JP2009207051A - 無線機、制御方法及びプログラム - Google Patents

無線機、制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の無線端末が同一周波数の電波を使って通話を行う場合に、例えば、所定地点から所定半径内の地域にある無線機等、所望の相手機が具体的に特定できない場合に、該当する無線機を限定して呼出すことができるようにする。
【解決手段】送信側無線端末は、通信条件を選択して、その通信条件情報を発呼信号に含めて送信する(S31,S32)。受信側無線端末は、着呼に係る送信側無線端末からの受信信号から条件キーを抽出し、自機の現在位置情報を参照する(S34,S35)。現在位置が条件キーに一致している場合には、受信側無線端末のスピーカから送信側無線端末のユーザの呼掛けの声を流して、送信側無線端末との通信を開始する(S36,S38)。不一致であれば、通信を切断する(S37)。
【選択図】図2

Description

本発明は、所望の相手機がどれであるかが不明である場合にも該所望の相手機を限定して呼出しを行なうことができるようにした無線機、制御方法及びプログラムに関する。
従来の無線機は、同一周波数について待受け状態になっているすべての相手機を呼出す一斉同報を行えるようになっている。また、同一周波数を複数のグループで使用している場合に、特定のグループのみや特定の相手機のみを呼出すグループ呼出しや個別呼出しも行うことができるようになっている(例:特許文献1の段落0002,0004)。
同一周波数を使用しているグループ又は無線機が複数ある場合に、特定のグループのみ又は特定の相手機のみを呼出すグループ呼出しや個別呼出しを行うためには、各無線機にグループ番号や各無線機ごとのIDを予め自機に登録しておき、送信側の無線機が、通信相手の特定のグループ又は特定の無線機のIDを指定して呼出しを行ない、これに対して、受信側の無線機は、受信したIDが自機に登録してあるIDと一致していれば、相手機との通信を開始するようにしている。
特開2003−18088号公報
従来の無線機における個別呼出しは、事前に各無線機にIDを登録しておいたり、呼出し側が相手の無線機のIDを指定して行わなければならないので、通信希望の相手機が具体的に分かっている場合には、該相手機を個別呼出しにより限定して呼出すことができるが、自分が呼出したい相手機がどの無線機であるかが具体的に分からない場合、例えば、所定地点から所定半径内の地域にある無線機等の場合には、該当する無線機を限定して呼出すことができない。
本発明の目的は、呼出したい無線機が具体的にどの無線機であるかが不明である場合にも、該当する無線機を限定して呼出しを行なうことができるようにした無線機、制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明によれば、無線機は、現在位置等について自機の状況を把握しておき、相手機から呼出しがあったら、自機の状況が通信条件に合致しているか否かを判定する。そして、合致していれば、該呼出しは自機宛てのものとして処理を行なう。無線機は、(a)通信条件を含む通信条件情報を相手機からの呼出し時に受信してもよいし、(b)通信条件情報を自機の記憶装置に予め記憶しておき、呼出しがあったら、記憶しておいた通信条件情報を参照するようにしてもよい。
本発明によれば、複数の相手機より各無線機の状況に係る状況情報を受信して、各無線機についてのその状況情報を収集しておく。そして、所望の相手機に限定して呼出しを行いたい場合には、収集した状況情報から所望の通信条件に該当する無線機を検索して、ヒットした無線機を個別呼出しにより呼出す。
本発明によれば、所定の相手機を呼出す時に、自機の状況が通信条件に合致しているか否かを判定する。そして、判定が正である場合のみ、該相手機の呼出しを認容する。
本発明の無線機は次のものを備えている。
自機の状況を検出する自機状況検出手段、
無線機の状況に係る通信条件情報を相手機より受信する通信条件情報受信手段、
相手機からの呼出し時に自機の状況が前記通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定する判定手段、及び
前記判定手段の判定が正であれば前記相手機からの前記呼出しを自機宛てのものとして処理する判断手段。
本発明の無線機は次のものを備えている。
自機の状況を検出する自機状況検出手段、
無線機の状況に係る通信条件情報を記憶する通信条件情報記憶手段、
相手機から呼出しに対して自機の状況が前記通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定する判定手段、及び
