JP2009201013A - 通信装置及び通信システム及び通信方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】トークンパッシングを用いた伝送制御方式として、伝送路上で複数の異なる周期の伝送サイクルを実現するような方式を提供することを目的とする。
【解決手段】保持時間管理表302及び巡回路表304に記録された複数の通信パターンでは、トークンの巡回経路と、トークンの巡回周期と、巡回経路に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに割当てるトークンの保持時間の長さとが設定されている。主ノードである通信装置101の巡回路形成部301は、保持時間管理表302及び巡回路表304に記録された複数の通信パターンに基づき、各通信パターンについて、巡回経路に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに、他の通信パターンについていずれかの従属ノードに既に割当てた保持時間以外の時間から保持時間を割当てる。
【選択図】図3
【解決手段】保持時間管理表302及び巡回路表304に記録された複数の通信パターンでは、トークンの巡回経路と、トークンの巡回周期と、巡回経路に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに割当てるトークンの保持時間の長さとが設定されている。主ノードである通信装置101の巡回路形成部301は、保持時間管理表302及び巡回路表304に記録された複数の通信パターンに基づき、各通信パターンについて、巡回経路に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに、他の通信パターンについていずれかの従属ノードに既に割当てた保持時間以外の時間から保持時間を割当てる。
【選択図】図3
Description
本発明は、通信装置及び通信システム及び通信方法に関するものである。本発明は、特に、トークンパッシングを用いたデータ伝送方式に関するものである。
トークンパッシングを用いた伝送制御方式の1つに、IEEE802.4がある。この方式では、ノード間でトークンの受け渡しが行われ、トークンを保持しているノードがデータの送信権を得る。各ノードは、トークンが一巡する時間を個別に計測し、予め設定された時間を超える場合にはデータを送信しないことで、時間管理を行っている。全ノードが対等で、時間計測を独立して行っていることに加え、送信データ量が可変であるため、この方式では、トークンが全ノードを一巡する時間が一定にならなかった。これに対し、特許文献1の伝送制御方式では、1台の同期マスタと複数台のスレーブが配置され、同期マスタが契機となり、優先度の高いデータをトークンパッシングによって伝送する。同期マスタは、伝送サイクルのうち優先度の高いデータの伝送で用いた時間の残り時間を優先度の低いデータに割当て、スレーブへのポーリングによってデータの送信権を与える。スレーブは、低優先度データの伝送を行う。
特開平11−136266号公報(第2図)
従来技術には、同期マスタが固定的な1つの伝送サイクルを基に高優先伝送フェーズと低優先伝送フェーズを構成しているため、従属ノードが異なる伝送サイクルで周期通信を行うことができない、という課題があった。
本発明は、例えば、トークンパッシングを用いた伝送制御方式として、伝送路上で複数の異なる周期の伝送サイクルを実現するような方式を提供することを目的とする。
本発明の一の態様に係る通信装置は、
トークンを保持している時間内のみデータを送信することが許される複数の従属ノードのうち、少なくとも1つの従属ノードを対象にして、所定の周期ごとにトークンを巡回させる主ノードとなる通信装置であって、
トークンの巡回対象と、トークンの巡回周期と、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに割当てるトークンの保持時間の長さとを設定した複数の通信パターンに基づき、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに保持時間を順次割当てる巡回路形成部と、
トークンを生成するトークン生成部と、
各通信パターンについて前記巡回路形成部により各従属ノードに割当てられた保持時間に合わせて、前記トークン生成部により生成されたトークンを巡回させる送信処理部とを備え、
前記巡回路形成部は、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに、他の通信パターンについていずれかの従属ノードに既に割当てた保持時間以外の時間から保持時間を割当てることを特徴とする。
トークンを保持している時間内のみデータを送信することが許される複数の従属ノードのうち、少なくとも1つの従属ノードを対象にして、所定の周期ごとにトークンを巡回させる主ノードとなる通信装置であって、
トークンの巡回対象と、トークンの巡回周期と、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに割当てるトークンの保持時間の長さとを設定した複数の通信パターンに基づき、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに保持時間を順次割当てる巡回路形成部と、
トークンを生成するトークン生成部と、
各通信パターンについて前記巡回路形成部により各従属ノードに割当てられた保持時間に合わせて、前記トークン生成部により生成されたトークンを巡回させる送信処理部とを備え、
前記巡回路形成部は、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに、他の通信パターンについていずれかの従属ノードに既に割当てた保持時間以外の時間から保持時間を割当てることを特徴とする。
本発明の一の態様によれば、通信装置の巡回路形成部が、トークンの巡回対象と、トークンの巡回周期と、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに割当てるトークンの保持時間の長さとを設定した複数の通信パターンの各々について、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに、他の通信パターンについていずれかの従属ノードに既に割当てた保持時間以外の時間から保持時間を割当てることにより、トークンパッシングを用いた伝送制御方式として、伝送路上で複数の異なる周期の伝送サイクルを実現するような方式を提供することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る通信システム100の構成を示すブロック図である。
図1は、本実施の形態に係る通信システム100の構成を示すブロック図である。
図1において、通信システム100は、1つの主ノードとなる通信装置101として1局を、それぞれ従属ノードとなる複数の通信装置102として2局、3局及び4局を備えている。1局から4局までの各局は、共通の伝送路103で接続されている。即ち、1局から4局までの各局は、バス型のネットワークを構成している。なお、1局から4局までの各局が接続される伝送路は、必ずしも共通のものでなくてもよい。即ち、1局から4局までの各局は、スター型、リング型など、バス型以外のネットワークを構成していてもよい。
主ノードは、トークンを生成し、複数の従属ノードのうち、少なくとも1つの従属ノードを対象にして、所定の周期ごとにトークンを巡回させる。各従属ノードは、トークンを保持している時間内のみ伝送路103を用いてデータを送信することが許される。なお、1局は主ノードであるが、トークンを生成してから送信するまでの間、即ち、トークンを保持している時間内は伝送路103を用いてデータを送信することが許されることから、従属ノードも兼ねるものとして考える。
図2は、図1で示した通信システム100の構成における伝送サイクルと巡回路フェーズ構成の一例を示した図である。
図2において、主ノードである1局と従属ノードである3局は、伝送サイクルを周期とする定周期通信と、非周期通信を行う。従属ノードである2局と4局は、伝送サイクルの2倍を周期とする周期通信と、非周期通信を行う。
巡回路Aフェーズは、伝送サイクルを周期とする定周期通信、巡回路Bフェーズは、伝送サイクルの2倍を周期とする周期通信、巡回路Cフェーズと巡回路Dフェーズは、非周期通信である。巡回路Aフェーズでは、主ノードである1局を起点としてトークンパッシングを行い、1局と従属ノードである3局が、伝送サイクルの間隔でデータ送信を行う。巡回路Bフェーズでは、主ノードである1局を起点としてトークンパッシングを行い、従属ノードである2局と4局が、伝送サイクルの2倍の間隔でデータ送信を行う。巡回路Cフェーズと巡回路Dフェーズでは、伝送サイクルのうち、定周期通信と周期通信で使用した時間の残り時間を使っている。巡回路Cフェーズでは、主ノードである1局を起点としてトークンパッシングを行い、1局と従属ノードである2局が非周期通信を行う。巡回路Dフェーズでは、主ノードである1局を起点としてトークンパッシングを行い、従属ノードである3局と4局が非周期通信を行う。
図1及び図2の例では、複数の通信パターンの具体例として、巡回路Aフェーズ、巡回路Bフェーズ、巡回路Cフェーズ、巡回路Dフェーズの4つの通信パターンを示している。
各通信パターンでは、トークンの巡回対象と、トークンの巡回周期と、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに割当てるトークンの保持時間の長さとが設定される。巡回路Aフェーズの通信パターンを例にとると、巡回対象は1局と3局、巡回周期は伝送サイクルの周期、1局の保持時間は1局のデータ送信時間とトークン送信時間、3局の保持時間は3局のデータ送信時間とトークン送信時間となる。一方、巡回路Bフェーズの通信パターンを例にとると、巡回対象は2局と4局、巡回周期は伝送サイクルの2倍の周期、2局の保持時間は2局のデータ送信時間とトークン送信時間、4局の保持時間は4局のデータ送信時間とトークン送信時間となる。巡回周期1回につき、1つの局に与えられる保持時間の長さは、巡回周期の各回に、その局がデータとトークンを送信するためにかかる時間の長さの最大値とする。
図1及び図2の例では、通信パターンの種別として、定周期通信、周期通信、非周期通信の3種類の通信パターンを示している。
定周期通信では、巡回対象に含まれる各従属ノードに割当てる保持時間の開始のタイミングを巡回周期ごとに一定とする。例えば、巡回路Aフェーズの通信パターンでは、1局の保持時間が伝送サイクルの各周期と同時に開始するように設定され、3局の保持時間が、伝送サイクルの各周期において1局からのトークンAが3局に到達した後(あるいは、到達が予想される時点の後)に開始するように設定される。なお、定周期通信の巡回周期は伝送サイクルの周期と同じでなくてもよい。仮に伝送サイクルの周期を5ms(ミリ秒)間隔とした場合、定周期通信の巡回周期は5ms間隔でも、7ms間隔でも、10ms間隔でもよい。ただし、仮に1つの局に割当てる保持時間の開始のタイミングを、巡回周期それぞれの開始時点から0.1ms後とした場合、その局の保持時間はいずれの巡回周期においても当該開始時点から0.1ms後に開始するように設定しなければならない。よって、例えば巡回周期が7msであれば、その局の保持時間は1回目の巡回周期の開始時点から0.1ms後、7.1ms後、14.1ms後、・・・に開始するように設定することになる。
周期通信では、巡回対象に含まれる各従属ノードに割当てる保持時間の開始のタイミングを巡回周期ごとに可変とする。例えば、巡回路Bフェーズの通信パターンでは、2局の保持時間が、伝送サイクルの2倍の周期ごとに1局からのトークンBが2局に到達した後(あるいは、到達が予想される時点の後)に開始するように設定され、4局の保持時間が、伝送サイクルの2倍の周期ごとに2局からのトークンBが4局に到達した後(あるいは、到達が予想される時点の後)に開始するように設定される。なお、周期通信の巡回周期は伝送サイクルの周期の整数倍でなくてもよい。仮に伝送サイクルの周期を5ms間隔とした場合、周期通信の巡回周期は5ms間隔でも、7ms間隔でも、10ms間隔でもよい。また、仮に1つの局に割当てる保持時間の開始のタイミングを、1回目の巡回周期の開始時点から0.1ms後とした場合であっても、その局の保持時間は2回目以降の巡回周期においては当該開始時点から0.1ms後の時点以外で開始するように設定してもよい。よって、例えば巡回周期が7msであれば、その局の保持時間は1回目の巡回周期においては当該開始時点から0.1ms後に開始するように設定するが、2回目以降の巡回周期においては当該開始時点から0ms後の時点と当該開始時点から(7−保持時間の長さ)ms後の時点との間の任意のタイミングで開始するように設定することができる。
非周期通信では、巡回周期を設定せず、巡回対象に含まれる各従属ノードに割当てる保持時間の開始のタイミングを任意とする。例えば、巡回路Cフェーズの通信パターンでは、1局の保持時間が、伝送サイクルの1つの周期において4局からのトークンBが1局に到達した後(あるいは、到達が予想される時点の後)、即ち、巡回路Bフェーズの終了時に開始するように設定され、2局の保持時間が、同じ周期において1局からのトークンCが2局に到達した後(あるいは、到達が予想される時点の後)に開始するように設定される。
図3は、主ノードとなる通信装置101の構成を示すブロック図である。
図3において、通信装置101は、巡回路形成部301、トークン生成部303、タイマ306、受信処理部308、送信処理部309を備える。また、図示していないが、通信装置101は、記憶装置、処理装置、入力装置、出力装置などのハードウェアを備えるものとする。通信装置101は、巡回路形成部301が利用する保持時間管理表302、トークン生成部303が利用する巡回路表304と巡回路管理表305、タイマ306が利用するトリガータイミング管理表307を記憶装置に記憶している。
巡回路形成部301は、保持時間管理表302に記録された複数の通信パターンに基づき、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに保持時間を順次割当てることにより、トークンの巡回経路を設定する。巡回路形成部301は、当該設定を巡回路表304、巡回路管理表305、トリガータイミング管理表307に分けて記録する。なお、実際にトークンが巡回する経路の始点及び終点は必ず主ノードになるが、以下では、便宜上、その経路において最初にデータを送信するノード、即ち、最初の従属ノードを巡回経路の始点、最後にデータを送信するノード、即ち、最後の従属ノードを巡回経路の終点として考える。図2に示した巡回路Aフェーズの通信パターンを例にとると、巡回経路の始点は1局、終点は3局となる。一方、巡回路Bフェーズの通信パターンを例にとると、巡回経路の始点は2局、終点は4局となる。
