光を混色する機能を有する混色領域3fと、混色領域3fからの光を出射する光出射面を上面に有する有効領域3eとを備えている。
【選択図】 図6

Description

本発明は、導光板および面光源照明装置に関する。
図1は、特許文献1に示されているタンデム型面光源装置(面光源照明装置)の斜視図である。図1において、符号BL1,BL2は、タンデム配列された第1段目,第2段目の導光ブロック(導光板)である。各導光ブロックBL1,BL2の一方の端面は入射端面511,512とされ、光源(例えば、冷陰極管)501,502からの光が入光する。そして、各導光ブロックBL1,BL2の入射端面511,512から入光した光は、各導光ブロックBL1,BL2の上面の光出射面521,522から上方に出射される。
ところで、図1に示されている従来のタンデム型面光源装置では、光源501,502に線状光源(例えば、冷陰極管)が用いられており、この場合には、導光ブロックBL1,BL2の入射端面511,512の近傍に光源501,502を配置しても、導光ブロックBL1,BL2において、色むらが生じることはないが(色むらを生じた光が導光ブロックBL1,BL2から光出射されることはないが)、線状光源(例えば、冷陰極管)501,502のかわりに、線状光源(例えば、冷陰極管)501,502の位置のところに(導光ブロックBL1,BL2の入射端面511,512の近傍に)、複数の単色点状光源(例えば、赤色(R)点状光源、緑色(G)点状光源、青色(B)点状光源)を、入光端面(入射端面)の長さ方向xに所定の間隔を隔てて配置するときには、導光ブロックBL1,BL2において色むらが生じ、色むらを生じた光が導光ブロックBL1,BL2から光出射されてしまうという問題があった。特に、近年では、高品位かつ大型薄型TVにおいて、表示画像に応じて液晶照明用面光源装置の輝度や色度を調整するエリアコントロール制御が要求されており、タンデム型面光源装置に単色点状光源を用いる要求が高くなっており、上記問題を解決することが望まれている。
このような問題を解決するため、本願の発明者は、当初、複数の単色点状光源を入光端面の長さ方向xに所定の間隔を隔てて配置する場合は、図2乃至図4に示すように、各点状光源から出射した光が広がり入光端面で混色されるに十分な距離Dを置いて点状光源列を配置すれば良いことを見出した。なお、図2は、各点状光源から出射した光が広がり入光端面で混色されるに十分な距離Dを置いて点状光源列を配置した面光源装置(面光源照明装置)の断面図であり、図3は、図2の面光源装置(面光源照明装置)に用いられる導光板を示す図であり、図4は、図3の符号212で示される部分(各点状光源から導光板の入光端面までの空間)における混色を説明するための図である。
図2において、11〜14はそれぞれ1段目から4段目の光源、21〜24はそれぞれ1段目から4段目の導光板、7は光学フィルム(拡散板、必要に応じて拡散フィルム、プリズムレンズ)、41〜44はそれぞれ1段目から4段目の導光板保持部材(L字アングル)、5は1段目混色領域を形成するシェード、6は筐体である。
また、図3を参照すると、導光板2(21,22,23,24)は、光源からの光が入光する入光端面2aと、入光端面2aに対向する反入光端面2bと、照明光を出射する為の出射面2gと、出射面2gに対向する底面2hと、出射面2gと底面2hに挟まれた側面2iとを備えている。図3の例では、導光板2は、入光端面2aから反入光端面2bに向けて厚さが減少している。また、図示しないが、底面2hの反入光端面2bの近傍には、次段の導光板モジュールの光源を配置する為の凹所を形成しても良い。また、導光板2(21,22,23,24)の積層構造を保持する為に、導光板2の入光端面2aには、前段導光板の反入光端面2bとの重畳部(切欠部)が設けられている。また、一般的には、導光板の積層構造を保持する為に、金属または樹脂製のL字アングル等の保持部材またはそれらを一体とした波型構造(例えば特許文献2)に各々の導光板を装着する構造が良く採られる。
また、図4において、図2の1段目から4段目の光源11〜14は、1(1R,1G,1B,・・・)として示されている。また、図4において、符号Aで示す範囲が混色の範囲である。
また、図2乃至図4の構成において、点状光源1から入光端面2aまでの距離は、一般的に光源の指向特性に左右される。例えば点状光源としてランバーシアン(Lambertian)的な発光をする光源を用いた場合、図4に例示するように、点状光源1から入光端面2aまでの距離Dは、点状光源の配置ピッチPに略等しくなる。
図2乃至図4の構成によれば、複数の単色点状光源1を、入光端面2aの長さ方向xに所定の間隔Pを隔てて配置するときにも、各点状光源1から出射した光(例えばランバーシアン(Lambertian)的な指向特性を有する光)は、図3の符号212で示される部分(各点状光源1から導光板2の入光端面2aまでの空間)で混色されて、導光板2(21,22,23,24)の入光端面2aに入光するので、導光板の出射面2gからは、色むらのない光を出射させることができる。
