JP2009194473A - リモコン装置及び同装置を利用した複数種類の機器の操作方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】切替え用のキーで機能させる機器とは別の機器を専用キーと汎用キーの組み合わせで動作させる場合、他方の機器専用キーを操作したあとその専用キーに連動した汎用キーを一定時間に限って他方の機器のキーとして動作させ、一定時間たつと元の機器用の設定になるようにすることで、全体の操作を簡単にしたリモコン装置を提供する。
【解決手段】専用キーと汎用キーとを利用して複数種類の機器を操作可能なリモコン装置であって、汎用キーでの操作対象機器を選択する選択部と、それぞれの機器に対する専用キーの入力を受け付ける専用キー入力部と、通常は選択部にて選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付け、専用キー入力部への入力から所定時間内に入力を受け付ける場合には、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける第一汎用キー入力部とを有するリモコン装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、リモコン装置及び同装置を利用した複数種類の機器の操作方法に関する。
近年、複数の機器がシステム化される傾向にあり、それに伴いリモコンもその機器だけでなく関連する機器の機能の一部を操作できるようになってきている。一方、機器が多機能になると、一つのリモコンで複数機器を操作する場合、リモコンのキーを増やすか、操作する機器に対応したリモコンコードを出すように切替え用のキーもしくは切替えスイッチを設け、操作対象機器を切り替えるのが一般的である。また、よく使用するキーは切替え用のキーに関係なく専用キーとして設けられており常に同じ機器に対応したリモコンコードを出力する。またカーソルキー、決定キー、数字キーといった汎用キーは操作対象機器に対応したリモコンコードを出力しそれぞれの機器で同じ動作を行う。これら汎用キーはそのキー単独で動作する場合もあるが、ある機能キーを操作したあと連動して操作する場合もある。現在の操作対象以外の機器を操作する場合、専用キーのみであればそのまま他方の機器を操作できるが専用キーと汎用キーとの組合せで使用する場合は、その時のみ切替え用のキーを他方の機器に切り替えて使用する必要がある。
そこで、かかる複数種類の機器の操作の際の操作性を向上させるため、操作されたキーに応じて操作モードを切り替えることができるようにしたリモコン装置も存在する。例えば、特許文献1では、本体の操作モードに関係なく、操作されたときにDVD記録/再生部に制御信号を送信する第1の専用キーが操作されると、兼用キーが操作されたときにDVD記録/再生部に対する制御信号を送信する第1の操作モードに設定し、反対に操作モードに関係なく、操作されたときにVT記録/再生部に制御信号を送信する第2の専用キーが操作されると、兼用キーが操作されたときにVT記録/再生部に対する制御信号を送信する第2の操作モードに設定する複合機用リモコン装置が開示されている(特許文献1参照)。
特開2005‐191932号公報
しかし、特許文献1に記載されたような従来の複合機用リモコン装置の場合、専用キーを押すと兼用キー(汎用キー)の出力モードが切り替わるが、元の出力モードに戻るのは、あらかじめ決められた操作が完了したとき、もしくは元の機器の専用キーを押したときであり、元の選択機器の操作性に欠けるという問題があった。
そこで、本発明の解決すべき課題は、切替え用のキーで機能させる機器とは別の機器を専用キーと汎用キーの組み合わせで動作させる場合、他方の機器専用キーを操作したあとその専用キーに連動した汎用キーを一定時間に限って他方の機器のキーとして動作させ、一定時間たつと元の機器用の設定になるようにすることで、全体の操作を簡単にしたリモコン装置を提供することにある。また、それぞれの専用キーに連動する汎用キーのみ他機器の出力コードに切り換えることで必要以上に汎用キーの切替えを行わずに元の選択機器の操作性を維持することができるリモコン装置を提供することにある。
以上の課題を解決するため、本発明のうち、第一の発明は、専用キーと汎用キーとを利用して複数種類の機器を操作可能なリモコン装置であって、汎用キーでの操作対象機器を選択する選択部と、それぞれの機器に対する専用キーの入力を受け付ける専用キー入力部と、通常は選択部にて選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付け、専用キー入力部への入力から所定時間内に入力を受け付ける場合には、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける第一汎用キー入力部とを有するリモコン装置を提供する。
また、第二の発明は、第一の発明を基礎として、選択部にて選択された機器用の入力としてのみキー操作を受け付ける第二汎用キー入力部をさらに有するリモコン装置を提供する。
また、第三の発明は、第二の発明を基礎として、入力を受け付ける専用キーに応じて第一汎用キーとして機能させるキーと、第二汎用キーとして機能させるキーとを定める対応テーブルを有する対応テーブル部と、第一汎用キー入力部と第二汎用キー入力部とを対応テーブルに従って管理する管理部とをさらに有するリモコン装置を提供する。
また、第四の発明は、第一から第三のいずれか一の発明を基礎として、第一汎用キー入力部は、専用キーが操作されてから所定時間内に受け付けた入力から連続的に行われるキー操作については、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてその連続するキー操作を受け付ける連続受付手段を有するリモコン装置を提供する。
また、第五の発明は、専用キーと汎用キーとを利用して複数種類の機器を操作可能なリモコン装置を利用した複数種類の機器の操作方法であって、汎用キーでの操作対象機器を選択する選択ステップと、専用キーの入力を受け付ける専用キー入力ステップと、汎用キーの入力が前記専用キーの入力から所定時間内であるか否かの判断ステップと、判断ステップでの判断結果が所定時間内であるとの判断結果の場合には、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付け、その余の場合には選択部にて選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付ける第一汎用キー入力ステップとを有する操作方法を提供する。
また、第六の発明は、第五の発明を基礎として、汎用キーの入力をその専用キーが操作対象としている機器用の入力もしくは選択部にて選択されている機器用の入力として受け付けるか、選択ステップにて選択された機器用の入力としてのみキー操作を受け付けるかを、入力を受け付ける専用キーに応じて、第一汎用キー(通常は選択ステップにて選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付け、専用キー入力ステップにおける入力から所定時間内に入力を受け付ける場合には、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付けるための汎用キーをいう)として機能させるキーと、第二汎用キー(選択ステップにて選択された機器用の入力としてのみキー操作を受け付けるための汎用キーをいう)として機能させるキーとを定める対応テーブルに従って管理する管理ステップをさらに有する操作方法を提供する。
