JP2009211423A - 画像データ生成方法および三次元画像表示方法 - Google Patents

画像データ生成方法および三次元画像表示方法 Download PDF

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浩一 高橋
Atsushi Mamiya
篤 間宮
Ryota Okamura
了太 岡村
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Abstract

【課題】
三次元仮想空間のオブジェクトを表示する際に移動の臨場感を視覚的に高める。
【解決手段】
後端底面と先端底面とを有する第1柱状体P1の先端底面を構成する前方投影面Fと、第1柱状体の側面を構成する第1側方投影面S1と、第1柱状体P1の内側に位置する第2柱状体P2の側面、カメラ位置Oから側面を見たときに当該側面が第1側方投影面S1全体を含む長さに設定された第2柱状体Pの、側面を構成する第2側方投影面S2と、
を有し、少なくとも、三次元仮想空間上をカメラ位置Oが移動するときは、第1の表示画像データに、第2側方投影面に投影されるオブジェクトの表示画像データを含めないとともに、カメラ位置Oの移動状態に応じて、第2柱状体P2の先端底面の大きさを、第1柱状体P1の先端底面の大きさの範囲内で変化させることで、第2側方投影面S2に投影されるオブジェクトの変形表示画像データを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラ位置を移動させつつ三次元仮想空間のオブジェクトを表示する際に移動の臨場感を視覚的に高めることができる画像データ生成・表示技術に関し、特に舞台が三次元仮想空間であるゲーム(3Dゲーム)や、三次元仮想空間を走行する車両・船舶・航空機等のシミュレータ(3Dシミュレータ)への適用が好適な画像データ生成方法および三次元画像表示方法に関する。
近年、ハードウェアおよびソフトウェアの急激な進歩により、三次元仮想空間におけるオブジェクトを臨場感あふれるように表示する技術が種々提案されている。
この種の技術では、乗り物の速度が変化したときに、三次元仮想空間上での視点と移動体との間の直線的な距離を計算し、計算結果に応じてディスプレイに表示すべき移動体の作画の詳細度を決定する技術が知られている(特許文献1参照)。また、乗り物の速度が変化したときに、移動体の速度が小さいときは、視点を画面下方に設定し、移動体の速度が大きいときは視点を画面中央に設定する技術も知られている(特許文献2参照)。しかし、実際には、特許文献1や特許文献2の技術では視覚的な臨場感が十分に出せないのが現状であった。
特開2000−207579 特開2000−200360
本発明の目的は、カメラ位置を移動させつつ三次元仮想空間のオブジェクトを表示する際に移動の臨場感を視覚的に高めることができる画像データ生成方法および三次元画像表示方法を提供することにある。
本発明の画像データ生成方法は、(1)から(12)を要旨とする。
(1)
中心がカメラ位置である後端底面と、中心がカメラ軸線上にある先端底面とを有する第1柱状体の前記先端底面を構成する前方投影面と、
前記第1柱状体の側面を構成する第1側方投影面と、
後端底面が前記第1柱状体の後端底面に一致し、先端底面が前記第1柱状体の先端底面よりも小さく中心が前記カメラ軸線上にあり、前記カメラ位置から側面を見たときに当該側面が前記第1側方投影面全体を含む長さに設定された第2柱状体の、前記側面を構成する前記第2側方投影面と、
を有し、
前記カメラ位置から見える三次元仮想空間上のオブジェクトを前記前方投影面と前記第1側方投影面とに投影して第1の表示画像データを生成し、
前記第1柱状体の前記後端底面を含む面と前記先端底面を含む面との間の前記オブジェクトのうち、前記カメラ軸線から所定距離範囲内にあるオブジェクトを前記第2側方投影面に投影して第2の表示画像データを生成する、
三次元オブジェクトの画像データ生成方法であって、
少なくとも、前記三次元仮想空間上を前記カメラ位置が移動するときは、
前記第1の表示画像データから、前記第2側方投影面に投影されるオブジェクトの表示画像データを除去する(前記第1側方投影面に投影されたオブジェクトのうち、前記第2側方投影面に投影されたオブジェクトをマスクする)とともに、
前記カメラ位置の移動状態に応じて、前記第2柱状体の先端底面の大きさを、前記第1柱状体の先端底面の大きさの範囲内で変化させることで、前記第2側方投影面に投影されるオブジェクトの変形表示画像データを生成する、
ことを特徴とする三次元オブジェクトの画像データ生成方法。
本発明の画像データ生成方法では、三次元仮想空間上のオブジェクトのうち側面にあるオブジェクトのみが第1柱状体の側面、第2柱状体の側面に投影され、前方のオブジェクトは、第1柱状体の先端底面に投影されない。カメラ位置は、カメラ視点と同じ意味である。
(2)
カメラ位置の前記三次元仮想空間での移動速度が高くなるにしたがって、前記第2柱状体の先端底面の大きさを大きくし、前記移動速度が低くなるにしたがって、前記第2柱状体の先端底面の大きさを小さくすることを特徴とする(1)に記載の画像データ生成方法。
(3)
前記第1柱状体および前記第2柱状体が円柱または円錐台であることを特徴とする(1)または(2)に記載の画像データ生成方法。
(4)
前記第1柱状体および前記第2柱状体が四角柱または四角錐台である(底面の4辺のうち、一方の対向2辺が垂直で他方の対向2辺が水平である)ことを特徴とする(1)または(2)に記載の画像データ生成方法。
(5)
カメラ位置の移動速度が高くなるにしたがって、カメラ位置から前記第1柱状体の先端底面までの距離を長くし、前記移動速度が低くなるにしたがって、カメラ位置から前記第1柱状体の先端底面までの距離を短くする、
ことを特徴とする(1)から(4)の何れかに記載の画像データ生成方法。
(6)
カメラ位置が前記三次元仮想空間上を右または左にカーブして移動するときは、
前記先端底面のカーブ内側の垂直辺を短縮し、前記先端底面のカーブ外側の垂直辺を伸張すること、または、
前記先端底面のカーブ内側の垂直辺を伸張し、前記先端底面のカーブ外側の垂直辺を短縮すること、
を特徴とする(4)または(5)に記載の画像データ生成方法。
(7)
前記第2投影面の上下面には三次元オブジェクトを投影しないことを特徴とする(4)から(6)の何れかに記載の画像データ生成方法。
(8)
