JP2009194904A - デュアルビーム放射図を有する印刷アンテナ - Google Patents

デュアルビーム放射図を有する印刷アンテナ Download PDF

Info

Publication number
JP2009194904A
JP2009194904A JP2009014360A JP2009014360A JP2009194904A JP 2009194904 A JP2009194904 A JP 2009194904A JP 2009014360 A JP2009014360 A JP 2009014360A JP 2009014360 A JP2009014360 A JP 2009014360A JP 2009194904 A JP2009194904 A JP 2009194904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
patch
antenna
excitation point
antenna according
excitation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009014360A
Other languages
English (en)
Inventor
Cruz Eduardo Motta
エデュアルド・モッタ・クルーズ
Jean Philippe Dessarce
ジャン・フィリップ・デサルス
Mohamed Himdi
モハムド・アンディ
Franck Colombel
フランク・コロンベル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bouygues Telecom SA
Original Assignee
Bouygues Telecom SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bouygues Telecom SA filed Critical Bouygues Telecom SA
Publication of JP2009194904A publication Critical patent/JP2009194904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/045Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna with particular feeding means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q25/00Antennas or antenna systems providing at least two radiating patterns
    • H01Q25/04Multimode antennas

Landscapes

  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Abstract

【課題】移動体通信セル用印刷パッチアンテナの指向性改善を行う。
【解決手段】接地平面、該接地平面に重ねられた基体、共振パッチ3を形成するために該基体上に作製された金属層、および該共振パッチを励振させるための給電手段を備える印刷アンテナであり、前記パッチは、これが両方の上方電磁波モードTM02及びTM20で放射することができるように適合させた寸法を有し、前記給電手段は、パッチの法線に対して対称の2つの主要な非整列放射ローブを、該パッチに直交する同一平面内に持つデュアルビーム放射図を誘導することにより、前記パッチが上記上方電磁波モードの一方で共振するようにパッチに沿って配置された一つの励振点4でパッチを励振させることを可能にする。
【選択図】図5

