JP2009189603A - シャワー塔装置の取付構造及び取付方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】前面が開放されたケース本体14と、その前面の開放部を閉じる前面カバー16とを有する縦長の箱体状のケース12の内部に水栓機構部76を収容するとともに、前面カバー16にシャワー吐水部の設けられたシャワー塔装置10を壁面Wに取付施工するに際し、ケース本体14の後壁14Aに掛止開口82を設ける一方壁面Wにはバックハンガーブラケット236,238を固定し、掛止開口82,84をバックハンガーブラケット236,238に掛止させてシャワー塔装置10を支持させるとともに、前面カバー16の下部の一部を脱着可能な蓋体62となして、蓋体62を外した状態で生じる前面の部分開口64の後側でケース本体14の後壁14Aを固定ねじ294にて壁面Wに固定し、シャワー塔装置10を取付施工する。
【選択図】 図2
Description
例えば下記特許文献1にこの種のシャワー塔装置が開示さている。
図24はその具体例を示している。
ケース本体402は、後壁402Aと一対の側壁402Bとを有していて、室内側の前面が開放された形態をなしており、そしてその前面の開放部が前面カバー404にて閉鎖されている。
尚、切替バルブ416には上記の切替操作部412が備えられ、この切替操作部420が前面カバー404の開口422から室内側に突出せしめられている。
また本発明の他の目的は、給水元管,給湯元管とケースの内側の内部部材との接続作業が容易で、なお且つ同部分のメンテナンス作業も容易に行うことのできるシャワー塔装置を提供することを目的とする。
詳しくは、本発明の取付構造ではケース本体の後壁に部分的に設けた掛止開口を壁面に固定のバックハンガーブラケットに掛止するに際して、ケース本体の前面部を室内側に向けて開放状態としておく必要がなく、その開放部を前面カバーで閉じた状態の下で、即ちケース本体の内部に水栓機構部その他の内部部材を収納し、またケース本体に前面カバーを固定し、更にその前面カバーにシャワー吐水部を設けた状態の下で、シャワー塔装置の全体をバックハンガーブラケットへの掛止により壁面にて支持させた状態とすることができ、その状態で単に固定ねじにてケース本体の後壁を壁面に固定するだけで、シャワー塔装置の壁面への取付施工を行うことができる。
このようにすれば、シャワー塔装置をバックハンガーブラケットに掛止するに際して、バックハンガーブラケットが内部の水栓機構部と干渉してしまう不具合を有効に回避することができ、ひいては取付施工性も向上する。
図1及び図2において、10は縦長のシャワー塔装置で、図2に示しているように浴室の壁面Wに接する状態に浴室内に設置されている。
この実施形態において、シャワー塔装置10は縦長の箱体状のケース12を有している。
壁面W側の後側のケース本体14は、後壁14Aと左右一対の側壁14Bとを有する、横断面形状がコ字形状の部材(ここでは金属製)で、前面が室内側に向って開放されており、その前面の開放部が前面カバー16にて閉じられている。
またケース12の図中左側の側方には、ハンドシャワー吐水部24が配置され、かかるハンドシャワー吐水部24が、可撓性のシャワーホース26にてケース12の内側の後述の内部機能部78に、回転可能なエルボ状の継手42を介して接続されている。
詳しくはこのボデーシャワー吐水部20は、最上部のボデーシャワー吐水部20A-1,20B-1とその下側のボデーシャワー吐水部20A-2,20B-2、更にその下側のボデーシャワー吐水部20A-3,20B-3,更にその下側のボデーシャワー吐水部20A-4,20B-4及び最下部のボデーシャワー吐水部20A-5,20B-5から成っている。
またボデーシャワー吐水部20A-2〜20A-4,20B-2〜20B-4は、使用者の腰部を中心として上下の所定範囲に亘ってミストシャワーを噴射するもので、このうちボデーシャワー吐水部20A-2,20B-2は使用者のみぞおちを中心としてその周辺に、ボデーシャワー吐水部20A-3,20B-3は使用者の丁度腰を中心としてその周辺に、更にボデーシャワー吐水部20A-4,20B-4は使用者の太ももを中心としてその周辺にミストシャワーをそれぞれ噴射する。
