JP2009188942A - 画像表示装置、画像表示方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の画像を容易に比較表示できるようにする。
【解決手段】選択された画像を表示する画像表示手段と、前記画像表示手段が2以上の画像を表示する際に該複数画像を比較表示する画像比較表示制御手段と、各画像の同一オブジェクトを検出する類似オブジェクト検出手段と、検出された複数のオブジェクトを同じサイズに表示する表示サイズ制御手段とを有し、前記画像サイズ制御手段は、各画像の対応するオブジェクトを同じサイズに表示するように表示を制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の画像を表示することが可能な情報処理装置等に関する。
近年では、デジタルスチルカメラなどで撮影された画像をPC(パーソナル・コンピュータ)などに取り込み、その画像に対して印刷したり、電子メールで画像を送信したりするなど、様々な処理を施すことができる。また、一表示画面で複数の画像を扱うための工夫がなされている。従来技術の一例として、複数の画像を同時に表示し、画像を比較することによって、その中から目的とする画像を選択することができるという方法がある。
しかしながら、前記従来技術の一例では、複数の画像を選択して同時に表示させた場合、デジタルスチルカメラや携帯端末等の表示画面が狭い装置においては2枚の全体画像を並べて表示すると、画像サイズが小さくなり詳細部を確認することが難しかった。
それを解決するために両方の画像を拡大して表示する場合には、画像表示時には画像の座標原点(画像の左隅)を基準として表示される。このため、確認したい部分を表示させるには、まず一方の画像をスクロールするなどして見たい部分を表示させた後、他方の画像の対応する部分をスクロールするなどして表示させることによって、画像の比較を行う必要があった。
このように、一度表示位置を合わせて比較した後、別の部分を比較して見たい場合には、再度、まず一方の画像をスクロールするなどして見たい部分を表示させ、他方の画像の対応する部分をスクロールするなどして表示させる必要がある。よって、複数の画像のそれぞれについて個別に同じ作業を行わなくてはならず、ユーザへの負担が大きかった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、複数の画像を容易に比較表示できるようにすることを目的とする。
本発明は前記問題を解決するために、選択された画像を表示する画像表示手段と、前記画像表示手段が2以上の複数の画像を表示する際に該複数の画像を比較表示する画像比較表示制御手段と、各画像の同一のオブジェクトを検出する類似オブジェクト検出手段と、検出された複数のオブジェクトを同じサイズに表示する制御手段とを有し、前記制御手段は、各画像の対応するオブジェクトを同じサイズに表示するように表示を制御することを特徴とする画像表示装置等、を提供する。
本発明によれば、表示された複数の画像に対して、別の部位を比較表示させたい場合に、一方の画像をスクロールすると、他方の画像では同じオブジェクトを表示させるように制御できるため、比較表示する手間を省くことができる。また、例えば、複数の画像を比較表示するために、特に注目したいオブジェクトを明示的に指定することにより、容易に比較表示することができる。また、例えば、複数の画像を比較表示するために、一方の画像をスクロールすると、そのスクロールされた画像の中心に表示されているオブジェクトに対して、他方の画像中の対応するオブジェクトを表示させるように制御できる。
したがって、複数の画像を容易に比較表示することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態おける画像表示装置であるコンピュータの構成を示す図である。
101は、本装置において扱われる画像に対して処理を指示する画像処理指示手段である。ここで、処理とは、画像一覧表示、画像選択、画像表示等が考えられる。
画像処理指示手段101によって画像一覧表示が指示された場合には、画像一覧表示手段102によって画像の一覧のリストが表示される。画像一覧表示手段102は、画像の一覧をサムネイル画像で表示するサムネイル画像表示手段103を持つ。
また、画像処理指示手段101によって画像選択が指示されると、画像選択手段104において画像の選択や画像領域の選択が行われる。ここで、画像選択手段104はサムネイル画像表示手段103によって表示されたサムネイルから2以上の複数の画像を選択することができる。
画像表示手段106は、画像処理指示手段101によって指示された通りに画像を表示する。画像比較表示制御手段107は、画像表示手段106が2以上の複数の画像を表示する際に該複数の画像を比較表示するために、表示される画像の領域を制御する。