前記判定手段の判定が正であれば前記相手機からの呼出しを自機宛てのものとして処理する判断手段。
本発明の無線機は次のものを備えている。
複数の相手機より各相手機の状況に係る状況情報を受信する状況情報受信手段、
状況情報の状況が合致する相手機を検索する検索手段、及び
前記検索手段の検索によりヒットした相手機を個別呼出しにより呼出す呼出し手段。
本発明の無線機は次のものを備えている。
自機の状況を検出する自機状況検出手段、
無線機の状況に係る通信条件情報を記憶する通信条件情報記憶手段、
所定の相手機に対して発呼を行う時に自機の状況が前記通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定する判定手段、及び
前記判定手段の判定が正であれば前記相手機に対する発呼を認容する制御手段。
本発明の無線機制御方法は次のステップを備えている。
自機の状況を検出する自機状況検出ステップ、
無線機の状況に係る通信条件情報を相手機より受信する通信条件情報受信ステップ、
相手機からの呼出し時に自機の状況が前記通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定する判定ステップ、及び
前記判定ステップにおける判定が正であれば前記相手機からの呼出しを自機宛てのものとして処理する判断ステップ。
本発明のプログラムは、前述した本発明の各無線機の各手段としてコンピュータを機能させる。
本発明によれば、各無線機の状況が変化し、所望の相手機がどれであるかが具体的に分からない場合にも、該所望の相手機に限定して呼出しを行なうことができる。
図1は無線端末10の概略ブロック図である。該無線端末10は、一般には、ユーザに携帯されたり、自動車に搭載されたりする移動局である。無線端末10は、基地局として固定局であってもよいとする。アンテナ11は、受信部12の入力側及び送信部13の出力側へ接続されている。受信部12は検波信号を演算処理部14へ送る。位置情報検出部15は、GPS受信機及び高度センサー等を含み、高度を含む現在位置を検出する。高度センサーは例えば気圧センサーから成る。
演算処理部14は、受信部12からの検波信号から通信条件情報を抽出するとともに、位置情報検出部15からの入力信号から現在位置を検出し、現在位置が通信条件情報の通信条件に一致しているか否か等の判定を実施する。そして、判定に基づいて相手機との通信を開始したり、切断したりする。演算処理部14は、また、制御部19へ処理結果を通知したり、制御部19から制御信号を受けたりする。
操作部20は、ユーザからの各種の指示操作を受付けるとともに、その操作情報を制御部19へ送る。通信条件設計部21は、制御部19との間でデータを授受し、ユーザが操作部20において各種通信条件を設計する際に使用するデータが提供するとともに、設計した各種通信条件を保存する。制御部19は、演算処理部14、操作部20及び通信条件設計部21等からの入力に基づいて送信部13、演算処理部14及び通信条件設計部21へ制御信号を送って、それらの処理を制御する。送信部13は、制御部19からの制御信号に基づき発呼及び声に係るRF信号を生成して、アンテナ11から発射させる。
無線端末10は、通信条件情報の具体的内容を相手機から受信してもよいし、通信条件情報を1つだけ通信条件設計部21に保存し、相手機からの着呼に伴い、通信条件設計部21内の該通信条件情報を参照してもよいし、複数の通信条件情報を識別子に対応付けて通信条件設計部21に保存しておき、相手機からは通信条件情報の具体的内容を着呼時には受信せず、識別子を受信することとし、受信した識別子に対応付けられている通信条件設計部21内の通信条件情報を参照してもよい。無線端末10は、さらに、所定の相手機を呼出す発呼時に、現在位置が通信条件設計部21に設定されている通信条件に一致するか否かを判定し、判定の正否に基づき送信部13からの発呼をそれぞれ認容したり、禁止したりする。
以下、図2〜図4では、通信条件に基づき受信側無線端末を限定して呼出す場合の各種実施態様における送信側無線端末及び受信側無線端末の個々の処理及び両者間の処理について説明する。送信側無線端末及び受信側無線端末の具体例は、図1の無線端末10であり、一斉同報、グループ呼出し及び個別呼出しの機能は従来のものと同様に当然に装備している。
