JP2009199372A - 車載器、制御方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ITS車載器17は、DSRCのタウンカーライフナビマルチコンテンツ形式のデータ送受に対応しており、路側機11の通信エリアで嗜好データテーブルを受信し、該嗜好データテーブルの項目にユーザの嗜好の有無を付けたユーザ嗜好情報を送信する。ユーザは、改訂された嗜好データテーブルや、新規サービス事業者からの嗜好データテーブルに対して自分の嗜好情報を付け直す必要があるが、ITS車載器17が自動的に項目値を付けることにより、ユーザの手間を軽減させる。
【解決手段】過去の嗜好データテーブルにおいて"SF","アクション"にチェックがあり、その上階層が"映画"となっているので、条件式1:[洋画]AND[SF]、条件式2[洋画]AND[アクション]が作成される。新規嗜好データテーブルでは、階層関係が上下逆となっているが、条件式1を満たすので、"洋画""邦画"にチェックが付けられる。
【選択図】図12

Description

本発明は、DSRC(Dedicated Short Range Communication:狭域通信)等の路車間通信により嗜好データテーブル及びそれに対するユーザユーザ嗜好情報を送受する車載器及び制御方法に関する。
特許文献1はDSRCを利用する路車間通信システムを開示する(特許文献1の図1)。該路車間通信システムでは、路側機の通信エリア内に進入した自動車の車載器は、路側機から広告情報を電波で受信して、ナビ部のディスプレイに表示するようにしている(特許文献1の段落0024)。また、車載器では、広告情報に含まれる位置情報、URL及び電話番号に基づき自動的に目的地設定、HP接続及びダイヤルが実施されるようになっている(特許文献1の図4のS12,S14,S16)。
特許文献2は、車載情報端末装置が情報センタから広告情報と共に、該広告情報に対応付けられた地域情報及び時間帯情報を電波で受信し(特許文献2の図1)、該広告情報(特許文献2の図4)を該地域情報に係る地域及び該時間帯情報に係る時間帯に表示することを開示する(特許文献2の図5のS14〜S16)。
特許文献3はDSRCを利用した広告配信システムを開示する(特許文献3の図1)。該広告配信システムでは、嗜好情報が車載器から路側装置へ通知され(特許文献3の段落0017)、路側装置は該嗜好情報に基づき選別した広告情報を車載器へ送信し、車載器がこれを再生するようになっている(特許文献3の段落0028,0029)。
特開2001−101578号公報 特開2004−279509号公報 特開2005−134707号公報
路車間のデータ伝送形式は、基本的には5.8GHz帯DSRC通信における個別通信によるプッシュ型情報配信方式で配信され、ダウンリンク情報には嗜好データテーブルが含められているとともに、アップリンク情報には該嗜好データテーブルに対するユーザの回答結果としてのユーザ嗜好情報が含められている。路側装置は、ユーザ嗜好情報に基づきユーザごとに適切な広告情報を選別し、これを車載器へ送信する。
車載器のユーザは、複数のサービス事業者のコンテンツ配信サービスに会員登録することがあり、その場合、嗜好データテーブルはサービス事業者ごとに異なっている。また、同一のサービス事業者であっても、嗜好データテーブルが改訂されることがある。
嗜好データテーブルにおいて、ユーザが自分の嗜好の有無を入力しなければならない項目は計96個あり、ユーザは新規嗜好データテーブル又は改訂(バージョン変更)嗜好データテーブルの多数の項目について自分の嗜好の有無を入力するのに時間と手間がかかる。そこで、ユーザ入力の能率化のために、路側装置が嗜好データテーブルの各項目について適当なデフォルト値を付けて車載器へ送り、車載器のユーザはそれら項目については入力無しで済ませることができるようにしておくことが望まれる。
特許文献1〜3は、新規嗜好データテーブル又は改訂嗜好データテーブルに対するユーザ入力の手間を改善する技術についてはなんら示唆していない。
本発明の目的は、新規嗜好データテーブル又は改訂嗜好データテーブルに対してユーザ入力の手間を省ける適切な項目値を付与することができる車載器、制御方法及びプログラムを提供することである。
本発明によれば、改訂又は新規の項目の内の所定項目については、該所定項目に関連のある項目についての項目値を付与する。具体的には、旧版若しくは別の嗜好データテーブルにおける該所定項目を含む項目階層関係、識別子が該所定項目の識別子と一致する旧版若しくは別の嗜好データテーブルの項目についてのユーザ嗜好情報、立寄り地との関連性、又はユーザが嗜好の有無を予め登録しているキーワードに対応付けられているキーワード辞書に語句と該所定項目のテキストとの一致性に基づき項目値を該所定項目に付与する。
本発明の車載器は、路側機の無線通信エリアにおいて前記路側機から受信した嗜好データテーブルに対し、該嗜好データテーブルの各項目についてのユーザの嗜好の有無をユーザ嗜好情報として前記路側機へ送信するものであり、次のものを備えている。
改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルについて改訂又は新規の項目を探索する項目探索手段、及び
