JP2009195511A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ぱちんこ遊技機は、始動口への入球を契機として、当否抽選を実行する。当否抽選の結果を示す特別図柄を変動表示させたあと、当否抽選が当たりであれば、大入賞口を開放させることにより特別遊技を実行する。特別図柄の変動開始に際してミッション開始条件が成立したとき、特別図柄の複数回分の変動表示を含み得る期間を演出期間とするミッション演出が実行される。このミッション演出の長さは、所定期間における始動口への入球量により変化する。
【選択図】図5
Description
一般的な遊技者は多くの賞球を獲得するために大入賞口を開放させる、すなわち、特別遊技に遊技状態を移行させることを目的として遊技を行う(たとえば、特許文献1参照)。
本発明者は、このようなミッション演出の長さを遊技進行に応じて変化させることにより、新たな遊技興趣を提供可能であると想到した。
この弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、始動入賞口への入球を契機として、抽選値を取得する抽選値取得手段と、抽選値に基づいて当否を判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、当否抽選の結果を示す特別図柄を変動表示させる特図表示制御手段と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な状態に開放可能な大入賞口と、特別図柄が当たりを示す態様にて停止されたときに、大入賞口を開放させることにより遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、特別図柄の複数回分の変動表示を含み得る期間を演出期間とする演出であって演出期間中に示される複数回分の当否抽選の結果に対する遊技者の期待感を喚起するための特殊演出の内容を示す特殊演出データを保持する特殊演出データ保持手段と、所定の遊技条件が成立したとき、特殊演出データにしたがって特殊演出を実行する特殊演出実行手段と、所定期間における始動入賞口への入球量を計測する入球量計測手段と、を備える。
特殊演出実行手段は、特殊演出の演出期間の長さを入球量に応じて変化させるために特殊演出の演出期間の長さと入球量とを対応づける演出期間決定規則にしたがって、計測された入球量に対応する演出期間の長さを特定する。
抽選値取得手段は、保留手段に既に保持されている抽選値の数が所定数に達していなければ、抽選値を取得して保留手段に記録し、当否抽選手段は、保留手段から抽選値を取得して当否抽選を実行し、入球計測手段は、所定期間中に始動入賞口に実際に入球した遊技球のうち、その入球を契機として抽選値が取得された遊技球について入球量を計測してもよい。
この弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、始動入賞口への入球を契機として、抽選値を取得する抽選値取得手段と、抽選値に基づいて当否を判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、当否抽選の結果を示す特別図柄を変動表示させる特図表示制御手段と、遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な状態に開放可能な大入賞口と、特別図柄が当たりを示す態様にて停止されたときに、大入賞口を開放させることにより遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、特別図柄の複数回分の変動表示を含み得る期間を演出期間とする演出であって演出期間中に示される複数回分の当否抽選の結果に対する遊技者の期待感を喚起するための特殊演出の内容を示す特殊演出データを保持する特殊演出データ保持手段と、所定の遊技条件が成立したとき、特殊演出データにしたがって特殊演出を実行する特殊演出実行手段と、所定期間のうち特別図柄が変動表示されている期間の占める割合を変動率として算出する変動率算出手段と、を備える。
特殊演出実行手段は、特殊演出の演出期間の長さを変動率に応じて変化させるために特殊演出の演出期間の長さと変動率とを対応づける演出期間決定規則にしたがって、算出された変動率に対応する演出期間の長さを特定する。
以下、弾球遊技機として従来にいういわゆる第1種ぱちんこ遊技機を例に説明する。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、および発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