Description

本発明の技術分野は、電気通信アンテナであり、より詳しくは移動通信セル方式ネットワーク用のアンテナの分野である。
本発明はより正確には接地平面、該接地平面に積み重ねられた基体、および共振パッチ(resonating patch)を形成するために該基体上に作製された金属析出層から構成される種類の印刷技術により作られたアンテナに関する。
GSM/DCS/UMTS基地局の市街地アンテナには、特にショッピングセンター、ブティック、歩道などの人通りの多い地域で発生する高密集を吸収するという役目が課せられる。
これらのアンテナはさらに地形組み込みの制約を受ける。
カバーすべきゾーンが特に通路または歩道といった細長い場合、アンテナ平面に垂直な方向に最大利得を持つ指向性アンテナの使用は最適ではない。この種のアンテナは、アンテナ近傍域、特にアンテナの真向かいの建物には効果的に利するが、通路または歩道の両端に位置するゾーンには不利である。
本発明は、この難点を克服することを目的とし、このために、接地平面、該接地平面に重ねられた基体、共振パッチを形成するために該基体上に作製された金属層、および該共振パッチを励振させるための給電手段(means of supplying)を備える印刷アンテナであって、前記パッチは、これが両方の上方電磁波モードTM02及びTM20で放射することができるように適合させた寸法を有し、前記給電手段は、パッチの法線に対して対称の2つの主要な非整列(同一線上にない)放射ローブを、該パッチに直交する同一平面内に持つデュアルビーム(二重ビーム)放射図を誘導することにより、前記パッチが上記上方電磁波モードの一方で共振するように配置された一つの励振点でパッチを励振させることを可能にするものであることを特徴とする印刷アンテナを提案する。
このアンテナの制限を意図しない、いくつかの好ましい側面は次の通りである:
・パッチが、一辺がk×λ(ここで、kは真に正の整数であり、λは基体の波長を示す)に等しい正方形である;
・励振点がパッチのいずれか一辺の3/4の位置に実質的に位置する;
・給電手段が電磁結合によりパッチに給電する;
・接地平面において結合スロット(結合開口)が切られている;
・給電手段が接触によりパッチに給電する;
・給電手段がマイクロストリップ線である;
・給電手段が同軸プローブである;
・アンテナが、同軸プローブを経て給電されるアンテナの入力インピーダンスに対する誘導挙動を弱めることを目的とする容量補償手段をさらに備える;
・容量補償手段が励振点の周囲でのパッチの延長部の形態をとる;
・該延長部が、半径Re=4×h(ここで、hは基体の厚みを意味する)の半円板に実質的に等しい面積の表面を有する;
・延長部が半円板である;
・励振点がパッチの辺と前記半円板の縁部との間の中点に位置する;
・パッチがパッチの直交する2辺上に第1および第2の励振点を有していて、パッチが第1励振点から励振された時にはパッチと直交する第1平面内において第1上方モードで共振し、第2励振点から励振された時にはパッチおよび第1平面と直交する第2平面内において第2上方モードで共振することができるようになっており、前記給電手段は第1励振点と第2励振点とから交互にパッチを励振させるよう設定されている;
・パッチがパッチの各辺に一つずつ配置された4つの励振点を有しており、前記給電手段がこれらの励振点に順に給電することによりパッチを励振させるよう設定されていて、パッチはそれにより円錐形放射図を有する;
・アンテナは可視光線に対して光学的に透明である。
本発明の他の側面、目的および利点は、添付図面を参照した、制限しない例として示す、以下の本発明の好適実施形態についての詳しい説明を読むとより明らかとなろう。
本発明に係るアンテナによる歩道型の制限空間のカバーを示す。 その一辺の中央で励振された正方形パッチを示す。 図2のパッチの表面電流分布を示す。 図2のパッチの放射図を示す。 本発明の可能な1態様に係るアンテナのパッチを示す。 図5のパッチの表面電流分布を示す。 図5のパッチの放射図を示す。 同軸プローブを経たアンテナの給電の誘導挙動を示す図である。 同軸プローブを経たアンテナの給電の誘導挙動に対する容量補償の実施を示す図である。 容量補償の可能な1態様を示す。 本発明の1実施形態に従ってパッチに沿って配置された2つの励振点を持つパッチを示す。 図11のアンテナによる水平面と次に垂直面でデュアルビーム放射が得られる別の手法を示す。図中、Plan Hは平面Hを、Plan Vは平面Vを意味する。 本発明の1実施形態に従ってパッチに沿って配置された4つの励振点を有するパッチを示す。 図13のパッチの励振点に順に給電することにより円錐形放射図が得られるのを示す。 本発明に係る光学的に透明なアンテナの例を示す。 本発明に係る光学的に透明なアンテナの別の例を示す。
本発明は特に、カバーすべき細長い領域の末端に位置する移動通信端末の送受信信号の経路により誘導される損失を相殺することができる2方向性放射図(アンテナ指向性図)を水平面(正面図)に有する印刷アンテナを提案することを目的とする。
これに関して、図1は、アンテナAの2つの好ましい放射方向(矢印FR参照)をもつ、得ようとする通路又は歩道の形態の制限された空間Eのカバー状況を示す。これらの好ましい放射方向は、空間Eの両端を最もよくカバーするために通路又は歩道の方向Sに垂直な放射主軸に対して同一方向にはない。
