JP2009212032A - 燃料電池スタックの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料電池スタックを製造する際に、燃料電池スタックを構成する複数のセルモジュールにおいて、各膜電極接合体に加わる荷重のばらつきを抑制する。
【解決手段】膜電極接合体を備えるセルモジュールに、セルモジュールの初期クリープを進行させるエージング処理を施すエージング処理工程(ステップS100,110)と、エージング処理が施された複数のセルモジュールを、それぞれの膜電極接合体の含水量が所定範囲内の値になるように管理する含水量管理工程(ステップS120,150)と、含水量が管理された複数のセルモジュールを、含水量が管理された環境下で積層する積層工程(ステップS160,170,180)と、積層された複数のセルモジュールを、複数のセルモジュールの積層方向に所定の締結荷重を加えた状態で、所定の締結部材を用いて締結する締結工程(ステップS190)と、を備える。
【選択図】図2
【解決手段】膜電極接合体を備えるセルモジュールに、セルモジュールの初期クリープを進行させるエージング処理を施すエージング処理工程(ステップS100,110)と、エージング処理が施された複数のセルモジュールを、それぞれの膜電極接合体の含水量が所定範囲内の値になるように管理する含水量管理工程(ステップS120,150)と、含水量が管理された複数のセルモジュールを、含水量が管理された環境下で積層する積層工程(ステップS160,170,180)と、積層された複数のセルモジュールを、複数のセルモジュールの積層方向に所定の締結荷重を加えた状態で、所定の締結部材を用いて締結する締結工程(ステップS190)と、を備える。
【選択図】図2
Description
本発明は、燃料電池スタックの製造方法に関するものである。
燃料ガス(例えば、水素)と酸化剤ガス(例えば、酸素)との電気化学反応によって発電する燃料電池がエネルギ源として注目されている。この燃料電池には、電解質膜の両面に、それぞれ、アノード、および、カソードを接合してなる膜電極接合体を備えるセルモジュールを、複数積層させて構成された燃料電池スタックがある。
そして、この燃料電池スタックを製造する際には、各セルモジュールからの反応ガス(燃料ガス、および、酸化剤ガス)や、冷却媒体の漏洩を防止するため、および、燃料電池スタックを構成する部材同士の接触抵抗を低減するために、複数のセルモジュールは、これらの積層方向に締結荷重が加えられた状態で、締結部材を用いて締結される。このため、各セルモジュールを構成する部材には、上記締結荷重によって、経時的にクリープ(変形)が生じる。そして、このクリープ量の変化率は、一般に、燃料電池スタックの製造後の初期の段階で大きい。
そこで、従来、セルモジュールに対して初期クリープを進行させるエージング処理を施した後に、複数のセルモジュールを締結する技術が提案されている。
ところで、セルモジュールが備える膜電極接合体は、膜電極接合体の含水量に応じて、膨張・収縮する、すなわち、膜厚が変化する。このため、燃料電池スタックでは、複数のセルモジュールの積層方向に締結荷重を加えた際に、各膜電極接合体の含水量に応じて、各膜電極接合体の表面に対して垂直方向に加わる荷重にバラツキが生じることになる。しかし、従来、この各膜電極接合体に加わる荷重のバラツキについては、何ら考慮されておらず、燃料電池スタックの製造後、所望の締結荷重が得られない場合があった。
本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、燃料電池スタックを製造する際に、燃料電池スタックを構成する複数のセルモジュールにおいて、各膜電極接合体に加わる荷重のばらつきを抑制することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するために以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]燃料電池スタックの製造方法であって、電解質膜の両面に、それぞれ、アノード、および、カソードを接合してなる膜電極接合体を備えるセルモジュールに、少なくとも前記セルモジュールの表面に対して略垂直方向に荷重を加えることによって、前記セルモジュールの初期クリープを進行させるエージング処理を施すエージング処理工程と、前記エージング処理工程によって前記エージング処理が施された複数の前記セルモジュールを、それぞれの前記膜電極接合体の含水量が所定範囲内の値になるように管理する含水量管理工程と、前記含水量管理工程によって前記含水量が管理された前記複数のセルモジュールを、前記含水量が管理された環境下で積層する積層工程と、前記積層工程によって積層された前記複数のセルモジュールを、該複数のセルモジュールの積層方向に所定の締結荷重を加えた状態で、所定の締結部材を用いて締結する締結工程と、を備える製造方法。