具体的には、まず、巡回路形成部301は、定周期通信の各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに、他の定周期通信の通信パターンについていずれかの従属ノードに既に割当てた保持時間以外の時間から保持時間を順次割当てる。その後、巡回路形成部301は、周期通信の各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに、定周期通信及び他の周期通信の通信パターンについていずれかの従属ノードに既に割当てた保持時間以外の時間から保持時間を順次割当てる。その後、巡回路形成部301は、非周期通信の各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、定周期通信及び周期通信及び他の非周期通信の通信パターンについていずれかの従属ノードに既に割当てた保持時間以外の時間から保持時間を順次割当てる。
保持時間管理表302の一例を図4に示す。この保持時間管理表302では、各従属ノードについて、定周期、周期、非周期での通信時の保持時間の長さが記録されている。前述したように、保持時間の長さは、主にデータ送信時間の長さに基づいて決定される。定周期及び周期通信については、周期ごとの保持時間の長さが記録されている。非周期通信については、保持時間の長さの上限が記録されている。保持時間管理表302は、予め静的に作成しても、トークン巡回前に動的に生成してもよく、生成方法は問わない。
巡回路表304の一例を図5に示す。この巡回路表304では、トークン種別(当該トークンがどの通信パターンにおいて送信されるものかを示すデータ)ごとに経路が記録されている。トークンは主ノードを起点・終点として巡回するものであるため、例えば図2に示した巡回路Aフェーズの通信パターンでは、主ノード→1局→3局→主ノードの順にトークンが巡回し、データ送信が行われることになる(実際には主ノードと1局は同じものであるが、便宜上、1局を従属ノードとして主ノードと分けて記している)。しかしながら、前述したように、主ノードはデータ送信を行わないため、巡回路Aフェーズの通信パターンを示すトークン種別Aに対応する経路としては1局→3局が記録されている。
巡回路管理表305の一例を図6に示す。この巡回路管理表305では、トークン種別で示されるトークンの巡回の順序と、それぞれの巡回開始の契機が記録されている。ここでは、図1及び図2の例を用いており、第1に、トリガー1を契機としてトークン種別Aの巡回を行う。第2に、トークン種別Aの巡回が完了するとトークン種別Bの巡回を行う。第3に、トークン種別Bの巡回が完了するとトークン種別Cの巡回を行う。トークン種別Cの巡回が完了した後、トリガー1の発生まで、主ノードはトークンの送信を行わない。第4に、トリガー1を契機として再びトークン種別Aの巡回を行う。第5に、トークン種別Aの巡回が完了するとトークンDの巡回を行う。トークンDの巡回が完了した後、再び順序1から繰り返す。その際、第4の場合と同じように、トークンDの巡回完了後、トリガー1の発生まで主ノードはトークンの送信を行わない。
トリガータイミング管理表307の一例を図7に示す。このトリガータイミング管理表307では、トリガーごとに、トークンの巡回(トークンパッシング)を開始する時点を0とした周期の基点と、周期が記録されている。この例では、トリガーは1つで、トークンパッシング開始時点を含め、周期50でトリガーが発生する。
タイマ306は、時間を計測する。タイマ306は、トリガータイミング管理表307に記録された周期ごとに、当該開始時点をトークン生成部303に通知する。
受信処理部308は、各通信パターンについて巡回路形成部301により設定された巡回経路に終点として含まれる従属ノードから、伝送路103を介して、トークンを受信する。受信処理部308は、トークンを受信した場合、トークンを受信したことをトークン生成部303に通知する。また、受信処理部308は、各従属ノードから、伝送路103を介して、データを受信することができる。受信処理部308は、データを受信した場合、そのデータを通信アプリケーションに渡す。
トークン生成部303は、巡回路管理表305に記録されたタイミングで、巡回路表304に記録されたトークン種別のトークンを生成する。具体的には、トークン生成部303は、各通信パターンについて、巡回路形成部301により設定された巡回経路に始点として含まれる従属ノードに割当てられた保持時間の開始のタイミングに合わせて、トークンを生成する。トークン生成部303は、それぞれのタイミングを、タイマ306や受信処理部308からの通知に基づいて判断する。即ち、タイマ306や受信処理部308からの通知は、トークン生成部303がトークンを生成する契機となる。トークンには、例えば、トークン種別、該当する経路、該当する経路に含まれる各従属ノードの保持時間の長さなどを示す情報を、必要に応じて含めることができ、トークンを受取った各部は、このような情報に基づいて適切な処理を行うことが可能となる。ただし、本実施の形態では、このような情報は、トークン種別ごとに各従属ノードに予め通知されるものとする。
送信処理部309は、各通信パターンについて巡回路形成部301により各従属ノードに割当てられた保持時間に合わせて、トークン生成部303により生成されたトークンを巡回させる。具体的には、送信処理部309は、トークン生成部303がトークンを生成する度に、当該トークン種別に該当する経路に始点として含まれる従属ノードへ、伝送路103を介して、トークンを送信する。また、送信処理部309は、各従属ノードへ、伝送路103を介して、データを送信することができる。送信処理部309は、データを送信する場合、そのデータを通信アプリケーションから受取る。送信処理部309は、データを送信した直後に、該当するトークンを送信する。
図8は、従属ノードとなる通信装置102の構成を示すブロック図である。
図8において、通信装置102は、トークン解析部401、受信処理部403、送信処理部404を備える。また、図示していないが、通信装置102は、記憶装置、処理装置、入力装置、出力装置などのハードウェアを備えるものとする。通信装置102は、トークン解析部401が利用する巡回路情報管理表402を記憶装置に記憶している。
受信処理部403は、各通信パターンについて、巡回経路に1つ前のノードとして含まれるノードから、伝送路103を介して、トークンを受信する。また、受信処理部403は、他の従属ノードから、伝送路103を介して、データを受信することができる。受信処理部403は、データを受信した場合、そのデータを通信アプリケーションに渡す。
トークン解析部401は、巡回路情報管理表402に記録された情報に基づき、受信処理部403により受信されたトークンを解析する。具体的には、トークン解析部401は、トークンを解析して、当該トークン種別に該当する情報を巡回路情報管理表402から読み取り、送信処理部404に通知する。トークンに、トークン種別を示す情報が含まれていれば、トークン解析部401は、トークン種別をキーとして必要な情報を巡回路情報管理表402から取得し、このような情報を送信処理部404に通知することができる。また、トークンに、トークン種別、該当する経路、該当する経路に含まれる各従属ノードの保持時間の長さなどを示す情報が含まれていれば、トークン解析部401は、このような情報をそのまま送信処理部404に通知することができる。
