JP2009193021A - フォトマスク、パターンの形成方法および電子デバイスの製造方法 - Google Patents

フォトマスク、パターンの形成方法および電子デバイスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ポジ型のフォトレジスト適用下で、ランダム配置のホールパターンを、簡易なフォトマスクの構成でかつ高フォーカス裕度で形成できるフォトマスク、パターンの形成方法および電子デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】フォトマスクPMは、透明基板TSと、複数の開口部OPを有するハーフトーン位相シフト膜HTと、複数の遮光部SPを形成する遮光膜LSとを有している。フォトマスクPMの表面における仮想の格子の特定の格子点LPがハーフトーン位相シフト部HTPとされ、その特定の格子点LPに対して単位格子ULの対角線DL方向に隣り合う4つの格子点LPの各々には開口部OPが形成され、その特定の格子点LPに対して縦線VL方向または横線HL方向に隣り合う4つの格子点LPの各々には遮光部SPが形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、フォトマスク、パターンの形成方法および電子デバイスの製造方法に関するものである。
光リソグラフィにおける、ホールパターン形成ではラインパターンと異なり、2次元的に電磁場を局在させる必要があるので、微細化が原理的に困難である。さらに、ホールパターンをポジ型フォトレジストにより形成する場合には、像の実効コントラストが本質的に小さくなる。
なかでも、微小孤立ホールの形成には、有効な超解像技術がないので、その高プロセス余裕下での形成は難しい。このため、微小孤立ホールの形成はデバイスの微細化を抑制する要因の一つとなっている。
一方、規則的に配置されたホールパターンにおいては、上記した原理的制約により、形成される光学像の像質は一次元パターンである密集ラインパターンと比べて劣る。しかし、変形照明法に代表される超解像技術が存する。このため、優れた分離性能をもつ高解像フォトレジストの適用により、高プロセス裕度での高密集微細ホールの形成が可能である。
他方、暗点像の形成においては、本件の発明者が開示しているように(特許文献1および非特許文献1参照)、最適変形照明下での位相シフトマスクによる位相打消し像を適用することで、ランダムな配置のパターンにおいて優れた像質が得られる。
また最適像を生成するマスクパターンを(自動)生成するもので、ランダムパターンに対応する技術としては非特許文献2および3に記載のものがある。
特開2004−251969号公報 S. Nakao et al., "Zero MEF Hole Formation with Atten-PSMand Modified Illumination", Proc. of SPIE Vol. 5040 (2003), pp. 1258-1269 R. Socha et al., "Contact Hole Reticle Optimization by Using Interference Mapping Lithography (IMLTM)", Proc. of SPIE Vol. 5377 (2004), pp.222-240 D. S. Abrams et al., "Fast Inverse Lithography Technology", Proc. of SPIE Vol. 6154 (2006), pp.61541J-1-J-9
従来の位相シフトマスクによる位相反転像を適用したランダム配置のホールパターン形成では、特許文献1および非特許文献1に記したようにネガ型フォトレジストが必要となる。しかしながら、現状の最先端技術であるArFエキシマレーザー露光においては、優れた特性のネガ型フォトレジストは存在しない。このため、従来の方法においては、ArFエキシマレーザー波長においては実用に十分な特性を得ることが難しいという問題点があった。
また非特許文献2および3に示される方法では、ともに複雑なマスクパターンが発生するので、フォトマスクの製造が困難である。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、ポジ型のフォトレジスト適用下で、ランダム配置のホールパターンを、簡易なフォトマスクの構成でかつ高フォーカス裕度で形成することができるフォトマスク、パターンの形成方法および電子デバイスの製造方法を提供することである。