また最下部のボデーシャワー吐水部20A-5,20B-5は使用者の足元近くにミストシャワーを噴射する。
各ボデーシャワー吐水部20A-1〜20A-5及び20B-1〜20B-5の高さが、それぞれそのように定められている。
ここでハンドシャワー吐水部24は、ケース12の図中左側面に突出状態に設けられたシャワーフック28によって脱着可能に掛止されている。
詳しくは、上から順にオーバーヘッドシャワー吐水部18用の操作部44,ボデーシャワー吐水部20用の操作部46,混合水の温度調節用の操作部48、及び吐水管22とハンドシャワー吐水部24とで吐水を切り替えるための操作部50が縦一列に設けられている。
これら回転ハンドル式の各操作部44,46,48,50には、それぞれ外周面から径方向外方に突出した指示部52,54,56,58が設けられており、それら指示部52,54,56,58が操作部周りの表示部のどの位置に位置しているかによって、現在の操作状態が分るようになしてある。
同様にボデーシャワー吐水部20用の操作部46もまた、止水位置とシャワー吐水位置と中間の温度確認位置との3位置に切替操作可能である。更に吐水管22とハンドシャワー吐水部24からの吐水を切替操作する操作部50は、図1に示しているように止水状態と吐水管22からの吐水、ハンドシャワー吐水部24からのシャワー吐水の3位置に切替操作可能である。
尚操作部44,46,50は、それぞれ回転角度に応じて流量を変化させることのできる流調操作部も兼ねている。
また前面カバー16詳しくはカバー本体60には、図2及び図3に示しているように操作部44,46,48,50に対応した円形の貫通の開口68,70,72,74が縦一列に設けられており、更にボデーシャワー吐水部20A-1,20A-2,20A-3,20A-4,20A-5及び20B-1,20B-2,20B-3,20B-4,20B-5にそれぞれ対応した貫通の円形の開口66A-1,66A-2,66A-3,66A-4,66A-5及び66B-1,66B-2,66B-3,66B-4,66B-5がそれぞれ設けられている。
また図3に示しているように後壁14Aの上部、詳しくは後述の水栓機構部76よりも上側の上部において、一対の掛止開口82,84が後壁14Aを前後方向に貫通する状態で上,下に部分的に設けられている。更に後壁14Aの下端部には貫通の開口86が設けられている。
ここで内部機能部78は予め組み付けられた状態、即ち予備組付状態で、ユニットとしてケース12の内部に納められ、且つケース12に固定されている。
一方最下部の足元用のボデーシャワー吐水部20A-5,20B-5については、ブラケット98とは別体をなす平板状のブラケット100に固定され、かかるブラケット100を介してケース12におけるケース本体14に固定されている。
即ちこの実施形態では、図3に示す内部機能部78の全体が予め予備組付けされた状態で即ちユニットの状態で、これらブラケット98,100,104にてケース12におけるケース本体14に固定されている。
これらの図に示しているように、ブラケット98,100,104のそれぞれには、貫通の締結孔106が設けられており、それら締結孔106に固定具としての固定ねじ、詳しくはここではビス108を挿通し、ケース本体14の鍔状部80に設けた固定孔としての雌ねじ孔110に、それらをねじ込むことでブラケット98,100,104のそれぞれがケース本体14に締結固定されている。
尚、図11に示しているようにケース本体14の上壁14Cは後壁14A,側壁14Bとは別体に構成されていて、ビス112にて後壁14A及び側壁14Bに固定されている。
詳しくは、図11に示しているようにビス112を上壁14Cの締結孔114に下向きに挿通した上、それらを後壁14A,側壁14Bに沿って縦向きに設けた補強リブ116の上端部にねじ込むことで、かかる上壁14Cが後壁14A及び側壁14Bに締結固定されている。