巡回路情報管理表402の一例を図9に示す。ここでは、図1及び図2に示した2局の保持する巡回路情報管理表402を例示している。この巡回路情報管理表402では、2局がトークン種別Bのトークンを1局から渡され、データ送信後に4局へトークンを渡すこと、及び、トークン種別Cのトークンを1局から渡され、データ送信後に1局へトークンを渡すことが記録されている。また、2局がトークン種別AとDでは、データの送信権を得ることができないことも示されている。
送信処理部404は、各通信パターンについて、巡回経路に1つ後のノードとして含まれるノードへ、伝送路103を介して、受信処理部403により受信されたトークンを送信する。送信処理部404は、それぞれのトークンをどのノードへ送信するかを、トークン解析部401からの通知に基づいて判断する。また、送信処理部404は、他の従属ノードへ、伝送路103を介して、データを送信することができる。送信処理部404は、そのデータをどれくらいの時間内に(必要に応じてデータを分割した上で)送信するかを、トークン解析部401からの通知に基づいて判断する。送信処理部404は、データを送信する場合、そのデータを通信アプリケーションから受取る。送信処理部404は、データを送信した直後に、該当するトークンを送信する。
図10は、通信装置101,102のハードウェア構成の一例を示す図である。
図10において、通信装置101,102は、コンピュータであり、CRT(Cathode・Ray・Tube)やLCD(液晶ディスプレイ)の表示画面を有する表示装置901、キーボード902(K/B)、マウス903、FDD904(Flexible・Disk・Drive)、CDD905(Compact・Disc・Drive)、プリンタ装置906などのハードウェアを備え、これらはケーブルや信号線で接続されている。
通信装置101,102は、プログラムを実行するCPU911(Central・Processing・Unit)を備えている。CPU911は、処理装置の一例である。CPU911は、バス912を介してROM913(Read・Only・Memory)、RAM914(Random・Access・Memory)、通信ボード915、表示装置901、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905、プリンタ装置906、磁気ディスク装置920と接続され、これらのハードウェアデバイスを制御する。磁気ディスク装置920の代わりに、光ディスク装置、メモリカードリーダライタなどの記憶媒体が用いられてもよい。
RAM914は、揮発性メモリの一例である。ROM913、FDD904、CDD905、磁気ディスク装置920の記憶媒体は、不揮発性メモリの一例である。これらは、記憶装置の一例である。通信ボード915、キーボード902、マウス903、FDD904、CDD905などは、入力装置の一例である。また、通信ボード915、表示装置901、プリンタ装置906などは、出力装置の一例である。
通信ボード915は、LAN(ローカルエリアネットワーク)などに接続されている。通信ボード915は、LANに限らず、インターネット、あるいは、IP−VPN(Internet・Protocol・Virtual・Private・Network)、広域LAN、ATM(Asynchronous・Transfer・Mode)ネットワークなどのWAN(ワイドエリアネットワーク)などに接続されていても構わない。LAN、インターネット、WANは、ネットワークの一例である。
磁気ディスク装置920には、オペレーティングシステム921(OS)、ウィンドウシステム922、プログラム群923、ファイル群924が記憶されている。プログラム群923のプログラムは、CPU911、オペレーティングシステム921、ウィンドウシステム922により実行される。プログラム群923には、本実施の形態の説明において「〜部」として説明する機能を実行するプログラムが記憶されている。プログラムは、CPU911により読み出され実行される。また、ファイル群924には、本実施の形態の説明において、「〜データ」、「〜情報」、「〜ID(識別子)」、「〜フラグ」、「〜結果」として説明するデータや情報や信号値や変数値やパラメータが、「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」の各項目として記憶されている。「〜ファイル」や「〜データベース」や「〜テーブル」は、ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶される。ディスクやメモリなどの記憶媒体に記憶されたデータや情報や信号値や変数値やパラメータは、読み書き回路を介してCPU911によりメインメモリやキャッシュメモリに読み出され、抽出・検索・参照・比較・演算・計算・制御・出力・印刷・表示などのCPU911の処理(動作)に用いられる。抽出・検索・参照・比較・演算・計算・制御・出力・印刷・表示などのCPU911の処理中、データや情報や信号値や変数値やパラメータは、メインメモリやキャッシュメモリやバッファメモリに一時的に記憶される。
また、本実施の形態の説明において用いるブロック図やフローチャートの矢印の部分は主としてデータや信号の入出力を示し、データや信号は、RAM914などのメモリ、FDD904のフレキシブルディスク(FD)、CDD905のコンパクトディスク(CD)、磁気ディスク装置920の磁気ディスク、その他光ディスク、ミニディスク(MD)、DVD(Digital・Versatile・Disc)などの記録媒体に記録される。また、データや信号は、バス912や信号線やケーブルその他の伝送媒体により伝送される。
また、本実施の形態の説明において「〜部」として説明するものは、「〜回路」、「〜装置」、「〜機器」であってもよく、また、「〜ステップ」、「〜工程」、「〜手順」、「〜処理」であってもよい。即ち、「〜部」として説明するものは、ROM913に記憶されたファームウェアで実現されていても構わない。あるいは、ソフトウェアのみ、あるいは、素子・デバイス・基板・配線などのハードウェアのみ、あるいは、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせ、さらには、ファームウェアとの組み合わせで実現されていても構わない。ファームウェアとソフトウェアは、プログラムとして、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVDなどの記録媒体に記憶される。このプログラムはCPU911により読み出され、CPU911により実行される。即ち、プログラムは、本実施の形態の説明で述べる「〜部」としてコンピュータを機能させるものである。あるいは、本実施の形態の説明で述べる「〜部」の手順や方法をコンピュータに実行させるものである。
図11は、主ノードとなる通信装置101が備える巡回路形成部301の動作を示すフローチャートである。
巡回路形成部301は、保持時間管理表302から、定周期通信1〜nの周期T1〜Tn(巡回周期)を抽出し、周期の最小公倍数TLCMを求める(ステップS1001)。図1、図2、図4から図7まで及び図9の例(以下、「第1例」という)では、定周期通信は巡回路Aフェーズのみであり、TLCM=50(単位は、例えば0.1ms)となる。
巡回路形成部301は、カウンタi=1、利用率U=0、基点時刻t=0とする(ステップS1002)。そして、巡回路形成部301は、定周期Tiで定周期通信iを行う全ノードの保持時間の合計Ciを求める(ステップS1003)。第1例では、定周期通信1である巡回路Aフェーズの通信を行う1局と3局の保持時間の合計C1=5+5=10となる。