本実施の形態におけるフォトマスクは、透明基板と、ハーフトーン位相シフト膜と、遮光膜とを備えている。ハーフトーン位相シフト膜は、透明基板上に形成され、かつ複数の開口部を有している。遮光膜は、透明基板上に形成され、かつ複数の遮光部を形成している。平面視において複数の縦線と複数の横線とが交差してなる格子を仮想したときに、格子の複数の格子点のうち特定の格子点が、遮光膜から露出したハーフトーン位相シフト膜を開口せずにハーフトーン位相シフト膜を残すことによりハーフトーン位相シフト部とされている。ハーフトーン位相シフト部とされた特定の格子点に対して単位格子の対角線方向に隣り合う4つの格子点の各々には開口部が形成されている。ハーフトーン位相シフト部とされた特定の格子点に対して縦線方向に隣り合う2つの格子点と横線方向に隣り合う2つの格子点との各々には遮光部が形成されている。
上記の本実施の形態のフォトマスクを用いることにより、ArFエキシマレーザー露光においてポジ型のフォトレジスト適用下で、ランダム配置のホールパターンを簡易なフォトマスクの構成でかつ高フォーカス裕度で形成することができることを本発明者は見出した。これにより、上記目的を達成することができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施の形態におけるフォトマスクの構成を概略的に示す平面図である。図2は、図1のII−II線に沿う概略断面図である。主に図2を参照して、本実施の形態のフォトマスクPMは、透明基板TSと、ハーフトーン位相シフト膜HTと、遮光膜LSとを有している。
透明基板TSは、露光光を透過するように露光光に対して透明な材質よりなっている。ハーフトーン位相シフト膜HTは、透明基板TS上に形成され、かつ透明基板TSの一部表面を露出する開口部OPを複数個有している。このハーフトーン位相シフト膜HTは、そのハーフトーン位相シフト膜HTを透過した露光光の位相が開口部OPを透過した露光光の位相と異なる位相(たとえば180°異なる位相)となるように構成されている。ハーフトーン位相シフト膜HTの透過率は10%以上30%以下であることが好ましい。
遮光膜LSは、ハーフトーン位相シフト膜HT上に形成されている。この遮光膜LSは、平面視において複数の遮光部SPを形成している。遮光膜LSは、露光光の透過を遮ることができるように構成されており、たとえばクロム(Cr)よりなっている。
主に図1を参照して、平面視においてフォトマスクPMの表面に、複数の縦線VLと複数の横線HLとが交差してなる仮想の格子が設定される。この格子はたとえば正方格子である。そして、その格子の複数の格子点LPに開口部OPと遮光部SPとが交互に規則的に配置されている。この配置パターン(市松模様)が基本パターンとされる。この基本パターンにおいては、平面視において開口部OPと遮光部SPとの間にハーフトーン位相シフト膜HTが挟まれている。
本実施の形態においては、その基本パターンにおいて、開口部OPとなるべき複数の格子点LPのうち少なくとも1つの格子点LPが、ハーフトーン位相シフト部HTP(図中破線部)とされている。このハーフトーン位相シフト部HTPでは、ハーフトーン位相シフト膜HTの図中破線で示した箇所に開口部が形成されずに、ハーフトーン位相シフト膜HTが残されている。
ハーフトーン位相シフト部HTPとされた格子点LPに対して単位格子(たとえば図中太線で囲んだ領域)ULの対角線DL方向に隣り合う4つの格子点LPの各々には開口部OPが形成されている。またハーフトーン位相シフト部HTPとされた格子点LPに対して縦線VL方向に隣り合う2つの格子点LPおよび横線HL方向に隣り合う2つの格子点LPの各々には遮光部SPが形成されている。
上記のパターンにおいて、開口部OPの面積をA0P、ハーフトーン位相シフト部HTPの面積をAHT、ハーフトーン位相シフト部HTPの光透過率をTとしたとき、開口部OPの面積をA0Pは、A0P≒AHT×T1/2の関係を満たしている。
上記の仮想の格子ピッチをPとし、フォトマスクに照射する露光光の波長をλとし、投影露光装置における露光系の開口数をNAとしたとき、格子ピッチPが、0.6×λ/NA<P<0.7×λ/NAの関係を満たしている。
本実施の形態のフォトマスクは、ホールパターンの孤立的配置、または密集的配置、または孤立的配置と密集的配置との双方を含むランダム配置のいずれにも適用され得る。以下、そのことを説明する。
図3は、本発明の一実施の形態におけるフォトマスクの構成であって、ホールパターンをランダム配置できる構成を概略的に示す平面図である。図3を参照して、本実施の形態のフォトマスクPMは、ランダム配置のホールパターンを形成できるようにハーフトーン位相シフト部HTPが孤立的に配置された部分と密集的に配置された部分とを有している。