本発明により推奨される解決策は、上方電磁波モード(upper electromagnetic mode)で動作する単一の共振パッチからのデュアルビーム放射図に従って放射する印刷技術により作製されたアンテナである。このパッチはより正確には基体上の金属成膜(層)によって達成され、この基体は接地平面上に設けられる。
これに関して、パッチがTM02とTM20の両方の上方モードで共振することができるように適合させた寸法を有するパッチを使用することが本発明の範囲内で提供される。
図2は、一辺の寸法が基体の波長λに等しい正方形パッチ1を示す。従来の共振パッチの寸法は半波長の大きさのものであった。
パッチ1の一辺の中央に配置された励振点2上でパッチに給電すると、それらの間で横方向と垂直方向の2つのモード、TM02およびTM20の励振を生ずる。
図3は、CADソフトウェアで模擬された図2のパッチ1における表面電流の分布を示し、図4は、4つの主(放射)ローブの存在により放射された上記2つのモードの動作を示す、図1のパッチの3D(三次元)で模擬された放射図を示す。理論利得はそれを−1dBiに上昇させる。
パッチ1はそれにより、互いに向かいあう2辺から逆位相場(anti-phase fileds)を放射して、アンテナの平面に直交する各平面についてデュアルビーム放射図(垂直面におけるデュアルビーム放射図と水平面におけるデュアルビーム放射図)を、即ち、最終的に四重ビーム(quadri-beam)放射図を誘導する。
しかし、このような四重ビーム放射図は、アンテナの垂直面に位置する2つの放射ローブが有用ではないという意味で望ましいものではない。これらの放射ローブに位置するエネルギーは、これらのローブがカバーすべき通路又は歩道の長さに沿った方向には向いていないので、実際、望ましいカバー機能を付与しない。
一方のモードへのアンテナの放射の挙動を減少させ、それによりデュアルビーム放射図を生じさせるために、2つの上方電磁波モードのうちの一方を抑制することが本発明の範囲内で提案される。そのために、TM02またはTM20の一方のモードがフェードアウト(漸次消失)するまで励振点をパッチに沿って移動させることが本発明の範囲内において提案される。
本発明に係るアンテナは、給電(supply)の最初の位置決めによって、図6に示したタイプの表面電流分布を有し(後述する図5のパッチ3に対応する)、単一の上方モードで動作することが可能となり、それによって、図7の3Dシミュレーションについて示されたタイプの、パッチに直交する同一平面内に、パッチの法線方向に対して対称で互いに同一線上にはない(非整列の)2つの放射ローブを有する、デュアルビーム放射図が誘導される。
本発明の可能な1態様によると、パッチは、一辺がk×λ(ここで、kは真に正の整数であり、λは基体の波長を示す)に実質的に等しい正方形である。
これは、例えば、図5に示すような一辺がλの製造方法パッチ3に関する。
本発明の範囲内において、給電手段は、パッチのいずれか一辺の3/4に位置する励振点4においてパッチを励振させるようにする。
パッチのいずれか一辺の3/4の位置での励振によって、望ましくない横断方向モード(例えば、TM20モード)の放射を阻止することができる。これは、この励振が、前記モードの放射を可能にするために、場は抹消されてしまう一方で、最大電流の到達を強いるからである。
一辺の3/4での励振はパッチの左側と右側のいずれであるかに関係ないことに留意されたい。
図5のパッチ3は、4辺ではなく、2辺の放射ローブにエネルギーが集中するため、2dBiの理論利得を有し、図2のパッチ1に対しては3dBiの利得増大となる。
本発明に係るアンテナのこれらのデュアルビーム放射図は、パッチに直交する同じ平面内で、パッチの法線に対して対称で非整列の2つの主要な放射ローブを有する。パッチの法線に対する放射主軸の差(図7にθで示す)は、次式に従って、基体の誘電率に特に依存する。
θ=円弧sin(λ0/2d)=円弧sin(√εe/2)
式中、
εe:基体の有効誘電率
λ0:真空中での波長
λ:基体の波長、λ=λ0/√εe
1例として、本発明者らにより開発されたプロトタイプで使用されたプレキシグラス(PPMA、アクリルガラスの1種)型の基体の場合、εe=2.7である。そうなると、両方の放射ローブの傾斜角θ=55°が得られる。
本発明の可能な1態様によると、給電手段は電磁結合によりパッチに給電する。この結合は、例えば、上記励振点から横断して接地平面に作製されたスロットの手段によって行われる。
本発明の別の可能な1態様によると、給電手段は接触によりパッチに給電する。
給電手段は、例えば、上述した励振点上でパッチと接触するようになるマイクロストリップ線である。給電手段は同軸プローブであってもよい。
同軸プローブにより給電されるアンテナの入力インピーダンスは、無視できない誘導挙動を示すことがある。この挙動は、図8の回路図において、アンテナ(共振回路RLCにより表される)と直列のインダクタンスLsにより表される。
本発明の有利な変更例によると、アンテナは、同軸プローブにより給電されるアンテナの入力インピーダンスの誘導挙動を弱めることを目的とする容量補償手段をさらに備えている。
容量補償手段(図9においてキャパシタンスCeで示される)により、インダクタンスLsの効果を相殺し、従ってアンテナの入力インピーダンスを適合させることが可能となる。
