JP2009207700A - 脱細胞化処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】流路管と生体組織を保持した保持体をセットした容器との連結部は、捩れはあっても回転する必要をなくし、密閉性や無菌性を保証できるようにし、また、連結部からの液漏れの虞もなくした脱細胞化処理装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る脱細胞化処理装置は、マイクロ波透過材からなる容器14内に所定の生体組織Aを保持した保持体13をセットし、該保持体13内の生体組織を閉ループで脈動流を付与して循環させた細胞除去溶液Bに触れさせ、該容器14の周囲に、該容器を透してマイクロ波を照射できる照射口23a〜23dを、複数等配するとともに、該照射口の配置角度と同等以上に前記容器を往復回動させる首振手段を設けたことを特徴とし、容器を、その周囲から照射されるマイクロ波が生体組織に当たるように往復回動させるように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、移植後に生体組織の生体適合性を高めるため、所定の生体組織、たとえば、ブタ等の動物から採取された異種生体組織に存在する原細胞を除去する脱細胞化処理装置に関するものである。
一般に、人体の心臓弁に機能障害が生じた場合、その心臓弁を代替弁に交換する必要性が生ずる。この代替弁として、たとえば、ブタ等の動物から採取された異種生体弁を人体に移植することがあるが、移植後の免疫拒絶反応を抑制させ、かつ、耐久性を向上させるため、WO2004/100831号公報の如く、異種生体弁を脈動流を付与した細胞除去溶液中に浸漬し、該細胞除去溶液中の生体組織にマイクロ波を照射して原細胞を除去する脱細胞化処理を施して移植(播種)することが行われていた。
上記WO2004/100831号公報によれば、ブタ等の動物から採取した生体組織を、途中に複数の駆動ポンプを備えた細胞除去溶液を閉ループで循環させる回路(たとえば、人体の大動脈弁部分の血流状態に近い部位)中に配置した透明素材(アクリル系)からなる円筒部材(容器)の中間部に設けた保持体にセットし、該容器を、前記溶液の流入部と流出部をそれぞれ管ナットを介して回転管に連結して駆動部により自転させ、その周囲に設けたマイクロ波照射装置を相対的に回転(照射装置側を静止)させて前記生体組織にマイクロ波を満遍なく照射できるように構成していた。この場合、各駆動ポンプから吐出した溶液は、循環回路中に人体の抹消抵抗を想定した抵抗付与手段を経て人体の平均血圧が維持できるように調整されている。
WO2004/100831号公報
しかしながら、上記異種生体弁等の生体組織を保持した保持体をセットした透明素材からなる容器は、細胞除去溶液の流入部と流出部のそれぞれが管ナットを介して回転管に連結され、回転駆動部により自転する構造であったため、流路管と容器との連結部は密封したまま回転する必要があり、構造が複雑化した上に、無菌性の保証が得られなかったばかりでなく、連結部からの液漏れの虞もあった。
本発明は、上記の問題点を解消するためのもので、その目的とするところは、流路管と生体組織を保持した保持体をセットした容器との連結部は、回転する必要をなくし、密閉性や無菌性を保証できるようにし、また、連結部からの液漏れの虞もなくした脱細胞化処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る脱細胞化処理装置は、所定の生体組織を、細胞除去溶液を閉ループで脈動流を付与して循環させる循環回路中のマイクロ波透過材からなる容器内に設け、該容器内の生体組織にマイクロ波を照射する照射装置の照射口を、前記容器の周囲に複数等配し、該容器を前記照射口の配置角度以上の角度で往復回動させる振手段を設けたことを特徴とし、生体組織を収容した容器を必要な角度だけ往復回動させ、その周囲から照射されるマイクロ波が全面的に当たるように構成した。
また、請求項2の発明に係る脱細胞化処理装置は、前記首振手段が、前記容器を回動中心に支持したターンテブルと、該ターンテブルを往復回動させる正逆転駆動モータとで構成したことを特徴とし、生体組織を収容した容器をマイクロ波を照射する照射装置の照射口の等配角度に合わせて正確に往復回動させ得るように構成した。
さらに、請求項3の発明に係る脱細胞化処理装置は、前記容器の往復回動が、該容器の両端に接続する流路管に備えたフレキシブル部の捩れ作用で行われることを特徴とし、流路管の捩れだけで密封性を阻害しないように構成した。
さらにまた、請求項4の発明に係る脱細胞化処理装置は、前記照射口が、前記容器を囲んだ平面方形のハウジングの四壁面に開口していることを特徴とし、生体組織を収容した容器を90°往復回動させれば生体組織の全面が照射できるように構成した。