また、第七の発明は、第五又は第六の発明を基礎として、第一汎用キー入力ステップは、専用キーが操作されてから所定時間内に受け付けた入力から連続的に行われるキー操作については、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてその連続するキー操作を受け付ける連続受付サブステップを有する操作方法を提供する。
本発明により、切替え用のキーで機能させる機器とは別の機器を専用キーと汎用キーの組み合わせで動作させる場合、他方の機器専用キーを操作したあとその専用キーに連動した汎用キーを一定時間に限って他方の機器のキーとして動作させ、一定時間たつと元の機器用の設定になるようにすることで、全体の操作を簡単にしたリモコン装置を提供することが可能となる。また、それぞれの専用キーに連動する汎用キーのみ他機器の出力コードに切り換えることで必要以上に汎用キーの切替えを行わずに元の選択機器の操作性を維持することができるリモコン装置を提供することが可能となる。
以下に、本発明の実施例を説明する。実施例と請求項の相互の関係は以下のとおりである。実施例1は主に請求項1、請求項5などに関し、実施例2は主に請求項2、請求項3、請求項6などに関し、実施例3は主に請求項4、請求項7などに関する。なお、本発明はこれら実施例に何ら限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施しうる。
<概要>
本実施例のリモコン装置は、専用キーと汎用キーとを利用して複数種類の機器を操作可能なリモコン装置であって、このうち汎用キーは、通常は汎用キーでの操作対象機器として選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付けるが、専用キーの入力から所定時間内に入力を受け付ける場合には、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付けるようにした点に特徴を有する。
図1は、本実施例のリモコン装置の概念を説明するための図である。ここでは説明の便宜上、テレビ、DVDレコーダ、アンプの三種類の機器を操作可能なリモコン装置の例で説明するが、本発明のリモコン装置の操作対象機器の種類や数には特に限定はない。
まず、本図(a)は本実施例のリモコン装置の一例を示す。この図に示すように、本例のリモコン装置0100には、操作対象機器の選択・切替えを行うための複数の「操作対象機器選択キー」(以下単に「選択キー」ということがある)0110、複数の「汎用キー」0120、複数の「テレビ専用キー」0130、複数の「DVDレコーダ専用キー」0140(図1では「DVD専用キー」として示す)、複数の「アンプ専用キー」0150が配置されている。
本図を用いてキー操作の一例について説明する。まず、本図(b)の第1行に示すように、「操作対象機器選択キー」のうちの「テレビ選択キー」0111と「汎用キー」のうちの数字キー「4」0121という2個のキーが続けて押された場合、まず、「テレビ選択キー」の押下によって操作対象機器としてテレビが選択される。そして、続けて汎用キーの「4」が押された場合に、汎用キーは通常は操作対象機器として選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付けるようになっており、この場合にもテレビの入力用として、例えば「4チャンネルを選局する」という操作のための入力を受け付ける。
次に、本図(b)の第2行に示すように、さらに続けて「汎用キー」のうちの「上向きカーソルキー」0122が押された場合、やはり操作対象機器として選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付けるため、この場合にはテレビの入力用として、例えば「選局を一つ上の5チャンネルにする」という操作のための入力を受け付けることとなる。なお、以上の操作要領は従来のリモコン装置と同様である。
一方、本図(b)の第3行に示すように、「テレビ選択キー」、「汎用キー」のうちの数字キー「4」の押下の次に「アンプ専用キー」のうちの「スピーカ1」キー0151が押され、さらにそれから所定時間内に「汎用キー」のうちの「上向きカーソルキー」が続けて押されたとする。この場合、「スピーカ1」キーは、例えば「第一スピーカから出力する」という操作のための入力を受け付ける。そして、その後所定時間内に押された「上向きカーソルキー」は、操作対象機器として選択されている「テレビ」ではなく、直前に押された「アンプ」の操作のための入力用として、例えば「スピーカのボリュームをアップする」という操作のための入力を受け付ける。仮に従来のリモコン装置で本図(b)第3行に示したのと同じようにキーを押していった場合、「上向きカーソルキー」は、操作対象機器として選択されている「テレビ」用として、例えば「選局を一つ上の5チャンネルにする」という操作のための入力を受け付けることとなる。つまり、本発明のリモコン装置は、通常は操作対象機器として選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付ける汎用キーが、専用キーの入力から所定時間内に入力を受け付ける場合には、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付けるようになっている。
もし、従来のリモコン装置で、本発明のリモコン装置で図1(b)第3行に示したのと同じ操作内容を実現しようとすれば、「スピーカ1」キーの押下の後、いったん「操作対象機器選択キー」のうちの「アンプ選択キー」0112を押して操作対象機器を「アンプ」に切り替えた後に、改めて「汎用キー」の「上向きカーソルキー」を押す必要があり、操作が煩雑であった。これに対し、本発明のリモコン装置を利用すれば、操作対象として選択されている機器以外の機器の機能を一時的に操作する場合でも操作対象機器選択キーを操作することなく他方の機器の専用機能を操作できるので、全体の操作が簡単になる。
なお、図1(b)第3行に示した操作において、「上向きカーソルキー」の押下が専用キーである「スピーカ1」の入力から所定時間経過後になされた場合は、「上向きカーソルキー」は、通常通り操作対象機器として選択されている「テレビ」の入力用として、例えば「選局を一つ上の5チャンネルにする」という操作のための入力を受け付けることとなる。このように、一定時間たつと元の機器用の設定になるようにすることで、改めて汎用キーの操作対象機器を元の機器に戻すための余分な操作も不要とすることができることも本発明のリモコン装置の特徴である。
<構成>
(リモコン装置)
図2は、本実施例のリモコン装置の機能ブロックの一例を示す図である。本実施例の「リモコン装置」0200は、専用キーと汎用キーとを利用して複数種類の機器を操作可能なリモコン装置であって、「選択部」0210と、「専用キー入力部」0220と、「第一汎用キー入力部」0230とを有する。
なお、以下に説明する本発明に係るリモコン装置の機能ブロックは、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェア及びソフトウェアの両方として実現され得る。具体的には、コンピュータを利用するものであれば、CPUやメインメモリ、バス、あるいは二次記憶装置、外部周辺装置などのハードウェア構成部、またその外部周辺装置用のI/Oポート、それらハードウェアを制御するためのドライバプログラムやその他アプリケーションプログラム、情報入力に利用されるユーザーインターフェースなどが挙げられる。
そしてメインメモリ上に展開したプログラムに従ったCPUの演算処理によって、インターフェースを介して入力されメモリやハードディスク上に保持されているデータなどが加工、蓄積されたり、上記各ハードウェアやソフトウェアを制御するための命令が生成されたりする。また、この発明はリモコン装置として実現できるのみでなく、方法としても実現可能である。また、このような発明の一部をソフトウェアとして構成することができる。さらに、そのようなソフトウェアをコンピュータに実行させるために用いるソフトウェア製品、及び同製品を記録媒体に固定した記録媒体も、当然にこの発明の技術的な範囲に含まれる(本明細書の全体を通じて同様である)。
以下、本発明のリモコン装置の機能ブロックを構成する各部の構成について、順次説明する。
(選択部)
「選択部」は、汎用キーでの操作対象機器を選択するように構成されている。例えば図1に示したようなテレビ、DVDレコーダ、アンプの三種類の機器を操作可能なリモコン装置の場合であれば、選択部は、操作対象機器選択キーのうちのテレビ選択キー、DVDレコーダ選択キー、アンプ選択キーの押下に応じて操作対象機器を選択したり切り替えたりするように構成される。なお、この選択のためには上例のような複数の選択キー(切替え用キー)を用いてもよいし、あるいは単一の切替えスイッチを用いてもよい。
(専用キー入力部)
「専用キー入力部」は、それぞれの機器に対する専用キーの入力を受け付けるように構成されている。専用キーの具体例は、図1で「テレビ専用キー」、「DVDレコーダ専用キー」などとして示したとおりである。
(第一汎用キー入力部)
(全般)
「第一汎用キー入力部」は、通常は選択部にて選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付け、専用キー入力部への入力から所定時間内に入力を受け付ける場合には、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付けるように構成されている。
ここでいう「通常」とは、専用キー入力部への入力から所定時間内に入力を受け付ける場合以外の場合を指す。例えば、図1(b)第2行に示した汎用キーである数字キー「4」や「上向きカーソルキー」の押下は、いずれも専用キー入力部への入力から所定時間内に行われるものではないので、この「通常」の場合にあたる。これに対し、図1(b)第3行に示した汎用キーである「上向きカーソルキー」の押下は、専用キーである「スピーカ1」の押下後になされているので、この「スピーカ1」キーの押下から所定時間内になされれば「通常」の場合にはあたらない。一方、この押下が「スピーカ1」キーの押下から所定時間経過後になされた場合には「通常」の場合にあたることとなる。
このように、専用キー入力部への入力から所定時間内になされた汎用キーの入力を、操作対象機器選択キーで選択されている機器ではなく、当該専用キーの対象である機器に対する入力として受け付けるようにしたのは、専用キー入力部への入力の直後には、その専用キーの対象である機器についての関連操作を行う蓋然性が高いことに鑑みたものである。例えば、上述の例のように、テレビを視聴中に特定のスピーカから音声出力を行うためにアンプの専用キーを押した場合には、引き続きスピーカから出力される音声のボリュームを調整するための操作が行われる蓋然性が高い。この場合、従来のリモコン装置では、いったん選択キーを押して操作対象機器をアンプに切り替えてから改めてボリューム調整に用いる汎用キーを押す必要があったが、本発明のリモコン装置では、専用キーの入力から所定時間は、汎用キーが引き続きその専用キーの対象である機器用のキーとして機能しているので、このような切替え操作は不要となる。
(操作信号の生成の一例)
次に、専用キー、汎用キーを用いた操作信号の生成の一例について説明する。ここでも、図1に示したリモコン装置の例に即して説明する。
専用キーは、例えば、テレビ専用キーの例で言えば、画面の明るさを調整するためのキー(図1(a)に「明るさ」キー0131として示す)、シャープネスを調整するためのキー(同様に「シャープネス」キー0132として示す)、音声の切替えを行うためのキー(同様に「切替」キー0133として示す)といったキー群で構成されている。そして、それぞれのキーは、これを一意的に識別するためのキーID及びこれを押下した場合に発生する信号の種類と関連付けられている。
(専用キーとキーID及び発生信号の関連付けの一例)
図3は、専用キーとキーID及び発生信号を関連付けたテーブル(以下「専用キー・発生信号関連付けテーブル」という)の一例を示す。本図の専用キー・発生信号関連付けテーブル0301では、「テレビ専用キー」の一つである「明るさ」キーが、キーID「TV010」及び発生信号「TV01;COM06」と関連付けられていることが示されている。発生信号「TV01」は、「明るさ」キーがテレビを対象とした操作のための入力を受け付けるキーであることを示す信号である。また、「COM06」は「明るさ」キーを押した場合に行うべき処理の命令を含む信号である。同様に、「シャープネス」キーが、キーID「TV011」及び発生信号「TV01;COM07」と関連付けられており、「COM07」は「シャープネス」キーを押した場合に行うべき処理の命令を含む信号である。
また、汎用キーは、例えば、決定キー、数字キー、カーソルキーといったキー群で構成されている。そして、それぞれのキーは、専用キーと同様に、これを一意的に識別するためのキーID及びこれを押下した場合に発生する信号の種類と関連付けられている。
(汎用キーとキーID及び発生信号の関連付けの一例)
図4は、汎用キーとキーID及び発生信号を関連付けたテーブル(以下「汎用キー・発生信号関連付けテーブル」という)の一例を示す。汎用キーは、それだけでは操作対象機器を一義的に特定できないため、汎用キーに先行して押下される操作対象機器選択キーや専用キーなどとの組合せにより関連付けが行われることが望ましく、本図の汎用キー・発生信号関連付けテーブル0401もこのような例を示したものである。本図上欄では、「汎用キー」の一つである数字キー「4」が、選択キーの一つである「テレビ選択キー」に続けて押された場合の「テレビ選択キー」と数字キー「4」の組合せが、それぞれのキーのキーID「TV000」及び「040」並びに発生信号「TV01;COM14」と関連付けられていることが示されている。発生信号「TV01」は、その後の処理における操作対象機器がテレビであることを示す信号である。また、「COM14」は数字キー「4」を押した場合に行うべき処理の命令を含む信号である。
同様に、本図中欄では「テレビ選択キー」に続けて数字キー「4」が押された後、さらに「汎用キー」の一つである「上向きカーソルキー」が押された場合の「テレビ選択キー」と数字キー「4」と「上向きカーソルキー」の組合せが、それぞれのキーのキーID「TV000」、「040」及び「001」並びに発生信号「TV01;COM14;COM101」と関連付けられていることが示されている。発生信号「COM101」は、「上向きカーソルキー」を押した場合に行うべき処理である指定値を1上げる処理、ここではテレビを対象として一つ上のチャンネルに切り換える処理の命令を含む信号である。
さらに、本図下欄では「テレビ選択キー」に続けて数字キー「4」が押された後、「アンプ専用キー」の一つである「スピーカ1」が押され、さらにこれに続いて「上向きカーソルキー」が押された場合の「テレビ選択キー」と数字キー「4」と「スピーカ1」キーと「上向きカーソルキー」の組合せが、それぞれのキーのキーID「TV000」、「040」、「S001」及び「001」並びに発生信号「TV01;COM14;S01;COM101」と関連付けられていることが示されている。発生信号「S01」は、その後の機器操作がアンプの第一スピーカを出力先とする操作であることを示す信号である。本図の例では、その後の処理である発生信号「COM101」にかかる処理、即ち、「上向きカーソルキー」を押した場合に行うべき処理のための操作が第一スピーカを対象とするものであることが示されている。また、発生信号「COM101」は、指定値を1上げる処理であること、ここでは第一スピーカから出力されるボリュームを1上げる処理であることを示す。