図9に示すように、容量補償手段は、例えば、励振点4の周囲において半円板(ハーフディスク)型のパッチ延長部5の形態をとることにより、アンテナ本体の一部とすることができる。
延長部5の半円板の半径Reは、アンテナを横断する同軸プローブの波長、従って、基体の厚みに依存する。ほぼ、Re=4×h(ここで、hは基体の厚みを意味する)であることに留意されたい。
前記延長部の容量効果の利点を大いに利用するために、同軸プローブの位置を、図10に示すように、パッチの辺と前記半円板の縁部との間の中点に位置させることができる。
容量延長部は、半円形の延長部に限られるものではなく、他の幾何学形態をとることもできる。延長部の全表面は、同様の容量効果を生じさせるために前記半円の表面とほぼ等しいくしなければならないことは認められよう。
以上の説明では、本発明に係るアンテナは、パッチの給電と同一平面内でのデュアルビーム放射図の発生のために単一の励振点を有していた。
しかし、本発明はこの特定の場合に制限されるものではなく、それぞれが同一平面内でデュアルビーム放射図を発生させるためにパッチに沿って配置された複数の励振点をアンテナが有している変更例にも本発明は拡張される。
図11の図に示した変更例では、正方形パッチ7は、該パッチの直交する2辺に配置された第1および第2の励振点8、9を備えていて、パッチは、該第1励振点から励振された時にはパッチと直交する第1平面内において第1の上方モード(例、TM20)で共振し、該第2励振点から励振された時にはパッチおよび第1平面と直交する第2平面内において第2上方モード(例、TM02)で共振するようになっている。図12に示すように、励振点8でのパッチ7の励振は水平面(平面H)におけるデュアルビーム放射図の誘導を可能にし、励振点9での該パッチの励振は垂直面(平面V)におけるデュアルビーム放射図の誘導を可能にする。この変更例の範囲内において、給電手段は、第1励振点と第2励振点とから交互にパッチを励振させるよう設定されることができ、該アンテナが、平面Hにおけるデュアルビーム放射図(水平放射図)および水平放射図と直交する放射図(垂直放射図と呼ぶ)を交互に付与するようになっている。
この変更例は特に、2つの軸を備えたヤーヌス配置(反対の2方向を向く配置)におけるドップラー効果による移動および速度の検出のためのコンパクオなアンテナの設計に適用できる(これに対し、前述した態様は単一の軸に従って設計されている)。
図13に示したさらに別の態様によると、正方形パッチ10は、本発明に係るパッチの各辺に一つずつ配置された4つの励振点11〜14を有し(図示例では、正方形パッチの各辺の3/4の位置に)、給電手段はこれらの励振点に順に給電することによりパッチを励振させるよう設定されていて、パッチが円錐形放射図を有するようになっている。
図13に示すように、各励振点11〜14の給電は、その前の励振点に対して90°ずつ位相が遅れている。このような変更例は、順次給電の方向に応じて左または右円偏波をもつ円錐形形態を得るのを可能にする。
この変更例は、図14に示すように、静止地球軌道衛星から来る信号の受信のための、特に自動車の屋根に搭載される、オンボード(機上)衛星受信用の非常にコンパクトなアンテナの設計に特に適用できる。実際、静止地球軌道衛星は地上に対して35°の角度に位置する(欧州の平均で)。しかし、垂直に対して角度θ=55°を有する(プレキシグラス基体の場合)ことにより、本アンテナは、水平面(例えば、自動の屋根のような)を用いた衛星受信用に特に興味ある解決策となることができる。
最初に述べたように、市街地のアンテナは景観統合の制約も受ける。この制約を満たすために、本発明は好適態様においてデュアルビーム放射図をもつ光学的に透明なアンテナを提供する。
そのためには、アンテナの基体をガラス製のものとするか、または任意の他の光学的に透明な誘電材料、例えば、プレキシグラスから形成することができる。
ここで、「光学的に透明な」材料とは、可視光の少なくとも約30%、より好ましくは可視光の60%以上を透過させることができる、可視光に対して実質的に透明な材料を意味する。
接地平面および好ましくは一辺がλsの共振性パッチは、それぞれプラスチックフィルム、例えば、ポリエステルフィルム上での光学的に透明な導電性材料の成膜により形成される。光学的に透明な導電性材料はまた、エッチング法により直接成膜することもできる。しかし、より好ましくはは、光学的に透明な導電性材料は、これに制限されるものではないが、酸化インジウム−錫(ITO)または銀ドープ酸化錫(AgHT)から作成される。
さらに、接地平面および共振性パッチは、ガラス層のような光学的に透明な誘電体層の間にサンドイッチ状に挟むこともできる。
図15および16は、情報のために提供された光学的に透明なアンテナの図である。
図15は、接地平面M、基体S、および共振パッチPを備えた、本発明に係る光学的に透明なアンテナを示す。ここで、パッチは本発明に従って配置された励振点E上で給電され、同軸プローブにより給電される。
図16は、接地平面M、基体S、および共振パッチPを備えた、本発明に係る別の光学的に透明なアンテナを示す。ここで、パッチPは、やはり作成されたマイクロストリップラインLを介して励振点E上で給電される。
これら2つの図15および16において、接地平面MおよびパッチPは2枚の光学的に透明な層Vの間にサンドイッチされている。

