JP2009214432A - Tape cassette - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、テープ印字装置における印字に使用される印字テープを有するテープカセットに関し、特に、テープカセットの構成を変更することにより、多様な印字態様を提供し得るテープカセットに関する。 The present invention relates to a tape cassette having a printing tape used for printing in a tape printing apparatus, and more particularly to a tape cassette that can provide various printing modes by changing the configuration of the tape cassette.
従来、テープ印字装置においては、種々の印字テープを用いることで、多様な印字態様(例えば、ラミネート印字やレセプタ印字等)を実現している。このようなテープ印字装置において、ユーザは、ユーザ所望の印字態様に対応する印字テープを備える専用のテープカセットをテープ印字装置に装着すれば、所望の印字結果を得ることができる。 Conventionally, in a tape printer, various printing modes (for example, laminate printing, receptor printing, etc.) are realized by using various printing tapes. In such a tape printing apparatus, a user can obtain a desired printing result by mounting a dedicated tape cassette having a printing tape corresponding to the printing mode desired by the user on the tape printing apparatus.
このようなテープ印字装置として、特許文献1記載のテープ印字装置が知られている。この特許文献1においては、ユーザは、ラミネート印字を行う場合、ラミネート印字専用のテープカセットを装着する。これにより、ユーザは、印字内容が透明のカバーテープで保護された印字結果を得ることができる。又、レセプタ印字専用のテープカセットを当該テープ印字装置に装着すれば、ユーザは、レセプタ印字が行われた印字結果(即ち、カバーテープによる印字内容の保護がないノンラミネートの印字結果)を得ることができる。
上述したように、上記特許文献1記載のテープ印字装置においては、ユーザは、所望の印字結果を得るためには、所望の印字結果に対応するテープカセットをテープ印字装置に装着しなければならない。そして、これらのテープカセットは、それぞれ印字態様に応じた独自の構成であるため、別個独立であった。例えば、ラミネート印字に用いるテープカセットと、レセプタ印字に用いるテープカセットは、全く別のテープカセットとして構成される。又、印字色を変更する場合も、まったく別のテープカセットを使用しなければならない。従って、ユーザは、所望の印字態様での印字を得るために、個別に専用のテープカセットを用意しなければならない。
As described above, in the tape printer described in
更に、特許文献1記載のテープ印字装置において、ラミネート印字は、透明なカバーテープの一面側(即ち、印字テープに接着される面側)に鏡像印字を行う。そして、カバーテープは、印字テープの印字面側に対して、鏡像印字が施された一面側が面するように貼着される。これにより、ユーザは、印字内容が正像表現され、且つカバーテープにより保護された印字結果を得る。一方、レセプタ印字等の印字態様では、印字面に対して直接正像印字が施される。つまり、ラミネート印字と、レセプタ印字を含む他の印字態様は、印字する際における印字データの鏡像加工の有無の点でも相違する。従って、この場合においても、テープ印字装置は、装着されたテープカセットの種別を判別する必要があった。この結果、各テープカセットと、テープ印字装置には、センサやスイッチ等のカセット種別の判別機構を設ける必要も生じる。
Furthermore, in the tape printer described in
本発明は、前記従来における問題点を解消するためになされたものであり、テープ印字装置による印字に用いられるテープカセットに関し、特に、ユーザの要望に柔軟に対応し得るテープカセットを提供する。 The present invention has been made to solve the above-described conventional problems, and relates to a tape cassette used for printing by a tape printer, and in particular, provides a tape cassette that can flexibly meet a user's request.
前記課題を解決するために成された請求項1に係るテープカセットは、テープ印字装置に形成されたカセット装着部に装着され、サーマルヘッドによる印字に用いられるテープカセットにおいて、前記テープ印字装置により印字データに基づく印字が行われる印字面を備える印字テープが巻回された印字テープスプールを有する印字テープカセットと、前記印字テープの印字面に対して転写されるインクを含むインクリボンが巻回されたインクリボンスプールと、印字後のインクリボンが巻回されるインクリボン巻取スプールと、を備え、前記印字テープカセットに対して着脱可能に構成されたインクリボンカセットと、前記サーマルヘッドよりもテープ搬送方向下流側で、前記印字テープの印字面に対して貼着される透過性を有するカバーテープが巻回されたカバーテープスプールと、を備え、前記印字テープカセット及び前記インクリボンカセットに対して着脱可能に構成されたカバーテープカセットと、を備えることを特徴とする。
A tape cassette according to
そして、請求項2記載のテープカセットは、請求項1記載のテープカセットにおいて、前記テープカセットは、前記カバーテープカセットを取り外し、前記印字テープカセット及びインクリボンカセットにより構成された状態で前記カセット装着部に装着可能であり、前記印字テープの印字面に対して、前記インクリボンのインクを転写した印字を可能としたことを特徴とする。
The tape cassette according to
又、請求項3記載のテープカセットは、請求項2記載のテープカセットにおいて、前記テープカセットは、前記インクリボンカセットを取り外し、前記印字テープカセットにより構成された状態で前記カセット装着部に装着可能であり、前記印字テープの印字面に対して、当該印字テープの感熱発色性を利用した印字を可能としたことを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, there is provided the tape cassette according to the second aspect, wherein the tape cassette can be mounted on the cassette mounting portion in a state where the ink ribbon cassette is removed and the print tape cassette is formed. The printing surface of the printing tape can be printed using the thermal coloring of the printing tape.
