JP2009213611A - 家具類の転倒防止具 - Google Patents

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Abstract

【課題】高齢者が夜間、小用のために移動するときや、夜間の停電や震災の発生時に安全に避難乃至移動できるようにした家具類の転倒防止具を提供する。
【解決手段】家具等の下端前縁部分と家具等が設置される設置面との間に挿入して使用される家具類の転倒防止具であって、側面視において楔状の挿入部を有し、当該挿入部の家具等の前面に現れる部分若しくは挿入部から連出された係止縁部を透明若しくは半透明の合成樹脂材で形成するとともに、当該挿入部の家具等の前面に現れる部分若しくは挿入部から連出された係止縁部の少なくとも一部に蓄光部を設けて構成した。
【選択図】図1

Description

本発明はタンスやチェスト、本棚等の家具類の転倒防止具の改良に関するものである。
この種の転倒防止具としては、大別して家具の天板と天井との間に突っ張り具を張り渡すようにしたものと、家具の下端前縁部分に側面視で楔状の部材を挟み込むことにより家具等の上端後縁部分を壁等に壁面に当接させるように反り返らせて固定し、前に倒れるのを防止するようにしたものとがある。
ところが、家具の天板と天井との間に突っ張り具を張り渡すようにした前者のものでは、天井板が薄く、耐力が弱いものでは前に倒れるのを防止することができないばかりか、少しのゆれでも天井までが壊れてしまうという問題があった。
一方、家具の下端前縁部分に側面視で楔状の部材を挟み込むことにより家具等の上端後縁部分を壁等に壁面に当接させるように反り返らせて固定し、前に倒れるのを防止するようにした後者のものでは、この点、家具等の倒れこみを防止することができる利点がある。
ところが、震災においてはライフラインであるところの電気が停止してしまう。
震災が夜中に発生した場合、両者いずれの場合でも、家具等が倒れなくても暗闇の混乱の中では家具等の存在位置がわからず、パニックに拍車をかける結果、こうした混乱により家具等の角に当たって負傷等する場合もある。
斯かる暗闇での混乱は、例えば高齢者が夜中小用で起きて明かりをつけたりするために移動するときにも発生するという問題もある。
特開平10−257935号公報 特開平8−256861号公報 登録実用新案第3116454号公報 登録実用新案第3018344号公報
本発明は上記問題点に鑑み提案されたもので、基本的には家具の下端前縁部分に側面視で楔状の部材を挟み込むことにより家具等の上端後縁部分を壁等に壁面に当接させるように反り返らせて固定する形式を採用して、震災時の家具等の転倒を防止しながらも夜間の停電や震災の発生時でも安全に避難乃至移動できるようにした家具類の転倒防止具を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明にかかる家具類の転倒防止具は、家具等の下端前縁部分と家具等が設置される設置面との間に挿入して使用される家具類の転倒防止具であって、側面視において楔状の挿入部を有し、当該挿入部の家具等の前面に現れる部分若しくは挿入部から連出された係止縁部を透明若しくは半透明の合成樹脂材で形成するとともに、当該挿入部の家具等の前面に現れる部分若しくは挿入部から連出された係止縁部の少なくとも一部に蓄光部を設けたことを最も主要な特徴とするものである。
また、本発明にかかる家具等の転倒防止具では、家具等の転倒防止具の成形時に、挿入部の家具等の前面に現れる部分若しくは挿入部から連出された係止縁部分内に蓄光部がライン状若しくは点在させた状態にモールドされていることや、蓄光部が、挿入部及び係止縁部と同じ合成樹脂に蓄光材を混練してなることも特徴とするものである。
本発明によれば、側面視において楔状の挿入部を有し、当該挿入部の家具等の前面に現れる部分若しくは挿入部から連出された係止縁部を透明若しくは半透明の合成樹脂材で形成するとともに、当該挿入部の家具等の前面に現れる部分若しくは挿入部から連出された係止縁部の少なくとも一部に蓄光部を設けてあるので、夜間に停電や震災の発生したとき、蓄光部が光って家具等の存在を表示する。
これにより、家具等の転倒防止作用ともあいまって避難や移動を速やかに行え、安全性大きく寄与することができる利点がある。
加えて、震災だけでなく例えば高齢者が小用のために夜間起き上げって移動するときにも蓄光部が光って家具等の存在を表示するので安全に移動することができる利点もある。
また、本発明にかかる家具等の転倒防止具が、家具等の転倒防止具の成形時に、挿入部の家具等の前面に現れる部分若しくは挿入部から連出された係止縁部分内に蓄光部がライン状若しくは点在させた状態にモールドされているものでは、他物が接触したり、あたったりしたときでも当該蓄光部が剥離したりすることがなく、その耐久性に優れる利点がある。
更に、本発明にかかる家具等の転倒防止具が蓄光部が、挿入部及び係止縁部と同じ合成樹脂に蓄光材を混練してなるものでは、成形されるときに他の部分と良く馴染み、剥離等を防止して耐久性が高いものとなる。
このことは家具等の転倒防止具が可撓性を有し、丸めたり曲げたりして搬送される場合に時に顕著な効果がある。
以下、本発明にかかる家具等の転倒防止具の最も好ましい実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明にかかる家具等の転倒防止具の平面図、図2は転倒防止具の正面図、図3は側面図であって、図中符号1はこの転倒防止具を全体的に示す。
