JP2009214480A - 液体噴射ヘッド及び液体噴射装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動回路の放熱を効率よく行って、駆動回路の小型化及び低コスト化を図ると共に、駆動回路の耐久性を向上して液体噴射特性を向上することができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供する。
【解決手段】液体を吐出するノズル開口21に連通する圧力発生室11に圧力変化を生じさせる圧電素子35と、圧電素子35に接続されるフレキシブルプリント基板50に実装された圧電素子35を駆動する駆動回路60とを具備し、駆動回路60から発生する熱を大気中に放熱する放熱部材70が、駆動回路60に接触するように設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ノズル開口から液体を吐出する液体噴射ヘッド及び液体噴射装置に関し、特にインクを吐出するインクジェット式記録ヘッド及びインクジェット式記録装置に関する。
液体噴射ヘッドの代表例としては、例えば、圧電素子の変位による圧力を利用してノズル開口からインク滴を吐出するインクジェット式記録ヘッドが知られている。具体的には、インクを吐出するノズル開口を有するノズルプレートと、ノズル開口に連通する圧力発生室が設けられた流路形成基板と、流路形成基板の一方面側に設けられる振動板と、各圧力発生室に対応して設けられ固定基板に固定された圧電素子(圧電振動子)と、この圧電素子を収容するケースヘッド(基台)とを有するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなインクジェット式記録ヘッドでは、圧電素子を駆動するための駆動信号を入力する駆動回路がフレキシブルプリント基板に実装され、駆動回路からの駆動信号はフレキシブルプリント基板を介して圧電素子に印加される。
特開2004−74740号公報
しかしながら、特許文献1に記載のインクジェット式記録ヘッドでは、駆動回路から発生する熱が、当該駆動回路自体でしか放熱されない。このため、例えば長時間連続的に印刷を行う場合等には、発生する熱が駆動回路の放熱能力を超えてしまい、駆動回路が破壊されてしまう虞があった。このような問題を解決するためには、駆動回路の面積を大きくしなければならないが、今度は駆動回路が小型化できないという新たな問題を生じてしまう。
なお、このような問題は、インクを吐出するインクジェット式記録ヘッドだけではなく、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにおいても同様に存在する。
本発明はこのような事情に鑑み、駆動回路の放熱を効率よく行って、駆動回路の小型化及び低コスト化を図ると共に、駆動回路の耐久性を向上して液体噴射特性を向上することができる液体噴射ヘッド及び液体噴射装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の態様は、液体を吐出するノズル開口に連通する圧力発生室に圧力変化を生じさせる圧電素子と、前記圧電素子に接続されるフレキシブルプリント基板に実装され前記圧電素子を駆動する駆動回路とを具備し、前記駆動回路から発生する熱を放熱する放熱部材が、前記駆動回路に接触するように設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
かかる態様では、駆動回路から発生する熱が、放熱部材から効率よく放熱される。これにより、駆動回路の熱による破壊を防止することができると共に、駆動回路を大型化する必要がなく、小型化してコストを低減することができる。また、駆動回路の発熱による低寿命化を防止して耐久性を向上することができると共に、液体噴射特性及び連続吐出性能を向上することができる。
ここで、前記放熱部材は、当該放熱部材の表面の少なくとも一部が凹凸状に形成されていることが好ましい。これによれば、放熱部材の表面積がより増加するので、駆動回路から発生する熱をより効率よく大気中に放熱できる。
また、前記放熱部材には、該放熱部材を貫通する貫通孔が設けられていることが好ましい。これによれば、放熱部材の表面積がより増加するので、駆動回路から発生する熱をより効率よく大気中に放熱できる。
また、前記放熱部材は、前記放熱部材は、その表面に多孔質の材料からなる多孔質層を有することが好ましい。これによれば、駆動回路から発生する熱をより効率よく大気中に放熱できる。