典型的には、送信側無線端末は1つであるのに対し、受信側無線端末は複数存在する。例えば、送信側無線端末は、グループ員に指示を出すリーダーが携帯したり、その自動車に搭載されたり、基地局の無線機であったりする。これに対して、受信側無線端末は、リーダーや基地局から指示を受けるグループ員が携帯したり、その自動車に搭載されたりするものである。しかしながら、グループ員全員の無線端末が通信条件に基づき相手機を限定して呼出すことができるようになっていてもよい。
図2は送信側無線端末が受信側無線端末へ条件キーを送信して該条件キーに合致する受信側無線端末のみを呼出す場合の送信側及び受信側無線端末において実施される処理についてのフローチャートである。
S31では、送信側無線端末のユーザは複数ある通信条件の中から所望のものを選択する。典型的には、通信条件は、それに合致する無線端末を呼出したい具体的要求が生じるごとに作成するのではなく、事前に代表的なものを作成しておき、発呼要求が生じたときには、事前作成の通信条件の中から1つを選択する形式を採る。
S32では、送信側無線端末が発呼を行う。これを受けて、S33では、受信側無線端末に着呼が生じる。送信側無線端末から受信側無線端末への発呼に係る送信信号には、送信側無線端末でS31において選択した通信条件に係る条件キーが含まれる。条件キーは、例えば、テキストで記述され、送信側無線端末は条件キーをテキストデータ形式で受信側無線端末へ送信する。
通信条件の具体例を挙げると、次のとおりである。(a)送信側無線端末を中心にして1km四方にいる相手機、(b)所定地点から半径500mの地域範囲にいる相手機、(c)第三倉庫の敷地内にいる相手機、(d)○○町にいる相手機、(e)A棟4階にいる相手機.
具体的な条件キーでは、(a)の送信側無線端末の位置及び(b)の所定地点は緯度経度をテキストで表したデータで送る。(a)の場合、送信側無線端末が固定局であれば、該固定局の位置を受信側無線端末に予め登録しておいて、受信側無線端末はそれを参照することにより、送信側無線端末からの条件キーには受信側無線端末を一々含めることを省略することができる。(c)及び(d)では、「第三倉庫」及び「○○町」は、地点に対して面的な広がりをもつ地域になるので、該地域範囲を緯度経度の範囲で表して、その情報を送信側無線端末から受信側無線端末への条件キーに含めることになる。(e)の場合には、高度条件が含まれるので、受信側無線端末はGPS受信機の他、高度センサー(例:気圧センサー)を装備する必要がある。
S34では、受信側無線端末は、着呼信号に続いて条件キーを受信する。S35では、自端末位置情報、すなわち受信側無線端末の現在位置情報を参照する。
受信側無線端末は、自機の現在位置が条件キーに一致するか否かを判定し、判定が正であれば、S36において、送信側無線端末のユーザの声をスピーカから流して、受信側無線端末のユーザと送信側無線端末のユーザとの通信を開始させる。判定が否であれば、S37において、受信側無線端末は、通信を切断したり、エラーを送信側無線端末に返信する。
送信側無線端末は、S36に対して、S38において、受信側無線端末からの音声を受信して、受信側無線端末との通話を開始する。S37のエラー返信に対しては、S39において、受信したエラー返信に伴いエラーを表示器に表示する。
図3は受信側無線端末が条件キーを保持して着呼時に自機の状況を保持中の条件キーと照合して特定の受信側無線端末に限定して呼出す場合の送信側及び受信側の無線端末の処理についてのフローチャートである。受信側無線端末は、条件キーを1つだけ記憶している。図3のS36〜S39は図2のS36〜S39と同一のステップであるので、説明は省略する。
S45では、送信側無線端末は発呼を実施する。これに伴い、S46では、受信側無線端末において着呼が生じる。S47では、受信側無線端末は、保有している条件キーを参照する。参照した条件キーについて、自機の状況がそれに一致しているか否かを判定し、一致していれば、S36へ進み、不一致であれば、S37へ進む。
図4は送信側無線端末が自機内で条件キーに一致する受信側無線端末を検索して見つかった受信側無線端末を呼出す場合の送信側及び受信側の無線端末の処理についてのフローチャートである。
S55では、各受信側無線端末は特定の1つの無線機としての送信側無線端末又はグループ内の全部の無線端末としての送信側無線端末へ定期的に自機の現在位置を通知する。特定の1つの無線機へ自機の現在位置を通知する場合には、該特定の1つの無線機のIDを指定する個別呼出しを利用する。これに対して、グループ内の全部の無線端末へ現在位置を通知する場合には、グループ呼出しが利用される。