特別図柄192は、通常当たり時は0、確変当たり時は1、外れ時は2〜9のいずれか、が停止図柄として停止表示される。
1.確変:確変当たりの発生による特別遊技後、確変に移行し、次に通常当たりが発生するまで継続する。
2.時短:通常当たりの発生による特別遊技後、時短に移行し、時短開始後の図柄変動の回数が100回に到達するまで継続する。時短開始後の図柄変動の回数が100回に到達する前であっても、大当たりが発生したときには時短は終了する。
電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオン・オフするスイッチである。メイン基板102は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板104は、液晶ユニット42を備え、演出表示装置60における表示内容や複数の可動役物140の動作、遊技効果ランプ90の点灯を制御し、特にメイン基板102による抽選結果に応じて表示内容を変動させ、その演出の進行に沿って可動役物140や遊技効果ランプ90の点灯を作動させる。メイン基板102およびサブ基板104は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、一般入賞口72、作動口68、特別図柄表示装置61、演出表示装置60、普通図柄表示装置59、操作ボタン82、スピーカ18、遊技効果ランプ90、可動役物140のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄変動表示や可動役物140、電飾等の演出的動作も制御する。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板102と、図柄の演出等を制御するサブ基板104とに機能を分担させた形態で構成される。遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROMやRAM、演算処理に用いるCPU等の素子を含んで構成される。
なお、メイン基板102に含まれる各機能ブロックは、いずれかがメイン基板102ではなくサブ基板104に搭載されるかたちで構成されてもよい。同様に、サブ基板104に含まれる各機能ブロックは、いずれかがサブ基板104ではなくメイン基板102に搭載されるかたちで構成されてもよい。
図柄決定手段114は、当否抽選の結果、変動パターンのID、停止図柄をメイン表示制御手段118および演出決定手段132へ送出する。
また、特定遊技実行手段122は、通常当たりが発生した場合、特別遊技後に通常遊技を時短状態に設定することにより変動時間短縮遊技を実行する。時短は、図柄変動の回数が100回に至るまで継続される。
以下においては、特別図柄192の変動時間とその変動過程のことを「特別図柄192の変動パターン」または単に「変動パターン」、演出図柄190の変動時間とその変動過程のことを「演出図柄190の変動パターン」、演出図柄190の変動表示も含めた演出画像の動画再生過程を示すデータのことを「演出パターン」とよぶ。
具体的な演出態様については、図4(a)、図4(b)に関連して後に詳述する。
ミッション期間中に大当たりが発生するとき、演出決定手段132は、保証画像を表示させた上で大当たりを示す演出パターンを選択する。このような制御により、あたかも保証条件が成立したおかげで大当たりとなったような演出態様が実現される。
1.所定の計測時間において、打ち出された遊技球が始動口62に入球する確率
たとえば、直近の30分間で打ち出された遊技球の数が3000個であり、この期間中に始動口62への入球検出回数が162個であれば、162÷3000×100=5.4(%)を入球量として算出してもよい。
2.複数の計測期間それぞれについて、始動口62への入球数の平均値
たとえば、30分前から現時点までの入球数が110個、60分前から30分前までの入球数が130個であれば、その平均値120個を入球量として算出してもよい。
3.所定の計測期間において、取得された当否抽選値の数
たとえば、直近の30分において始動口62への入球数が120個であったとしても、このうちのいくつかはいわゆる無効入賞であるかもしれない。そこで、無効入賞となった遊技球の数を差し引いて、計測期間における有効入賞の数を入球量として算出してもよい。このような態様によれば、始動口62への入球具合ではなく、実際に当否抽選値が取得された回数、すなわち、大当たりとなるチャンスが提供された回数を入球量として算出できる。