中心がカメラ位置である後端底面と、中心がカメラ軸線上にある先端底面とを有する柱状体の前記先端底面を構成する前方投影面と、
前記柱状体の側面を構成する第1側方投影面と、
前記柱状体の側面に含まれ、後端辺が前記柱状体の後端底面側の稜の一部に一致し、先端辺が前記柱状体の先端底面側の稜の一部に一致する左右1対の台形状壁面(曲面または平面)を構成する第2側方投影面と、
を有し、
前記カメラ位置から見える三次元仮想空間上のオブジェクトを前記前方投影面と前記第1側方投影面とに投影して第1の表示画像データを生成し、
前記柱状体の前記後端底面を含む面と前記先端底面を含む面との間の前記オブジェクトのうち、前記カメラ軸線から所定距離範囲内にあるオブジェクトを前記第2側方投影面に投影して第2の表示画像データを生成する、
三次元オブジェクトの画像データ生成方法であって、
少なくとも、前記三次元仮想空間上を前記カメラ位置が移動するときは、
前記第1の表示画像データから、前記第2側方投影面に投影されるオブジェクトの表示画像データを除去する(前記第1側方投影面に投影されたオブジェクトのうち、前記第2側方投影面に投影されたオブジェクトをマスクする)とともに、
前記カメラ位置の移動状態に応じて、前記2つの台形状壁面の先端辺の長さを変化させることで、前記第2側方投影面に投影されるオブジェクトの変形表示画像データを生成する、
ことを特徴とする三次元オブジェクトの画像データ生成方法。
(9)
カメラ位置の前記仮想空間での移動速度が高くなるにしたがって、前記2つの台形状壁面の先端辺の長さを長くし、前記移動速度が低くなるにしたがって、前記2つの台形状壁面の先端辺の長さを短くする、
ことを特徴とする(8)に記載の画像データ生成方法。
(10)
前記柱状体が円錐台である(前記2つの台形状壁面が柱状体が円錐台の一部を構成する曲面である)ことを特徴とする(8)または(9)に記載の画像データ生成方法。
(11)
前記柱状体が四角柱または四角錐台である(底面の4辺のうち一方の対向2辺が垂直で他方の対向2辺が水平である)(前記2つの台形状壁面が四角柱または四角錐台の一部を構成する平面である)ことを特徴とする(8)または(9)に記載の画像データ生成方法。
(12)
カメラ位置の移動速度が高くなるにしたがって、カメラ位置から前記柱状体の先端底面までの距離を長くし、前記移動速度が低くなるにしたがって、カメラ位置から前記柱状体の先端底面までの距離を短くする、
ことを特徴とする(8)から(11)の何れかに記載の画像データ生成方法。
本発明の三次元画像表示方法は、(13)を要旨とする。
(13)
(1)から(12)の方法により画像データを生成し、当該画像データをディスプレイに表示させることを特徴とする三次元画像表示方法。
表示面中心Oを仮想移動する際に、有効視野投影面を底面とする四角柱または四角錐台の側面に仮想移動ラインから近いオブジェクトを表示するとともに、安定注視野投影面(有効視野投影面よりも大きい矩形)を底面とする四角柱の側面に仮想移動ラインから遠いオブジェクトを表示するようにしたので、有効視野投影面を底面とする四角柱または四角錐台の側面に表示される画像を、表示面中心の移動状態に応じて上下方向に伸縮変化させることができる。これにより、三次元仮想空間のオブジェクトを表示する際に移動時の臨場感を高めることができる。特に三次元仮想空間を走行する車両・船舶・航空機等のゲーム(3Dゲーム)や、シミュレータ(3Dシミュレータ)への適用は好適である。
図1から図10は第1柱状体および第2柱状体が四角錐台である場合の本発明の第1実施形態を示す説明図である。
図1(A)において、第1柱状体P1および第2柱状体P2が三次元仮想空間上に定義されている。第1柱状体P1(長さX)は、中心がカメラ位置Oである後端底面と、中心がカメラ軸線L上にある先端底面とを有している。
また、第2柱状体P2は、後端底面が第1柱状体P1の後端底面に一致し、先端底面が第1柱状体P1の先端底面よりも小さく中心がカメラ軸線L上にあり、カメラ位置Oから側面を見たときに当該側面が第1柱状体P1の側面全体を含む長さに設定されている。
第1柱状体P1の先端底面が前方投影面Fを構成し、4つの側面が第1側方投影面S1
を構成している。また、第2柱状体P2の4つの側面が第2側方投影面S2を構成している。本発明では、「柱状体」は、2つの底面(先端底面、後端底面)と、側面とから構成される。たとえば、「柱状体」は四角柱である場合には、図1に示すように側面は4つであり、これらの4つの側面が第1側方投影面S1を構成することになる。
図1(B)に第1柱状体P1を示し、図1(C)に第2柱状体P2を示す。
図2に前方投影面F、第1側方投影面S1、第2側方投影面S2を示す。図2では、カメラ位置Oから前方投影面Fを臨む角をαで示す。また、図2では、カメラ位置Oから第2側方投影面S2を見たときに、当該投影面S2は第1側方投影面S1と完全に重なっている様子が示されている。
カメラ位置Oから見える三次元仮想空間上のオブジェクトは、前方投影面Fと第1側方投影面とに投影され、第1の表示画像データD1が生成される。
第1柱状体P1の後端底面を含む面と先端底面を含む面との間のオブジェクト(カメラ位置Oから距離X以内にあるオブジェクト)のうち、カメラ軸線Lから距離Yの範囲内にあるオブジェクト(図3参照)は、第2側方投影面S2に投影され、第2の表示画像データD2が生成される。
図3は、三次元仮想空間上での、前方投影面F、第1側方投影面S1、第2側方投影面S2と、オブジェクトA,B,C,Dとの位置関係を示す説明図である。図3において、オブジェクトB,C,Dがカメラ位置Oから距離X以内にあり、このうちオブジェクトCのみがカメラ軸線Lから距離Yの範囲内にある。
図4(A),(B),(C)は、カメラ位置Oが静止しているときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面S2にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトと第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。図4(C)には図示していないが、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトCの裏に、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCが同一輪郭で隠されている。
