JP2009202741A - パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 パワーステアリング装置において、簡易に、トーションバーをピニオン軸に対して軸方向にずれることなく結合し、操舵アシスト特性の安定を図ること。
【解決手段】 ステアリング軸12にトーションバー13を介して連結されるピニオン軸14をギヤボックス11に支持し、ピニオン軸14にラック軸16を噛合いさせたラックアンドピニオン機構を備えたパワーステアリング装置10において、トーションバー13の一端に設けた圧入部51をピニオン軸14に設けた圧入孔52に圧入し、ピニオン軸14の圧入孔52の周囲を加締めて該圧入孔52の内周に突き出るピニオン軸14の突部53がトーションバー13の圧入部51に設けてある環状溝54に固定されるもの。
【選択図】 図4

Description

本発明は電動パワーステアリング装置、油圧パワーステアリング装置等のパワーステアリング装置に関する。
パワーステアリング装置は、ステアリング軸にトーションバーを介して連結されるピニオン軸をギヤボックスに支持し、ピニオン軸にラック軸を噛合いさせたラックアンドピニオン機構を備える。
電動パワーステアリング装置では、ステアリングホイールがステアリング軸に加えた操舵トルクがステアリング軸とピニオン軸の間のトーションバーを弾性ねじり変形するとき、操舵トルク検出装置がこの弾性ねじり変形量に基づいて操舵トルクを検出し、検出した操舵トルクに応じて電動モータを駆動することにて操舵アシスト力を生成する。
油圧パワーステアリング装置では、ステアリングホイールがステアリング軸に加えた操舵トルクがステアリング軸とピニオン軸の間のトーションバーを弾性ねじり変形するとき、コントロールバルブがこの弾性ねじり変形量に応じてパワーシリンダへの作動流体の給排を制御し、操舵アシスト力を生成する。
特許文献1に記載のパワーステアリング装置では、トーションバーの一端に設けた圧入部をピニオン軸に設けた圧入孔に圧入した後、該圧入孔の内周部に設けてある突出部を加締め治具によりトーションバーの圧入部の上面に押し付けるように加締め、トーションバーをピニオン軸に固定している。
特開平9-249141
特許文献1に記載のパワーステアリング装置は、ピニオン軸の圧入孔の内周部に設けてある突出部を、該圧入孔に圧入したトーションバーの圧入部の上面に押し付けるものであり、トーションバーの圧入部をピストン軸の圧入孔から抜け規制するものである。しかしながら、トーションバーの圧入部をピニオン軸の圧入孔に押し込み規制するところがなく、トーションバーがピニオン軸に対して軸方向にずれるおそれがある。
パワーステアリング装置において、トーションバーがピニオン軸に対して軸方向にずれるときには、トーションバーの弾性ねじり特性が変動する。これにより、電動パワーステアリング装置では操舵トルク検出装置の検出トルクがばらつき、油圧パワーステアリング装置ではコントロールバルブの制御量がばらつき、結果として、操舵アシスト特性が不安定になる。
また、特許文献1に記載のパワーステアリング装置は、加締め治具をピニオン軸の狭小な圧入孔の内周部に挿入して加締め作業するものであり、作業性が悪い。
本発明の課題は、パワーステアリング装置において、簡易に、トーションバーをピニオン軸に対して軸方向にずれることなく結合し、操舵アシスト特性の安定を図ることにある。
請求項1の発明は、ステアリング軸にトーションバーを介して連結されるピニオン軸をギヤボックスに支持し、ピニオン軸にラック軸を噛合いさせたラックアンドピニオン機構を備えたパワーステアリング装置において、トーションバーの一端に設けた圧入部をピニオン軸に設けた圧入孔に圧入し、ピニオン軸の圧入孔の周囲を加締めて該圧入孔の内周に突き出るピニオン軸の突部がトーションバーの圧入部に設けてある環状溝に固定されるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記ピニオン軸をギヤボックスに支持する軸受がピニオン軸の圧入孔の周囲に係着されるストッパリングにより保持されるものであり、該ストッパリングがピニオン軸の圧入孔の周囲に加締め固定されるとともに、この加締めによって該圧入孔の内周に突き出るピニオン軸の突部がトーションバーの圧入部に設けてある環状溝に固定されるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項1の発明において更に、前記ピニオン軸の圧入孔の周囲にリング溝が設けられ、このリング溝の溝底を加締めて該圧入孔の内周に突き出るピニオン軸の突部がトーションバーの圧入部に設けてある環状溝に固定され、該ピニオン軸をギヤボックスに支持する軸受が上記リング溝に係着されるストッパリングにより保持されるようにしたものである。
(請求項1)