改訂又は新規の項目の内の所定項目については、該所定項目に関連のある項目についての項目値を付与する項目値付与手段。
本発明の制御方法は、路側機の無線通信エリアにおいて前記路側機から受信した嗜好データテーブルに対し、該嗜好データテーブルの各項目についてのユーザの嗜好の有無をユーザ嗜好情報として前記路側機へ送信する車載器の制御方法であって、次のステップを備えている。
改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルについて改訂又は新規の項目を探索する項目探索ステップ、及び
改訂又は新規の項目の内の所定項目については、該所定項目に関連のある項目についての項目値を付与する項目値付与ステップ。
本発明のプログラムは、前述の本発明の車載器の各手段としてコンピュータを機能させる。
本発明によれば、嗜好データのチェックにおいて、改定又は新規の嗜好データやサービス事業者間で嗜好データが異なる場合でも、ユーザの嗜好有無を類似していれば自動で選択することで、入力の手間を省くことができる。
図1はタウンカーライフナビマルチコンテンツ形式のデータに基づく路車間DSRCシステム10の概略図である。路側機11は、サーバ12と共に路側装置15を構成し、有線又は無線でサーバ12へ接続されている。サーバ12は、さらに、インタネット等のネットワークを介して別のサーバとデータを送受自在になっている。路側機11は、長さが数m〜30mのエリアに存在する自動車13に搭載されているITS車載器17とは5.8GHz 帯の電波を使ってデータを送受する。路側機11及びサーバ12は路側装置15を構成する。ITS車載器17はDSRC部18及びナビ部19を有している。
図2はデータ伝送態様の説明図である。ダウンリンクでは、データをその種類に応じて分類し、分類ごとにIDコード"00","01","02",〜を割り振っている。マルチコンテンツ形式のデータ伝送では、データが情報グループを単位に括られ、各情報グループは先頭にID="00"の分類データをもつ。ID="00"の分類データは、その情報グループに含まれているIDにはどのようなものがあるかの構成情報となっている。
図3はダウンリンクで使用する各IDに割り当てる分類表である。ID=00は構成ID情報(データを構成するIDを記述する領域)の分類となっている。ID=01は事業者の分類となっており、サービス事業者コード(サービス事業者を特定できる事業者コード)、サービス事業者表示テキスト(ナビ表示用サービス事業社名(サービス名)テキスト情報)、及びサービス事業者表音文字列(ナビ発話用サービス事業社名(サービス名)表音文字列情報)が含まれる。
ID=02はコンテンツの分類となっており、企業コード(コンテンツの情報提供元を特定できるコード)、企業表示テキスト(ナビ表示用情報提供企業名テキスト情報)、企業表音文字列(ナビ発話用情報提供企業名表音文字列情報)、情報コード(コンテンツを特定できる情報コード)、情報表示テキスト(ナビ表示用コンテンツ内容テキスト情報)、情報表音文字列(ナビ発話用コンテンツ内容表音文字列情報)、及び嗜好データカテゴリー(情報が該当する情報カテゴリーを示すカテゴリーコード)が含まれる。
ID=03は、ID=02と同様に、コンテンツの分類となっており、即時再生/蓄積コード(受信後のコンテンツ再生動作を表すコード)、及び再生条件コード(情報提供エリアでのコンテンツ再生条件を示すコード)が含まれる。
ID=04は、有効期限の分類となっており、開始年月日時分秒(コンテンツの有効期限)、及び終了年月日時分秒(コンテンツの有効期限)が含まれる。ID=05は、提供時間の分類となっており、営業時間(コンテンツ提供元の営業時間)、及び情報提供時間(コンテンツ提供時間)が含まれる。
ID=10は、対象地点の分類となっており、対象地点座標(サービス提供可能な地点の緯度経度情報)、対象地点表示用テキスト(サービス名称(店舗名称等))、提携駐車場情報(対象地点以外の提携駐車場情報)、アイコン表示画像データ(サービス提供可能な場所を表すアイコンのデータ)、表示用文字データ(サービスの説明用テキスト情報)、表示画像データ(サービスを表す静止画情報)、表音文字列データ(サービスを表す表音文字列情報)、圧縮音声データ(圧縮音声データ情報)、音声再生順(表音文字列と圧縮音声の再生順序を表す)、ビデオデータ(ビデオデータ情報)、及びURL(サービスを表すURL情報)が含まれる。
ID=20は、情報提供地点の分類となっており、計5個の情報提供地点について、情報提供中心座標(ポップアップ情報を再生する緯度経度情報)、情報提供エリア(ポップアップ情報を再生するエリアを定義する中心座標からの半径情報)、情報提供方向コード(ポップアップ情報を再生する情報提供方向情報)、情報提供道路種別(ポップアップ情報を再生する道路種別情報)、表示画像データ(ポップアップ再生する静止画のデータ)、表音文字列データ(ポップアップ再生する表音文字列情報)、圧縮音声データポップアップ再生する圧縮音声のデータ)、及び音声再生順(ポップアップ再生する音声データの再生順番を表すコード)が含まれる。
ID=30は、遷移情報の分類となっており、計8個の次再生情報コード( 画面遷移情報)が含まれる。ID=40は、詳細情報の分類となっており、計8個の各詳細情報について、表示用文字データ(ナビ表示用詳細情報テキスト情報)、及び発話用表音文字列(ナビ発話用詳細情報表音文字列情報)が含まれる。