特許第3373427号公報 特開2002−72204号公報
しかしながら、図2乃至図4の構成では、複数の単色点状光源列1からの光を混色する為に、入光端面2aと光源1との間に距離を置き混色用の空間(混色領域)212を設けると、光利用効率が悪化するという問題がある。
図5は、図2乃至図4の構成の問題を説明するための図である。図5では、簡略化のため単色点状光源1を点光源100に置き換えている。点光源100から±90度の範囲に光線が出射されると、出射された光線は、導光板2に直接入射する光線(図5中、αの範囲に出射する光線)と混色用の空間(混色領域)212の壁面に干渉する光線(図5中、β及びβ’の範囲に出射する光線)とに分けられる。通常、混色領域212の壁面は反射率90%以上の高反射率部材を用いるが、それでも10〜数%の損失は免れない。混色領域212の壁面に干渉する光線は、壁面で反射された後導光板に到達する前に複数回壁面に干渉する事が予想され、光線が壁面により反射されるたびに光線は減衰する。
図5に示す単純化したモデルで考えると、α=2tan−1(T/2D)となる。ここで、Dは光源100から導光板2の入光端面2aまでの距離、Tは混色領域212の高さである。上記の式から、混色領域212の高さTが小さければ小さいほど、導光板2に直接入射する光線の割合は減少し、混色領域212の壁面に干渉する光線の割合が増える。また、光源100から導光板2の入光端面2aまでの距離Dが広がれば、導光板2に直接入射する光の割合は減り、壁面に干渉する光線の割合は増える。即ち、面光源装置の厚みを薄くした上で混色用の空間(混色領域)212の距離を十分に確保すると、混色領域212の壁面での反射損失が増え、光の利用効率が悪化するという問題がある。このため、輝度が低下したり、もしくは、それを補う為に消費電力が増大してしまう。
本発明は、複数の単色点状光源からの光を入光させる場合にも、光の利用効率を落さずに、複数の単色点状光源からの光を混色することの可能な導光板および面光源照明装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、複数の色の光を、入光端面の長さ方向に所定の間隔を隔てて、入光端面から入光させるときに、入光端面から入光した複数の色の光を混色する機能を有する混色領域と、混色領域からの光を出射する光出射面を上面に有する有効領域とを備えていることを特徴とする導光板である。
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載の導光板において、前記有効領域は、混色領域側から混色領域とは反対の側(反入光端面)に向けて、厚さが変わらないか、または、一部分で厚さが減少していることを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の導光板において、該導光板は、前記混色領域の少なくとも一部の領域上に、全体の厚さを増加させることなく、他の導光板を重ね合わせることが可能な構造となっていることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の導光板において、前記混色領域は、前記有効領域の上面としての光出射面に平行な上面および/または底面をもつ平行部と、前記混色領域の平行部と前記有効領域との間にあって、前記平行部の上面および/または底面に対して所定の傾斜角をもって前記平行部の上面と前記有効領域の上面とを結ぶ傾斜上面を有する傾斜部とを備えていることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、請求項4記載の導光板において、前記平行部は、入光端面から傾斜部に向かうに従って、厚さが、同じか、または、増加していることを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、請求項4記載の導光板において、前記傾斜部は、前記混色領域の平行部から前記有効領域に向かうに従って、厚さが、同じか、または、増加していることを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載の導光板において、前記混色領域の傾斜部の傾斜上面の前記所定の傾斜角は、30°未満であって、前記混色領域の少なくとも一部の領域上に、全体の厚さを増加させることなく、他の導光板を重ね合わせることが可能な角度以上のものとなっていることを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、1つの導光板と該導光板に所定の光を入光させる光源とを1つの導光板モジュールとするとき、該導光板モジュールを複数個用いた面光源照明装置であって、前記導光板には、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の導光板が用いられ、各導光板は、混色領域の少なくとも一部の領域上に前段の導光板を重ね合わせるという仕方で、順次に重ね合わせられて構成されていることを特徴とする面光源照明装置である。