(a)トーションバーの一端に設けた圧入部をピニオン軸に設けた圧入孔に圧入し、ピニオン軸の圧入孔の周囲を加締めて該圧入孔の内周に突き出るピニオン軸の突部がトーションバーの圧入部に設けてある環状溝に固定されるものにした。ピニオン軸の外周から加締められて内周に突き出る突部を、トーションバーの圧入部の環状溝の溝幅方向の概ね全域に隙間なく係入するものになり、ピニオン軸の突部はトーションバーの圧入部をピニオン軸の圧入孔に抜け止め、かつ押し込み規制するものになる。トーションバーがピニオン軸に対して軸方向にずれることなく結合し、トーションバーの弾性ねじり特性を安定化し、パワーステアリング装置の操舵アシスト特性を安定化する。
(b)加締め治具がピニオン軸の外方に広く開放された外周から加締め作業するものであり、作業性は良い。
(請求項2)
(c)ピニオン軸の軸受をギヤボックスに保持するためのストッパリングがピニオン軸の圧入孔の周囲に加締め固定されるとともに、この加締めによって該圧入孔の内周に突き出るピニオン軸の突部がトーションバーの圧入部に設けてある環状溝に固定される。従って、ピニオン軸に対するストッパリングの加締め加工と、ピニオン軸に対するトーションバーの加締め加工を単一工程化でき、パワーステアリング装置の生産性を向上できる。
(請求項3)
(d)ピニオン軸に設けたリング溝の溝底を加締めて圧入孔の内周に突き出るピニオン軸の突部がトーションバーの圧入部に設けてある環状溝に固定される。従って、ピニオン軸に対するトーションバーの加締め力を軽減して加締め加工を簡易化できる。また、このリング溝をストッパリングの係着溝として利用できる。
図1は電動パワーステアリング装置を示す全体図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3はトーションバー・ピニオン軸組立体を示す断面図、図4はトーションバーのピニオン軸に対する圧入固定構造を示す断面図、図5はトーションバーのピニオン軸に対する圧入固定工程を示す模式図、図6はトーションバーのピニオン軸に対する圧入固定工程の変形例を示す模式図である。
電動パワーステアリング装置10は、図1、図2に示す如く、不図示のブラケットにより車体フレーム等に固定されるギヤボックス11(第1〜第2のギヤボックス11A〜11B)を有する。そして、ステアリングホイールが結合されるステアリング軸12にトーションバー13を介してピニオン軸14を連結し、このピニオン軸14にピニオン15を設け、このピニオン15に噛合うラック16Aを備えたラック軸16を第1ギヤボックス11A内に左右動可能に支持している。ラック軸16の両端部は第1ハウジング11Aの左右に突出し、それらの端部にはタイロッド17A、17Bが連結し、ラック軸16の左右動によりタイロッド17A、17Bを介して左右の車輪を操舵可能にする。尚、ステアリング軸12とピニオン軸14は軸受12A、14A、14Bを介してギヤボックス11に支持される。
電動パワーステアリング装置10は、第1ハウジング11A内でラック軸16の一端を挟んでピニオン15と相対する部分に設けられているシリンダ部18に、図2に示す如く、ラックガイド20を収挿する。ラックガイド20(ブッシュ21)はシリンダ部18に螺着されるアジャストボルト22により背面支持される圧縮ばね23によりラック軸16の側に弾発され、ラック軸16のラック16Aをピニオン15に押し付けるとともに、ラック軸16の一端を摺動自在に支持する。24はボルト22のためのロックナットである。尚、ラック軸16の他端側は不図示の軸受により第1ハウジング11Aに支持される。
電動パワーステアリグ装置10は、ステアリング軸12とピニオン軸14の間に、操舵トルク検出装置30を設けてある。操舵トルク検出装置30は、図2に示す如く、ステアリング軸12、ピニオン軸14に係合している円筒状のコア33を囲む2個の検出コイル31、32を第2ハウジング11Bに設けている。コア33は、ピニオン軸14のガイドピン34に係合する縦溝35を備えて軸方向にのみ移動可能とされるとともに、ステアリング軸12のスライダピン36に係合するスパイラル溝37を備える。これにより、ステアリングホイールに加えた操舵トルクがステアリング軸12に付与され、トーションバー13の弾性ねじり変形により、ステアリング軸12とピニオン軸14の間に回転方向の相対変位を生ずると、ステアリング軸12とピニオン軸14の回転方向の変位がコア33を軸方向に変位させるものとなり、このコア33の変位による検出コイル31、32の周辺の磁気的変化に起因する検出コイル31、32のインダクタンスが変化する。即ち、コア33がステアリング軸12側へ移動すると、コア33が近づく方の検出コイル31のインダクタンスが増加し、コア33が遠ざかる方の検出コイル32のインダクタンスが減少し、このインダクタンスの変化により操舵トルクを検出できる。