このとき、比較対照オブジェクト特定手段108は、画像から比較表示する領域を特定する比較領域特定手段105を使用して、特定された領域中のオブジェクトを検出する。類似オブジェクト検出手段109は、比較対照オブジェクト特定手段108によって特定された比較対照オブジェクトに対応するオブジェクト(類似オブジェクト)を他の画像から検出する。表示サイズ制御手段110は、検出された大きさの異なる2つのオブジェクトを同じサイズに表示する。
図2は、本実施形態における画像表示装置のハードウェア構成を示すブロック図である。
201はCPU(中央処理装置)であり、各種処理のための演算や論理判断等を行い、バス217に接続された各構成要素を制御する。202はメモリであり、プログラムメモリとデータメモリを含む。プログラムメモリには、フローチャートにつき後述する処理手順を含むCPU201による制御のためのプログラムを格納する。メモリ202は、ROMであっても良いし、外部記憶装置などからプログラムがロードされるRAMであっても良い。メモリ202には、アプリケーション203やオペレーティングシステム204なども格納される。
205はユーザからの情報を入力するための入力部である。ユーザからの入力情報は、マウス207、タッチパネル208、キーボード209などの入力装置から入力され、入力制御部206において制御される。この入力情報は、自然言語などの情報でも良く、一定の規則的な構造を有していれば、文法的に完全な文章でなくとも、処理対象とすることができる。
210は分析されたデータ出力情報を出力する出力部である。出力情報は、出力制御部211によって出力制御がなされ、表示部214などに表示される。出力部210は、例えばCRTや液晶表示器などの表示装置であっても良く、ここでの出力を同一装置内のほか出力部などへの入力としても良い。更に、これらのうちの2以上を具備し、選択的に利用するようにしても良い。
出力制御部211には、表示情報制御部212、及びマルチウィンドウシステム制御部213がある。表示情報制御部212は、表示部214に表示する情報を管理し、表示情報を保持する。また、マルチウィンドウシステム制御部213は、1つ以上のアプリケーションが表示する複数のウィンドウの出力を制御する。
外部記憶装置制御部215は、処理結果を外部記憶装置216に保存したり、必要なデータを取り出したりする処理を制御する。
図1に示したような処理構成と、図2に示したようなハードウェア構成によって実現される画像表示装置において、本実施形態における処理の流れは図3のように示される。
装置の電源ボタンがONされるなどして処理がスタートすると、ステップS101において、システムの起動処理が行われ、システムの初期化などが行われる。続いて、ステップS102において、登録された処理、又はユーザによって指示された処理の種類を判別する。指示された処理が画像表示処理以外の処理であった場合には、ステップS109において、対応する処理を実行する。
指示された処理が画像表示処理であった場合には、ステップS103において、初期画面表示処理を行う。この初期画面表示処理の詳細は、図6に示される。
まず、ステップS201において、指定された初期設定を取得し、続いて、ステップS202において、その設定に従って処理を判定する。設定された初期設定が詳細画面表示であった場合には、処理の流れはステップS203へ進み、ステップS203において、一枚の画像を大きく表示する詳細画像表示処理を行う。
一方、設定された初期設定が画像一覧表示であった場合には、ステップS204において、装置の扱う画像をリスト一覧やサムネイル一覧などとして表示する。このステップS204での画像一覧表示処理の詳細は、図7に示される。
画像の一覧表示を指示されると、ステップS301において、一覧の表示方法を取得する。この表示方法としては、サムネイル表示、リスト表示などが考えられる。ここで、サムネイル表示を指示された場合には、ステップS302において、サムネイル画像表示処理を行う。一方、リスト表示を指示された場合には、ステップS303において、画像一覧リスト表示処理を行う。
図3に戻り、ステップS104において、ユーザの操作を取得し、処理を判別する。
ユーザの操作が、画像の一覧表示処理に対する操作であった場合には、ステップS105において、画像の一覧表示処理を行う。これは、図7に示したものと同様である。
また、ユーザの操作が、画像の選択、又は選択取消、又はある画像中の位置を指定するものであった場合には、ステップS106において、画像選択処理を行う。この画像選択処理の詳細は、図8に示される。