適用例1の燃料電池スタックの製造方法では、燃料電池スタックを構成する複数のセルモジュールに上記エージング処理を施した後、各セルモジュールがそれぞれ備える膜電極接合体の含水量が所定範囲内の値になるように管理される。なお、上記エージング処理は、単一のセルモジュールごとに施すようにしてもよいし、一度に複数のセルモジュールに対して施すようにしてもよい。膜電極接合体の含水量の管理は、例えば、セルモジュール(膜電極接合体)を、温度、および、湿度が管理された環境下で保存することによって、容易に行うことができる。また、一般に、複数の膜電極接合体は、それらの膜厚が一定になるように製造されている。このため、上記含水量管理工程によって、複数のセルモジュールにおける各膜電極接合体の膜厚を、所定範囲内の値に管理することができる。そして、各膜電極接合体の含水量が管理された環境下で、複数のセルモジュールが積層され、締結部材を用いて締結される。したがって、本適用例の製造方法によって、燃料電池スタックを製造する際に、燃料電池スタックを構成する複数のセルモジュールにおいて、所望の締結荷重を付与しつつ、各膜電極接合体に加わる荷重のばらつきを抑制することができる。
[適用例2]適用例1記載の製造方法であって、前記エージング処理工程は、複数の前記セルモジュールを積層し、前記複数のセルモジュールの積層方向に前記荷重を加えた状態で、前記アノードに燃料ガスを供給するとともに、前記カソードに酸化剤ガスを供給して発電を行う発電工程を含む、製造方法。
適用例2の燃料電池スタックの製造方法では、エージング処理工程において発電を行うので、発電時に発生する熱によって、エージング処理を加速することができる。また、発電時に燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応によって生成された生成水を、膜電極接合体に含水させることができる。
[適用例3]適用例2記載の製造方法であって、前記含水量管理工程は、前記それぞれの膜電極接合体のアノード、および、カソードを掃気する掃気工程を含む、製造方法。
適用例3の燃料電池スタックの製造方法によって、膜電極接合体に含まれる過剰な水分を速やかに除去することができる。
[適用例4]適用例2または3記載の製造方法であって、前記発電工程は、前記複数のセルモジュールの各セル電圧をそれぞれ測定し、該測定された各セル電圧に基づいて、前記複数のセルモジュールの発電不良をそれぞれ検査する検査工程を含む、製造方法。
適用例4の燃料電池スタックの製造方法では、上記エージング処理工程中に、複数のセルモジュールの発電不良をそれぞれ検査するので、上記エージング処理工程後に、発電不良のセルモジュールを排除し、発電不良のセルモジュールが後工程に送られるのを回避するようにすることができる。
[適用例5]適用例1ないし4のいずれかに記載の製造方法であって、前記締結工程は、前記積層された複数のセルモジュールの積層方向に加える荷重を変化させて、該荷重と前記複数のセルモジュールの積層方向の長さの変位との関係を表す荷重変位特性を測定する荷重変位特性測定工程と、前記荷重変位特性測定工程によって測定された前記荷重変位特性に基づいて、前記積層された複数のセルモジュールの積層方向の端部に配置され、前記締結荷重を調整するためのシムを、前記締結部材の1つとして選定する工程と、を含む製造方法。
適用例5の燃料電池スタックの製造方法では、燃料電池スタックごとに上記シムの選定を行うので、さらに、燃料電池スタックを複数製造する場合の燃料電池スタックごとの締結荷重のバラツキを抑制することができる。
[適用例6]適用例1ないし4のいずれかに記載の製造方法であって、前記締結工程は、前記積層された複数のセルモジュールの積層方向に加える荷重を変化させて、該荷重と前記複数のセルモジュールの積層方向の長さの変位との関係を表す荷重変位特性を測定する荷重変位特性測定工程と、前記荷重変位特性測定工程によって測定された前記荷重変位特性に基づいて、前記積層された複数のセルモジュールの積層方向の端部に配置され、前記締結荷重を調整するためのバネを、前記締結部材の1つとして選定する工程と、を含む製造方法。