Claims (16)

  1. 接地平面(M)、該接地平面に重ねられた基体(S)、共振パッチ(3、6、7、10、P)を形成するために該基体上に作製された金属層、および該共振パッチを励振させるための給電手段を備える印刷アンテナであって、前記パッチは、これが両方の上方電磁波モードTM02およびTM20で放射することができるように適合させた寸法を有し、かつ前記給電手段は、パッチの法線に対して対称の2つの主要な非整列放射ローブを、該パッチに直交する同一平面内に持つデュアルビーム放射図を誘導することにより、前記パッチが上記上方電磁波モードの一方で共振するように配置された一つの励振点(4、8、9、11〜14、E)でパッチを励振させることを可能にすることを特徴とする、印刷アンテナ。
  2. 前記パッチは、一辺がk×λ(ここで、kは真に正の整数であり、λは基体の波長を示す)に実質的に等しい正方形である、請求項1に記載のアンテナ。
  3. 前記励振点が該パッチのいずれか一辺の3/4の位置に実質的に位置する、請求項2に記載のアンテナ。
  4. 前記給電手段が電磁結合により該パッチに給電する、請求項1〜3のいずれかに記載のアンテナ。
  5. 結合用スロットが接地平面に切られている、請求項4に記載のアンテナ。
  6. 前記給電手段が接触により該パッチに給電する、請求項1〜3のいずれかに記載のアンテナ。
  7. 前記給電手段がマイクロストリップ線である、請求項6に記載のアンテナ。
  8. 前記給電手段が同軸プローブである、請求項6に記載のアンテナ。
  9. 同軸プローブにより給電されるアンテナの入力インピーダンスの誘導挙動を弱めることを目的とする容量補償手段(5)をさらに備える、請求項8に記載のアンテナ。
  10. 容量補償手段(5)が励振点の周囲でのパッチの延長部の形態をとる、請求項9に記載のアンテナ。
  11. 前記延長部(5)が、半径Re=4×h(ここで、hは基体の厚みを意味する)の半円板に実質的に等しい面積の表面を有する、請求項10に記載のアンテナ。
  12. 前記延長部が半円板(5)である、請求項11に記載のアンテナ。
  13. 前記励振点(4)が前記パッチ(6)の辺と前記半円板(5)の縁部との間に中点に位置する、請求項12に記載のアンテナ。
  14. 前記パッチ(7)が、該パッチの直交する2辺上に第1の励振点(8)および第2の励振点(9)を有していて、パッチが第1励振点から励振された時にはパッチと直交する第1平面内において第1の上方モードで共振することができ、第2励振点から励振された時にはパッチおよび第1平面と直交する第2平面内において第2の上方モードで共振することができるようになっており、前記給電手段は該第1励振点と該第2励振点とから交互にパッチを励振させるよう設定されている、請求項1〜13のいずれかに記載のアンテナ。
  15. 前記パッチ(10)がパッチの各辺に一つずつ配置された4つの励振点(11〜14)を有しており、前記給電手段はこれらの励振点に順に給電することによりパッチを励振させるよう設定されていて、パッチはそれにより円錐形放射図を有する、請求項1〜13のいずれかに記載のアンテナ。
  16. 可視光線に対して光学的に透明であることを特徴とする、請求項1〜15のいずれかに記載のアンテナ。
JP2009014360A 2008-01-30 2009-01-26 デュアルビーム放射図を有する印刷アンテナ Pending JP2009194904A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR0850581A FR2926929B1 (fr) 2008-01-30 2008-01-30 Antenne imprimee presentant un diagramme bi-faisceaux