図8において、まずステップS401において、表示画面の状態を取得する。ここで、画像の一覧がリスト表示されている場合には、ステップS402へ進む。
ステップS402において、ユーザが選択した画像ファイルが既に選択されているかどうかを判定する。判定の結果、ユーザ操作により選ばれた画像が選択済みである場合には、ステップS404において、ファイルの選択を取り消す。一方、ユーザ操作により選ばれた画像が未選択の画像である場合には、ステップS403において、ファイルの選択が行われる。
ステップS401において、画面表示の状態がサムネイルを表示している状態である場合には、ステップS405において、ユーザ操作により指定された画像位置が選択される。サムネイル画像表示画面上の未選択のサムネイル画像上であった場合には、ステップS403へ進み、ステップS403において、指定されたファイルを選択する。
一方、ステップS405において指定された位置が選択済みのサムネイル画像上の点であった場合には、ステップS406において、対応する選択済みのサムネイル画像を取得し、ステップS407において、比較領域特定処理を行う。この比較領域特定処理の詳細は、図9に示される。
ここで、図3のステップS104での判定において、ユーザが画像を選択したり、取り消したり、画像の位置を指定したりする場合には、マウスやタッチパネル等のポインティングデバイスのクリックやダブルクリックなど様々なアクションが考えられる。ここで、ユーザがある選択された画像上のある領域を特定するために、クリック、ダブルクリック、マウスの押下&移動&マウスリリースを行った場合を考える。
図9において、ステップS501でのユーザアクションの判定は、ユーザのアクションがクリックであった場合には、ステップS502に進み、指定領域はクリックされた点(ポイント)であるとする。また、ユーザのアクションがダブルクリックであった場合には、ステップS503において、指定領域はクリック座標を中心とした半径rの円であるとする。このとき半径rは、任意に設定できる。また、ユーザのアクションがMouseDown+Move+Upであった場合には、ステップS504へ進み、指定領域はMouseDownした座標とMouseUpした座標で決定する矩形であるとする。
この比較領域特定の例は、図10に示される。この図10によると、例えば、ケース1のように、指定されていない画像をワンクリックすることによって、画像を選択状態に変更することができる。また、ケース2のように、すでに選択されている画像上をワンクリックしたり、ケース3のようにダブルクリックしたり、ケース4のようにポインティングデバイスであるマウスを押下、移動、リリースして比較領域を指定したりできる。
例えば、図4(a)に示すように、画像サムネイル一覧表示画面301において、ユーザが画像302を選択すると、図8に示したようにして画像302が選択され、画像の枠が太枠となり、画像が選択されたことを示すようにしても良い。続いて、ユーザが次に画像303を選択すると、同様に図8に示した流れに従って、画像303を選択状態にする。さらに、ユーザが、画像302上の点(黒矢印)をクリックする場合、図9のステップS502の処理を行い、指定領域を特定する。
ここまでの画像選択処理が終わると、再び図3に示すステップS104へ戻り、ユーザの操作判定を行う。
続いて、ユーザが画像表示のための操作を行った場合、ステップS107において、画像表示処理を行う。この画像表示処理の詳細は、図11に示される。
まず、ステップS601において、ユーザが表示するために指定した画像を取得し、ステップS602において、指定された画像の数について判定する。
ユーザが1つの画像を表示しようとする場合には、指定画像は1つとなり、ステップS605へ進む。ステップS605において、画像を表示するサイズは、画像表示用に割り当てられた画面の全サイズであると設定する。
一方、ステップS602の判定で、指定された画像が複数である場合には、ステップS603へ進み、複数の画像を重ならずに画面に並べて表示するために、画像表示画面位置制御処理を行う。この画像表示画面位置制御処理の詳細は、図12に示される。
まず、ステップS701において、指定された画像の数を取得し、ステップS702において、画像表示用画面サイズを取得する。そして、ステップS703において、表示位置サイズ指定処理を行う。ステップS703では、例えば指定画像が2画面であった場合には、画像表示用に割り当てられた画面を縦に2分割したサイズであるとか、指定画像が4画面であった場合には、縦横にそれぞれ2分割した画面のサイズであるとかを計算する。そして、表示位置サイズとして指定する。
この処理を行った後、ステップS604へ進み、表示画面サイズを設定サイズとし、それぞれの画像表示位置も設定する。
