JP2009194884A - 名前解決システム、名前解決中継装置、通信装置、名前解決方法 - Google Patents

名前解決システム、名前解決中継装置、通信装置、名前解決方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同一のゲートウェイ装置を介して通信を行う通信装置が、異なるFQDNを名前解決対象として名前解決要求を行う場合に、予め記憶しておく名前解決情報のレコード数を減少させ、名前解決処理の効率化を図る。
【解決手段】接続される第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置された他の情報端末と通信を行う情報端末にゲートウェイ装置のアドレスを通知する名前解決システムであって、情報端末からの名前解決要求に含まれるドメイン文字列のうち、ネットワーク識別子が、第1のネットワークを示す場合、そのドメイン文字列の接続識別子を定型識別子に変換し、予め記憶したそのドメイン文字列とゲートウェイ装置のアドレスとの名前解決情報に基づいて、ゲートウェイ装置のアドレスを情報端末に送信する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ゲートウェイ装置を介してネットワークに接続する情報端末に、ゲートウェイ装置のアドレスを送信する名前解決システム、名前解決中継装置、通信装置、名前解決方法に関する。
従来、電気通信回線設備を設置する通信事業者や、インターネットサービスプロバイダ(ISP(Internet Service Provider))によって、ユーザが利用する通信装置をインターネットなどのネットワークに接続するサービスが提供されている。このような通信サービスでは、通信装置は、電話回線などを通じて通信事業者の閉域ネットワークに接続し、通信事業者のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、ISPのネットワークに接続される。
ここで、通信装置は、通信事業者のネットワークに設置された、そのユーザが予め契約したISPのネットワークに接続されるゲートウェイ装置のアドレスを特定し、そのゲートウェイ装置に接続する必要がある。ここで、通信装置が接続するゲートウェイ装置のアドレスを特定する方法として、例えば、DNS(Domain Name System)を適用した方法がある。この方法では、通信装置が、通信事業者やISPから付与されたユーザの識別子、ISP(通信サービスを提供する企業)の識別子、サービスの識別子、回線の識別子、通信装置が設置された地域の識別子などの通信サービスに関する識別子をドメイン名として連結して階層構造化したFQDN(Fully Qualified Domain Name)を生成し、このFQDNを名前解決対象とした名前解決要求を、通信事業者のネットワークに設置された名前解決装置に送信する。
通信事業者のネットワークに設置された名前解決装置は、上記のような様々な組み合わせのFQDNと、そのFQDNに対応するゲートウェイ装置のアドレスとを対応付けて予め記憶しておき、名前解決を要求されたFQDNに対応するゲートウェイ装置のアドレスを名前解決結果として送信する。ユーザが利用する通信装置は、このように名前解決結果として受信したアドレスをゲートウェイ装置の宛先とすることによって、自装置に対応したゲートウェイ装置にネットワーク接続要求を行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−88992号公報
しかしながら、通信装置が接続要求を行う通信サービスによっては、上述のような回線識別子や、地域識別子、サービス識別子などが異なっても、同一のゲートウェイ装置に接続する場合がある。例えば、閉域ネットワーク内でVPN(Virtual Private Network)サービスを利用する通信装置間では、その通信装置が利用する回線や設置された地域に関わらず、ネットワークに設置された同一のゲートウェイ装置を介して通信を行う場合がある。このような場合、通信装置に付与された回線識別子や地域識別子が異なっても同一のゲートウェイ装置に接続することとなるが、通信装置が生成し名前解決要求を行うFQDNは、ネットワーク識別子、回線識別子、地域識別子、サービス識別子やその他の識別子が連結されたFQDNであるため、名前解決装置は、様々なパターンのFQDNに対応させて、同一のゲートウェイ装置のアドレスを名前解決結果として送信する必要がある。
このため、名前解決装置は、様々なパターンのFQDNと、同一のゲートウェイ装置のアドレスとを対応付けた名前解決情報を予め記憶しておく必要がある。例えば、同一のゲートウェイ装置によって提供される通信サービスであっても、10M、100M、1Gのそれぞれの回線帯域ごとに回線識別子が付与され、47都道府県の都道府県ごとに地域識別子が付与されている場合、回線識別子数と地域識別子数とを乗じた数(3×47=141)のFQDNを同一のアドレスに対応付けた名前解決情報を記憶しなければならない。
このように、ネットワーク識別子、回線識別子、地域識別子、サービス識別子などの全ての組み合わせに対応する名前解決情報を名前解決装置に記憶させ、将来的にも全ての組み合わせを記憶させていくと、名前解決情報のレコード数が爆発的に増加し、名前解決装置のハードウェア資源の圧迫、処理速度の低下、管理の複雑化などを招くと考えられる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたもので、同一のゲートウェイ装置を介して通信を行う通信装置が、異なるFQDNを名前解決対象としてゲートウェイ装置のアドレスの名前解決要求を行う場合に、名前解決装置に予め記憶しておく名前解決情報のレコード数を減少させ、名前解決処理の効率化を図るための名前解決システム、名前解決中継装置、通信装置、名前解決方法を提供する。
上述の課題を解決するために、本発明は、接続される第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置された他の情報端末と通信を行う情報端末に、ゲートウェイ装置のアドレスを通知する名前解決システムであって、情報端末がゲートウェイ装置を介して接続する通信先のネットワークを識別するネットワーク識別子と、情報端末が第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる識別子とが連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を生成する名前解決要求部と、名前解決要求に含まれるドメイン文字列のうち、ネットワーク識別子が、第1のネットワークを示すか否かを判定する識別子判定部と、識別子判定部によって、ネットワーク識別子が第1のネットワークを示すと判定された場合に、接続識別子を、予め定められる定型識別子に変換する識別子変換部と、ネットワーク識別子と定型識別子とが連結されたドメイン文字列と、ゲートウェイ装置のアドレスとを対応付けて予め記憶する名前解決情報記憶部と、識別子変換部によって接続識別子を定型識別子