JP2009199135A - 主記憶装置及び主記憶装置のアドレス制御方法 - Google Patents
主記憶装置及び主記憶装置のアドレス制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009199135A JP2009199135A JP2008037199A JP2008037199A JP2009199135A JP 2009199135 A JP2009199135 A JP 2009199135A JP 2008037199 A JP2008037199 A JP 2008037199A JP 2008037199 A JP2008037199 A JP 2008037199A JP 2009199135 A JP2009199135 A JP 2009199135A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- physical address
- address
- address generation
- generation logic
- storage device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】アドレスモードレジスタ3-1には、第1或いは第2の物理アドレス生成論理を選択する選択情報が設定されている。アドレス生成回路3-5は選択情報に従って、第1の物理アドレス生成論理(連続する論理アドレスを、RAMの先頭バンクから最終バンクを順次アクセスし、最終バンクをアクセスした後、別RAMの先頭バンクをアクセスする物理アドレスに変換する)或いは第2の物理アドレス生成論理(連続する論理アドレスを、RAMの先頭バンクから最終バンクまでを繰り返しアクセスし、最終バンク内の最終位置までアクセスした後、別RAMの先頭バンクをアクセスする物理アドレスに変換する)により、演算処理装置1から発行された論理アドレスを物理アドレスに変換する。
【選択図】図1
Description
そこで、本発明の目的は、主記憶装置が低速RAMによって構成されている場合であっても、スループットを大きくできるようにすることにある。
複数のRAMと、メモリコントローラーとを備えた主記憶装置において、
前記複数のRAMがそれぞれ複数のバンクに分割され、且つ、
前記メモリコントローラーが、
連続する論理アドレスを、RAMの先頭バンクから最終バンクを順次アクセスし、該最終バンクをアクセスした後、別RAMの先頭バンクをアクセスする物理アドレスに変換するという第1の物理アドレス生成論理により、演算処理装置から発行された論理アドレスを物理アドレスへ変換するアドレス生成回路を備えたことを特徴とする。
複数のRAMを備え、且つ前記複数のRAMがそれぞれ複数のバンクに分割された主記憶装置のアドレス制御方法であって、
アドレス生成回路が、連続する論理アドレスを、RAMの先頭バンクから最終バンクを順次アクセスし、該最終バンクをアクセスした後、別RAMの先頭バンクをアクセスする物理アドレスに変換するという第1の物理アドレス生成論理により、演算処理装置から発行された論理アドレスを物理アドレスへ変換することを特徴とする。
図1を参照すると、本実施の形態にかかるコンピュータシステムは、中央処理装置(CPU)1と、主記憶装置(MMU)2と、磁気ディスク装置などによって実現されるメモリ保存用ディスク装置5とから構成されている。
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。なお、本実施の形態にかかるコンピュータシステムは、通常モード、ダイナミック割付けモード、自動最適化モードの3つのモードで動作可能になっている。
先ず、通常モード時の動作について説明する。通常モード時で動作させる場合には、先ず、記憶部4を構成するRAM4−1〜4−4のスピード(サイクルタイム)に応じた値をアドレスモードレジスタ3−1に設定する。RAM4−1〜4−4が低速のRAMである場合には、“0”を設定し、高速のRAMである場合には“1”を設定する。この設定は、例えば、管理者がOSに対してアドレスモードレジスタ3−1に設定する値を指示し、この指示を受けたOSが指定された値をアドレスモードレジスタ3−1に設定する。その後、OSはプログラムの実行を指示する。
次に、ダイナミック割付けモード時の動作について、図8及び図9を参照して説明する。本モードは、実行する各プログラムのアドレス割付け種別(アドレス割付けA、或いはアドレス割付けBを示す)が予め決まっている場合に利用される。アドレス割付け種別は、例えば、プログラムのコンパイルオプション等で指定し、OSはこの指定に基づいて、必要に応じてアドレス割付け種別を切り替える。なお、各プログラムのアドレス割付け種別は、各プログラムの特性(アクセスするアドレスの規則性)に基づいて、主記憶スループットの低下が少なくなるものを選択する。
次に、自動最適化モード時の動作について、図10及び図11を参照して説明する。
本実施の形態によれば、主記憶装置2を構成するRAM4−1〜4−4が低速RAMであっても、主記憶装置2のスループットを大きなものにすることができる。その理由は、連続する論理アドレスを、RAMの先頭バンクから最終バンクを順次アクセスし、上記最終バンクをアクセスした後、別RAMの先頭バンクをアクセスする物理アドレスに変換するという第1の物理アドレス生成論理により、演算処理装置1から発行された論理アドレスを物理アドレスへ変換するアドレス生成回路3−5を備えているからである。
2…主記憶装置
3…メモリコントローラー
3−1…アドレスモードレジスタ
3−2…メモリアクセス制御部
3−3…スループットカウンタ
3−4…ビジーカウンタ
3−5…アドレス生成回路
4−1〜4−4…RAM
5…メモリ保存用ディスク装置
Claims (10)
- 複数のRAMと、メモリコントローラーとを備えた主記憶装置において、
前記複数のRAMがそれぞれ複数のバンクに分割され、且つ、
前記メモリコントローラーが、
連続する論理アドレスを、RAMの先頭バンクから最終バンクを順次アクセスし、該最終バンクをアクセスした後、別RAMの先頭バンクをアクセスする物理アドレスに変換するという第1の物理アドレス生成論理により、演算処理装置から発行された論理アドレスを物理アドレスへ変換するアドレス生成回路を備えたことを特徴とする主記憶装置。 - 請求項1記載の主記憶装置において、
第1の物理アドレス生成論理あるいは第2の物理アドレス生成論理を選択する選択情報が設定されるアドレスモードレジスタを備え、且つ、