ID=50は、駐車場情報の分類となっており、計127個の駐車情報について、駐車場ID(駐車場を特定できるID)、詳細情報(駐車場の動的詳細情報)、特記事項(駐車場の特記事項)、及び特記事項表音文字列(ナビ発話用特記事項表音文字列)が含まれる。ID=60は、運転支援の分類であり、運転支援画像データ(運転支援画像情報)、運転支援表音文字列(データ運転支援表音文字列情報)、運転支援圧縮音声(データ運転支援圧縮音声情報)、及び音声再生順(表音文字列と圧縮音声の再生順序を表す)が含まれる。
ID=80は、嗜好データの分類であり、計127個の各嗜好データのテーブルについて、嗜好データバージョン(嗜好データのテーブルのバージョン情報)、嗜好データテーブル( 嗜好データのテーブルの表示用テキスト情報)、表音文字列(嗜好データのテーブルの発話用表音文字列情報)、及び詳細情報(嗜好データのテーブルの詳細情報)が含まれる。
図4は路側装置15−ITS車載器17間のトランザクションで実施される各機器間の通信及び処理を示している。路側機11及びサーバ12は路側装置15を構成する。ITS車載器17はDSRC部18及びナビ部19を有している。時間順に説明する。なお、路側機11−DSRC部18間の通信はDSRCの電波で行われ、路側機11−サーバ12間及びDSRC部18−ナビ部19間の通信は通常、無線または有線で行われる。
ITS車載器17において電源が投入されるのに伴い、S10では、ナビ部19からDSRC部18へクライアントインフォメーションデータが書き込まれる。ITS車載器17を搭載する自動車13が路側機11との通信可能な距離(例:約30m)の電波到達エリアに進入するのに伴い、S11では、路側機11−DSRC部18間でDSRC接続処理が実施される。
S11のDSRC接続処理が終了すると、S12,S13でDSRC接続通知が行われる。S12の接続通知は路側機11からサーバ12へのものであり、S13の接続通知はDSRC部18からナビ部19へのものである。S14では、クライアントインフォメーションがDSRC部18から路側機11を経てサーバ12へ通知される。
サーバ12は、DSRC部18の一意に付番された車載器IDを読み取りITS車載器17のユーザが会員か非会員かを判別したり、通信確立後にDSRC部18から通知されるクライアントインフォメーションに基づき、ITS車載器17でコンテンツを適正に再生するためのITS車載器17のハードウェア情報を知得する。S18では、サーバ12から路側機11及びDSRC部18を経てナビ部19へWelcome画面等のコンテンツを送信する。該コンテンツはマルチコンテンツフォーマットで編成されている。ナビ部19は、マルチコンテンツフォーマットからサービス事業者を判断する。
サーバ12は、S18後、ナビ部19がアップリンク情報をDSRC部18に書き込むまで、S19でDSRC部18に対して定期的にポーリングを行う。S20では、ナビ部19は、ITS車載器17のユーザが該サービス事業者の会員と判断すると、アップリンク情報をDSRC部18に書き込むのに対し、会員でなければ、何もしない。
S24では、サーバ12は、路側機11及びDSRC部18を経由してデフォルトのコンテンツ(例:公共サービス情報等)をナビ部19へ送る。S29では、サーバ12は、DSRC部18に対してメモリアクセスポーリングを実施する。これに対して、S30では、DSRC部18は、ユーザが会員であれば、アップリンク情報をサーバ12へ通知する。
S33では、サーバ12は、アップリンク情報から取得した会員情報に基づき会員趣向に適した蓄積型コンテンツをマルチコンテンツフォーマット(図2)で編成してITS車載器17へ配信する。S34では、蓄積型コンテンツの配信終了を通知する。ITS車載器17を搭載する自動車13は、配信終了に伴い路側機11との通信エリアから退出する。
図5はITS車載器17から路側装置15へ送られるアップリンク情報のデータ概説明略図である。アップリンク情報は、複数のタグで送られる。タグ1には、サービス事業者コード、目的地(緯度経度)、経由地(緯度経度)1〜5、累計走行距離、嗜好ジャンルデータバージョン、嗜好ジャンルデータ、会員情報1〜8が含められる。タグ2には、サービス事業者コード、過去立寄り地(緯度経度)1〜41が含められる。タグ3には、サービス事業者コード、過去立寄り地(緯度経度)42〜82が含められる。
タグ4には、サービス事業者コード、受信/再生履歴(受信情報コード及び再生識別フラグ)1〜123が含められる。タグ5には、サービス事業者コード、受信/再生履歴(受信情報コード及び再生識別フラグ)124〜246が含められる。
図6は路側装置15からITS車載器17へ配信される嗜好データテーブルの一例を示す。該嗜好データテーブルは、路側装置15を管理するサービス事業者の作成に拠るものであり、図4のS18で路側装置15からITS車載器17へ送信される。嗜好データテーブルの項目はデータ番号=0〜127の計128個存在し、各データ番号に対応付けて表示用テキスト、表示用ネスト、対象識別子、項目値等が存在する。表示用ネスト=0はトップの階層を意味し、数値の増大に連れて下の階層となる。対象識別子とは、各データ番号の項目がユーザによる嗜好の有無登録の対象になっているか否かを示すフラグであり、後述の図7から分かるように、対象識別子=1,0は該項目がそれぞれユーザによる嗜好の有無登録の対象及び非対象となっていることを意味する。デフォルト値=0,1はそれぞれユーザが項目について嗜好無し及び嗜好有りを意味している。図6では、表示項目の全部がデフォルト値=0となっている。