に変換されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求から、ネットワーク識別子と定型識別子とが連結されたドメイン文字列を読出し、名前解決情報記憶部から、ドメイン文字列に対応付けられたゲートウェイ装置のアドレスを読み出し、読み出したアドレスを、情報端末に送信する名前解決通信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、接続される第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置される他の通信装置と通信を行う通信装置と、受信する名前解決要求に含まれるドメイン文字列に対応するアドレスを名前解決結果として応答する名前解決装置と、通信装置と名前解決装置との通信を中継する名前解決中継装置とを備えた名前解決システムであって、通信装置は、ゲートウェイ装置を介して接続する通信先のネットワークを識別するネットワーク識別子と、第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる接続識別子とが連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を送信する名前解決要求部を備え、名前解決中継装置は、名前解決要求に含まれるドメイン文字列のうち、ネットワーク識別子が、第1のネットワークを示すか否かを判定する識別子判定部と、識別子判定部によって、ネットワーク識別子が第1のネットワークを示すと判定された場合に、接続識別子を、予め定められる定型識別子に変換する識別子変換部と、識別子変換部によって接続識別子を定型識別子に変換されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を、名前解決装置に送信し、名前解決要求に対応して名前解決装置から送信される名前解決結果を受信する名前解決中継通信部と、名前解決中継通信部が、名前解決装置から受信する名前解決結果を、通信装置に送信する名前解決結果送信部と、を備え、名前解決装置は、ネットワーク識別子と定型識別子とが連結されたドメイン文字列と、ゲートウェイ装置のアドレスとを対応付けて予め記憶する名前解決情報記憶部と、名前解決中継装置から送信される名前解決要求から、ネットワーク識別子と定型識別子とが連結されたドメイン文字列を読出し、名前解決情報記憶部から、ドメイン文字列に対応付けられたゲートウェイ装置のアドレスを読み出し、読み出したアドレスを名前解決結果として名前解決中継装置に送信する名前解決部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、上述の通信装置が備える名前解決要求部は、ネットワーク識別子と、自装置が設置された回線を示す回線識別子か、自装置が設置された地域を示す地域識別子かのいずれかまたは双方を含む接続識別子と、が連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を送信することを特徴とする。
また、本発明は、接続される第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置される他の通信装置と通信を行う通信装置と、受信する名前解決要求に含まれるドメイン名に対応するアドレスを名前解決結果として応答する名前解決装置との通信を中継する名前解決中継装置であって、通信装置から、ゲートウェイ装置を介して接続する通信先のネットワークを識別するネットワーク識別子と、第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる接続識別子とが連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を受信する名前解決要求受信部と、名前解決要求に含まれるドメイン文字列のうち、ネットワーク識別子が、第1のネットワークを示すか否かを判定する識別子判定部と、識別子判定部によって、ネットワーク識別子が第1のネットワークを示すと判定された場合に、接続識別子を、予め定められる定型識別子に変換する識別子変換部と、識別子変換部によって接続識別子が定型識別子に変換されたFQDNを名前解決対象とする名前解決要求を、名前解決装置に送信し、名前解決要求に対応して名前解決装置から送信される名前解決結果を受信する名前解決中継通信部と、名前解決中継通信部が、名前解決装置から受信する名前解決結果を、通信装置に送信する名前解決結果送信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、接続される第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置される他の通信装置と通信を行い、受信する名前解決要求に含まれるドメイン文字列に対応するアドレスを名前解決結果として応答する名前解決装置と接続された通信装置であって、ゲートウェイ装置を介して接続する通信先のネットワークを識別するネットワーク識別子と、第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる接続識別子とが連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を送信する名前解決要求部と、名前解決要求に含まれるドメイン文字列のうち、ネットワーク識別子が、第1のネットワークを示すか否かを判定する識別子判定部と、識別子判定部によって、ネットワーク識別子が第1のネットワークを示すと判定された場合に、接続識別子を、予め定められる定型識別子に変換する識別子変換部と、識別子変換部によって接続識別子が定型識別子に変換されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を、名前解決装置に送信し、名前解決要求に対応して名前解決装置から送信される名前解決結果を受信する名前解決通信部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、接続される第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置された他の情報端末と通信を行う情報端末に、ゲートウェイ装置のアドレスを通知する名前解決システムの名前解決方法であって、名前解決要求部が、情報端末がゲートウェイ装置を介して接続する通信先のネットワークを識別するネットワーク識別子と、情報端末が第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる識別子とが連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を生成するステップと、識別子判定部が、名前解決要求に含まれるドメイン文字列のうち、ネットワーク識別子が、第1のネットワークを示すか否かを判定するステップと、識別子変換部が、識別子判定部によって、ネットワーク識別子が第1のネットワークを示すと判定された場合に、接続識別子を、予め定められる定型識別子に変換するステップと、名前解決情報記憶部が、ネットワーク識別子と定型識別子とが連結されたドメイン文字列と、ゲートウェイ装置のアドレスとを対応付けて予め記憶するステップと、名前解決通信部が、識別子変換部によって接続識別子を定型識別子に変換されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求から、ネットワーク識別子と定型識別子とが連結されたドメイン文字列を読出し、名前解決情報記憶部から、ドメイン文字列に対応付けられたゲートウェイ装置のアドレスを読み出し、読み出したアドレスを、情報端末に送信するステップと、を備えることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置された他の情報端末と通信を行う際の、ゲートウェイ装置を介して接続する通信先のネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる識別子とが連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求について、そのドメイン文字列に含まれるネットワーク識別子が、第1のネットワークを示す識別子である場合に、接続識別子を予め定められる定型識別子に変換し、名前解決装置に送信するようにした。これにより、名前解決装置は、異なる接続識別子を含むドメイン名を名前解決対象とする名前解決要求が送信されるのに対して、接続識別子に関わらず定められたゲートウェイ装置を利用することを示すネットワーク識別子と予め定められた定型識別子とが連結されたドメイン文字列と、ゲートウェイ装置のアドレスとを対応付けた名前解決情報に基づいて、名前解決結果を送信することが可能となる。これにより、名前解決装置は、ネットワーク識別子と第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる接続識別子の全てを組み合わせたそれぞれのドメイン文字列を予め記憶しておかなくても、名前解決要求に対応するゲートウェイ装置のアドレスを応答することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による名前解決システムの構成を示すブロック図である。本実施形態による名前解決システムは、名前解決中継装置100と、名前解決装置200と、名前解決情報管理装置300と、名前解決情報キャッシュ装置400と、回線終端装置500−1、回線終端装置500−2、回線終端装置500−3(以下、説明において、いずれかひとつを代表して示す場合には、回線終端装置500とする)と、情報端末600−1、情報端末600−2、情報端末600−3(以下、説明において、いずれかひとつを代表して示す場合には、情報端末600とする)と、ゲートウェイ装置700−1、ゲートウェイ装置700−2、ゲートウェイ装置700−3(以下、説明において、いずれかひとつを代表して示す場合には、ゲートウェイ装置700とする)と、ネットワーク800−1、ネットワーク800−2、ネットワーク800−3(以下、説明において、いずれかひとつを代表して示す場合には、ネットワーク800とする)と、を備えている。なお、回線終端装置500、情報端末600、ゲートウェイ装置700は、それぞれ3台を、ネットワーク800は3ネットワークを例として説明するが、それぞれ、3台以上、3ネットワーク以上の構成を適用しても良い。
名前解決装置200は、FQDNを名前解決対象とする名前解決要求を受信し、受信した名前解決要求に含まれるFQDNに対応するアドレスを応答し、名前解決情報記憶部201と、名前解決部202とを備えている。ここで、FQDNとは、完全修飾ドメイン名であり、DNS(Domain Name System)における名前空間において、ホスト名からTLD(Top Level Domain)まで完全に記述されたドメイン名である。DNSにおいて、このようなFQDNは、その対応するアドレスを一意に特定するように構成される。
名前解決情報記憶部201は、複数のゲートウェイ装置700のそれぞれを示すFQDNと、そのFQDNに対応するゲートウェイ装置700のアドレスとを対応付けた名前解決情報を予め記憶する。図2は、名前解決情報記憶部201が記憶するデータ例を示す図である。名前解決情報記憶部201には、例えば、FQDN「03isp02ne02jp.ex.fukui」と、アドレス「1234::2」とを対応付けた名前解決情報、FQDN「03n1104g22202os01a.none.none」と、アドレス「1234::1」とを対応付けた名前解決情報などが記憶されている。
名前解決部202は、名前解決対象であるFQDNを含む名前解決要求を受信すると、名前解決情報記憶部201から、受信した名前解決要求に含まれるFQDNに対応付けられたアドレスを読み出し、読み出したアドレスと、名前解決対象のFQDNとを対応付けた情報を含む名前解決結果を、名前解決要求の送信元に送信する。
名前解決情報管理装置300は、名前解決装置200の名前解決情報記憶部201に記憶された名前解決情報について、新規登録、更新、削除などのデータ管理を行う。名前解決情報管理装置300は、例えば、複数の名前解決情報がまとめて記述されたCSV(Comma Separated Values)ファイルなどの入力を受付け、名前解決装置200の名前解決情報記憶部201に記憶させるようにしても良い。また、名前解決情報管理装置300は、表示部や入力部などを設けて、名前解決装置200の名前解決情報記憶部201に記憶された名前解決情報を読み込んで表示部に表示し、入力部から入力されるユーザの入力に従って、名前解決情報の編集を行う機能を備えるようにしても良い。
情報端末600は、回線終端装置500を介して接続されるネットワーク800−1に設置されたゲートウェイ装置700を介して、ネットワーク800−1またはネットワーク800−2に設置された他の情報端末600と通信を行う。
情報端末600−1は、ユーザに利用されるコンピュータ端末であり、入力部、出力部、制御部、演算部、記憶部を備えている。ここで、情報端末600−1は、情報端末600−1のユーザと、ネットワーク800−1による通信サービスを提供する事業者との契約によって、ゲートウェイ装置700−1を介してネットワーク800−1に設置される情報端末600に接続するように対応付けられている。また、情報端末600−1には、このようなネットワーク800−1による通信サービスを利用することを示す識別子が、ネットワーク800−1のサービス提供事業者によって付与され、記憶される。ここで、情報端末600−1に付与される識別子は、「user1@n11.g222.os.a」である。「user1」は、情報端末600−1を利用するユーザの識別子であり、「n11.g222.os.a」は、そのユーザに提供される通信サービスのネットワーク識別子であり、ネットワーク800−1を特定する。情報端末600−1は、具体的には、PC(パーソナルコンピュータ)、PDA(Personal Digital Assistant)などが適用される。
