JP2009214268A - 全身協調装置、ロボット及びロボットの制御方法 - Google Patents

全身協調装置、ロボット及びロボットの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】全身協調動作においても正確な位置制御を行うことができるロボット及びロボットの制御方法を提供すること。
【解決手段】ロボットは、モータと、モータ駆動するモータドライバと、モータドライバに指令値として関節角を入力する協調制御部133とを有する。協調制御部133は、
重心速度から関節角速度を求める角速度算出手段14と、角速度算出手段14が算出した角速度から第1関節角を算出する積分手段13と、予め定められた第2関節角を入力する関節角入力手段11と、積分手段13が算出した第1関節角及び関節角入力手段11から入力された第2関節角から重心位置を算出する重心位置算出手段14aと、重心位置算出手段14aが算出した重心位置及び外部から入力される目標重心位置から重心速度を算出するフィードバック手段15aとを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、2足以上の脚部を有し、全身の関節角を強調制御する協調制御装置、及びこれを搭載したロボット並びにロボットの制御方法に関する。
従来の全身協調制御について説明する。従来の協調制御においては、バランスを取ることができる重心軌道と手先の作業のための軌道を与えて両軌道を満足する関節角度を関節速度と重心軌道又は手先軌道の速度の関係を表す線形な式(一般的には微分関係と言われている)を解き、関節速度を数値積分して関節角度を求める(特許文献1参照)。
図5に示すように、重心位置と左手の軌道を拘束する場合を考える。重心速度ベクトルと、関節角速度ベクトルの微分関係はヤコビアンを用いて下記のように表わされる。
Figure 2009214268
ここでは、ロボットの関節が全部で30個あるとすれば、関節角速度ベクトルは30×1のベクトル、重心速度ベクトルは3×1のベクトルなので、ヤコビアンは、3×30の行列となる。一方、左手の速度ベクトルと関節角速度ベクトルの微分係数は、ヤコビアンを用いて、下記のように表わされる。
Figure 2009214268
次に、(1)と(2)を同時に満たす関節角速度ベクトルを求める。これには、一般手には以下のように求める。先ず、式(1)の一般解を求める。一般解は、下記のようになる。
Figure 2009214268
式(3)を式(2)に代入すると下記となる。
Figure 2009214268
式(6)を式(3)に代入して
Figure 2009214268
は任意のベクトルであるからこれを0ベクトルとすれば式(7)は、式(8)となり、これより関節角速度を求めることができる。
Figure 2009214268
関節下記度を求めるときは、式(8)で計算された関節角速度を積分するが、重心位置、手先位置の積分誤差を補償するために、以下のようなフィードバックを行う。重心位置で説明する。積分により、算出された関節角度と、この角度を用いて計算された重心位置の関係は、幾何学的に求まり、関数fを用いて以下のように表すことができる。
Figure 2009214268
一方、以下のフィードバックを施した重心速度を式(8)に与える。
Figure 2009214268
左手の位置のフィードバックも重心と同じように考えて下記のように求まる。
Figure 2009214268
図6は、上記式(8)乃至(12)を演算する回路を示す。当該回路は、モータドライバに対して指令値を生成する指令値生成回路である。図6に示すように、指令値生成回路200は、関節角速度ベクトル算出手段212と、関節角速度を積分する積分手段213と、重心位置算出手段214a、214bと、フィードバック手段215a、215bとを有する。フィードバック手段215a、215bは、それぞれフィードバックゲインを乗ずる乗算部221a、221bと、重心位置を微分する微分手段222a、222bとを有する。指令値生成回路200には、足位置や重心位置が入力され、関節角速度ベクトルが積分されて得られる関節角が出力される。この関節角の値を使用してモータ制御部が各モータを制御する。
なお、その他、従来のロボットの制御方法としては、特許文献2、3等に記載の技術がある。
特開2003−58907号公報 特開2007−7797号公報 特開2006−321012号公報
このように、従来の技術においては、ロボットの全関節を使用して全身協調を行っているが、関節角度が関節速度を積分するため、積分誤差が生じる。この積分誤差のため、手先位置にも誤差が生じ、正確な位置制御を行うことができないという問題点がある。すなわち、積分誤差により、より精密なタスクに対して正確なリンクの位置を算出することができない。より正確にしようと思うと収束判定の閾値を小さくしなければならず、収束回数が増え、計算時間がかかる。これは、全ての関節が積分されているためである。
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、全身協調動作においても正確な位置制御を行うことができる協調制御装置、ロボット及びロボットの制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明に係る協調制御装置は、重心速度から関節角速度を求める角速度算出手段と、前記角速度算出手段が算出した角速度から1以上の関節角を第1関節角群として算出する積分手段と、予め定められた1以上の関節角を第2関節角群として入力する関節角入力手段と、前記第1関節角群及び前記第2関節角群から重心位置を算出する重心位置算出手段と、重心位置算出手段が算出した重心位置及び外部から入力される目標重心位置から前記重心速度を算出するフィードバック手段とを有するものである。
本発明においては、全関節角のうち、一部の関節角を第2関節角群として外部から入力することで、全関節を関節角速度から積分して求める場合に比して積分誤差をなくすことができる。
また、前記フィードバック手段は、前記目標重心位置を微分して重心速度を算出する微分手段と、前記重心位置算出手段が算出した重心位置と外部から入力される目標重心位置の差分をゲイン調整するゲイン調整手段と、前記微分手段により算出された重心速度とゲイン調整手段の調整結果とを加算して前記角速度算出手段に入力する加算手段とを有するものとすることができる。フィードバック制御により、積分誤差を補償する。
さらに、前記重心位置算出手段及び前記フィードバック手段は、重心位置及び少なくとも1以上の基準座標系からの軌道に対応して設けられることができる。たとえば、ヒューマノイドロボットの場合、右手の軌道を第2関節群として入力し、重心位置、左手、両足の関節角は第1関節角として算出するなどすることができる。
本発明に係るロボットは、モータと、前記モータ駆動するモータドライバと、前記モータドライバに指令値として関節角を入力する制御手段とを有し、前記制御手段は、重心速度から関節角速度を求める角速度算出手段と、前記角速度算出手段が算出した角速度から1以上の関節角を第1関節角群として算出する積分手段と、予め定められた1以上の関節角を第2関節角群として入力する関節角入力手段と、前記第1関節角群及び前記第2関節角群から重心位置を算出する重心位置算出手段と、重心位置算出手段が算出した重心位置及び外部から入力される目標重心位置から前記重心速度を算出するフィードバック手段とを有するものである。
本発明にかかるロボットの制御方法は、2足以上の脚部を有するロボットの制御方法であって、前記脚部を含む全身の関節角から重心位置を算出する重心位置算出工程と、目標重心位置及び前記重心位置算出工程で算出された重心位置から重心速度を算出するフィードバック工程と、前記重心速度に基づき関節角速度を算出する関節角速度算出工程と、前記関節角速度算出工程にて算出された関節角速度を積分して関節角を算出する積分工程と、前記積分工程で算出された関節角を予め指定される関節角と共に出力する出力工程とを有し、前記重心位置算出工程は、前記出力工程にて出力される関節角から前記重心位置を算出するものである。
本発明によれば、全身協調動作においても正確な位置制御を行うことができる協調制御装置、ロボット及びロボットの制御方法を提供することができる。
以下、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態にかかるロボットは、精度を要求する関節には明示的に指令を与え、全身協調アルゴリズムから除外するものである。本実施の形態においては、少なくとも2脚、2腕を備えたヒューマノイドロボットの制御方法について説明する。図1は、本実施の形態にかかるヒューマノイドロボットの一例を示す斜視図である。図1に示すように、ロボット1は、体幹部ユニット1cの所定の位置に頭部ユニット1a、左右2つの腕部ユニット1b、及び左右2つの脚部ユニット1dが連結されている。
頭部ユニット1aには、撮像部が備えられ、周囲所定範囲を撮影することが可能である。また、頭部ユニット1aには、図示せぬマイク、スピーカ等が備えられ、ユーザからの呼びかけを認識したり、それに答えたりすることも可能である。頭部ユニット1aは、体幹部ユニット1cに対して床面に対して水平な面内で左右方向に回動可能に接続されており、頭部ユニット1aを回動することで撮像する範囲を状況に応じて変更し、周囲の環境を撮像することができる。
腕部ユニット1b及び脚部ユニット1dは、体幹部ユニット1cに内蔵された制御部に含まれる後述する協調制御部によって、所定の制御プログラムに従って各腕部ユニット1bに含まれる関節部、脚部ユニット1dに含まれる関節部を駆動する量が制御され、各関節の関節駆動角度が決定されることで、所望の位置および姿勢をとるものである。
このようなヒューマノイドロボットにおいては、安定領域が狭く、重心が高いため、物理的に不安定である。図2は、ロボットの安定領域を示す図である。ロボットの安定領域は、図2に示すように、左右の足を外包する領域となる。
ヒューマノイドロボットは、バランスを取ること(倒れないこと)及び腕を使って作業することが要求される場合があるが、バランスを取るためには、上述の安定領域と重心位置の関係が重要となる。バランスを取るためには一般的には、ZMP(Zero Moment Point:ゼロモーメントポイント)安定規範という安定の程度を示す指標が使用される。この指標は重力と慣性力の合力ベクトルが地面と交差する点が安定領域内にあれば安定であるというものである。一方、腕を使ってする作業が様々考えられるが、バイオリンを演奏する等、高い位置精度が必要な場合がある。以上のように、腕に何らかの高い位置精度を要求する作業をさせつつ、ロボットが転倒しないようにバランスを保つことが必要である。
上述したように、関節角度は、関節角速度ベクトルを積分することで得られるが、当該積分による積分誤差により、精密な動作を行うことができないという問題点があった。そこで、本実施の形態においては、関節角度の目標値が分かっている場合は、当該関節を全身協調アルゴリズムから除外することで、正確な動作を実現する。先ず、このような全身協調運動をするロボットの一構成例について説明する。図3は、本実施の形態にかかるロボットを示すブロック図である。ロボット1は、制御部101、入出力部102、駆動部103、電源部104、及び外部記憶部105などを有している。
入出力部102は、周囲の映像を取得するためのCCD(Charge Coupled Device)などからなるカメラ121、周囲の音を集音するための1又は複数の内蔵マイク122、音声を出力してユーザと対話等を行なうためのスピーカ123、ユーザへの応答や感情等を表現するためのLED124、タッチセンサなどからなるセンサ部125などを備える。
また、駆動部103は、モータ131、モータを駆動するドライバ132、モータドライバ132に指令値を与える協調制御部133等を有し、ユーザの指示などに従って脚部ユニット4a,4bや腕部ユニット3a,3bを動作させる。電源部104は、バッテリ141及びその放充電を制御するバッテリ制御部142を有し、各部に電源を供給する。
外部記憶部105は、着脱可能なHDD、光ディスク、光磁気ディスク等からなり、各種プログラムや制御パラメータなどを記憶し、そのプログラムやデータを必要に応じて制御部101内のメモリ(不図示)等に供給する。
制御部は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、無線通信用のインターフェースなどを有し、ロボット1の各種動作を制御する。そして、この制御部101は、例えばROMに格納された制御プログラムに従って、カメラ121により取得した映像を解析する画像認識モジュール111、画像認識結果に基づき、経路探索を行なう経路探索モジュール112、各種認識結果に基づきとるべき行動を選択する行動決定モジュール113、音声認識を行なう音声認識モジュール114などを有する。
特に、本実施の形態においては、協調制御部133にて、全身協調アルゴリズムにより関節角を算出するが、この際、全関節のうち一部の関節角は演算ではなく、予め決められた値を使用するようにする。これにより、積分誤差を低減し、より高速かつ正確にロボット1の全身協調制御を可能とする。
図4は、協調制御部の詳細を示す図である。当該指定値生成部133には、手先位置、足位置、重心位置など、基準座標系からの軌道(以下、タスクという。)を与える手段(不図示)によりタスクr 、rtask を入力する手段を有する。この協調制御部133は、関節角入力手段11以外は従来と同様の構成を有する。すなわち、重心速度から関節角速度を求める関節角速度算出手段12と、関節角速度算出手段12が算出した角速度から1以上の関節角を第1関節角群として算出する積分手段13と、予め定められた1以上の関節角を第2関節角群として入力する関節角入力手段11と、第1関節角群及び第2関節角群から重心位置を算出する重心位置算出手段14aと、重心位置算出手段14aが算出した重心位置及び外部から入力される目標重心位置から重心速度を算出するフィードバック手段15aとを有する。
また、タスクに対応して、タスク位置算出手段14b及びフィードバック手段15bを有する。本実施の形態においては、タスク位置算出手段14b及びフィードバック手段15bを1つのみ示しているが、これらはタスクに応じて複数設けられるものである。
フィードバック手段15aは、目標重心位置を微分して重心速度を算出する微分手段22aと、重心位置算出手段14aが算出した重心位置と外部から入力される目標重心位置の差分を求める加算器23aと、加算器23aの結果をゲイン調整するゲイン調整手段21aと、微分手段22aにより算出された重心速度とゲイン調整手段21aの調整結果とを加算して関節角速度算出手段12に入力する加算手段24aとを有する。なお、フィードバック手段15bも同様に構成される。
関節角速度算出手段12は、タスクを満たす、選択された任意の関節を除外した関節の角速度を計算する手段である。積分手段13は、計算された関節角速度を積分する手段である。重心位置算出手段14a、14bは、積分された全関節角度からタスクを計算する手段である。フィードバック手段15a、15bは、計算されたタスクとタスクの目標値の偏差に基づいてフィードバックゲインを行う手段である。
以下、本実施の形態にかかる協調制御装置について更に詳細に説明する。本実施の形態においては、積分手段13における積分誤差を補償するためフィードバック手段15a、15bを有している。ただし、フィードバックが収束したかの判定は偏差がある閾値以下になったかどうかで判定する。しかし、閾値を小さくすると収束するまでに時間がかかってしまう。上述したように、重心速度ベクトルは関節角速度ベクトル及びヤコビアンを用いて下記のように表わされる。
Figure 2009214268
ここで、本実施の形態においては、位置の拘束を与える式(1)などにおいて、高精度を要求する位置に関わる関節に、明示的に値を与え、ヤコビアン演算から除外する。たとえば、右手と左手が協調して作業する場合、右手から左手にいたる関節の値を明示的に与える。θのうち、明示的に与える関数をθ、それ以外の関数をθとすると、上記式(1)は、式(13)のように表すことができる。
Figure 2009214268
式(13)を変形すると下記(14)のようになる。
Figure 2009214268
この式(15)を、式(1)の代わりに用いて従来と同様に関節角を計算する。すなわち、従来の方法では、ロボットの全関節θがすべて全身協調のために使用されていたのに対し、本実施の形態においては、θより少ない数の関節θを使用して全身協調を行う。
本発明においては、全関節角を使用して全身協調制御を行う場合、通常は、関節角速度を積分して求める関節角を、精度が要求されるような一部の間接角については外部から明示的に与えることで、積分誤差を低減させる。すなわち、一部の間接角を強調制御から除外する。このことにより、精密な軌道位置を迅速に演算することができる。
なお、本発明は上述した実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは勿論である。
例えば、上述の実施の形態では、ハードウェアの構成として説明したが、これに限定されるものではなく、任意の処理を、CPU(Central Processing Unit)にコンピュータプログラムを実行させることにより実現することも可能である。この場合、コンピュータプログラムは、記録媒体に記録して提供することも可能であり、また、インターネットその他の伝送媒体を介して伝送することにより提供することも可能である。
本発明の実施の形態にかかるヒューマノイドロボットの一例を示す斜視図である。 ロボットの安定領域を示す図である。 本発明の実施の形態にかかるロボットを示すブロック図である。 本発明の実施の形態における協調制御部の詳細を示す図である。 重心位置と左手の軌道を示す図である。 モータを駆動するモータドライバに対して指令値を生成する指令値生成回路を示す図である。