図7は図6の嗜好データテーブルに基づきITS車載器17において生成された嗜好データテーブルである。図6との対比から分かるように、表示用ネストの値が大きくなるほど、小分類となる。また、対象識別子=1となっていた表示テキストのみが嗜好データとしてユーザによる嗜好の有無登録の対象になる。図6では、"洋画"及び"邦画"共にデフォルト値=0となっているのに対し、図7では、ITS車載器17が、ユーザの入力の手間を軽減するため、ITS車載器17の保有データに基づき"洋画"についてのデフォルト値を1に変更したことを表している。
なお、ここで、嗜好データテーブルの各項目に対して、路側装置15か付与してITS車載器17へ送る値をデフォルト値と呼び、これに対して、ITS車載器17が、変更して、そのユーザに提示する値を項目値と呼ぶことにする。なお、図7では、ユーザは、一番下の階層の項目についてのみ、嗜好の有無を登録するようになっているが、対象識別子=1をそれより上の階層の項目に付ければ、大分類、中分類の項目についても嗜好の有無を登録することができるようになっている。
図8は車載器50のブロック図である。車載器50は、路側機の無線通信エリアにおいて路側機から受信した嗜好データテーブルに対し、該嗜好データテーブルの各項目についてのユーザの嗜好の有無をユーザ嗜好情報として路側機へ送信する。車載器50の具体例はITS車載器17である。車載器50は、DSRCでデータを送受するものに限定されない。その他の通信規格やデータ形式に対応するものであってもよい。車載器50は、項目探索手段51及び項目値付与手段52を備えている。
項目探索手段51は、改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルについて改訂又は新規の項目を探索する。項目値付与手段52は、改訂又は新規の項目の内の所定項目については、(a)旧版若しくは別の嗜好データテーブルにおける該所定項目を含む項目階層関係、(b)識別子が該所定項目の識別子と一致する旧版若しくは別の嗜好データテーブルの項目についてのユーザ嗜好情報、(c)立寄り地との関連性、又は(d)ユーザが嗜好の有無を予め登録しているキーワードに対応付けられているキーワード辞書に語句と該所定項目のテキストとの一致性に基づき項目値を付与する。すなわち、項目値付与手段52は、該所定項目について該所定項目に関連のある項目についての項目値を付与する。
嗜好データテーブルは、路側機から車載器50へバージョン情報(ID=80)と共に送られる。したがって、項目探索手段51は、該バージョン情報に基づき嗜好データテーブルが改訂されたものであるか否かを判別することができる。また、嗜好データテーブルは、路側機から車載器50へサービス事業者のコード情報(ID=01)と共に送られる。したがって、項目探索手段51は、サービス事業者のコード情報に対応付けられた嗜好データテーブルを過去に受信したことがなければ、該受信した嗜好データテーブルは新規嗜好データテーブルであると判断することができる。
(a)の具体例は、次の図9〜図16に関連して説明するものである。(b)の具体例は、次の図17〜図19に関連して説明するものである。(c)の具体例は、次の図20及び図21に関連して説明するものである。(d)の具体例は、次の図22及び図23に関連して説明するものである。
最初に(a)の具体例について説明する。これらの例では、項目値付与手段52は、旧版又は別の嗜好データテーブルにおける各項目の表示用ネスト及び表示用テキストに基づき抽出した項目階層関係を含む一致性条件を生成するとともに、改訂又は新規の項目についての改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルにおける表示用ネスト及び表示用テキストが一致性条件に適合する場合には、該改訂又は新規の項目を所定項目とする。そして、項目値付与手段52は、該所定項目についての項目値は、一致性条件の生成基になった旧版又は別の嗜好データテーブルにおける対応項目についてのユーザ嗜好情報に係る値にする。
図9はユーザが過去に登録済みとしているカー用品販売業者の嗜好データテーブルのユーザ嗜好情報を示す。図9で、"オートフロンツ"とは、カー用品販売業者の名前を仮定している。図9では、ユーザは"タイヤ交換"、"AV機器"及び"Navi"に嗜好有りのチェックを付けている。ITS車載器17は、ユーザが各嗜好データテーブルに対して付けたユーザ嗜好情報のデータを記憶する。
図10は路側装置15から受信した新規嗜好データテーブルに対してITS車載器17が所定の嗜好データに図9の嗜好データに基づき自動的に嗜好有りの項目値を付けた例を示している。図10で、"グリーンハッツ"とは、カー用品販売業者の名前を仮定している。図9の"オートフロンツ"と図10の"グリーンハッツ"とは、同一業種の互いに別の業者とする。