情報端末600−2は、情報端末600−1と同様の構成であり、ゲートウェイ装置700−1を介してネットワーク800−1に設置される情報端末600に接続するように契約によって対応付けられている。また、情報端末600−2にサービス提供事業者から付与された識別子は、「user2@n11.g222.os.a」である。
情報端末600−3は、情報端末600−1と同様の構成であるが、ゲートウェイ装置700−3を介してネットワーク800−3に接続するように契約によって対応付けられている。また、情報端末600−3に、ネットワーク800−3のサービス提供事業者から付与された識別子は、「user3@isp.ne.jp」である。
回線終端装置500−1は、回線を介してネットワーク800−1と情報端末600−1とを接続する装置であり、名前解決要求送信部501−1を備えている。回線終端装置500−1には、回線終端装置500−1が接続される回線の種別を示す回線識別子(例えば、「eX」)と、回線終端装置500−1が設置される地域を示す地域識別子(例えば、「osaka」)などの、ネットワーク800−1に接続するための接続先の分類に用いられる接続識別子が、予め記憶されている。回線終端装置500−1の名前解決要求送信部501−1は、電源が投入された場合、または情報端末600−1からネットワーク接続要求を受けた場合などに、接続するゲートウェイ装置700−1のアドレスを特定するために、情報端末600−1に記憶されたドメイン名「n11.g222.os.a」を、それぞれのラベル(識別子)の冒頭に、そのラベルの文字数を示す2桁の数字を付加し、ドット「.」を削除して連結し変換した「03n1104g22202os01a」との文字列を生成する。そして、生成した文字列と、回線識別子と、地域識別子とをドット「.」で連結して階層構造化した「03n1104g22202os01a.eX.osaka」とのFQDNを生成する。名前解決要求送信部501−1は、生成されたFQDNを名前解決対象として、名前解決情報キャッシュ装置400に送信する。
回線終端装置500−2は、回線を介してネットワーク800−1と情報端末600−2とを接続する装置であり、回線終端装置500−1と同様の構成であるが、回線識別子として「eXMa」が、地域識別子として「kyoto」が記憶されている。回線終端装置500−2の名前解決要求送信部501−2は、接続するゲートウェイ装置700のアドレスを特定するために名前解決要求を生成する際には、回線終端装置500−1と同様の規則によって、「03n1104g22202os01a.eXMa.kyoto」とのFQDNを名前解決対象とする名前解決要求を行う。
回線終端装置500−3は、回線を介してネットワーク800−1と情報端末600−3とを接続する装置であり、回線終端装置500−1と同様の構成であるが、回線識別子として「eX」が、地域識別子として「fukui」が記憶されている。回線終端装置500−3の名前解決要求送信部501−3は、接続するゲートウェイ装置700のアドレスを特定するために名前解決要求を生成する際には、回線終端装置500−1と同様の規則によって、「03isp02ne02jp.ex.fukui」とのFQDNを名前解決対象とする名前解決要求を行う。
名前解決情報キャッシュ装置400は、名前解決に関する情報を一時的に記憶するキャッシュを行う。すなわち、名前解決情報キャッシュ装置400は、回線終端装置500から送信される名前解決対象のFQDNと、名前解決中継装置100から送信される名前解決結果に含まれるアドレスとを対応付けて自装置の記憶領域に記憶し、回線終端装置500から受信する名前解決要求に含まれる名前解決対象のFQDNに対応するアドレスが、自装置の記憶領域に記憶されている場合には、そのアドレスを読出し、名前解決中継装置100への名前解決要求の送信を行わずに、回線終端装置500に名前解決結果を送信する。一方、名前解決情報キャッシュ装置400は、自装置の記憶領域に、名前解決対象のFQDNに対応するアドレスが記憶されていない場合には、名前解決情報キャッシュ装置400に名前解決要求を転送する。また、名前解決情報キャッシュ装置400が自装置の記憶領域に格納するFQDNとアドレスとの対応情報は、予め定められた一定期間が経過すると、削除する。
名前解決中継装置100は、回線終端装置500と名前解決装置200との名前解決通信を中継し、名前解決中継通信部101と、識別子変換部102と、識別子判定部103と、名前解決結果送信部104と、セッション管理部105と、名前解決要求受信部106とを備えている。
名前解決要求受信部106は、回線終端装置500から送信される名前解決要求を受信する。
識別子判定部103は、名前解決要求受信部106が受信する名前解決要求の名前解決対象を示すFQDNに含まれる接続識別子のうち、ネットワーク識別子が、ネットワーク800−1を示すか否かを判定し、判定結果を出力する。ここで、識別子判定部103は、ネットワーク識別子が、DNSにおいてTLDに定められた識別子を最上位の識別子として階層化された識別子ではないか否かを判定する。TLDは、IANA(Internet Assigned Numbers Authority)によって定義されたTLDである。ここで、IANAとは、DNSにおけるドメイン名とアドレスとを管理する団体であり、TLDは、IANAによって、最上位のドメインを示すドメイン名として定められたドメイン名である。TLDとしては、例えば、「com」、「net」などのgTLD(ジェネリックTLD)や、「aero」、「coop」などのsTLD(スポンサー付きTLD)や、「uk」、「jp」などのccTLD(国別コードTLD)や、「int」などのiTLD(国際TLD)や、その他「gov」などの特殊用途のTLDなどが定められている。
識別子変換部102は、識別子判定部103によって、名前解決要求対象のネットワーク識別子がTLDに定められた識別子を最上位の識別子として階層化された識別子ではないではないと判定された場合に、名前解決要求に含まれるFQDNのうち、回線識別子と、地域識別子との接続識別子を、特定の接続分類を示さないと予め定められた定型識別子(例えば、「none」)に変換する。
例えば、名前解決中継装置100は、回線終端装置500−1から、名前解決対象のFQDNを「03n1104g22202os01a.eX.osaka」とする名前解決要求を受信した場合には、識別子判定部103が、ネットワーク識別子「03n1104g22202os01a」のTLDは「a」であり、IANAによって定義されたTLDではないと判定すると、識別子変換部102は、回線の種別を示す回線識別子「eX」と、設置される地域を示す地域識別子「osaka」とを、定型識別子「none」に変換し、FQDN「03n1104g22202os01a.none.none」を生成する。
セッション管理部105は、回線終端装置500から名前解決要求を受信すると、その名前解決のセッション管理を行う。セッション管理部105は、例えば、名前解決要求であるDNSメッセージのsrcIP、srcPort、FQDN、クエリID、権威セクション、追加セクションなどのセッション情報を、記憶領域に登録し、記憶する。また、セッション管理部105は、名前解決中継装置100が、名前解決要求に対する名前解決結果を回線終端装置500に送信する際には、記憶領域に記憶したセッション情報を削除する。