また、請求項9記載の発明は、請求項8記載の面光源照明装置において、前記複数個の導光板モジュールの各光源は、1枚の基板上に実装されていることを特徴としている。
請求項1乃至請求項7記載の発明によれば、導光板は、複数の色の光を、入光端面の長さ方向に所定の間隔を隔てて、入光端面から入光させるときに、入光端面から入光した複数の色の光を混色する機能を有する混色領域を備えているので、複数の単色点状光源からの光を入光させる場合にも、光の利用効率を落さずに、複数の単色点状光源からの光を混色することができる。
特に、請求項4乃至請求項6記載の発明によれば、導光板は、混色領域が、有効領域の上面としての光出射面に平行な上面および/または底面をもつ平行部を備えていることにより、タンデム型面光源装置の光利用効率を損なわず、かつ、いたずらにタンデム型面光源装置の厚さを増すことなく、複数の単色点状光源列を混色するタンデム型面光源装置を得ることができる。また、入光端面近傍に設けられた平面を利用して(特に、平行部の底面を、有効領域の上面(光出射面)と平行にすることで)、平らな筐体状に導光板構造体を配置する事ができ、L字アングル若しくは波型構造が不要となる。
また、請求項7記載の発明によれば、混色領域の傾斜部の傾斜上面の前記所定の傾斜角は、30°未満であって、前記混色領域の少なくとも一部の領域上に、全体の厚さを増加させることなく、他の導光板を重ね合わせることが可能な角度以上のものとなっているので、傾斜部の傾斜上面および底面による損失を1割減未満に抑えながら、面光源装置の厚みの増加を抑える事ができる。
また、請求項8,請求項9記載の発明によれば、1つの導光板と該導光板に所定の光を入光させる光源とを1つの導光板モジュールとするとき、該導光板モジュールを複数個用いた面光源照明装置であって、前記導光板には、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の導光板が用いられ、各導光板は、混色領域の少なくとも一部の領域上に前段の導光板を重ね合わせるという仕方で、順次に重ね合わせられて構成されているので、複数の単色点状光源からの光を入光させる場合にも、光の利用効率の良い照明が可能となる。
特に、請求項9記載の発明によれば、請求項8記載の面光源照明装置において、前記複数個の導光板モジュールの各光源は、1枚の基板上に実装されているので、部材点数を著しく低減することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図6は本発明に係る導光板の構成例を示す図(平面図)である。なお、図6において、1は複数の単色点状光源(1aは赤色(R)点状光源(例えば赤色LED)、1bは緑色(G)点状光源(例えば緑色LED)、1cは青色(B)点状光源(例えば青色LED))であり、例えば、ランバーシアン(Lambertian)的な指向特性を有する光を出射するものとする。図6を参照すると、この導光板3は、複数の色の光を、入光端面3aの長さ方向xに所定の間隔Pを隔てて、入光端面3aから入光させるときに、入光端面3aから入光した複数の色の光を混色する機能を有する混色領域3fと、混色領域3fからの光を出射する光出射面を上面に有する有効領域3eとを備えていることを特徴としている。
ここで、混色領域3fの長さyは、複数の単色点状光源1(1aは赤色(R)点状光源、1bは緑色(G)点状光源、1cは青色(B)点状光源)の間隔Pなどに応じて、色むらが生じなくなるのに必要な最適な長さに設定されている。
なお、図6の例では、複数の単色点状光源1として、赤色(R)点状光源1aと緑色(G)点状光源1bと青色(B)点状光源1cとが1:1:1の割合で繰り返し配置されているが、複数の単色点状光源1が、図7、図8、あるいは、図9などのように構成されている場合にも、複数の単色点状光源1の構成に応じて、色むらが生じなくなるのに必要な最適な長さに、混色領域3fの長さyを設定すれば、本発明の導光板3を同様に用いることができる。ここで、図7の例では、複数の単色点状光源1は、赤色(R)点状光源(例えば赤色LED)1aと緑色(G)点状光源(例えば緑色LED)1bと青色(B)点状光源(例えば青色LED)1cとが1:2:1の割合で繰り返し配置されたものとなっている。また、図8の例では、複数の単色点状光源1は、赤色(R)点状光源(例えば赤色LED)1aと緑色(G)点状光源(例えば緑色LED)1bと青色(B)点状光源(例えば青色LED)1cとが1:1:1の割合で配置された3in1パッケージ8が一定の間隔W1を隔てて配置されたものとなっている。また、図9の例では、複数の単色点状光源1は、赤色(R)点状光源(例えば赤色LED)1aと緑色(G)点状光源(例えば緑色LED)1bと青色(B)点状光源(例えば青色LED)1cとが1:2:1の割合で配置された4in1パッケージ9が一定の間隔W2を隔てて配置されたものとなっている。