本発明によれば、生体組織を保持した保持体に細胞除去溶液を供給する流路と、生体組織を保持した保持体をセットしたマイクロ波透過材からなる容器との連結部は回転しないので、流路管に捩れが生じても循環回路の密封性が保たれ、無菌性も保証できる上に、連結部からの液漏れの虞もないという優れた効果を奏するものである。
また、請求項2に記載の発明によれば、生体組織を収容した容器を、マイクロ波を照射する照射装置の照射口の等配角度に合わせて正確に往復回動させ得るから、生体組織の脱細胞化が効率よく行えるという優れた効果を奏するものである。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、生体組織へのマイクロ波の照射を容器の往復回動で行うに際し、流路管は捩れだけで密封が阻害されないため、生体組織の脱細胞化処理を完全無菌状態で実施できるという優れた効果を奏するものである。
さらにまた、請求項4に記載の発明によれば、生体組織を収容した容器を90°往復動という少ない角度にての回動だけで生体組織の全面にマイクロ波を照射でき、しかも生体組織にその近接位置から効率的に照射が行えるという優れた効果を奏するものである。
次に、本発明の最良の形態を図面に基いて説明する。図1は本願処理装置を設置するための筐体の正面図、図2は本願処理装置を設置した筐体の右側面図、図3はターンテーブルと中段ハウジングを示す平面図、図4は上段ハウジングの平面図、図5は溶液の循環回路を示す説明図、図6は容器とその周囲のマイクロ波の照射口との関係図である。
本願処理装置1は筐体4に搭載されている。該筐体4は、下面四隅にキャスター2を備えて移動性を確保している。該キャスター2に隣接してネジによる伸縮脚3を備えて長期設置時の安定性を確保している。図示の例では、ネジによる伸縮脚3を床面Lに突き当ててキャスター2を浮かせている。
前記筐体4の中段部4aには、ターンテーブル5が複数個のコロ6上に水平方向に回転可能に支持されている。該ターンテーブル5は、その下面に回転中心を一致させて固定した円盤体7が設けられ、その周側面に設けたラックギアに、前記筐体4に搭載した正逆転駆動モータ(たとえば、ステッピングモータ)8の推軸に固定したピニオンを噛合させている。この正逆転駆動モータ8と、前記ターンテーブル5とで後記する首振手段25を構成している。
前記ターンテーブル5は、必ずしも平面円形に限らないが、図3の如く、回動中心には中央透孔5aが設けられ、該中央透孔5aにはターンテーブル5の周縁部5bから連通する横断溝5cが備えられている。該横断溝5cには蓋部材5dが位置決めしつつ閉蓋し得るようになっている。この蓋部材5dを位置決めしつつ閉蓋すると、円盤体7のラックギアが回復するようになっている。また、該ターンテーブル5の中央透孔5aには、図5の如く、所定の生体組織(たとえば、ブタ等の動物から採取された異種生体組織)Aを保持した保持体13がセットできるマイクロ波透過材(たとえば、アクリル系樹脂)からなる容器(図示の例では円筒状である)14を、回動中心に支持する座部5a′が設けられている。しかして、該容器14は前記正逆転駆動モータ8の作動でターンテーブル5とともに一体的に首振運動できるようになっている。
前記筐体4の中段部4aには、前記ターンテーブル5の回動範囲から外れた位置及びターンテーブル5上に設けた円弧状の長孔(図示せず)を通して立設した脚体11aに平面方形の中段ハウジング11が設置されている。この中段ハウジング11は、前記容器14を囲む四壁面を有し、底部及び天井部は開放されている。また、前記筐体4の上段部4bには前記容器14に流れる溶液を冷却する冷却手段(図示せず)等を設置するための平面方形の上段ハウジング12が取付けられている。前記中段ハウジング11及び上段ハウジング12には、それぞれ前扉11′、12′が設けられている。
前記上段ハウジング12の天井部12aの中央には、前記容器14に溶液を循環させる循環回路9の流路管10を通す中央透孔12bが設けられ、該中央透孔12bにはその前縁から横断溝12cが連通している。この中央透孔12bはリング枠12dで縁取りされその前縁枠12d′が開放できるようになっている。すなわち、前縁枠12d′を図4の一点鎖線の如く開放せると横断溝12cと中央透孔12bとが繋がるようになっている。