4.所定の計測期間において、新たに開始された変動回数
たとえば、直近の30分において、図柄変動が60回開始された場合には、「60」を入球量として取得してもよい。この場合には、上記3.と近い値が入球量として取得されることが多い。
いずれにしても、入球量は、始動口62への入球の多寡を直接的・間接的に示す値であればよい。入球量が大きいとき、遊技は順調に進行しているといえる。したがって入球量は、遊技進行の順調さ、いいかえれば、遊技進行ペースを示す指標値となり得る。なお、より指標としての正確さを期すために、特別遊技の実行期間を計測対象外としてもよい。
保留制御手段116が保留球を保持している限り、次々と新たな図柄変動が開始される。しかし、保留球がゼロになると、いずれ図柄が変動しない期間(以下、「無変動期間」とよぶ)が発生する。無変動期間を発生させないためには、遊技者は継続的に始動口62に入球させる必要がある。変動率は、始動口62への入球のしやすさではなく、遊技者からみて実際に大当たりを期待できる期間である図柄の変動期間が遊技期間全体に占める割合を示す。入球量は少ないもののスーパーリーチなどの長い演出パターンがたまたま連発したときは、遊技者は遊技が順調に進行しているとの印象をいだきやすい。したがって変動率も、遊技者から見た遊技進行の順調さを示す指標値となり得る。なお、より指標としての正確さを期すために、特別遊技の実行期間を計測対象外としてもよい。
なお、電源投入後、所定の計測期間が経過するまでは、入球量や変動率を取得できない。このため、電源投入後、所定の計測期間が経過するまでは、ミッションを実行しないとしてもよい。あるいは、過去に計測された入球量や変動率を記録しておき、電源投入後、所定の計測期間が経過するまでは、過去に計測された入球量や変動率にしたがってミッション期間の長さを決定してもよい。
ミッション演出画面208は、図柄変動開始時にミッション開始条件が成立したときに表示され、保証条件表示領域206にミッションが成立するための条件である保証条件を提示する。
同図の保証条件表示領域206には、ミッション期間「10回転以内」、保証画像「左変動列における2の停止」として保証条件が示されている。遊技者は、特別図柄や演出図柄の変動回数が10回に到達する前に、左変動列に「2」が停止することを願うことになる。「左変動列に「2」が停止しさえすれば大当たりが確定する」という保証条件を提示することにより、大当たりの可能性が高まるかのような演出効果を発揮させることができる。
同図に示すミッション演出画面208も、図柄変動開始時においてミッション開始条件が成立したときに表示され、保証条件表示領域206に保証条件を提示する。
同図の保証条件表示領域206には、ミッション期間「5分以内」、保証画像「左変動列と右変動列にてリーチ」として保証条件が示されている。遊技者は、ミッション演出が開始されてから5分が経過するまでに、左変動列と右変動列にてリーチが成立するのを願うことになる。「左右の変動列にてリーチが成立しさえすれば大当たりが確定する」という保証条件を提示することにより、大当たりの可能性が高まるかのような演出効果を発揮させることができる。
1.入球量に基づいてミッション期間を決定する時間型ミッション演出
2.入球量に基づいてミッション期間を決定する回数型ミッション演出
3.変動率に基づいてミッション期間を決定する時間型ミッション演出
4.変動率に基づいてミッション期間を決定する回数型ミッション演出
の4種類に大別される。上記1.2.の場合、特殊演出実行手段135は図5に示す第1期間テーブル210を参照してミッション期間を決定する。上記3.4.の場合、特殊演出実行手段135は図6に示す第2期間テーブル230を参照してミッション期間を決定する。
更に、入球量や変動率が大きいほどミッション期間が長くなる設定A、入球量や変動率が小さいほどミッション期間が長くなる設定B、の2つの設定が用意される。ぱちんこ遊技機10のターゲットとなる遊技者層に応じて、設定Aと設定Bは切り換えられる。
始動口62へ入球しにくいとき、あるいは、無変動期間が発生しやすいとき、遊技者は、遊技の進行ペースが遅いと感じやすい。このような状況で、「100回転」や「20分」のような長いミッション演出を実行すると、熟練遊技者にとって、実質的にも見た目的にも、遊技全体がマンネリ化しやすい。むしろ、遊技の進行ペースが遅いときには、一つのミッション演出を長々と実行するよりも、短期間のミッション演出を連発させて目先を変える方が、熟練遊技者の遊技に対する興味をつなぎやすいと考えられる。