ITS車載器17は、新規嗜好データテーブルに対して、図10の→で示す項目"タイヤ交換"に嗜好有りの項目値を自動的に付与する。したがって、ユーザは、"タイヤ交換"の項目についてチェックを付ける手間を省略される。すなわち、ITS車載器17は、新規嗜好データテーブルに過去登録済みの嗜好データテーブルにおける表示テキストと同一の表示テキストの項目があれば、該項目の項目値を過去登録済みの嗜好データテーブルの項目と同一の値にする。なお、図10で項目"ワイパー"にチェックが付けられているが、これはユーザが自らチェックを付けたものである。
次の図21及び図22の例では、一致性条件に適合する場合には、旧版又は別の嗜好データテーブルにおいて階層が上の項目の表示用テキストとその下の階層の項目の表示用テキストとが、改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルにおいてそれぞれ階層が下の項目の表示用テキストとその上の階層の項目の表示用テキストとに一致する場合を含むようにしている。
図11はユーザが過去に登録済みとしているDVDレンタル業者の嗜好データテーブルのユーザ嗜好情報を示す。図11で、"DVDレンタル1"とは、DVDのレンタル業者の名前を仮定している。"洋画"の階層の下に"SF"及び"アクション"等の階層があり、それらにはチェックが付けられている。ITS車載器17は、このユーザ嗜好情報から項目値自動付与のための条件式を生成する。ここで、生成される条件式は1,2の計2個あり、条件式1は[洋画]AND[SF]、条件式2は[洋画]AND[アクション]である。すなわち、上の階層の項目についてのテキストと、該項目の下の階層に属する項目のテキストとの論理積の条件式である。
図12は路側装置15から受信した新規嗜好データテーブルに対してITS車載器17が所定の嗜好データに図11の嗜好データに基づき自動的に項目値を付けた例を示している。図11で、"DVDレンタル2"とは、DVDのレンタル業者の名前を仮定している。図12の嗜好データテーブルでは、項目"SF"の階層の下の階層に項目の"洋画"がある。また、項目"アクション"の階層の下の階層に項目"洋画"がある。この階層関係は図11とは逆であるが、図11から抽出した条件式1,2を満たすので、図12の2つの"洋画"には、条件式の基になっている図11の嗜好データテーブルの項目についてのユーザ嗜好情報に係る値を項目値を付ける。
次の図14及び図15の具体例では、項目値付与手段52は、旧版又は別の嗜好データテーブルにおける表示用テキストと改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルにおける表示用テキストとが同一である項目に対し、旧版又は別の嗜好データテーブルでは、該項目より下の階層の項目が複数あって、嗜好有りと無しの項目が混在し、改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルでは該項目より上又は下の階層において嗜好無しの項目が存在しない場合には、改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルにおける該項目の項目値を嗜好有りとする。
図13は別の条件式の抽出の基にする嗜好データテーブルのユーザ嗜好情報を示す。図13の嗜好データテーブルでは、"アクション"の階層の下に"洋画"及び"邦画"の階層があり、それぞれチェック有り及び無しとなっており、異なっている。ITS車載器17は、このユーザ嗜好情報から項目値自動付与のための肯定及び否定の条件式を生成する。ここで、肯定条件式は[アクション]OR[洋画]であり、否定条件式は、否定語句を探索する条件式であり、[アクション]NOT[邦画]である。すなわち、肯定条件式には、チェックが付けられた項目の上の階層の項目をORで結合するのに対し、否定条件式では、チェックが付けられなかった項目の上の階層の項目をNOTで結合する。
図14は路側装置15から受信した新規嗜好データテーブルに対してITS車載器17が所定の嗜好データに図13の嗜好データに基づき自動的に項目値を付けた例を示している。図14の嗜好データテーブルでは、"アクション"があり、肯定条件式を満たしているのに対し、否定条件式は満たしていない。すなわち否定語句は含まれていない。したがって、肯定条件式に従い、図14の嗜好データテーブルの"アクション"にはチェックを入れる。
次の図15及び図16の具体例では、項目値付与手段52は、旧版又は別の嗜好データテーブルにおける表示用テキストと改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルにおける表示用テキストとが同一である項目に対し、旧版又は別の嗜好データテーブルでは、該項目より下の階層の項目がなく、改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルでは該項目より下の階層の項目が存在する場合には、それら下の階層の項目についての項目値を旧版又は別の嗜好データテーブルにおける該項目についてのユーザ嗜好情報に係る値にする。
図15は別の仕方で項目値を自動付けする場合の基にする嗜好データテーブルのユーザ嗜好情報を示す。図15の嗜好データテーブルでは、"洋画"の下の階層の"アクション"にはチェックが付けられているのに対し、"邦画"の下の階層のアクションにはチェックが付けられていない。これに対して、条件式3は[洋画]AND[アクション]、条件式4は[邦画]AND[アクション]が生成される。
図16は路側装置15から受信した新規嗜好データテーブルに対してITS車載器17が所定の嗜好データに図15のユーザ嗜好情報に基づき自動的に項目値を付けた例を示している。図16の嗜好データテーブルでは、"洋画"の"アクション"のさらに下の階層の項目"主演A"及び"主演B"があり、"邦画"の"アクション"のさらに下の階層の項目"主演U"及び主演V"がある。主演A"及び"主演B"の場合は、その上の階層の"アクション"及び"洋画"が条件式3の条件と合致しているので、また、"主演U"及び主演V"は条件式4の条件と合致しているので、"主演A"、"主演B"、"主演U"及び主演V"の項目値を、図15の対応の"アクション"のユーザ嗜好情報を承継したものとする。
次に前述の(b)の具体例について説明する。図17は嗜好データテーブルの所定項目についてサービス事業者間で共通のコードを設定した場合のコード表である。嗜好データテキスト(図6の表示用テキストのこと)の"お知らせ"、"お得な情報"、バーゲン情報"、・・・については、それぞれ"ID=1","ID=2","ID=3",・・・を設定する。
次の図18の具体例では、所定項目のIDは、表示用テキストのデータとして受信したものである。項目値付与手段52は、所定項目がどれであるかの識別情報を嗜好の有無についてのユーザ入力画面に含ませる。識別情報の具体例は、ユーザ入力画面における該所定項目のテキストや項目値を特定の色付きしたり、下線付けとしたり、フォントを変更したりすることである。これにより、ユーザは、車載器50がユーザの入力能率化のために自動付与した項目がどれか分かり、間違っていないかを重点的に検査して、間違い項目だけを変更することができる。
図18はサービス事業者が図17のコード表に基づき路側機11が送信する嗜好データテーブルのデータである。表示用IDが設定された項目では、表示用テキストとして、具体的な項目名"お知らせ"、"お得な情報"、バーゲン情報"、・・・の代わりに、"ID=1","ID=2","ID=3",・・・を嗜好データテーブルのデータとして路側機11からDSRC部18へ送信する。
図19は図18の嗜好データテーブルの受信データに基づいてナビ部19のディスプレイに表示される嗜好データテーブルの画面である。ITS車載器17は、図17のコード表のデータを装備しており、表示用テキストとして"ID=1","ID=2"を受信した項目については、図17のコード表に従いそれぞれ"お知らせ"及び"お得な情報"のテキストへ変換し、それを画面に表示する。ITS車載器17は、過去嗜好データテーブルのユーザ嗜好情報を記憶しており、図19の対応表を介して新規嗜好データテーブルのコードに対応する過去のユーザ嗜好情報を読み出して、該過去のユーザ嗜好情報に係る値を図19の画面の"お知らせ"及び"お得な情報"の項目値にする。
次に(c)の具体例について説明する。図20はITS車載器17が保有している自動車13の立寄り地点情報を示す。ITS車載器17は、該立寄り地点情報を、路側装置15へ送るアップリンク情報に含める立寄り地情報とは別途に収集、保有することができる。図20において、"オートフロンツ"、"OK堂"及び"丸八屋"はそれぞれカー用品販売、レンタルビデオ及び釣具業の業者名を仮定している。この自動車13は、各業者の店へ図20に示す回数、立寄っている。また、最後に立寄った時間も各立寄り地点に対応付けて記録されている。
図21はITS車載器17が設定している立寄り地点と嗜好データとの関係を示している。ITS車載器17は、図20のデータから所定回数、例えば3回以上の立寄り実績のある業者を選別する。図20の場合、"オートフロンツ"と"丸八屋"が選別される。そして、ITS車載器17は、選別した各業者に関係して嗜好データテーブルの表示用テキストとして使われる語句を嗜好データとして選出する。
ITS車載器17は、新規嗜好データテーブルに対して、図21の選出語句と同一の表示用テキストの項目があれば、該項目にチェックを付ける。新規嗜好データテーブルに対するユーザ嗜好情報は路側装置15へ送信され、路側装置15からは該ユーザ嗜好情報に対応するコンテンツがITS車載器17へ配信される。図20において、各立寄り地点について最終立寄り時間を記録しているが、これは、ユーザが、配信された蓄積型コンテンツ(受信後すぐ再生しないで、記憶装置に記憶し、ユーザからの呼び出しに伴い、表示等の再生を行うコンテンツ)を最終立寄り時間から所定時間以上、再生しなかった場合に、該コンテンツに係る選出語句を図21の表から削除して、これによりユーザ嗜好情報の精度を高めるためである。
図20の立寄り地点に代えて、ユーザがナビ部19にランドマーク(コンビニ、ガソリンスタンド等)として設定している地点を使用することもできる。この場合、立寄り回数は計測せず、単に、ランドマークに関連する商品、サービスが対応付けられる。