本発明では、カメラ位置Oの移動状態(速度変化や加速度変化)に応じて、第2柱状体P2の先端底面の大きさを、第1柱状体P1の先端底面の大きさの範囲内で変化させることで、第2側方投影面S2に投影されるオブジェクトの変形表示画像データを生成することができる。
図5(A),(B),(C)は、カメラ位置Oが減速をしているときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図である。この場合には、第2の表示画像データD2を作成する際に、オブジェクトCが投影された第2側方投影面S2を拡大する(第2柱状体P2の先端底面の大きさを、第1柱状体P1の先端底面の大きさの範囲内で拡大する)。図5(A)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1にオブジェクトが投影された様子を示す図、図5(B)は第2側方投影面S2にオブジェクトが投影された様子を示す図、図5(C)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトと第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。図5(C)には図示していないが、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトCの裏に、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCが小さい輪郭で隠されている。
図6(A),(B),(C)は、カメラ位置Oが加速をしているときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図である。この場合には、第2の表示画像データD2を作成する際に、オブジェクトCが投影された第2側方投影面S2を縮小する(第2柱状体P2の先端底面の大きさを、第1柱状体P1の先端底面の大きさの範囲内で縮小する)。図6(A)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1にオブジェクトが投影された様子を示す図、図6(B)は第2側方投影面S2にオブジェクトが投影された様子を示す図、図6(C)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトと第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。図6(C)に示されるように、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトCの裏から、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCが大きい輪郭ではみ出している。
図6(A),(B),(C)で説明した不都合(第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCが大きい輪郭ではみ出してしまうという不都合)を解消するために、図7(A)に示すように、カメラ位置Oから距離X以内にあり、かつカメラ軸線Lから距離Yの範囲内にあるオブジェクト(この場合には、オブジェクトC)をマスク処理する必要がある。このマスク処理では、第1側方投影面S1にオブジェクトCを投影した後、第1の表示画像データD1を作成するときにオブジェクトCを、第1の表示画像データD1から除去してもよいし、最初から第1側方投影面S1にオブジェクトCを投影させないようにしてもよい。
これにより、図7(C)に示すように、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトCの裏から、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCが大きい輪郭ではみ出すことはなくなる。なお、図7(B)に示すように、第2側方投影面S2に表示されるオブジェクトCには変更は加えない。
図8(A),(B),(C)は、第2柱状体P2の下側面の大きさや位置が変化しない場合を示している。図8(A)は、カメラ位置Oが静止しているときを示している。図8(B)に示すように、カメラ位置Oがたとえば加速するときには、第2柱状体P2の下側面Uは固定され、上側面Tはそのままの大きさで下方に移動し、左右側面の面積が小さくなる。図8(C)に示すように、カメラ位置Oが減速するときには、第2柱状体P2の下側面Uは固定され、上側面Tはそのままの大きさで下方に移動し、左右側面の面積が大きくなる。
図9(A),(B),(C)は、カメラ位置Oの移動速度が高くなるにしたがって、カメラ位置Oから第1柱状体P1(図では、前方投影面F,第1側方投影面S1で示す)の先端底面までの距離Xを長くした例を示す説明図であり、(A)はカメラ位置Oが静止しているとき、(B)はカメラ位置Oが中速で移動しているとき、(C)はカメラ位置Oが高速で移動しているときの前方投影面F,第1側方投影面S1,第2側方投影面S2の状態を示している。
上記実施形態では、第1柱状体P1および第2柱状体P2は、先すぼみの四角錐台の場合を説明したが、これに限定されず、第1柱状体P1および第2柱状体P2は、それぞれ、先すぼみの四角錐台、四角柱または先広がりの四角錐台であってもよい。たとえば、第1柱状体P1および第2柱状体P2が共に四角柱であってもよいし、第1柱状体P1および第2柱状体P2が共に先広がりの四角錐台であってもよい。
図10に第1柱状体P1および第2柱状体P2が共に先広がりの四角錐台である場合の、前方投影面F、第1側方投影面S1および第2側方投影面S2を示す。
また、本実施形態では、図示はしないがカメラ位置Oが三次元仮想空間上をカーブして移動するときは、第2投影面S2の先端底面のカーブ内側の垂直面を縮小し、先端底面のカーブ外側の垂直辺を伸張することができる。カメラ位置Oが三次元仮想空間上をカーブして移動する具体例については後述する。
本発明では、カメラ位置を移動させつつ三次元仮想空間のオブジェクトを表示する際に移動の臨場感を視覚的に高めることができる。
図11から図14は第1柱状体および第2柱状体が四角錐台である場合の本発明の第2実施形態を示す説明図である。第1実施形態では、第2投影面S2の4つの側面にオブジェクトを投影して、伸縮処理を行っているが、本実施形態では、第2投影面の上下面には三次元オブジェクトを投影しないようにしている。
図11(A)においては、第1柱状体P1の先端底面が前方投影面Fを構成し、4つの側面が第1側方投影面S1を構成しており、第2柱状体P2の左右2つの側面が第2側方投影面S2を構成している。