そして、請求項4記載のテープカセットは、請求項1乃至請求項3の何れかに記載のテープカセットにおいて、前記印字テープの印字面には、前記印字データに基づく正像印字が施されることを特徴とする。
The tape cassette according to claim 4 is the tape cassette according to any one of
請求項1記載のテープカセットは、テープ印字装置に形成されたカセット装着部に装着され、サーマルヘッドによる印字に用いられる。そして、当該テープカセットは、印字テープカセットと、インクリボンカセットと、カバーテープカセットと、を備えて構成される。従って、当該テープカセットは、印字テープの印字面に対して、インクリボンのインクを転写した印字に使用することができる。そして、当該テープカセットは、印字が施された印字テープの印字面に対して、透過性を有するカバーテープの貼着を可能とする。即ち、当該テープカセットは、テープ印字装置で使用されることにより、ユーザにラミネート印字が施されたテープを提供し得る。又、インクリボンカセット、カバーテープカセットは、印字テープカセットに対して着脱可能である。従って、当該テープカセットは、インクリボンカセットやカバーテープカセットの交換・変更を可能とする。この結果、当該テープカセットは、印字色の変更等のユーザの要望に柔軟に対応し得る。又、インクリボンカセットやカバーテープカセットを変更する場合であっても、変更しなかった消耗品(例えば、印字テープ等)は変更の前後で共通して使用し得る。従って、当該テープカセットは、消耗品を有効に使用し得る。
The tape cassette according to
請求項2記載のテープカセットは、カバーテープカセットを取り外し、印字テープカセット及びインクリボンカセットにより構成された状態で前記カセット装着部に装着可能である。つまり、当該テープカセットは、印字テープの印字面に対して、インクリボンのインクを転写する印字に使用し得る。従って、当該テープカセットは、カバーテープカセットの取り外しという簡単な作業を行うだけで、ユーザに対してレセプタ印字が施された印字結果を提供し得る。
The tape cassette according to
請求項3記載のテープカセットは、前記インクリボンカセットを取り外し、前記印字テープカセットにより構成された状態で前記カセット装着部に装着可能である。そして、当該テープカセットは、印字テープの印字面に対して、当該印字テープの感熱発色性を利用した印字を施し得る。つまり、当該テープカセットは、印字テープカセットのみからなる状態で、ユーザに対して、所望の内容が感熱印字された印字結果を提供し得る。
The tape cassette according to
請求項4記載のテープカセットによれば、印字テープの印字面には、テープ印字装置で用いられることで、前記印字データに基づく正像印字が施される。つまり、ラミネート印字、レセプタ印字、感熱発色性を利用した印字の何れの場合であっても、共通した正像印字を行う。即ち、当該テープカセットは、ラミネート印字、レセプタ印字、感熱発色性を利用した印字を行う際に、共通の印字データを用い得る。従って、当該テープカセットは、印字態様が相違する場合における印字データの加工を省略することができる。又、共通の印字データを使用するので、当該テープカセットは、テープカセットの種別の判別を不要とすることができる。この結果、テープ印字装置及び各テープカセットにおいて、テープカセットの種別を判別する機構を省略することができる。 According to the tape cassette of the fourth aspect, the normal image printing based on the print data is performed on the printing surface of the printing tape by using the tape printing apparatus. That is, common normal image printing is performed in any case of laminate printing, receptor printing, and printing using thermal color development. That is, the tape cassette can use common print data when performing laminate printing, receptor printing, and printing using thermal color development. Therefore, the tape cassette can omit processing of the print data when the print mode is different. In addition, since common print data is used, the tape cassette can eliminate the need to determine the type of the tape cassette. As a result, in the tape printer and each tape cassette, a mechanism for determining the type of the tape cassette can be omitted.
以下、本発明に係るテープカセットを具体化した実施形態について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施形態に係るテープカセット100が用いられるテープ印字装置1について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1、図2は、テープ印字装置1の外観に関する説明図である。
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, an embodiment in which a tape cassette according to the present invention is embodied will be described in detail with reference to the drawings.