そこで、入球量や変動率が小さいときにミッション期間も短くし、入球率や変動率が大きいとき、すなわち、遊技の進行ペースが早いときに長いミッション演出を実行することにより、熟練遊技者の遊技意欲を継続させる。
始動口62へ入球しにくいとき、あるいは、無変動期間が発生しやすいとき、遊技者は、遊技の進行ペースが遅いと感じやすい。このような状況で、「3回転」や「30秒」のような短いミッション演出を実行すると、未熟練遊技者に対しては、そのような短いミッション期間内に保証条件を成立させるのは難しいという印象を与えかねない。むしろ、遊技の進行ペースが遅いときには、長いミッション期間が設定されたミッション演出を実行する方が、未熟練遊技者の大当たりに対する期待感を喚起しやすいと考えられる。
そこで、入球量や変動率が小さいときにミッション期間も長くし、入球率や変動率が大きいとき、すなわち、遊技の進行ペースが早いときに短いミッション演出を実行することにより、未熟練遊技者に対するミッション演出の効果を高めやすくなる。
入球量欄212は、直近30分における始動口62への入球数を入球量として示す。設定A欄214と設定B欄216はそれぞれ設定A、設定Bにおけるミッション期間を示す。時間型欄218は、設定A:時間型ミッション演出のミッション期間を示す。回数型欄220は、設定A:回数型ミッション演出のミッション期間を示す。時間型欄222は、設定B:時間型ミッション演出のミッション期間を示す。回数型欄224は、設定B:回数型ミッション演出のミッション期間を示す。
変動率欄232は、直近30分における変動率を示す。設定A欄234と設定B欄236はそれぞれ設定A、設定Bによるミッション期間を示す。時間型欄238は、設定A:時間型ミッション演出のミッション期間を示す。回数型欄240は、設定A:回数型ミッションのミッション期間を示す。時間型欄242は、設定B:時間型ミッション演出のミッション期間を示す。回数型欄244は、設定B:回数型ミッション演出のミッション期間を示す。
同図に示す処理はループ処理として繰り返し実行される処理である。まず、遊技球が始動口62、一般入賞口72、大入賞口66などへ入賞した場合や、遊技球が作動口68を通過した場合の入賞処理を実行し(S10)、特別遊技中でなければ(S12のN)、特別図柄抽選などの通常遊技の制御処理を実行し(S14)、特別遊技中であれば(S12のY)、特別遊技の制御処理を実行し(S16)、S10からS16までの処理における各種入賞に応じた賞球払出を処理する(S18)。
入球数計測手段126や変動率算出手段128は、同図に示す処理とは別のプロセスとして入球量や変動率を常に計測している。
通常遊技制御処理において、当否抽選値の保留がなされている場合であって(S30のY)、図柄変動が表示中でなければ(S32のN)、当否抽選手段112が当否判定処理を実行する(S34)。当否判定処理の詳細については、次の図9に関連して説明する。メイン表示制御手段118は特別図柄192の変動表示を開始するとともに、変動開始コマンドをサブ基板104へ送信する。これを受信した演出決定手段132は演出パターンを選択し、演出表示制御手段134は演出図柄190の変動表示を開始する(S36)。
まず、当否抽選手段112は、保留制御手段116から読み出した当否抽選値の当否判定を行う(S50)。確変中であれば確変当否テーブル、確変中でなければ非確変当否テーブルにより当否判定がなされる。大当たりであれば(S52のY)、特別遊技制御手段120は特別遊技フラグをオンする(S54)。特別遊技フラグがオンのときには、当該変動の終了後に特別遊技が実行される。
当否抽選が外れであれば(S52のN)、特別遊技制御手段120は特別遊技フラグをオフする(S56)。
特別遊技は、当否抽選が大当たりとなって特別遊技フラグがオンとなったとき、図柄変動後に実行される遊技である。まず、大入賞口66が開放済でなければ(S70のN)、演出表示制御手段134が特別遊技演出処理を開始し(S72)、開閉制御手段124が大入賞口66を開放する(S74)。
大入賞口66が開放済であればS72およびS74をスキップする(S70のY)。大入賞口66が開放されてから所定の開放時間が経過した場合(S76のY)、または、開放時間が経過していないものの(S76のN)、大入賞口66へ遊技球が9球以上入球した場合(S78のY)、開閉制御手段124が大入賞口66を閉鎖させる(S80)。開放時間が経過しておらず(S76のN)、大入賞口66への入球数も9球以上に達していない場合は(S78のN)、S80以降の処理をスキップしてS16のフローを終了する。
なお、ラウンド数が15に達していなければ(S82のN)、ラウンド数に1を加算してS16のフローを終了する(S90)。