図11(B)に第1柱状体P1を示し、図11(C)に第2柱状体P2を示す。
カメラ位置Oから見える三次元仮想空間上のオブジェクトは、前方投影面Fと第1側方投影面とに投影され、第1の表示画像データD1が生成される。
第1柱状体P1の後端底面を含む面と先端底面を含む面との間のオブジェクト(カメラ位置Oから距離X以内にあるオブジェクト)のうち、カメラ軸線Lから距離Yの範囲内にあるオブジェクト(図13参照)は、第2側方投影面S2に投影され、第2の表示画像データD2が生成される。
図12は、三次元仮想空間上での、前方投影面F、第1側方投影面S1、第2側方投影面S2と、オブジェクトA,B,C,D,Eとの位置関係を示す説明図である。図13において、オブジェクトB,C,D,Eがカメラ位置Oから距離X以内にあり、このうちオブジェクトC,Eがカメラ軸線Lから距離Yの範囲内にある。
図13(A),(B),(C)は、カメラ位置Oが静止しているときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面S2にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトと第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。図13(C)には図示していないが、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトC,Eの裏に、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトC,Eが同一輪郭で隠されている。
本発明では、カメラ位置Oの移動状態(速度変化や加速度変化)に応じて、第2柱状体P2の先端底面の大きさを、第1柱状体P1の先端底面の大きさの範囲内で変化させることで、第2側方投影面S2に投影されるオブジェクトの変形表示画像データを生成することができる。
図14(A),(B),(C)は、自動車にカメラが搭載されている場合(カメラ位置Oが自動車に固定されている場合)において、当該自動車が左側にカーブしアンダーステア状態になったときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図である。
第2側方投影面S2の右側面については、第2の表示画像データD2を作成する際に伸張する(第2柱状体P2の先端底面の右垂直辺の長さを、第1柱状体P1の先端底面の右垂直辺の長さの範囲内で長くする)。また、第2側方投影面S2の左側面については、第2の表示画像データD2を作成する際に縮小する(第2柱状体P2の先端底面の右垂直辺の長さを短くする)。
図14(A)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1にオブジェクトが投影された様子を示す図、図14(B)は第2側方投影面S2にオブジェクトが投影された様子を示す図、図14(C)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトと第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。
図14(C)に示すように、第2側方投影面S2の左側では、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトCの裏から、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCが大きい輪郭ではみ出してしまう(図14(C)では破線で示す)。このため、本実施形態でも、カメラ位置Oから距離X以内にあり、かつカメラ軸線Lから距離Yの範囲内にあるオブジェクト(この場合には、オブジェクトCおよびE)をマスク処理する。これにより、図14(C)に示すように、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトCやEの裏から、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCやEが大きい輪郭ではみ出すことはなくなる(マスクされているオブジェクトCを破線で示す)。本実施形態では、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトEは第2側方投影面S1に投影されたオブジェクトにより隠されるが、カメラ位置の動きによっては第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトEは第2側方投影面S1に投影されたオブジェクトからはみ出すことがあるので、オブジェクトEについても、マスク処理が施される。
図15(A),(B),(C)は、自動車にカメラが搭載されている場合(カメラ位置Oが自動車に固定されている場合)において、当該自動車が左側にカーブしオーバステア状態になったときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図である。図15(A)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1にオブジェクトが投影された様子を示す図、図15(B)は第2側方投影面S2にオブジェクトが投影された様子を示す図、図15(C)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトと第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。第2側方投影面S2の左側面については、第2の表示画像データD2を作成する際に伸張する(第2柱状体P2の先端底面の左垂直辺の長さを、第1柱状体P1の先端底面の右垂直辺の長さの範囲内で長くする)。また、第2側方投影面S2の右側面については、第2の表示画像データD2を作成する際に縮小する(第2柱状体P2の先端底面の左垂直の長さを小さくする)。
図14(C)に示したと同様、図15(C)でも、カメラ位置Oから距離X以内にあり、かつカメラ軸線Lから距離Yの範囲内にあるオブジェクト(この場合には、オブジェクトCおよびE)をマスク処理するので、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトCやEの裏から、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCやEが大きい輪郭ではみ出すことはなくなる(マスクされているオブジェクトEを破線で示す)。