図において、A1,A2は壁裏の給水元管P1,給湯元管P2に止水栓118を介して接続された内部給水用,給湯用の各配管で、端部が湯水の混合バルブ88に接続され、かかる混合バルブ88に対して水,湯が配管A1,A2を通じてそれぞれ供給される。
混合バルブ88からの温調水は配管B,オーバーヘッドシャワー吐水部18用の切替バルブ90、更に配管Jを経由してオーバーヘッドシャワー吐水部18へと送られ、シャワー孔32からシャワー吐水される。
一方切替バルブ90が止水位置にあるときには、配管Bと配管Jが遮断状態となり、混合バルブ88からの温調水はオーバーヘッドシャワー吐水部18へと供給されない。
配管Eに分岐した水は、冷水排水弁96を経て吐水管22に送られ、吐水管22から下向きに吐水される。
尚このとき、配管J内の水もまた配管Cを通じて冷水排水弁96から配管D側へと排水され、そして配管Dを経由して吐水管22の吐水口34から下向きに吐水される。
シャワー塔装置10を一定時間使用しなかった状態で使用開始するとき、給湯器等の給湯源から延び出した給湯元管P2内の水は冷却状態即ち冷水の状態にある。
またオーバーヘッドシャワー吐水部18側の配管J内の水もまた、長時間の放置による冷却によって冷水状態にある。
従ってこの状態で切替バルブ90を操作してオーバーヘッドシャワー吐水部18から吐水開始したときに、配管J内の冷水(配管内残水)及び配管P2内の冷水(配管内冷水)がシャワー吐水されてしまう。
この状態では、混合バルブ88からの水は配管Bから配管Eへと分岐して流れ、そして配管Eからの流れによって冷水排水弁96が開弁し、配管Eを通じて流れて来た冷水を配管F,吐水管22を経て外部に排出する。
尚、冷水排水弁96が開弁すると、このとき同時に配管Cと配管Dとが連通状態となり、オーバーヘッドシャワー吐水部18側の配管J内に残っている冷たい残水が配管C,冷水排水弁96,配管Dを流れて吐水管22から外部に排出される。
そして冷水状態の配管内冷水及び残水が排出され、混合バルブ88から温かい温調水が送り出されたところで、切替バルブ90をシャワー吐水位置に切替操作することで、オーバーヘッドシャワー吐水部18から温調水をシャワー吐水することができるのである。
弁体121は、第1弁部122と、第2弁部124と、それらを連結する連結軸126を有しており、弁体121の図中上向きの移動により第1弁部122,第2弁部124が対応する各第1弁座128,第2弁座130から上向きに離間して開弁する。
そして第1弁部122の開弁により、流路132と134とが連通状態となり、また第2弁部124の開弁により流路136と138とが連通状態となる。
この冷水排水弁96は、配管Eを通じて流路132内に混合バルブ88からの水が図中上向きに流れ込むと、ダイヤフラム弁から成る第1弁部122がその給水の圧力により開弁し、配管Eを通じて流れて来た冷たい水を、流路132から流路134へと流通させる。流路134へと流れ込んだ水は、その後配管F内へと流通する。
そしてそれら流路136と138との連通によって、配管Cを通じ、配管J内の冷たい残水が冷水排水弁96へと流れ込み、そして流れ込んだ残水が、流路138から配管Dへと流通して、最終的に吐水管22から外部に排出される。
尚、弁体121はコイルばね140にて常時閉弁状態に付勢されており、配管Eを通じて冷水排水弁96に給水圧が導かれていないときには閉弁状態を保っている。
詳しくは、ボデーシャワー吐水部20用の操作部46をシャワー吐水位置に位置させておくと、切替バルブ92が配管Bと配管I1,I2とを連通状態として、混合バルブ88からの温調水が配管I1,I2へと導かれ、これら配管I1,I2と連通状態にある各ボデーシャワー吐水部20A-1〜20A-5及び20B-1〜20B-5からシャワー吐水される。
また一方操作部46を止水位置に切り替えると、配管Bと配管I1,I2とは遮断状態となって、ボデーシャワー吐水部20からのシャワー吐水が停止される。