また、本発明の導光板3(混色領域3fおよび有効領域3e)は、在来の導光板と同様の材料(例えば、PMMA,PC(ポリカーボネート)等の樹脂やガラスなど)で形成されている。
このように、本発明では、導光板3自体が混色領域3fを備えているので(換言すれば、導光板3の入光端面3aを光源1の直前まで延長し、混色領域を樹脂内に設けるようにしているので(例えば図5における入光端面2aを点光源100に向けて延長し、混色領域を樹脂などで満たすようにしているので))、複数の単色点状光源1からの光を入光させる場合にも、光の利用効率を落さずに、複数の単色点状光源1からの光を混色することが可能となる。
すなわち、例えば図5における入光端面2aを点光源100にむけて延長し、混色領域を樹脂などで満たすようにする場合、点光源100から導光板に向けて放射された光のうち、導光板の入光端面における入射角が浅い光線は導光板に入射し、混色領域の樹脂/空気境界で臨界角以上の角で入射した光線は全反射し、理論上反射損失なしで有効領域に達する。他方、混色領域の樹脂/空気境界に臨界角未満の角度で入射した光は漏れてしまうために、導光板内に光を戻すために、混色領域の外側には反射部材を設けておく。この結果、シミュレーションによれば、空気中で混色させる場合に比べ、樹脂内で混色させる場合の出射効率は21%から73%に増加する。これにより、本発明の構成では、複数の単色点状光源1からの光を入光させる場合にも、光の利用効率を落さずに、複数の単色点状光源1からの光を混色することが可能となることがわかる。
図10は本発明の第1の形態の導光板3の断面図(例えば図6のC−C線における断面図)である。
図10を参照すると、第1の形態の導光板3では、有効領域3eは、混色領域3f側から混色領域3fとは反対の側(反入光端面3b)に向けて、厚さが減少している。すなわち、第1の形態の導光板3では、有効領域3eの底面3hは、有効領域3eの上面(光出射面)3gに対して傾斜した面となっている。
また、第1の形態の導光板3では、混色領域3fは、有効領域3eの上面(光出射面)3gに対して傾斜した上面3cおよび底面3dを有している。すなわち、第1の形態の導光板3では、混色領域3fは、有効領域3eの底面3hをそのまま延長させた板状のものとなっている。なお、混色領域3fの上面3cおよび底面3dの有効領域3eの上面(光出射面)3gに対する傾斜角は、後述の他の形態のものと同様に、30°未満であって、混色領域3fの少なくとも一部の領域上に、全体の厚さを増加させることなく、他の導光板3を重ね合わせることが可能な角度以上のものとなっている。
また、図11は図10の第1の形態の導光板3を複数枚用いてタンデム式に重ね合わせた面光源照明装置(タンデム型面光源装置)の断面図である。なお、図11において、図2と対応する箇所には、同じ符号を付している。すなわち、図11において、導光板3は、21、22、23、24として示されている。
この第1の形態の導光板3およびこれを用いた面光源照明装置(タンデム型面光源装置)では、導光板3を光源1側に延長し混色領域3fを導光板3内に設けているので、光源1と導光板3との間の距離を最短にとることができ、これにより、光源1から導光板3に直接入射する光を最大にする事ができる。また、導光板3内では多くの光線が反射損失のない全反射により導光することが期待できる為、反射部材で反射させるよりも光の利用効率を増加させることができる。
ところで、一般的に光線は空気中から導光板内に入射する際、空気/導光板境界への入射角に比べて空気/導光板境界からの出射角は小さくなる(図12を参照)。従って、導光板内では光源の指向特性が空気中における指向特性よりも狭くなる。このため、導光板内の混色領域3fの長さは、空気中に配置された混色領域212(図3,図4を参照)の長さよりも長くなる。
そして、第1の形態の導光板3では、混色領域3fの上面3cおよび底面3dは、有効領域3eの上面(光出射面)3gに対して傾斜しているので、混色領域3fの長さが空気中に配置された混色領域212の長さよりも長くなる分、タンデム型面光源装置の厚さが厚くなってしまう。
そして、画面サイズが大きくなると、導光板枚数が増え、それに伴いL字アングルの数が増え、部材数が増す。部材数を減じるためにL字アングルを一体化した波型構造部材上に構造体を配置することも考えられる。特に、一般にLEDを光源とする場合には、排熱の関係から筐体を金属にする事が考えられるが、大型波型構造を板金加工で作成することは容易ではない。
本発明の第2の形態の導光板3は、第1の形態の導光板3における上記のような問題を解決することが可能な構造となっている。
図13は本発明の第2の形態の導光板3の断面図(例えば図6のC−C線における断面図)である。