適用例6の燃料電池スタックの製造方法では、燃料電池スタックごとに上記バネの選定を行うので、さらに、燃料電池スタックを複数製造する場合の燃料電池スタックごとの締結荷重のバラツキを抑制することができる。なお、上記バネとしては、皿バネや、複数のバネをユニット化したスプリングユニット等を用いることができる。
本発明は、上述した種々の特徴を必ずしも全て備えている必要はなく、その一部を省略したり、適宜、組み合わせたりして構成することができる。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき説明する。
A.第1実施例:
A1.燃料電池スタックの構成:
図1は、本発明の第1実施例としての燃料電池スタック100の概略構成を示す説明図である。燃料電池スタック100は、燃料ガス(水素)と酸化剤ガス(酸素)との電気化学反応によって発電するセルモジュール40を、複数積層させたスタック構造を有している。各セルモジュール40は、概ね、プロトン伝導性を有する電解質膜の両面に、それぞれアノード、および、カソードを接合した膜電極接合体を、セパレータによって挟持した構成となっている。本実施例では、電解質膜として、ナフィオン(登録商標)等の固体高分子膜を用いるものとした。電解質として、固体酸化物等、他の電解質を用いるものとしてもよい。各セパレータには、アノードに供給すべき燃料ガスとしての水素の流路や、カソードに供給すべき酸化剤ガスとしての空気の流路や、冷却水の流路が形成されている。なお、セルモジュール40の積層数は、燃料電池スタック100に要求される出力に応じて任意に設定可能である。
A.第1実施例:
A1.燃料電池スタックの構成:
図1は、本発明の第1実施例としての燃料電池スタック100の概略構成を示す説明図である。燃料電池スタック100は、燃料ガス(水素)と酸化剤ガス(酸素)との電気化学反応によって発電するセルモジュール40を、複数積層させたスタック構造を有している。各セルモジュール40は、概ね、プロトン伝導性を有する電解質膜の両面に、それぞれアノード、および、カソードを接合した膜電極接合体を、セパレータによって挟持した構成となっている。本実施例では、電解質膜として、ナフィオン(登録商標)等の固体高分子膜を用いるものとした。電解質として、固体酸化物等、他の電解質を用いるものとしてもよい。各セパレータには、アノードに供給すべき燃料ガスとしての水素の流路や、カソードに供給すべき酸化剤ガスとしての空気の流路や、冷却水の流路が形成されている。なお、セルモジュール40の積層数は、燃料電池スタック100に要求される出力に応じて任意に設定可能である。
燃料電池スタック100は、一端から、エンドプレート10a、絶縁板20a、集電板30a、複数のセルモジュール40、集電板30b、絶縁板20b、シム50、エンドプレート10bの順に積層することによって構成されている。エンドプレート10aには、燃料電池スタック100内に、水素や、空気や、冷却水を流すための供給口や、排出口が設けられている。また、燃料電池スタック100内部には、水素や、空気や、冷却水を、それぞれ各セルモジュール40に分配して供給するための供給マニホールド(水素供給マニホールド、空気供給マニホールド、冷却水供給マニホールド)や、各セルモジュール40のアノードおよびカソードからそれぞれ排出されるアノードオフガスおよびカソードオフガスや、冷却水を集合させて燃料電池スタック100の外部に排出するための排出マニホールド(アノードオフガス排出マニホールド、カソードオフガス排出マニホールド、冷却水排出マニホールド)が形成されている。また、各セルモジュール40には、セル電圧を検出するための端子がそれぞれ備えられている。
エンドプレート10a,10bは、剛性を確保するため、鋼等の金属によって形成されている。絶縁板20a,20bは、ゴムや、樹脂等の絶縁性部材によって形成されている。集電板30a,30bは、緻密質カーボンや、銅板などのガス不透過な導電性部材によって形成されている。集電板30a,30bには、それぞれ図示しない出力端子が設けられており、燃料電池スタック100で発電した電力を出力可能となっている。