さらに、前記放熱部材はアルミニウムで構成されており、前記多孔質層が前記放熱部材をアルマイト処理することで形成した酸化アルミニウムからなることが好ましい。これによれば、比較的簡単に多孔質層を作成できるので、製造コストの低減も図ることができる。
また、前記圧電素子が収容される収容部を有するケースヘッドをさらに具備し、前記放熱部材は、前記収容部の内壁面と隙間を空けた状態で前記収容部内に配設されていることが好ましい。これによれば、放熱部材とケースヘッドとに設けられた隙間により、放熱部材のより多くの表面が大気に接触するので、より効率よく放熱できる。
また、前記放熱部材が、前記圧電素子の基端部を固定する固定基板を兼ねていることが好ましい。これによれば、部品点数を減少できるので、より低コスト化を図ることができる。
また、本発明の他の態様は、上記態様の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置にある。かかる態様では、信頼性を向上すると共に低コスト化した液体噴射装置を実現できる。
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの一例であるインクジェット式記録ヘッドの断面図である。図2は、図1のA−A′断面図(横断面図)である。
図示するように、インクジェット式記録ヘッド100は、複数の圧力発生室11を有する流路形成基板10と、各圧力発生室11に連通する複数のノズル開口21が穿設されたノズルプレート20と、流路形成基板10のノズルプレート20とは反対側の面に設けられる振動板15とを具備する。さらに、振動板15上の各圧力発生室11に対応する領域に設けられる圧電素子35を有する圧電素子ユニット30と、振動板15上に固定されて圧電素子ユニット30が収容される収容部41を有するケースヘッド40とを具備する。
流路形成基板10には、その一方面側の表層部分に、圧力発生室11が隔壁によって区画されてその幅方向で複数並設されている。各圧力発生室11の列の外側には、ケースヘッド40の液体導入路であるインク導入路42を介してインクが供給されるリザーバ13が、流路形成基板10を厚さ方向に貫通して設けられている。そして、リザーバ13と各圧力発生室11とは、インク供給路12を介して連通し、各圧力発生室11には、インク導入路42、リザーバ13及びインク供給路12を介してインクが供給される。インク供給路12は、本実施形態では、圧力発生室11よりも狭い幅で形成されており、リザーバ13から圧力発生室11に流入するインクの流路抵抗を一定に保持する役割を果たしている。さらに、圧力発生室11のリザーバ13とは反対の端部側には、流路形成基板10を貫通するノズル連通孔14が形成されている。すなわち、本実施形態では、流路形成基板10に液体流路として、圧力発生室11、リザーバ13、インク供給路12、ノズル連通孔14が設けられている。このような流路形成基板10は、本実施形態では、シリコン単結晶基板からなり、流路形成基板10に設けられる上記圧力発生室11等は、流路形成基板10をエッチングすることによって形成されている。
この流路形成基板10の一方面側にはノズル開口21が穿設されたノズルプレート20が接合され、各ノズル開口21は、流路形成基板10に設けられたノズル連通孔14を介して各圧力発生室11と連通している。
また、流路形成基板10の他方面側、すなわち、圧力発生室11の開口面側には振動板15が接合されて、各圧力発生室11はこの振動板15によって封止されている。
この振動板15は、例えば、樹脂フィルム等の弾性部材からなる弾性膜15aと、この弾性膜15aを支持する、例えば、金属材料等からなる支持板15bとの複合板で形成されており、弾性膜15a側が流路形成基板10に接合されている。例えば、本実施形態では、弾性膜15aは、厚さが数μm程度のPPS(ポリフェニレンサルファイド)フィルムからなり、支持板15bは、厚さが数十μm程度のステンレス鋼板(SUS)からなる。また、振動板15の各圧力発生室11に対向する領域内には、圧電素子35の先端部が当接する島部15cが設けられている。この圧電素子35の先端面は、接着剤によって島部15cに接合されている。すなわち、振動板15の各圧力発生室11の周縁部に対向する領域に他の領域よりも厚さの薄い薄肉部15dが形成されて、この薄肉部15dの内側にそれぞれ島部15cが設けられている。また、本実施形態では、振動板15のリザーバ13に対向する領域に、薄肉部15dと同様に、支持板15bがエッチングにより除去されて実質的に弾性膜のみで構成されるコンプライアンス部16が設けられている。なお、このコンプライアンス部16は、リザーバ13内の圧力変化が生じた時に、このコンプライアンス部16の弾性膜15aが変形することによって圧力変化を吸収し、リザーバ13内の圧力を常に一定に保持する役割を果たす。