図示はしないが、図14や図15に示す実施形態でも、第1実施形態と同様、カメラ位置Oの移動速度が高くなるにしたがって、カメラ位置Oから第1柱状体P1の先端底面までの距離Xを長くすることができる。
なお、ニュートラルステアの場合には、第2の表示画像データ作成に際して、第2側方投影面S2の左右側面に投影される画像の拡大や縮小を行わない。
図示はしないが、たとえオートバイで左にカーブするときは、加速・減速によらず、第2側方投影面S2の左側面(カーブ内側に対応する側面)を縮小させ、右側面(カーブ外側に対応する側面)を拡大して第2の表示画像データD2を作成することができる(この場合の表示状態は図14のようになる)。
図16から図21は、ほぼ直方体の四角錐台の先端底面および側面と、台形状壁面に投影面が構成される本発明の第3実施形態を示す説明図である。
図16(A)において、柱状体Pおよび左右1対の台形状壁面Wが三次元仮想空間上に定義されている。柱状体P(長さX)は、中心がカメラ位置Oである後端底面と、中心がカメラ軸線L上にある先端底面とを有している。また、1対の台形状壁面Wは、柱状体Pの1対の対向する側面(左右の2面)に含まれ、後端辺が前記柱状体の後端底面側の稜の一部に一致し、先端辺が柱状体の先端底面側の稜の一部に一致する。図16(A),(B)では、一対の台形状壁面Wの先端辺は、柱状体Pの先端底面の垂直辺よりも短く構成されている。
柱状体Pの先端底面が前方投影面Fを構成し、4つの側面が第1側方投影面S1を構成している。また、2つの台形状壁面Wが第2側方投影面S2を構成している。
図16(B)に柱状体Pを示し、図16(C)に台形状壁面Wを示す。
カメラ位置Oから見える三次元仮想空間上のオブジェクトは、前方投影面Fと第1側方投影面S1とに投影され、第1の表示画像データD1が生成される。
柱状体Pの後端底面を含む面と先端底面を含む面との間のオブジェクト(カメラ位置Oから距離X以内にあるオブジェクト)のうち、カメラ軸線Lから距離Yの範囲内にあるオブジェクト(図17参照)は、第2側方投影面S2に投影され、第2の表示画像データD2が生成される。
図17は、三次元仮想空間上での、前方投影面F、第1側方投影面S1、第2側方投影面S2と、オブジェクトA,B,C,Dとの位置関係を示す説明図である。図17において、オブジェクトB,C,Dがカメラ位置Oから距離X以内にあり、このうちオブジェクトCのみがカメラ軸線Lから距離Yの範囲内にある。
図18(A),(B),(C)は、カメラ位置Oが静止しているときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面S2にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトと第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。図18(C)には図示していないが、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトCの裏に、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCが同一輪郭で隠されている。
本発明では、カメラ位置Oの移動状態(速度変化や加速度変化)に応じて、台形状壁面Wの先端辺の長さ(高さ)を、柱状体Pの先端底面の垂直辺の長さの範囲内で変化させることで、台形状壁面Wに投影されるオブジェクトの変形表示画像データを生成することができる。
図19(A),(B),(C)は、カメラ位置Oが減速しているときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図である。この場合には、第2の表示画像データD2を作成する際に、オブジェクトCが投影された第2側方投影面S2を拡大する(台形状壁面Wの先端辺の長さを、柱状体Pの先端底面の垂直辺の長さの範囲内で長くする)。図19(A)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1にオブジェクトが投影された様子を示す図、図19(B)は第2側方投影面S2にオブジェクトが投影された様子を示す図、図19(C)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトと第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。図19(C)には図示していないが、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトCの裏に、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCが小さい輪郭で隠されている。
図20(A),(B),(C)は、カメラ位置Oが加速しているときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図である。この場合には、第2の表示画像データD2を作成する際に、オブジェクトCが投影された第2側方投影面S2を縮小する(台形状壁面Wの先端辺の長さを、柱状体Pの先端底面の垂直辺の長さの範囲内で短くする)。図20(A)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1にオブジェクトが投影された様子を示す図、図20(B)は第2側方投影面S2にオブジェクトが投影された様子を示す図、図20(C)は前方投影面Fおよび第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトと第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。図20(C)に示されるように、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトCの裏から、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCが大きい輪郭ではみ出している。
