JP2009205058A - 立体視表示装置 - Google Patents

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俊介 吉田
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Abstract

【構成】 立体視表示装置10は、箱型のような立体的な外面を形成する複数の要素表示面(12:図1)を含み、LCD28のような空間光変調器と、複数の光線制御子からなり、空間光変調器の各画素から発生される光の方向を制御する光線制御子アレイ18とを含み、光線制御子は、凸レンズ(20)および凸レンズに対して積層的に配置されて凸レンズの視野角を制御するための視野角制御子としての凹レンズ30を含む。凹レンズ30によって、凸レンズ(20)の視野角を拡大する。
【効果】 広視野角の立体視表示装置が得られる。
【選択図】 図12

Description

この発明は、立体視表示装置に関し、特にたとえば、視体積(視点を頂点として画像提示面を断面に持つ錐体)に含まれる物体を画像提示面に射影し、その画像提示面を通じて見えるであろう何方向かの画像を提示しておき両眼で観察することにより画像を立体視させる、立体視表示装置に関する。
この種の立体視表示装置、特に、インテグラルフォトグラフィ(IP)は、裸眼で立体画像を観察可能にする技術の1つである。このIPでは、光線制御子として複数の凸レンズからなるレンズアレイを画像提示面上に配置し、各凸レンズ下の焦点位置に立体画像を再現するための要素画像を提示する。各要素画像の各画素から発する光は、凸レンズの効果により特定の方向にのみ向かうように放射される。画像提示面上に配置されたレンズアレイは有機的に作用して離散的な光線の空間を作るため、任意視点からの視体積に応じた光線状態が再現される。
このような立体視表示装置は、画像提示面にLCD(液晶表示装置)等を用いることにより小型化が可能であるが、画像提示面の枠で表示が制限されるために周囲から覗き込むような観察はできず、立体的な物体の存在感を得ることが困難である。
特許文献1には、複数枚の三次元画像表示装置を組み合わせた三次元画像表示システムが記載されている。各三次元画像表示装置は、表示面内に画素がマトリクス状に配置された表示ユニットと、その表示ユニットの画素からの光線を制限して観察領域に光線を向ける複数の光線制御部を有する光学ユニットとを備える。この三次元画像表示システムによれば、三次元画像を複数人で観察することができる。また、三次元画像を回り込んで観察することもできる。
特開2006‐98775号公報[G02B27/22 G03B35/24 H04N13/04]
特許文献1に記載された三次元画像表示システムでは、各表示面の外周部において表示が制限される。具体的には、2枚以上の表示面を斜めの方向から同時に観察した場合、立体画像が見えない部分が生じる。そのため、立体的な物体の存在感を十分に得ることができない。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、立体視表示装置を提供することである。
この発明の他の目的は、特殊な眼鏡を用いることなく任意の方向から複数人により観察可能でありかつ立体的な物体の存在感を十分に得ることが可能な立体画像を提示する、立体視表示装置を提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、この発明の理解を助けるために後述する実施形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、立体的な外面を形成する複数の要素表示面を備え、複数の要素表示面は、光を発生する複数の画素により構成される空間光変調器と、複数の光線制御子からなり、空間光変調器の各画素から発生される光の方向を制御する光線制御子アレイとを含み、複数の光線制御子の各々は、凸レンズ、および凸レンズに対して積層的に配置されて凸レンズの視野角を制御するための視野角制御子を含む、立体視表示装置である。
