JP2009208368A5 - - Google Patents

Claims (6)

1. 流体源の密度ρを有する流体をヘッド本体に供給するための流体流路が形成された流路形成部材において、
   前記流体流路は、
   前記流体源からの流体を水平方向に流通させる水平部及び前記水平部に連続して下方向に流通させる鉛直部を有する第一の流路と、
   前記第一の流路の前記水平部及び前記鉛直部の間で前記流体を流通させる第二の流路とを備え、
   前記第一の流路の前記水平部の断面積をＳ１、
   前記第一の流路の前記鉛直部の断面積をＳ２、
   前記第一の流路と前記第二の流路が合流する点であって前記流体源側の圧力をＰ１、
   前記第一の流路と前記第二の流路が合流する点であって前記流体源側の反対側の圧力をＰ２、
   前記第一の流路の前記鉛直部の体積をＶ、
   重力加速度をｇとしたとき、
   前記流体を流通させる際には、
   ρ・Ｖ・ｇ＞（Ｐ２・Ｓ２）−（Ｐ１・Ｓ１）
   クリーニングを行う際には、
   ρ・Ｖ・ｇ＜（Ｐ２・Ｓ２）−（Ｐ１・Ｓ１）
   の関係を有する
   ことを特徴とする流路形成部材。
2. 請求項１に記載の流路形成部材において、
   前記流体流路の出口部と前記ヘッド本体の流体入口との間には前記流体の流れ方向に対向する第一のフィルタが備えられている
   ことを特徴とする流路形成部材。
3. 請求項２に記載の流路形成部材において、
   前記流体源が接続される部位と前記流体流路の入口部との間には、第二のフィルタが備えられ、
   前記第二のフィルタの後流側には、前記ヘッド本体側の流路の圧力が相対的に低下した際に前記流体の流通を許容する弁体が備えられている
   ことを特徴とする流路形成部材。
4. 請求項１から請求項３のいずれか一項に記載の流路形成部材と、
   前記流体形成部材の前記流体流路の出口側に接続されノズル開口を有するヘッド本体と
   を備えたことを特徴とする液体噴射ヘッド。
5. 請求項４に記載の液体噴射ヘッドにおいて、
   前記流路形成部材はヘッド本体に固定され、前記ヘッド本体のノズル開口に連通するリザーバ室に前記流体流路の出口側が連通している
   ことを特徴とする液体噴射ヘッド。
6. 請求項４に記載の液体噴射ヘッドと、
   前記流路形成部材の前記流体流路の入口側に接続される流体源と
   を備えたことを特徴とする液体噴射装置。