巡回路形成部301は、利用率U=U+Ci/Tiを求める(ステップS1004)。第1例では、U=U+C1/T1=0+10/50=0.2となる。
巡回路形成部301は、U≦1であるかを判定し(ステップS1005)、真であれば基点時刻tからTLCMまで定周期Tiで保持時間の合計Ciを割当てる(ステップS1006)。第1例では、U=0.2≦1であるため、判定結果は真となり、図2に示したように、時刻0から時刻50までの間に1局と3局の保持時間が1回ずつ(TLCM/T1=50/50=1であるため)割当てられる。具体的には、時刻0から時刻5までが1局の保持時間として、時刻5から時刻10までが3局の保持時間として割当てられる。
ステップS1006において、TLCMまでで、それまでに割当てた保持時間と重複する部分がある場合、巡回路形成部301は、重複量dだけ基点時刻tをずらし、即ち、t=t+dとする(ステップS1007)。第1例では、定周期通信は巡回路Aフェーズのみであり、ステップS1006の処理が1度しか行われないため、重複は発生しないが、仮に他の定周期通信が1つあり、時刻0から時刻5までが割当て済であったとすると(以下、この変形例を「第2例」という)、d=5であるため、t=0+5=5となる。
巡回路形成部301は、基点時刻tをずらすことで、送信が完了しない間に定周期Tiを超えることがないかをt+Ci<Tiで判定し(ステップS1008)、真ならばステップS1006から処理を繰り返す。第2例では、t+C2=5+10=15<T2=50であるため、判定結果は真となり、時刻5から時刻50までの間に1局と3局の保持時間が1回ずつ割当てられる。具体的には、時刻5から時刻10までが1局の保持時間として、時刻10から時刻15までが3局の保持時間として割当てられる。
ステップS1005やステップS1008で偽となった場合、スケジューリングできないため、巡回路形成部301は、通信不可と判断する(ステップS1009)。この場合、巡回路形成部301は、GUI(グラフィックユーザインタフェース)などのユーザインタフェースを介して、巡回経路決定ができなかったことを表示する(ステップS1025)。続いて、巡回路形成部301は、ユーザインタフェースを介して、巡回経路を決定するための代替案を表示する(ステップS1026)。この代替案は、例えば周期の変更、データ量の変更(即ち、保持時間の変更)、ノード数の変更、通信パターンの変更、ネットワークの分割やトポロジーの変更などである。ステップS1026の後、巡回路形成部301は、ユーザインタフェースを介して、代替案に対する変更条件(具体的な変更内容の入力)をユーザから受取る(ステップS1027)。巡回路形成部301は、変更条件を受取ると、巡回経路決定のための情報として、例えば保持時間管理表302などを更新し(ステップS1028)、再度ステップS1001から巡回経路決定の処理を行う。なお、ステップS1009において通信不可と判断した場合、巡回路形成部301は、ただちに処理を終了してもよい。
ステップS1006で重複がない場合、巡回路形成部301は、カウンタiをインクリメントし、即ち、i=i+1とし(ステップS1010)、カウンタiが定周期通信数nを超えていないことを確認し(ステップS1011)、次の定周期通信についてステップS1003から同じ処理を繰り返す。
ここまでで、定周期通信の割当ては完了である。続いて、周期通信の割当てを行う。
巡回路形成部301は、周期通信識別用のカウンタm=1、ノード識別用のカウンタj=1とする(ステップS1012)。そして、巡回路形成部301は、周期通信mを行うノードjの保持時間を、周期Tm内で定周期通信に割当てた時間以外に割当てることができるかどうかを判定し(ステップS1013)、割当て可能であればノードjの保持時間分を、周期Tm内の所定の時間に割当てる(ステップS1014)。第1例では、周期通信1である巡回路Bフェーズの通信を行う2局の保持時間の長さが5、巡回路Bフェーズの周期T1=100であり、定周期通信である巡回路Aフェーズに割当てた時間以外の時間、即ち、時刻10から時刻50までの間、及び、時刻60から時刻100までの間に2局の保持時間を割当て可能である。そのため、例えば時刻10から時刻15までが2局の保持時間として割当てられる。
ステップS1013において、割当てできない場合には、巡回路形成部301は、ステップS1009に進み、続けてステップS1025〜S1028で代替案の提示を行うか、あるいは、通信不可として終了する。
巡回路形成部301は、次のノードについて判定するために、カウンタj=j+1とする(ステップS1015)。そして、巡回路形成部301は、周期通信mの全ノードの割当てが完了したかを判定し(ステップS1016)、完了していない場合には、ステップS1013から処理を繰り返す。第1例では、周期通信1である巡回路Bフェーズの通信を行う4局の保持時間の長さが5、巡回路Bフェーズの周期T1=100であり、定周期通信及び周期通信に割当て済の時間以外の時間、即ち、時刻15から時刻50までの間、及び、時刻60から時刻100までの間に2局の保持時間を割当て可能である。そのため、例えば時刻15から時刻20までが4局の保持時間として割当てられる。
ステップS1016において、周期通信mの全ノードの割当てが完了した場合には、巡回路形成部301は、次の周期通信に割当てを行うために、カウンタm=m+1とする(ステップS1017)。そして、巡回路形成部301は、全ての周期通信の割当てが完了したかを判定し(ステップS1018)、完了していない場合には、ステップS1013から処理を繰り返す。
ここまでで、周期通信の割当ては完了である。続いて、非周期通信の割当てを行う。
巡回路形成部301は、非周期通信の保持時間を割当て可能であるかを判定し(ステップS1019)、可能である場合には、非周期通信の保持時間を割当てる(ステップS1020)。第1例では、非周期通信である巡回路Cフェーズの通信を行う1局及び2局の保持時間の長さが10、非周期通信である巡回路Dフェーズの通信を行う3局及び4局の保持時間の長さが10であり、定周期通信及び周期通信に割当てた時間以外の時間、即ち、時刻20から時刻50までの間、時刻60から時刻100までの間などにいずれも割当て可能である。そのため、例えば時刻20から時刻30までが巡回路Cフェーズにおける1局の保持時間として、時刻30から時刻40までが巡回路Cフェーズにおける2局の保持時間として、時刻60から時刻70までが巡回路Dフェーズにおける3局の保持時間として、時刻70から時刻80までが巡回路Dフェーズにおける4局の保持時間として割当てられる。
ステップS1019において、非周期通信の保持時間が割当て可能でない場合には、巡回路形成部301は、ステップS1009に進み、続けてステップS1025〜S1028で代替案の提示を行うか、あるいは、通信不可として終了する。
ここまでで、非周期通信の割当ては完了である。定周期通信、周期通信、非周期通信の割当てが完了したので、ここまでの割当てを基に、巡回路形成部301は、トークンの巡回経路を決定し、巡回路表304へ登録する(ステップS1021)。定周期通信では、周期ごとにCiとして定周期通信を行うノードの保持時間を合計して扱っているため、巡回路形成部301は、一括して扱ったノード間でのトークン巡回順序を決める。局番順にトークンを巡回させるという方法は、決め方の一例である。周期通信と非周期通信についても、巡回路形成部301は、トークン巡回順序を決定し、巡回路表304へ登録した後(ステップS1021)、トリガータイミング管理表307に、トークン巡回開始の契機となるタイミングを登録する(ステップS1022)。最後に、巡回路形成部301は、巡回路管理表305に、トークン種別で示される巡回経路の順序と、それぞれの巡回開始の契機を登録し(ステップS1023)、通信可能となる(ステップS1024)。