ここで、圧力発生室11内にインク滴を吐出するための圧力を発生する圧力発生手段である圧電素子35について説明する。本実施形態では、圧電素子35は、一つの圧電素子ユニット30において一体的に形成されている。すなわち、圧電材料31と電極形成材料32,33とを縦に交互にサンドイッチ状に挟んで積層した圧電素子形成部材34を形成し、この圧電素子形成部材34を各圧力発生室11に対応して櫛歯状に切り分けることによって各圧電素子35が形成されている。すなわち、本実施形態では、複数の圧電素子35が一体的に形成されている。そして、この圧電素子35(圧電素子形成部材34)の振動に寄与しない不活性領域、すなわち、圧電素子35の基端部側が固定基板36に固着され、圧電素子35は固定基板36を介してケースヘッド40に固定されている。本実施形態では、これら圧電素子35(圧電素子形成部材34)と、固定基板36とで圧電素子ユニット30が構成されている。
このような圧電素子ユニット30は、圧電素子35の先端部が上述したように振動板15の島部15cに当接された状態で固定されている。例えば、本実施形態では、上述したように振動板15上にケースヘッド40が固定されており、圧電素子ユニット30は、このケースヘッド40の収容部41内に収容されて、圧電素子35が固定された固定基板36が、圧電素子35とは反対面側でケースヘッド40に固定されている。具体的には、ケースヘッド40は、振動板15上に接合されて島部15cに相対向する領域に収容部41が設けられている。そして、ケースヘッド40の収容部41のインク導入路42側には、段差部43が設けられており、図2に示すように、収容部41の段差部43側の側面に所定の間隔を空けて設けられた複数のリブ44に固定基板36が当接された状態で、固定基板36とケースヘッド40とは接合されている。
なお、固定基板36は、上述のように圧電素子35と一体的に設けられることで、圧電素子ユニット30を構成し、圧電素子ユニット30はケースヘッド40に位置決め固定される。このとき、圧電素子35の振動板15(島部15c)に対する位置合わせは、固定基板36の外周面とケースヘッド40の収容部41の内面とによって行われる。これにより、脆性材料である圧電素子35を直接把持して位置合わせするのに比べて容易に且つ高精度に位置合わせを行うことができる。
そして、圧電素子35の基端部近傍には、固定基板36とは反対側の面に、各圧電素子35を駆動するための信号を供給する配線層51を有するフレキシブルプリント基板50が接続されている。このフレキシブルプリント基板50は、フレキシブルプリンティングサーキット(FPC)や、テープキャリアパッケージ(TCP)などからなる。詳しくは、フレキシブルプリント基板50は、例えば、ポリイミド等のベースフィルム52の表面に銅薄等で所定のパターンの配線層51を形成し、配線層51の圧電素子35と接続される端子部などの他の配線と接続される領域以外の領域をレジスト等の絶縁材料53で覆ったものである。
このような、フレキシブルプリント基板50の配線層51は、その基端部側で、例えば、半田、異方性導電材等によって圧電素子35を構成する電極形成材料32,33に接続されている。一方、先端部側では、各配線層51は詳しくは後述するケースヘッド40上に設けられた配線基板80の導電パッド81と電気的に接続されている。
さらにフレキシブルプリント基板50の配線層51には、圧電素子35を駆動するための駆動回路60が実装されている。具体的には、この駆動回路60は、フレキシブルプリント基板50の圧電素子35側の面で且つ圧電素子35の基端部の上方に実装されている。なお、駆動回路60としては、例えば、回路基板や半導体集積回路(IC)などが挙げられる。また、駆動回路60は、フレキシブルプリント基板50の配線層51に、例えば、フリップ実装で搭載されている。なお、駆動回路60のフレキシブルプリント基板50上への実装は、例えば、金(Au)−金(Au)接続、金(Au)−錫(Sn)接続などの金属接続や、ACF(異方性導電ペースト)、ACP(異方性導電膜)、半田バンプ接続などを用いることができる。