S55を受けて、送信側無線端末は、S56において、各受信側無線端末からの、その位置情報を取得する。この位置情報は送信側無線端末の記憶装置に各受信側無線端末のIDに対応付けて記録される。送信側無線端末は、所望の通信条件に一致する受信側無線端末を呼出す必要が生じた場合には、まず、S57で通信条件を選択する。送信側無線端末には、複数の通信条件が予め設定されており、送信側無線端末のユーザは、今回、呼出したい受信側無線端末に対応する通信条件をS57で選択することになる。
S58では、S55で収集した各無線端末の位置情報から、S57で選択した通信条件に一致する無線端末を抽出する。S58で1つの無線端末も抽出できなかった場合には、その旨、送信側無線端末の表示器に表示する。抽出できた場合には、該当する受信側無線端末を、そのIDを指定した個別呼出しにより発呼する。抽出された受信側無線端末が複数ある場合には、その1つを選択して、それに個別呼出しを行うか、順番に個別呼出しにより呼出して、通話することになる。
S60では、受信側無線端末に着呼が生じる。受信側無線端末のユーザは、S61において、スピーカから出力される送信側無線端末のユーザからの呼掛けの声に対して、該送信側無線端末のユーザとの通信(通話)を開始する。S61では、送信側無線端末のスピーカから受信側無線端末のユーザの応答が流れ、送信側無線端末のユーザも受信側無線端末のユーザとの通信(通話)を開始する。
図5は無線機75のブロック図である。前述の図2の受信側無線端末は無線機75の一例である。無線機75、後述の無線機85(図6)及び無線機105(図8)の相手機は、例えば、基地局やリーダーの無線端末である。典型的な無線通信システムでは、相手機と無線機75,85又は105とは1:複数の関係になっているが、複数体:1や複数:複数の関係であってもよいとする。典型的には、無線機75,85又は105が属するグループのすべての無線機は同一周波数で待受け状態になっている。また、該同一周波数は、他のグループも使用されている場合がある。
無線機75は自機状況検出手段76、通信条件情報受信手段77、判定手段78及び判断手段79を備えている。自機状況検出手段76は自機の状況を検出する。通信条件情報受信手段77は無線機の状況に係る通信条件情報を相手機より受信する。判定手段78は相手機からの呼出し時に自機の状況が通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定する。判断手段79は、判定手段78の判定が正であれば、相手機からの呼出しを自機宛てのものとして処理する。
自機状況検出手段76、後述の自機状況検出手段86(図6)及び自機状況検出手段106(図8)が検出する自機の状況、並びに通信条件情報受信手段77が受信する通信条件情報に係る無線機の状況、後述の通信条件情報記憶手段87(図6)及び通信条件情報記憶手段107(図8)が記憶する通信条件情報に係る無線機の状況は、無線機75の現在位置に限定されない。無線機75の移動速度、立寄り地点履歴、所定時間前の位置、行き先、バッテリ残量、周囲天候、気温、湿度、荷物重量、乗車人員、連続運転時間等、各種の状況を含めることができる。しかし、無線機75は、検出の状況の種類に応じて、対応する検出手段の装備を付加する必要がある。現在位置には、平面上の現在位置に限定してもよいし、高度を含む空間上の現在位置とすることができる。
判定手段78、後述の判定手段88(図6)及び判定手段108(図8)における判定結果の合致には、自機の状況が通信条件情報の通信条件に完全一致するものでだけでなく、実質的に一致するものも含むものとする。判断手段79及び後述の判断手段89(図6)において、判定手段78及び後述の判定手段88(図6)の判定が正である場合に行う処理であって相手機からの呼出しを自機宛てのものとしての処理とは、例えば相手機との通信の開始である。判断手段79及び後述の判断手段89(図6)は、判定手段78及び後述の判定手段88(図6)の判定が否である場合には、例えば、相手機からの呼出しを自機宛てのものではないとしての処理を実施する。例えば、相手機との通信を切断する処理が含まれる。
こうして、基地局等の無線端末は、どの無線機75が今回、呼出すべき無線機であるかが不明である場合にも、該当する無線機75及び後述の無線機85(図6)を適切に呼出すことができる。
図6は無線機85のブロック図である。前述の図3の受信側無線端末は無線機75の一例である。無線機85は自機状況検出手段86、通信条件情報記憶手段87、判定手段88及び判断手段89を備えている。自機状況検出手段86は識別子受信手段90を備えることもできる。
自機状況検出手段86は自機の状況を検出する。通信条件情報記憶手段87は無線機の状況に係る通信条件情報を記憶する。判定手段88は相手機から呼出しに対して自機の状況が通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定する。判断手段89は、判定手段88の判定が正であれば、相手機からの呼出しを自機宛てのものとして処理する。