前記ターンテーブル5の周縁部5bから中央透孔5aへ連通する横断溝5cを設けたこと、中段及び上段ハウジング11、12に前扉11′、12′があること、上段ハウジング12の天井部12aの中央透孔12bへ連通する横断溝12cを設けたこと、リング枠12dが開閉する前縁枠12d′になっていることは、前記流路管10を無菌室(図示せず)にて密封したまま環状に連通して循環回路9を完成させた後、そのまま(密封を解除しないで)前記筐体4にセットできるようにするためである(図2参照)。該循環回路9は、所定の生体組織Aを保持した保持体13をセットするためのマイクロ波透過材からなる容器14を中心にして、その両端14a、14bから延びた流路管10を、駆動ポンプ15の出力端15aと、入力端15bにそれぞれ閉ループで連結し、細胞除去溶液Bが循環するように注入される。なお、駆動ポンプ15は図示の例では1基のみ示しているが、複数基あってもよい。
前記駆動ポンプ15は、図5の如く、ダイヤフラム16を介して溶液室17aと空気室17bとを隣接して備え、該空気室17bには空気吸送器18が空気連通管18′を介して連通し、該空気吸送器18の作動により空気室17bに一定タイミングで圧縮空気を送入及び排出させると、前記ダイヤフラム16が変動して溶液室17b内を、圧縮・拡大させ、該溶液室17a内の細胞除去溶液Bを吐出・吸入し、これにより流路管10内に細胞除去溶液Bを矢印の如く移動・循環させることとなる。
前記容器14の両端14a、14bに接続された流路管10の適所は、フレキシブル部19a、19bが設けられている。該フレキシブル部19a、19bは蛇腹状になっており、捩れに対して復帰(戻る)できる構成になっている。もっとも、蛇腹状以外の構成にすることもあり得る。
前記駆動ポンプ15による細胞除去溶液Bの吐出・吸入時には、拍動流(心臓の鼓動と同等)が発生する。すなわち、容器14内の保持体13に保持された生体組織Aは常に拍動流が付与された細胞除去溶液Bに浸漬されるようになっている。また、前記循環回路9の流路管10の途中には、人体の抹消抵抗を想定した抵抗付与手段20が設けられているすなわち、前記流路管10を流動する細胞除去溶液Bは、前記抵抗付与手段20を経て人体とほぼ同等の平均血圧(最高血圧/最低血圧)が得られるように調整されているわけである。
前記筐体4の中段部4aに立ち上げた脚体21′に支持された台座21上にはマイクロ波照射装置22が設置されている。該マイクロ波照射装置22は、主装置(マイクロ波発生部)から発生したマイクロ波を、導波路24a、24b、24c、24dを通して前記容器14の周囲を囲んだ平面方形の中段ハウジング11の四壁面にそれぞれ開口した照射口23a、23b、23c、23dから前記容器14内の生体組織Aに照射できるようになっている。この場合、各照射口23a、23b、23c、23dは、前記容器14内の生体組織Aに対して可及的に近接位置にあることが効率的な照射を行うためには必要である。
前記容器14は、前述の如く、首振手段25の作用でターンテーブル5とともに、往復回動させるようになっている。すなわち、該容器14をその周囲の四等配された位置に設けられた照射口23a、23b、23c、23dに対して等配角度以上(90°)首振手段25により往復回動させると、該容器14内の生体組織Aの全面にマイクロ波が満遍なく当ることとなる。なお、図示の例ではマイクロ波照射装置22の照射口は前記容器14の周囲の4個所に等配しているが、4個所以外の複数個所に照射口を等配してもよい。この場合には、前記容器14を、その照射口の配置角度以上の角度(たとえば、3等配では120°、6等配では60°の如くである)で往復回動させることとなる。
前記マイクロ波照射装置22の導波路24a、24b、24c、24dは前記中段ハウジング11の四壁面に開口した照射口23a、23b、23c、23dに連通しているため、中段ハウジング11の前扉11′を開閉するときに、該前扉11′の照射口23aに繋がる導波路24aには、該前扉11′の開閉に伴って変形できる変形可能部位24a′が設けられていることは勿論である。
前記ターンテーブル5は首振手段25の作用による往復回動であるため、ターンテーブル5上の各装置への電力の供給等はスリップリングを使用せず、単に、リード線に余裕をもたせておけばよい。また、前記ターンテーブル5を往復回動させる正逆転駆動モータ8の駆動制御部、マイクロ波照射装置20の照射タイミング及び照射時間の制御部は図示しない制御ボックスに収納されている。また、該制御ボックス内には、細胞除去溶液を駆動する駆動ポンプ15や空気吸送器18の駆動タイミング及び駆動時間等についての制御部も収納されている。なお、マイクロ波照射装置22の放熱手段については図示を省略している。
前記首振手段25は、図示の例ではターンテーブル5と正逆転駆動モータ8とからなるが、これ以外の構成、たとえば、前記容器14を鎮座させた座部をカム駆動を利用して水平方向に往復回動させるようにしたものでもよい。
次に、前記本願処理装置1の作用について説明する。まず、無菌室(図示せず)において、所定の生体組織Aを保持した保持体13を容器14内にセットする。この容器14を中心とする閉ループの流路管10内に細胞除去溶液Bを注入する。この循環回路9の流路管10には、溶液Bを吐出させる駆動ポンプ15と、該駆動ポンプ15を作動させる空気吸送器18と抵抗付与手段20が備えられている。