ハーフトーン位相シフト部HTPの密集的配置とは、ハーフトーン位相シフト部HTPが縦線VL方向および横線HL方向の少なくともいずれかに遮光部SPを挟んで2つ以上続けて並んでいる配置である。またハーフトーン位相シフト部HTPの孤立的配置とは、ハーフトーン位相シフト部HTPの縦線VL方向および横線HL方向のいずれの隣にも遮光部SPを挟んで開口部OPが設けられた配置である。
ハーフトーン位相シフト部HTPの密集的配置および孤立的配置のいずれにおいても、ハーフトーン位相シフト部HTPとされた格子点LPに対して単位格子ULの対角線DL方向に隣り合う4つの格子点LPの各々には開口部OPが形成されている。またハーフトーン位相シフト部HTPとされた格子点LPに対して縦線VL方向に隣り合う2つの格子点LPおよび横線HL方向に隣り合う2つの格子点LPの各々には遮光部SPが形成されている。
またハーフトーン位相シフト部HTPの密集的配置においては、複数のハーフトーン位相シフト部HTPのうち互いに最も近くに配置される2つのハーフトーン位相シフト部HTP間の距離が格子ピッチの2倍以上である。
このように本実施の形態のフォトマスクPMでは、ハーフトーン位相シフト部HTPを密集的配置と孤立的配置とを含むランダム配置にすることにより、後述するようにランダム配置の微小ホールパターン(開口径80nm以下のホールパターン)をフォトレジストに解像することができる。
次に、本実施の形態のフォトマスクにおける光近接効果補正(OPC:Optical Proximity Correction)を用いたパターン設計方法について図3のマスクパターンにOPCを実施する場合を例に挙げて説明する。
図3に示した、開口部OPとなるべき部分のハーフトーン位相シフト膜を残して単純にハーフトーン位相シフト部HTP(明点部)としただけのマスクパターンで結像・露光を行ったときには、周囲の明点部の存在状況により、形成される像の寸法が異なるようになり、その結果、異なる寸法のホールが形成されることになる。通常の先端デバイスでは微細ホールの寸法は1種類に限定されることが主流で、寸法を同一にすることが必要である。そのためOPCが必要となるが、本実施の形態では、2段階のOPCにより、簡便で高精度の補正が可能となる。
まず、1段階目のOPCとして、予め求めておいた補正ルール(OPCルール)に基づき設計パターンの補正を行なうルール・ベースOPCが実施される。すなわち、最初に配置ルール(状況)だけに基づき、粗(coarse)な補正が実施される。
図4は、粗な補正が実施された後のマスクパターンの構成を示す概略平面図である。図4を参照して、ルール・ベースOPCにおいては、ハーフトーン位相シフト部HTP(明点部)の隣りに位置する遮光部SPの平面形状が補正される。
この補正においては、2つのハーフトーン位相シフト部HTPの間に挟まれる遮光部SPは、もとのままの遮光パターン(つまり基本パターンにおける遮光部SPのパターン形状)とされる。またハーフトーン位相シフト部HTPおよび開口部OPの間に挟まれる遮光部SPは、基本パターンにおける遮光部SPのパターン形状からハーフトーン位相シフト部HTPに近い側の半分のパターン部分のみを残されて、開口部OPに近い側の半分のパターン部分を除去される。
このような簡単なルール・ベースOPCを実施することにより、その補正が行なわれたマスクパターンから得られるホール形成のための明点像の寸法は粗くは同一となる。
図5は、上記の粗な補正(ルール・ベースOPC)を行った本実施の形態のフォトマスクにおけるマスクパターンの一例を示す概略平面図である。図5を参照して、このマスクパターンは、図の中心付近から放射線上にホールを形成するためのマスクパターンであり、図の中心付近では密集的配置となり、外側では孤立的配置となっている。
次に、2段階目のOPCとして、リソグラフィープロセスにおける現象をモデル化したシミュレータにより設計パターンの補正を行なうモデル・ベースOPCが実施される。すなわち、ハーフトーン位相シフト部HTP(明点部)の隣に位置する遮光部SPのパターンをさらに変形することで、プロセスモデルによる予測寸法と所望の寸法との差があるレベル以下に小さくなるように、精(fine)な補正が実施される。
図6は、精な補正が実施された後のマスクパターンの構成を示す概略平面図である。図6を参照して、モデル・ベースOPCにおいては、明点像の像寸法が大きいときには、ハーフトーン位相シフト部HTPに隣り合う遮光部SPの平面寸法が大きくされ、また明点像の像寸法が小さいときには、ハーフトーン位相シフト部HTPに隣り合う遮光部SPの平面寸法が小さくされる。
またハーフトーン位相シフト部HTPに隣り合う遮光部SPの位置が、必要に応じて、注目するハーフトーン位相シフト部HTP側に移動される。またハーフトーン位相シフト部HTPに隣り合う遮光部SPでは、疎な補正後の長方形の長辺方向の寸法もしくは位置が必要に応じて変更される。
上記の2段階のOPCによれば、1段階目の粗な補正で、およその補正ができているので、2段回目のモデル・ベースOPCの収束性が確保され、少ない回数の逐次調整(iteration)で所望の精度の補正ができるため、補正処理時間の短縮と精度の向上とを図ることができる。
このように2段階のOPCにより、ハーフトーン位相シフト部HTPの隣りに位置する遮光部SPの平面形状が補正されるため、ハーフトーン位相シフト部HTPに隣り合う遮光部SPと隣り合わない遮光部SPとは、平面視において互いに異なる形状を有する場合がある。
また1段階目の補正を実施した結果、ハーフトーン位相シフト部HTPに隣り合う遮光部SPのうち、2つのハーフトーン位相シフト部HTPに隣り合う遮光部SPと1つのハーフトーン位相シフト部HTPに隣り合う遮光部SPとは、平面視において互いに異なる形状を有している場合がある。
次に、本実施の形態のフォトマスクを用いたパターンの形成方法(電子デバイスの製造方法)について説明する。
図7〜11は、本発明の一実施の形態におけるフォトマスクを用いたパターンの形成方法(電子デバイスの製造方法)を工程順に示す概略断面図である。図7を参照して、半導体基板などの下地基板SBの表面上に被加工膜PFが形成される。この被加工膜PF上に、ポジ型のフォトレジストPRが塗布される。
図8を参照して、図1および図2に示したフォトマスクPMを用いた露光プロセスが行なわれる。この露光においては、たとえば露光光としてArFエキシマレーザ光(波長193nm)が用いられる。この露光により、ハーフトーン位相シフト部HTPに対応する位置に明点像が形成され、この明点像の部分のフォトレジストPRが解像する。
図9を参照して、上記の露光がされたフォトレジストPRが現像されることにより、明点像が露光された部分が除去される。これにより、フォトレジストPRにホールパターンHP1が形成され、そのホールパターンHP1から被加工膜PFの一部表面が露出する。
図10を参照して、パターニングされたフォトレジストPRをマスクとして、ホールパターンHP1から露出した被加工膜PFの表面にたとえば異方性のエッチングが施される。このエッチングにより被加工膜PFにホールパターンHP2が形成され、そのホールパターンHP2から下地基板SBの一部表面が露出する。この後、フォトレジストPRが、たとえばアッシングなどにより除去される。
図11を参照して、上記のフォトレジストPRの除去により、被加工膜PFの表面が露出する。
なお上記においては、下地基板SB上の被加工膜PFにホールパターンHP2が形成される場合について説明したが、被加工膜PFがなく、下地基板SBの表面にホールパターンHP2が形成されてもよい。
次に、上記のパターン形成方法における図8の露光プロセスに用いられる投影露光装置について説明する。
図12は、本発明の一実施の形態におけるフォトマスクを投影露光装置に取り付けた様子を示す概略図である。図12を参照して、投影露光装置は、フォトマスクPM上のマスクパターンを基板(たとえばウエハ)WA上のフォトレジストに投影するものである。また投影露光装置は、光源(図示せず)からフォトマスクPMのパターンまでの照明光学系と、フォトマスクPMのパターンから基板WAまでの投影光学系とを有している。
照明光学系は、光源(図示せず)と、フライアイレンズFRと、照明絞りIAと、集光レンズCRとを主に有している。また投影光学系は、投影レンズPR1、PR2と、瞳面絞りPAとを主に有している。
その露光動作においては、まず光源から発せられた光(たとえばArFエキシマレーザ光)がフライアイレンズFRの各フライアイ構成レンズに入射し、その後に照明絞りIAを通過する。照明絞りIAを通過した光は、集光レンズCRを透過した後、フォトマスクPMの全面を均一に照射する。この後、フォトマスクPMのパターンで回折した光は、投影レンズPR1、PR2により所定の倍率に縮小され、基板WA上のフォトレジストを露光する。
本実施の形態においては、図8の露光プロセスにおいてフォトマスクPMの照明は通常照明ではなく、変形照明により行なわれることが好ましい。また変形照明としては、4重極照明が用いられることが好ましい。つまり、図13に示すように4つの透過部IAaを有し、かつクロスポール照明を45°回転した形状を有する4重極照明絞りIAが図12の照明絞りIAとして用いられることが好ましい。
またこの4重極照明としては、図14に示すように、センターσ(=r1/r0)が0.8〜0.9で、ラディアスσ(=r2/r0)が0.2以下であることが適当である。ここで、r0は照明絞りIAの半径であり、r1は照明絞りIAの中心と透過部IAaの中心との距離であり、r2は透過部IAaの半径である。