Claims (5)
- 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
前記始動入賞口への入球を契機として、抽選値を取得する抽選値取得手段と、
前記抽選値に基づいて当否を判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、
前記当否抽選の結果を示す特別図柄を変動表示させる特図表示制御手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な状態に開放可能な大入賞口と、
前記特別図柄が当たりを示す態様にて停止されたときに、前記大入賞口を開放させることにより遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、
前記特別図柄の複数回分の変動表示を含み得る期間を演出期間とする演出であって前記演出期間中に示される複数回分の当否抽選の結果に対する遊技者の期待感を喚起するための特殊演出の内容を示す特殊演出データを保持する特殊演出データ保持手段と、
所定の遊技条件が成立したとき、前記特殊演出データにしたがって前記特殊演出を実行する特殊演出実行手段と、
所定期間における前記始動入賞口への入球量を計測する入球量計測手段と、を備え、
前記特殊演出実行手段は、前記特殊演出の演出期間の長さを入球量に応じて変化させるために前記特殊演出の演出期間の長さと入球量とを対応づける演出期間決定規則にしたがって、前記計測された入球量に対応する演出期間の長さを特定することを特徴とする弾球遊技機。 - 前記特殊演出実行手段は、前記特殊演出の実行中において、前記計測された入球量に対応して前記特殊演出の演出期間の長さを調整することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
- 所定数を上限として、前記抽選値を保持する保留手段、を更に備え、
前記抽選値取得手段は、前記保留手段に既に保持されている抽選値の数が前記所定数に達していなければ、前記抽選値を取得して前記保留手段に記録し、
前記当否抽選手段は、前記保留手段から前記抽選値を取得して前記当否抽選を実行し、
前記入球量計測手段は、前記所定期間中に前記始動入賞口に実際に入球した遊技球のうち、その入球を契機として抽選値が取得された遊技球について前記入球量を計測することを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。 - 前記特殊演出実行手段は、前記特殊演出の演出期間に含まれる前記特別図柄の変動回数と入球量とを対応づける前記演出期間判定規則として参照し、前記特殊演出の演出期間に含まれる前記特別図柄の変動回数を前記計測された入球量に応じて選択することにより、前記計測された入球量に応じて前記特殊演出の演出期間の長さを変更することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の弾球遊技機。
- 遊技領域が形成された遊技盤と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な始動入賞口と、
前記始動入賞口への入球を契機として、抽選値を取得する抽選値取得手段と、
前記抽選値に基づいて当否を判定するための当否抽選を実行する当否抽選手段と、
前記当否抽選の結果を示す特別図柄を変動表示させる特図表示制御手段と、
前記遊技領域の所定位置に設けられ、遊技球が入球可能な状態に開放可能な大入賞口と、
前記特別図柄が当たりを示す態様にて停止されたときに、前記大入賞口を開放させることにより遊技者に有利な特別遊技を実行する特別遊技制御手段と、
前記特別図柄の複数回分の変動表示を含み得る期間を演出期間とする演出であって前記演出期間中に示される複数回分の当否抽選の結果に対する遊技者の期待感を喚起するための特殊演出の内容を示す特殊演出データを保持する特殊演出データ保持手段と、
所定の遊技条件が成立したとき、前記特殊演出データにしたがって前記特殊演出を実行する特殊演出実行手段と、
所定期間のうち前記特別図柄が変動表示されている期間の占める割合を変動率として算出する変動率算出手段と、を備え、
前記特殊演出実行手段は、前記特殊演出の演出期間の長さを変動率に応じて変化させるために前記特殊演出の演出期間の長さと変動率とを対応づける演出期間決定規則にしたがって、前記算出された変動率に対応する演出期間の長さを特定することを特徴とする弾球遊技機。
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