図12は、主ノードとなる通信装置101が備える受信処理部308の動作を示すフローチャートである。
受信処理部308は、データの受信を行うと(ステップS1101)、受信データの種類を判定する(ステップS1102)。受信データがトークンの場合には、受信処理部308は、トークン生成部303に受信データを渡し(ステップS1103)、それ以外の場合には通信アプリケーションに渡す(ステップS1104)。
図13は、主ノードとなる通信装置101が備えるトークン生成部303の動作を示すフローチャートである。
トークン生成部303は、後述する巡回路情報設定完了通知を送信処理部309から受取ったかどうかを判定し(ステップS1201)、受取っていなければ、受取るまで待つ。受取っていれば、トークン生成部303は、巡回路管理表305の順序1のトークン種別と巡回路表304の該当するトークン種別の経路を基に、トークンを生成する(ステップS1202)。生成したトークンには、トークン種別が含まれているものとする。トークン生成部303は、生成したトークンと送信指示を送信処理部309に渡す(ステップS1203)。トークン生成部303は、トークンと送信指示を渡した後は、受信処理部308からトークンを受取るのを待ち、受信処理部308からトークンを受信すると(ステップS1204)、ステップS1202からの処理を繰り返す。
図14は、主ノードとなる通信装置101が備えるタイマ306の動作を示すフローチャートである。
タイマ306は、通信開始かどうかを判定し(ステップS1301)、開始していなければ開始まで待つ。通信開始になったら、タイマ306は、計時を開始し(ステップS1302)、トリガータイミング管理表307に記録されている各トリガー条件が成立するかを判定する(ステップS1303)。図7の例では、基点時刻0、時刻50、時刻100、・・・になるとトリガー番号1のトリガー条件が成立する。ステップS1303において、成立していなければ、タイマ306は、成立するまで待つ。成立していれば、タイマ306は、送信処理部309にトリガー番号を通知する(ステップS1304)。その後、タイマ306は、通信停止となっているかを判定し(ステップS1305)、なっていなければ、ステップS1303から処理を繰り返す。通信停止となっている場合には、ステップS1301から処理を繰り返す。
図15は、主ノードとなる通信装置101が備える送信処理部309の動作を示すフローチャートである。
送信処理部309は、データや情報や通知などを受取ると、その受け渡し元を判定し(ステップS1401)、通信アプリケーションからであれば、定周期通信、周期通信、非周期通信といった通信種別ごと、及び、定周期通信と周期通信の場合にはその周期ごとに用意した送信待ちバッファに、受取ったデータをキューイングする(ステップS1402)。ステップS1401で、巡回路形成部301からの場合には、送信処理部309は、従属ノードごとの巡回路情報を受取る(ステップS1403)。送信処理部309は、受取った巡回路情報を、各ノードに宛てて送信する(ステップS1404)。そして、送信処理部309は、トークン生成部303に巡回路情報設定完了通知を送信する(ステップS1405)。ステップS1401で、トークン生成部303からの場合には、送信処理部309は、トークンと送信指示を受取り(ステップS1406)、送信の契機がタイマ306からのトリガーかどうかを判定する(ステップS1407)。契機がタイマ306からのトリガーでない場合には、送信処理部309は、トークン生成部303から受取った送信指示に従ってデータを送信し(ステップS1408)、トークンを送信する(ステップS1409)。ステップS1407の判定で、契機がタイマ306からのトリガーの場合には、送信処理部309は、タイマ306からトリガー番号が通知されるのを待つ。通知されたら、送信処理部309は、タイマ306からトリガー番号を受取り(ステップS1410)、データを送信し(ステップS1408)、トークンを送信する(ステップS1409)。
図16は、従属ノードとなる通信装置102が備える受信処理部403の動作を示すフローチャートである。
受信処理部403は、データの受信を行うと(ステップS1501)、受信データの種類を判定する(ステップS1502)。受信データがトークンの場合には、受信処理部403は、トークン解析部401に受信データを渡し(ステップS1503)、それ以外の場合には通信アプリケーションに渡す(ステップS1504)。
図17は、従属ノードとなる通信装置102が備えるトークン解析部401の動作を示すフローチャートである。
トークン解析部401は、受信処理部403からトークンを受取ると(ステップS1601)、トークン種別を基に巡回路情報管理表402からトークンの宛先を割り出す(ステップS1602)。トークン解析部401は、トークンと、トークンの宛先を含む送信指示を送信処理部404に渡し(ステップS1603)、再度トークンを受取るまで待つ。
図18は、従属ノードとなる通信装置102が備える送信処理部404の動作を示すフローチャートである。
送信処理部404は、データや情報や通知などを受取ると、その受け渡し元を判定し(ステップS1701)、通信アプリケーションからであれば、定周期通信、周期通信、非周期通信といった通信種別ごと、及び、定周期通信と周期通信の場合にはその周期ごとに用意した送信待ちバッファに、受取ったデータをキューイングする(ステップS1702)。ステップS1701で、トークン解析部401からの場合には、送信処理部404は、トークンと送信指示を受取り(ステップS1703)、受取った送信指示に従ってデータを送信し(ステップS1704)、トークンを送信する(ステップS1705)。
以上のように、本実施の形態によれば、トークンパッシングを用いた伝送制御方式として、伝送路103上で複数の異なる周期の伝送サイクルを実現するような方式を提供することが可能となる。
以上、本実施の形態では、次の特徴を備えたデータ伝送方式について説明した。
・1台の主ノードが、トークン巡回順序をスケジューリングし、それ以外のノードは、トークンの受信時に送信権を得る。
・トークン巡回スケジューリングに応じて、トークン種別を複数設け、種別ごとにデータ送信権を得るノード及び通信の種別を決める。
・トークン巡回順序のスケジューリングは、定周期通信、周期通信、非周期通信の順に行う。定周期通信について、定周期で各周期内に通信が行えることを確認した後、周期通信について、各周期内に通信が行えることを確認し、最後に非周期通信について割当てる。
・1台の主ノードが、トークン巡回順序をスケジューリングし、それ以外のノードは、トークンの受信時に送信権を得る。
・トークン巡回スケジューリングに応じて、トークン種別を複数設け、種別ごとにデータ送信権を得るノード及び通信の種別を決める。
・トークン巡回順序のスケジューリングは、定周期通信、周期通信、非周期通信の順に行う。定周期通信について、定周期で各周期内に通信が行えることを確認した後、周期通信について、各周期内に通信が行えることを確認し、最後に非周期通信について割当てる。
実施の形態2.