次いで、前記循環回路9を無菌室から取出し、前記筐体4に組み付けられる。この組み付けは、容器14を中段ハウジング11内に納めて前扉11′を閉じ、該容器14の上に連通している流路管10を上段ハウジング12内に納め、かつ、天井部の中央透孔12aに横断溝12cから引き入れ、リング枠12dの前縁枠12d′を閉じる。
さらに、該容器14の下に連通している流路管10を、ターンテーブル5の周縁部5bから横断溝5cを通して中央透孔5aに納め、容器14を座部5a′に支持させる。該横断溝5cは、蓋部材5dを位置決めしつつ閉蓋することにより円盤体7のラックギアが回復する。次いで、前記駆動ポンプ15と、空気吸送器18をそれそれ前記筐体4の下段部4cに配置することにより組み付けが完了することとなる。
前記筐体4に所定のように設置した後、本願処理装置1を駆動させると、前記駆動ポンプ15が空気吸送器18の作動により作動して細胞除去溶液を脈動流を付与しつつ循環回路9内を循環させる。これにより容器14内の生体組織Aは脈動流が付与された細胞除去溶液に浸漬される。
しかして、マイクロ波照射装置22を作動し、導波路24a、24b、24c、24dを介して前記容器14の周囲を囲む中段ハウジング11の四壁面に開口した4つの照射口23a、23b、23c、23dからマイクロ波を照射させる。このとき、容器14を首振手段25の作用で照射口の等配角度以上(90°)に往復回動させると容器14内にセットされた生体組織Aにその周囲からマイクロ波が満遍なく照射されることとなる。
この場合、生体組織Aをセットした容器14と、これに細胞除去溶液を供給する流路管10との連結部は回動するようになっていない。容器14を首振手段25の作用で往復回動させるときは、容器14の両端14a、14bに接続された流路管10の適所に設けたフレキシブル部19a、19bの作用で捻じれることはあっても、密封性が阻害されることがない。すなわち、本願処理装置1によれば、処理中の密閉性、無菌性が保証できる上に、連結部からの液漏れの虞もない。しかも、マイクロ波は、生体組織Aに対し、常に、近い位置から効率的に照射できるものである。
本願処理装置1は、移植後の生体組織の生体適合性を高めるため、所定の生体組織に存在する原細胞の除去を効率的に行うことができ、医療の現場での利用性は極めて高いものである。
本願処理装置を設置するための筐体の正面図である。 本願処理装置を設置した筐体の右側面図である。 ターンテーブルと中段ハウジングを示す平面図である。 上段ハウジングの平面図である。 溶液の循環回路を略示的に示す説明図である。 容器とその周囲のマイクロ波の照射口との関係図である。
符号の説明
1 本願処理装置
2 キャスター
3 伸縮脚
4 筐体
4a 中段部
4b 上段部
5 ターンテーブル
5a 中央透孔
5a′ 座部
5b 周縁部
5c 横断溝
5d 蓋部材
6 コロ
7 円盤体
8 駆動モータ
9 循環回路
10 流路管
11 中段ハウジング
11a 脚体
11′、12′ 前扉
12 上段ハウジング
12a 天井部
12b 中央透孔
12c 横断溝
12d リング枠
12d′ 前縁枠
13 保持体
14 容器
15 駆動ポンプ
16 ダイヤフラム
17a 溶液室
17b 空気室
18 空気吸送器
19a、19b フレキシブル部
20 抵抗付与手段
21 台座
21′ 脚体
22 マイクロ波照射装置
23a〜23d 照射口
24a〜24d 導波路
24a′ 変形可能部位
25 首振手段
A 生体組織
B 細胞除去溶液
L 床面

Claims (4)

  1. 所定の生体組織を、細胞除去溶液を閉ループで脈動流を付与して循環させる循環回路中のマイクロ波透過材からなる容器内に設け、該容器内の生体組織にマイクロ波を照射する照射装置の照射口を、前記容器の周囲に複数等配し、該容器を前記照射口の配置角度以上の角度で往復回動させる首振手段を設けたことを特徴とする脱細胞化処理装置。
  2. 前記首振手段が、前記容器を回動中心に支持したターンテブルと、該ターンテブルを往復回動させる正逆転駆動モータとで構成したことを特徴とする請求項1に記載の脱細胞化処理装置。
  3. 前記容器の往復回動が、該容器の両端に接続する流路管に備えたフレキシブル部の捩れ作用で行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の脱細胞化処理装置。
  4. 前記照射口が、前記容器を囲んだ平面方形のハウジングの四壁面に開口していることを特徴とする請求項1〜3のうちの1に記載の脱細胞化処理装置。
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