次にキーワード辞書を利用した新規嗜好データテーブルの項目値の設定のしかたを説明する。キーワード辞書とは次のようなものである。映画 {洋画 (アクション 、サスペンス 、ドラマ 、SF 、アジア 、コメディ 、ラブストーリー 、ファンタジー 、ホラー 、戦争 、クラシック 、ドキュメンタリー )、邦画(アクション 、サスペンス 、ドラマ 、SF 、コメディ 、ラブストーリー 、特撮ヒーロー 、ホラー )、アニメ(キッズ、ファミリー 、オリジナル 、SF、アクション 、ロボット 、コミック 、海外 、スポーツ )、バラエティ(お笑い 、動物、ファミリー 、カルチャー 、バラエティ 、アイドル 、メイキング 、ギャンブル)}、
該キーワード辞書では、大分類の映画{}の中に、中分類の洋画()、邦画()、アニメ()及びバラエティ()が含まれ、さらに各中分類の中に、小分類のアクション 、サスペンス 、・・・が含まれている。
最後に(d)の具体例について説明する。図22はITS車載器17において嗜好データテーブルの項目値自動設定前にユーザに事前に設定させるキーワード選択画面である。ユーザは該選択画面において"映画"にチェックを付けたことを想定している。ITS車載器17は、このチェックに対して前述のキーワード辞書の"映画"の項目を参照する。そして、新規嗜好データテーブルに対する項目値自動設定では、該新規嗜好データテーブルにおける各項目の表示テキストとキーワード辞書の"映画"の分類に属する語句との一致性を調べ、一致した新規嗜好データテーブルの項目にはチェックを自動的に付ける。図23はキーワード辞書に基づいて項目値を付けた新規嗜好データテーブルのユーザ嗜好情報を示している。
図24は車載器制御方法60のフローチャートである。車載器制御方法60は車載器50(図8)に適用される。S61では、改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルについて改訂又は新規の項目を探索する。S62では、改訂又は新規の項目の内の所定項目については、旧版若しくは別の嗜好データテーブルにおける該所定項目を含む項目階層関係、識別子が該所定項目の識別子と一致する旧版若しくは別の嗜好データテーブルの項目についてのユーザ嗜好情報、立寄り地との関連性、又はユーザが嗜好の有無を予め登録しているキーワードに対応付けられているキーワード辞書に語句と該所定項目のテキストとの一致性に基づき項目値を付与する。すなわち、該所定項目について該所定項目に関連のある項目についての項目値を付与する。
S61,S62の処理は、車載器50の項目探索手段51及び項目値付与手段52の機能にそれぞれ対応している。したがって、項目探索手段51及び項目値付与手段52の機能について述べた具体的態様はS61,S62の処理についての具体的態様としても適用可能である。
本発明を適用したプログラムは、コンピュータを車載器50の各手段として機能させる。本発明を適用した別のプログラムは、車載器制御方法60の各ステップをコンピュータに実行させる。
本明細書は様々な範囲及びレベルの発明を開示している。それら発明は、本明細書で説明した様々な技術的範囲及び具体的レベルの各装置及び各方法だけでなく、当業者の自明の範囲内で、各装置及び各方法から独立の作用、効果を奏する1つ又は複数の要素を抽出したものや、1つ又は複数の要素を自明の範囲で変更したものや、さらに、各装置間及び各方法間で1つ又は複数の要素の組合せを入れ換えたものを含む。
タウンカーライフナビマルチコンテンツ形式のデータに基づく路車間DSRCシステムの概略図である。 タウンカーライフナビマルチコンテンツ形式のデータ伝送態様の説明図である。 ダウンリンクで使用する各IDに割り当てる分類表である。 路側装置−ITS車載器間のトランザクションで実施される各機器間の通信及び処理を示す図である。 ITS車載器から路側装置へ送られるアップリンク情報のデータ概説明略図である。 路側装置からITS車載器へ配信される嗜好データテーブルの一例を示す図である。 図6の嗜好データテーブルに基づきITS車載器において生成された嗜好データテーブルである。 車載器のブロック図である。 ユーザが過去に登録済みとしているカー用品販売業者の嗜好データテーブルのユーザ嗜好情報を示す図である。 路側装置から受信した新規嗜好データテーブルに対してITS車載器が所定の嗜好データに図9の嗜好データに基づき自動的に嗜好有りの項目値を付けた例を示す図である。
ユーザが過去に登録済みとしているDVDレンタル業者の嗜好データテーブルのユーザ嗜好情報を示す図である。 路側装置から受信した新規嗜好データテーブルに対してITS車載器が所定の嗜好データに図11の嗜好データに基づき自動的に項目値を付けた例を示す図である。 別の条件式の抽出の基にする嗜好データテーブルのユーザ嗜好情報を示す図である。 路側装置から受信した新規嗜好データテーブルに対してITS車載器が所定の嗜好データに図13の嗜好データに基づき自動的に項目値を付けた例を示す図である。 別の仕方で項目値を自動付けする場合の基にする嗜好データテーブルのユーザ嗜好情報を示す図である。 路側装置から受信した新規嗜好データテーブルに対してITS車載器が所定の嗜好データに図15のユーザ嗜好情報に基づき自動的に項目値を付けた例を示す図である。 嗜好データテーブルの所定項目についてサービス事業者間で共通のコードを設定した場合のコード表である。 サービス事業者が図17のコード表に基づき路側機が送信する嗜好データテーブルのデータである。 図18の嗜好データテーブルの受信データに基づいてナビ部のディスプレイに表示される嗜好データテーブルの画面である。