名前解決中継通信部101は、回線終端装置500から受信する名前解決要求を、名前解決装置200に送信する。また、名前解決装置200は、送信した名前解決要求に対応する名前解決結果を受信し、回線終端装置500に送信する。ここで、名前解決中継通信部101は、回線終端装置500または名前解決装置200と行う名前解決通信のセッションを保持するなどの処理を行う。
名前解決結果送信部104は、名前解決中継通信部101が名前解決装置200から受信する名前解決結果を、回線終端装置500に転送する。
ゲートウェイ装置700−1、ゲートウェイ装置700−2、ゲートウェイ装置700−3は、それぞれ、ネットワーク800−1、ネットワーク800−2、ネットワーク800−3による通信サービスを提供するそれぞれの通信事業者によるネットワークへの通信接続を行う。ここで、ゲートウェイ装置700−1のアドレスは「1234::1」、ゲートウェイ装置700−2のアドレスは「1234::3」、ゲートウェイ装置700−3のアドレスは「1234::2」である。
ネットワーク800−1は、回線終端装置500を介して情報端末600と接続された閉域ネットワークである。ネットワーク800−2、ネットワーク800−3は、通信事業者や、ISPによって提供されるネットワークであり、インターネットを形成する。
<第1の動作例>
次に、図3を参照して、本実施形態による名前解決要求中継装置100が、回線終端装置500−3と名前解決装置200との名前解決を中継する動作例を説明する。
まず、情報端末600−3に、ユーザから、インターネット900への接続要求が入力されると、回線終端装置500−3は、情報端末600−3に記憶されたネットワーク識別子を、定められた規則によりラベル化してドメイン名「03isp02ne02jp」を生成し、このラベルに、回線終端装置500−3に記憶された回線識別子「eX」と、地域識別子「fukui」とを、ドット「.」で連結したFQDN「03isp02ne02jp.eX.fukui」を生成する。
そして、回線終端装置500−3の名前解決要求送信部501−3は、生成したFQDNを名前解決対象とする名前解決要求を、名前解決中継装置100に送信する(ステップS1)。そして、名前解決中継装置100の名前解決要求受信部106が、回線終端装置500−3から送信される名前解決要求を受信すると、識別子判定部103が、名前解決要求の名前解決対象であるFQDNのうち、ネットワーク識別子が、IANAによってTLDとして予め定められた識別子を含むか否かを判定する(ステップS2)。
識別子判定部103によって、名前解決対象のFQDNに含まれるネットワーク識別子が、IANAによってTLDとして予め定められた識別子を含むと判定されると、セッション管理部105は、名前解決要求のセッション登録を行い(ステップS3)、名前解決装置200に名前解決要求を送信する(ステップS4)。名前解決装置200は、名前解決中継装置100の名前解決中継通信部101から送信される名前解決要求を受信すると、名前解決情報記憶部201から、名前解決要求に含まれるFQDN「03isp02ne02jp.eX.fukui」に対応するアドレス「1234::2」を読み出す(ステップS5)。
名前解決装置200は、名前解決要求に対する応答として、名前解決要求に含まれるFQDNとステップS5で読み出したアドレスとを含む名前解決結果を、名前解決中継装置100に送信する(ステップS6)。名前解決中継通信部101は、名前解決装置200から送信される名前解決結果を受信すると、セッション管理部105は、ステップS3で登録したセッションを削除する。そして、名前解決結果送信部104は、ステップS6で名前解決中継通信部101が受信した名前解決結果を、回線終端装置500−3に送信する(ステップS8)。回線終端装置500−3は、名前解決中継装置100から送信される名前解決結果を受信すると、名前解決結果に含まれるアドレス「1234::2」に対応するゲートウェイ装置700−3に、接続要求を送信する。
このように、回線終端装置500−3は、自装置が接続するゲートウェイ装置700−3のアドレスを取得することができる。
<第2の動作例>
次に、図4を参照して、本実施形態による名前解決要求中継装置100が、回線終端装置500−1と名前解決装置200との名前解決を中継する動作例を説明する。
情報端末600−1に、ユーザから、インターネット900への接続要求が入力されると、回線終端装置500−1は、情報端末600−1に記憶されたネットワーク識別子を、定められた規則によりラベル化してドメイン名「03n1104g22202os01a」を生成し、このラベルに、回線終端装置500−3に記憶された回線識別子「eX」と、地域識別子「osaka」とを、ドット「.」で連結したFQDN「03n1104g22202os01a.eX.osaka」を生成する。
そして、回線終端装置500−1の名前解決要求送信部501−1は、生成したFQDNを名前解決対象とする名前解決要求を、名前解決中継装置100に送信する(ステップS11)。そして、名前解決中継装置100の名前解決要求受信部106が、回線終端装置500−1から送信される名前解決要求を受信すると、識別子判定部103が、名前解決要求の名前解決対象であるFQDNのうち、ネットワーク識別子が、IANAによってTLDとして予め定められた識別子を含むか否かを判定する(ステップS12)。
識別子判定部103によって、名前解決対象のFQDNに含まれるネットワーク識別子が、IANAによってTLDとして予め定められた識別子を含むと判定されると、セッション管理部105は、名前解決のセッション登録を行い(ステップS13)、識別子判定部103は、名前解決要求を識別子変換部102に転送する(ステップS14)。識別子変換部102は、名前解決要求による名前解決対象であるFQDN「03n1104g22202os01a.eX.osaka」の、地域識別子「osaka」を、予め定められた定型識別子「none」に変換する(ステップS15)。さらに、識別子変換部102は、名前解決対象のFQDNの、回線識別子「eX」を、予め定められた定型識別子「none」に変換する(ステップS16)。
そして、名前解決中継通信部101は、ステップS15とステップS16とで変換したFQDN「03n1104g22202os01a.none.none」を名前解決対象とする名前解決要求を、名前解決装置200に送信する(ステップS17)。名前解決装置200は、名前解決中継装置100の名前解決中継通信部101から送信される名前解決要求を受信すると、名前解決情報記憶部201から、名前解決要求の名前解決対象であるFQDN「03n1104g22202os01a.none.none」に対応するアドレス「1234::1」を、名前解決情報記憶部201から読み出す(ステップS18)。