続いて、ステップS606へ進み、図9の処理によって比較領域が指定されているかを判定する。比較領域が特定されていない場合には、ステップS608において、デフォルトの状態で詳細画像を表示する。
一方、比較領域が特定されている場合には、ステップS607の画像比較表示制御処理へ進み、2枚の画像に対して処理を行い、ユーザが見たい部分を同じサイズに拡大縮小して並べて表示する。この画像比較表示制御処理の流れは、図13に示される。
まず、ステップS801において、図9の処理の流れに従って特定された比較領域を取得する。この取得された比較領域に対して、ステップS802において、比較対照オブジェクト特定処理を行う。この比較対照オブジェクト特定処理の詳細は、図14に示される。
まず、ステップS901のオブジェクト候補抽出処理によって、画像中にあるオブジェクトを抽出する。抽出されたオブジェクトを元に、比較領域として特定された位置にあるオブジェクトを抽出する。
ステップS902において、指定された領域が、点、円、矩形のいずれであるかを判定する。指定された領域が点である場合には、ステップS903へ進み、ステップS901でのオブジェクト抽出の結果、指定ポイントが属するオブジェクトが存在するかどうかを検索する。同様に、指定された領域が円である場合には、ステップS904において、指定円内に属するオブジェクトを検索する。また、指定された領域が矩形である場合には、ステップS905において、指定矩形内に属するオブジェクトを検索する。
ここで、指定領域が円である場合には、ステップS904での処理は、指定円内に完全に含まれなくとも、指定円領域に部分的に含まれるオブジェクトとしても良い。また、指定領域が矩形である場合も同様に、ステップS905での処理は、指定矩形に完全に含まれなくとも、指定矩形領域に部分的に含まれるオブジェクトとしても良い。
このように、オブジェクトを検索した結果、ステップS906において、指定領域の条件を満たすオブジェクトが存在するかどうかを判定する。検索の結果、オブジェクトの候補が存在する場合には、ステップS906の判定は、ステップS907へ進み、検索されたオブジェクトを比較対照オブジェクトとして特定する。
ステップS906において、検索されたオブジェクトが存在しなかった場合には、ステップS908において、比較対照オブジェクトを特定できなかったとして、ステップS909において、画像比較表示制御処理を終了して終わる。
このようにして、比較対照オブジェクトが特定された後、ステップS803において、比較対照オブジェクトの表示画面サイズにあわせて拡大・縮小率を決定する。
また、ステップS804において、拡大・縮小された比較対照オブジェクトが表示画面に表示できるように決定した、画像表示位置を決定する。
続いて、処理はステップS805へ進み、ユーザが指定した画像全てについて、比較対照オブジェクトを検索し、サイズを揃えて表示する処理を行う。
まず、ステップS805において、指定画像全てを処理したか、又は処理を終了するかどうかを判定する。ステップS802の処理で、比較対照オブジェクトの検索に失敗した場合には、ステップS909において、画像比較表示制御処理を終了するとしているので、ステップS8の判定はYesへ進み、そのまま処理を終了する。
例えば、図4(a)に示したように、サムネイル画像一覧表示画面301上の2枚の画像302、303が選択されて画像302上をクリックする。これによって、比較領域が指定された場合には、指定画像の全てについて、処理が終わっていないので、ステップS805の判定は、Noへ進み、ステップS806において、指定画像から対象画像として、画像303を取得する。
さらに、ステップS807において、類似オブジェクト検出処理を行う。この類似オブジェクト検出処理の流れは、図15に示される。
まず、ステップS1001において、図13の流れで特定された比較対照オブジェクトを取得し、ステップS1002において、類似オブジェクトの候補を検出する。これは、比較対照オブジェクトをパターンマッチングのキーとして、対象画像のなかから類似パターンとなる画像オブジェクトを検出する。
この結果、類似オブジェクト候補が検出された場合には、ステップS1003において、類似オブジェクト候補があると判定され、処理はステップS1004へ進む。ここで、検出されたオブジェクトを、類似オブジェクトとして特定する。
一方、ステップS1002において、類似オブジェクトの候補の検出に失敗した場合には、ステップS1005へ進み、類似オブジェクトは存在しないとして処理を終了する。
このようにして、ステップS807での類似オブジェクト検出処理が終わると、ステップS808の表示サイズ制御処理へ進む。ここでは、検出された類似オブジェクトと比較対照オブジェクトのサイズを揃えて表示するための処理を行う。この表示サイズ制御処理の詳細は、図16に示される。