第1の発明では、立体視表示装置(10:実施例で相当する部分を例示する参照符号。以下同様。)は、たとえば箱型のような立体的な外面を有する複数の要素表示面(12)を含む。各要素表示面は、光を発生する複数の画素により構成される、たとえば平面ディスプレイのような空間光変調器(16)と、複数の光線制御子(20)からなり、空間光変調器の各画素から発生される光の方向を制御する光線制御子アレイ(18)とを含み、複数の光線制御子の各々は、凸レンズ(20)、および凸レンズに対して積層的に配置されて凸レンズの視野角を制御するための視野角制御子(30,36)を含む。
LCDのような空間光変調器(16)によって表示された画像(光線)が、凸レンズ(20)とたとえば凹レンズ(30)またはプリズム(36)との組合せからなる光線制御子によって制御される。したがって、観察者は、複数の要素表示面により囲まれる空間の仮想球内に提示される立体画像を任意の方向から裸眼で立体視することができる。このとき、視野角制御子を構成する凹レンズ(30)またはプリズム(36)によって、凸レンズ(20)の視野角を拡大するので、広視野角の立体視表示装置が得られる。
第2の発明は、第1の発明に従属し、視野角制御子が凹レンズを含む、立体視表示装置である。
第2の発明では、光線制御子は、凸レンズ(20)と、それに対して積層的に配置された凹レンズ(30)を含む。凹レンズによって視野角を拡大できる。
第3の発明は、第1の発明に従属し、視野角制御子がプリズムを含む、立体視表示装置である。
第3の発明では、光線制御子は、凸レンズ(20)と、それに対して積層的に配置されたプリズム(36)を含む。プリズムによって視野角を拡大できる。
第4の発明は、第1ないし第3のいずれかの発明に従属し、複数の要素表示面の各々は平面多角形であり、複数の要素表示面は組み合わされて多面体を形成する、立体視表示装置である。第4の発明では、各光線制御子の設計および製造が容易になるという利点がある。
第5の発明は、第1ないし第4のいずれかの発明に従属し、空間光変調器は平面型マトリクス表示素子を含む、立体視表示装置である。第5の発明では、各要素表示面を容易に作製することができるという利点がある。
この発明によれば、観察者は、複数の要素表示面により囲まれる空間の仮想球内に提示される立体画像を任意の方向から裸眼で立体視することができる。したがって、立体的な物体の存在感が十分に得られる。視野角制御子を構成するたとえば凹レンズまたはプリズムによって、光線制御子の視野角を拡大するので、広視野角の立体視表示装置が得られる。
この発明の上述の目的,その他の目的,特徴,および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう
図1に示すこの発明の一実施例における立体視表示装置10は、複数の平面四角形(の要素表示面12を結合することにより箱形に構成される。この実施例では、立体視表示装置10は、各々が平面正方形の6枚の要素表示面12によって立方体形状に構成される。各要素表示面12で囲まれる仮想空間の球状領域(以下、「仮想球」と呼ぶ。)に立体画像14が提示される。
図2および図3に示すように、立体視表示装置10の各表示面12は、平面状の空間光変調器16および平面状のレンズアレイ18の積層構造により構成される。
空間光変調器16は、マトリクス状に色を提示することができるマトリクス表示素子からなる。この空間光変調器16は、マトリクス状に配列された複数の画素を有する。空間光変調器16として、たとえば、液晶表示装置(LCD)やエレクトロルミネッセンス(EL)表示装置等を用いることができる。あるいは、空間光変調器16として、プロジェクタとスクリーンとを組み合わせて用いてもよい。
レンズアレイ18は、光線の方向を制御することができる複数の凸レンズ20を含み、空間光変調器16から様々な方向へ向かう光の状態を再現させる機能を有する。レンズアレイ18の複数のレンズ20は、マトリクス状に配置される。
レンズアレイ18の各凸レンズ20によって空間光変調器16の複数の画素からの光線の方向が制御される。各凸レンズ20には、それぞれ画素群が割り当てられる。各凸レンズ20は、割り当てられた画素群からの光線の方向だけを制御することができるように配置される。