燃料電池スタック100には、燃料電池スタック100のいずれかの箇所における接触抵抗の増加等による電池性能の低下を抑制したり、ガスや冷却水の漏洩を抑制したりするために、スタック構造の積層方向に、外部から所定の締結荷重が加えられている。そして、この締結荷重が加えられた状態で、テンションプレート60の両端を、ボルト62によって、エンドプレート10a,10bにそれぞれ固定することによって、締結荷重が維持されている。なお、本実施例の燃料電池スタック100では、スタック構造の積層方向の長さが予め規定されており、シム50は、この条件下で上記締結荷重を調整するために用いられる。つまり、シム50の厚さを厚くすれば、複数のセルモジュール40の締結荷重は大きくなり、シム50の厚さを薄くすれば、複数のセルモジュール40の締結荷重は小さくなる。エンドプレート10a,10b、シム50、テンションプレート60、ボルト62は、本発明における締結部材に相当する。
各セルモジュール40のアノードには、図示しない水素タンクから、水素供給マニホールドを介して、燃料ガスとしての水素が供給される。水素タンクの代わりに、アルコール、炭化水素、アルデヒドなどを原料とする改質反応によって水素リッチなガスを生成し、アノードに供給するものとしてもよい。各セルモジュール40のアノードから排出されるアノードオフガスは、アノードオフガス排出マニホールドを介して、燃料電池スタック100の外部に排出される。
各セルモジュール40のカソードには、図示しないエアコンプレッサによって圧縮された圧縮空気が、空気供給マニホールドを介して、酸素を含有した酸化剤ガスとして供給される。各セルモジュール40のカソードから排出されるカソードオフガスは、カソードオフガス排出マニホールドを介して、燃料電池スタック100の外部に排出される。
燃料電池スタック100は、上述した電気化学反応によって発熱するため、燃料電池スタック100には、燃料電池スタック100を冷却するための冷却水も供給される。この冷却水は、図示しない循環ポンプによって、冷却水用の配管を流れ、図示しないラジエータによって冷却されて、燃料電池スタック100に供給される。
A2.燃料電池スタックの製造工程:
図2は、第1実施例の燃料電池スタック100の製造工程を示す説明図である。まず、図1に示した燃料電池スタック100と同様の構成を有する仮の燃料電池スタックを組み付ける(ステップS100)。なお、ステップS100において、シム50としては、仮の燃料電池スタックの組み付け用に用意された仮のシムが用いられる。そして、各セルモジュール40のアノードに水素を供給するとともに、カソードに空気を供給し、発電を行う(ステップS110)。このとき、各セルモジュール40のセル電圧の測定をそれぞれ行い(ステップS100)、各セルモジュール40の発電不良の検査、すなわち、セル電圧が所定値未満のセルモジュール40があるか否かの検査を行う。これらステップS100、および、ステップS110の工程は、主として、複数のセルモジュール40の初期クリープを進行させるための工程であり、本発明におけるエージング処理工程に相当する。なお、これらの工程において、仮のシムの厚さや、複数のセルモジュール40の締結荷重や、発電条件(例えば、ガス流量や、発電時間)は、初期クリープを進行させる観点の下で、任意に設定可能である。
図2は、第1実施例の燃料電池スタック100の製造工程を示す説明図である。まず、図1に示した燃料電池スタック100と同様の構成を有する仮の燃料電池スタックを組み付ける(ステップS100)。なお、ステップS100において、シム50としては、仮の燃料電池スタックの組み付け用に用意された仮のシムが用いられる。そして、各セルモジュール40のアノードに水素を供給するとともに、カソードに空気を供給し、発電を行う(ステップS110)。このとき、各セルモジュール40のセル電圧の測定をそれぞれ行い(ステップS100)、各セルモジュール40の発電不良の検査、すなわち、セル電圧が所定値未満のセルモジュール40があるか否かの検査を行う。これらステップS100、および、ステップS110の工程は、主として、複数のセルモジュール40の初期クリープを進行させるための工程であり、本発明におけるエージング処理工程に相当する。なお、これらの工程において、仮のシムの厚さや、複数のセルモジュール40の締結荷重や、発電条件(例えば、ガス流量や、発電時間)は、初期クリープを進行させる観点の下で、任意に設定可能である。
次に、仮の燃料電池スタック内、すなわち、各セルモジュール40のアノード、および、カソードを、空気によって掃気する(ステップS120)。こうすることによって、発電、すなわち、水素と酸素との電気化学反応によって生成され、セルモジュール40が備える膜電極接合体に過剰に滞留する生成水を除去することができる。
次に、仮の燃料電池スタックを分解し(ステップS130)、ステップS110において、発電不良のセルモジュール40が検出された場合には、その発電不良のセルモジュール40を排除する(ステップS140)。