以上の例に示すように、本発明のリモコン装置では、同じ「COM101」という発生信号であっても、その直前の操作対象機器を示す発生信号が異なれば、これに応じて対象機器及び処理内容が異なることとなる。即ち、本図中欄における発生信号「COM101」は、その直前の操作対象機器を示す信号が「TV01」であるため、テレビを対象として、選局を一つ上のチャンネルに切り替える処理を行うためのものであるのに対し、本図下欄における発生信号「COM101」は、その直前の操作対象機器を示す信号が「S01」であるため、第一スピーカを対象として、ボリュームを1上げる処理を行うためのものであるという差異が生じる。この発生信号「COM101」に対応する具体的処理の内容をいかなるものとするかについては、例えば別のテーブルで当該発生信号と直前の操作対象機器を示す発生信号と具体的な処理内容とを関連付けておくことにより決するようにすればよい。
なお、既述のように、直前の操作対象機器を示す信号が「S01」であっても、汎用キーである上向きカーソルキーの入力が所定時間経過後になされた場合には、第一スピーカを対象とした処理は行われず、原則に戻って操作対象機器として選択されているテレビを対象とした処理が行われる。つまり、図4に示した発生信号は、汎用キーの入力が専用キーの入力から所定時間以内になされた場合の処理のための信号を示したものである。そこで、当該テーブルが示す発生信号に従った処理を行うか否かは、専用キー入力からの時間を計測して判断されることとなる。そして、それぞれの判断結果に応じて操作信号が生成され、当該信号に含まれる命令に従って機器の操作処理が行われることとなる。
この専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける「所定の時間」は、すべての専用キーについて一律に設定されていてもよいし、専用キーに応じて異なる時間が設定されていてもよい。後者の具体例としては、関連動作が多岐にわたるとか一つの動作に時間がかかるといった蓋然性が高い専用機器は相対的に長い時間が設定され、かかる蓋然性が低い専用機器は相対的に短い時間が設定される(例えば、DVDレコーダは10秒、アンプは5秒に設定される)といったことが考えられる。
また、この所定の時間を、ユーザによるキー操作などに基づいて自由に設定したり変更したりできるようにしてもよい。
さらに、これに関連して、本発明のリモコン装置は、現在の汎用キーの状態が選択部にて選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付ける状態と専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける状態のいずれであるのか、あるいは専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける状態があとどれだけ続くのかといったことを、ユーザに対して識別可能に提示する手段を有していることが望ましい。そのための具体的構成例としては、リモコン装置が上のいずれの状態であるのかを汎用キーの背後のインジケータの点灯色を区別して表示する手段を有するという構成が考えられる。また、リモコン装置が上のいずれの状態であるのかをディスプレイにOSD表示する手段を有するという構成などでもよい。また、汎用キーを押した時に現在の状態をブザー音で区別する手段を有するものであってもよい。さらに、専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける状態があとどれだけ続くのかを提示するための構成としては、背後のインジケータの点灯色を残り時間に応じて変化あるいは点滅させる手段、残り時間をディスプレイに表示する手段、あるいは残り時間を音声でカウントダウンして知らせる手段などをリモコン装置が有するという構成が考えられる。
(操作信号のデータ構造の一例)
図5は、操作信号のデータ構造の一例を示す図であって、XML(eXtensible Markup Language)フォーマットで示したものである。同図の例では、操作信号データとして、専用キー又は汎用キーが押された場合の操作対象機器を特定するための「機器ID」、対象機器に対する操作はどの専用キー/汎用キーに対する命令によって実行されるのかを特定するための「命令ID」、当該専用キー/汎用キーの具体的な処理内容を示すための「データ」の三種類からなる情報が示されている。例えば「操作信号1」には、「機器ID」として操作対象機器がテレビであることを示す「TV01」と、「命令ID」としてテレビ専用キーのうちの「明るさ」キーによって実行される命令であることを示す「COM06」と、その具体的処理内容がテレビ画面の明るさの調整であることを示す「01001」とが含まれている。
また、「操作信号2」には、「機器ID」として操作対象機器がアンプであることを示す「AMP01」と、「命令ID」として汎用キーのうちの「上向きカーソルキー」キーによって実行される命令であることを示す「COM101」と、その具体的処理内容が第一スピーカのボリュームのアップであることを示す「11010010」とが含まれている。なお本例は、汎用キーである上向きカーソルキーが専用キーであるアンプ選択キーの入力から所定時間内になされたことを前提とする。一方、「操作信号3」には、「機器ID」として操作対象機器がテレビであることを示す「TV01」と、「命令ID」として汎用キーのうちの「上向きカーソルキー」によって実行される命令であることを示す「COM101」と、その具体的処理内容が一つ上のチャンネルの選局であることを示す「11010111」とが含まれている。
ここで、「操作信号2」と「操作信号3」に含まれる「命令ID」は、どちらも「上向きカーソルキー」によって実行される命令であることを示す「COM101」である点で共通するが、「機器ID」で示される操作対象機器が異なっているために、それぞれの具体的な処理内容に差異が生じるわけである。
(ハードウェア構成)
次に、本実施例のリモコン装置のハードウェア構成について説明する。
図6は本実施例のリモコン装置のハードウェア構成の一例を示す概略図である。本例のリモコン装置の選択部と、専用キー入力部と、第一汎用キー入力部は「記憶装置(記録媒体)」0601と、「メインメモリ」0602と、「CPU」0603と、「I/O」0604と、I/Oを介して接続されている「キーブロック」0605とからなる。ここで「キーブロック」とは、複数の「操作対象機器選択キー」と、複数の「専用キー」と、複数の「汎用キー」とからなるキー群を指す。
これらは「システムバス」0606などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。記憶装置はCPUによって実行される各種プログラムなどを記憶している。またメインメモリは、プログラムがCPUによって実行される際の作業領域であるワーク領域を提供する。また、このメインメモリや記憶装置にはそれぞれ複数のメモリアドレスが割り当てられており、CPUで実行されるプログラムは、そのメモリアドレスを特定しアクセスすることで相互にデータのやりとりを行い、処理を行うことが可能になっている。本例では選択プログラムと、専用キー入力プログラムと、汎用キー入力プログラムとが記憶装置に記憶されており、これらのプログラムは例えば電源投入とともに自動的に記憶装置から読み出されてメインメモリに常駐する。
次に、各部に係るハードウェア構成について具体的に説明する。まず、選択部に係る構成について説明する。選択プログラムは、自身の定める手順に従い、ユーザの操作対象機器キー操作に基づく入力信号をI/Oを介して受け付け、当該信号に含まれる対象機器を特定する情報(例えば機器IDや当該選択キーのキーID)を取得する。また、当該キーID等を用いて操作対象機器を選択する。例えば、ユーザによる「テレビ選択キー」の押下に従って、操作対象機器として「テレビ」を選択する。