前記アドレス生成回路が、前記選択情報によって第1の物理アドレス生成論理が選択されている場合は、前記演算処理装置から発行された論理アドレスを前記第1の物理アドレス生成論理により物理アドレスへ変換し、前記選択情報によって第2の物理アドレス生成論理が選択されている場合は、連続する論理アドレスを、RAMの先頭バンクから最終バンクまでを繰り返しアクセスし、該最終バンク内の最終位置までアクセスした後、別RAMの先頭バンクをアクセスする物理アドレスに変換するという第2の物理アドレス生成論理により、前記演算処理装置から発行された論理アドレスを物理アドレスに変換することを特徴とする主記憶装置。 - 請求項2記載の主記憶装置において、
実行するプログラム毎に、そのプログラムを実行する際に使用する物理アドレス生成論理を、前記第1或いは第2の物理アドレス生成論理の内の何れにするのかを予め定めておき、且つ、
プログラムの実行開始時に、そのプログラムについて予め定められている物理アドレス生成論理を選択する選択情報を前記アドレスモードレジスタに設定する制御手段を備えたことを特徴とする主記憶装置。 - 請求項2記載の主記憶装置において、
前記アドレス生成回路の物理アドレス生成論理を前記第1の物理アドレス生成論理にしてプログラムを実行したときの主記憶スループットと、前記アドレス生成回路の物理アドレス生成論理を前記第2の物理アドレス生成論理にしてプログラムを実行したときの主記憶スループットとを比較し、主記憶スループットが高い方の物理アドレス生成論理を選択する選択情報を前記アドレスモードレジスタに設定する制御手段を備えたことを特徴とする主記憶装置。 - 請求項3または4記載の主記憶装置において、
メモリ保存用ディスク装置を備え、
前記制御手段が、前記アドレスモードレジスタに選択情報を設定する前に前記各RAMに記憶されているデータを前記メモリ保存用ディスク装置に退避させ、前記選択情報を設定した後、該設定した選択情報によって示される物理アドレス生成論理を用いて前記メモリ保存用ディスク装置に退避させておいたデータを前記各RAMに書き戻すことを特徴とする主記憶装置。 - 複数のRAMを備え、且つ前記複数のRAMがそれぞれ複数のバンクに分割された主記憶装置のアドレス制御方法であって、
アドレス生成回路が、連続する論理アドレスを、RAMの先頭バンクから最終バンクを順次アクセスし、該最終バンクをアクセスした後、別RAMの先頭バンクをアクセスする物理アドレスに変換するという第1の物理アドレス生成論理により、演算処理装置から発行された論理アドレスを物理アドレスへ変換することを特徴とする主記憶装置のアドレス制御方法。 - 請求項6記載の主記憶装置のアドレス制御方法において、
第1の物理アドレス生成論理あるいは第2の物理アドレス生成論理を選択する選択情報が設定されるアドレスモードレジスタを設け、且つ、
前記アドレス生成回路が、前記選択情報によって第1の物理アドレス生成論理が選択されている場合は、前記演算処理装置から発行された論理アドレスを前記第1の物理アドレス生成論理により物理アドレスへ変換し、前記選択情報によって第2の物理アドレス生成論理が選択されている場合は、連続する論理アドレスを、RAMの先頭バンクから最終バンクまでを繰り返しアクセスし、該最終バンク内の最終位置までアクセスした後、別RAMの先頭バンクをアクセスする物理アドレスに変換するという第2の物理アドレス生成論理により、前記演算処理装置から発行された論理アドレスを物理アドレスに変換することを特徴とする主記憶装置のアドレス制御方法。 - 請求項7記載の主記憶装置のアドレス制御方法において、
実行するプログラム毎に、そのプログラムを実行する際に使用する物理アドレス生成論理を、前記第1或いは前記第2の物理アドレス生成論理の内の何れにするのかを予め定めておき、且つ、
制御手段が、プログラムの実行開始時に、そのプログラムについて予め定められている物理アドレス生成論理を選択する選択情報を前記アドレスモードレジスタに設定することを特徴とする主記憶装置のアドレス制御方法。 - 請求項7記載の主記憶装置のアドレス制御方法において、
制御手段が、前記アドレス生成回路の物理アドレス生成論理を前記第1の物理アドレス生成論理にしてプログラムを実行したときの主記憶スループットと、前記アドレス生成回路の物理アドレス生成論理を前記第2の物理アドレス生成論理にしてプログラムを実行したときの主記憶スループットとを比較し、主記憶スループットが高い方の物理アドレス生成論理を選択する選択情報を前記アドレスモードレジスタに設定することを特徴とする主記憶装置のアドレス制御方法。 - 請求項8または9記載の主記憶装置のアドレス制御方法において、
メモリ保存用ディスク装置を設け、
前記制御手段が、前記アドレスモードレジスタに選択情報を設定する前に前記各RAMに記憶されているデータを前記メモリ保存用ディスク装置に退避させ、前記選択情報を設定した後、該設定した選択情報によって示される物理アドレス生成論理を用いて前記メモリ保存用ディスク装置に退避させておいたデータを前記各RAMに書き戻すことを特徴とする主記憶装置のアドレス制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008037199A JP4992114B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 主記憶装置及び主記憶装置のアドレス制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008037199A JP4992114B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 主記憶装置及び主記憶装置のアドレス制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009199135A true JP2009199135A (ja) | 2009-09-03 |
JP4992114B2 JP4992114B2 (ja) | 2012-08-08 |
Family
ID=41142597
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008037199A Active JP4992114B2 (ja) | 2008-02-19 | 2008-02-19 | 主記憶装置及び主記憶装置のアドレス制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4992114B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014068760A1 (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-08 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 電子機器およびデバイス制御方法 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20210092460A (ko) | 2020-01-16 | 2021-07-26 | 삼성전자주식회사 | 복수의 어드레스 맵핑 테이블들을 저장하는 메모리 컨트롤러, 시스템 온 칩, 및 전자 장치 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5781659A (en) * | 1980-11-10 | 1982-05-21 | Nec Corp | Storage controller |