そして、ケースヘッド40の収容部41内には、駆動回路60から発生する熱を放熱する放熱部材70が、駆動回路60と接触するように設けられている。具体的には、放熱部材70は、固定基板36の上面に接合されると共に、ケースヘッド40のリブ44に対向する面でケースヘッド40に接合されて固定されている。そして、放熱部材70の、ケースヘッド40のリブ44に対向する面とは反対側の面が、接着剤91で駆動回路60と接合されている。なお、収容部41内は密封されておらず、放熱部材70の表面は常に大気と接触されている。すなわち、本実施形態の放熱部材70は、駆動回路60から発生する熱を、主にケースヘッド40と大気中とに放熱可能な状態で、収容部41内に保持されている。換言すると、本実施形態では、駆動回路60から発生する熱は、放熱部材70により、主にケースヘッド40と大気中とに放熱される。
ここで、本実施形態の放熱部材70には、放熱部材70の、ケースヘッド40のリブ44に対向する面全体が凹凸状に形成されている。すなわち、放熱部材70の、ケースヘッド40のリブ44に対向する表面には、凸部71と凹部72とが設けられている。なお、本実施形態では凸部71及び凹部72は、収容部の深さ方向に連続したスリット状に設けられているが、凸部71及び凹部72は、収容部の深さ方向に連続したスリット状に設けられていなくともよい。このように、放熱部材70の表面の少なくとも一部が凹凸状に形成されているので、放熱部材70の表面積は、凹凸上の部分が形成されていない場合よりも増加する。これにより、駆動回路60から発生する熱を、効率よく放熱することができる。なお、放熱効果を向上させるためには、凹凸の数はなるべく多い方が好ましいが、その数は特に限定されるものではない。また、凹凸の大きさも特に限定されるものではない。
また、上述したように、ケースヘッド40には複数のリブ44が設けられており、放熱部材70は、ケースヘッド40のリブ44に接合されている。これにより、放熱部材70とケースヘッド40との間には、空間が保持される。したがって、放熱部材70は、ケースヘッド40との接合面からも、効率よく大気中に放熱することができる。
さらに、本実施形態の放熱部材70は、ケースヘッド40のリブ44に対向する面に形成された凸部71が、ケースヘッド40のリブ44に接合されている。これにより、放熱部材70とケースヘッド40との間には、さらに大きな空間が保持される。したがって、放熱部材70は、ケースヘッド40との接合面から、さらに効率よく大気中に放熱することができる。
このような放熱部材70を構成する材料としては、比較的熱伝導率が高い材料、すなわち、放熱性が高い材料が好ましく、アルミニウム、銅、鉄及びステンレス鋼などが好適である。
なお、駆動回路60と放熱部材70とを接触する接着剤91には、比較的熱伝導率の高い材料を用いるのが好ましい。駆動回路60から発生する熱が良好に放熱部材70に熱伝導されるからである。このような熱伝導率の高い接着剤としては、例えば、シリコーン材料からなる電熱フィラーが混練された接着剤等が挙げられる。本実施形態では、駆動回路60と放熱部材70とを、電熱フィラーが混練された接着剤91を介して接合するようにした。
さらにケースヘッド40上には、フレキシブルプリント基板50の各配線層51がそれぞれ接続される複数の導電パッド81が設けられた配線基板80が固定されている。配線基板80には、ケースヘッド40の収容部41に対向する領域にスリット状の開口部82が形成されており、フレキシブルプリント基板50はこの配線基板80の開口部82から収容部41の外側に引き出されて、引き出された領域が屈曲されて導電パッド81と接続されている。
このようなインクジェット式記録ヘッド100では、インク滴を吐出する際に、圧電素子35及び振動板15の変形によって各圧力発生室11の容積を変化させて所定のノズル開口21からインク滴を吐出させるようになっている。具体的には、図示しない液体貯留手段から液体導入路であるインク導入路42を介してリザーバ13にインクが供給されると、インク供給路12を介して各圧力発生室11にインクが分配される。そして、駆動回路60からの駆動信号によって所定の圧電素子35に電圧を印加及び解除することによって、圧電素子35を収縮及び伸張させて圧力発生室11に圧力変化を生じさせて、ノズル開口21からインクを吐出させる。
上述したように本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100には、駆動回路60から発生する熱を放熱する放熱部材70が、駆動回路60に接触するように、具体的には、駆動回路60に接合されて設けられている。これにより、駆動回路60から発生する熱を効率よく放熱することができる。
また、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100の放熱部材70は、表面の少なくとも一部、具体的には、ケースヘッド40のリブ44に対向する面全体が凹凸状に形成されている。これにより、放熱部材70の表面積が増加する。したがって、駆動回路60から発生する熱をより効率よく放熱することができる。
また、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100では、ケースヘッド40に複数のリブ44が設けられており、放熱部材70はケースヘッド40のリブ44に接合されている。これにより、放熱部材70とケースヘッド40との間には、空間が保持される。したがって、放熱部材70は、ケースヘッド40との接合面からも、駆動回路60から発生する熱を効率よく大気中に放熱することができる。
さらに、放熱部材70は、ケースヘッド40のリブ44に対向する面に形成された凸部71が、ケースヘッド40のリブ44に接合されている。これにより、放熱部材70とケースヘッド40との間には、さらに大きな空間が保持される。したがって、放熱部材70は、ケースヘッド40との接合面から、さらに効率よく大気中に放熱することができる。
上述したように、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100では、放熱部材70により駆動回路60から発生する熱を効率よく放熱できるので、駆動回路60から発生する熱による駆動回路60自体の破壊を防止することができる。
また、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100では、放熱部材70により駆動回路60から発生する熱を効率よく放熱できるので、放熱性を高めるという目的を達成するために駆動回路60自体を大型化する必要がない。すなわち、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100の構成は、駆動回路60の小型化にも対応できる。ちなみに、従来、駆動回路60の発熱を抑制するためには、駆動回路60の内部抵抗を低減する必要があるため、駆動回路60内のトランジスタの大きさを確保する必要があった。しかしながら、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100では、駆動回路60から発生する熱は放熱部材70により効率よく放熱されるので、トランジスタの大きさを確保する必要がない。したがって、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100の構成では、駆動回路60の内部抵抗を低減する必要がなく、駆動回路60を小型化することができると共にコストを低減することができる。
また、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100では、放熱部材70により駆動回路60から発生する熱を効率よく放熱できる、すなわち駆動回路60の発熱を抑制することができるので、駆動回路60に与える電流を大きくしてインク吐出特性を向上することができると共に、インクの連続吐出性能を向上することができる。また、駆動回路60は、電流を大きくすることで発熱が大きくなると共に、連続吐出させることで放熱時間が短くなるため、駆動回路60を流れる電流やインクの連続吐出性能が制限されてしまう。しかしながら、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100では、放熱部材70によって駆動回路60の熱が効率よく放熱されるので、駆動回路60を流れる電流を大きくすることができると共にインクの連続吐出を短い間隔で長時間行わせることができる。
以上、本実施形態に係るインクジェット式記録ヘッド100について説明したが、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100は、上述した構成に限定されるものではない。
例えば、上述した実施形態では、放熱部材70の、ケースヘッド40のリブ44に対向する面が凹凸状に形成されていたが、図3に示すように、駆動回路60に対向する面が凹凸状に形成されていてもよい。このように放熱部材70の駆動回路60に対向する面が凹凸状に形成されていても、放熱部材70の表面積は、凹凸部分が設けられていない場合よりも増加するので、駆動回路60から発生する熱を効率よく放熱できる。なお、放熱部材70の駆動回路60に対向する面に凹凸を形成する場合は、図示するように、凹凸部分が駆動回路60に対応する領域以外の場所に設けられていることが好ましい。これは、放熱部材70の、駆動回路60に対応する領域部分に凹凸が形成されていると、駆動回路60と放熱部材70との接合が弱化する虞があるからである。このような虞がないのであれば、凹凸部分は駆動回路60に対応する領域部分に形成されていても構わない。勿論、放熱部材70の全面が凹凸状に形成されていてもよい。