まず、ステップS1101において、表示画面サイズを取得する。これは、図12のステップS703で指定された画面サイズである。
まず、ステップS1103において、比較対照オブジェクトを表示画面サイズにあわせた拡大・縮小率を取得する。ステップS1104において、拡大・縮小された比較対照オブジェクトが表示画面に表示できるように決定した、画像表示位置を取得する。この処理は、ステップS1102の判定で指定画像を全て処理する際に、一度だけ行われる。
続いて、ステップS1105において、比較対照オブジェクトと類似オブジェクトを同じサイズにするように拡大・縮小率を決定し、この拡大・縮小率を表示時に画像表示手段に伝える。類似オブジェクトも同様に、ステップS1106において、拡大・縮小された類似オブジェクトが表示画面に表示できるように、画像表示位置を決定する。
このようにして、ステップS806、S807、S808の処理を繰り返すことによって、指定された画像全てに対して、画像比較表示制御を行い、ステップS805の判定がYesになると、ステップS607の画像比較表示制御処理を終了する。
続いて、図11に示すステップS608の詳細画像表示処理に進み、ステップS607で処理を行った場合には、その処理の結果(比較対照オブジェクト、類似オブジェクト、それぞれの表示位置、拡大・縮小率)を元に画像を表示する。
この処理の結果、図4(b)に示す表示画面304のようにユーザが見たい部分を305、306のように同じサイズに拡大縮小して並べて表示する。一方、比較領域が特定されていない場合には、ステップS608において、デフォルトの状態で詳細画像を表示する。例えば、ファイルサムネイル画像一覧表示画面において、ユーザが画像上をワンクリックして表示操作を行った場合には、2つの画像の左上を原点として表示される。
ここまでの画像表示処理が終わると、再び図3に示すステップS104へ戻り、ユーザの操作判定を行う。
ここで、ユーザが図4(b)のように表示された画像の一方の画像について、その表示位置をずらそうと、スクロールをしたとすると、ステップS104の処理は画像スクロールへ進み、ステップS108において、画像表示位置移動処理を行う。この画像表示位置移動処理の詳細は、図17に示される。
ステップS1201において、ユーザがスクロールしている間に表示を更新するかどうかを判定する。この動作設定は、装置やユーザごとに設定することができる。例えば、ユーザが一方の画像をスクロールしている間に、他方の画像も同じようにスクロールする場合には、「スクロール中の表示更新=ON」にする。また、ユーザが一方の画像をスクロールしている間は、他方は元の表示のままであるが、スクロールが止まった時点で、他方の表示をスクロールした画像に合わせる場合には、「スクロール中の表示更新=OFF」等のように設定することができる。
もし、「スクロール中の表示更新=ON」と設定されていた場合には、ステップS1201の判定はYesへ進み、ステップS1202において、表示更新処理を行う。
一方、「スクロール中の表示更新=OFF」と設定されていた場合には、ステップS1202の判定はNoへ進み、ユーザのスクロール動作が停止し、ステップS1203の判定がYesになるまで待機する。
ユーザのスクロール動作が停止すると、ステップS1203の判定がYesに進み、ステップS1204において、表示更新処理が行われる。表示更新処理の詳細は、図18に示される。
ステップS1301において、ユーザがスクロールした距離を取得する。
その結果、ステップS1302において、ユーザが指定した直接スクロールしていない画像全てについて、以下の処理を行うように制御する。
具体的には、ステップS1303において、今から処理する対象画像へのコントロールを取得し、ステップS1304において、ステップS1301で取得された距離分、画像をスクロール表示する。ここで、取得された距離とは、画像表示画面の座標を基準とする。すなわち、図4(b)のように、画像が図13に示した画像比較表示制御処理によって対応するオブジェクトを同じ大きさに表示している場合には、その倍率における距離を示す。一方、デフォルトの表示方法で表示されている場合には、元画像そのものの座標距離となる。
ステップS1302において全ての指定画像について処理を行うと、ステップS1305へ進む。ステップS1305において、ユーザのスクロールが終了しているかどうかを判定し、終了している場合には、ステップS1306において、ユーザに表示する意味のあるポイントをスクロールしている画像の中心座標とする。そして、ステップS1307において、その点を指定領域として、画像比較表示制御処理を行う。この画像比較表示制御処理は、先に示した図13の処理と同様である。