本実施の形態のフォトマスクPMでは、図1に示すように特定の格子点LPにハーフトーン位相シフト部HTPが配置され、その特定の格子点LPに対して対角線DL方向に隣り合う4つの格子点LPに開口部OPが配置され、その特定の格子点LPに対して縦線VL方向と横線HL方向に隣り合う4つの格子点LPに遮光部SPが配置されている。これにより、このフォトマスクPMをArFエキシマレーザー光で照射してポジ型のフォトレジストPRを露光することにより、ハーフトーン位相シフト部HTPに対応する箇所に微小な明点像を形成でき、かつその明点像にてポジ型のフォトレジストPRを解像することができる。これにより、フォトレジストPRに微小な開口径(80nm以下の開口径)のホールパターンHP1を高フォーカス裕度で形成することができる。
また格子点に規則的に配置された複数の開口部OPと複数の遮光部SPとからなるマスクパターンをベースとして、その開口部OPの一部をハーフトーン位相シフト部HTPに変更するという簡易なフォトマスクの構成で上記の微小な明点像を生成することができる。
また上記のようなハーフトーン位相シフト部HTPと開口部OPと遮光部SPとの配置構成を図3に示すように適宜組み合わせることにより、密集的配置と孤立的配置とを含むランダムな配置のホールパターンを形成することができる。
以上より、ArFエキシマレーザー露光においてポジ型のフォトレジスト適用下で、ランダム配置のホールパターンを簡易なフォトマスクの構成でかつ高フォーカス裕度で形成することができる。
また本実施の形態では、格子点LP上に開口部OPと遮光部SPとのレイアウトが制限されておりパターン配置環境の種類が限られているので、OPCを簡単に行なうことができる。
なお本実施の形態においては、複数の縦線VLおよび複数の横線HLよりなる格子の単位格子ULの形状が正方形(つまり正方格子)の場合について説明したが、単位格子ULの形状は長方形であってもよい。
また本実施の形態においては、開口部OPおよび遮光部SPの各々の平面形状が矩形(たとえば正方形)の場合について説明したが、開口部OPおよび遮光部SPの各々の平面形状は矩形以外の多角形または円形であってもよく、また矩形の角部がラウンドした形状であってもよい。
また図2に示す本実施の形態のフォトマスクPMの構成においては、ハーフトーン位相シフト膜HTの上に遮光膜LSが形成された構成について説明したが、遮光膜LS上にハーフトーン位相シフト膜HTが形成されていてもよい。
また複数の開口部OPの各々の平面形状は同じであることが作りやすさの点からは好ましい。また遮光部SPの平面形状は、上記のOPCにより適宜設定されてもよい。この場合、遮光部SPが格子点LP上からずれて格子点LP上に位置しない場合もあるが、この格子点LP上からずれた遮光部SPも含めて本明細書においては格子点LPに形成された遮光部SPと称する。
本実施の形態のフォトマスクを用いて製造される電子デバイスは、半導体装置に限定されず、液晶表示装置、薄膜磁気ヘッドなどであってもよい。
本発明者は、鋭意検討した結果、上記のフォトマスクPMを用いることにより、ArFエキシマレーザー露光においてポジ型のフォトレジスト適用下で、ランダム配置のホールパターンを簡易なフォトマスクの構成でかつ高フォーカス裕度で形成できることを見出した。その検討内容および結果を以下に記す。
まず本発明者は、図15に示すマスクパターンを結像した場合の光学像を計算により求めた。この図15に示すマスクパターンにおいては、平面視においてハーフトーン位相シフト膜HTに開口部OPと遮光部SPとを市松模様をなすように配置し、図1および図2に示すフォトマスクPMのようなハーフトーン位相シフト部HTPを形成しなかった。なお、このマスクパターンのこれ以外の構成は図1および図2に示したフォトマスクの構成とほぼ同じであるため、同一の要素については同一の符号を付し、その説明を繰り返さない。
結像の際の光学条件としては、露光光をArFエキシマレーザ光(波長193nm)、露光系の開口数NAを1.07、照明絞りを4重極照明(センターσ0.84/ラディアスσ0.10)とした。また上記のパターンは、開口部OPの面積A0Pが、A0P≒AHT×T1/2の関係を満たすものとした。
この図15に示すマスクパターンの結像した場合の光学像計算により求めた光学像を図16に示す。図16を参照して、この光学像においては、像の光強度(relative intensity)が図15の遮光部SPに対応する箇所で低く、かつ開口部OPに対応する箇所で高くなっており、像の光強度の明暗がそれなりに際立っている。しかし、像の光強度は0.02〜0.04の範囲内であり、最も光強度の高い箇所でも光強度が0.04以下であり、後で示す明点像に比べて十分に暗くなっている。このため、この像の光強度ではポジ型のフォトレジストが解像されることはなく、ポジ型のフォトレジストは完全に残り、パターニングされ得ない。