このとき、配管Bは配管Kを通じて上記の配管Eと連通状態となり、従ってこの状態では混合バルブ88からの冷水が、配管Kを経由して配管Eへと流れ込み、上記したのと同様にして冷水排水弁96を経て外部に排出される。
そして操作部50を操作して切替バルブ94を切替動作させ、配管Bと配管Gとを連通させることで、混合バルブ88からの温調水がハンドシャワー吐水部24へと導かれ、シャワー孔40からシャワー吐水される。
一方、切替バルブ94を配管Bと配管Hとを連通させる状態に切り替えると、混合バルブ88からの温調水が配管Bから配管Hへと流れ、吐水管22の吐水口34から下向きに吐水される。
これらの図に示しているように、本実施形態のシャワー塔装置10の場合、多くの配管が複雑に錯綜した状態で各バルブとともに一体に繋がった上記の内部機能部78を構成している。
前面カバー16は、これら操作部44〜50,ボデーシャワー吐水部20及びオーバーヘッドシャワー吐水部18の組付けによって、同時にケース本体14に対して固定状態とされる。
以下その詳細を各図に基いて具体的に説明する。
操作部44,46,50はまた、固定ビス162によってスピンドル158にねじ固定され、図中左方向に抜け防止されている。
尚図12(A),(B)に示しているように切替バルブ90,92,94、混合バルブ88の各バルブボデー150は、ビス320にてブラケット98に締結固定されている。
図に示しているように、ボデーシャワー吐水部20A-1,20B-1は、ノズルボデー164に一体に構成されたハウジング本体166と、これに螺合されたキャップ168とからなるノズルハウジング170によって、ノズル172の球面状をなす嵌合部174を三次元方向に回転可能に嵌合し、保持している。
このノズル172の内部には、ノズル172内部を通る水の流れに旋回流を発生させる旋回部178が設けられており、この旋回部178の作用によって、ノズル孔176からの噴射水がノズル孔176を出たところで広角度に拡散せしめられ、その作用によって噴射水がミスト状のシャワーとなる。
尚、ボデーシャワー吐水部20A-5,20B-5の構成及び前面カバー16への固定構造もまた、基本的に図14に示すのと同様である。
ボデーシャワー吐水部20A-1,20B-1,20A-5,20B-5用の固定リング180には、内周側にテーパ面188が設けられていて、そのテーパ面188の周方向2個所に係合溝190が形成され、その係合溝190に板状の工具192(図15(B)参照)の係合部194を係合させ、その状態で工具192を回転させることで固定リング180を脱着できるようになしてある。
図において、198はボデーシャワー吐水部20A-2〜20A-4,20B-1〜20B-4のノズルで、ここではノズル198は、ノズルボデー200のノズルハウジング202に固定状態に保持されている。即ちノズルの向きが一定の固定状態で保持されている。
但しノズル198を含むボデーシャワー吐水部20A-2〜20A-4,20B-2〜20B-4の前面カバー16への固定構造は、基本的に図14及び図15に示したのと同様である。
尚この固定リング206においても、内周側にテーパ面188が設けられていて、そのテーパ面188の周方向の180°隔たった2個所に上記の係合溝190が形成され、この係合溝190において専用の工具192を用い、固定リング206を回転操作し、脱着可能となしてある。
尚、図14〜16において、324はノズルボデー164をブラケット98に締結固定しているビスである。
図中102は、オーバーヘッドシャワー吐水部18用の継手で、この継手102はビス108にて前述したブラケット104に固定され、かかるブラケット104を介してケース本体14に固定されている。
継手102は、前面カバー16に形成された貫通の開口208を通過して図中左側、即ち前面カバー16の前側に突出せしめられている。
ここではその雄嵌合面214を、継手102の雌嵌合面218にOリング216を介して嵌合させることで、パイプ30が継手102に水密に接続される。
パイプ30は、この係合面220を位置決突起212に係合させるようにして、雄嵌合面214を継手102の雌嵌合面218に嵌入させることで、Oリング216を介し水密に継手102に接合される。