電動パワーステアリング装置10は、第1ハウジング11Aの一端側に電動モータ40のモータハウジング41を介装している。電動モータ40は、モータハウジング41の内周に組込まれて固定される不図示の固定子と、固定子の内周側に回転自在に配置される不図示の回転子とを有する。回転子はモータハウジング41の長手方向に渡ってラック軸16の周囲に配置される不図示の中空回転軸を有し、回転軸の一端部に固定される不図示のボールナットがラック軸16に設けてある不図示のボールねじとの間にスチールボールを保持する。電動モータ40は、ボールナットの回転をボールねじによりラック軸16の直線運動に変換する。
従って、電動パワーステアリング装置10は以下の如くに動作する。
(1)操舵トルク検出装置30が検出した操舵トルクが所定値より低いとき、操舵アシスト力は不要であり、電動モータ40は駆動されない。
(2)操舵トルク検出装置30が検出した操舵トルクが所定値を越えるとき、操舵アシスト力を必要とするから、電動モータ40が駆動される。電動モータ40では、必要な操舵アシスト力を発生するように固定子のコイルに通電し、固定子に発生する磁界によって回転子が回転するように駆動される。モータ40の発生トルクは回転子から回転軸を介してボールナットに伝えられ、ボールナットの回転をボールねじによりラック軸16の直線運動とし、ラック軸16に連動する車輪に操舵アシスト力として付与される。
以下、トーションバー13をピニオン軸14に対して軸方向にずれることなく結合し、電動パワーステアリング装置10の操舵アシスト特性の安定を図るための構造について詳述する。トーションバー13とピニオン軸14は、トーションバー13をピニオン軸14に圧入固定し、ピニオン軸14にガイドピン34、軸受14A、ストッパリング14Cを組付けた、図3に示すトーションバー・ピニオン軸組立体50としてギヤボックス11(第1ギヤボックス11A)に組込まれる。尚、ピニオン軸14をギヤボックス11に支持する軸受14Aの内輪は、ピニオン軸14の外周に係着されるストッパリング14Cによりピニオン軸14に保持される。ストッパリング14Cは全周連続する環状体でも良く、周方向の1ヵ所を切断されたC字状リングでも良い。
トーションバー・ピニオン軸組立体50にあっては、図4に示す如く、トーションバー13の一端に設けたセレーション付圧入部51を、ピニオン軸14のガイドピン34が設けられる上端側に開口してある開口部52Aに続く圧入孔52に圧入する。そして、ピニオン軸14の圧入孔52の周囲を加締めて該圧入孔52の内周に突き出るピニオン軸14の突部53が、トーションバー13の圧入部51の軸方向中間部に設けてある環状溝54に固定される。突部53は、圧入孔52の内周の周方向複数位置から半径方向にふくらみ状に突き出て、圧入部51の環状溝54の溝幅一杯(概ね一杯)に係入する。トーションバー13の圧入部51とピニオン軸14の圧入孔52は、突部53の環状溝54に対する上述の係入により、それらの軸方向に沿う上下双方にずれることのない強固な固定構造を付与される。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)トーションバー13の一端に設けた圧入部51をピニオン軸14に設けた圧入孔52に圧入し、ピニオン軸14の圧入孔52の周囲を加締めて該圧入孔52の内周に突き出るピニオン軸14の突部53がトーションバー13の圧入部51に設けてある環状溝54に固定されるものにした。ピニオン軸14の外周から加締められて内周に突き出る突部53を、トーションバー13の圧入部51の環状溝54の溝幅方向の概ね全域に隙間なく係入するものになり、ピニオン軸14の突部53はトーションバー13の圧入部51をピニオン軸14の圧入孔52に抜け止め、かつ押し込み規制するものになる。トーションバー13がピニオン軸14に対して軸方向にずれることなく結合し、トーションバー13の弾性ねじり特性を安定化し、電動パワーステアリング装置10の操舵アシスト特性を安定化する。
(b)加締め治具がピニオン軸14の外方に広く開放された外周から加締め作業するものであり、作業性は良い。
トーションバー・ピニオン軸組立体50の組立手順は以下の如くになる(図5)。
(1)トーションバー13の圧入部51に環状溝54を設け、ピニオン軸14に圧入孔52を設ける。このとき、ピニオン軸14における圧入孔52の周囲の外周にリング溝55が設けられる(図5(A))。
(2)トーションバー13の圧入部51をピニオン軸14の圧入孔52に圧入する(図5(B))。
(3)ピニオン軸14の外周に軸受14Aの内輪を挿着する(図5(C))。このとき、ピニオン軸14の外周であって、該ピニオン軸14の外周に挿着された軸受14Aの内輪の直下にはリング溝55が位置する。