次に本発明者は、図17に示すマスクパターンを結像した場合の光学像を計算により求めた。この図17に示すマスクパターンにおいては、図15に示したマスクパターンの開口部OPの1つを開口せずにハーフトーン位相シフト膜HTを残してハーフトーン位相シフト部HTPとした。さらに、そのハーフトーン位相シフト部HTPに隣り合う遮光部SPに上記のOPCを実施した。これにより、ハーフトーン位相シフト部HTPに隣り合う遮光部SPについては、基本パターンにおける遮光部SPのパターン形状からハーフトーン位相シフト部HTPに近い側の半分のパターン部分のみを残して、開口部OPに近い側の半分のパターン部分を除去した。
結像の際の光学条件としては、上記と同様、露光光をArFエキシマレーザ光(波長193nm)、露光系の開口数NAを1.07、照明絞りを4重極照明(センターσ0.84/ラディアスσ0.10)とした。また上記のパターンは、開口部OPの面積A0Pが、A0P≒AHT×T1/2の関係を満たすものとした。
この図17に示すマスクパターンを結像した場合の光学像計算により求めた光学像を図18(a)〜(c)に示す。また図19は、得られた光学像の明点像を通る位置(Horizontal Position)における光強度(Relative Intensity)の分布を、フォーカスをパラメータとして示した図である。また図20は、得られた光学像の明点像の寸法、すなわちImage CD(Critical Dimension)をフォーカスに対してプロットした図であり、スライスレベル(露光量に反比例する量)をパラメータとして示した図である。
図18(a)〜(c)を参照して、この光学像においては、像の光強度が図17のハーフトーン位相シフト部HTPに対応する箇所で最も高くなっており、その箇所に孤立明点像が形成された。この孤立明点像の光強度は0.2程度であり、周囲の強度に比べて大きく、ポジ型のフォトレジストを十分に解像できる程度に高い強度であった。
また図18(a)〜(c)および図19を参照して、フォーカスをベストフォーカスから0.00μm〜0.10μmの範囲で変動させても、0.2程度の光強度を有する孤立明点像が得られた。このことから、フォーカス特性に優れた、微細孤立明点像が形成されていることがわかる。
なお図19では、フォーカスをベストフォーカスからそれぞれ0μm、0.02μm、0.04μm、0.06μm、0.08μm、0.10μmだけずらして測定したが、それぞれのずれ量における光強度分布は似通った分布を示した。このため、各ずれ量における光強度分布を図19中にまとめて1つの曲線で示している。
また図20を参照して、スライスレベル法で求めた像寸法(Image CD)からは、〜60nm径のホールがCD−DOF(Depth Of Focus)〜0.20μmでできることがわかる。
以上の結果より、図17に示すマスクパターンを結像して得られる孤立微細ホールの結像性能は、現時点で世界最高レベルと考えられる。
さらに本発明者は、図21に示すマスクパターンを結像した場合の光学像を計算により求めた。この図21に示すマスクパターンにおいては、図3に示したマスクパターンの密集的配置と同じ構造とした。
また結像の際の光学条件としては、図17に示すマスクパターンの結像と同様、露光光をArFエキシマレーザ光(波長193nm)、露光系の開口数NAを1.07、照明絞りを4重極照明(センターσ0.84/ラディアスσ0.10)とした。また上記のパターンは、開口部OPの面積A0Pが、A0P≒AHT×T1/2の関係を満たすものとした。
この図21に示すマスクパターンを結像した場合の光学像計算により求めた光学像を図22(a)〜(c)に示す。また図23は、得られた光学像の複数の明点像を通る位置における光強度の分布を、フォーカスをパラメータとして示した図である。また図24は、得られた光学像の明点像の寸法、すなわちImage CDをフォーカスに対してプロットした図であり、スライスレベルをパラメータとして示した図である。
図22(a)〜(c)を参照して、この光学像においても、像の光強度が図21のハーフトーン位相シフト部HTPに対応する箇所で最も高くなっており、その箇所に明点像が形成された。また密集的に配置された複数のハーフトーン位相シフト部HTPの各々に対応して明点部が形成され、複数の明点部が密集した配置が得られた。この複数の明点像の各々の光強度は0.2程度であり、周囲に比べて大きく、ポジ型のフォトレジストを解像できる程度に高い強度であった。
