JP2009196383A - 車載空調システム - Google Patents

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Abstract

【課題】不在時空調制御機能の濫用を防止する車載空調システムを提供すること。
【解決手段】車室内の空調を操作できる操作者が車両から離れていて不在であるときに車室内の空調を制御する不在時空調制御機能を備えた車載空調システム100は、車室内の人間又は動物の存否を判定する生体存否判定手段12と、車室内に人間又は動物を残したままその不在時空調制御機能を利用することに対する抑止効果を操作者に与える不在時空調制御利用抑制手段13と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、車室内の空調を操作できる操作者が車両から離れていて不在のときに車室内の空調を制御する不在時空調制御機能を備えた車載空調システムに関し、特に、自分で空調を操作できない乳幼児やペット等を車室内に残したまま操作者が車両を離れるときに、車室内環境が異常になってしまうのを防止する目的で不在時空調制御機能が利用されてしまうのを抑制する車載空調システムに関する。
従来、運転者不在時に車室内温度が異常な温度になるのを事前に予測して適切な通知や対処を実行する車室温監視装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この車室温監視装置は、車室内に乳幼児が残されている状況であれば運転者不在時に空調を開始させるための判定閾値を敏感な状態にして比較的低い閾値で異常高温であると判定し、或いは、比較的高い閾値で異常低温であると判定して運転者不在時の空調をより早期に開始させるようにする。
一方で、この車室温監視装置は、車室内に誰もいない状況であれば運転者不在時に空調を開始させるための判定閾値を鈍感な状態にして比較的高い閾値しか異常高温であると判定しないようにし、或いは、比較的低い閾値でしか異常低温であると判定しないようにして運転者不在時の空調を安易に開始させてしまうことがないようにする。
このように、この車室温監視装置は、車室内に残された乳幼児の存否に応じて運転者不在時に空調を開始させるための条件を変化させ、運転者不在時における効率的で無駄のない空調を実現させるようにする。
また、車室温監視装置は、車室内に乳幼児を残したまま運転者が車を離れる場合であっても車室内温度が上昇してきたときに空調を自動的に開始させるので、車室内温度が異常な温度に達することがないという安心感を運転者に与えることができる。
特開2005−343386号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車室温監視装置は、運転者に万が一のときの安心感を与える反面、運転者不在時に空調を開始させる機能を運転者に過信させてしまい、車室内に乳幼児を残したまま運転者が安易に車を離れるといった状況の発生を助長してしまう場合がある。
上述の点に鑑み、本発明は、不在時空調制御機能の濫用を防止する車載空調システムを提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、第一の発明に係る車載空調システムは、車室内の空調を操作できる操作者が車両から離れていて不在のときに車室内の空調を制御する不在時空調制御機能を備えた車載空調システムであって、車室内の人間又は動物の存否を判定する生体存否判定手段と、車室内に人間又は動物を残したまま前記不在時空調制御機能を利用することに対する抑止効果を操作者に与える不在時空調制御利用抑制手段と、を備えることを特徴とする。
ここで、「操作者」は、車室内の空調を操作できる者であって、例えば、その車両の運転者又は同乗者を含むものとする。
また、「車室内の人間又は動物」は、自分で空調を操作できない者及び動物であって、例えば、乳児、幼児、小児、老人、ペット(犬や猫)等を含むものとする。
この構成により、車載空調システムは、車室内に人間又は動物を残したまま操作者が車両を離れ不在となるときに車室内環境が異常になってしまうのを防止する目的で不在時空調制御機能を利用するといった不在時空調制御機能の濫用に対する心的抑止力を操作者に与えるようにして、車室内に人間又は動物を放置させないようにする。
また、第二の発明は、第一の発明に係る車載空調システムであって、前記不在時空調制御利用抑制手段は、車室内に人間又は動物が存在すると判定された場合、不在時空調制御機能の利用を制限することを特徴とする。
この構成により、車載空調システムは、車室内に人間又は動物が存在する場合には不在時空調制御機能が作動しないことを操作者に事前に、又は、事後的に認識させ、不在時空調制御機能の濫用に対する心的抑止力を操作者に与えるようにして、車室内に人間又は動物を放置させないようにする。
また、第三の発明は、第一の発明に係る車載空調システムであって、前記不在時空調制御利用抑制手段は、車室内に人間又は動物が存在すると判定された場合に前記不在時空調制御機能によって車室内の空調を開始させるとき、車室内の空調を開始させたことを第三者に通報することを特徴とする。
この構成により、車載空調システムは、車室内に人間又は動物が存在する状態で不在時空調制御機能により空調を開始させた場合にはその事実を救急又は警察等に通報し、或いは、車両周辺にいる人がその事実に気付くように警報を発することを操作者に事前に、又は、事後的に認識させ、不在時空調制御機能の濫用に対する心的抑止力を操作者に与えるようにして、車室内に人間又は動物を放置させないようにする。
また、第四の発明は、第一の発明に係る車載空調システムであって、前記操作者が車両から離れることを検知する離車検知手段を備え、前記不在時空調制御利用抑制手段は、前記操作者が車両から離れることを検知した場合であって、車室内に人間又は動物が存在すると判定された場合に、前記不在時空調制御機能の利用が制限されること、又は、車室内の空調を開始させたことが第三者に通報されることを前記操作者に事前通知することを特徴とする。
この構成により、車載空調システムは、車室内に人間又は動物を残したまま不在時空調制御機能を利用したときに起こり得る事態を事前に操作者に通知することで、不在時空調制御機能の濫用に対する心的抑止力を操作者に与えるようにして、車室内に人間又は動物を放置させないようにする。
また、第五の発明は、第一乃至第四の何れかの発明に係る車載空調システムであって、前記生体存否判定手段は、車室内を撮像する画像センサの出力、座席に設置された感圧センサの出力、又は、超音波若しくは赤外線を利用した接近センサの出力に基づいて車室内の人間又は動物の存否を判定することを特徴とする。
上述の手段により、本発明は、不在時空調制御機能の濫用を防止する車載空調システムを提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。
図1は、本発明に係る車載空調システムの構成例を示す図であり、車載空調システム100は、操作者が車両から離れたときに車室内の空調を制御する不在時空調制御機能を備えたシステムであって、制御装置1、通信装置2、車室内環境センサ3、生体検出装置4、空調装置5及び音声出力装置6から構成される。
制御装置1は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備えた車載コンピュータであって、例えば、離車検知手段10、不在時空調制御手段11、生体存否判定手段12及び不在時空調制御利用抑制手段13のそれぞれに対応するプログラムをROMに記憶しながら、各手段に対応する処理をCPUに実行させる。
通信装置2は、車両外部との通信を制御するための装置であり、例えば、車載空調システム100を遠隔操作するための携帯端末(図示せず。)と制御装置1との間の通信を制御するための装置であって、特定小電力無線周波数を利用して運転者が携帯するリモートコントローラが発信する制御信号を受信したり、携帯電話周波数を利用して運転者が携帯する携帯電話と制御装置1との間の双方向通信を制御したりする。
また、通信装置2は、必要に応じて車載空調システム100と救急や警察等の外部施設(図示せず。)との間の通信を確立し、所定の情報をそれら外部施設に通報できるようにする。
車室内環境センサ3は、車室内の環境(温度、湿度、空気清浄度、照度等を含む。)を検知するための装置であり、例えば、車室内の一箇所又は複数箇所に設置される温度センサや湿度センサであって、各種測定値を制御装置1に出力する。
生体検出装置4は、車室内の生体を検出するための装置であり、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を備えた画像センサやサーモグラフィで車室内を撮像し、撮像した画像データに導体検知のための公知の画像処理を施しながら車室内で動く物体の存在を検出する。
また、生体検出装置4は、車室内に設置された、超音波や赤外線等を利用する接近センサや侵入センサ等の出力に基づいて車室内を動き回る物体の存在を検出するようにしてもよい。
更に、生体検出装置4は、座席のシート部分に取り付けられた感圧センサの出力に基づいて座席上で微動する物体(例えば、睡眠中の乳幼児等である。)の存在を検出するようにしてもよい。
空調装置5は、車室内の空気状態(温度、湿度、空気清浄度、又は、空気の流れ等である。)を調整するための装置であり、例えば、カーエアコンであって、センターコンソール等に設置された操作ボタンを介して入力される操作者の操作に応じて冷房機、暖房機、除湿器、加湿器、空気清浄機、ルーバー等の各種装置を作動させる。
また、空調装置5は、制御装置1が出力する制御信号に応じて作動し、操作者が車室内にいない場合であっても、車室内の空調を自律的に制御することができる。
音声出力装置6は、各種情報を音声出力するための装置であり、例えば、車載スピーカや警報器であって、車室内又は車室外に設置され、制御装置1が出力する制御信号に応じて、音声メッセージや警報等を音声出力する。
次に、制御装置1が有する各種手段について説明する。
離車検知手段10は、操作者が車両から離れることを検知するための手段であり、例えば、車両の全てのドアが外側からロックされたことを検知した場合に、操作者が車両から離れようとしていることを検知する。
また、離車検知手段10は、ハンドル付近に設置されたキーシリンダからキーが抜き取られたことを検知した場合に、操作者が車両から離れようとしていることを検知するようにしてもよい。
不在時空調制御手段11は、操作者が車両から離れて不在であるときに空調装置5を制御するための手段であり、例えば、通信装置2を介して受信したリモートコントローラからの制御信号に応じて空調装置5に制御信号を出力し、空調装置5を作動させるようにする。
また、不在時空調制御手段11は、車室内環境センサ3の出力に基づいて車室内の温度、湿度又は空気清浄度等(以下、「温度等」とする。)が所定の温度等に達したか否かを判定し、車室内の温度等が所定の温度等に達したと判定した場合に空調装置5に制御信号を出力して空調装置5を作動させるようにしてもよい。
この場合、操作者は、空調装置5の作動を開始させるための条件(以下、「開始条件」とし、例えば、温度、湿度又は空気清浄度等である。)を予め設定しておき、かつ、操作ボタン等を介して不在時における空調装置5の自律的な作動開始を明示的に許可しておくようにする。不在時に空調装置5をむやみに作動させないようにするためである。
なお、不在時空調制御手段11は、操作者が設定した時刻に空調装置5を作動させるようにしてもよく、操作者が設定した時刻以降であって、所定の開始条件を満たす場合に、空調装置5を作動させるようにしてもよい。
生体存否判定手段12は、車室内の人間又は動物の存否を判定するための手段であり、例えば、生体検出装置4の出力に基づいて車室内に生体が存在するか否かを判定する。
生体存否判定手段12は、画像センサ、接近センサ、感圧センサ等の複数のセンサの出力に基づいて車室内の生体の存否を総合的に判定する。誤判定を極力防止するためである。
一方で、生体存否判定手段12は、一センサの出力に基づいて車室内に生体が存在するものと判定するようにしてもよい。車室内に取り残された生体の検知漏れを防止するためである。
不在時空調制御利用抑制手段13は、不在時空調制御機能の濫用を防止するための手段であり、例えば、操作者が車両から離れる時点、又は、不在時における空調装置5の自動開始を明示的に許可した時点において、操作者以外の生体が車室内に存在することが検知された場合、不在時空調制御機能の利用を制限する旨、又は、不在時空調制御機能の利用を禁止する旨を伝える音声メッセージを音声出力装置6から音声出力させるようにする。
なお、不在時空調制御機能の利用制限は、空調装置5の作動を開始させる条件の厳格化を意味し、例えば、車室内の温度等が生体に危害を及ぼす程の状態になったときにだけ空調装置5を作動させるといった利用制限を含む。
また、不在時空調制御利用抑制手段13は、操作者の不在時に操作者以外の生体が車室内に存在することが検知されている場合であって、車室内の温度等が操作者の設定した温度等に達したときには、空調装置5の作動を開始させた上で、通信装置2を介して、空調装置5を作動させた事実を示す信号を救急等の特定の第三者施設に送信するようにしてもよく、或いは、音声出力装置6から車両周辺に向けてその旨の音声メッセージを音声出力させるようにしてもよい。
不在時空調制御機能の利用に第三者への通報を伴わせることで操作者が安易に不在時空調制御機能を利用して乳幼児を車室内に放置することがないようにするためであり、一方で、車室内の温度等が乳幼児に危害を及ぼす程度になることを迅速且つ確実に防止できるようにするためである。
次に、図2を参照しながら、車載空調システム100が、車室内に乳幼児やペットを残したまま車両を離れようとする操作者に、不在時空調制御機能の濫用を躊躇させる処理(以下、「不在時空調制御利用抑制処理」とする。)について説明する。
なお、図2は、不在時空調制御利用抑制処理の流れを示すフローチャートであり、車載空調システム100は、離車検知手段10により操作者が車両から離れようとしていることを検知した場合に、この処理を実行するものとする。
最初に、制御装置1は、生体存否判定手段12により、生体検出装置4の出力に基づいて車室内に生体が存在するか否かを判定する(ステップS1)。
車室内に生体が存在しないと判定された場合(ステップS1のNO)、制御装置1は、不在時空調制御機能の利用に何ら制限を加えることなく、そのまま不在時空調制御利用抑制処理を終了させる。不在時空調制御機能による最大限の利便性を操作者に享受させることができるようにするためである。
一方、車室内に生体が存在すると判定された場合(ステップS1のYES)、制御装置1は、不在時空調制御利用抑制手段13により、音声メッセージ「車室内に人や動物を残したままでは不在時空調制御機能を利用することができません」を音声出力装置6から音声出力させたり、或いは、その音声メッセージに対応するテキストメッセージをナビゲーションシステムに付属の液晶ディスプレイ等に表示させたりするようにしてもよい。
これにより、車載空調システム100は、乳幼児やペットを車室内へ放置する際の車室内環境の激変に対する対策として操作者が不在時空調制御機能を利用することを抑止し、不在時空調制御機能が乳幼児やペットの車室内への放置を助長してしまうことがないようにする。
次に、図3を参照しながら、車載空調システム100が、車室内に乳幼児やペットを残したまま操作者が車両を離れてしまった後、操作者が不在時空調制御機能を利用しようとしたときに、不在時空調制御機能の利用を制限する処理(以下、「不在時空調制御機能制限処理」とする。)について説明する。
なお、図3は、不在時空調制御機能制限処理の流れを示すフローチャートであり、車載空調システム100は、操作者不在時であって、不在時における空調装置5の自律的な作動開始が操作者によって許可されている場合に所定間隔で繰り返しこの処理を実行するものとする。
最初に、制御装置1は、不在時空調制御手段11により、通信装置2を介してリモートコントローラからの制御信号を受信したり、操作者が設定した時刻になったり、或いは、車室内の温度等が操作者によって設定された温度等に達したりしたこと等を確認することで、開始条件が満たされたか否かを判定する(ステップS11)。
開始条件が満たされていないと判定した場合(ステップS11のNO)、制御装置1は、空調装置5の作動を開始させることなく一旦この処理を終了させる。
一方、開始条件が満たされたと判定した場合(ステップS11のYES)、制御装置1は、生体存否判定手段12により、車室内に取り残されている乳幼児又はペット等が存在するか否かを判定する(ステップS12)。
乳幼児又はペット等が車室内に取り残されていると判定した場合(ステップS12のYES)、制御装置1は、不在時空調制御利用抑制手段13により、空調装置5の作動を開始させることなく、通信装置2を介して、空調装置5の作動が禁止されている旨を伝える信号を操作者の携帯電話に送信する(ステップS13)。
なお、制御装置1は、不在時空調制御利用抑制手段13により空調装置5の作動を禁止している場合であっても、車室内環境センサ3の出力に基づいて車室内の温度等が過酷な状態になりそうなこと検知したときには、空調装置5を作動させるようにしてもよい。車室内に取り残された乳幼児やペットの安全を最優先させるためである。
車室内に取り残されている乳幼児又はペット等が存在しないと判定した場合(ステップS12のNO)、制御装置1は、不在時空調制御手段11により、空調装置5の作動を開始させ車室内の温度等を所定の温度等に移行させるようにする(ステップS14)。
これにより、車載空調システム100は、乳幼児やペット等を車室内に残したまま操作者が車両を離れた時点では車室内に取り残された乳幼児やペット等の存在を検知できず、不在時空調制御機能の利用に対する抑止効果を操作者に与えることができなかった場合であっても、実際に空調装置5の作動を開始させようとするときに車室内に取り残された乳幼児やペット等の有無を確認し、乳幼児やペット等が車室内に放置されていると判定できた場合には空調装置5の利用を制限するので、不在時空調制御機能の濫用に対する抑止効果をより確実に操作者に与え、不在時空調制御機能が乳幼児やペットの車室内への放置を助長してしまうことがないようにする。
以上の構成により、車載空調システム100は、操作者不在時に乳幼児やペット等が車室内に取り残されていない場合には、不在時空調制御機能を最大限利用できるようにしながらも、操作者不在時に乳幼児やペット等が車室内に取り残されている場合には、不在時空調制御機能に利用制限を加えるので、不在時空調制御機能の濫用をより確実に防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなしに上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例において、車載空調システム100は、不在時の空調装置5の開始条件が満たされたときに、生体存否判定手段12により、車室内に取り残されている乳幼児又はペット等が存在するか否かを判定するが、車室内に乳幼児又はペット等が残されていると判定したときに、不在時空調制御機能により空調装置5の作動が開始されたときに取られる措置(各種施設への通報等である。)を通知するメッセージを操作者の携帯電話に送信するようにしてもよい。
本発明に係る車載空調システムの構成例を示す図である。 不在時空調制御利用抑制処理の流れを示すフローチャートである。 不在時空調制御機能制限処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 制御装置
2 通信装置
3 車室内環境センサ
4 生体検出装置
5 空調装置
6 音声出力装置
10 離車検知手段
11 不在時空調制御手段
12 生体存否判定手段
13 不在時空調制御利用抑制手段
100 車載空調システム

Claims (5)

  1. 車室内の空調を操作できる操作者が車両から離れていて不在のときに車室内の空調を制御する不在時空調制御機能を備えた車載空調システムであって、
    車室内の人間又は動物の存否を判定する生体存否判定手段と、
    車室内に人間又は動物を残したまま前記不在時空調制御機能を利用することに対する抑止効果を操作者に与える不在時空調制御利用抑制手段と、
    を備えることを特徴とする車載空調システム。
  2. 前記不在時空調制御利用抑制手段は、車室内に人間又は動物が存在すると判定された場合、不在時空調制御機能の利用を制限する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載空調システム。
  3. 前記不在時空調制御利用抑制手段は、車室内に人間又は動物が存在すると判定された場合に前記不在時空調制御機能によって車室内の空調を開始させるとき、車室内の空調を開始させたことを第三者に通報する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載空調システム。
  4. 前記操作者が車両から離れることを検知する離車検知手段を備え、
    前記不在時空調制御利用抑制手段は、前記操作者が車両から離れることを検知した場合であって、車室内に人間又は動物が存在すると判定された場合に、前記不在時空調制御機能の利用が制限されること、又は、車室内の空調を開始させたことが第三者に通報されることを前記操作者に事前通知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載空調システム。
  5. 前記生体存否判定手段は、車室内を撮像する画像センサの出力、座席に設置された感圧センサの出力、又は、超音波若しくは赤外線を利用した接近センサの出力に基づいて車室内の人間又は動物の存否を判定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の車載空調システム。
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