符号の説明
1 ロボット
2 頭部ユニット
3a,3b 腕部ユニット
4a,4b 脚部ユニット
5 体幹部ユニット
11 関節入力部
12 関節角速度算出手段
13 積分手段
14a 重心位置算出手段
14b タスク位置算出手段
15a、15b フィードバック手段
21a、21b 乗算部
22a、22b 微分手段
23a、23b、24a、24b 加算器
101 制御部
102 入出力部
103 駆動部
104 電源部
105 外部記憶部
111 画像認識モジュール
112 経路探索モジュール
113 行動決定モジュール
114 音声認識モジュール
121 カメラ
122 内蔵マイク
123 スピーカ
125 センサ部
131 モータ
132 ドライバ
132 モータドライバ
133 協調制御部
133 指定値生成部
141 バッテリ
142 バッテリ制御部

Claims (7)

  1. 重心速度から関節角速度を求める角速度算出手段と、
    前記角速度算出手段が算出した角速度から1以上の関節角を第1関節角群として算出する積分手段と、
    予め定められた1以上の関節角を第2関節角群として入力する関節角入力手段と、
    前記第1関節角群及び前記第2関節角群から重心位置を算出する重心位置算出手段と、
    重心位置算出手段が算出した重心位置及び外部から入力される目標重心位置から前記重心速度を算出するフィードバック手段とを有する協調制御装置。
  2. 前記フィードバック手段は、前記目標重心位置を微分して重心速度を算出する微分手段と、前記重心位置算出手段が算出した重心位置と外部から入力される目標重心位置の差分をゲイン調整するゲイン調整手段と、前記微分手段により算出された重心速度とゲイン調整手段の調整結果とを加算して前記角速度算出手段に入力する加算手段とを有する
    ことを特徴とする請求項1記載の協調制御装置。
  3. 前記重心位置算出手段及び前記フィードバック手段は、重心位置及び少なくとも1以上の基準座標系からの軌道に対応して設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の協調制御装置。
  4. モータと、
    前記モータ駆動するモータドライバと、
    前記モータドライバに指令値として関節角を入力する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、
    重心速度から関節角速度を求める角速度算出手段と、
    前記角速度算出手段が算出した角速度から1以上の関節角を第1関節角群として算出する積分手段と、
    予め定められた1以上の関節角を第2関節角群として入力する関節角入力手段と、
    前記第1関節角群及び前記第2関節角群から重心位置を算出する重心位置算出手段と、
    重心位置算出手段が算出した重心位置及び外部から入力される目標重心位置から前記重心速度を算出するフィードバック手段とを有するロボット。
  5. 前記フィードバック手段は、前記目標重心位置を微分して重心速度を算出する微分手段と、前記重心位置算出手段が算出した重心位置と外部から入力される目標重心位置の差分をゲイン調整するゲイン調整手段と、前記微分手段により算出された重心速度とゲイン調整手段の調整結果とを加算して前記角速度算出手段に入力する加算手段とを有する
    ことを特徴とする請求項4載のロボット。
  6. 前記重心位置算出手段及び前記フィードバック手段は、重心位置及び少なくとも1以上の基準座標系からの軌道に対応して設けられる
    ことを特徴とする請求項4記載のロボット。
  7. 2足以上の脚部を有するロボットの制御方法であって、
    前記脚部を含む全身の関節角から重心位置を算出する重心位置算出工程と、
    目標重心位置及び前記重心位置算出工程で算出された重心位置から重心速度を算出するフィードバック工程と、
    前記重心速度に基づき関節角速度を算出する関節角速度算出工程と、
    前記関節角速度算出工程にて算出された関節角速度を積分して関節角を算出する積分工程と、
    前記積分工程で算出された関節角を予め指定される関節角と共に出力する出力工程とを有し、
    前記重心位置算出工程は、前記出力工程にて出力される関節角から前記重心位置を算出する、ロボットの制御方法。
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