次に、専用キー入力部に係る構成について説明する。専用キー入力プログラムは、自身の定める手順に従い、ユーザの専用キー操作に基づく入力信号をI/Oを介して受け付け、当該信号に含まれる専用キー入力情報(例えば専用キーを特定するためのキーID)を取得する。また、記憶装置には予め専用キーとキーID及び発生信号を関連付けた「専用キー・発生信号関連付けテーブル」が記憶されている。かかるテーブルの一例は図3に示したとおりである。そこで、専用キー入力プログラムは、当該テーブルをメインメモリに読み出し、これを参照して上記の処理により取得した専用キーのキーID等に対応する発生信号を特定する。さらに、専用キー入力プログラムは、特定された発生信号に基づいて操作信号を生成する。
次に、第一汎用キー入力部に係る構成について説明する。汎用キー入力プログラムは、自身の定める手順に従い、ユーザの汎用キー操作に基づく入力信号をI/Oを介して受け付け、当該信号に含まれる汎用キー入力情報(例えば汎用キーを特定するためのキーID)を取得する。また、記憶装置には予め汎用キーとキーID及び発生信号を関連付けた「汎用キー・発生信号関連付けテーブル」が記憶されている。かかるテーブルの一例は図4に示したとおりであり、汎用キーに先行して押下される選択キーや専用キーなどとの組合せにより汎用キー発生信号との関連付けがなされている。そこで、汎用キー入力プログラムは、当該テーブルをメインメモリに読み出し、これを参照して上記の処理により取得した選択キー、専用キー、汎用キーのキーID等に対応する発生信号を特定する。
さらに、汎用キー入力プログラムは、特定された発生信号に基づいて操作信号を生成する。その際、当該汎用キーの入力が専用キーの入力から所定時間内になされたものか否かによって、生成する操作信号が異なる。このため、汎用キー入力プログラムは、例えば内蔵される時計機能を利用して専用キー入力からの経過時間を示す時間情報を取得し、これを参照して、専用キー入力から所定時間内であれば汎用キー・発生信号関連付けテーブルに示される発生信号に対応する操作信号を生成する。
<処理の流れ>
図7は、本実施例のリモコン装置における処理の流れの一例を示す図である。
本図に示すように、リモコン装置はまず、専用キーの入力がなされたか否かの判断ステップS0701において、かかる判断を行い、この結果専用キーの入力がなされたと判断された場合、リモコン装置は、対象機器の入力としてキー操作を受け付ける(ステップS0702)。一例を挙げれば、テレビ選択キーが押された後、アンプ専用キーのスピーカ1キーが押されたと判断された場合には、リモコン装置は、第一スピーカから出力を行うための入力として当該キー操作を受け付ける。
次に、汎用キーの入力がなされたか否かの判断ステップS0703において、かかる汎用キーの入力がなされたと判断された場合、リモコン装置は、当該汎用キーの入力が前記ステップS0702にて受け付けた専用キーの入力から所定時間内であるか否かの判断を行い(ステップS0704)、所定時間内との判断結果が得られた場合には、その専用キーが操作対象としている機器用の入力として当該キー操作を受け付ける。一例を挙げれば、上述のスピーカ1キーの押下の後に、上向きカーソルキーの入力がなされたと判断された場合に、スピーカ1キーの入力から所定時間内に上向きカーソルキーの入力を受け付ける場合には、そのスピーカ1キーの操作対象機器であるアンプ用の入力としてキー操作を受け付ける。
一方、上記判断ステップS0704における判断結果が所定時間経過後との判断結果の場合には、リモコン装置は、選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付ける。一例を挙げれば、上述のスピーカ1キーの押下の後に、上向きカーソルキーの入力がなされたと判断された場合に、スピーカ1キーの入力から所定時間経過後に上向きカーソルキーの入力を受け付ける場合には、リモコン装置は、例えばテレビ選択キーの押下により操作対象機器として既に選択されているテレビ用の入力としてキー操作を受け付ける。
<効果>
本実施例の発明により、切替え用のキーで機能させる機器とは別の機器を専用キーと汎用キーの組み合わせで動作させる場合、他方の機器専用キーを操作したあとその専用キーに連動した汎用キーを一定時間に限って他方の機器のキーとして動作させ、一定時間たつと元の機器用の設定になるようにすることで、全体の操作を簡単にしたリモコン装置を提供することが可能となる。
<概要>
本実施例のリモコン装置は、実施例1と基本的に共通するが、第一汎用キー入力部に加え、選択部にて選択された機器用の入力としてのみキー操作を受け付ける第二汎用キーをさらに有する点に特徴を有する。
また、さらに、第一汎用キーとして機能させるキーと、第二汎用キーとして機能させるキーとを定める対応テーブルを有し、この対応テーブルに従って第一汎用キーの入力と第二汎用キーの入力を管理する手段を有するものも、本実施例のリモコン装置に含まれる。
<構成>
(リモコン装置(1):第二汎用キー入力部を有する例)
図8は、本実施例のリモコン装置の機能ブロックの一例を示す図である。本図に示すように、本実施例の「リモコン装置」0800は、「選択部」0810と、「専用キー入力部」0820と、「第一汎用キー入力部」0830とを有することに加え、さらに「第二汎用キー入力部」0840を有する。選択部、専用キー入力部、第一汎用キー入力部の構成は実施例1と同様であるから説明を省略し、ここでは、第二汎用キー入力部の構成について説明する。
(第二汎用キー入力部)
「第二汎用キー入力部」は、選択部にて選択された機器用の入力としてのみキー操作を受け付けるように構成されている。つまり、第一汎用キー入力部が選択部にて選択された機器用の入力としてキー操作を受け付けるのを通常としつつ例外的に専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける場合があるのに対し、第二汎用キー入力部は、専ら選択部にて選択された機器用の入力としてキー操作を受け付けるのみであって、例外がない点に両者の違いがある。
(本実施例の目的)
このように第一汎用キー入力部のほかに第二汎用キー入力部を備えるようにした目的は専用キーの入力後所定時間内であっても選択部にて選択された機器用の入力としてキー操作を受け付けることもできるようにし、もって機器の柔軟な操作を可能にすることにある。例えば、選択キーでテレビを選択した後にアンプ専用キーであるスピーカ1キーを入力した場合に、テレビのチャンネルを切り替えた後にスピーカのボリュームを調整するという操作をする場合があるとする。この場合に、第一汎用キー入力部のみを設けた場合には、スピーカ1キーの入力から所定時間経過するのを待って数字キーを入力してチャンネルを切り替え、再びスピーカ1キーを押下して所定時間内にカーソルキーを入力してスピーカのボリュームを調整する操作を行う必要がある。もちろんこれでも、従来のリモコンのようにその都度選択キーで操作対象機器を切り替えつつ操作を行う煩雑さはなくなる。しかし、本実施例のリモコン装置のようにさらに第二汎用キー入力部を備える場合には、予め数字キーを専ら選択部にて選択された機器用として、またカーソルキーを専用キー入力部への入力から所定時間内に入力を受け付ける場合にはその専用キーが操作対象としている機器用としてそれぞれのキー操作を受け付けるように設定しておくことで、スピーカ1キーの入力から所定時間内におけるチャンネルの切替え、スピーカボリューム調整を単に汎用キーを続けて押すだけで行うことが可能となる。