また、上述した実施形態では、放熱部材70は、駆動回路60と接着剤91で接合されていたが、駆動回路60と接触されるように設けられていてもよい。例えば、駆動回路60と放熱部材70とは、駆動回路60を放熱部材70側に向かって付勢するばねやゴム等の付勢手段で接触されるように構成されていたり、或いはクリップなどの固定手段によって接触した状態が解除されないように構成されていてもよい。
(実施形態2)
図4は、本発明の実施形態2に係るインクジェット式記録ヘッドの断面図である。なお、実施形態1の部材と同一の部材には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図示するように、本実施形態に係るインクジェット式記録ヘッド100Aの放熱部材70Aには、放熱部材70Aを厚さ方向に貫通する複数の貫通孔73が設けられている。この貫通孔73は、ケースヘッド40のリブ44に対応する領域以外の位置、又は駆動回路60に対応する領域以外の位置に設けられている。なお、この貫通孔73の数及び大きさは特に限定されるものではない。
このように貫通孔73が設けられていても、放熱部材70Aの表面積は、貫通孔73が設けられていない場合よりも増加するので、駆動回路60から発生する熱を効率よく放熱することができる。したがって、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100Aに依れば、駆動回路60の小型化及び低コスト化を図ることができると共に、駆動回路60の耐久性を向上して液体噴射特性を向上することができる。
(実施形態3)
図5は、本発明の実施形態3に係るインクジェット式記録ヘッドの断面図である。なお、上述した実施形態の部材と同一の部材には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図示するように、本実施形態に係るインクジェット式記録ヘッド100Bの放熱部材70Bは、その表面に多孔質の材料からなる多孔質層74を有する。ここで、多孔質層74を構成する多孔質の材料とは、多数の孔が設けられていると共に、その多数の孔が表面に開口している材料のことを指す。
具体的には、本実施形態の放熱部材70Bはアルミニウムで構成されており、多孔質層74は放熱部材70Bをアルマイト処理することで一体的に形成された酸化アルミニウムからなる。この場合、酸化アルミニウムの多孔質層74には、所定の深さまで達する孔が複数、整然と凹設される。
このように放熱部材70Bが、その表面に多孔質の材料からなる多孔質層74を有していても、放熱部材70Bの表面積は、多孔質層74が設けられてない場合に比べて、多孔質層74の表面に開口している孔の分だけ増加するので、駆動回路60から発生する熱を効率よく放熱することができる。したがって、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100Bによれば、駆動回路60の小型化及び低コスト化を図ることができると共に、駆動回路60の耐久性を向上して液体噴射特性を向上することができる。
また、本実施形態では、放熱部材70Bがアルミニウムで構成されており、多孔質層74が放熱部材70Bをアルマイト処理することで形成した酸化アルミニウムからなる。このように構成された放熱部材70Bは、放熱部材70Bの母材としてアルミニウムを使用し、このアルミニウムをアルマイト処理、すなわち陽極酸化法でアルミニウムの表面に、酸化アルミニウムからなる多孔質陽極酸化皮膜を形成することで、比較的簡単に作成できる。すなわち、本実施形態のインクジェット式記録ヘッド100Bによれば、煩雑な製造工程を経ることなく簡単に放熱部材70Bを製造できる。
なお、放熱部材70Bの構成は、これに限定されるものではない。例えば、本実施形態の放熱部材70Bは、複数の孔が整然と凹設された多孔質層74を有していたが、孔が不均一に凹設された多孔質層74を有していてもよい。何れにしても、多孔質層74に形成された孔が表面に開口していればよい。また、本実施形態では、放熱部材70Bと多孔質層74とが一体的に構成されていた。しかしながら、放熱部材70Bと多孔質層74とが、別体で構成されていてもよい。具体的には放熱部材70Bの母材となる部材とは別に多孔質層74を作成しておき、この多孔質層74を、放熱部材70Bの母材となる部材の表面に接着剤等で接合したものを、放熱部材70Bとしてもよい。また、本実施形態の放熱部材70Bはアルミニウムで構成されていたが、放熱部材70Bの材料はこれに限定されるものではなく、銅、鉄及びステンレス鋼などで構成されていてもよい。