そして、名前解決装置200は、名前解決要求に対する応答として、名前解決要求に含まれるFQDNとステップS18で読み出したアドレスとを含む名前解決結果を、名前解決中継装置100に送信する(ステップS19)。名前解決中継通信部101は、名前解決装置200から送信される名前解決結果を受信すると、ステップS13で登録したセッションを削除する(ステップS20)。また、名前解決中継装置100は、名前解決結果に含まれるFQDN「03n1104g22202os01a.none.none」を、ステップS15およびステップS16で識別子変換する前のFQDN「03n1104g22202os01a.eX.osaka」に戻す(ステップS21)。そして、名前解決結果送信部104は、名前解決中継通信部101が受信した名前解決結果を、回線終端装置500−1に送信する(ステップS22)。回線終端装置500−1は、名前解決中継装置100から送信される名前解決結果を受信すると、名前解決結果に含まれるアドレス「1234:1」に対応するゲートウェイ装置700−1に、接続要求を送信する。
また、同様に、回線終端装置500−2から、FQDN「03n1104g22202os01a.eXMa.kyoto」を名前解決対象とする名前解決要求が送信された場合にも、上記と同様の処理によって、FQDN「03n1104g22202os01a.eXMa.kyoto」が、「03n1104g22202os01a.none.none」に変換されて名前解決装置200に転送され、名前解決装置200は、上記の処理と同様に名前解決を行う。
このように、回線終端装置500−1が、FQDN「03n1104g22202os01a.eX.osaka」を名前解決対象として、ゲートウェイ装置700−1のアドレスを問い合わせる名前解決要求を、名前解決中継装置100が、FQDNを「03n1104g22202os01a.none.none」に変換し、名前解決装置200に送信するようにしたため、名前解決装置200の名前解決情報記憶部201は、「03n1104g22202os01a.none.none」と、ゲートウェイ装置700−3のアドレスとを対応付けた名前解決情報を記憶することによって、名前解決結果を応答することができる。ここで、同一のネットワーク識別子「03n1104g22202os01a」を有し、かつそのネットワーク識別子のTLDがIANAで定義されたTLDでない場合には、他の接続識別子が「none」に変換されて名前解決装置200に送信されるために、名前解決装置200の名前解決情報記憶部201は、「03n1104g22202os01a.eX.osaka」や「03n1104g22202os01a.eXMa.kyoto」などの、ネットワーク識別子は同一であるが他の接続性識別子が異なるFQDNについて、それぞれのFQDNを名前解決情報として記憶しておかなくとも、「03n1104g22202os01a.none.none」を記憶しておくことで、双方の名前解決要求に応答することができる。
なお、上述の動作例では、回線識別子と地域識別子とを定型識別子に変換したが、名前解決中継装置100が行う識別子の変換は、FQDNが含む任意の箇所のラベルについて行うようにして良い。例えば、回線終端装置500が送信する名前解決要求が、情報端末600に付与されたネットワーク識別子「03n1104g22202os01a」と、回線終端装置500に付与された回線識別子「eX」、地域識別子「osaka」の他、サービス識別子「isp」、通信事業者のドメインを示す通信識別子「abc.com」などが連結されたFQDNを名前解決対象とする場合、FQDNは、「03n1104g22202os01a.eX.osaka.isp.abc.com」となる。
ここで、「abc.com」によって示される通信事業者のドメイン内で、通信事業者が、サービス識別子「isp」で示される通信サービスの他、サービス識別子「group」で示される通信サービスを提供しており、いずれの通信サービスにおいても、同一のゲートウェイ装置700に接続する場合がある。このような場合、回線識別子「eX」、地域識別子「osaka」、サービス識別子「isp」を定型識別子に変換するように動作すれば、名前解決装置200の名前解決情報記憶部201には、「03n1104g22202os01a.eX.osaka.isp.abc.com」と「03n1104g22202os01a.eX.osaka.group.abc.com」とのFQDNについての名前解決情報を記憶させておかなくとも、FQDN「03n1104g22202os01a.none.none.none.abc.com」についての名前解決情報を記憶させておけば足りる。
この場合、名前解決システムは、図5に示すように動作する。ここでは、図4に示したステップS11〜ステップS16までの処理動作と同様に、ステップS31〜ステップS36までの動作を行い、識別子変換部102は、さらにサービス識別子「isp」を定型識別子「none」に変換する(ステップS37)。以降、名前解決システムは、ステップS38〜ステップS43までの処理動作は、図4に示したステップS17〜ステップS22までと同様の処理を行う。
また、上述の例では、名前解決中継装置100と、名前解決装置200とは、それぞれ単一の装置として説明したが、ネットワーク環境、ドメイン内の端末数、名前解決情報のレコード数などを考慮して、最適な構成として良い。
例えば、図6に示すように、名前解決装置200−1と名前解決装置200−2との2台の名前解決装置200を設置し、また、名前解決中継装置100−1と名前解決中継装置100−2との2台の名前解決中継装置100を設置するようにしても良い。この場合、FQDN「fukui.isp」の名前解決情報を記憶する名前解決情報記憶部201−1を有する名前解決装置200−1と、FQDN「toyama.isp」の名前解決情報を記憶する名前解決情報記憶部201−2を有する名前解決装置200−2との双方に、FQDN「none.isp」のFQDNに対応する名前解決情報を記憶させておく。ここでは、名前解決情報キャッシュ装置400が、いずれの名前解決中継装置100に名前解決要求を送信するかを判定し、転送する。
また、例えば、図7に示すように、名前解決装置200−3と名前解決装置200−4と名前解決装置200−5との3台の名前解決装置200を設置し、また、名前解決中継装置100−3と名前解決中継装置100−4との2台の名前解決中継装置100を設置するようにしても良い。この場合、FQDN「fukui.isp」の名前解決情報を記憶する名前解決情報記憶部201−3を有する名前解決装置200−3と、FQDN「none.isp」の名前解決情報を記憶する名前解決情報記憶部201−4を有する名前解決装置200−4と、FQDN「toyama.isp」の名前解決情報を記憶する名前解決情報記憶部201−5を有する名前解決装置200−5とが、名前解決中継装置100−3と名前解決中継装置100−4と接続される。ここでは、名前解決中継装置100−3または名前解決中継装置100−4が、回線終端装置500から受信する名前解決要求を、名前解決装置200−3と名前解決装置200−4と名前解決装置200−5とのいずれに転送するかを判定する。