この転倒防止具1は、先端に行くほど肉厚が徐々に薄くなる側面視で楔状に形成された挿入部2と、挿入部2の肉の厚い手前側部分に一体に形成された係止縁部3とからなり、係止縁部3の下方には蓄光部4が設けられている。
上記挿入部2の上面には滑り止め用の突条5が等間隔で形成され、下面には連続する山形のずれ動きを防止する突条6が形成されるとともに、上記係止縁部3は挿入部2の肉の厚い手前側部分に上方にライン状に突出する状態で形成されている。
また、蓄光部4は、挿入部2及びこれと一体に形成される係止縁部3の成形時に係止縁部3の下方の挿入部2に、後述する蓄光部材がモールドされることにより形成されている。
すなわち、挿入2部及び係止縁部3は可撓性を有する透明若しくは半透明のEVA樹脂を押し出し成形により成形されたもので、この押し出し成形時にその成形型の内部に臨むノズルから蓄光部材を供給することにより、係止縁部3の下方の挿入部2部分にモールドされるようになっている。
ここで、成形型の内部に臨むノズルから供給される蓄光部材は、挿入部及び係止縁部と同様のEVE樹脂に、アルミン酸ストロンチウム、ユウロピウム、ジスプロシウムからなる酸化物系の蓄光材料を混練したものである。
以上のように形成された家具等の転倒防止具1を使用する手順を次に説明する。
先ず、長尺の転倒防止具1を図4に示すように家具7等の幅に合わせて切断する。
次に、家具7等の下部前端部分が設置面(例えば床面)8から浮き上がるように反らせて隙間を形成し、この隙間に転倒防止具1の挿入部2から係止縁部3が家具7等の下部前端部分に当接するまで差し込むことにより、家具7等の上部後縁部分を壁面9に当接させた状態で家具7等を固定する。
斯くして家具7等を固定した転倒防止具1は蓄光部4が前面に位置していることから、夜間や停電時、あるいは震災等にこの蓄光部4が発光してるので、その存在が明示される。
したがって、こうした暗闇の状況下でも移動や避難を安全に且つ敏速に行うことができるのである。
また、震災だけでなく例えば高齢者が小用のために夜間起き上げって移動するときにも蓄光部4が光って家具7等の存在を表示しているので、安全に移動することができる利点もある。
尚、上記実施例では転倒防止具1を透明若しくは半透明のEVA樹脂で形成するようにしてあるがこうしたものに限られず、乳白色の合成樹脂やシリコンゴム、その他の合成樹脂で形成することができるのは勿論のこと、硬質合成樹脂で形成することもできる。
また、上記係止縁部3は必ずしも必要ではなく省略することができるのはいうまでもないことである。
更に、上記実施の形態では蓄光部4を、アルミン酸ストロンチウム、ユウロピウム、ジスプロシウムからなる酸化物系の蓄光材で形成するようにしてあるが、硫化亜鉛に銅を結合させた硫化物系のものを使用したこの蓄光材にすることができるのはいうまでもないことである。
加えて、上記実施の形態では蓄光部4をライン状に形成するようにしてあるが、蓄光材を点在させて蓄光部4を形成することもできるし、前記蓄光部4で係止縁部3を形成することもできる。
また、転倒防止具1は必ずしも家具7等の幅の長さにあわせる必要はなく、家具7等の下部前端部分の左右に各1つづつ、あるいは家具7等の幅間に等間隔に設けることもできる。
本発明にかかる転倒防止具は、ドアの開放固定具として使用することも可能であり、こうした場合には上記と同様、、夜間に停電や震災の発生したとき、蓄光部が光ってドア(家具等)の存在を表示する効果を奏することができる。
は本発明にかかる家具等の転倒防止具の平面図である。 は本発明にかかる家具等の転倒防止具の正面図である。 は本発明にかかる家具等の転倒防止具の側面図である。 は本発明にかかる家具等の転倒防止具の使用状態を示す斜視図である。
符号の説明
1・・・家具等の転倒防止具
2・・・挿入部
3・・・係止縁部
4・・・蓄光部
5・・・滑り止め用の突条
6・・・突条
7・・・家具
8・・・設置面
9・・・壁面

Claims (3)

  1. 家具等の下端前縁部分と家具等が設置される設置面との間に挿入して使用される家具類の転倒防止具であって、側面視において楔状の挿入部を有し、当該挿入部の家具等の前面に現れる部分若しくは挿入部から連出された係止縁部を透明若しくは半透明の合成樹脂材で形成するとともに、当該挿入部の家具等の前面に現れる部分、若しくは挿入部から連出された係止縁部の少なくとも一部に蓄光部を設けたことを特徴とする挿入部の家具等の転倒防止具。
  2. 家具等の転倒防止具の成形時に、挿入部の家具等の前面に現れる部分若しくは挿入部から連出された係止縁部分内に蓄光部がライン状若しくは点在させた状態にモールドされていることを特徴とする請求項1に記載の家具等の転倒防止具。
  3. 蓄光部が、挿入部及び係止縁部と同じ合成樹脂に蓄光材を混練してなる請求項1又は請求項2に記載の家具等の転倒防止具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017038928A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 株式会社Lec 蓄光部を備えたプラスチック製ロッカーの前面パネル及びそのパネルを備えた防災用のロッカー

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