図19は、主ノードとなる通信装置101の構成を示すブロック図である。
図19は、主ノードとなる通信装置101の構成を示すブロック図である。
以下、図3に示した実施の形態1での構成との差異を説明する。
図19において、通信装置101は、巡回路形成部301が利用するノード間距離管理表310を記憶装置に記憶している。
巡回路形成部301は、主ノードと従属ノードとの間及び/又は従属ノードと他の従属ノードとの間に予め定められた重み付け指標の一例として、ノード間距離管理表310に記録された従属ノード間の距離に基づき、各通信パターンについて、トークンの巡回経路を設定する。なお、重み付け指標としては、距離以外にも、例えば、通信時間、処理負荷、優先度、あるいは、これらの任意の組み合わせなどを用いることができる。
ノード間距離管理表310の一例を図20に示す。このノード間距離管理表310では、ノード間の距離が記録されている。この例では、1局と2局、2局と3局、3局と4局の間の距離はそれぞれ1であり、1局と3局、2局と4局の間の距離はそれぞれ2であり、1局と4局の間の距離は3であることを示している。
次に、主ノードとなる通信装置101が備える巡回路形成部301の動作について説明する。以下では、図11に示した実施の形態1での動作との差異を説明する。
ステップS1021において、巡回路形成部301は、トークンの巡回経路を決定する際に、ノード間距離管理表310を基に、巡回経路が最短になるようにトークンの巡回順序を決める。
以上のように、本実施の形態によれば、トークンの巡回経路を短く設定することができるため、通信効率や通信速度が向上する。
実施の形態3.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
図21は、本実施の形態における伝送サイクルと巡回路フェーズ構成の一例を示した図である。
図21において、主ノードである1局と従属ノードである3局は、伝送サイクルを周期とする定周期通信と、非周期通信を行う。従属ノードである2局と4局は、伝送サイクルの2倍を周期とする周期通信と、非周期通信を行う。
本実施の形態では、実施の形態1と異なり、全ての通信パターンにおいて、全ノードに対してトークンパッシングが行われる。そのため、トークンを受取ったノードでは、トークン種別が当該ノードに割当てられたものの場合にのみ、データ送信を行う。したがって、巡回路Aフェーズでは、トークン種別Aが割当てられた1局と3局のみがデータを送信する。また、巡回路Bフェーズでは、トークン種別Bが割当てられた2局と4局のみがデータを送信する。また、巡回路Cフェーズでは、トークン種別Cが割当てられた1局と2局のみがデータを送信する。また、巡回路Dフェーズでは、トークン種別Dが割当てられた3局と4局のみがデータを送信する。
主ノードとなる通信装置101の構成は、図3に示した実施の形態1での構成と同様であるが、本実施の形態では、巡回路形成部301は、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに保持時間を順次割当てるのとは別に、全ての従属ノードを含む経路をトークンの巡回経路として設定する。そして、巡回路形成部301は、当該設定を巡回路表304、巡回路管理表305、トリガータイミング管理表307に分けて記録する。なお、巡回路表304は、2種類用意される。
1つ目の巡回路表304の一例を図21に示す。この巡回路表304では、トークンの巡回順序が記録されている。全てのノードが一度ずつトークンを受信するように、巡回経路が形成されている。
2つ目の巡回路表304の一例を図22に示す。この巡回路表304では、トークン種別ごとに、対象としてトークンを利用するノードが記録されている。また、トークン種別ごとに通信種別も記録されている。
巡回路管理表305、トリガータイミング管理表307は、実施の形態1と同様のものを利用できる。
トークン生成部303は、巡回路管理表305に記録されたタイミングで、2つ目の巡回路表304に記録されたトークン種別のトークンを生成する。トークンには、例えば、トークン種別、1つ目の巡回路表304に記録された経路、2つ目の巡回路表304に記録された対象に含まれる各従属ノードの保持時間の長さなどを示す情報を、必要に応じて含めることができ、トークンを受取った各部は、このような情報に基づいて適切な処理を行うことが可能となる。ただし、本実施の形態では、このような情報は、トークン種別ごとに各従属ノードに予め通知されるものとする。
送信処理部309は、各通信パターンについて、全ての従属ノードを対象にして、トークン生成部303により生成されたトークンを巡回させる。
従属ノードとなる通信装置102の構成は、図8に示した実施の形態1での構成と同様であるが、本実施の形態では、送信処理部404は、トークン解析部401により特定された種別に応じて、受信処理部403により受信されたトークンを保持している時間内にデータを送信することが許されているかどうかを判断する。そして、送信処理部404は、データを送信することが許されていると判断した場合のみ、データを送信する。なお、この判断の基準となる情報は、トークン解析部401から通知される。トークン解析部401は、トークンを解析し、上記の情報として、当該トークン種別に該当する情報を巡回路情報管理表402から読み取り、送信処理部404に通知する。
巡回路情報管理表402の一例を図24に示す。ここでは、図1及び図2に示した2局の保持する巡回路情報管理表402を例示している。この巡回路情報管理表402では、2局に割当てられたトークン種別に対応する通信種別が記録されている。
以上のように、本実施の形態によれば、各従属ノードがトークンの宛先をトークン種別に応じて判断する手間を省くことができる。
実施の形態4.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を説明する。
本実施の形態では、図9に例示した実施の形態1における巡回路情報管理表402から経路に関する項目を除き、代わりに、経路に関する情報をトークン自身に持たせる。例えば、トークン種別Bのトークンには、トークンの巡回経路が2局→4局であること、あるいは、トークンを1局、2局、4局、1局の順に巡回させることを示す情報が記録される。
以上のように、本実施の形態によれば、巡回路情報管理表402が簡素化できるか、あるいは、巡回路情報管理表402が不要になる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらのうち、2つ以上の実施の形態を組み合わせて実施しても構わない。あるいは、これらのうち、1つの実施の形態を部分的に実施しても構わない。あるいは、これらのうち、2つ以上の実施の形態を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
100 通信システム、101,102 通信装置、103 伝送路、301 巡回路形成部、302 保持時間管理表、303 トークン生成部、304 巡回路表、305 巡回路管理表、306 タイマ、307 トリガータイミング管理表、308 受信処理部、309 送信処理部、310 ノード間距離管理表、401 トークン解析部、402 巡回路情報管理表、403 受信処理部、404 送信処理部、901 表示装置、902 キーボード、903 マウス、904 FDD、905 CDD、906 プリンタ装置、911 CPU、912 バス、913 ROM、914 RAM、915 通信ボード、920 磁気ディスク装置、921 オペレーティングシステム、922 ウィンドウシステム、923 プログラム群、924 ファイル群。
Claims (9)
- トークンを保持している時間内のみデータを送信することが許される複数の従属ノードのうち、少なくとも1つの従属ノードを対象にして、所定の周期ごとにトークンを巡回させる主ノードとなる通信装置であって、