(4)軸受14Aの内輪のためのストッパリング14Cがピニオン軸14の圧入孔52の周囲に設けられているリング溝55に位置合せされる。ピニオン軸14の外方から加締め治具を用いてストッパリング14Cをリング溝55の溝内に加締め固定するとともに、更にこの加締めによって該リング溝55の溝底を押し込み、これにより圧入孔52の内周から半径方向にふくらみ状に突き出るピニオン軸14の突部53を生じさせ、この突部53をトーションバー13の圧入部51に設けてある環状溝54の溝幅一杯に係入する(図5(D))。このとき、加締め治具は、ストッパリング14Cの周方向の全周をリング溝55に加締め固定しても良いが、周方向の複数ヵ所をリング溝55に加締め固定して該リング溝55の溝底を押し込み、圧入孔52の内周の周方向複数位置に突部53を生じさせることができる。
上述(1)〜(4)によれば、ピニオン軸14に対するストッパリング14Cの加締め加工と、ピニオン軸14に対するトーションバー13の加締め加工を単一工程化でき、電動パワーステアリング装置10の生産性を向上できる。但し、上述(1)のリング溝55は必須とされない。
トーションバー・ピニオン軸組立体50の組立手順は以下の如くに変形することもできる(図6)。
(1)トーションバー13の圧入部51に環状溝54を設け、ピニオン軸14に圧入孔52を設ける。このとき、ピニオン軸14における圧入孔52の周囲の外周にリング溝55が設けられる(図6(A))。
(2)トーションバー13の圧入部51をピニオン軸14の圧入孔52に圧入する(図6(B))。
(3)ピニオン軸14の外周に軸受14Aの内輪を挿着する(図6(C))。このとき、ピニオン軸14の外周であって、該ピニオン軸14の外周に挿着された軸受14Aの内輪の直下にはリング溝55が位置する。
(4)ピニオン軸14の外方から加締め治具を用いて、ピニオン軸14の圧入孔52の周囲に設けられているリング溝55の溝底を加締め、これにより、圧入孔52の内周から半径方向にふくらみ状に突き出るピニオン軸14の突部53を生じさせ、この突部53をトーションバー13の圧入部51に設けてある環状溝54の溝幅一杯に係入する(図6(D))。このとき、加締め治具は、リング溝55の周方向複数ヵ所の溝底を押し込み、圧入孔52の内周の周方向複数位置に突部53を生じさせることができる。
(5)軸受14Aの内輪のためのストッパリング14Cがリング溝55に係着される(図6(E))。
上述(1)〜(5)によれば、ピニオン軸14に対するトーションバー13の加締め部にリング溝55を設けてこの加締め部を薄肉化した分だけ、ピニオン軸14に対するトーションバー13の加締め力を軽減して加締め加工を簡易化できる。また、このリング溝55をストッパリング14Cの係着溝として利用できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明は油圧パワーステアリング装置にも適用できる。
図1は電動パワーステアリング装置を示す全体図である。 図2は図1のII−II線に沿う断面図である。 図3はトーションバー・ピニオン軸組立体を示す断面図である。 図4はトーションバーのピニオン軸に対する圧入固定構造を示す断面図である。 図5はトーションバーのピニオン軸に対する圧入固定工程を示す模式図である。 図6はトーションバーのピニオン軸に対する圧入固定工程の変形例を示す模式図である。
符号の説明
10 電動パワーステアリング装置
11 ギヤボックス
12 ステアリング軸
13 トーションバー
14 ピニオン軸
14A 軸受
14C ストッパリング
16 ラック軸
51 圧入部
52 圧入孔
53 突部
54 環状溝
55 リング溝

Claims (3)

  1. ステアリング軸にトーションバーを介して連結されるピニオン軸をギヤボックスに支持し、ピニオン軸にラック軸を噛合いさせたラックアンドピニオン機構を備えたパワーステアリング装置において、
    トーションバーの一端に設けた圧入部をピニオン軸に設けた圧入孔に圧入し、ピニオン軸の圧入孔の周囲を加締めて該圧入孔の内周に突き出るピニオン軸の突部がトーションバーの圧入部に設けてある環状溝に固定されることを特徴とするパワーステアリング装置。
  2. 前記ピニオン軸をギヤボックスに支持する軸受がピニオン軸の圧入孔の周囲に係着されるストッパリングにより保持されるものであり、
    該ストッパリングがピニオン軸の圧入孔の周囲に加締め固定されるとともに、この加締めによって該圧入孔の内周に突き出るピニオン軸の突部がトーションバーの圧入部に設けてある環状溝に固定される請求項1に記載のパワーステアリング装置。
  3. 前記ピニオン軸の圧入孔の周囲にリング溝が設けられ、このリング溝の溝底を加締めて該圧入孔の内周に突き出るピニオン軸の突部がトーションバーの圧入部に設けてある環状溝に固定され、
    該ピニオン軸をギヤボックスに支持する軸受が上記リング溝に係着されるストッパリングにより保持される請求項1に記載のパワーステアリング装置。
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