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009194904A true JP2009194904A (ja) 2009-08-27

Family

ID=39767015

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009014360A Pending JP2009194904A (ja) 2008-01-30 2009-01-26 デュアルビーム放射図を有する印刷アンテナ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8502734B2 (ja)
EP (1) EP2086053B1 (ja)
JP (1) JP2009194904A (ja)
FR (1) FR2926929B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022014053A1 (ja) * 2020-07-17 2022-01-20

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11342791B2 (en) 2009-12-22 2022-05-24 View, Inc. Wirelessly powered and powering electrochromic windows
US11630366B2 (en) 2009-12-22 2023-04-18 View, Inc. Window antennas for emitting radio frequency signals
US20130271813A1 (en) 2012-04-17 2013-10-17 View, Inc. Controller for optically-switchable windows
US11732527B2 (en) 2009-12-22 2023-08-22 View, Inc. Wirelessly powered and powering electrochromic windows
US11205926B2 (en) 2009-12-22 2021-12-21 View, Inc. Window antennas for emitting radio frequency signals
FR2958086B1 (fr) * 2010-03-23 2012-04-20 Thales Sa Element rayonnant de type pave double mode a couverture angulaire etendue, utilisable en reseau
CN102170042A (zh) * 2011-01-26 2011-08-31 中兴通讯股份有限公司 一种提高角度分集效果的微带天线及方法
US11300848B2 (en) 2015-10-06 2022-04-12 View, Inc. Controllers for optically-switchable devices
US20140139389A1 (en) * 2012-08-31 2014-05-22 Kresimir Odorcic Antenna
KR102336168B1 (ko) 2014-03-05 2021-12-07 뷰, 인크. 스위칭가능한 광 디바이스들 및 제어기들을 포함하는 사이트들 모니터링
US11114742B2 (en) 2014-11-25 2021-09-07 View, Inc. Window antennas
AU2015353606B2 (en) * 2014-11-25 2020-05-21 View, Inc. Window antennas
GB2548423B (en) * 2016-03-17 2020-02-19 Cambium Networks Ltd Aperture coupled patch antenna with thick ground plate
EP3500891A4 (en) 2016-08-22 2020-03-25 View, Inc. ELECTROCHROME WINDOW WITH ELECTROMAGNETIC SHIELD
CN111146585B (zh) * 2020-01-21 2023-02-17 京东方科技集团股份有限公司 天线单元和天线装置
TW202206925A (zh) 2020-03-26 2022-02-16 美商視野公司 多用戶端網路中之存取及傳訊
US11631493B2 (en) 2020-05-27 2023-04-18 View Operating Corporation Systems and methods for managing building wellness