First, the
図1及び図2に示すように、本実施形態に係るテープ印字装置1は、キーボード6と、液晶ディスプレイ7と、カセット装着部8と、を備えている。
キーボード6は、複数の操作キーを備えている。具体的には、キーボード6は、文字入力キー2と、印字キー3、リターンキー4、カーソルキー5と、を備えている。文字入力キー2は、文書データからなるテキストを作成する際に操作される。印字キー3は、テキスト等の印字を指令する際に操作される。そして、リターンキー4は、改行指令や各種処理の実行、選択を指令する際に操作される。そして、カーソルキー5は、液晶ディスプレイ7上に表示されたカーソルを上下、左右に移動させる際に操作される。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
The
そして、液晶ディスプレイ7は、キーボード6等の操作に基づいて、種々の表示を行う表示装置である。例えば、文字入力キー2が操作された場合、液晶ディスプレイ7は、当該入力操作に基づいて、文字等のキャラクタを複数行に渡って表示する。
そして、カセット装着部8は、後述するテープカセット100が装着される部分である。当該カセット装着部8は、開閉自在な収納カバー13によって覆われている。尚、カセット装着部8の構成については、後に詳細に説明する。
The
The
又、キーボード6の下方には、制御基板12が配設されている。この制御基板12は、テープ印字装置1全体の制御を司る制御回路部を構成する。そして、カセット装着部8の左側面部には、ラベル排出口16が形成されている。このラベル排出口16は、テープ印字装置1によって印字が施されたテープを排出する。一方、カセット装着部8の右側面部には、アダプタ挿入口17と、コネクタ18が設けられている。アダプタ挿入口17には、電源アダプタが取り付けられる。そして、コネクタ18には、外部装置(例えば、パーソナルコンピュータ)と接続する際に、USBケーブルが取り付けられる。
A
次に、テープ印字装置1に形成されたカセット装着部8の構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図3は、カセット装着部8の構成に関する説明図である。上述したように、カセット装着部8は、テープ印字装置1の本体側に形成されており、収納カバー13によって覆われている。そして、当該カセット装着部8は、後述するテープカセット100の外形に応じた凹状に形成されている。従って、ユーザは、当該カセット装着部8にテープカセット100を装着し得る。
Next, the configuration of the
図3に示すように、カセット装着部8は、サーマルヘッド9と、プラテンローラ10とを備えている。サーマルヘッド9は、正面視略縦長四角形の平板状に形成されており、図3中上下方向に揺動可能に配設されている。そして、当該サーマルヘッド9は、複数個の発熱素子(例えば、128個又は256個)を備えている。サーマルヘッド9における複数個の発熱素子は、後述するテープカセット100に収納されている印字テープ51の幅方向に沿って一列に列設されている。又、サーマルヘッド9の各発熱素子は、制御基板12の制御回路部により、個別に通電制御される。
As shown in FIG. 3, the
尚、テープ印字装置1において、制御回路部は、印字データに基づく当該サーマルヘッド9の制御により、印字面52Aに対して正像印字を行う(図7、図8参照)。
In the
そして、プラテンローラ10は、サーマルヘッド9に列設された各発熱素子に対向する位置に配設されている。そして、当該テープ印字装置1において、印字テープ51、インクリボン61は、サーマルヘッド9とプラテンローラ10の間を通過する(図6等参照)。従って、サーマルヘッド9が所定方向(図3中、上方向)に揺動した場合、プラテンローラ10は、印字テープ51、インクリボン61を介して、サーマルヘッド9の各発熱素子に接触する。このとき、印字テープ51の印字面52A(図7等参照)は、サーマルヘッド9の発熱素子と対向する。又、当該プラテンローラ10は、制御回路部による駆動モータ(図示せず)の制御に応じて回転駆動する。従って、テープ印字装置1は、印字テープ51の印字面52Aに、ユーザ所望の印字を施し得る。
The
又、カセット装着部8は、剥離紙回収駆動軸21と、インクリボン巻取軸22と、第1ローラ駆動軸23と、第2ローラ駆動軸24と、を備えている。剥離紙回収駆動軸21、インクリボン巻取軸22、第1ローラ駆動軸23、第2ローラ駆動軸24は、制御基板12上の制御回路部による制御に基づいて回転駆動する駆動軸である。そして、剥離紙回収駆動軸21、インクリボン巻取軸22、第1ローラ駆動軸23、第2ローラ駆動軸24は、カセット装着部8の底面に対して、鉛直に立設されている。
The
そして、剥離紙回収駆動軸21は、印字テープカセット50内部に配設されている剥離紙回収スプール55に挿通され、剥離紙回収スプール55と係合する(図6等参照)。従って、剥離紙回収駆動軸21は、その駆動により、剥離紙回収スプール55を回転させる。又、インクリボン巻取軸22は、インクリボンカセット60内部に配設されているインクリボン巻取スプール63に挿通され、インクリボン巻取スプール63と係合する(図6等参照)。従って、インクリボン巻取軸22は、その駆動によりインクリボン巻取スプール63を回転させる。第1ローラ駆動軸23は、印字テープカセット50に配設されている第1ローラ56と係合する。従って、第1ローラ駆動軸23は、その駆動により第1ローラ56を回転駆動させる(図6等参照)。そして、第2ローラ駆動軸24は、カバーテープカセット70に配設されている第2ローラ73と係合する。従って、第2ローラ駆動軸24は、その駆動により第2ローラ73を回転駆動させる(図6等参照)。
The release paper
そして、カセット装着部8の左側には、カッターユニット30が配設されている。カッターユニット30は、可動刃と、固定刃を有している。当該可動刃は、テープ印字装置1に配設された切断用モータ(図示せず)の駆動により、固定刃方向に移動するように構成されている。そして、印字が施されたテープは、当該可動刃と固定刃の間を搬送される。従って、カッターユニット30は、可動刃を移動させることで、印字が施されたテープを切断し、ラベルを生成し得る。
A