このため、本実施例のリモコン装置では、汎用キーがさらに(1)通常は選択部にて選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付け、専用キーの入力から所定時間内に入力を受け付ける場合にはその専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける汎用キー(以下「第一汎用キー」という)と、(2)専ら選択部にて選択された機器の入力用としてのみキー操作を受け付ける汎用キー(以下「第二汎用キー」という)に区分される。この区分は、例えばカーソルキーは第一汎用キー、数字キーは第二汎用キーというように固定的に定めてもよい。しかし、より柔軟な操作を可能にするため、好適には、専用キーとの相対的関係において定められる。例えば、数字キー「1」は、専用キー「A2」に続けて御された場合には第一汎用キーとして機能し、専用キー「B2」に続けて押された場合には第二汎用キーとして機能するように定められるといった具合である。
図9は、本実施例のリモコン装置の一例を示す。本図では、説明の便宜上、操作対象機器を「機器A」、「機器B」の二種類とし、複数の「操作対象機器選択キー」0910、複数の「汎用キー」0920、複数の「機器A専用キー」0930、複数の「機器B専用キー」0940が配置されている例を示した。図1(a)に示した実施例1のリモコン装置の例と異なり、本実施例の装置では、複数の「汎用キー」がさらに「第一汎用キー」と「第二汎用キー」に区分される。ただし、本図の例は、この区分が専用キーとの相対的関係において定められている好適な例であり、固定的にこのキーは第一汎用キーというように定められるわけではない。そこで、ある汎用キーがどの専用キーに対して第一汎用キーとして機能し、どの専用キーに対して第二汎用キーとして機能するかを予めテーブルなどで対応付けておくことが望ましい。
(リモコン装置(2):さらに対応テーブル部等を有する例)
図10は、本実施例のリモコン装置の機能ブロックの別の一例を示す図である。本例の「リモコン装置」1000は、「選択部」1010と、「専用キー入力部」1020と、「第一汎用キー入力部」1030と、「第二汎用キー入力部」1040を有することに加え、さらに「対応テーブル部」1050と、「管理部」1060とを有する。選択部、専用キー入力部、第一汎用キー入力部の構成は実施例1と同様であるからここでも説明を省略し、まず対応テーブル部、次いで管理部の構成について説明する。
(対応テーブル部)
「対応テーブル部」は、入力を受け付ける専用キーに応じて第一汎用キーとして機能させるキーと、第二汎用キーとして機能させるキーとを定める対応テーブルを有する。
図11は、かかる対応テーブル(以下「専用キー/第一・第二汎用キー対応テーブル」という)の一例を示す。本テーブル1100は、図9で示したリモコン装置の例に対応するものである。
本テーブルでは、各列に「A1」から「B4」までの各専用キー番号が記載され、各行に数字キー、カーソルキーなどの汎用キーが記載されるとともに、専用キーと汎用キーの連動関係が示されている。ここで「連動関係」とは、汎用キーが専用キーの入力から所定時間内に入力を受け付ける場合にはその専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付けるように構成される関係をいう。本テーブルでは、「0」は連動しないように構成されていることを、「1」は連動するように構成されていることをそれぞれ示している。
例えば、本テーブルにおいて、専用キー「A1」に対しては汎用キー「1」から「0」までは連動しており、汎用キー「H1」から「H4」までは連動せず、汎用キー「C1」から「C5」までは連動することが定められている。即ち、専用キー「A1」との相対的関係において、汎用キー「1」から「0」まで及び汎用キー「C1」から「C5」までは第一汎用キーとして機能し、汎用キー「H1」から「H4」までは第二汎用キーとして機能することが定められているということになる。なお、本図の例には示されていないが、すべての欄に「0」と記載されて汎用キーと一切連動しないように定められている専用キーがあってもよい。この場合には当該専用キーの入力後所定時間内に押された場合であってもすべての汎用キーが第二汎用キーとして機能することになる。
(管理部)
次に、「管理部」は、第一汎用キー入力部と第二汎用キー入力部とを対応テーブルに従って管理するように構成されている。図11に示したテーブルの例に即して具体例で説明すれば、専用キー「A1」の入力があった後、所定時間内に汎用キー「C1」が押された場合、管理部はこのテーブルを参照して、専用キー「A1」は汎用キー「C1」と連動していることを検出する。そこで、管理部は、このテーブルに従って、専用キー「A1」が操作対象としている機器用の入力として汎用キー「C1」のキー操作を受け付けるように管理を行う。一方、専用キー「A1」の入力があった後、所定時間内に汎用キー「H1」が押された場合、管理部はこのテーブルを参照して、専用キー「A1」は汎用キー「H1」とは連動していないことを検出する。そこで、管理部は、このテーブルに従って、選択部にて選択された機器の入力用として汎用キー「H1」のキー操作を受け付けるように管理を行う。
(ハードウェア構成)
次に、本実施例のリモコン装置のハードウェア構成について説明する。
図12は本実施例のリモコン装置のハードウェア構成の一例を示す概略図である。本例のリモコン装置の第二汎用キー入力部は「記憶装置(記録媒体)」1201と、「メインメモリ」1202と、「CPU」1203と、「I/O」1204と、I/Oを介して接続されている「キーブロック」1205とからなる。さらに、ここでは本実施例のリモコン装置がテーブル対応部と管理部を有する場合で説明するが、このテーブル対応部と管理部は「記憶装置(記録媒体)」と、「メインメモリ」と、「CPU」とからなる。
これらは「システムバス」1206などのデータ通信経路によって相互に接続され、情報の送受信や処理を行う。記憶装置はCPUによって実行される各種プログラムなどを記憶している。本例では選択プログラムと、専用キー入力プログラムと、汎用キー入力プログラムに加え、管理プログラムが記憶装置に記憶されており、このプログラムも例えば電源投入とともに自動的に記憶装置から読み出されてメインメモリに常駐する。
次に、各部に係るハードウェア構成について具体的に説明する。このうち、選択部と、専用キー入力部と、第一汎用キー入力部に係る構成は実施例1で説明したところと同様であるので省略し、ここでは第二汎用キー入力部、テーブル対応部、管理部に係る構成について説明する。汎用キー入力プログラムは、自身の定める手順に従い、ユーザの汎用キー操作に基づく入力信号をI/Oを介して受け付け、当該信号に含まれる汎用キー入力情報(例えば汎用キーを特定するためのキーID)を取得する。また、記憶装置には予め入力を受け付ける専用キーに応じて第一汎用キーとして機能させるキーと、第二汎用キーとして機能させるキーとを定める「専用キー/第一・第二汎用キー対応テーブル」が記憶されている。かかるテーブルの一例は図11に示したとおりであり、そこで、汎用キー入力プログラムは、当該テーブルをメインメモリに読み出し、これを参照して上記の処理により取得した汎用キーとその前に専用キー入力プログラムが取得した専用キーとの対応関係を検索する。
この結果、当該汎用キーが専用キーに対応する場合には、管理プログラムが、当該汎用キーをその専用キーの操作対象機器用として機能させるための操作信号を生成する。一方、当該汎用キーが専用キーに対応しない場合には、管理プログラムが、当該汎用キーを選択キーで選択されている操作対象機器用として機能させるための操作信号を生成する。なお、これらの場合における具体的な操作信号の生成要領は、実施例1で説明したところと同様である。
<処理の流れ>
図13は、本実施例のリモコン装置における処理の流れの一例を示す図である。