レンズアレイ18により制御可能な光線の数および光線の方向は、各凸レンズ20に割り当てられた画素の数、凸レンズ20と画素との距離、および凸レンズ20の焦点距離等の凸レンズ20の光学的な設計等により決まる。凸レンズ20の配置および特性の設計については後述する。
図3に示すように、レンズアレイ18の凸レンズ20は、空間光変調器16の画素Pa,Pb,PcおよびPdから種々の方向へ向かう光をそれぞれ点線で示す方向に制御する。
次に、図4を参照して、立体視表示装置10に立体画像14(図1)を提示するための画像データの作成方法について説明する。
要素表示面12の内側の仮想球内に視覚されるべき立体形状22を定義する。この立体形状22は立体形状データにより表される。立体形状22の表面の任意の点において、任意の方向へ向かう光線を考える。要素表示面12と立体形状22との間の位置関係はデータの定義により一意に求まる。
各光線が要素表示面12と交差する際の交点の位置(座標)、光線と要素表示面12との角度、および色を求める。また、各光線がどの要素表示面12のどの位置で交差するかを求める。最終的に、レンズアレイ18により上記の角度の方向へ向かう光線を再現するように、空間光変調器16の各画素に交点の色を表示するための画像データを作成する。
理想的には、立体形状22の全表面から全方向に向かう光線について上記の交点の位置、角度および色を求め、各要素表示面12に表示すべき画像を表す画像データを作成する。実際には、要素表示面1で囲まれる空間の仮想球を複数のボクセルに離散化するとともに、各ボクセルから発せられる光線の方向を離散化する。実施例では、各ボクセルから発せられる光線の方向は、レンズアレイ18により離散化された方向に制御される。
要素表示面12の内側の仮想球の1つのボクセルが立体形状22の一部であれば、そのボクセルから離散化された方向に向かう光線を求める。このようにして、立体形状22の表面上の複数のボクセルの各々から離散化された複数の方向に向かう光線と要素表示面12との交点を求めるとともに、光線と要素表示面12との角度、およびボクセルの色を求め、それらの交点、角度および色に基づいて画像データを作成する。
たとえば、図4に示すように、立体形状22の表面上の1つのボクセルb1から発せられる光線は、レンズアレイ18の凸レンズ20により点線の矢印の方向に向かうように制御される。これらの光線と要素表示面12との交点の画素にボクセルb1の色を表示させるように画像データを作成する。
また、立体形状22の表面上の他のボクセルb2から発せられる光線は、レンズアレイ18の凸レンズ20により実線の矢印の方向に向かうように制御される。これらの光線と要素表示面12との交点の画素にボクセルb2の色を表示させるように画像データを作成する。
上記の説明は、理解を容易にするために行ったが、実際には、レンズアレイ18の各凸レンズ20と空間光変調器16の画素数との関係により再現可能な光線が制限されるため、上記の説明とは逆のアルゴリズムが用いられる。すなわち、レンズアレイ18の各凸レンズ20により再現可能な光線を空間光変調器16の画素を経由して逆に辿り、提示すべき立体形状22との交点のボクセルの色を求め、その色を画素に表示させる色と決定する。
レンズアレイ18の凸レンズ20により再現可能な1本の光線が立体形状22の複数のボクセルと交差する場合には、より要素表示面12に近いボクセルの色が画素に表示すべき色と決定される。観察者から見て奥に位置する点は手前に位置する点により隠されるからである。たとえば、図4に示すように、レンズアレイ18の凸レンズ20により再現可能な一本の光線が立体形状22の複数のボクセルb2およびb3と交差する場合には、より要素表示面12に近いボクセルb3の色を画素に表示すべき色と決定する。
このようにして、立体形状22の表面上の各ボクセルの色を要素表示面1の複数の画素に表示させるための画像データが作成される。画像データに基づいて空間光変調器16の複数の画素に画像を表示させることにより、結果的に立体形状22からの光線が再現される。