又、カッターユニット30の更に左側(即ち、テープ搬送方向下流側)に、ラベル排出口16が形成されている。従って、カッターユニット30によって切断されたテープ(即ち、ラベル)は、当該ラベル排出口16からテープ印字装置1外部に排出される。
A
次に、本実施形態に係るテープカセット100の構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図4に示すように、本実施形態に係るテープカセット100は、印字テープカセット50、インクリボンカセット60、カバーテープカセット70により構成される。印字テープカセット50、インクリボンカセット60、カバーテープカセット70は、相互に着脱可能に構成されている(図9参照)。
Next, the configuration of the
As shown in FIG. 4, the
先ず、印字テープカセット50の構成について、図面を参照しつつ説明する。印字テープカセット50は、ケース内部に印字テープ51を収納すると共に、当該印字テープ51から剥離された剥離紙53を回収収納している。そして、印字テープカセット50は、印字テープスプール54と、剥離紙回収スプール55と、第1ローラ56と、保持ローラ57と、を備えている。
First, the configuration of the
印字テープスプール54は、印字テープカセット50内部において回転可能に配設されている。この印字テープスプール54には、未使用の印字テープ51が巻回されている。従って、テープ印字装置1で印字を行う場合、印字テープ51は、当該印字テープスプール54から引き出され、サーマルヘッド9等により印字される。尚、印字テープスプール54において、当該印字テープ51は、印字面52Aが外側に面するように巻回されている。
The
当該印字テープ51は、図7に示すように、基材テープ52と、剥離紙53により構成される。基材テープ52は、感熱発色性を有する材料(例えば、感熱紙)で構成されたテープ状の被印字媒体である。この基材テープ52は、一面側に印字面52Aを有し、他面側に粘着剤層52Bを有している。印字面52Aは、テープ印字装置1によって、ユーザ所望の印字が施される面であり、感熱発色性を有する材料で構成される。そして、剥離紙53は、基材テープ52の他面側に、粘着剤層52Bを介して貼着されている。従って、当該印字テープ51は、剥離紙53をはがすことにより、粘着剤層52Bで所望の場所に貼着し得るラベルとして使用し得る。
As shown in FIG. 7, the
第1ローラ56は、サーマルヘッド9により印字が施された印字テープ51の剥離紙53と接触し、当該剥離紙53を印字テープ51の粘着剤層52Bから剥離する。上述したように、当該第1ローラ56は、カセット装着部8に配設された第1ローラ駆動軸23に係合する。従って、テープ印字装置1の制御回路部による制御に基づいて、第1ローラ56の駆動態様が制御され、印字テープ51の剥離紙53を粘着剤層52Bから剥離する。
The
そして、剥離紙回収スプール55は、印字が施された印字テープ51から剥離された剥離紙53を回収する。この剥離紙回収スプール55には、上述した剥離紙回収駆動軸21が挿通され、剥離紙回収駆動軸21と係合する。従って、テープ印字装置1の制御回路部による剥離紙回収駆動軸21の駆動制御に基づいて、剥離紙回収スプール55は回転する。これにより、剥離紙回収スプール55には、印字テープ51から剥離された剥離紙53が巻回される(図6参照)。
The release
又、保持ローラ57は、印字テープカセット50の本体ケースに対して、回転可能に軸支されている(図5参照)。この保持ローラ57は、第1ローラ56により剥離紙53が剥離された粘着剤層52Bに接触しつつ、テープ搬送方向下流側へテープを案内する。そして、図5に示すように、当該保持ローラ57は、粘着剤層52Bと接触する面(以下、接触面)に、複数の突条部を有している。即ち、保持ローラ57は、各突条部の先端部分でのみ粘着剤層52Bと接触する。つまり、保持ローラ57と粘着剤層52Bとの接触面が小さくなるので、剥離紙53が剥離されたテープは、保持ローラ57の接触面から容易に剥離され得る。
The holding
この結果、当該保持ローラ57は、剥離紙53が剥離されたテープの搬送障害(例えば、保持ローラ57近傍におけるテープのジャム)を防止し、当該テープを円滑にテープ印字装置1外部に排出させ得る。
As a result, the holding
又、印字テープカセット50は、本体ケースの側面部に、第1係合部58A、第2係合部58B、ガイド孔59を備えている(図5、図9参照)。第1係合部58A及びガイド孔59は、印字テープカセット50とインクリボンカセット60の着脱を行う際に用いられる。又、第1係合部58A及びガイド孔59は、印字テープカセット50とインクリボンカセット60の相対的な位置関係を固定する役割を果たす。一方、第2係合部58Bは、印字テープカセット50とカバーテープカセット70の着脱を行う際に用いられる。又、第2係合部58Bは、印字テープカセット50とカバーテープカセット70の相対的な位置関係を固定する役割を果たす。尚、第1係合部58A、第2係合部58B、ガイド孔59の詳細については後述する。
Further, the
続いて、テープカセット100を構成するインクリボンカセット60の構成について、図面を参照しつつ詳細に説明する。インクリボンカセット60は、本体ケースにインクリボン61を収納している。そして、インクリボンカセット60は、インクリボンスプール62と、インクリボン巻取スプール63と、ガイドローラ64と、を備えている。
Next, the configuration of the
インクリボンスプール62には、未使用のインクリボン61が巻回されている。インクリボン61は、印字テープ51の印字面52Aに対して転写されるインクを含むリボンテープである。そして、当該インクリボン61は、インクリボンスプール62から、印字テープ51の印字面52Aと、サーマルヘッド9の間を通過し、インクリボン巻取スプール63に至るように構成されている(図4等参照)。
An
そして、インクリボン巻取スプール63は、印字テープ51の印字面52Aに対する印字に用いられたインクリボン61を巻回する。上述したように、当該インクリボン巻取スプール63は、カセット装着部8に配設されているインクリボン巻取軸22に挿通される。従って、インクリボン巻取スプール63は、テープ印字装置1の制御回路部によるインクリボン巻取軸22の駆動制御により回転する。そして、このインクリボン巻取軸22の駆動に伴い、インクリボン61は、インクリボンスプール62から引き出され、インクリボン巻取スプール63に巻回される。
The ink ribbon take-up
ガイドローラ64は、インクリボンカセット60の本体ケースに回動可能に軸支されている。当該ガイドローラ64は、インクリボンスプール62から引き出されたインクリボン61に接触し、インクリボン61の移動に伴い回転する。従って、当該ガイドローラ64は、インクリボンスプール62とインクリボン巻取スプール63の間におけるインクリボン61の円滑な移動を実現している。
The
そして、図9に示すように、インクリボンカセット60は、2つの第1係合片65と、2本のガイド軸66を有している。第1係合片65は、印字テープカセット50の第1係合部58Aに対応する位置にそれぞれ形成されている。そして、当該第1係合片65は、印字テープカセット50の第1係合部58Aに対して挿入され、相互に係合する。即ち、第1係合部58A、第1係合片65の協働により、インクリボンカセット60は、印字テープカセット50に対して着脱可能となる(図9参照)。
As shown in FIG. 9, the
一方、ガイド軸66は、印字テープカセット50のガイド孔59に対応する位置にそれぞれ形成されている。そして、ガイド軸66は、印字テープカセット50のガイド孔59に挿入される。従って、第1係合部58Aと第1係合片65、ガイド孔59とガイド軸66の協働により、インクリボンカセット60は、印字テープカセット50に対して位置決めされる。この結果、印字テープ51、インクリボン61の位置関係を固定し得るため、テープカセット100は、良好な印字結果を提供し得る。
On the other hand, the
続いて、テープカセット100を構成するカバーテープカセット70の構成について図面を参照しつつ詳細に説明する。当該カバーテープカセット70は、本体ケース内部にカバーテープ71を収納している。そして、カバーテープカセット70は、カバーテープスプール72と、第2ローラ73と、を備えている。
Next, the configuration of the
カバーテープスプール72には、カバーテープ71が巻回されている。当該カバーテープ71は、サーマルヘッド9から搬送されたテープの印字面に対して貼着される透過性を有するテープである。従って、当該カバーテープ71は、テープの印字面52Aにおける印字内容の視認性を確保しつつ、印字面52Aを保護する。そして、カバーテープ71は、カバーテープスプール72から第2ローラ73に向かって引き出される。
A
そして、第2ローラ73は、カセット装着部8に立設されている第2ローラ駆動軸24と係合する。従って、制御回路部による第2ローラ駆動軸24の駆動制御に基づいて、当該第2ローラ73は回転駆動する。当該第2ローラ73は、その回転駆動により、カバーテープスプール72に巻回されているカバーテープ71を引き出す。そして、第2ローラ73は、カバーテープスプール72から引き出されたカバーテープ71を、テープの印字面52Aに対して貼着する。
The
具体的に説明すると、印字テープカセット50に対して、カバーテープカセット70を取り付けた場合、第2ローラ73は、印字テープカセット50の第1ローラ56に対向接触する位置に配設される。そして、印字テープカセット50から引き出されたテープは、サーマルヘッド9、プラテンローラ10の間を通過して、第1ローラ56と第2ローラ73の間を搬送される。従って、第2ローラは、第1ローラ56と協働して、テープの印字面52Aに対して、カバーテープスプール72から引き出されたカバーテープ71を貼着し得る(図6、図8参照)。
More specifically, when the
又、カバーテープカセット70は、2つの第2係合片74を有している。第2係合片74は、印字テープカセット50の第2係合部58Bに対応する位置にそれぞれ形成されている。そして、当該第2係合片74は、印字テープカセット50の第2係合部58Bに対して挿入され、相互に係合する。即ち、第2係合部58B、第2係合片74の協働により、カバーテープカセット70は、印字テープカセット50に対して着脱可能となる(図9参照)。又、第2係合部58Bと第2係合片74の協働により、カバーテープカセット70は、印字テープカセット50に対して位置決めされる。従って、当該テープカセット100は、印字面52Aに対するカバーテープ71の貼着位置を一定に保つことができる。即ち、テープカセット100は、確実に印字面52Aの所定位置にカバーテープ71を貼着し得る。
The
次に、印字テープカセット50、インクリボンカセット60、カバーテープカセット70からなるテープカセット100を使用した場合におけるラベルの作成動作について説明する。尚、テープカセット100が印字テープカセット50、インクリボンカセット60、カバーテープカセット70により構成されている場合、当該テープカセット100を「第1態様のテープカセット100」という。
Next, a label producing operation when the
カセット装着部8に第1態様のテープカセット100が装着されている場合に、ユーザ所望の印字データ及び印字キー3の入力がなされると、制御回路部は、プラテンローラ10、剥離紙回収駆動軸21等を駆動制御し、印字テープスプール54から印字テープ51を引き出す。この時、制御回路部は、インクリボン巻取軸22を駆動制御し、インクリボンスプール62からインクリボン61を引き出す。そして、制御回路部は、入力された印字データに基づいて、サーマルヘッド9の各発熱素子の通電制御をおこない、インクリボン61のインクを印字面52Aに対して転写する。これにより、当該印字面52Aには、当該印字データの正像が印字される(図7参照)。
When the
サーマルヘッド9等により印字面52Aに印字された印字テープ51は、更に搬送され、第1ローラ56、第2ローラ73の間を通過する。このとき、印字テープ51の印字面52Aは、第2ローラ73に面し、剥離紙53は、第1ローラ56に面する。そして、制御回路部は、第1ローラ駆動軸23を駆動制御し、印字テープ51から剥離紙53を剥離し、粘着剤層52Bを露呈させる。同時に、制御回路部は、第2ローラ駆動軸24を駆動制御し、印字テープ51の印字面52Aに対して、カバーテープスプール72から引き出されたカバーテープ71を貼着する(図8参照)。これにより、カバーテープ71によるラミネート加工が、所望の印字データに基づく正像印字がなされた印字面52Aに対して施される。
The
剥離紙53の剥離及び印字面52Aに対するカバーテープ71の貼着が行われたテープは、保持ローラ57に向かって搬送される。そうすると、当該テープの粘着剤層52Bは、保持ローラ57に接触する。このとき、当該保持ローラ57は、複数の突条部を備えている。従って、剥離紙53が剥離されたテープを搬送した場合であっても、当該テープカセット100は、当該テープの搬送障害(例えば、粘着剤層52Bの粘着力に起因する搬送障害)を起こすことなく、カッターユニット30方向に搬送し得る。そして、当該テープは、カッターユニット30により切断され、剥離紙53が剥離された状態のラベルとして、ラベル排出口16から排出される。
The tape on which the
つまり、第1態様のテープカセット100をカセット装着部8に装着した場合、ユーザは、印字面52Aにカバーテープ71によるラミネート加工が施されたラベルを取得し得る。
That is, when the
上述したように、テープカセット100は、印字テープカセット50に対して、インクリボンカセット60、カバーテープカセット70を着脱可能に構成されている(図9参照)。従って、ユーザは、第1態様のテープカセット100からカバーテープカセット70を取り外すことができ、この状態のテープカセット100を用いて所望の印字を行うことができる(図10、図12参照)。
As described above, the
尚、第1態様のテープカセット100からカバーテープカセット70を取り外した状態のテープカセット100(即ち、印字テープカセット50、インクリボンカセット60により構成されるテープカセット100)を「第2態様のテープカセット100」という。
The
図4、図10に示すように、第2態様のテープカセット100は、第1態様のテープカセット100と、カバーテープカセット70が存在しない点を除き、その構成及び機能は同一である。従って、印字テープカセット50、インクリボンカセット60の構成については、その説明を省略する。
As shown in FIGS. 4 and 10, the
第2態様のテープカセット100を用いた場合におけるラベルの作成動作について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図12は、第2態様のテープカセット100をカセット装着部8に装着した状態をしめす説明図である。
The label creation operation when the
この場合、ユーザ所望の印字データ及び印字キー3の入力がなされると、制御回路部は、プラテンローラ10、剥離紙回収駆動軸21等を駆動制御し、印字テープスプール54から印字テープ51を引き出す。この時、制御回路部は、インクリボン巻取軸22を駆動制御し、インクリボンスプール62からインクリボン61を引き出す。そして、制御回路部は、入力された印字データに基づいて、サーマルヘッド9の各発熱素子の通電制御をおこない、インクリボン61のインクを印字面52Aに対して転写する。これにより、当該印字面52Aには、当該印字データの正像が印字される(図7参照)。
In this case, when the user-desired print data and the
サーマルヘッド9等により印字面52Aに印字された印字テープ51は、更に搬送され、第1ローラ56の前面を通過する。このとき、印字テープ51に貼着されている剥離紙53は、第1ローラ56に接触する。そして、制御回路部は、第1ローラ駆動軸23の駆動制御により、印字テープ51から剥離紙53を剥離し、粘着剤層52Bを露呈させる。
The
その後、剥離紙53の剥離が行われたテープは、保持ローラ57に向かって搬送される。そうすると、当該テープの粘着剤層52Bは、保持ローラ57に接触する。このとき、当該保持ローラ57は、複数の突条部を備えている。従って、剥離紙53が剥離されたテープを搬送した場合であっても、当該テープカセット100は、当該テープの搬送障害(例えば、粘着剤層52Bの粘着力に起因する搬送障害)を起こすことなく、カッターユニット30方向に搬送し得る。そして、当該テープは、カッターユニット30により切断され、剥離紙53が剥離された状態のラベルとして、ラベル排出口16から排出される。
Thereafter, the tape from which the
つまり、第2態様のテープカセット100をカセット装着部8に装着した場合、ユーザは、印字面52Aにインクリボン61のインクを転写したレセプタ印字が施されたラベルを取得し得る。
That is, when the
更に、本実施形態においては、ユーザは、第2態様のテープカセット100から、インクリボンカセット60を取り外すことができ、これをラベルの作成に用いることができる。即ち、ユーザは、印字テープカセット50のみにより構成されたテープカセット100(以下、第3態様のテープカセット100という)を用いて、ラベルを作成し得る。
Furthermore, in this embodiment, the user can remove the
第3態様のテープカセット100をカセット装着部8に装着した場合におけるラベルの作成動作について、図面を参照しつつ詳細に説明する。図13は、第3態様のテープカセット100をカセット装着部8に装着した状態を示す説明図である。
The label creation operation when the
この場合、ユーザ所望の印字データ及び印字キー3の入力がなされると、制御回路部は、プラテンローラ10、剥離紙回収駆動軸21等を駆動制御し、印字テープスプール54から印字テープ51を引き出す。そして、制御回路部は、入力された印字データに基づいて、サーマルヘッド9の各発熱素子の通電制御をおこなう。上述したように、印字テープ51の印字面52Aは、感熱発色性を有している。従って、各発熱素子が通電に基づいて発生する熱により、当該印字面52Aには、感熱発色性を利用した当該印字データの正像が印字される(図7参照)。