なお、本実施形態では、名前解決装置200の名前解決情報記憶部201には、「1234::1」のような、IPv6によるアドレスを記憶する例を説明したが、名前解決情報記憶部201が記憶するアドレスは、IPv4アドレスでも良いし、IPv6アドレスとIPv6アドレスとの双方でも良い。
また、本実施形態において説明した各装置、各機能部は、物理的に上述のように配置する必要はなく、本システムの実施者は、本サービスのユーザ数、本サービスの保守体制、管理者の既存のハードウェア資源などを考慮して柔軟に構成することができる。
また、名前解決中継通信部101と、識別子変換部102と、識別子判定部103との機能部は、回線終端装置500に備えるように構成しても良いが、それぞれの回線終端装置500は、ユーザの家庭などに設置されているため、本実施形態のように、名前解決中継装置100に備えるように構成すると、より管理コストが低く本発明を実施することができると考えられる。
また、識別子変換部102が識別子を変換するロジックは、通信サービスごとに異なるロジックを用いても良いし、同一のロジックを用いても良い。
また、定型識別子として取り扱われる文字列は、本実施形態では「none」としたが、他の任意の文字列で良い。
また、特定の識別子をひとつの定型識別子に変換するだけでなく、識別子の集約粒度を変更できるようにしても良い。例えば、48都道府県のそれぞれの地域識別子をひとつの識別子に変換するだけでなく、48都道府県を、10地域に分類するように変換し、整理するようにしても良い。
また、別の識別子の条件を加味して、少数の分類の識別子を多数の分類の識別子に変換するようにしても良い。例えば、他の識別子から都道府県が識別可能な場合には、地域識別子を全国からその都道府県の識別子に変換する機能を持たせても良い。
このように、本発明によれば、接続識別子の付与ルールを元に通信サービスや接続先を分類し、分類不要な識別子に関しては、そのバリエーションを意識しなくても良い識別子にクエリを書き換えることで、FQDNによる収容分散を実現しつつ、管理するレコードを少なく抑えられる名前解決システムの仕組みを実現することができる。ここで、それぞれの識別子にどのような意味を持たせるかは、自由に設計することができる。
なお、本発明における処理部の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより名前解決を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態による名前解決システムの構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による名前解決情報記憶部に記憶されるデータ例を示す図である。 本発明の一実施形態による名前解決システムの動作例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による名前解決システムの動作例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による名前解決システムの動作例を示すシーケンス図である。 本発明の一実施形態による名前解決中継装置と名前解決装置との構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態による名前解決中継装置と名前解決装置との構成を示すブロック図である。
符号の説明
100 名前解決中継装置
101 名前解決中継通信部
102 識別子変換部
103 識別子判定部
104 名前解決結果送信部
105 セッション管理部
106 名前解決要求受信部
200 名前解決装置
201 名前解決情報記憶部
202 名前解決部
300 名前解決情報管理装置
400 名前解決情報キャッシュ装置
500 回線終端装置
501 名前解決要求送信部
600 情報端末
700 ゲートウェイ装置
800 ネットワーク

Claims (6)

  1. 接続される第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、当該第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置された他の情報端末と通信を行う情報端末に、当該ゲートウェイ装置のアドレスを通知する名前解決システムであって、
    前記情報端末が前記ゲートウェイ装置を介して接続する通信先のネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記情報端末が前記第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる接続識別子とが連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を生成する名前解決要求部と、
    前記名前解決要求に含まれる前記ドメイン文字列のうち、前記ネットワーク識別子が、前記第1のネットワークを示すか否かを判定する識別子判定部と、
    前記識別子判定部によって、前記ネットワーク識別子が前記第1のネットワークを示すと判定された場合に、前記接続識別子を、予め定められる定型識別子に変換する識別子変換部と、
    前記ネットワーク識別子と前記定型識別子とが連結された前記ドメイン文字列と、前記ゲートウェイ装置のアドレスとを対応付けて予め記憶する名前解決情報記憶部と、
    前記識別子変換部によって前記接続識別子を前記定型識別子に変換された前記ドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求から、前記ネットワーク識別子と前記定型識別子とが連結された前記ドメイン文字列を読出し、前記名前解決情報記憶部から、当該ドメイン文字列に対応付けられた前記ゲートウェイ装置のアドレスを読み出し、読み出した前記アドレスを、前記情報端末に送信する名前解決通信部と、
    を備えることを特徴とする名前解決システム。
  2. 接続される第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、当該第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置される他の通信装置と通信を行う通信装置と、受信する名前解決要求に含まれるドメイン文字列に対応するアドレスを名前解決結果として応答する名前解決装置と、前記通信装置と前記名前解決装置との通信を中継する名前解決中継装置とを備えた名前解決システムであって、
    前記通信装置は、
    前記ゲートウェイ装置を介して接続する通信先のネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる接続識別子とが連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を送信する名前解決要求部を備え、
    前記名前解決中継装置は、
    前記名前解決要求に含まれる前記ドメイン文字列のうち、前記ネットワーク識別子が、前記第1のネットワークを示すか否かを判定する識別子判定部と、