たとえば、図5に示す観察点V1から立体形状を見た場合の画像が空間光変調器16の画素“A”に表示される。また、観察点V2から立体形状を見た場合の画像が空間光変調器16の画素“B”に表示される。それにより、観察者は眼を観察点V1から観察点V2に移動させた場合に、立体形状を異なる角度から見ることができる。
このように、実施例の立体視表示装置10は、多眼式立体視表示装置でありながら、結果的にボリューム表示装置と同等の立体画像14(図1)を提示することができる。
図6‐図9を参照して、実施例の立体視表示装置10においては任意の方向から観察可能な立体画像14を表示するために必要な光線制御の条件を説明する。ただし、これらの各図において、要素表示面12に垂直な方向をZ軸とする。
図6に示すように、立体画像14を表示する領域として中心がOで半径がrの仮想球Sを考える。
まず、凸レンズ20の中心をLとする。また、仮想球Sの中心Oと凸レンズ20の中心Lとを結ぶベクトルをDとする。凸レンズ20が担当すべき光線の再現範囲は、凸レンズ20の中心Lを頂点としてベクトルDを中心軸とする頂角2θの円錐となる。角度θは次式で表される。
θ=sin−1(r/|D|) …(1)
次に、凸レンズ20の焦点距離をfとする。図7において、要素表示面12の中心部に位置する凸レンズ20を凸レンズ20aとし、要素表示面12の外周部近傍に位置する凸レンズ20を20bとする。レンズアレイ18は平面Bに配置され、空間光変調器16はレンズアレイ18から内側に距離f離れた平面C上に配置される。平面Cは平面Bと平行である。また、平面Bから外側に距離z離れた平面Pを考える。平面Pは平面Bに平行である。
一般の平面立体視表示装置では、観察者はレンズアレイ18と平行な平面P上にあると定義される。空間光変調器16の画素の大きさ(直径または幅)をpとする。画素の像は、凸レンズ20a,20bにより平面P上でz/f倍に拡大される。平面P上での画素の像の大きさ(直径または幅)iは、次式(2a)のようになる。
[数2a]
i=(z/f)・p …(2a)
次に、両眼立体視の条件を検討する。両眼立体視を可能にするためには、両眼に異なる像が写る必要がある。人の両眼の間の距離(e)は約62mm‐64mm程度である。両眼に異なる像が写ることは、距離(e)離れた右目および左目の視点位置に凸レンズ20から異なる光線が到達することに等しい。すなわち、凸レンズ20により平面P上で距離(e)離れた位置に異なる光線が到達する必要がある。そのためには、平面P上の像の大きさiが距離(e)以下でなければならない。
実施例の立体視表示装置10は、任意の方向から観察されることを想定しているので、中心がOの球面Eを定義し、視点位置が球面E上にあると仮定する。要素表示面12(平面B)の中心点と球面Eとの間の距離は上記式(2)におけるzである。
ここで、以下の条件を満足することにより、観察者の視点が球面E内にある場合には、仮想球S内に提示される立体画像を立体視することが可能となる。観察者の視点が球面Eの外側にある場合には、観察者は仮想球S内に提示される立体画像を平面画像として認識する。たとえば、観察者がよく観察する位置を仮想球Sの中心Oから35cm程度離れた位置であると見積もれば、球面Eの半径を大きめに40cmに設定すればよい。
なお、観察者が観察対象から離れるほど、両眼立体視による立体知覚は薄れる。したがって、立体画像の立体視の範囲を球面E内に制限することに合理性はあり、問題はない。
凸レンズ20により球面E上に投影される画素の像の大きさをi’とする。画素の像の大きさi’は凸レンズ20の位置に応じて変化する。たとえば、球面E上で凸レンズ20bにより投影される像の大きさi1’は、凸レンズ20aにより投影される像の大きさi0’よりも小さい。画素は平面Bに平行な平面C上に等間隔に配列されるので、像の大きさi’は球面Eと平面Pとが接する点Q付近で最大となる。
任意の方向からの両眼立体視を可能にするためには、凸レンズ20により球面E上で距離(e)離れた位置に異なる光線が到達する必要がある。そのためには、球面E上の像の大きさi’が距離(e)以下でなければならない。そこで、球面E上の像の大きさi’が最も大きくなる場合(i’=i’の場合)を基準として考えると、次式(2b)を満足する必要がある。