(他の実施形態)
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明の構成は上述したものに限定されるものではない。
例えば、上述した各実施形態では、放熱部材が所定形状に形成されているものを例示したが、十分に駆動回路60から発生する熱を放熱する機能を備えているのであれば、放熱部材の形状は上述した例示に限定されるものではない。
また、上述した各実施形態では、放熱部材が、駆動回路60に接着剤91を介して直接的に接触して設けられていたが、図6に示すように設けられていても構わない。図6に示すインクジェット式記録ヘッド100Cでは、放熱部材70Cが、フレキシブルプリント基板50を介して間接的に接触して設けられている。このような構成であっても、駆動回路60からの熱を大気中に放熱することができる。
また、上述した各実施形態では、放熱部材が、ケースヘッド40と接合されていたが、ケースヘッド40とは接合していなくとも、さらには接触していなくともよい。すなわち、放熱部材は駆動回路60の熱を放熱するための部材であり、駆動回路60に接触して設けられていればよく、ケースヘッド40とは接触していなくともよい。逆に、ケースヘッド40と接触させないことで、ケースヘッド40に伝導する熱が減少し、ケースヘッド40のインク導入路42を流れるインクに熱が加わることが防止される。したがって、例えば、熱が加わると性質が劣化してしまうようなインクを使用する場合は、ケースヘッド40と接触しないように構成することが好ましい。
また、上述した各実施形態では、放熱部材が、固定基板36と別の部材で構成されていた。しかしながら、放熱部材が固定基板36を兼ねているような構成、すなわち放熱部材が固定基板36そのものであるような構成であっても勿論構わない。
また、上述した各実施形態では、放熱部材70により、駆動回路60から発生する熱は、主にケースヘッド40と大気とに放熱されていた。しかしながら、駆動回路60から発生する熱が放熱される対象としては、例示したケースヘッド40及び大気に限定されるものではない。
また、上述した各実施形態では、圧電材料と電極形成材料とを交互に積層させて軸方向に伸縮させる縦振動型の圧電素子35を有するインクジェット式記録ヘッドを例示したが、本発明は上述した例示に限定されるものではない。例えば、本発明は、厚膜型の圧電素子を有するインクジェット式記録ヘッド等、固定基板36を備えていない構成のインクジェット式記録ヘッドでも効果を奏するものである。
上述した各実施形態のインクジェット式記録ヘッドは、インクカートリッジ等と連通するインク流路を具備する記録ヘッドユニットの一部を構成して、インクジェット式記録装置に搭載される。図7は、そのインクジェット式記録装置の一例を示す概略図である。
図7に示すように、インクジェット式記録ヘッドを有する記録ヘッドユニット1A及び1Bは、インク供給手段を構成するカートリッジ2A及び2Bが着脱可能に設けられ、この記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3は、装置本体4に取り付けられたキャリッジ軸5に軸方向移動自在に設けられている。この記録ヘッドユニット1A及び1Bは、例えば、それぞれブラックインク組成物及びカラーインク組成物を吐出するものとしている。
そして、駆動モータ6の駆動力が図示しない複数の歯車およびタイミングベルト7を介してキャリッジ3に伝達されることで、記録ヘッドユニット1A及び1Bを搭載したキャリッジ3はキャリッジ軸5に沿って移動される。一方、装置本体4にはキャリッジ軸5に沿ってプラテン8が設けられており、図示しない給紙ローラなどにより給紙された紙等の記録媒体である記録シートSがプラテン8に巻き掛けられて搬送されるようになっている。
なお、上述した各実施形態では、液体噴射ヘッドとしてインクジェット式記録ヘッドを挙げて説明したが、本発明は広く液体噴射ヘッド全般を対象としたものであり、インク以外の液体を噴射する液体噴射ヘッドにも勿論適用することができる。その他の液体噴射ヘッドとしては、例えば、プリンタ等の画像記録装置に用いられる各種の記録ヘッド、液晶ディスプレー等のカラーフィルタの製造に用いられる色材噴射ヘッド、有機ELディスプレー、FED(電界放出ディスプレー)等の電極形成に用いられる電極材料噴射ヘッド、バイオchip製造に用いられる生体有機物噴射ヘッド等が挙げられる。