また図22(a)〜(c)および図23を参照して、フォーカスをベストフォーカスから0.00μm〜0.10μmの範囲で変動させても、0.2程度の光強度を有する孤立明点像が得られた。このことから、フォーカス特性に優れた、微細密集明点像が形成されていることがわかる。
なお図23では、フォーカスをベストフォーカスからそれぞれ0μm、0.02μm、0.04μm、0.06μm、0.08μm、0.10μmだけずらして測定したが、それぞれのずれ量における光強度分布は似通った分布を示した。このため、各ずれ量における光強度分布を図23中にまとめて1つの曲線で示している。
また図24を参照して、スライスレベル法で求めた像寸法(Image CD)からは、〜60nm径のホールがCD−DOF(Depth Of Focus)〜0.20μmでできることがわかる。
以上の結果より、図21に示すマスクパターンを結像して得られる密集微細ホールの結像性能は、現時点で世界最高レベルと考えられる。
このように本発明者は、鋭意検討した結果、市松模様をなす基本パターンの複数の開口部の少なくとも1つをハーフトーン位相シフト部HTPとすることにより、ポジ型のフォトレジストを解像できる程度の光強度を有するランダム配置の微細明点像を簡易なフォトマスクの構成でかつ高フォーカス裕度で形成できることを見出した。
なお、上記の効果が得られる理由を、本発明者は明瞭には説明できていないが、回折次数の異なる光束がデフォーカス時に像の明暗に関して逆の効果を及ぼすからではないかと推定している。
また、図17および図21のいずれのマスクパターンにおいても、ハーフトーン位相シフト部HTPに対して単位格子の対角線方向に隣り合う4つの開口部OPのうちの1つでもハーフトーン位相シフト部HTPに変更すると、結像特性が大きく劣化した。
またハーフトーン位相シフト部HTPに対して格子の縦線方向および横線方向の各々に隣り合う4つの遮光部SPのうちの1つでも遮光膜LSを削除すると、結像特性が大きく劣化した。
以上より、ハーフトーン位相シフト部HTPは、少なくとも格子ピッチPの2倍以上離して配置する必要があることがわかる。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、疎なパターンが大部分であるロジックデバイスのパターン形成が主な対象になると考えられるが、広くランダム配置のパターン形成のためのフォトマスク、パターンの形成方法および電子デバイスの製造方法に特に有利に適用され得る。
本発明の一実施の形態におけるフォトマスクの構成を概略的に示す平面図である。 図1のII−II線に沿う概略断面図である。 本発明の一実施の形態におけるフォトマスクの構成であって、ホールパターンをランダム配置できる構成を概略的に示す平面図である。 粗な補正が実施された後のマスクパターンの構成を示す概略平面図である。 粗な補正(ルール・ベースOPC)を行った本実施の形態のフォトマスクにおけるマスクパターンの一例を示す概略平面図である。 精な補正が実施された後のマスクパターンの構成を示す概略平面図である。 本発明の一実施の形態におけるフォトマスクを用いたパターンの形成方法(電子デバイスの製造方法)の第1工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態におけるフォトマスクを用いたパターンの形成方法(電子デバイスの製造方法)の第2工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態におけるフォトマスクを用いたパターンの形成方法(電子デバイスの製造方法)の第3工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態におけるフォトマスクを用いたパターンの形成方法(電子デバイスの製造方法)の第4工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態におけるフォトマスクを用いたパターンの形成方法(電子デバイスの製造方法)の第5工程を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態におけるフォトマスクを投影露光装置に取り付けた様子を示す概略図である。 4重極照明に用いられる照明絞りの一例を示す平面図である。 センターσおよびラディアスσを説明するための、4重極照明に用いられる照明絞りの図である。 平面視においてハーフトーン位相シフト膜に開口部と遮光部とを市松模様をなすように配置し、ハーフトーン位相シフト部を形成しないマスクパターンを示す平面図である。 図15に示すマスクパターンを結像した場合の光学像計算により求めた光学像を示す図である。 