ここで、図18に示した処理の流れでは、画像比較表示制御処理は、ユーザのスクロールが終了したときのみ行うが、スクロールする度に、中心にくるオブジェクトを自動的に検索するような、ステップS1305のスクロール終了判定を省いた処理としても良い。
この処理の結果(比較対照オブジェクト、類似オブジェクト、それぞれの表示位置、拡大・縮小率)を元に、ステップS1308において、画像を表示する。
このような処理により、例えば、図5(a)の401のようにサムネイル表示された画像一覧から2つの画像402、403を選択する。
表示処理を行った場合には、図13に示した画像比較表示制御処理により、図5(b)に示す表示画面404の405、406のように表示される。
そこで、表示された画像のうちの一枚(向かって左側)を下にスクロールすると、図5(c)の表示画面407の408、409のような画像が表示される。
また、左の画像を左方向にスクロールさせると、本実施形態では図5(e)の表示画面413のように、スクロールさせる側の画像が表示しているもの414と同じオブジェクト(車)を415のように右の画像でもサイズをあわせて表示する。これをスクロールの時系列に沿って示すと図19に示すようになる。
S1901、S1905のような2枚の画像が表示されているとき、S1901をスクロールさせ、S1902、S1903のように表示させていく。もし、装置やユーザの設定により、「スクロール中の表示更新=ON」となっている場合には、S1902の表示に同期してS1906の画像が、S1903の表示に同期してS1907の画像が、他方の画像表示位置に表示される。一方、「スクロール中の表示更新=OFF」となっている場合には、スクロールされている画像がS1902、S1903のように表示されていても、S1909のように、元の画像を表示し続ける。ユーザのスクロール動作が停止すると、S1903とS1907、又はS1903とS1909の組み合わせで、画像比較表示制御処理が行われ、S1904とS1908、S1904とS1910のように表示を比較しサイズをあわせて表示を行う。
これらの画像表示処理を終了する場合には、ステップS104において、ユーザの操作として、画像表示処理終了の操作を取得し、ステップS110へ進む。ステップS110において、装置そのものの終了であるかどうかを判定し、装置の終了でない場合には、ステップS102に戻り、ユーザの処理指定を待つ。装置が終了する場合には、そのまま終了する。
本実施形態によれば、表示された複数の画像において、一方の画像をスクロールすると、他方の画像において同じオブジェクトを表示させるように制御できるため、比較表示する手間を省くことができ、複数の画像を容易に比較表示することができる。
(本発明の他の実施形態)
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置又はシステム内のコンピュータ(CPU又はMPU)に対し、前記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータに格納されたプログラムに従って前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、前記ソフトウェアのプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム自体は本発明を構成する。また、そのプログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、供給されたプログラムがコンピュータにて稼働しているオペレーティングシステム又は他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムがコンピュータに係る機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムの指示に基づいてその機能拡張ボード等に備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