本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの断面図である。 本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの断面図である。 本発明の実施形態1に係る液体噴射ヘッドの他の態様の断面図である。 本発明の実施形態2に係る液体噴射ヘッドの断面図である。 本発明の実施形態3に係る液体噴射ヘッドの断面図である。 本発明の他の実施形態に係る液体噴射ヘッドの断面図である。 本発明の一実施形態に係るインクジェット式記録装置の概略図である。
符号の説明
10 流路形成基板、 11 圧力発生室、 12 インク供給路、 13 リザーバ、 14 ノズル連通孔、 15 振動板、 15a 弾性膜、 15b 支持板、 15c 島部、 15d 薄肉部、 16 コンプライアンス部、 20 ノズルプレート、 21 ノズル開口、 30 圧電素子ユニット、 31 圧電材料、 32,33 電極形成材料、 34 圧電素子形成部材、 35 圧電素子、 36 固定基板、 40 ケースヘッド、 41 収容部、 42 インク導入路、 43 段差部、 44 リブ、 50 フレキシブルプリント基板、 51 配線層、 52 ベースフィルム、 53 絶縁材料、 60 駆動回路、 70,70A,70B,70C 放熱部材、 71 凸部、 72 凹部、 73 貫通孔、 74 多孔質層、 80 配線基板、 81 導電パッド、 82 開口部、 91 接着剤、 100,100A,100B,100C インクジェット式記録ヘッド

Claims (8)

  1. 液体を吐出するノズル開口に連通する圧力発生室に圧力変化を生じさせる圧電素子と、
    前記圧電素子に接続されるフレキシブルプリント基板に実装され前記圧電素子を駆動する駆動回路とを具備し、
    前記駆動回路から発生する熱を放熱する放熱部材が、前記駆動回路に接触するように設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  2. 請求項1に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
    前記放熱部材は、当該放熱部材の表面の少なくとも一部が凹凸状に形成されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  3. 請求項1又は2に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
    前記放熱部材には、当該放熱部材を貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  4. 請求項1〜3の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
    前記放熱部材は、その表面に多孔質の材料からなる多孔質層を有することを特徴とする液体噴射ヘッド。
  5. 請求項4に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
    前記放熱部材はアルミニウムで構成されており、前記多孔質層は前記放熱部材をアルマイト処理することで形成した酸化アルミニウムからなることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
    前記圧電素子が収容される収容部を有するケースヘッドをさらに具備し、
    前記放熱部材は、前記収容部の内壁面と隙間を空けた状態で前記収容部内に配設されていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  7. 請求項1〜6の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
    前記放熱部材が、前記圧電素子の基端部を固定する固定基板を兼ねていることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  8. 請求項1〜7の何れか一項に記載の液体噴射ヘッドを具備することを特徴とする液体噴射装置。
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