一方パイプ30には、フランジ部219の図中左側位置に雄ねじ部234が設けられている。
図3にも示しているように、蓋体62の裏面(内面)には、その下部に下向きの一対のフック形状の掛止部250が設けられており、またその上端部には上向きの一対の掛止部252が上向きに突出する形状で設けてある。
ここで上向きの一対の掛止部252は、縦のリブ254のそれぞれの上端部に一体に構成してある。
これらガイド部材260は、一対の側壁262と、内壁264とを有する横断面形状がコ字形状の部材で、その内壁264に上下に長い長孔状のガイド孔274が設けられ、また下端部には折曲げ形状の固定部266が設けられている。
これらガイド部材260の側壁262と内壁264とで囲まれた空間には、金属製のコイルばね276が収容されている。そしてそれらコイルばね276の上端部に、掛止バー284の両端部に固定される端部部材278がそれぞれ装着されている。
これら端部部材278は、コイルばね276への下向きの挿入部280(図21参照)と、掛止バー284を挿通させる貫通の挿通孔282とを有している。
従って蓋体62を取り外した状態の下では、図23(B)に示しているように掛止バー284は、ガイド孔274の上端に当接した状態にある。
このとき蓋体62に対しては一対のコイルばね276による上向きの付勢力が掛止バー284を介して作用しており、従って蓋体62は、一対のコイルばね276の付勢力に基いてその上端をカバー本体60の下端に当接させ、密着させた状態に保持されている。
この状態で蓋体62は、次のようにして簡単にこれを取り外すことができる。
そしてこの蓋体62を外すことによって、前面カバー16の下端部に部分開口64が生じる。
詳しくは、図2,図22に示しているように壁面Wにバックハンガーブラケット236,238を、ケース本体14の後壁14Aに形成した上下一対の掛止開口82,84に対応する高さ位置に固定ねじ240等によって予め固定しておき、そしてシャワー塔装置10におけるケース本体14の後壁14Aの掛止開口82,84に、バックハンガーブラケット236,238の壁面Wから突出した形状の掛止凸部244を挿入させる状態に、ケース12をそれら掛止開口82,84においてバックハンガーブラケット236,238に掛止する。
そしてそれらバックハンガーブラケット236,238にてシャワー塔装置10の重量を支持させた状態とする。
図23(A)は、そのバックハンガーブラケット236にケース本体14の後壁14Aが掛止されることで、シャワー塔装置10の重量が支持された状態を表している。
また同様にオーバーヘッドシャワー吐水部18や、ハンドシャワー吐水部24,吐水管22等を予め取り付けておいても良いし、或いはシャワー塔装置10を壁面Wに固定した後において、それらを取り付けるようになしても良い。
また同じ部分開口64を作業開口として止水栓118を操作し、水量調節を行う。
そのような作業を終えた後に再び蓋体62を装着し、部分開口64を閉鎖する。
即ち、蓋体62の下向きの一対の掛止部250を、図20(図23(B))の掛止バー284に掛止させ、そして図19(I)に示しているように蓋体62に下向きの力を加えて一対のコイルばね276を撓ませながら蓋体62を下向きに押し、その状態で蓋体62の上端部をケース内方向に押し込み、一対の上向きの掛止部252をカバー本体60の裏面側に位置させる。
ここにおいて蓋体62が、カバー本体60と一体の外観を有する前面カバー16の一部となって、カバー本体60とともにケース本体14の前面の開放部全体を閉鎖した状態となる。
詳しくは、本実施形態の取付構造ではケース本体14をその後壁14Aに部分的に設けた掛止開口82,84で、壁面Wに固定のバックハンガーブラケット236,238に掛止して壁面Wに固定でき、且つその際にケース本体14の前面部を室内側に向けて開放状態としておく必要がなく、その開放部を前面カバー16で閉じた状態の下で、即ちケース本体14の内部に水栓機構部77その他の内部機能部78を収納し、またケース本体14に前面カバー16を固定し、更にその前面カバー16に、シャワー吐水部を設けた状態の下で、シャワー塔装置10の全体をバックハンガーブラケット236,238への掛止により壁面Wにて支持させた状態とすることができる。