典型的には、通信条件情報記憶手段87が記憶している通信条件情報は、今回の呼出しの前に相手機からの受信により事前に入手しておいたものである。しかしながら、該通信条件情報は、相手機及び無線機85のユーザ間の取決めたものを操作者が無線機85に直接に登録することもできる。
1つの具体例では、通信条件情報記憶手段87が記憶している通信条件情報は唯一であり、判定手段88は、相手機からの呼出し時には通信条件情報を特定する情報は該相手機から受信しない。通信条件情報は一義であるので、無線機85は、相手機から呼出しを受けた際、相手機から通信条件情報を受信しなくても、通信条件情報を特定することができる。
通信条件情報が複数存在する場合、好ましくは、通信条件情報記憶手段87は、各通信条件情報を識別子に対応付けて記憶している。識別子受信手段90は、相手機からの呼出し時に識別子を受信する。判定手段88は、受信した識別子に対応付けられている通信条件情報の通信条件について判定を行なう。
図7は無線機95のブロック図である。前述の図4の送信側無線端末は無線機95の一例である。無線機95は、例えば、基地局の無線機やリーダーの携帯する無線端末である。これに対し、無線機95の相手機は、例えば自動車に搭載されたり、ユーザに携帯されたりする移動局の無線端末である。無線機95は状況情報受信手段96、検索手段97及び呼出し手段98を備えている。
状況情報受信手段96は、複数の相手機より各相手機の状況に係る状況情報を受信する。検索手段97は、状況情報の状況が合致する相手機を検索する。呼出し手段98は、検索手段97の検索によりヒットした相手機を個別呼出しにより呼出す。
ヒットした相手機は複数の場合もある。その場合は、典型的には、無線機95のユーザは1つを選択するか、それら複数の相手機の一部又は全部を順番に呼出す。
図8は無線機105のブロック図である。無線機105は自機状況検出手段106、通信条件情報記憶手段107、判定手段108及び制御手段109を備えている。
自機状況検出手段106は自機の状況を検出する。通信条件情報記憶手段107は無線機の状況に係る通信条件情報を記憶する。判定手段108は、所定の相手機に対して発呼を行う時に、自機の状況が通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定する。制御手段109は、判定手段108の判定が正であれば、相手機に対する発呼を認容する。
こうして、無線機105は、自機の現在の状況が通信条件に合致している場合のみ、所定の相手機への発呼を実施することができる。
図9は無線機制御方法120のフローチャートである。無線機制御方法120は無線機75(図5)に適用される。S12lとS122とは順番を逆にすることができる。
S121では、自機の状況を検出する。S122では、無線機の状況に係る通信条件情報を相手機より受信する。S123では、相手機からの呼出し時に自機の状況が通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定して、正であれば、S124へ進み、否であれば、S125へ進む。S124では、相手機からの呼出しを自機宛てのものとして処理する。S125では、相手機からの呼出しを自機宛てのものではないとして処理する。
S121〜S124の処理は、無線機75(図5)の自機状況検出手段76〜判断手段79の機能にそれぞれ対応している。したがって、自機状況検出手段76〜判断手段79の機能について述べた具体的態様はS121〜S124の処理についての具体的態様としても適用可能である。
本発明を適用したプログラムは、コンピュータを無線機75,85,95又は105の各手段として機能させる。本発明を適用した別のプログラムは、無線機制御方法120の各ステップをコンピュータに実行させる。
本明細書は様々な範囲及びレベルの発明を開示している。それら発明は、本明細書で説明した様々な技術的範囲及び具体的レベルの各装置及び各方法だけでなく、当業者の自明の範囲内で、各装置及び各方法から独立の作用、効果を奏する1つ又は複数の要素を抽出したものや、1つ又は複数の要素を自明の範囲で変更したものや、さらに、各装置間及び各方法間で1つ又は複数の要素の組合せを入れ換えたものを含む。