図13を参照すると、第2の形態の導光板3では、有効領域3eは、混色領域3f側から混色領域3fとは反対の側(反入光端面3b)に向けて、厚さが変わらないか、または、一部分で厚さが減少している。図13の例では、有効領域3eは、混色領域3f側から混色領域3fとは反対の側(反入光端面3b)に向けて、一部分で厚さが減少しているが、有効領域3eは、混色領域3f側から混色領域3fとは反対の側(反入光端面3b)に向けて、厚さが変わらない(同じ)ものであっても良い。
また、図13の例では、導光板3の混色領域3fは、有効領域3eの上面(光出射面)3gに平行な上面3jおよび底面3kをもつ平行部3mと、混色領域3fの平行部3mと有効領域3eとの間にあって、平行部3mの上面3jおよび底面3kに対して所定の傾斜角をもって平行部3mの上面3jと有効領域3eの上面3gとを結ぶ傾斜上面3rを有する傾斜部3tとを備えている。また、図13の例では、傾斜部3tの底面3sは、傾斜上面3rと平行となっている。すなわち、図13の例では、平行部3mの上面3jおよび底面3kは、有効領域3eの上面(光出射面)3gに平行となっており(従って、平行部3mの上面3jと底面3kとは、平行となっており)、また、傾斜部3tの傾斜上面3rと底面3sは、平行となっている。これにより、図13の例では、導光板の混色領域3fにおいて導光板3の厚みは変化しない(同じ)ものとなっている。
なお、傾斜部3tの傾斜上面3rおよび底面3sの平行部3mの上面3jおよび底面3k(あるいは、有効領域3eの上面(光出射面)3g)に対する傾斜角は、後述のように、30°未満であって、混色領域3fの少なくとも一部の領域上に、全体の厚さを増加させることなく、他の導光板3を重ね合わせることが可能な角度以上のものであるのが良い。
また、図14は図13の導光板3を複数枚重ね合わせた状態を示す図である。
また、図15は図13の導光板3を複数枚用いてタンデム式に重ね合わせた面光源照明装置(タンデム型面光源装置)の断面図である。なお、図15において、図2と対応する箇所には、同じ符号を付している。すなわち、図15において、導光板3は、21、22、23、24として示されている。
この第2の形態の導光板3およびこれを用いた面光源照明装置(タンデム型面光源装置)では、第1の形態と同様に、混色領域3fを導光板3内に設けているので、光源1と導光板3との間の距離を最短にとることができ、これにより、光源1から導光板3に直接入射する光を最大にする事ができる。また、導光板3内では多くの光線が反射損失のない全反射により導光することが期待できる為、反射部材で反射させるよりも光の利用効率を増加させることができる。
さらに、第2の形態の導光板3では、混色領域3fに平行部3mを設けたことにより、図16に示すように、単純に混色領域3fを樹脂内に設けた場合(第1の形態の導光板3)と比べて、平行部3mを設けた分、面光源装置の厚み増加を抑えることができる(第1の形態の導光板3と比べて、平行部3mの分だけ、厚さを減じることができる)。
さらに、第2の形態の導光板3では、入光端面3a側に出射面に平行な部分を設けることで(特に、平行部3mの底面3kを、有効領域3eの上面(光出射面)3gと平行にすることで)、図14に示すように導光板構造を平らな筐体300上に配置できるようになり、L字アングル若しくは波型構造が不要になるという利点がある。
このように、図13の導光板3では、混色領域を樹脂内に設けるものの、単純に導光板を延長していたずらに面光源装置の厚みを増大させる事の無い様に、かつ導光板の出射効率を低下させることの無い様に、混色領域3fの形状が定められている。これによって、タンデム型面光源装置の光利用効率を損なわず、かつ、いたずらにタンデム型面光源装置の厚さを増すことなく、複数の単色点状光源列を混色するタンデム型面光源装置を得ることができる。また、入光端面近傍に設けられた平面を利用して(平行部3mの底面3kを、有効領域3eの上面(光出射面)3gと平行にすることで)、平らな筐体上に導光板構造体を配置する事ができ、L字アングル若しくは波型構造が不要となる。
すなわち、図13の導光板3は、その反入光端面3bを、隣接する導光板の出射面と混色領域の傾斜上面との境界に設けた段部上に装着するようにして、タンデム構造を構成することができる。そして、図13の導光板3は、タンデム構造を構成した際に、図14に示すように、それぞれの出射面3gが平坦に接続されるような形状を備えている。また、図13の導光板3の有効領域底面と混色領域上面と混色領域底面は、図14に示すように、タンデム構造を構成した際に、隣り合う導光板3の有効領域底面と混色領域上面とが厚さを増加させずに重なり合い、また、それぞれの導光板3の混色領域底面が一平面上に載るような形状を備えている。これによって、上記の優れた効果を得ることができる。
