JP2009192104A - ボイラ付帯ユニット、ボイラ設備及びボイラ設備の建築方法。 - Google Patents

ボイラ付帯ユニット、ボイラ設備及びボイラ設備の建築方法。 Download PDF

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Abstract

【課題】ボイラ設備の付帯設備を取り付ける際の作業性を向上する。
【解決手段】ボイラ設備1を建築する際に用いられるボイラ付帯ユニット21において、ボイラ耐圧部3の付帯設備7を形成する複数の付帯物23のうち、他の付帯物23から分離された一の付帯物23と、一の付帯物23を立体的に囲むフレーム25と、を備える。このボイラ付帯ユニット21によれば、付帯物23がフレーム25によって保護されるため、ボイラ付帯ユニット21を工場などで製造し、現地サイトSまで運搬したり、現地サイトSで取り付けたりする場合であっても、傷などがつき難い。従って、付帯設備7を取り付ける際の作業負担が軽減し、作業性が向上する。さらに、付帯物23自体が傷つき難いため、ボイラ付帯ユニット21を工場などで製造する際に最終的な仕上げ処理までを行い易く、現地サイトSでの施工が容易になり、さらに、工期の短縮にもつながって作業性が向上する。
【選択図】図2

Description

本発明は、蒸気タービン発電設備などに適用されるボイラ設備のボイラ付帯ユニット、ボイラ設備、ボイラ設備の建築方法に関する。
ボイラ設備を現地サイトで据え付ける方法には、様々な形態がある。例えば、特許文献1には、梁、小梁、配管、弁及び手摺りなどの付帯設備の一部を工場または地上で予め組み付けてユニット化する方法が記載されている。そして、この方法では、ユニット化した付帯設備の一部をトラッククレーンによって吊り上げ、吊り上げた付帯設備を、ボイラ耐圧部を支持する骨組み枠の所要階まで運んで取り付けている。
特開昭60−62504号公報
しかしながら、従来の方法では、配管や弁などの付帯設備の一部をユニット化してまとめているに過ぎず、ユニット化した付帯設備の一部を運搬する際や現地で取り付ける際などに傷付きやすく、付帯設備の保護が不十分であった。そのため、現地サイトでの取り付けが完了した後でなければ、塗装や保温などの最終的な仕上げ処理を行い難く、現地サイトでの施工に伴う作業負担も大きく、作業効率が悪かった。
本発明は、以上の課題を解決することを目的としており、ボイラ設備の付帯設備を取り付ける際の作業性を向上できるボイラ付帯ユニット、ボイラ設備、ボイラ設備の建築方法を提供することを目的とする。
本発明は、ボイラ耐圧部と付帯設備とを備えるボイラ設備を建築する際に用いられるボイラ付帯ユニットにおいて、付帯設備を形成する複数の付帯物のうち、他の付帯物から分離された一の付帯物と、一の付帯物を立体的に囲むフレームと、を備える事を特徴とする。
このボイラ付帯ユニットによれば、付帯物がフレームによって保護されるため、ボイラ付帯ユニットを工場などで製造し、現地サイトなどの所定場所まで運搬したり、所定場所で取り付けたりする場合であっても、傷などがつき難い。従って、付帯設備を取り付ける際の作業負担が軽減し、作業性が向上する。さらに、付帯物自体が傷つき難いため、ボイラ付帯ユニットを工場などで製造する際に最終的な仕上げ処理までを行い易く、現地サイトなどの所定場所での施工が容易になり、さらに、工期の短縮にもつながって作業性が向上する。
さらに、他の付帯物は、ボイラ耐圧部に接続される配管ラインの一部である第1の管またはダクトであり、一の付帯物は、フレームに固定されると共に、第1の管またはダクトに接続される第2の管またはダクトであると好適である。ボイラ耐圧部を設置する所定場所で配管ラインを敷設する作業は、複数の管やダクトの位置合わせなどが面倒である。上記のボイラ付帯ユニットによれば、他の付帯物である第1の管またはダクトに接続される第2の管またはダクトがフレームに固定されて位置決めされているため、ボイラ耐圧部を設置する所定場所での配管ラインを敷設する作業が容易になり、作業性が向上する。