ITS車載器が保有している立寄り地点情報を示す図である。 ITS車載器が設定している立寄り地点と嗜好データとの関係を示す図である。 ITS車載器において嗜好データテーブルの項目値自動設定前にユーザに事前に設定させるキーワード選択画面である。 キーワード辞書に基づいて項目値を付けた新規嗜好データテーブルのユーザ嗜好情報を示す図である。 車載器制御方法のフローチャートである。
符号の説明
50:車載器、51:項目探索手段、52:項目値付与手段、60:車載器制御方法。

Claims (9)

  1. 路側機の無線通信エリアにおいて前記路側機から受信した嗜好データテーブルに対し、該嗜好データテーブルの各項目についてのユーザの嗜好の有無をユーザ嗜好情報として前記路側機へ送信する車載器であって、
    改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルについて改訂又は新規の項目を探索する項目探索手段、及び
    改訂又は新規の項目の内の所定項目については、該所定項目に関連のある項目についての項目値を付与する項目値付与手段、
    を備えることを特徴とする車載器。
  2. 前記項目値付与手段は、
    旧版又は別の嗜好データテーブルにおける各項目の表示用ネスト及び表示用テキストに基づき抽出した前記項目階層関係を含む一致性条件を生成するとともに、
    改訂又は新規の項目についての改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルにおける表示用ネスト及び表示用テキストが前記一致性条件に適合する場合には、該改訂又は新規の項目を前記所定項目とし、
    該所定項目についての項目値は、一致性条件の生成基になった前記旧版又は前記別の嗜好データテーブルにおける対応項目についてのユーザ嗜好情報に係る値にすることを特徴とする請求項1記載の車載器。
  3. 一致性条件に適合する場合には、旧版又は別の嗜好データテーブルにおいて階層が上の項目の表示用テキストとその下の階層の項目の表示用テキストとが、改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルにおいてそれぞれ階層が下の項目の表示用テキストとその上の階層の項目の表示用テキストとに一致する場合を含むことを特徴とする請求項2記載の車載器。
  4. 前記項目値付与手段は、
    旧版又は別の嗜好データテーブルにおける表示用テキストと改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルにおける表示用テキストとが同一である項目に対し、旧版又は別の嗜好データテーブルでは、該項目より下の階層の項目がなく、改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルでは該項目より下の階層の項目が存在する場合には、それら下の階層の項目についての項目値を旧版又は別の嗜好データテーブルにおける該項目についてのユーザ嗜好情報に係る値にすることを特徴とする請求項1記載の車載器。
  5. 前記項目値付与手段は、
    旧版又は別の嗜好データテーブルにおける表示用テキストと改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルにおける表示用テキストとが同一である項目に対し、旧版又は別の嗜好データテーブルでは、該項目より下の階層の項目が複数あって、嗜好有りと無しの項目が混在し、改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルでは該項目より上又は下の階層において前記嗜好無しの項目が存在しない場合には、前記改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルにおける該項目の項目値を嗜好有りとすることを特徴とする請求項1記載の車載器。
  6. 前記所定項目の識別子は、表示用テキストのデータとして受信したものであることを特徴とする請求項1記載の車載器。
  7. 前記項目値付与手段は、前記所定項目がどれであるかの識別情報を嗜好の有無についてのユーザ入力画面に含ませることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の車載器。
  8. 路側機の無線通信エリアにおいて前記路側機から受信した嗜好データテーブルに対し、該嗜好データテーブルの各項目についてのユーザの嗜好の有無をユーザ嗜好情報として前記路側機へ送信する車載器の制御方法であって、
    改訂嗜好データテーブル又は新規嗜好データテーブルについて改訂又は新規の項目を探索する項目探索ステップ、及び
    改訂又は新規の項目の内の所定項目については、該所定項目に関連のある項目についての項目値を付与する項目値付与ステップ、
    を備えることを特徴とする制御方法。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の車載器の各手段としてコンピュータを機能させるプログラム。
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