[数2b]
e≧i’ …(2b)
また、i’≒iであるから、上式(2a)から次式(2c)が成り立つ。
[数2c]
’=pz/f …(2c)
上式(2b),(2c)から次式(2d)が導かれる。
[数2d]
e≧pz/f …(2d)
上式(2d)から、凸レンズ20の焦点距離fは次式(2)のように定まる。
[数2]
f≧pz/e …(2)
次に、図8に示すように、Z軸とベクトルDとのなす角度をαとする。ベクトルDを中心軸とする角度2θの範囲内に光を出射するために必要な画素の数Nは、次のように求められる。角度2θをなす円錐の光線群の中で最も外側の光線と平面Cとの交点をs1およびs2とし、凸レンズ20の中心Lを通るZ軸方向の直線と平面Cとの交点をs0とする。2点s0,s1間の距離はf・tan(α+θ)となり、2点s0,s2間の距離はf・tan(α−θ)となる。したがって、2点s1,s2間の距離は、f・tan(α+θ)−f・tan(α−θ)となる。この場合、p・Nが2点s1,s2間の距離以上となる必要がある。したがって、次式(3)が成り立つ。
[数3]
pN≧f・tan(α+θ)−f・tan(α−θ) …(3)
以上の考察から、立体視表示装置10の仮想球S内に立体画像14を表示する場合には、先の式(1)〜(3)の条件を満足するように要素表示面12の各凸レンズ20を設計する必要がある。この場合、観察者の視点は球面Eの内側にあるものとする。
式(1)において、rは仮想球Sの半径であり、Dは仮想球Sの中心Oから凸レンズ20の中心Lへのベクトルであり、θは凸レンズ20の中心Lから仮想球Sに引いた接線とベクトルDとのなす角度である。上式(1)から角度θが求められる。
式(2)において、pは空間光変調器16の画素の大きさであり、zは要素表示面12の中心から球面Eまでの距離であり、eは観察者の両眼の間の距離であり、fは凸レンズ20の焦点距離である。上式(2)から凸レンズ20の焦点距離fが求められる。
なお、平面Bと平面Cとが平行であるので、全ての凸レンズ20の焦点距離fは等しくなる。
式(3)において、αは要素表示面12に垂直な方向とベクトルDとのなす角度であり、Nは凸レンズ20に割り当てられる画素の数である。上式(3)から凸レンズ20に割り当てられる画素の個数Nが求められる。Nは自然数である。
立体視表示装置10の設計時および製造時には、まず、要素表示面12の寸法を決定する。次に、要素表示面12の寸法から仮想球Sの半径rを決定する。それにより、上式(1)により角度θが定まる。また、球面Eの半径を決定する。
その後、要素表示面12の中心部から外側に順に、上式(2)により各凸レンズ20の焦点距離fを決定するとともに、上式(3)によりその凸レンズ20に割り当てられる画素の数Nおよび凸レンズ20の位置を決定する。この場合、各凸レンズ20に割り当てられる画素が重複しないように、各凸レンズ20の位置を決定する。
実施例の立体視表示装置10の制御系は、図9に示すように、コンピュータ24および形状データ記憶装置26ならびに空間光変調器16により構成される。
コンピュータ24は、図示しないが、CPU(中央演算処理装置)、および半導体メモリ等の記憶装置を含む。記憶装置には、表示制御プログラムが記憶される。形状データ記憶装置26は、ハードディスクまたはメモリカード等のデータ記憶媒体からなり、仮想球内に提示すべき立体画像の形状を表す立体形状データを記憶する。
コンピュータ24は、それに付属の記憶装置に記憶された表示制御プログラムを実行することにより形状データ記憶装置26に記憶された立体形状データに基づいて画像データを作成し、画像データに基づいて表示のための制御信号を空間光変調器16に与える。
コンピュータ24および形状データ記憶装置26は、要素表示面12で囲まれた空間の内部に設けられてもよいが、その空間の外部に設けられてもよい。後者の場合には、コンピュータ24から空間光変調器16に有線または無線の通信により制御信号が与えられる。また、コンピュータ24および形状データ記憶装置26の一方が要素表示面12で囲まれた空間の内部に設けられ、他方が外部に設けられてもよい。