次に、ステップS110におけるセル電圧の測定で、所定値以上のセル電圧が得られた良品のセルモジュール40を、温度、および、湿度が管理された環境下で所定時間保存することによって、膜電極接合体の含水量が所定範囲内の値になるように管理する(ステップS150)。膜電極接合体の含水量の管理条件(温度、湿度、時間)は、任意に設定可能である。
次に、温度、および、湿度が管理された環境下で、膜電極接合体の含水量が管理された良品のセルモジュール40を所定数積層し(ステップS160)、これらの積層方向に加える荷重を変化させて、荷重と複数のセルモジュール40の積層方向の長さの変位との関係を表す荷重変位特性を測定する(ステップS170)。そして、測定された荷重変位特性にも基づいて、シム50の選定を行う(ステップS180)。このシム50の選定方法については後述する。
次に、エンドプレート10a、絶縁板20a、集電板30a、複数のセルモジュール40、集電板30b、絶縁板20b、ステップS180で選定されたシム50、エンドプレート10bをこの順に積層し、これらの積層方向に締結荷重を加え、テンションプレート60の両端を、ボルト62によって、エンドプレート10a,10bにそれぞれ固定して、燃料電池スタック100を組み付ける(ステップS190)。以上の製造工程によって、燃料電池スタック100は完成する。
図3は、シム50の選定方法を示す説明図である。燃料電池スタックAを構成する複数のセルモジュールの荷重変位特性を実線で描かれた曲線で示した。また、燃料電池スタックBを構成する複数のセルモジュールの荷重変位特性を一点鎖線で描かれた曲線で示した。なお、すべてのセルモジュールは、湿度RH=s(%)、温度T=Ts(℃)の環境下で、膜電極接合体の含水量が所定範囲内の値になるように管理されている。
ここで、燃料電池スタックA、および、燃料電池スタックBにおける複数のセルモジュールの積層方向の長さLが、ともにL=Lsと規定されているものとする。また、燃料電池スタックA、および、燃料電池スタックBに要求される荷重(締結荷重)Nが、ともにN=Nsであるものとする。
図3より、燃料電池スタックAを構成する複数のセルモジュールに、これらの積層方向の長さLがL=Lsとなるように荷重を加えた場合、これらに加わる荷重Nは、Nsよりも小さい値となることが分かる。また、これらの積層方向の長さLがL=Laとなるように荷重を加えれば、これらに加わる荷重NがN=Nsとなることが分かる。したがって、燃料電池スタックAに用いられるシムとして、Ls−Laの厚さを有するシム50を選定する。このようにして選定されたシム50を用いて燃料電池スタックを組み付けることによって、スタック構造の積層方向の長さ、および、複数のセルモジュールに加わる荷重がそれぞれ所望の値となる燃料電池スタックを製造することができる。
同様に、図3より、燃料電池スタックBを構成する複数のセルモジュール40に、これらの積層方向の長さLがL=Lsとなるように荷重を加えた場合、これらに加わる荷重Nは、Nsよりも小さい値となることが分かる。また、これらの積層方向の長さLがL=Lbとなるように荷重を加えれば、これらに加わる荷重NがN=Nsとなることが分かる。したがって、燃料電池スタックBに用いられるシムとして、Ls−Lbの厚さを有するシム50を選定する。このようにして選定されたシム50を用いて燃料電池スタックを組み付けることによって、スタック構造の積層方向の長さ、および、複数のセルモジュールに加わる荷重がそれぞれ所望の値となる燃料電池スタックを製造することができる。
以上説明した第1実施例の燃料電池スタック100の製造工程では、燃料電池スタック100を構成する複数のセルモジュール40にエージング処理を施した後、各セルモジュール40がそれぞれ備える膜電極接合体の含水量が所定範囲内の値になるように管理される。また、複数の膜電極接合体は、それらの膜厚が一定になるように製造されている。このため、複数のセルモジュール40における各膜電極接合体の膜厚を、所定範囲内の値に管理することができる。そして、各膜電極接合体の含水量が管理された環境下で、複数のセルモジュール40が積層され、締結部材を用いて締結される。したがって、燃料電池スタック100を製造する際に、燃料電池スタック100を構成する複数のセルモジュール40において、所望の締結荷重を付与しつつ、各膜電極接合体に加わる荷重のばらつきを抑制することができる。
また、第1実施例の燃料電池スタック100の製造工程では、燃料電池スタック100ごとにシム50の選定、すなわち、シム50の厚さの選定を行うので、燃料電池スタック100を複数製造する場合の燃料電池スタック100ごとの締結荷重のバラツキを抑制することができる。