図20(A),(B),(C)で説明した不都合(第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCが大きい輪郭ではみ出してしまうという不都合)を解消するために、図21(A)に示すように、カメラ位置Oから距離X以内にあり、かつカメラ軸線Lから距離Yの範囲内にあるオブジェクト(この場合には、オブジェクトC)をマスク処理する必要がある。このマスク処理では、第1側方投影面S1にオブジェクトCを投影した後、第1の表示画像データD1を作成するときにオブジェクトCを、第1の表示画像データD1に含めないようにしてもよいし、最初から第1側方投影面S1にオブジェクトCを投影させないようにしてもよい。
これにより、図21(C)に示すように、第2側方投影面S2に投影されたオブジェクトCの裏から、第1側方投影面S1に投影されたオブジェクトCが大きい輪郭ではみ出すことはなくなる。なお、図21(B)に示すように、第2側方投影面S2に表示されるオブジェクトCには変更は加えない。
図22(A),(B),(C)は、カメラ位置Oの移動速度が高くなるにしたがって、カメラ位置Oから柱状体P1(図では、前方投影面F,第1側方投影面S1で示す)の先端底面までの距離Xを長くした例を示す説明図であり、(A)はカメラ位置Oが静止しているとき、(B)はカメラ位置Oが中速で移動しているとき、(C)はカメラ位置Oが高速で移動しているときの前方投影面F,第1側方投影面S1,第2側方投影面S2の状態を示している。
図16から図21に説明した例では、移動の臨場感を視覚的に高めることができる。また、図16から図21に説明した例では、台形状壁面Wの先端側は、柱状体Pの先端底面の垂直辺よりも短く構成したが、図23に示すように、台形状壁面Wが柱状体Pの外側に突出するように構成してもよい。図23では、三次元仮想空間上でのカメラ位置Oの移動状態に応じて、2つの部分曲面Wの周長が変化した様子を示しており、(A)はカメラ位置Oが静止しているとき、図23(B)はカメラ位置Oが前方に移動しているとき、図23(C)はカメラ位置Oが後方に移動しているときを示す説明図である。
図24は、第1柱状体および第2柱状体が円錐台である本発明の第4実施形態を示す説明図であり、(A)は三次元仮想空間上に定義された第1柱状体および第2柱状体を示す図、(B)は第1柱状体を示す図、(C)は第2柱状体を示す図である。
第1柱状体(円錐台)P1および第2柱状体(円錐台)P2は、三次元仮想空間上に定義されており、第1柱状体P1(長さX)は、中心がカメラ位置Oである後端底面と、中心がカメラ軸線L上にある先端底面とを有している。また、第2柱状体P2は、後端底面が第1柱状体P1の後端底面に一致し先端底面が第1柱状体P1の先端底面よりも小さく(すなわち、第2柱状体P2は第1柱状体P1の内側に位置する)、長さが第1柱状体P1と同一である。
第1柱状体P1の先端底面が前方投影面Fを構成し、4つの側面が第1側方投影面S1を構成している。また、第2柱状体P2の4つの側面が第2側方投影面S2を構成している。
本実施形態では、カメラ位置Oから見た三次元仮想空間上のオブジェクトが第1柱状体P1の先端底面を構成する前方投影面Fと側面を構成する第1側方投影面S1に投影され、これらのオブジェクトのうち、カメラ位置Oから距離X以内にあり、かつカメラ軸線Lから距離Yの範囲内にあるオブジェクトが第2柱状体P2の側面を構成する第2側方投影面に投影される。
本実施形態の作用は、第1実施形態とほぼ同様であるので詳細な説明は省略するが、カメラ位置の移動状態に応じて、第2柱状体P2の側面(第2側方投影面S2)を拡大・縮小することで、変更された第2側方投影面S2の画像データ(第2の表示画像データ)を得ることができる。
本実施形態でも、第1実施形態と同様、第1柱状体P1および第2柱状体P2は先すぼみとするもできるし、先広がりとすることもできるし、移動速度(または移動加速度)に応じて、第1柱状体P1および第2柱状体P2の長さを長くしたり短くしたりできる。
図25は、円錐台と、左右1対の部分曲面Wが三次元仮想空間上に定義されているときの説明図であり、(A)は三次元仮想空間上に定義された柱状体Pおよび部分曲面Wを示す図、(B)は柱状体Pを示す図、(C)は部分曲面を示す図である。
図25に示す例は、図16から図23に示した第3実施形態に対応するものである。
図26は、三次元仮想空間上でのカメラ位置Oの移動状態に応じて、2つの部分曲面Wの周長が変化した様子を示しており、図26(A)はカメラ位置Oが静止しているとき、図26(B)はカメラ位置Oが前方に移動しているとき、図26(C)はカメラ位置Oが後方に移動しているときを示す説明図である。
図25および図26に示す例でも、第3実施形態におけると同様の移動の臨場感を視覚的に高めることができる。
本発明の第1実施形態の説明図であり、(A)は三次元仮想空間上に定義された第1柱状体P1および第2柱状体P2を示す図、(B)は第1柱状体を示す図、(C)は第2柱状体P2を示す図である。 前方投影面、第1側方投影面、第2側方投影面の説明図である。 三次元仮想空間上での前方投影面、第1側方投影面、第2側方投影面と、複数のオブジェクトとの位置関係を示す説明図である。 カメラ位置が静止しているときの、カメラ位置から見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面および第1側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面および第1側方投影面に投影されたオブジェクトと第2側方投影面に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。 カメラ位置が減速しているときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面および第1側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面および第1側方投影面に投影されたオブジェクトと第2側方投影面に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。 カメラ位置が加速しているときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面および第1側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面および第1側方投影面に投影されたオブジェクトと第2側方投影面に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。 