このような構成の立体視表示装置10において立体画像を表示する場合、まず、コンピュータ24は、形状データ記憶装置26から立体形状データをロードする。そして、コンピュータ24は、立体形状データに基づいて画像データを作成する。さらに、コンピュータ24は、画像データに基づいて空間光変調器16に画像を表示させる。それにより、図1に示すように、立体表示装置の仮想球に立体画像14が提示される。この場合、操作者および他の観察者は、仮想球内に立体画像14を視覚することができる。
また、上記実施例では、レンズアレイ18において、複数の凸レンズ20がマトリクス状に配置されているものとして説明したが、たとえばハニカム状(またはハエの目状)または同心円状などに隙間なく配置されてもよい。図10の実施例では、レンズアレイ18上の凸レンズ20は、図10において便宜上黒く塗りつぶして示す中心の凸レンズから同心円上に配列されている。
上述の実施例の立体視表示装置10においては、上記の式(1),(2),(3)の条件を満足するように要素表示面12の各凸レンズ20が設計されているので、仮想球S内に提示された立体画像14を任意の方向から観察することができる。また、仮想球S内に提示される立体画像14を複数の観察者が裸眼立体視可能な疑似ボリューム表示装置が実現される。したがって、立体的な物体の存在感が十分に得られる。
さらに、内部に立体画像14を提示する立体視表示装置10を手に持つことができるので、立体画像14の立体形状を擬似的に触覚することが可能であるとともに、立体画像14を観察する方向を手で操作することができる。
このように、実施例の立体視表示装置10は手に持つことができるので、あらゆる方向から観察されることを想定される。そのためには、最低限図11(A)に示す角度2θの範囲に光線を配分できなければならない。このような角度条件が最も厳しくなる場合というのは、図11(B)に示すように3つの要素表示面12a,12bおよび12cを同時に観察する場合である。
観察距離をDとし、視点ベクトルe=D/√(1,1,1)からの観察を考える。なお、ベクトル記号が使えないので、この明細書では必要に応じて、記号の前に「ベクトル」を付加して当該記号がベクトルであることを示すようにしている。
この場合、各表示面12の大きさをB、上面12aの中心をベクトルc=(0,0,B/2)、法線ベクトルをベクトルn=(0,0,1)として、ベクトルv=ベクトルe−ベクトルcとすると、θはベクトルvとベクトルnとが作る角度となる。ここで、一例として、D=400mm、B=72mmとすると、θは59.2度となる。
レンズアレイ18では、複数の凸レンズ20を平面方向に間隔pで並べたものと考えられる。このとき、図11(A)からわかるように、間隔p、視野角2θおよび焦点距離fには次式(4)の関係が成り立つ。また、レンズの屈折率nはレンズの曲率半径rと焦点距離fとを用いてn=r/f+1と表される。ここで、曲率半径rがp/2以上でなければならないことに注意すると、次式(5)となり、θを60度と設定すると、レンズ20の屈折率nは2.7となる。
[数4]
p/2=ftanθ …(4)
[数5]
n≧p/(2f)+1=tanθ+1 …(5)
一般的な光学ガラスの屈折率は1.5‐1.7程度であるため、現状では、素材を工夫するだけでは、図1に示すような箱型の立体視表示装置10を実現するのは困難である。
そこで、この発明では、上述のようなレンズアレイ18のそれぞれの光線制御子において、凸レンズ20に対して積層的に配置した視野角制御子を用いることとした。つまり、現状の屈折率の光学ガラスを用いて、かつ必要な視野角(たとえば、60度)を獲得するために、視野角制御子によって、各光線制御子すなわち凸レンズ20の視野角を、要素表示面12(図1)の平面全体に拡大したり、要素表示面の中心から外方へ向かうにつれて拡大したりする。前者の方法では、凸レンズと組み合わせて凹レンズを用い、後者の方法では、凸レンズと組み合わせてプリズムを用いる。なお、プリズムアレイはフレネルレンズと同様な製法で作成できる。