B.第2実施例:
B1.燃料電池スタックの構成:
図4は、本発明の第2実施例としての燃料電池スタック100Aの概略構成を示す説明図である。図1と図4との比較から分かるように、第2実施例の燃料電池スタック100Aの構成は、第1実施例の燃料電池スタック100の構成とほぼ同じである。ただし、第2実施例の燃料電池スタック100Aでは、第1実施例の燃料電池スタック100におけるシム50の代わりに、皿バネ52を備えている。この皿バネ52は、燃料電池スタック100Aにおけるスタック構造の積層方向加えられる締結荷重を調製するための部材である。なお、皿バネ52の代わりに、例えば、複数のバネをユニット化したスプリングユニットを用いるようにしてもよい。
B1.燃料電池スタックの構成:
図4は、本発明の第2実施例としての燃料電池スタック100Aの概略構成を示す説明図である。図1と図4との比較から分かるように、第2実施例の燃料電池スタック100Aの構成は、第1実施例の燃料電池スタック100の構成とほぼ同じである。ただし、第2実施例の燃料電池スタック100Aでは、第1実施例の燃料電池スタック100におけるシム50の代わりに、皿バネ52を備えている。この皿バネ52は、燃料電池スタック100Aにおけるスタック構造の積層方向加えられる締結荷重を調製するための部材である。なお、皿バネ52の代わりに、例えば、複数のバネをユニット化したスプリングユニットを用いるようにしてもよい。
B2.燃料電池スタックの製造工程:
図5は、第2実施例の燃料電池スタック100Aの製造工程を示す説明図である。まず、図4に示した燃料電池スタック100Aと同様の構成を有する仮の燃料電池スタックを組み付ける(ステップS200)。なお、ステップS200において、皿バネ52としては、仮の燃料電池スタックの組み付け用に用意された仮の皿バネが用いられる。そして、各セルモジュール40のアノードに水素を供給するとともに、カソードに空気を供給し、発電を行う(ステップS210)。このとき、各セルモジュール40のセル電圧の測定をそれぞれ行い(ステップS200)、各セルモジュール40の発電不良の検査、すなわち、セル電圧が所定値未満のセルモジュール40があるか否かの検査を行う。
図5は、第2実施例の燃料電池スタック100Aの製造工程を示す説明図である。まず、図4に示した燃料電池スタック100Aと同様の構成を有する仮の燃料電池スタックを組み付ける(ステップS200)。なお、ステップS200において、皿バネ52としては、仮の燃料電池スタックの組み付け用に用意された仮の皿バネが用いられる。そして、各セルモジュール40のアノードに水素を供給するとともに、カソードに空気を供給し、発電を行う(ステップS210)。このとき、各セルモジュール40のセル電圧の測定をそれぞれ行い(ステップS200)、各セルモジュール40の発電不良の検査、すなわち、セル電圧が所定値未満のセルモジュール40があるか否かの検査を行う。
次に、仮の燃料電池スタック内、すなわち、各セルモジュール40のアノード、および、カソードを、空気によって掃気する(ステップS220)。こうすることによって、発電、すなわち、水素と酸素との電気化学反応によって生成され、セルモジュール40が備える膜電極接合体に過剰に滞留する生成水を除去することができる。
次に、仮の燃料電池スタックを分解し(ステップS230)、ステップS210において、発電不良のセルモジュール40が検出された場合には、その発電不良のセルモジュール40を排除する(ステップS240)。
次に、ステップS210におけるセル電圧の測定で、所定値以上のセル電圧が得られた良品のセルモジュール40を、温度、および、湿度が管理された環境下で所定時間保存することによって、膜電極接合体の含水量が所定範囲内の値になるように管理する(ステップS250)。
次に、温度、および、湿度が管理された環境下で、膜電極接合体の含水量が管理された良品のセルモジュール40を所定数積層し(ステップS260)、これらの積層方向に加える荷重を変化させて、荷重と複数のセルモジュール40の積層方向の長さの変位との関係を表す荷重変位特性を測定する(ステップS270)。そして、測定された荷重変位特性にも基づいて、皿バネ52の選定を行う(ステップS280)。この皿バネ52の選定方法は、第1実施例の燃料電池スタック100の製造工程におけるシム50の選定方法と同様である。