無線端末の概略ブロック図である。 送信側無線端末が受信側無線端末へ条件キーを送信して該条件キーに合致する受信側無線端末のみを呼出す場合の送信側及び受信側無線端末において実施される処理についてのフローチャートである。 受信側無線端末が条件キーを保持して着呼時に自機の状況を保持中の条件キーと照合して特定の受信側無線端末に限定して呼出す場合の送信側及び受信側の無線端末の処理についてのフローチャートである。 送信側無線端末が自機内で条件キーに一致する受信側無線端末を検索して見つかった受信側無線端末を呼出す場合の送信側及び受信側の無線端末の処理についてのフローチャートである。 第1の無線機のブロック図である。 第2の無線機のブロック図である。 第3の無線機のブロック図である。 第4の無線機のブロック図である。 無線機制御方法のフローチャートである。
符号の説明
75:無線機、76:自機状況検出手段、77:通信条件情報受信手段、78:判定手段、79:判断手段、85:無線機、86:自機状況検出手段、87:通信条件情報記憶手段、88:判定手段、89:判断手段、90:識別子受信手段、95:無線機、96:状況情報受信手段、97:検索手段、98:呼出し手段、105:無線機、106:自機状況検出手段、107:通信条件情報記憶手段、108:判定手段、109:制御手段、120:無線機制御方法。

Claims (9)

  1. 自機の状況を検出する自機状況検出手段、
    無線機の状況に係る通信条件情報を相手機より受信する通信条件情報受信手段、
    相手機からの呼出し時に自機の状況が前記通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定する判定手段、及び
    前記判定手段の判定が正であれば前記相手機からの前記呼出しを自機宛てのものとして処理する判断手段、
    を備えることを特徴とする無線機。
  2. 自機の状況を検出する自機状況検出手段、
    無線機の状況に係る通信条件情報を記憶する通信条件情報記憶手段、
    相手機から呼出しに対して自機の状況が前記通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定する判定手段、及び
    前記判定手段の判定が正であれば前記相手機からの呼出しを自機宛てのものとして処理する判断手段、
    を備えることを特徴とする無線機。
  3. 前記通信条件情報記憶手段が記憶している通信条件情報は、今回の呼出しの前に相手機からの受信により事前に入手しておいたものであることを特徴とする請求項2記載の無線機。
  4. 前記通信条件情報記憶手段が記憶している通信条件情報は唯一であり、
    前記判定手段は、相手機からの呼出し時には通信条件情報を特定する情報は該相手機から受信しないことを特徴とする請求項2又は3記載の無線機。
  5. 各通信条件情報を識別子に対応付けて記憶している前記記憶手段、
    相手機からの呼出し時に識別子を受信する識別子受信手段、及び
    受信した識別子に対応付けられている通信条件情報の通信条件について判定を行なう前記判定手段、
    を備えることを特徴とする請求項2又は3記載の無線機。
  6. 複数の相手機より各相手機の状況に係る状況情報を受信する状況情報受信手段、
    状況情報の状況が合致する相手機を検索する検索手段、及び
    前記検索手段の検索によりヒットした相手機を個別呼出しにより呼出す呼出し手段、
    を備えることを特徴とする無線機。
  7. 自機の状況を検出する自機状況検出手段、
    無線機の状況に係る通信条件情報を記憶する通信条件情報記憶手段、
    所定の相手機に対して発呼を行う時に自機の状況が前記通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定する判定手段、及び
    前記判定手段の判定が正であれば前記相手機に対する発呼を認容する制御手段、
    を備えることを特徴とする無線機。
  8. 自機の状況を検出する自機状況検出ステップ、
    無線機の状況に係る通信条件情報を相手機より受信する通信条件情報受信ステップ、
    相手機からの呼出し時に自機の状況が前記通信条件情報の通信条件に合致しているか否かを判定する判定ステップ、及び
    前記判定ステップにおける判定が正であれば前記相手機からの呼出しを自機宛てのものとして処理する判断ステップ、
    を備えることを特徴とする無線機制御方法。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の無線機の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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