なお、図13の例では、平行部3mの上面3jおよび底面3kは、有効領域3eの上面(光出射面)3gに平行となっており(従って、平行部3mの上面3jと底面3kとは、平行となっており)、また、傾斜部3tの傾斜上面3rと底面3sは、平行となっている。これにより、図13の例では、導光板3の混色領域3fにおいて、導光板3の厚みは変化しない(同じ)ものとなっているが、必要ならば、導光板3の混色領域3fにおいて、入光端面3aから有効領域3eに向かう方向で厚みを増すこともできる。
実際、本願の発明者は、図17(a)に示すように、長さ30mmの先太り(入光端面の厚さが1.5mm、反入光端面側の厚さが2.0mm)、平板(入光端面の厚さが2.0mm、反入光端面側の厚さが2.0mm)、先細り(入光端面の厚さが2.0mm、反入光端面側の厚さが1.5mm)の三種類の導光板を混色領域に見立てて、入光端面から0.33mm角のLambertian光源を配置し、反入光端面側への到達光量を伝達効率として、シミュレーションした。その結果は、図17(b)に示すように、先太りの伝達効率は93.14%、平板の伝達効率は93.11%であるのに対し、先細りの伝達効率は86.44%となった。従って、混色領域3fの形状は、平板状か、あえて先太りにする必要がある場合には先太りが望ましく、先細り形状は避けるべきである。
また、例えば図13の例において、傾斜部3tの傾斜上面3rおよび底面3sの平行部3mの上面3jおよび底面3k(あるいは、有効領域3eの上面(光出射面)3g)に対する傾斜角が大きくなるほど、混色領域における伝達効率が低下、即ち導光板から漏れ混色領域を覆う反射面での反射損失が増す。
実際、本願の発明者は、傾斜部3tの傾斜上面3rおよび底面3sの平行部3mの上面3jおよび底面3k(あるいは、有効領域3eの上面(光出射面)3g)に対する傾斜角と導光板出射効率のシミュレーションを行なった。図18には、そのシミュレーション結果を示す。
図18から、例えば図13の例において、傾斜角を30度未満にすれば、傾斜部3tの傾斜上面3rおよび底面3sで生じる損失を、傾斜角0度のときと比較して1割減程度に抑えることができ、導光板出射端面における出射効率を80%から70%程度に抑えながら、面光源装置の厚みの増加を抑える事ができる。
上述したように、本発明の導光板3は、複数の色の光を、入光端面の長さ方向に所定の間隔を隔てて、入光端面から入光させるときに、入光端面から入光した複数の色の光を混色する機能を有する混色領域と、混色領域からの光を出射する光出射面を上面に有する有効領域とを備えていることを特徴としている。
ここで、前記有効領域は、混色領域側から混色領域とは反対の側(反入光端面)に向けて、厚さが変わらないか、または、一部分で厚さが減少している。
また、本発明の導光板は、混色領域の少なくとも一部の領域上に、全体の厚さを増加させることなく、他の導光板を重ね合わせることが可能な構造となっている。
このように、本発明の導光板3は、複数の色の光を、入光端面の長さ方向に所定の間隔を隔てて、入光端面から入光させるときに、入光端面から入光した複数の色の光を混色する機能を有する混色領域を備えているので、複数の単色点状光源からの光を入光させる場合にも、光の利用効率を落さずに、複数の単色点状光源からの光を混色することが可能となる。
また、本発明の導光板3は、前記混色領域が、前記有効領域の上面としての光出射面に平行な上面および/または底面をもつ平行部と、前記混色領域の平行部と前記有効領域との間にあって、前記平行部の上面および/または底面に対して所定の傾斜角をもって前記平行部の上面と前記有効領域の上面とを結ぶ傾斜上面を有する傾斜部とを備えていることを特徴としている。
ここで、前記平行部は、入光端面から傾斜部に向かうに従って、厚さが、同じか、または、増加している。また、前記傾斜部も、前記混色領域の平行部から前記有効領域に向かうに従って、厚さが、同じか、または、増加している。
このように、本発明の導光板3は、前記混色領域が、前記有効領域の上面としての光出射面に平行な上面および/または底面をもつ平行部を備えていることにより、タンデム型面光源装置の光利用効率を損なわず、かつ、いたずらにタンデム型面光源装置の厚さを増すことなく、複数の単色点状光源列を混色するタンデム型面光源装置を得ることができる。また、入光端面近傍に設けられた平面を利用して(特に、平行部の底面を、有効領域の上面(光出射面)と平行にすることで)、平らな筐体状に導光板構造体を配置する事ができ、L字アングル若しくは波型構造が不要となる。
また、本発明の導光板3は、前記混色領域の傾斜部の傾斜上面の前記所定の傾斜角は、30°未満であって、前記混色領域の少なくとも一部の領域上に、全体の厚さを増加させることなく、他の導光板を重ね合わせることが可能な角度以上のものとなっていることを特徴としている。これにより、傾斜部の傾斜上面および底面による損失を1割減未満に抑えながら、面光源装置の厚みの増加を抑える事ができる。