次に、エンドプレート10a、絶縁板20a、集電板30a、複数のセルモジュール40、集電板30b、絶縁板20b、ステップS280で選定された皿バネ52、エンドプレート10bをこの順に積層し、これらの積層方向に締結荷重を加え、テンションプレート60の両端を、ボルト62によって、エンドプレート10a,10bにそれぞれ固定して、燃料電池スタック100を組み付ける(ステップS290)。以上の製造工程によって、燃料電池スタック100Aは完成する。
以上説明した第2実施例の燃料電池スタック100Aの製造工程では、第1実施例の燃料電池スタック100の製造工程と同様に、燃料電池スタック100Aを構成する複数のセルモジュール40にエージング処理を施した後、各セルモジュール40がそれぞれ備える膜電極接合体の含水量が所定範囲内の値になるように管理される。また、複数の膜電極接合体は、それらの膜厚が一定になるように製造されている。このため、複数のセルモジュール40における各膜電極接合体の膜厚を、所定範囲内の値に管理することができる。そして、各膜電極接合体の含水量が管理された環境下で、複数のセルモジュール40が積層され、締結部材を用いて締結される。したがって、燃料電池スタック100Aを製造する際に、燃料電池スタック100Aを構成する複数のセルモジュール40において、所望の締結荷重を付与しつつ、各膜電極接合体に加わる荷重のばらつきを抑制することができる。
また、第1実施例の燃料電池スタック100Aの製造工程では、燃料電池スタック100ごとに皿バネ52の選定を行うので、燃料電池スタック100Aを複数製造する場合の燃料電池スタック100Aごとの締結荷重のバラツキを抑制することができる。
C.変形例:
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
以上、本発明のいくつかの実施の形態について説明したが、本発明はこのような実施の形態になんら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々なる態様での実施が可能である。例えば、以下のような変形が可能である。
C1.変形例1:
上記実施例では、燃料電池スタック100,100Aの製造工程のエージング処理工程において、発電を行うものとしたが、本発明は、これに限られない。ただし、エージング処理工程において、発電を行うことによって、発電時に発生する発熱によって、エージング処理を加速することができる。また、発電時に燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応によって生成された生成水を、膜電極接合体に含水させることができる。
上記実施例では、燃料電池スタック100,100Aの製造工程のエージング処理工程において、発電を行うものとしたが、本発明は、これに限られない。ただし、エージング処理工程において、発電を行うことによって、発電時に発生する発熱によって、エージング処理を加速することができる。また、発電時に燃料ガスと酸化剤ガスとの電気化学反応によって生成された生成水を、膜電極接合体に含水させることができる。
また、発電時に各セルモジュール40のセル電圧を測定し、この測定結果に基づいて、各セルモジュールにおける発電不良の有無を検査し、発電不良のセルモジュールを排除して、発電不良のセルモジュールが後工程に送られるのを回避するようにすることができる。
C2.変形例2:
上記実施例では、燃料電池スタック100,100Aの製造工程のエージング処理工程において、複数のセルモジュール40を積層し、仮の燃料電池スタックを組み付けて、一度に複数のセルモジュール40に対してエージング処理を施すものとしたが、本発明は、これに限られない。複数のセルモジュール40について、単一のセルモジュール40ごとに、セルモジュール40の初期クリープを進行させるエージング処理を施すようにしてもよい。
上記実施例では、燃料電池スタック100,100Aの製造工程のエージング処理工程において、複数のセルモジュール40を積層し、仮の燃料電池スタックを組み付けて、一度に複数のセルモジュール40に対してエージング処理を施すものとしたが、本発明は、これに限られない。複数のセルモジュール40について、単一のセルモジュール40ごとに、セルモジュール40の初期クリープを進行させるエージング処理を施すようにしてもよい。
C3.変形例3:
上記実施例では、燃料電池スタック100,100Aの製造工程のエージング処理工程の後に、セルモジュール40が備える膜電極接合体のアノード、および、カソードを空気によって掃気するものとしたが、これを省略してもよい。ただし、この掃気を行うことによって、膜電極接合体に含まれる過剰な水分を速やかに除去することができる。