また、ボイラ耐圧部と付帯設備とを備えるボイラ設備において、付帯設備を形成する複数の付帯物のうち、他の付帯物から分離された一の付帯物が立体的なフレーム内に収められたボイラ付帯ユニットを複数備え、複数のボイラ付帯ユニットは、ボイラ耐圧部の周囲に並んで配置されていることを特徴とする。
このボイラ設備によれば、複数のボイラ付帯ユニットの付帯物が、それぞれフレームによって保護されている。従って、複数のボイラ付帯ユニットを組み付ける際であっても、付帯物自体は傷などが付き難く、付帯設備を取り付ける際の作業負担が軽減し、ボイラ設備を建築する際の作業性が向上する。
さらに、ボイラ耐圧部を支持する外枠部を更に備え、複数のボイラ付帯ユニットは、外枠部によって支えられていると好適である。外枠部によって支えることにより、複数のボイラ付帯ユニットは、単に積み上げられて取り付けられている場合に比べて安定し、付帯設備を取り付ける際の作業負担が軽減し、ボイラ設備を建築する際の作業性が向上する。
さらに、外枠部の外側に配置された補強枠部を更に備え、ボイラ付帯ユニットは、外枠部の外側に配置されると共に、補強枠部によって支えられていると好適である。ボイラ付帯ユニットは、外枠部と補強枠部とによって支えられるために強度が高くなり、さらに、補強枠部は外枠部の外側に配置されているためにボイラ耐圧部の邪魔にはならない。
また、ボイラ耐圧部と付帯設備とを有するボイラ設備の建築方法において、付帯設備を形成する複数の付帯物のそれぞれを、立体的なフレーム内に固定して複数のボイラ付帯ユニットを製造するステップと、所定場所に設置されたボイラ耐圧部の周囲に複数のボイラ付帯ユニットを組み付けるステップと、を備えることを特徴とする。
この方法によれば、現地サイトなどの所定場所で付帯設備の構成物を個別に組み付ける場合に比べて作業性が向上する。さらに、ボイラ付帯ユニットの付帯物は、フレームによって保護されるため、運搬や組み付けの際に傷などがつき難く、作業負担が軽減して作業性が向上する。
本発明によれば、ボイラ設備の付帯設備を取り付ける際の作業性を向上できる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明に係るボイラ設備の側面図である。図1に示されるように、ボイラ設備1は、蒸気タービン発電設備などに適用され、20m×30m程度の面積を有する現地サイト(所定場所)Sに設置される。ボイラ設備1は、蒸気タービン(図示せず)に蒸気を供給するボイラ耐圧部3と、ボイラ耐圧部3を支持する主架構(外枠部)5と、ボイラ耐圧部3に付属する配管類、ダクト類、機器類、点検歩廊、足場などからなる付帯設備7と、を備えており、設置高さは40m〜60m程度になる。
ボイラ耐圧部3は、水を蒸気化する燃焼室、燃焼室にバイオマス燃料を供給する燃料供給部、燃焼室に空気を供給する空気供給部、燃焼室で生成した蒸気を蒸気タービンに送り出す蒸気移送部などを備えている。ボイラ耐圧部3は、内部が高温になることによって熱膨張し、150mm〜200mm程度延びる。従って、ボイラ耐圧部3は、主架構5によって吊り下げられた状態で支持されていることが好ましい。
図2に示されるように、主架構5は、ボイラ耐圧部3を矩形に囲むように立設された複数の主柱9と、各主柱9に渡された主梁部11とを備えている。主柱9は、H型鋼からなり、ボイラ耐圧部3の縦方向の長さよりも高くなっている。また、主柱9の上部には、支持梁部13が設けられており、支持梁部13には、ハンガーロッド14(図1参照)を介してボイラ耐圧部3が吊り下げられている。
主架構5の外側には、主架構5を囲むようにして副架構(補強枠部)15が建築されている。副架構15は、足場を形成するために複数立設されたアウトリガー柱17と、各アウトリガー柱17を渡すように設けられた副梁部19とを有している。副架構15には、アウトリガー柱17と副梁部19とによって区画された複数の区画領域R(図6参照)が形成されている。区画領域Rは、主架構5の各階に対応するようにして、各階ごとに設けられている。