In this case, when the user-desired print data and the
サーマルヘッド9等により印字面52Aに印字された印字テープ51は、更に搬送され、第1ローラ56の前面を通過する。このとき、印字テープ51に貼着されている剥離紙53は、第1ローラ56に接触する。そして、制御回路部は、第1ローラ駆動軸23の駆動制御により、印字テープ51から剥離紙53を剥離し、粘着剤層52Bを露呈させる。
The
その後、剥離紙53の剥離が行われたテープは、保持ローラ57に向かって搬送される。そうすると、当該テープの粘着剤層52Bは、保持ローラ57に接触する。このとき、当該保持ローラ57は、複数の突条部を備えている。従って、剥離紙53が剥離されたテープを搬送した場合であっても、当該テープカセット100は、当該テープの搬送障害(例えば、粘着剤層52Bの粘着力に起因する搬送障害)を起こすことなく、カッターユニット30方向に搬送し得る。そして、当該テープは、カッターユニット30により切断され、剥離紙53が剥離された状態のラベルとして、ラベル排出口16から排出される。
Thereafter, the tape from which the
つまり、第3態様のテープカセット100をカセット装着部8に装着した場合、ユーザは、印字面52Aの感熱発色性を利用した感熱印字が施されたラベルを取得し得る。
That is, when the
以上、説明したように、本実施形態に係るテープカセット100は、印字テープカセット50、インクリボンカセット60、カバーテープカセット70により構成される第1態様でカセット装着部8に装着することで、レセプタ印字が施された印字面52Aに対して、ラミネート加工が施されたラベルをユーザに提供し得る。又、インクリボンカセット60、カバーテープカセット70は、印字テープカセット50に対して着脱可能に構成されている(図9参照)。従って、当該テープカセット100は、インクリボンカセットやカバーテープカセットの交換・変更を可能とする。つまり、当該テープカセット100によれば、ユーザは、ユーザ所望のインク色のインクリボンカセット60や所望のカバーテープ色のカバーテープカセット70に変更することができる。即ち、ユーザは、インク色、カバーテープ色の変更により、ユーザ所望の表現態様で表現されたラベルを容易に取得し得る。又、インクリボンカセット60やカバーテープカセット70を変更する場合であっても、変更しなかった消耗品(例えば、印字テープ51等)は変更の前後で共通使用し得る。従って、当該テープカセット100は、消耗品を有効に使用し得る。
As described above, the
又、テープカセット100は、第1態様からカバーテープカセット70を取り外し、印字テープカセット50、インクリボンカセット60で構成される第2態様に容易に変更し得る。この第2態様のテープカセット100をテープ印字装置1で使用すれば、ユーザは、レセプタ印字が施されたラベルを取得し得る。この結果、テープカセット100は、カバーテープカセット70の取り外しという簡単な作業を行うだけで、ユーザに対してレセプタ印字が施された印字結果を提供し得る。つまり、当該テープカセット100は、レセプタ印字を望むユーザの要望にも柔軟に対応し得る。
Further, the
更に、テープカセット100は、更にインクリボンカセット60を取り外し、印字テープカセット50のみで構成された第3態様に容易に変更し得る。この第3態様のテープカセット100をテープ印字装置1で使用すれば、ユーザは、感熱印字が施されたラベルを取得し得る。この結果、当該テープカセットは、インクリボンカセット60、カバーテープカセット70の取り外しという簡単な作業を行うだけで、ユーザに対して、所望の内容が感熱印字された印字結果を提供し得る。つまり、当該テープカセット100は、感熱印字を望むユーザの要望に柔軟に対応し得る。
Further, the
そして、テープカセット100をテープ印字装置1による印字に用いた場合、印字テープ51の52Aには、ラミネート印字、レセプタ印字、感熱印字の何れの場合であっても、印字データに基づく正像印字が施される。従って、当該テープカセット100によれば、テープ印字装置1は、ラミネート印字、レセプタ印字、感熱印字の何れの場合であっても、鏡像の印字データの生成等の印字データの加工を行うことなく、共通の印字データにより印字を行うことができる。この結果、当該テープカセット100は、ラミネート印字、レセプタ印字、感熱印字等の種別の相違に基づく印字データの加工を省略し得る。又、共通の印字データにより印字を行うので、当該テープカセット100は、テープ印字装置1におけるテープカセット100の種別の判断を不要とし得る。この結果、当該テープカセット100は、テープ印字装置1及びテープカセット100におけるテープカセットの種別を特定するための構成(例えば、識別スイッチや識別センサ等に係る構成)を省略し得る。
When the
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、第1態様〜第3態様のテープカセット100について説明したが、印字テープカセット50と、カバーテープカセット70とからなるテープカセット100を、第4態様のテープカセット100として使用し得る。この第4態様のテープカセット100による印字を行った場合、ユーザは、感熱印字が施された印字面52Aに対して、ラミネート加工が施されたラベルを取得し得る。
Although the present invention has been described based on the embodiments, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various improvements and modifications can be made without departing from the spirit of the present invention.
For example, in the present embodiment, the
1 テープ印字装置
8 カセット装着部
9 サーマルヘッド
50 印字テープカセット
51 印字テープ
52A 印字面
54 印字テープスプール
60 インクリボンカセット
61 インクリボン
62 インクリボンスプール
63 インクリボン巻取スプール