なお、前記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態に係る画像表示装置の構成例を示す図である。 本実施形態に係る画像表示装置のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本実施形態における画像表示装置の処理の流れを示す図である。 本実施形態における操作画面の一例を示す図である。 本実施形態における操作画面の一例を示す図である。 本実施形態における初期画面表示処理の流れを示す図である。 本実施形態における画像一覧表示処理の流れを示す図である。 本実施形態における画像選択処理の流れを示す図である。 本実施形態における比較領域特定処理の流れを示す図である。 本実施形態における比較領域特定の操作例を示す図である。 本実施形態における画像表示処理の流れを示す図である。 本実施形態における画像表示画面位置制御処理の流れを示す図である。 本実施形態における画像比較表示制御処理の流れを示す図である。 本実施形態における比較対照オブジェクト特定処理の流れを示す図である。 本実施形態における類似オブジェクト検出処理の流れを示す図である。 本実施形態における表示サイズ制御処理の流れを示す図である。 本実施形態における画像表示位置移動処理の流れを示す図である。 本実施形態における表示更新処理の流れを示す図である。 本実施形態における画像表示位置移動処理の例を示す図である。
符号の説明
101 画像処理指示手段
102 画像一覧表示手段
103 サムネイル画像表示手段
104 画像選択手段
105 比較領域特定手段
106 画像表示手段
107 画像比較表示制御手段
108 比較対象オブジェクト特定手段
109 類似オブジェクト検出手段
110 表示サイズ制御手段

Claims (6)

  1. 画像の一覧を表示する画像一覧表示手段と、
    2以上の複数の画像を選択する画像選択手段と、
    前記画像選択手段によって選択された画像を表示する画像表示手段と、
    前記画像表示手段が2以上の複数の画像を表示する際に該複数の画像を比較表示するために、表示される画像の領域を制御する画像比較表示制御手段と、
    画像を表示されている位置から別の位置へ移動させて表示する画像表示位置移動手段と、
    画像から比較表示する領域を特定する比較領域特定手段と、
    前記比較領域特定手段によって特定された領域中のオブジェクトを検出する検出手段と、
    あるオブジェクトに対応するオブジェクトを他の画像から検出する類似オブジェクト検出手段と、
    大きさの異なる2つのオブジェクトを同じサイズに表示する表示サイズ制御手段とを有し、
    前記画像比較表示制御手段は、前記画像表示位置移動手段によって複数の画像のうちから一方の画像を見たい位置に移動させると、前記比較領域特定手段によって画像の比較領域を特定し、前記検出手段によって該比較領域にあるオブジェクトを検出し、前記類似オブジェクト検出手段によって複数の画像のうちの他方の画像から比較対照オブジェクトに対応する類似オブジェクトを検出し、表示サイズ制御手段によって該比較対照オブジェクトと該類似オブジェクトを同じサイズに表示することによって、他方も対応する範囲を表示するように表示を制御することを特徴とする画像表示装置。
  2. 前記比較領域特定手段は、ポインティングデバイスによって領域を指定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  3. 前記比較領域特定手段は、前記画像表示位置移動手段によって表示位置が移動している画像のある特定の位置を比較領域として自動的に設定することを特徴とする請求項1に記載の画像表示装置。
  4. 選択された画像を表示する画像表示手段と、
    前記画像表示手段が2以上の複数の画像を表示する際に該複数の画像を比較表示する画像比較表示制御手段と、
    各画像の同一のオブジェクトを検出する類似オブジェクト検出手段と、
    検出された複数のオブジェクトを同じサイズに表示する制御手段とを有し、
    前記制御手段は、各画像の対応するオブジェクトを同じサイズに表示するように表示を制御することを特徴とする画像表示装置。
  5. 選択された画像を表示する画像表示工程と、
    2以上の複数の画像を表示する際に該複数の画像を比較表示する画像比較表示制御工程と、
    各画像の同じオブジェクトを検出する類似オブジェクト検出工程と、
    検出された複数のオブジェクトを同じサイズに表示する制御工程とを有し、
    前記制御工程は、各画像の対応するオブジェクトを同じサイズに表示するように表示を制御することを特徴とする画像表示方法。
  6. 選択された画像を表示部に表示させる画像表示ステップと、
    2以上の複数の画像を表示する際に該複数の画像を比較表示する画像比較表示制御ステップと、
    各画像の同じオブジェクトを検出する類似オブジェクト検出ステップと、
    検出された複数のオブジェクトを同じサイズに表示させる制御ステップとをコンピュータに実行させ、
    かつ前記制御ステップでは、各画像の対応するオブジェクトを同じサイズに表示させるように表示を制御することを特徴とするプログラム。
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