副架構15の区画領域Rには、ボイラ付帯ユニット21が組み付けられる。ボイラ付帯ユニット21は、付帯設備7を複数の付帯物23に分割し、その一つの付帯物23をフレーム25に収めて形成されている。ボイラ付帯ユニット21は、高床トレーラ、またはポールトレーラなどによって搬送可能な長さ、幅のサイズを有する。例えば、ボイラ付帯ユニット21は、高床トレーラに乗るサイズとして幅14m、奥行き3.5m、高さ2.6m程度のサイズになる。また、ポールトレーラに乗るサイズとして、幅19m、奥行き2.5m、高さ2.9m程度のサイズになる。ボイラ付帯ユニット21について具体的に説明する。
図3は、ボイラ付帯ユニットの一例を模式的に示す図である。ボイラ付帯ユニット21は、矩形立体状のフレーム25と、フレーム25内に固定された付帯物23と、を有する。フレーム25(図4参照)は、格子状または檻状に形成されたボックスである。付帯物23としては、例えば、図3に示されるように、足場となる床板23a、床板23aの縁に立設された手摺り23b、支持台を介して床板23aに固定された通風管23c、上部に固定されたユーティリティー管23d及び照明機器23fなどである。なお、通風管23cは、ボイラ耐圧部3に接続される空気・排ガスなどが流動するダクトライン(配管ライン)L(図1参照)の一部となる。その他の付帯物23としては、燃料コンベアなどの機器類、スートブロー、仮設配管、照明用電線類などがある。なお、通風管23cの代わりにダクトを設けるようにしてもよい。
付帯物23は、工場で予めフレーム25に固定される。例えば、保温処理が施された通風管23cやユーティリティー管23dがフレーム25に設置されたり、塗装などの仕上げ処理が施された手摺り23bや床板23aなどがフレーム25に設置されたりする。なお、保温処理とは、通風管23cやユーティリティー管23dの断熱のための処理であり、通風管23cやユーティリティー管23dの周囲にロックウールを巻き、その上に鉄などからなる外板材を装着する処理である。
工場などで製造された複数のボイラ付帯ユニット21は、それぞれ対応する所定の区画領域Rに組み付けられる。ボイラ付帯ユニット21に対応する区画領域R、すなわち、ボイラ付帯ユニット21の配置は、搭載された付帯物23によって決まる。ボイラ付帯ユニット21は、主架構5の各階ごとに順番に区画領域Rに嵌め込まれ、副架構15にボルト締め、または溶接などによって固定される。なお、区画領域Rの高さや幅は一定ではない。そのため、ボイラ付帯ユニット21は、それぞれ対応する区画領域Rに合うような形状または寸法にて製造されている。さらに、主架構5の各階ごとにおける階高の不揃いなどは、調整ピースによって調整されている。
(ボイラ設備の建築方法)
次に、ボイラ設備1の建築方法について説明する。現地サイトSに施工するボイラ耐圧部3が決まると、ボイラ設備1に必要となる付帯設備7も決まる。ここで、ボイラ付帯ユニット21として分割できる付帯物23と、分割できない非分割付帯物とを分ける。非分割付帯物とは、例えば、現地サイトで個別に取り付けた方が効率の良いケーブルや部品など、または分割することでコストアップを招来する可能性のある機器などである。
複数の付帯物23と、付帯物23を収容するフレーム25とを、それぞれ対応付けられながら工場で製造する。その後、各付帯物23をフレーム25にそれぞれ固定して複数のボイラ付帯ユニット21を製造する(第1のステップ)。ボイラ付帯ユニット21では、フレーム25が付帯物23を囲むので、付帯物23は、フレーム25によって保護されている。従って、ボイラ付帯ユニット21を製造する段階で、付帯物23に仕上げ処理や保温処理を施しても、現地サイトSまで搬送する際に、付帯物23が傷付き難く、現地サイトSで付帯物23の最終仕上げを行う必要性は少ない。従って、現地サイトでの手間が減って効率的である。
ボイラ付帯ユニット21を製造すると、主架構5の各階ごとに複数のボイラ付帯ユニット21を順番通りに並べ、それぞれ付帯物23の接続が可能か否かの接続点検を行う(第2のステップ)。