そしてその状態で単に固定ねじ240にてケース本体14の後壁14Aを壁面Wに固定するだけで、シャワー塔装置10の壁面Wへの取付施工を行うことができる。
それ故固定ねじ294によるケース本体14の後壁14Aの壁面Wへの固定のための部分開口64と、給水元管P1,給湯元管P2と内部部材との接続のための作業用の開口とを別々に設けておく場合に比べて、必要な部分開口64を少なくできる利点が得られる。
12 ケース
14 ケース本体
14A 後壁
14B 側壁
16 前面カバー
18 オーバーヘッドシャワー吐水部
20 ボデーシャワー吐水部
24 ハンドシャワー吐水部
44,46,48,50 操作部
62 蓋体
64 部分開口
76 水栓機構部
78 内部機能部
82,84 掛止開口
88 混合バルブ
236,238 バックハンガーブラケット
244 掛止凸部
294 固定ねじ
Claims (6)
- 後壁と一対の側壁とを有し、前面が室内側に向って開放されたケース本体と、該ケース本体の前面の開放部を閉じる前面カバーとを有する縦長の箱体状のケースの内部に湯水の混合バルブを含む水栓機構部を収容するとともに、前記前面カバーにシャワー吐水部の設けられたシャワー塔装置の壁面への取付構造であって
前記ケース本体の後壁に前後に貫通の掛止開口を部分的に設けるとともに、前記壁面には該掛止開口に挿入される掛止凸部を備えたバックハンガーブラケットを固定し、該ケース本体を前記掛止開口において前記バックハンガーブラケットに掛止させて前記シャワー塔装置を該バックハンガーブラケットにて支持させるとともに、前記前面カバーの下部の一部を脱着可能な蓋体となして、該蓋体を外した状態で生じる前面の部分開口の後側で前記ケース本体の前記後壁を固定ねじにて前記壁面に固定するようになしてあることを特徴とするシャワー塔装置の取付構造。 - 請求項1において、前記部分開口が、前記ケースの外部の給水元管,給湯元管と該ケースの内側の内部部材との接続部に対応した高さに設けてあって、該部分開口がそれら給水元管,給湯元管と前記内部部材との接続のための作業開口を兼ねていることを特徴とするシャワー塔装置の取付構造。
- 請求項1,2の何れかにおいて、前記前面カバーには、前記シャワー吐水部として、使用者の頭部より低い位置で該使用者の身体に向って前方にシャワー吐水するボデーシャワー吐水部が設けてあることを特徴とするシャワー塔装置の取付構造。
- 請求項3において、前記前面カバーには、前記ボデーシャワー吐水部と併せて使用者の頭上から下向きにシャワー吐水するオーバーヘッドシャワー吐水部が前記シャワー吐水部として設けてあることを特徴とするシャワー塔装置の取付構造。
- 請求項1〜4の何れかにおいて、前記前面カバーには、前記水栓機構部の前記湯水の混合バルブの操作部が設けてあることを特徴とするシャワー塔装置の取付構造。
- 請求項1〜5の何れかの取付構造に従って前記シャワー塔装置を取り付けるに際し、
前記ケースの内部に前記水栓機構部を収納するとともに、前記前面カバーを前記ケース本体に取り付け且つ該前面カバーに前記シャワー吐水部を設けた状態で、該ケース本体を前記掛止開口において前記壁面に固定の前記バックハンガーブラケットに掛止し、且つ前記部分開口を通じて前記ケース本体の前記後壁を前記固定ねじで前記壁面に固定し、以て前記シャワー塔装置を該壁面に取り付けることを特徴とするシャワー塔装置の取付方法。
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- 2008-02-15 JP JP2008034192A patent/JP2009189603A/ja active Pending
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