また、本発明の面光源照明装置は、1つの導光板と該導光板に所定の光を入光させる光源とを1つの導光板モジュールとするとき、該導光板モジュールを複数個用いた面光源照明装置であって、前記導光板には、上述した本発明の導光板が用いられ、各導光板は、混色領域の少なくとも一部の領域上に前段の導光板を重ね合わせるという仕方で、順次に重ね合わせられて構成されていることを特徴としている。これにより、複数の単色点状光源からの光を入光させる場合にも、光の利用効率の良い照明が可能となる。
また、本発明の面光源照明装置は、前記複数個の導光板モジュールの各光源が、1枚の基板上に実装されていることを特徴としている。
すなわち、図1に示したような従来の導光板を用いて図2に示したような面光源照明装置を構成する場合、図19に拡大図(図2の拡大図)で示すように、導光板(21〜24)を1枚ごとに、それぞれに対応したL字アングル(41〜44)で保持する必要があり、光源(LED)11〜14を実装したプリント基板は、91〜94のようにL字アングル41〜44上に1枚ごとに配置される必要があるため、導光板(21〜24)1枚ごとに、光源(LED)11〜14を実装したプリント基板91〜94が必要となる。このように、図2に示したような面光源照明装置では、光源(LED)11〜14を実装した基板91〜94は、導光板21〜24とL字アングル41〜44で囲まれた空隙に格納せざるを得ないため、薄さに制約のある場合は、高価なフレキシブルプリント基板を使用せざるを得ない。導光板21〜24とL字アングル41〜44との間にプリント基板を配置しても良いが、その場合も導光板毎に光源(LED)実装基板(光源駆動基板)が必要となる。
また、筐体底とL字アングルとの間にプリント基板を1枚配置しようとすると、光源(LED)11〜14はL字アングルに開けた切り欠き(図示せず)などからL字アングル上で導光板入光端面に対面するように、高さ及び傾斜を満足するような実装をせねばならず、困難である。
このように、図2に示したような面光源照明装置では、光源(LED)が実装される(光源(LED)を駆動する)光源(LED)実装基板(光源駆動基板)が導光板毎に必要であるため、部材点数が増すという問題があり、特に、比較的高価なフレキシブルプリント基板を用いる場合は高コストになるという問題がある。
これに対して、本発明の面光源照明装置では、複数個の導光板モジュールの各光源が、1枚の基板上に実装されているので、図2および図19の構成と比べて、部材点数を著しく低減することができる。換言すれば、複数個の導光板モジュールおよび複数個の光源(LED)に対して1枚の光源(LED)実装基板(光源駆動基板)だけで良いので、従来構成と比べて、部材点数を低減することができる。
具体的に、本発明の面光源照明装置では、図20に示すように、筐体底に、所定位置に光源(LED)11〜14が実装された1枚のプリント基板9を配置し、該1枚のプリント基板9上に複数の導光板21〜24を配置することができる。なお、光源(LED)以外の回路構成素子は、導光板構造体に設けられた凹部に実装しても良いし、または筐体底面への切り欠き(図示せず)を利用してプリント基板裏側に実装しても良い。また、電源その他必要な外部回路との接続は、筐体底面の切り欠き(図示せず)から引き出した配線などにより行う事ができる。
上述した本発明の導光板は、一般的な導光板と同様に、PMMAやPCといった光学用途に使用される樹脂を用いて射出成形等の一般的な成形方法を用いて製造することができる。また特に生産性を問わない場合は、樹脂板やガラス板から切削などの機械加工を施して作成しても良い。
また、上述した本発明の導光板は、在来の導光板と同様に、導光板の底面,側面が反射部材などで覆われていてもよい。また、上述した本発明の導光板の有効領域には、在来の導光板と同様に、有効領域の底面および/または出射面に、微小凹凸,円錐や略半球や台形ドット,ローレット加工,印刷ドット、別のシート部材に拡散反射材を塗布したものを貼り付けるなどした所謂光取り出し手段である輝度分布制御用の加工が施されるものである。一方、混色領域には、このような光取り出し手段としての拡散反射加工は不要である。また、上述した本発明の導光板は、在来の導光板と同様に、必要に応じて、導光板の光出射面上に、拡散板,拡散シート,プリズムシートなどの面光源用光学部材が重ねられてもよい。更に、各々の導光板は一体化されていても良く、必要ならば分割されていても良い。
また、上述した本発明の面光源照明装置の光源は、CCFLやHCFLと言った線状光源でもよく、近年多用されるようになったLEDなどの点状光源でもよい。それぞれの光源は導光板の入光端面に近接して配置される。混色が必要な場合は、導光板に設けられた混色領域で混色する。
本発明は、薄型の大型面光源装置、特に液晶ディスプレイバックライト,透過型看板バックライト,トレース台の照明装置,シャウカステン(レントゲンライトボックス)照明装置や、シーリングランプなどの平面照明装置などに利用可能である。