接続点検について、図4及び図5を参照して説明する。図4はボイラ付帯ユニットの一例を示す斜視図であり、図5は、第1のボイラ付帯ユニットと第2のボイラ付帯ユニットとを互いに並べて接続点検を行っている状態を示す斜視図である。例えば、図4に示されるように、第1のボイラ付帯ユニット21Aの付帯物23Aが、空気を供給するダクトライン(配管ライン)Lの一部を形成する通風管(第2の管)23gである場合には、通風管23gは、隣り合う第2のボイラ付帯ユニット21B(図5参照)の通風管(第1の管)23hに接続するようにフレーム25に固定されている。そして、第1のボイラ付帯ユニット21Aと、第2のボイラ付帯ユニット21Bとは、工場で互いに隣り合うように並べられ、通風管23g,23hがそれぞれ接続できるか否かの点検が行われる。なお、第1のボイラ付帯ユニット21AにダクトラインLの一部を形成するダクトが設けられ、そのダクトに接続されるダクトが第2のボイラ付帯ユニット21Bに設けられている場合には、工場で各ダクトが接続できるか否かの点検が行われる。
付帯物23の接続点検が完了すると、ボイラ付帯ユニット21を、現地サイトSまで搬送する。現地サイトSでは、まず、主架構5を建築する。次に、主架構5にボイラ耐圧部3を吊り下げ、主架構5にボイラ耐圧部3を支持させる。次に、主架構5の外側に副架構15を建築する。次に、ボイラ耐圧部3の周囲となる副架構15の各区画領域Rに、ボイラ付帯ユニット21を順番に組み付ける(第3のステップ)。なお、ボイラ付帯ユニット21の組み付けは、主架構5の各階ごとに順番に行われる。ボイラ付帯ユニット21の組み付けが完了すると、ボイラ設備1の建築は完了する。
以上のボイラ設備1では、付帯設備7を複数の付帯物23に分け、各付帯物23を備える複数のボイラ付帯ユニット21を形成する。従って、現地サイトSでは、ボイラ付帯ユニット21をそれぞれ対応する区画領域Rに組み付ければ施工が完了する。その結果として、施工が容易になり、ボイラ設備1の建築工期も短縮化され、現地施工費を大幅にダウンさせることができる。さらに、付帯設備7の設置は、例えば、地上30m以上の高所での作業が必要になるが、ボイラ付帯ユニット21を用いることで施工が容易になるために、作業負担が減り、ボイラ設備1の施工に伴う安全性が向上する。特に、ボイラ付帯ユニット21を用いることで、高所作業での仮足場等が大きく減少し、これらの設置作業や、仮足場での作業が減少して安全性が飛躍的に向上する。
さらに、ボイラ付帯ユニット21によれば、付帯物23がフレーム25によって保護されるため、ボイラ付帯ユニット21を工場などで製造し、現地サイトSまで運搬したり、現地サイトSで取り付けたりする場合であっても、傷などがつき難い。従って、付帯設備7を取り付ける際の作業負担が軽減し、作業性が向上する。さらに、付帯物23自体が傷つき難いため、ボイラ付帯ユニット21を工場などで製造する際に最終的な仕上げ処理までを行い易く、現地サイトSでの最終的な仕上げに伴う作業負担が軽減し、工期の短縮につながって作業性が向上する。
さらに、例えば、第1のボイラ付帯ユニット21Aの付帯物23Aは、ボイラ耐圧部3に接続されるダクトラインLの一部である通風管23gであり、第2のボイラ付帯ユニット21Bの付帯物23Bは、通風管23gに接続される別の通風管23hであると有効である。ボイラ耐圧部3を設置する現地サイトSで、ダクトラインLを敷設する作業は、複数の通風管23g,23hの位置合わせなどが面倒である。しかしながら、上記の構成を備えていれば、通風管23g,23hがそれぞれフレーム25に固定されて位置決めされているため、区画領域Rにボイラ付帯ユニット21を組み付けることで通風管23g,23hを簡単に位置合わせでき、ダクトラインLを敷設する作業が容易になり、作業性が向上する。
さらに、複数のボイラ付帯ユニット21は、主架構5によって支えられているため、ボイラ付帯ユニット21を単に積み上げている場合に比べて安定し、付帯設備7を取り付ける際の作業負担が軽減し、ボイラ設備1を建築する際の作業性が向上する。
特に、ボイラ付帯ユニット21は主架構5に加えて副架構15によって支えられているために強度が高い。また、副架構15は、主架構5の外側に配置されているために、ボイラ耐圧部3の邪魔にはならない。