図12はこの発明の一実施例を示す断面図解図である。この実施例では、空間光変調器の一例であるLCD28の複数の画素をカバーするようにそのLCD28の上に凸レンズ20を配置し、その凸レンズ20の上方に、凸レンズ20に対して積層的に凹レンズ30を配置する。この実施例では、凸レンズ20は、図において下方に凸となった第1凸レンズ20Aと上方に凸となった第2凸レンズ20Bを背中合わせに組み合わせることによって、形成した。ただし、両方に凸となった1つの凸レンズが用いられてもよい。凸レンズ20の上に積層的に配置されて凹レンズ30が設けられる。この凹レンズ30の作用によって、1つの光線制御子を構成するレンズ組の全体の焦点距離が短くなるので、結果的に、光線制御子の視野角を拡大することができる。つまり、空間光変調器すなわちLCD28の各画素Pa,Pb,Pc,…からの光線が光線制御子20,30によって図12に図示するように大きく屈折されるので、広視野角が実現できる。
発明者等が行なった実験では、これらのレンズの組は、たとえば1.8mmの厚みを有するアルミニウムの板に形成した穴に収納して保持される。穴の径は、実施例では、下段のレンズ20が配置される狭小部が2.0mmであり、上段のレンズ30が配置される部分はそれより大きくされる。また、上下段の各穴は、レンズ間の隙間を最小にするために、同心円状に並べた。
また、実験では、LCD28の20画素を1組のレンズがカバーするように、レンズの組どうしの平面内での間隔は、2.25mmとした。そして、各レンズの焦点距離等のパラメータはLCD28のカバーガラスの厚みなどを考慮して、立体画像が見え易くなるように最適化した。
ただし、図12では図解の都合上、1つの凸レンズ20と1つの凹レンズ30の組だけを示しているが、多数のこのようなレンズ組がたとえば図11のような平面的配置を有して形成されるということに留意されたい。
この実験で、図12の実施例では120度の広視野角が実現できた。したがって、図13に示す実際の実験結果画像のように、±60度の範囲で明瞭に視認できた。
詳しく言うと、図13は実験で作成した1つの要素表示面を3方向から観察した結果であり、中央の画像は表示面に対して鉛直上の正面から観察したもので、左右の画像は正面からそれぞれ水平方向に±60度に傾けて観察した画像である。観察距離は400mmとした。この図13の結果から、表示オブジェクトである円錐や球の表示位置が変化していることが確認できるため、視差が表現されていることがわかった。ただ、図13では横方向の観察結果を示したが、実際には、上下方向にも視差は表現されていた。したがって、子のような要素表示面を用いることによって、広視野角の、図1に示す箱型の立体視表示装置10を実現することができる。
この発明の他の実施例では、視野角制御子として、図14に示すプリズムアレイ34を用いる。このプリズムアレイ34は、たとえば透明プラスチックや光学ガラスによって平板状に形成される。一方面は平坦面であり、他方面に、たとえば図11に示すレンズアレイ18での凸レンズ20の同心円配列に重なるように、各プリズム36が同心円状に形成される。ただし、プリズム36は、中心から外方に向かうにつれて、屈折角を大きくしている。つまり、中心やその近傍ではプリズム36の屈折角は小さく、したがって、その領域では空間光変調器たとえばLCDから出た光線は比較的緩やかに屈折され、要素表示面12の面に対して鉛直かほぼ鉛直の方向に出力される。これに対して、中心から離れた外周ではプリズム36の屈折角は大きく、したがって、その領域では空間光変調器から出た光線は大きく屈折され、要素表示面12の面に対して大きく傾斜した方向から出力される。そのため、プリズム36が視野角制御子として機能する。
図14のプリズムアレイ34を用いる場合、1つの光線制御子について示すと、図15のような配置となる。図15では、2つの凸レンズ20Aおよび20Bが、図12実施例と同様にたとえばアルミニウム基板32の穴内に保持され、その上に、図14に示す平坦面が上になるように、プリズムアレイ34を積層的に配置する。1つの凸レンズ20に対して1つの(1山の)プリズム36が対応するように設定され、各プリズム36は、図15において図示するように、空間光変調器たとえばLCD28の各画素Pa,Pb,Pc,…からの光線が光線制御子20,36によって大きく屈折されるので、広視野角が実現できる。