    前記識別子判定部によって、前記ネットワーク識別子が前記第1のネットワークを示すと判定された場合に、前記接続識別子を、予め定められる定型識別子に変換する識別子変換部と、
    前記識別子変換部によって前記接続識別子を前記定型識別子に変換された前記ドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を、前記名前解決装置に送信し、当該名前解決要求に対応して前記名前解決装置から送信される名前解決結果を受信する名前解決中継通信部と、
    前記名前解決中継通信部が、前記名前解決装置から受信する前記名前解決結果を、前記通信装置に送信する名前解決結果送信部と、を備え、
    前記名前解決装置は、
    前記ネットワーク識別子と前記定型識別子とが連結された前記ドメイン文字列と、前記ゲートウェイ装置のアドレスとを対応付けて予め記憶する名前解決情報記憶部と、
    前記名前解決中継装置から送信される前記名前解決要求から、前記ネットワーク識別子と前記定型識別子とが連結された前記ドメイン文字列を読出し、前記名前解決情報記憶部から、当該ドメイン文字列に対応付けられた前記ゲートウェイ装置のアドレスを読み出し、読み出した前記アドレスを名前解決結果として前記名前解決中継装置に送信する名前解決部と、を備える
    ことを特徴とする名前解決システム。
  3. 前記通信装置が備える前記名前解決要求部は、
    前記ネットワーク識別子と、自装置が設置された回線を示す回線識別子か、自装置が設置された地域を示す地域識別子かのいずれかまたは双方を含む前記接続識別子と、が連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載の名前解決システム。
  4. 接続される第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、当該第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置される他の通信装置と通信を行う通信装置と、受信する名前解決要求に含まれるドメイン名に対応するアドレスを名前解決結果として応答する名前解決装置との通信を中継する名前解決中継装置であって、
    前記通信装置から、前記ゲートウェイ装置を介して接続する通信先のネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる接続識別子とが連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を受信する名前解決要求受信部と、
    前記名前解決要求に含まれる前記ドメイン文字列のうち、前記ネットワーク識別子が、前記第1のネットワークを示すか否かを判定する識別子判定部と、
    前記識別子判定部によって、前記ネットワーク識別子が前記第1のネットワークを示すと判定された場合に、前記接続識別子を、予め定められる定型識別子に変換する識別子変換部と、
    前記識別子変換部によって前記接続識別子が前記定型識別子に変換された前記FQDNを名前解決対象とする名前解決要求を、前記名前解決装置に送信し、当該名前解決要求に対応して前記名前解決装置から送信される名前解決結果を受信する名前解決中継通信部と、
    前記名前解決中継通信部が、前記名前解決装置から受信する前記名前解決結果を、前記通信装置に送信する名前解決結果送信部と、
    を備えることを特徴とする名前解決中継装置。
  5. 接続される第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、当該第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置される他の通信装置と通信を行い、受信する名前解決要求に含まれるドメイン文字列に対応するアドレスを名前解決結果として応答する名前解決装置と接続された通信装置であって、
    前記ゲートウェイ装置を介して接続する通信先のネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる接続識別子とが連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を送信する名前解決要求部と、
    前記名前解決要求に含まれる前記ドメイン文字列のうち、前記ネットワーク識別子が、前記第1のネットワークを示すか否かを判定する識別子判定部と、
    前記識別子判定部によって、前記ネットワーク識別子が前記第1のネットワークを示すと判定された場合に、前記接続識別子を、予め定められる定型識別子に変換する識別子変換部と、
    前記識別子変換部によって前記接続識別子が前記定型識別子に変換された前記ドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を、前記名前解決装置に送信し、当該名前解決要求に対応して前記名前解決装置から送信される名前解決結果を受信する名前解決通信部と、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  6. 接続される第1のネットワークに設置されたゲートウェイ装置を介して、当該第1のネットワークまたは第2のネットワークに設置された他の情報端末と通信を行う情報端末に、当該ゲートウェイ装置のアドレスを通知する名前解決システムの名前解決方法であって、
    名前解決要求部が、前記情報端末が前記ゲートウェイ装置を介して接続する通信先のネットワークを識別するネットワーク識別子と、前記情報端末が前記第1のネットワークに接続するための接続先の分類に用いられる識別子とが連結されたドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求を生成するステップと、
    識別子判定部が、前記名前解決要求に含まれる前記ドメイン文字列のうち、前記ネットワーク識別子が、前記第1のネットワークを示すか否かを判定するステップと、
    識別子変換部が、前記識別子判定部によって、前記ネットワーク識別子が前記第1のネットワークを示すと判定された場合に、前記接続識別子を、予め定められる定型識別子に変換するステップと、
    名前解決情報記憶部が、前記ネットワーク識別子と前記定型識別子とが連結された前記ドメイン文字列と、前記ゲートウェイ装置のアドレスとを対応付けて予め記憶するステップと、
    名前解決通信部が、前記識別子変換部によって前記接続識別子を前記定型識別子に変換された前記ドメイン文字列を名前解決対象とする名前解決要求から、前記ネットワーク識別子と前記定型識別子とが連結された前記ドメイン文字列を読出し、前記名前解決情報記憶部から、当該ドメイン文字列に対応付けられた前記ゲートウェイ装置のアドレスを読み出し、読み出した前記アドレスを、前記情報端末に送信するステップと、
    を備えることを特徴とする名前解決方法。
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