また、上記のボイラ設備1の建築方法では、工場で、複数のボイラ付帯ユニット21を製造し、その複数のボイラ付帯ユニット21を現地サイトSまで搬送し、現地サイトSにおいてボイラ耐圧部3の周囲にボイラ付帯ユニット21を組み付けることで付帯設備7の設置が完了するので、現地サイトSで付帯設備7の構成物を個別に組み付ける場合に比べて作業性が向上する。さらに、ボイラ付帯ユニット21の付帯物23はフレーム25によって保護されるため、運搬や組み付けの際に傷などがつき難く、作業負担が軽減して作業性が向上する。
本発明は上記実施形態に限定されない。例えば、ボイラ付帯ユニットの形状は、矩形である必要はなく、例えば、四隅が若干湾曲していてもよい。また、ボイラ付帯ユニットと、平面状のパレットに付帯物を搭載した平面ユニットとを組み合わせて付帯設備7を形成するようにしてもよい。また、ボイラ付帯ユニットは主架構の外側に配置するのが好適であるが、内側に配置してもよい。また、図7に示されるように、ボイラ耐圧部3は主架構(外枠部)5から吊り下げる吊り下げ式でも中間据置式でもよい。
また、ボイラ設備の建築方法においては、工場において総てのボイラ付帯ユニットを組み付けて付帯設備を完成させた後、それぞれボイラ付帯ユニットを分解して、現地サイトに搬送するようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係るボイラ設備を示す断面図である。 ボイラ設備の斜視図である。 ボイラ付帯ユニットの一例を模式的に示す図である。 ボイラ付帯ユニットの一例を示す斜視図である。 第1のボイラ付帯ユニットと第2のボイラ付帯ユニットとを互いに並べた状態を示す斜視図である。 副架構に複数の区画領域を形成し、複数の区画領域の一部にボイラ付帯ユニットを組み付けた状態を模式的に示す斜視図である。 ボイラ耐圧部を外枠部によって支持する態様を例示しており、(a)は吊り下げ式を示す図であり、(b)は中間据置式を示す図である。
符号の説明
1…ボイラ設備、3…ボイラ耐圧部、5…主架構(外枠部)、7…付帯設備、15…副架構(補強枠部)、21…ボイラ付帯ユニット、23…付帯物、23g…通風管(第2の管)、23h…通風管(第1の管)、L…ダクトライン(配管ライン)、S…現地サイト(所定場所)。

Claims (6)

  1. ボイラ耐圧部と付帯設備とを備えるボイラ設備を建築する際に用いられるボイラ付帯ユニットにおいて、
    前記付帯設備を形成する複数の付帯物のうち、他の前記付帯物から分離された一の前記付帯物と、
    前記一の付帯物を立体的に囲むフレームと、
    を備える事を特徴とするボイラ付帯ユニット。
  2. 前記他の付帯物は、前記ボイラ耐圧部に接続される配管ラインの一部である第1の管またはダクトであり、前記一の付帯物は、前記フレームに固定されると共に、前記第1の管またはダクトに接続される第2の管またはダクトであることを特徴とする請求項1記載のボイラ付帯ユニット。
  3. ボイラ耐圧部と付帯設備とを備えるボイラ設備において、
    前記付帯設備を形成する複数の付帯物のうち、他の前記付帯物から分離された一の前記付帯物が立体的なフレーム内に収められたボイラ付帯ユニットを複数備え、
    複数の前記ボイラ付帯ユニットは、前記ボイラ耐圧部の周囲に並んで配置されていることを特徴とするボイラ設備。
  4. 前記ボイラ耐圧部を支持する外枠部を更に備え、
    複数の前記ボイラ付帯ユニットは、前記外枠部によって支えられていることを特徴とする請求項3記載のボイラ設備。
  5. 前記外枠部の外側に配置された補強枠部を更に備え、
    前記ボイラ付帯ユニットは、前記外枠部の外側に配置されると共に、前記補強枠部によって支えられていることを特徴とする請求項4記載のボイラ設備。
  6. ボイラ耐圧部と付帯設備とを有するボイラ設備の建築方法において、
    前記付帯設備を形成する複数の付帯物のそれぞれを、立体的なフレーム内に固定して複数のボイラ付帯ユニットを製造するステップと、
    所定場所に設置された前記ボイラ耐圧部の周囲に複数の前記ボイラ付帯ユニットを組み付けるステップと、
    を備えることを特徴とするボイラの建築方法。
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