図6における不都合を解消するための説明図であり、(A)は前方投影面および第1側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面および第1側方投影面に投影されたオブジェクトと第2側方投影面に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。 第2柱状体の下側面の大きさや位置が変化しない場合を示す図であり、(A)はカメラ位置が静止しているときを示し、(B)はカメラ位置加速するときを示し、(C)はカメラ位置Oが減速するときを示している。 カメラ位置の移動速度が高くなるにしたがって、カメラ位置から第1柱状体の先端底面までの距離を長くした例を示す説明図であり、(A)はカメラ位置が静止しているとき、(B)はカメラ位置が中速で移動しているとき、(C)はカメラ位置が高速で移動しているときの前方投影面,第1側方投影面,第2側方投影面の状態を示す図である。 第1柱状体および第2柱状体が共に先広がりの四角錐台である場合の例を示す図である。 本発明の第2実施形態の説明図であり、(A)は三次元仮想空間上に定義された第1柱状体および第2柱状体を示す図、(B)は第1柱状体を示す図、(C)は第2柱状体を示す図である。 三次元仮想空間上での前方投影面、第1側方投影面、第2側方投影面と、複数のオブジェクトとの位置関係を示す説明図である。 カメラ位置が静止しているときの、カメラ位置から見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面および第1側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面および第1側方投影面に投影されたオブジェクトと第2側方投影面に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。 自動車にカメラが搭載されている場合において、当該自動車が左側にカーブしアンダーステア状態になったときの、カメラ位置から見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面および第1側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面および第1側方投影面に投影されたオブジェクトと第2側方投影面に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。 自動車にカメラが搭載されている場合において、当該自動車が左側にカーブしオーバステア状態になったときの、カメラ位置から見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面および第1側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面および第1側方投影面に投影されたオブジェクトと第2側方投影面に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。 本発明の第3実施形態の説明図であり、(A)は三次元仮想空間上に定義された柱状体および台形状壁面を示す図、(B)は第1柱状体を示す図、(C)は台形状壁面Wを示す図である。 三次元仮想空間上での前方投影面、第1側方投影面、第2側方投影面と、複数のオブジェクトとの位置関係を示す説明図である。 カメラ位置が静止しているときの、カメラ位置から見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面および第1側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面および第1側方投影面に投影されたオブジェクトと第2側方投影面に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。 カメラ位置が減速しているときの、カメラ位置Oから見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面および第1側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面および第1側方投影面に投影されたオブジェクトと第2側方投影面に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。 カメラ位置が加速しているときの、カメラ位置から見たオブジェクトを示す図であり、(A)は前方投影面および第1側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面および第1側方投影面に投影されたオブジェクトと第2側方投影面に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。 図20における不都合を解消するための説明図であり、(A)は前方投影面および第1側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(B)は第2側方投影面にオブジェクトが投影された様子を示す図、(C)は前方投影面および第1側方投影面に投影されたオブジェクトと第2側方投影面に投影されたオブジェクトとを合成した様子を示す図である。 カメラ位置の移動速度が高くなるにしたがって、カメラ位置から柱状体の先端底面までの距離を長くした例を示す説明図であり、(A)はカメラ位置が静止しているとき、(B)はカメラ位置が中速で移動しているとき、(C)はカメラ位置が高速で移動しているときの前方投影面,第1側方投影面,第2側方投影面の状態を示す図である。 三次元仮想空間上でのカメラ位置Oの移動状態に応じて、2つの部分曲面Wの周長が変化した様子を示しており、(A)はカメラ位置が静止しているとき、(B)はカメラ位置が前方に移動しているとき、(C)はカメラ位置が後方に移動しているときを示す説明図である。 第1柱状体および第2柱状体が円錐台である本発明の第4実施形態を示す説明図であり、(A)は三次元仮想空間上に定義された第1柱状体および第2柱状体を示す図、(B)は第1柱状体を示す図、(C)は第2柱状体を示す図である。 円錐台と、左右1対の部分曲面が三次元仮想空間上に定義されているときの説明図であり、(A)は三次元仮想空間上に定義された柱状体Pおよび部分曲面Wを示す図、(B)は柱状体Pを示す図、(C)は部分曲面を示す図である。 三次元仮想空間上でのカメラ位置の移動状態に応じて、2つの部分曲面Wの周長が変化した様子を示しており、(A)はカメラ位置が静止しているとき、(B)はカメラ位置が前方に移動しているとき、(C)はカメラ位置が後方に移動しているときを示す説明図である。