70 カバーテープカセット
71 カバーテープ
72 カバーテープスプール
100 テープカセット
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記テープ印字装置により印字データに基づく印字が行われる印字面を備える印字テープが巻回された印字テープスプールを有する印字テープカセットと、
前記印字テープの印字面に対して転写されるインクを含むインクリボンが巻回されたインクリボンスプールと、印字後のインクリボンが巻回されるインクリボン巻取スプールと、を備え、前記印字テープカセットに対して着脱可能に構成されたインクリボンカセットと、
前記サーマルヘッドよりもテープ搬送方向下流側で、前記印字テープの印字面に対して貼着される透過性を有するカバーテープが巻回されたカバーテープスプールと、を備え、前記印字テープカセット及び前記インクリボンカセットに対して着脱可能に構成されたカバーテープカセットと、を備えることを特徴とするテープカセット。 In a tape cassette that is mounted on a cassette mounting portion formed in a tape printer and used for printing with a thermal head,
A printing tape cassette having a printing tape spool wound with a printing tape having a printing surface on which printing based on printing data is performed by the tape printing device;
An ink ribbon spool around which an ink ribbon containing ink transferred to the printing surface of the printing tape is wound; and an ink ribbon take-up spool around which the ink ribbon after printing is wound. An ink ribbon cassette configured to be detachable from the cassette;
A cover tape spool wound with a cover tape having permeability that is adhered to the print surface of the print tape on the downstream side in the tape transport direction from the thermal head, and the print tape cassette and A tape cassette comprising: a cover tape cassette configured to be detachable from the ink ribbon cassette.
前記テープカセットは、
前記カバーテープカセットを取り外し、前記印字テープカセット及びインクリボンカセットにより構成された状態で前記カセット装着部に装着可能であり、
前記印字テープの印字面に対して、前記インクリボンのインクを転写した印字を可能としたことを特徴とするテープカセット。 The tape cassette according to claim 1, wherein
The tape cassette is
The cover tape cassette is removed and can be mounted on the cassette mounting portion in a state constituted by the printing tape cassette and the ink ribbon cassette.
A tape cassette that enables printing by transferring the ink of the ink ribbon onto the printing surface of the printing tape.
前記テープカセットは、
前記インクリボンカセットを取り外し、前記印字テープカセットにより構成された状態で前記カセット装着部に装着可能であり、
前記印字テープの印字面に対して、当該印字テープの感熱発色性を利用した印字を可能としたことを特徴とするテープカセット。 The tape cassette according to claim 2,
The tape cassette is
The ink ribbon cassette is removed and can be mounted on the cassette mounting portion in a state constituted by the printing tape cassette.
A tape cassette capable of printing on the printing surface of the printing tape by utilizing the thermal coloring property of the printing tape.
前記印字テープの印字面には、前記印字データに基づく正像印字が施されることを特徴とするテープカセット。 The tape cassette according to any one of claims 1 to 3,
A tape cassette in which a normal image printing based on the printing data is performed on a printing surface of the printing tape.
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2008
- 2008-03-11 JP JP2008060830A patent/JP2009214432A/en active Pending
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