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62118607A (ja) * 1985-11-19 1987-05-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マイクロストリツプアンテナ
JPS62118608A (ja) * 1985-11-19 1987-05-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マイクロストリツプアンテナ
JPH0255706U (ja) * 1988-10-15 1990-04-23
JPH05129825A (ja) * 1991-11-07 1993-05-25 Mitsubishi Electric Corp マイクロストリツプアンテナ
JPH07221535A (ja) * 1994-02-08 1995-08-18 Japan Radio Co Ltd マイクロストリップアンテナ
JP2005286854A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Kumamoto Technology & Industry Foundation 偏波切換え機能を有するアンテナ
JP2007124696A (ja) * 2006-12-28 2007-05-17 Sony Corp 広帯域アンテナ装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6213104A (ja) * 1985-07-11 1987-01-21 Nippon Denso Co Ltd 移動体用平面アンテナ
US5872542A (en) * 1998-02-13 1999-02-16 Federal Data Corporation Optically transparent microstrip patch and slot antennas
US6320542B1 (en) * 1998-09-22 2001-11-20 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Patch antenna apparatus with improved projection area
US6118406A (en) * 1998-12-21 2000-09-12 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Broadband direct fed phased array antenna comprising stacked patches
US6252553B1 (en) * 2000-01-05 2001-06-26 The Mitre Corporation Multi-mode patch antenna system and method of forming and steering a spatial null
US7277728B1 (en) * 2000-05-05 2007-10-02 Nokia Corporation Base station of a communication network, preferably of a mobile telecommunication network
US7221321B2 (en) * 2004-11-17 2007-05-22 Jasco Trading (Proprietary) Limited Dual-frequency dual polarization antenna
US20070268188A1 (en) * 2006-04-26 2007-11-22 Spotwave Wireless Canada, Inc. Ground plane patch antenna
US7505002B2 (en) * 2006-12-04 2009-03-17 Agc Automotive Americas R&D, Inc. Beam tilting patch antenna using higher order resonance mode

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62118607A (ja) * 1985-11-19 1987-05-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マイクロストリツプアンテナ
JPS62118608A (ja) * 1985-11-19 1987-05-30 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> マイクロストリツプアンテナ
JPH0255706U (ja) * 1988-10-15 1990-04-23
JPH05129825A (ja) * 1991-11-07 1993-05-25 Mitsubishi Electric Corp マイクロストリツプアンテナ
JPH07221535A (ja) * 1994-02-08 1995-08-18 Japan Radio Co Ltd マイクロストリップアンテナ
JP2005286854A (ja) * 2004-03-30 2005-10-13 Kumamoto Technology & Industry Foundation 偏波切換え機能を有するアンテナ
JP2007124696A (ja) * 2006-12-28 2007-05-17 Sony Corp 広帯域アンテナ装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2022014053A1 (ja) * 2020-07-17 2022-01-20
JP7106019B2 (ja) 2020-07-17 2022-07-25 三菱電機株式会社 アンテナ装置及びアレーアンテナ装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2086053B1 (fr) 2016-10-19
EP2086053A1 (fr) 2009-08-05
FR2926929A1 (fr) 2009-07-31
FR2926929B1 (fr) 2010-03-19
US8502734B2 (en) 2013-08-06
US20090224980A1 (en) 2009-09-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2009194904A (ja) デュアルビーム放射図を有する印刷アンテナ
CN107039772B (zh) 用于无线充电系统的天线
KR101922785B1 (ko) 조종 가능한, 다층 구조의 원통 모양으로 급전된 홀로그래픽 안테나를 위한 동적 편광 및 결합 제어
CN107615588B (zh) 贴片天线系统
CN103503235B (zh) 非线性极化复合环形天线
US7589676B2 (en) Aperture-coupled antenna
JP5680497B2 (ja) 進行波励振アンテナ及び平面アンテナ
US9444147B2 (en) Ultra-wide-band (UWB) antenna assembly with at least one director and electromagnetic reflective subassembly and method
JP2009538561A (ja) 一体型導波管アンテナ及びアレイ
JP5463577B2 (ja) デュアルアンテナ装置
KR20150031501A (ko) 복합 루프 안테나
JP6787415B2 (ja) 平面アンテナ及びアンテナエレメント間の結合低減方法
Laheurte Compact antennas for wireless communications and terminals: theory and design
TW200812148A (en) Planar antenna
CN109462038A (zh) 双频带的微带栅格阵列天线
Coulibaly et al. Design of high gain and broadband antennas at 60 GHz for underground communications systems
JP2020031395A (ja) アンテナ装置
TW583784B (en) A radiation apparatus with L-shaped ground plane
CN110546761A (zh) 用于无线设备应用的体积天线元件的超级定向阵列
JP7109016B2 (ja) アンテナ装置
WO2021230301A1 (ja) アンテナ装置
JP4611401B2 (ja) アンテナ装置
CN110867655B (zh) 一种高前后比定向天线
JP2009077015A (ja) 車車間通信装置及び車車間通信方法
CN113937490B (zh) 天线和无线设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111102

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130806

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131105

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140107