本図に示す処理の流れのうち、ステップS1301からステップS1303までに示す流れは、実施例1において図7で示した流れと同じであるので説明を省略する。
次に、ステップS1303において汎用キーの入力がなされたと判断された場合、リモコン装置は、当該汎用キーの入力が前記ステップS1302にて入力を受け付けた専用キーに対応するか否か、換言すれば当該汎用キーの入力は第一汎用キーとして機能させる(専用キーに対応する)ものか第二汎用キーとして機能させる(専用キーに対応しない)かの判断を行う(ステップS1304)。この判断は、好適には専用キー/第一・第二汎用キー対応テーブルを参照して行われる。
この結果、第一汎用キーとして機能させるものであるとの判断結果が得られた場合には、さらに専用キーの入力から所定時間内であるか否かの判断を行い(ステップS1305)、その判断結果に応じた処理を行う(ステップS1306、S1307)。その具体的な処理内容は実施例1で説明したところと同様である。
一方、前記判断ステップS1304において第二汎用キーとして機能させるものであるとの判断結果が得られた場合には、前記ステップS1307に進み、その専用キーが操作対象としている機器用の入力として当該キー操作を受け付ける。
<効果>
本実施例の発明により、専用キーの入力後所定時間内であっても選択部にて選択された機器用の入力としてキー操作を受け付けることもできるようにし、もって機器のより柔軟な操作を行うことが可能となる。
<概要>
本実施例のリモコン装置は、基本的に実施例1などのリモコン装置と共通する。ただし、本実施例のリモコン装置は、専用キーが操作されてから所定時間内に受け付けた入力から連続的に行われるキー操作については、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてその連続するキー操作を受け付けるように構成されている点に特徴がある。
<構成>
(全般)
図14は、本実施例のリモコン装置の機能ブロックの一例を示す図である。本実施例の「リモコン装置」1400は、「選択部」1410と、「専用キー入力部」1420と、「第一汎用キー入力部」1430とを有するが、このうち「第一汎用キー入力部」は、「連続受付手段」1431を有する。また、図示は省略するが、これらに加え「第二汎用キー入力部」を有するもの、さらに以上に加え「対応テーブル部」と、「管理部」とを有するものも本実施例のリモコン装置に含まれる。これらのうち、選択部、専用キー入力部、第二汎用キー入力部、テーブル対応部、管理部の構成は実施例1又は2と同様であるから説明を省略し、ここでは、第一汎用キー入力部の連続受付手段の構成について説明する。
(第一汎用キー入力部:連続受付手段)
「第一汎用キー入力部」の「連続受付手段」は、専用キーが操作されてから所定時間内に受け付けた入力から連続的に行われるキー操作については、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてその連続するキー操作を受け付けるように構成されている。ここで、専用キーが操作されてから所定時間内に受け付けた入力から「連続的に」とは、当該入力から所定時間内にという意味である。なお、この所定時間は、第一汎用キー入力部が専用キー入力部への入力から所定時間内に入力を受け付ける場合に、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付けるというときの所定時間とは別個独立に定められるものであり、必ずしも同じ時間である必要はない。一例を挙げれば、前者の所定時間(本実施例にいう「連続的に」に該当する時間)が5秒であり、後者の所定時間が10秒である場合に、専用キーが操作されてから8秒後に1回目の汎用キー入力がなされ、次いで3秒後に2回目の汎用キー入力がなされたとすると、2回目の汎用キー入力は専用キー入力から11秒経過後(所定時間経過後)になされることとなるが、1回目の汎用キー入力から所定時間内になされているので、連続的に入力されたものとして専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付けることになる。
この場合の連続的に入力されたとしてキー操作が受け付けられる「所定の時間」についても、実施例1で説明した所定の時間の場合と同様、すべての専用キーについて一律に設定されていてもよいし、専用キーに応じて異なる時間が設定されていてもよい。また、この所定の時間を、ユーザによるキー操作などに基づいて自由に設定したり変更したりできるようにしてもよい点も同様である。
さらに、これに関連して、本発明のリモコン装置も、現在の汎用キーの状態が選択部にて選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付ける状態と専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける状態のいずれであるのか、あるいは専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける状態があとどれだけ続くのかといったことを、ユーザに対して識別可能に提示する手段を有していることが望ましい。そのための具体的構成例は、実施例1で述べたところと同様である。
(本実施例の目的)
このように第一汎用キー入力部に連続受付手段を設けた目的は以下のとおりである。専用キーの入力後所定時間内に汎用キーが連続して押された場合、2回目の汎用キーの入力は専用キーの入力から所定時間経過後である場合も考えられる。この場合、当該2回目の汎用キーの押下については、専用キーの入力から所定時間経過後であることを理由に専ら選択部にて選択された機器用の入力としてキー操作を受け付けるという構成も考えられる。これでも1回目の汎用キーの入力については従来のリモコンのようにその都度選択キーで操作対象機器を切り替えつつ操作を行う煩雑さはなくなるので課題解決は十分に図られているといえる。しかし、本実施例のリモコン装置のようにさらに連続受付手段を備える場合には、2回目以降の汎用キーの入力についても専用キーの入力から所定時間内に行われた汎用キー操作に連続して行われるものであれば引き続き専用キーの操作対象機器用の入力として受け付けることが可能となる。そこで、本実施例では、かかる手段を設けることにより、より柔軟な操作を可能にすることを目的とする。
このため、連続受付手段は、専用キーが操作されてから連続して2回以上の汎用キー操作がなされた場合には、2回目以降の汎用キーの入力が連続的になされたものか否かを判断して、連続的になされたものであると判断した場合には、引き続き専用キーの操作対象機器用の入力として受け付ける。専用キーの操作対象機器用の入力として受け付けるための具体的構成については、実施例1で1回目の汎用キーの入力について説明したところと同様である。
(ハードウェア構成)
次に、本実施例のリモコン装置のハードウェア構成について説明する。
図15は本実施例のリモコン装置のハードウェア構成の一例を示す概略図である。なお、リモコン装置の各部の構成要素自体は実施例1又は2のリモコン装置と同様である。
次に、第一汎用キー入力部の連続受付手段に係るハードウェア構成について説明する。汎用キー入力プログラムは、自身の定める手順に従い、ユーザの汎用キー操作に基づく入力信号をI/Oを介して受け付け、当該信号に含まれる汎用キー入力情報(例えば汎用キーを特定するためのキーID)を取得する。また、記憶装置には予め汎用キーとキーID及び発生信号を関連付けた「汎用キー・発生信号関連付けテーブル」が記憶されている。かかるテーブルの一例は実施例1について図4に示したとおりであり、汎用キーに先行して押下される選択キーや専用キーなどとの組合せにより汎用キー発生信号との関連付けがなされている。そこで、汎用キー入力プログラムは、当該テーブルをメインメモリに読み出し、これを参照して上記の処理により取得した選択キー、専用キー、汎用キーのキーID等に対応する発生信号を特定する。
さらに、汎用キー入力プログラムは、特定された発生信号に基づいて操作信号を生成する。その際、当該汎用キーの入力が専用キーの入力から所定時間内になされたものか否かによって、生成する操作信号が異なる。このため、汎用キー入力プログラムは、例えば内蔵される時計機能を利用して専用キー入力からの経過時間を示す時間情報を取得し、これを参照して、専用キー入力から所定時間内であれば汎用キー・発生信号関連付けテーブルに示される発生信号に対応する操作信号を生成する。
ただし、実施例1と異なり、専用キー入力から所定時間内であれば、直前に汎用キーの入力が受け付けられたか否かに関係なく常に汎用キー・発生信号関連付けテーブルに示される発生信号に対応する操作信号を生成する。
<処理の流れ>
図16は、本実施例のリモコン装置における処理の流れの一例を示す図である。
本図に示す処理の流れのうち、ステップS1601からステップS1605までに示す流れは、実施例1において図7で示した流れと同じであるので説明を省略する。
次に、ステップS1604において汎用キーの入力が専用キーの入力から所定時間経過後になされたものではないと判断された場合、リモコン装置は、当該汎用キーの入力が連続的になされたものであるか否かの判断を行い(ステップS1606)、その判断結果が連続的になされたものであるとの判断結果である場合には、ステップS1605に進んで、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける処理を行う。
一方、ステップS01606にての判断結果が連続的になされたものでないとの判断結果である場合には、選択されている機器用の入力として当該汎用キーの入力を受け付ける(S01607)。以上の各ステップにおける具体的な処理内容は実施例1で説明したところと同様である。
<効果>
本実施例の発明により、専用キーの入力後所定時間内に汎用キーが連続して押された場合、2回目以降の汎用キーの入力についても専用キーの入力から所定時間内に行われた汎用キー操作に連続して行われるものであれば引き続き専用キーの操作対象機器用の入力として受け付けることができ、もって機器のより柔軟な操作を行うことが可能となる。
実施例1のリモコン装置の概念を説明するための図 実施例1のリモコン装置の機能ブロックの一例を示す図 専用キー・発生信号関連付けテーブルの一例を示す図 汎用キー・発生信号関連付けテーブルの一例を示す図 操作信号のデータ構造の一例を示す図 実施例1のリモコン装置のハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例1のリモコン装置における処理の流れの一例を示す図 実施例2のリモコン装置の機能ブロックの一例を示す図 実施例2のリモコン装置の一例を示す図 実施例2のリモコン装置の機能ブロックの一例を示す図 専用キー/第一・第二汎用キー対応テーブルの一例を示す図 実施例2のリモコン装置のハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例2のリモコン装置における処理の流れの一例を示す図 実施例3のリモコン装置の機能ブロックの一例を示す図 実施例3のリモコン装置のハードウェア構成の一例を示す概略図 実施例3のリモコン装置における処理の流れの一例を示す図
符号の説明
0100 リモコン装置
0110 操作対象機器選択キー
0111 テレビ選択キー
0112 アンプ選択キー
0120 汎用キー
0121 数字キー「4」
0122 上向きカーソルキー
0130 テレビ専用キー
0131 明るさキー
0132 シャープネスキー
0133 切替キー
0140 DVDレコーダ専用キー
0150 アンプ専用キー
0151 スピーカ1キー
0200 リモコン装置
0210 選択部
0220 専用キー入力部
0230 第一汎用キー入力部

Claims (7)

  1. 専用キーと汎用キーとを利用して複数種類の機器を操作可能なリモコン装置であって、
    汎用キーでの操作対象機器を選択する選択部と、
    それぞれの機器に対する専用キーの入力を受け付ける専用キー入力部と、
    通常は選択部にて選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付け、専用キー入力部への入力から所定時間内に入力を受け付ける場合には、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付ける第一汎用キー入力部と、
    を有するリモコン装置。
  2. 選択部にて選択された機器用の入力としてのみキー操作を受け付ける第二汎用キー入力部をさらに有する請求項1に記載のリモコン装置。
  3. 入力を受け付ける専用キーに応じて第一汎用キーとして機能させるキーと、第二汎用キーとして機能させるキーとを定める対応テーブルを有する対応テーブル部と、
    第一汎用キー入力部と第二汎用キー入力部とを対応テーブルに従って管理する管理部と、をさらに有する請求項2に記載のリモコン装置。
  4. 第一汎用キー入力部は、専用キーが操作されてから所定時間内に受け付けた入力から連続的に行われるキー操作については、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてその連続するキー操作を受け付ける連続受付手段を有する請求項1から3のいずれか一に記載のリモコン装置。
  5. 専用キーと汎用キーとを利用して複数種類の機器を操作可能なリモコン装置を利用した複数種類の機器の操作方法であって、
    汎用キーでの操作対象機器を選択する選択ステップと、
    専用キーの入力を受け付ける専用キー入力ステップと、
    汎用キーの入力が前記専用キーの入力から所定時間内であるか否かの判断ステップと、
    判断ステップでの判断結果が所定時間内であるとの判断結果の場合には、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付け、その余の場合には選択部にて選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付ける第一汎用キー入力ステップと、
    を有する操作方法。
  6. 汎用キーの入力をその専用キーが操作対象としている機器用の入力もしくは選択部にて選択されている機器用の入力として受け付けるか、選択ステップにて選択された機器用の入力としてのみキー操作を受け付けるかを、入力を受け付ける専用キーに応じて、第一汎用キー(通常は選択ステップにて選択されている機器用の入力としてキー操作を受け付け、専用キー入力ステップにおける入力から所定時間内に入力を受け付ける場合には、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてキー操作を受け付けるための汎用キーをいう)として機能させるキーと、第二汎用キー(選択ステップにて選択された機器用の入力としてのみキー操作を受け付けるための汎用キーをいう)として機能させるキーとを定める対応テーブルに従って管理する管理ステップをさらに有する
    請求項5に記載の操作方法。
  7. 第一汎用キー入力ステップは、専用キーが操作されてから所定時間内に受け付けた入力から連続的に行われるキー操作については、その専用キーが操作対象としている機器用の入力としてその連続するキー操作を受け付ける連続受付サブステップを有する請求項5又は6に記載の操作方法。
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