トークンの巡回対象と、トークンの巡回周期と、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに割当てるトークンの保持時間の長さとを設定した複数の通信パターンに基づき、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに保持時間を順次割当てる巡回路形成部と、
トークンを生成するトークン生成部と、
各通信パターンについて前記巡回路形成部により各従属ノードに割当てられた保持時間に合わせて、前記トークン生成部により生成されたトークンを巡回させる送信処理部とを備え、
前記巡回路形成部は、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに、他の通信パターンについていずれかの従属ノードに既に割当てた保持時間以外の時間から保持時間を割当てることを特徴とする通信装置。 - 前記複数の通信パターンは、巡回対象に含まれる各従属ノードに割当てる保持時間の開始のタイミングを巡回周期ごとに一定とする定周期通信の通信パターンと、巡回対象に含まれる各従属ノードに割当てる保持時間の開始のタイミングを巡回周期ごとに可変とする周期通信の通信パターンとを含み、
前記巡回路形成部は、定周期通信の各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに保持時間を順次割当てた後、周期通信の各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに保持時間を順次割当てることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記複数の通信パターンは、さらに、巡回周期を設定せず、巡回対象に含まれる各従属ノードに割当てる保持時間の開始のタイミングを任意とする非周期通信の通信パターンを含み、
前記巡回路形成部は、周期通信の各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに保持時間を順次割当てた後、非周期通信の各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに保持時間を順次割当てることを特徴とする請求項2に記載の通信装置。 - 前記巡回路形成部は、さらに、主ノードと従属ノードとの間及び/又は従属ノードと他の従属ノードとの間に予め定められた重み付け指標に基づき、各通信パターンについて、トークンの巡回経路を設定することを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載の通信装置。
- トークンを保持している時間内のみデータを送信することが許される複数の従属ノードとなる複数の通信装置と、少なくとも1つの従属ノードを対象にして、所定の周期ごとにトークンを巡回させる主ノードとなる通信装置とを有する通信システムであって、
主ノードとなる通信装置は、
トークンの巡回対象と、トークンの巡回周期と、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに割当てるトークンの保持時間の長さとを設定した複数の通信パターンに基づき、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに保持時間を順次割当てる巡回路形成部と、
トークンを生成するトークン生成部と、
各通信パターンについて前記巡回路形成部により各従属ノードに割当てられた保持時間に合わせて、前記トークン生成部により生成されたトークンを巡回させる送信処理部とを備え、
前記巡回路形成部は、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに、他の通信パターンについていずれかの従属ノードに既に割当てた保持時間以外の時間から保持時間を割当てることを特徴とする通信システム。 - 前記送信処理部は、各通信パターンについて、前記複数の従属ノードの全てを対象にして、前記トークン生成部により生成されたトークンを巡回させ、
従属ノードとなる通信装置は、
トークンを受信する受信処理部と、
前記受信処理部により受信されたトークンの種別を特定するトークン解析部と、
前記トークン解析部により特定された種別に応じて、前記受信処理部により受信されたトークンを保持している時間内にデータを送信することが許されているかどうかを判断する送信処理部とを備えることを特徴とする請求項5に記載の通信システム。 - 前記トークン生成部は、各通信パターンについて、トークンの巡回経路を示す情報を含むトークンを生成し、
従属ノードとなる通信装置は、
トークンを受信する受信処理部と、
前記受信処理部により受信されたトークンに含まれる情報で示された巡回経路で次に含まれる従属ノードを特定するトークン解析部と、
前記トークン解析部により特定された従属ノードとなる通信装置へ、前記受信処理部により受信されたトークンを送信する送信処理部とを備えることを特徴とする請求項5又は6に記載の通信システム。 - 主ノードとなる通信装置と複数の従属ノードとなる複数の通信装置とはバス型又はスター型又はリング型のネットワークを構成し、
前記送信処理部は、各通信パターンについて、前記ネットワーク内で、前記トークン生成部により生成されたトークンを巡回させ、
従属ノードとなる通信装置は、トークンを保持している時間内のみ前記ネットワークを用いてデータを送信することが許されることを特徴とする請求項5から7までのいずれかに記載の通信システム。 - トークンを保持している時間内のみデータを送信することが許される複数の従属ノードのうち、少なくとも1つの従属ノードを対象にして、所定の周期ごとにトークンを巡回させる主ノードとなる通信装置を用いた通信方法であって、
前記通信装置の巡回路形成部が、トークンの巡回対象と、トークンの巡回周期と、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに割当てるトークンの保持時間の長さとを設定した複数の通信パターンに基づき、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに保持時間を順次割当てる第1ステップと、
前記通信装置のトークン生成部が、トークンを生成する第2ステップと、
前記通信装置の送信処理部が、各通信パターンについて前記第1ステップにより各従属ノードに割当てられた保持時間に合わせて、前記第2ステップにより生成されたトークンを巡回させる第3ステップとを備え、
前記第1ステップは、各通信パターンについて、巡回対象に含まれる各従属ノードに、巡回周期ごとに、他の通信パターンについていずれかの従属ノードに既に割当てた保持時間以外の時間から保持時間を割当てることを特徴とする通信方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008042826A JP2009201013A (ja) | 2008-02-25 | 2008-02-25 | 通信装置及び通信システム及び通信方法 |
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JP2008042826A JP2009201013A (ja) | 2008-02-25 | 2008-02-25 | 通信装置及び通信システム及び通信方法 |
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Family Applications (1)
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2008
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