従来のタンデム型面光源装置(面光源照明装置)の斜視図である。 各点状光源から出射した光が広がり入光端面で混色されるに十分な距離を置いて点状光源列を配置した面光源装置(面光源照明装置)の断面図である。 図2の面光源装置(面光源照明装置)に用いられる導光板を示す図である。 図2の面光源装置(面光源照明装置)において、各点状光源から導光板の入光端面までの空間における混色を説明するための図である。 図2乃至図4の構成の問題を説明するための図である。 本発明に係る導光板の構成例を示す図(平面図)である。 複数の単色点状光源の他の構成例を示す図(平面図)である。 複数の単色点状光源の他の構成例を示す図(平面図)である。 複数の単色点状光源の他の構成例を示す図(平面図)である。 本発明の第1の形態の導光板の断面図である。 図10の導光板を複数枚用いてタンデム式に重ね合わせた面光源照明装置(タンデム型面光源装置)の断面図である。 一般的に光線は空気中から導光板内に入射する際、空気/導光板境界への入射角に比べて空気/導光板境界からの出射角は小さくなることを説明するための図である。 本発明の第2の形態の導光板の断面図である。 図13の導光板を複数枚重ね合わせた状態を示す図である。 図13の導光板を複数枚用いてタンデム式に重ね合わせた面光源照明装置(タンデム型面光源装置)の断面図である。 第2の形態の導光板が、第1の形態の導光板と比べて、平行部を設けた分、面光源装置の厚み増加を抑えることができることを説明するための図である。 先太り、平板、先細りの三種類の導光板を混色領域に見立てて、入光端面から反入光端面側への到達光量を伝達効率としてシミュレーションした結果を示す図である。 傾斜部の傾斜角と導光板出射効率のシミュレーションを行なった結果を示す図である。 図2の拡大図である。 本発明の面光源照明装置におけるプリント基板の配置例を示す図である。
符号の説明
1 光源
3 導光板
3a 入光端面
3e 有効領域
3f 混色領域
3g 有効領域の上面(光出射面)
3m 平行部
3j 平行部の上面
3k 平行部の底面
3t 傾斜部
3r 傾斜部の上面
3s 傾斜部の底面
9 光源実装基板(光源駆動基板)

Claims (9)

  1. 複数の色の光を、入光端面の長さ方向に所定の間隔を隔てて、入光端面から入光させるときに、入光端面から入光した複数の色の光を混色する機能を有する混色領域と、混色領域からの光を出射する光出射面を上面に有する有効領域とを備えていることを特徴とする導光板。
  2. 請求項1記載の導光板において、前記有効領域は、混色領域側から混色領域とは反対の側(反入光端面)に向けて、厚さが変わらないか、または、一部分で厚さが減少していることを特徴とする導光板。
  3. 請求項1または請求項2記載の導光板において、該導光板は、前記混色領域の少なくとも一部の領域上に、全体の厚さを増加させることなく、他の導光板を重ね合わせることが可能な構造となっていることを特徴とする導光板。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の導光板において、前記混色領域は、前記有効領域の上面としての光出射面に平行な上面および/または底面をもつ平行部と、前記混色領域の平行部と前記有効領域との間にあって、前記平行部の上面および/または底面に対して所定の傾斜角をもって前記平行部の上面と前記有効領域の上面とを結ぶ傾斜上面を有する傾斜部とを備えていることを特徴とする導光板。
  5. 請求項4記載の導光板において、前記平行部は、入光端面から傾斜部に向かうに従って、厚さが、同じか、または、増加していることを特徴とする導光板。
  6. 請求項4記載の導光板において、前記傾斜部は、前記混色領域の平行部から前記有効領域に向かうに従って、厚さが、同じか、または、増加していることを特徴とする導光板。
  7. 請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載の導光板において、前記混色領域の傾斜部の傾斜上面の前記所定の傾斜角は、30°未満であって、前記混色領域の少なくとも一部の領域上に、全体の厚さを増加させることなく、他の導光板を重ね合わせることが可能な角度以上のものとなっていることを特徴とする導光板。
  8. 1つの導光板と該導光板に所定の光を入光させる光源とを1つの導光板モジュールとするとき、該導光板モジュールを複数個用いた面光源照明装置であって、前記導光板には、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の導光板が用いられ、各導光板は、混色領域の少なくとも一部の領域上に前段の導光板を重ね合わせるという仕方で、順次に重ね合わせられて構成されていることを特徴とする面光源照明装置。
  9. 請求項8記載の面光源照明装置において、前記複数個の導光板モジュールの各光源は、1枚の基板上に実装されていることを特徴とする面光源照明装置。
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