このように、図14および図15に示す実施例でも視野角を拡大することができるので、図12の実施例と同様に、広視野角の立体視表示装置を作ることができる。
なお、上述の実施例では、光線制御子として、図12の実施例では凸レンズと凹レンズとのレンズ組を用い、図15の実施例では凸レンズとプリズムとの組を用いた。しかしながら、このような2つの組み合わせ以外に、たとえば、凸レンズ+凹レンズ+凹レンズの組み合わせ、凸レンズ+凹レンズ+プリズムの組み合わせのような3段重ね、さらにはそれ以上の積層構造も考えられる。
上述のいずれの実施例でも、各要素表示面12は四角形であり、それらを組み合わせることによって直方体の立体視表示装置を実現するものとして説明した。しかしながら、要素表示面の平面形状は四角形に限定されるものではなく、三角形、五角形さらには六角形など任意の多角形であってよく、したがって、それらの組み合せから得られる立体視表示装置の全体形状も、三角錐形、球状など任意の多面体であってよい。
図1はこの発明の一実施例の立体視表示装置を示す模式的外観図である。 図2は実施例の立体視表示装置を構成する要素表示面を示す模式的平面図である。 図3は実施例の立体視表示装置を構成する要素表示面を示す模式的断面図である。 図4は立体画像を提示するための画像データの作成方法を説明示す図解図である。 図5は画像データに基づいて立体視表示装置の空間光変調器に表示される画像を示す図解図である。 図6は実施例の立体視表示装置において任意の方向から観察可能な立体画像を表示するために必要な光線制御の条件を示す図解図である。 図7は実施例の立体視表示装置において任意の方向から観察可能な立体画像を表示するために必要な光線制御の条件を示す他の図解図である。 図8は実施例の立体視表示装置において任意の方向から観察可能な立体画像を表示するために必要な光線制御の条件を示すさらに他の図解図である。 図9は実施例の立体視表示装置においける制御系の構成を示すブロック図である。 図10はレンズアレイの変形例を示す模式的平面図である。 図11はこの発明における視野角を考察するための図解図であり、図11(A)は空間光変調器と光線制御子(凸レンズ)との関係を示し、図11(B)は3面を同時に観察する場合の視認可能領域を示す図解図である。 図12はこの発明の一実施例を示す模式的断面図である。 図13は図12実施例で表示された立体画像の例を示す写真である。 図14はプリズムアレイを示す模式的平面図である。 図15は図14のプリズムアレイをレンズアレイに組み合わせたこの発明の他の実施例を示す模式的断面図である。
符号の説明
10 …立体視表示装置
12 …要素表示面
14 …立体画像
16 …空間光変調器
18 …レンズアレイ
20 …凸レンズ
28 …LCD
30 …凹レンズ
34 …プリズムアレイ
36 …プリズム

Claims (5)

  1. 立体的な外面を形成する複数の要素表示面を備え、
    前記複数の要素表示面は、光を発生する複数の画素により構成される空間光変調器と、複数の光線制御子からなり、前記空間光変調器の各画素から発生される光の方向を制御する光線制御子アレイとを含み、
    前記複数の光線制御子の各々は、凸レンズ、および前記凸レンズに対して積層的に配置されて前記凸レンズの視野角を制御するための視野角制御子を含む、立体視表示装置。
  2. 前記視野角制御子は凹レンズを含む、請求項1記載の立体視表示装置。
  3. 前記視野角制御子はプリズムを含む、請求項1記載の立体視表示装置。
  4. 前記複数の要素表示面の各々は平面多角形であり、前記複数の要素表示面は組み合わされて多面体を形成する、請求項1ないし3のいずれかに記載の立体視表示装置。
  5. 前記空間光変調器は平面型マトリクス表示素子を含む、請求項1ないし4のいずれかに記載の立体視表示装置。
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