上記実施例では、燃料電池スタック100,100Aの製造工程のエージング処理工程の後に、セルモジュール40が備える膜電極接合体のアノード、および、カソードを空気によって掃気するものとしたが、これを省略してもよい。ただし、この掃気を行うことによって、膜電極接合体に含まれる過剰な水分を速やかに除去することができる。
100,100A…燃料電池スタック
10a,10b…エンドプレート
20a,20b…絶縁板
30a,30b…集電板
40…セルモジュール
50…シム
52…皿バネ
60…テンションプレート
62…ボルト
10a,10b…エンドプレート
20a,20b…絶縁板
30a,30b…集電板
40…セルモジュール
50…シム
52…皿バネ
60…テンションプレート
62…ボルト
Claims (6)
- 燃料電池スタックの製造方法であって、
電解質膜の両面に、それぞれ、アノード、および、カソードを接合してなる膜電極接合体を備えるセルモジュールに、少なくとも前記セルモジュールの表面に対して略垂直方向に荷重を加えることによって、前記セルモジュールの初期クリープを進行させるエージング処理を施すエージング処理工程と、
前記エージング処理工程によって前記エージング処理が施された複数の前記セルモジュールを、それぞれの前記膜電極接合体の含水量が所定範囲内の値になるように管理する含水量管理工程と、
前記含水量管理工程によって前記含水量が管理された前記複数のセルモジュールを、前記含水量が管理された環境下で積層する積層工程と、
前記積層工程によって積層された前記複数のセルモジュールを、該複数のセルモジュールの積層方向に所定の締結荷重を加えた状態で、所定の締結部材を用いて締結する締結工程と、
を備える製造方法。 - 請求項1記載の製造方法であって、
前記エージング処理工程は、複数の前記セルモジュールを積層し、前記複数のセルモジュールの積層方向に前記荷重を加えた状態で、前記アノードに燃料ガスを供給するとともに、前記カソードに酸化剤ガスを供給して発電を行う発電工程を含む、製造方法。 - 請求項2記載の製造方法であって、
前記含水量管理工程は、前記それぞれの膜電極接合体のアノード、および、カソードを掃気する掃気工程を含む、製造方法。 - 請求項2または3記載の製造方法であって、
前記発電工程は、前記複数のセルモジュールの各セル電圧をそれぞれ測定し、該測定された各セル電圧に基づいて、前記複数のセルモジュールの発電不良をそれぞれ検査する検査工程を含む、製造方法。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の製造方法であって、
前記締結工程は、
前記積層された複数のセルモジュールの積層方向に加える荷重を変化させて、該荷重と前記複数のセルモジュールの積層方向の長さの変位との関係を表す荷重変位特性を測定する荷重変位特性測定工程と、
前記荷重変位特性測定工程によって測定された前記荷重変位特性に基づいて、前記積層された複数のセルモジュールの積層方向の端部に配置され、前記締結荷重を調整するためのシムを、前記締結部材の1つとして選定する工程と、
を含む製造方法。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の製造方法であって、
前記締結工程は、
前記積層された複数のセルモジュールの積層方向に加える荷重を変化させて、該荷重と前記複数のセルモジュールの積層方向の長さの変位との関係を表す荷重変位特性を測定する荷重変位特性測定工程と、
前記荷重変位特性測定工程によって測定された前記荷重変位特性に基づいて、前記積層された複数のセルモジュールの積層方向の端部に配置され、前記締結荷重を調整するためのバネを、前記締結部材の1つとして選定する工程と、
を含む製造方法。
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JP2008056053A JP2009212032A (ja) | 2008-03-06 | 2008-03-06 | 燃料電池スタックの製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2008
- 2008-03-06 JP JP2008056053A patent/JP2009212032A/ja active Pending
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