孤立的配置のハーフトーン位相シフト部を有するマスクパターンの構成を示す平面図である。 図17に示すマスクパターンを結像した場合の光学像計算により求めた光学像を示す図である。 図17に示すマスクパターンから得られた光学像の明点像を通る位置(Horizontal Position)における光強度(Relative Intensity)の分布を、フォーカスをパラメータとして示した図である。 図17に示すマスクパターンから得られた光学像の明点像の寸法、すなわちImage CD(Critical Dimension)をフォーカスに対してプロットした図であり、スライスレベル(露光量に反比例する量)をパラメータとして示した図である。 密集的配置のハーフトーン位相シフト部を有するマスクパターンの構成を示す平面図である。 図21に示すマスクパターンを結像した場合の光学像計算により求めた光学像を示す図である。 図21に示すマスクパターンから得られた光学像の複数の明点像を通る位置における光強度の分布を、フォーカスをパラメータとして示した図である。 図21に示すマスクパターンから得られた光学像の明点像の寸法、すなわちImage CDをフォーカスに対してプロットした図であり、スライスレベルをパラメータとして示した図である。
符号の説明
CR 集光レンズ、DL 対角線、FR フライアイレンズ、HL 横線、HP1,HP2 ホールパターン、HT ハーフトーン位相シフト膜、HTP ハーフトーン位相シフト部、IA 照明絞り、IAa 透過部、LP 格子点、LS 遮光膜、OP 開口部、PF 被加工膜、PM フォトマスク、PR フォトレジスト、PR1,PR2 投影レンズ、SB 下地基板、SP 遮光部、TS 透明基板、UL 単位格子、VL 縦線、WA 基板。

Claims (9)

  1. 透明基板と、
    前記透明基板上に形成され、かつ複数の開口部を有するハーフトーン位相シフト膜と、
    前記透明基板上に形成され、かつ複数の遮光部を形成する遮光膜とを備え、
    平面視において複数の縦線と複数の横線とが交差してなる格子を仮想したときに、前記格子の複数の格子点のうち特定の格子点を、前記遮光膜から露出した前記ハーフトーン位相シフト膜を開口せずに前記ハーフトーン位相シフト膜を残すことによりハーフトーン位相シフト部とし、
    前記ハーフトーン位相シフト部とされた前記特定の格子点に対して単位格子の対角線方向に隣り合う4つの格子点の各々には前記開口部が形成され、
    前記ハーフトーン位相シフト部とされた前記特定の格子点に対して前記縦線方向に隣り合う2つの格子点と前記横線方向に隣り合う2つの格子点との各々には前記遮光部が形成されている、フォトマスク。
  2. 前記ハーフトーン位相シフト膜の透過率が10%以上30%以下である、請求項1に記載のフォトマスク。
  3. 前記開口部となるべき複数の格子点がハーフトーン位相シフト部とされ、複数のハーフトーン位相シフト部のうち互いに最も近くに配置される2つのハーフトーン位相シフト部間の距離が格子ピッチの2倍以上である、請求項1または2に記載のフォトマスク。
  4. 前記ハーフトーン位相シフト部に隣り合う前記遮光部と前記ハーフトーン位相シフト部に隣り合わない前記遮光部とは、平面視において互いに異なる形状を有している、請求項1〜3のいずれかに記載のフォトマスク。
  5. 前記ハーフトーン位相シフト部に隣り合う前記遮光部のうち、2つの前記ハーフトーン位相シフト部に隣り合う前記遮光部と1つの前記ハーフトーン位相シフト部に隣り合う前記遮光部とは、平面視において互いに異なる形状を有している、請求項1〜4のいずれかに記載のフォトマスク。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の前記フォトマスクを照明した露光光により基板上のポジ型のフォトレジストを露光することで、前記ハーフトーン位相シフト部の位置に明点像を形成する工程と、
    露光された前記フォトレジストを現像することにより、前記フォトレジストの前記明点像を露光された部分にホールパターンを形成する工程とを備えた、パターンの形成方法。
  7. 前記格子ピッチをP、前記露光光の波長をλ、露光系の開口数をNAとしたとき、前記格子ピッチPが0.6×λ/NA<P<0.7×λ/NAの関係を満たす、請求項6に記載のパターンの形成方法。
  8. 前記露光に適用される照明が4重極照明である、請求項6または7に記載のパターンの形成方法。
  9. 請求項6〜8のいずれかのパターン形成方法により電子デバイスを製造する、電子デバイスの製造方法。
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