符号の説明
P 柱状体
P1 第1柱状体
P2 第2柱状体
F 前方投影面
S1 第1側方投影面
S2 第2側方投影面
W 台形状壁面

Claims (13)

  1. 中心がカメラ位置である後端底面と、中心がカメラ軸線上にある先端底面とを有する第1柱状体の前記先端底面を構成する前方投影面と、
    前記第1柱状体の側面を構成する第1側方投影面と、
    後端底面が前記第1柱状体の後端底面に一致し、先端底面が前記第1柱状体の先端底面よりも小さく中心が前記カメラ軸線上にあり、前記カメラ位置から側面を見たときに当該側面が前記第1側方投影面全体を含む長さに設定された第2柱状体の、前記側面を構成する前記第2側方投影面と、
    を有し、
    前記カメラ位置から見える三次元仮想空間上のオブジェクトを前記前方投影面と前記第1側方投影面とに投影して第1の表示画像データを生成し、
    前記第1柱状体の前記後端底面を含む面と前記先端底面を含む面との間の前記オブジェクトのうち、前記カメラ軸線から所定距離範囲内にあるオブジェクトを前記第2側方投影面に投影して第2の表示画像データを生成する、
    三次元オブジェクトの画像データ生成方法であって、
    少なくとも、前記三次元仮想空間上を前記カメラ位置が移動するときは、
    前記第1の表示画像データから、前記第2側方投影面に投影されるオブジェクトの表示画像データを除去するとともに、
    前記カメラ位置の移動状態に応じて、前記第2柱状体の先端底面の大きさを、前記第1柱状体の先端底面の大きさの範囲内で変化させることで、前記第2側方投影面に投影されるオブジェクトの変形表示画像データを生成する、
    ことを特徴とする三次元オブジェクトの画像データ生成方法。
  2. カメラ位置の前記三次元仮想空間での移動速度が高くなるにしたがって、前記第2柱状体の先端底面の大きさを大きくし、前記移動速度が低くなるにしたがって、前記第2柱状体の先端底面の大きさを小さくすることを特徴とする請求項1に記載の画像データ生成方法。
  3. 前記第1柱状体および前記第2柱状体が円柱または円錐台であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像データ生成方法。
  4. 前記第1柱状体および前記第2柱状体が四角柱または四角錐台であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像データ生成方法。
  5. カメラ位置の移動速度が高くなるにしたがって、カメラ位置から前記第1柱状体の先端底面までの距離を長くし、前記移動速度が低くなるにしたがって、カメラ位置から前記第1柱状体の先端底面までの距離を短くする、
    ことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の画像データ生成方法。
  6. カメラ位置が前記三次元仮想空間上を右または左にカーブして移動するときは、
    前記先端底面のカーブ内側の垂直辺を短縮し、前記先端底面のカーブ外側の垂直辺を伸張すること、または、
    前記先端底面のカーブ内側の垂直辺を伸張し、前記先端底面のカーブ外側の垂直辺を短縮すること、
    を特徴とする請求項4または請求項5の何れかに記載の画像データ生成方法。
  7. 前記第2投影面の上下面には三次元オブジェクトを投影しないことを特徴とする請求項4から請求項6の何れかに記載の画像データ生成方法。
  8. 中心がカメラ位置である後端底面と、中心がカメラ軸線上にある先端底面とを有する柱状体の前記先端底面を構成する前方投影面と、
    前記柱状体の側面を構成する第1側方投影面と、
    前記柱状体の側面に含まれ、後端辺が前記柱状体の後端底面側の稜の一部に一致し、先端辺が前記柱状体の先端底面側の稜の一部に一致する左右1対の台形状壁面を構成する第2側方投影面と、
    を有し、
    前記カメラ位置から見える三次元仮想空間上のオブジェクトを前記前方投影面と前記第1側方投影面とに投影して第1の表示画像データを生成し、
    前記柱状体の前記後端底面を含む面と前記先端底面を含む面との間の前記オブジェクトのうち、前記カメラ軸線から所定距離範囲内にあるオブジェクトを前記第2側方投影面に投影して第2の表示画像データを生成する、
    三次元オブジェクトの画像データ生成方法であって、
    少なくとも、前記三次元仮想空間上を前記カメラ位置が移動するときは、
    前記第1の表示画像データから、前記第2側方投影面に投影されるオブジェクトの表示画像データを除去するとともに、
    前記カメラ位置の移動状態に応じて、前記2つの台形状壁面の先端辺の長さを変化させることで、前記第2側方投影面に投影されるオブジェクトの変形表示画像データを生成する、
    ことを特徴とする三次元オブジェクトの画像データ生成方法。
  9. カメラ位置の前記仮想空間での移動速度が高くなるにしたがって、前記2つの台形状壁面の先端辺の長さを長くし、前記移動速度が低くなるにしたがって、前記2つの台形状壁面の先端辺の長さを短くする、
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像データ生成方法。
  10. 前記柱状体が円錐台であることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の画像データ生成方法。
  11. 前記柱状体が四角柱または四角錐台であることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の画像データ生成方法。
  12. カメラ位置の移動速度が高くなるにしたがって、カメラ位置から前記柱状体の先端底面までの距離を長くし、前記移動速度が低くなるにしたがって、カメラ位置から前記柱状体の先端底面までの距離を短くする、
    ことを特徴とする請求項8から請求項11の何れかに記載の画像データ生成方法。
  13. 請求項1から請求項12の何れかの方法により画像データを生成し、当該画像データをディスプレイに表示させることを特徴とする三次元画像表示方法。
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