JP2004102633A (ja) * | 2002-09-09 | 2004-04-02 | Sony Corp | 演算システム |
JP2004518343A (ja) * | 2001-01-12 | 2004-06-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | メモリアドレス変換のための装置及び方法並びにそのような装置を含む画像処理装置 |
-
2008
- 2008-02-19 JP JP2008037199A patent/JP4992114B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5781659A (en) * | 1980-11-10 | 1982-05-21 | Nec Corp | Storage controller |
JP2004518343A (ja) * | 2001-01-12 | 2004-06-17 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | メモリアドレス変換のための装置及び方法並びにそのような装置を含む画像処理装置 |
JP2004102633A (ja) * | 2002-09-09 | 2004-04-02 | Sony Corp | 演算システム |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014068760A1 (ja) * | 2012-11-02 | 2014-05-08 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | 電子機器およびデバイス制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4992114B2 (ja) | 2012-08-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR102456085B1 (ko) | 로우 버퍼 충돌을 감소시키기 위한 동적 메모리 재매핑 | |
CN109564556B (zh) | 具有条纹和读取/写入事务管理的存储器控制器仲裁器 | |
JP5344411B2 (ja) | シリアルインターフェースメモリの同時読み出し及び書き込みメモリ動作 | |
JP2703668B2 (ja) | データ転送制御装置および磁気ディスク制御装置 | |
US10203878B2 (en) | Near memory accelerator | |
JP5947302B2 (ja) | 複数のメモリチャネルを有するコンピューティングシステムにおけるメモリバッファの割り当て | |
JP6069031B2 (ja) | 計算機及びメモリ管理方法 | |
KR20150017526A (ko) | 메모리 명령 스케줄러 및 메모리 명령 스케줄링 방법 | |
US6615326B1 (en) | Methods and structure for sequencing of activation commands in a high-performance DDR SDRAM memory controller | |
JP6146128B2 (ja) | データ処理装置 | |
CN110447075B (zh) | 多内核管芯上存储器微控制器 | |
CN106802870B (zh) | 一种高效的嵌入式系统芯片Nor-Flash控制器及控制方法 | |
WO2009057955A2 (en) | Apparatus for controlling nand flash memory | |
JP2011060162A (ja) | メモリ制御装置 | |
WO2023125016A1 (zh) | 平面编程方法及其闪存设备 | |
CN111796759A (zh) | 多平面上的片段数据读取的计算机可读取存储介质及方法 | |
CN114489475B (zh) | 分布式存储系统及其数据存储方法 | |
KR102570454B1 (ko) | 반도체 메모리 장치 및 그의 동작 방법 | |
WO2011048400A1 (en) | Memory interface compression | |
JP4992114B2 (ja) | 主記憶装置及び主記憶装置のアドレス制御方法 | |
JPH11224221A (ja) | メモリ制御装置および方法 | |
KR20060097314A (ko) | 버스 연결 방법 및 장치 | |
JP7500991B2 (ja) | ストレージ制御装置及びストレージ制御プログラム | |
JP6332756B2 (ja) | データ処理方法、装置、およびシステム | |
JP2015191604A (ja) | 制御装置、制御プログラム、および制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20090805 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20090805 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20111222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20120110 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120309 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120410 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120416 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150518 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4992114 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |