JP2009193260A - ストレージシステム、ストレージ装置、優先度制御装置および優先度制御方法 - Google Patents

ストレージシステム、ストレージ装置、優先度制御装置および優先度制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のノードを有するスケーラブルストレージにおいて、拡張したことによる内部遅延を解消し、コマンド実行時間の不均衡さを解決し、装置性能の安定を図るストレージシステム、ストレージ装置、優先度制御装置および優先度制御方法を提供する。
【解決手段】ホストPCと、複数のノードを有するストレージ装置とから構成されるストレージシステムであって、前記ストレージ装置は、前記ホストPCからのコマンドのうち、ノードをまたぐコマンドを優先的に処理する。または、前記ストレージ装置は、前記ホストPCからのコマンドのうち、伝送長の短いコマンドを優先的に処理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、スケーラブルに拡張するストレージにおいて、拡張したことによる装置の内部遅延を解消し、性能の安定化を図るストレージシステム、ストレージ装置、優先度制御装置および優先度制御方法に関する。
従来のスケーラブルストレージについて図4を参照して説明する。
図4において、コマンド受信部41は、キュー42に、外部から受けたコマンドを受けた順番どおりにキューイングする。
このためMPU43は、タスクを受けた順番で処理しようとする。
しかしながら、上述したスケーラブルストレージにおいては、多数のSWを経由するような場合には、通信時間がかかるのでコマンド実行時間が不均衡になるという問題点が生じる。
これに関連する技術を次に開示する。
特許文献1に開示のストレージシステムおよびスケジューリング方法は、I/O以外の高コマンドが多発したときに、I/O処理が沈みこむのを防ぐことを課題とする。
上記課題を有するストレージシステムは、マルチタスクオペレーティングシステム環境下で動作するシングルプロセッサを搭載し、動作時間管理部は、ストレージシステムの内部及び外部の両方から要求される割込み処理およびタスク処理のそれぞれの処理時間の割合が所定の範囲内に収束するように、割込み処理およびタスク処理のそれぞれの処理時間の割合をバランス調整することが開示されている。
特許文献2に開示の記憶システム、データ処理方式ならびにストレージ装置は、仮想化装置を構成する物理装置のうち、優先度の高い装置をマスタ装置としてデータ入出力を安定化させることを課題とする。
上記課題を有する記憶システムは、同じストレージグループに設定された各ストレージ装置が、それぞれこれらストレージ装置に付与された優先順位情報を含むグループ構成情報を記憶し、優先順位が最も高いストレージ装置が、マスタとなって仮想化処理及びデータ入出力処理とを担当し、当該ストレージグループに属する他のストレージ装置が当該ストレージグループの内部処理を担当することが開示されている。
特許文献3に開示の計算機システム、帯域制御方法およびプログラムは、iSCSIにて、該ホスト計算機が優先して動作する必要がある優先状況であるか否かを判定し、優先状況であると判定すると、優先帯域で通信することを課題とする。
上記課題を有する計算機システムは、一つ以上のストレージ装置と、ストレージ装置にネットワークを介して接続される複数のホスト計算機と、ホスト計算機に接続される管理計算機とを備え、ホスト計算機は、ホスト計算機の状況を監視し、ホスト計算機が優先して動作する必要がある優先状況であるか否かを判定し、優先状況であると判定すると、優先帯域で通信し、優先状況でないと判定すると、優先状況である他のホスト計算機に優先帯域を割り当てた残りの帯域の一部又は全部である非優先帯域で通信することが開示されている。
特許文献4に開示の優先制御方法、計算機システムおよび管理装置は、ホスト−ストレージ間のネットワークで、ボリューム単位の優先度制御を行なうことを課題とする。
上記課題を有する計算機システムは、ボリュームを提供するストレージ装置と、ボリュームを利用する情報処理装置と、情報処理装置の利用するボリュームへの通信の優先度を設定する管理装置と、通信の優先制御が可能なネットワーク機器で構成され、ストレージ装置と情報処理装置との接続経路を提供するネットワークとを備え、ストレージ装置から、ボリュームのストレージ装置での優先度と、ボリュームに割当てられたキャッシュメモリの容量との情報を取得し、ボリュームのネットワークの接続経路上での優先度を決定し、情報処理装置に通知し、優先度を使用する接続経路上での識別情報を取得し、識別情報をネットワーク機器に設定することが開示されている。
特開2007−233847号公報 特開2007−206931号公報 特開2007−128409号公報 特開2006−350404号公報
しかしながら、上述した引用文献1から引用文献4は、スケーラブルストレージが、複数のノードを有する場合に、ホストからのコマンドのうち、ノードをまたぐコマンドを優先的に処理することに関して何ら示唆されていない。また、これによる効果も示唆されていない。
本発明は、上記問題を解決するため、複数のノードを有するスケーラブルストレージにおいて、ホストからのコマンドのうち、ノードをまたぐコマンドを優先的に処理し、拡張したことによる内部遅延を解消し、コマンド実行時間の不均衡さを解決するストレージシステム、ストレージ装置、優先度制御装置および優先度制御方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明にかかる第1のストレージシステムは、ホストPCと、複数のノードを有するストレージ装置とから構成されるストレージシステムであって、前記ストレージ装置は、前記ホストPCからのコマンドのうち、ノードをまたぐコマンドを優先的に処理することを特徴とする。
本発明にかかる第2のストレージシステムは、第1のストレージシステムにおいて、前記ストレージ装置は、前記ホストPCからのコマンドのうち、伝送長の短いコマンドを優先的に処理することを特徴とする。
本発明にかかる第1のストレージ装置は、複数のノードを有するストレージ装置であって、ホストPCからのコマンドのうち、ノードをまたぐコマンドを優先的に処理する手段を有することを特徴とする。
本発明にかかる第2のストレージ装置は、第1のストレージ装置において、複数のノードを有し、ホストPCと接続されたストレージ装置であって、前記ホストPCからのコマンドのうち、ノードをまたぐコマンドを優先的に処理する手段を有することを特徴とする。
本発明にかかる第1の優先度制御装置は、外部機器であるホストPCからのコマンドの優先度を情報として保持する優先度保持手段と、前記情報を基に前記コマンドの優先度を追記する、または、前記情報を基に前記コマンドの優先度を判定する優先度判定手段を有し、前記優先度判定手段は、ノードをまたぐコマンドの優先順位を高くするように前記優先度保持手段に前記情報を保持させることを特徴とする。
本発明にかかる第2の優先度制御装置は、第1の優先度制御装置において、前記優先度判定手段は、伝送長の短いコマンドの優先順位を高くするように前記優先度保持手段に前記情報を保持させることを特徴とする。
本発明にかかる第1の優先度制御方法は、ホストPCと、複数のノードを有するストレージ装置とで行う優先度制御方法であって、前記ストレージ装置により、前記ホストPCからのコマンドのうち、ノードをまたぐコマンドを優先的に処理することを特徴とする。
本発明にかかる第2の優先度制御方法は、第1の優先度制御方法において、前記ストレージ装置により、前記ホストPCからのコマンドのうち、伝送長の短いコマンドを優先的に処理することを特徴とする。
本発明によれば、装置性能が安定したストレージシステム、ストレージ装置、優先度制御装置および優先度制御方法の提供を可能とする。
以下、本発明を実施する好適、もしくは最良に実施する実施の形態について説明する。
以下に説明する実施の形態は、これに限定されることはなく、当業者が容易に想到できる範囲内において、修正、変形可能とする。
(第1の実施形態)
本実施形態にかかるストレージシステムについて図1、図3を用いて説明する。
図1は、第1の実施形態にかかるストレージシステムの構成の一例を示す図である。
図1は、本実施形態にかかるストレージシステムの構成の一例であって、これに限定されない。
例えば、図1では、ノードを3つ有しているが、複数であるならば、これに限定されない。
図3は、本発明にかかる優先度制御装置の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態にかかるストレージシステム1は、ホストPC2と、複数のノードを有するストレージ装置3とを有する。
図1に示すように、本実施形態にかかるストレージ装置3は、第1のノード4、第2のノード5および第3のノード6と、第1のDisk7、第2のDisk8を有する。
図1に示すように、複数のノードをつないで拡張するストレージ装置3において、第1のホストディレクタ(HD)9がコマンドを受けると、優先度判定部によりそのコマンドの優先度を判定する。
ノード内には、ホストからのコマンドを受けるホストディレクタ(HD)、キャッシュメモリ(CHE)、ディスクへアクセスするディスクディレクタがある。
また、HD、CHE、DD、および他のノードのスイッチを繋ぐスイッチ(SW)が有る。
第1のノード4は、ホストからのコマンドを受ける第1のホストディレクタ(HD)9、第1のキャッシュメモリ(CHE)15、第1のディスク7へアクセスする第1のディスクディレクタ(DD)18を有する。
第1のノード4は、第1のホストディレクタ(HD)9、第1のキャッシュメモリ(CHE)15、第1のディスクディレクタ、および、第2のノード5が有する第2のスイッチ(SW)13を繋ぐ第1のスイッチ(SW)12をさらに有する。
第2のノード5は、第2のホストディレクタ(HD)10、第2のキャッシュメモリ(CHE)16、および、第1のスイッチ(SW)12と、第3のスイッチ(SW)14とを繋ぐ第2のスイッチ(SW)13を有する。
第3のノード6は、第3のホストディレクタ(HD)11、第3のキャッシュメモリ(CHE)17、第2のディスク8へアクセスする第3のディスクディレクタ19を有する。
第3のノード6は、第3のホストディレクタ(HD)11、第3のキャッシュメモリ(CHE)17、第3のディスクディレクタ19、および、第2のノード5が有する第2のスイッチ(SW)13を繋ぐ第3のスイッチ(SW)14をさらに有する。
図3を参照すると、優先度制御装置としてのHD、DD、CHE、SWの詳細な構成が示されている。
この構成は、図1では、第1のHD9および第3のDD19を示す。
図3に示す、コマンド受信部31は、他の部位からのコマンドを受ける。
優先度判定手段としての優先度判定部34は、コマンド受信部31が受けたコマンドの優先度を判定する。
また、ここで判定した優先度を他の部位に伝えるために、コマンドに優先度を追記することもできる。
優先度データベース35は、優先度判定部34が優先度を判定するためのデータを持つ。
HDの優先度データベースであれば、HD用の情報を持ち、DDの優先度データベースであればDD用の情報を持つ。
キュー321〜323は、優先度により複数存在する。
MPU33は、高優先度のキューから優先してコマンドを処理する。
特に、装置をスケーラブルに拡張したことにより遅延が発生することがある場合に、遅延の影響を受けやすいコマンドの優先度を高める。
優先度が決まると、HD内部では、コマンドのキューイング方式、MPU内のタスク制御に反映され、高優先で処理する。
HDと同様の構造を、スイッチ(SW)、キャッシュ(CHE)、ディスクディレクタ(DD)にも適用することで、それぞれの部位で同様に優先度制御を実施する。
このようにして、本願発明では、装置内部で優先度制御し、スケーラブルに拡張したことによるコマンドの遅延を軽減することで、装置性能を安定化することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態にかかるストレージシステムについて図2、図3を用いて説明する。
図2は、第2の実施形態にかかるストレージシステムの構成の一例を示す図である。
図2は、本実施形態にかかるストレージシステムの構成の一例であって、これに限定されない。
ここで、図2を用いて従来のストレージシステムの問題点を説明する。
ストレージ装置103は、ホストからコマンドを受けるとキャッシュメモリやディスクへアクセスしてデータを読み書きする。
図2のような複数のノードをつないで拡張するストレージ装置103において、ホストからコマンドを受けた部位(第1のノード21)からキャッシュメモリやディスクへのアクセスは、経路(2161)−(2162)、(2161)−(2163)−(2164)を通るような、同一ノード内で実施されるもの、経路(2161)−(2165)−(2265)−(2362)、(2161)−(2165)−(2265)−(2363)−(2364)を通るような、ノードをまたいでアクセスされる場合がある。
同一ノード内であれば、高速で少ない回数で各ディレクタ、キャッシュ間の通信ができ、ホストへのレスポンスが高速になる。
しかしノードをまたぐ場合は、ノード間の通信が必要となるためホストへのレスポンスが低速になる。
レスポンスが高速であるとホストは次々とコマンドを発行してくる。
しかし、通常、ホストはストレージ装置へのコマンド発行の多重度を制限している。
このためレスポンスが低速であるとホストは次のコマンドを発行しなくなる。
するとストレージ装置内のキューやMPU内のタスクは高速にレスポンスを返せるホストからのコマンドを多く抱えることになり、レスポンスが遅いホストからのコマンドをなかなか処理できなくなり、さらに遅くなる。
このように、装置内部の構成により装置の性能は不均一になる。
これを解決する構成、動作を次に説明する。
本発明では、各部位内での処理に優先度をつけ、コマンドのレスポンスを返すのに時間のかかるものを優先して処理する。
優先度のつけ方として、例えばMPU内タスクの優先度を変える、通信するときのキューを複数としてそれぞれに優先度をつけるといったことで実現できる。
図2を参照すると、本発明の第2の実施形態としてのスケーラブルストレージが示されている。
図2に示すように、本実施形態にかかるストレージシステム100は、第1のホストPC101と、第2のホストPC101と、複数のノードを有するストレージ装置103とを有する。
図2に示すように、本実施形態にかかるストレージ装置103は、第1のノード21、第2のノード22および第3のノード23とを有する。
図2に示すように、複数のノードをつないで拡張するストレージ装置103において、第1のホストディレクタ(HD)201がコマンドを受けると、優先度判定部によりそのコマンドの優先度を判定する。
第1のホストディレクタ(HD)211の構成は、図3に示す構成である。
ノード内には、ホストからのコマンドを受けるホストディレクタ(HD)、キャッシュメモリ(CHE)、ディスクへアクセスするディスクディレクタ、ディスクがある。
また、HD、CHE、DD、および他のノードのスイッチを繋ぐスイッチ(SW)が有る。
第1のノード21は、ホストからのコマンドを受ける第1のホストディレクタ(HD)211、第1のキャッシュメモリ(CHE)213、第1のディスク215へアクセスする第1のディスクディレクタ(DD)214、第1のディスク215を有する。
第1のノード21は、第1のホストディレクタ(HD)211、第1のキャッシュメモリ(CHE)213、第1のディスクディレクタ214、および、第2のノード22が有する第2のスイッチ(SW)222を繋ぐ第1のスイッチ(SW)212をさらに有する。
第2のノード22は、第2のホストディレクタ(HD)221、第2のキャッシュメモリ(CHE)223、第2のディスク225へアクセスする第2のディスクディレクタ(DD)224、第2のディスク225を有する。
第2のノード22は、第2のホストディレクタ(HD)221、第2のキャッシュメモリ(CHE)223、第2のディスクディレクタ224、および、第3のノード23が有する第2のスイッチ(SW)232を繋ぐ第2のスイッチ(SW)222をさらに有する。
第3のノード23は、第3のホストディレクタ(HD)231、第3のキャッシュメモリ(CHE)233、第3のディスク235へアクセスする第3のディスクディレクタ(DD)234、第3のディスク235を有する。
第3のノード23は、第3のホストディレクタ(HD)231、第3のキャッシュメモリ(CHE)233、第3のディスクディレクタ234、および、第2のノード22が有する第2のスイッチ(SW)222を繋ぐ第3のスイッチ(SW)232をさらに有する。
図2において、装置はまずHD211がコマンドを受ける。HDの内部では、図3のコマンド受信部31がホストからのコマンドを受ける。
コマンド受信部31は優先度判定部34に優先度を問い合わせる。
優先度判定部34は、優先度データベース33を参照して祖のコマンドがどのノードの部位にアクセスするかを判断し、よりホストからのコマンドのレスポンスの遅くなるものほど高優先と判定する。
この優先度により、コマンド受信部はコマンドに優先度情報をつけ、また優先度に応じたキュー321〜323にキューイングする。
HDのMPU33は、最高優先キュー321のコマンドを取り出し、高優先タスクに割り当て処理する。
最高優先キュー321が空であれば次の優先度のキュー322のコマンドを取り出し、次の優先度のタスクに割り当てる。
これらのタスクは、SWを経由して、コマンドを他ノードのCHE233やDD234、自ノードのCHE213やDD214に発行する。
DDへのコマンドは、SWを経由してCHEやDDに至る。
SW、CHE、DD内部でもHDと同様に、コマンド受信部31がコマンドを受信する。
コマンド受信部31は、優先度判定部34に優先度を問い合わせる。
優先度判定部34は、優先度データベース35に問い合わせて優先度を決めることも可能だし、コマンドに記述された優先度を参照して優先度を決めてもよい。
優先度が決まるとコマンド受信部は優先度に応じてキューイングする。
MPUは、キューの取り出し優先度や、タスクの優先度によりキャッシュページリソースの確保や、ディスクリードの順番が変更される。
以上説明したように、本実施形態においては、以下に記載することを実現する。
ホストへのレスポンスが遅いコマンドを優先しているので、スケーラブルに拡張できる構成による性能の不均一を平準化できる。
(第3の実施形態)
本実施形態では、本発明にかかる優先度制御装置の制御について図3を用いて説明する。
本実施形態では、第1の実施形態、および、第2の実施形態とは、別の実施形態として、その基本的構成は同様であるが、コマンドの沈み込みについてさらに工夫している。
図3に示す、コマンド受信部31は、他の部位からのコマンドを受ける。
優先度判定手段としての優先度判定部34は、コマンド受信部31が受けたコマンドの優先度を判定する。
また、ここで判定した優先度を他の部位に伝えるために、コマンドに優先度を追記することもできる。
優先度データベース35は、優先度判定部34が優先度を判定するためのデータを持つ。
HDの優先度データベースであれば、HD用の情報を持ち、DDの優先度データベースであればDD用の情報を持つ。
キュー321〜323は、優先度により複数存在する。
MPU33は、高優先度のキューから優先してコマンドを処理する。
ここで、一般的に、ストレージに対して発行されるI/Oコマンドには、転送長の長いものと短いものがある。
転送長の長いものは、一度コマンドを実行すると、多く時間がかかるが、発行されるコマンド数は少ない。
一方、短いコマンドについては短い時間ですむが、発行されるコマンド数が多い。
転送長の長いコマンドと短いコマンドが混在したときに、長いコマンドの処理実行時間が長いため、より多くの時間HWリソースを使い続けることになり、転送長の短いコマンドがなかなか実行できなくなり、多くのコマンドを処理できなくなる。
そこで、優先度判定部31に、転送長の短いコマンドを優先して実行するように指定する。
このように、優先度判定部31に、転送長の短いコマンドを優先して実行するように指定することで、コマンドを遅延することを避け、多くのコマンドを実行できるという効果が得られる。
第1の実施形態におけるストレージシステムの構成の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるストレージシステムの構成の一例を示す図である。 本発明における優先度制御装置の構成の一例を示す図である。 従来のストレージシステムの構成を説明するための図である。
符号の説明
1、100 ストレージシステム
2、101、102 ホストPC
3、103 ストレージ装置
4 第1のノード
5 第2のノード
6 第3のノード
7 第1のディスク
8 第2のディスク
9 第1のホストディレクタ(HD)
10 第2のホストディレクタ(HD)
11 第3のホストディレクタ(HD)
12 第1のスイッチ(SW)
13 第2のスイッチ(SW)
14 第3のスイッチ(SW)
15 第1のキャッシュメモリ(CHE)
16 第2のキャッシュメモリ(CHE)
17 第3のキャッシュメモリ(CHE)
18 第1のディスクディレクタ(DD)
19 第2のディスクディレクタ(DD)
31 コマンド受信部
321、322、323 キュー
33 MPU
33 優先度判定部(優先度判定手段)
34 優先度データベース
2161、2162、2161 経路
2163、2164、2161 経路
2165、2265、2362 経路
2161、2165、2265 経路
2363、2364 経路

Claims (10)

  1. ホストPCと、複数のノードを有するストレージ装置とから構成されるストレージシステムであって、
    前記ストレージ装置は、前記ホストPCからのコマンドのうち、ノードをまたぐコマンドを優先的に処理することを特徴とするストレージシステム。
  2. 前記ストレージ装置は、前記ホストPCからのコマンドのうち、伝送長の短いコマンドを優先的に処理することを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  3. 前記複数のノードは、優先度制御装置を有し、
    前記優先度制御装置は、
    前記ホストPCからのコマンドの優先度を判定する優先度判定手段を有することを特徴とする請求項2に記載のストレージシステム。
  4. 複数のノードを有し、ホストPCと接続されたストレージ装置であって、
    前記ホストPCからのコマンドのうち、ノードをまたぐコマンドを優先的に処理する手段を有することを特徴とするストレージ装置。
  5. 前記ホストPCからのコマンドのうち、伝送長の短いコマンドを優先的に処理する手段を有することを特徴とする請求項4に記載のストレージ装置。
  6. 前記複数のノードは、優先度制御装置を有し、
    前記優先度制御装置は、
    前記ホストPCからのコマンドの優先度を判定する優先度判定手段を有することを特徴とする請求項5に記載のストレージ装置。
  7. 外部機器であるホストPCからのコマンドの優先度を情報として保持する優先度保持手段と、
    前記情報を基に前記コマンドの優先度を追記する、または、前記情報を基に前記コマンドの優先度を判定する優先度判定手段を有し、
    前記優先度判定手段は、ノードをまたぐコマンドの優先順位を高くするように前記優先度保持手段に前記情報を保持させることを特徴とする請求項6に記載の優先度制御装置。
  8. 前記優先度判定手段は、伝送長の短いコマンドの優先順位を高くするように前記優先度保持手段に前記情報を保持させることを特徴とする請求項7に記載の優先度制御装置。
  9. ホストPCと、複数のノードを有するストレージ装置とで行う優先度制御方法であって、
    前記ストレージ装置により、前記ホストPCからのコマンドのうち、ノードをまたぐコマンドを優先的に処理することを特徴とする優先度制御方法。
  10. 前記ストレージ装置により、前記ホストPCからのコマンドのうち、伝送長の短いコマンドを優先的に処理することを特徴とする請求項9に記載の優先度制御方法。
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