JP2009188487A - ファクシミリデータ送信プログラムおよびファクシミリデータ送信方法 - Google Patents

ファクシミリデータ送信プログラムおよびファクシミリデータ送信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ある機種用のファクシミリ送信プログラムであっても、データフォーマットが同一である他機種に対してファクシミリデータを送信可能とする。
【解決手段】 送信処理部46は、特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットでファクシミリデータを送信する処理部である。ファクシミリデータの送信先となる対象ファクシミリ送信装置の装置名が取得されると、機種互換比較処理部44は、取得された装置名に基づき、対象ファクシミリ送信装置が特定種類のファクシミリ送信装置であるか否か、および対象ファクシミリ送信装置と特定種類のファクシミリ送信装置との間にデータフォーマットの互換性があるか否かを判定する。両者に互換性があると判定された場合には、送信処理部46により対象ファクシミリ送信装置へファクシミリデータが送信される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ファクシミリデータ送信プログラムおよびファクシミリデータ送信方法に関するものである。
ネットワークを介してファクシミリデータを伝送し、ファクシミリ装置を動作させる技術が存在する(例えば特許文献1参照)。また、パーソナルコンピュータのFAXドライバからネットワークを介して、ネットワーク機能を有する複合機へファクシミリデータを直接供給し、ファクシミリ送信を行わせる技術も存在する。
パーソナルコンピュータのFAXドライバには、ファクシミリ送信を行う際に、複合機から装置名を取得して、FAXドライバのドライバ名がその複合機の装置名と合致する場合のみ送信設定画面を表示させるものがある。このようにすることで、ドライバの生成するファクシミリデータのデータフォーマットに対応していない複合機に、誤ってファクシミリデータを送信しないようにしている。
特開平5−284270号公報
複合機などの装置では印刷速度が異なる複数の姉妹機種が同一シリーズとして発売されることがある。例えばそのような同一シリーズで印刷速度が違う姉妹機種では同一のデータフォーマットでファクシミリデータを、FAXドライバとの間で授受することが多い。
しかしながら、ある機種のFAXドライバがインストールされている場合、その機種の姉妹機種であっても装置名が異なるため、FAXドライバのドライバ名がその複合機の装置名と合致しない。このため、FAXドライバのデータフォーマットを解釈可能な機種にも拘わらず、送信設定画面が表示されず、エラー処理され、ファクシミリデータは送信されない。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、ある機種用のファクシミリ送信プログラムであっても、データフォーマットが同一である他機種に対して、ファクシミリデータを送信可能とするファクシミリデータ送信プログラムおよびファクシミリデータ送信方法を得ることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明では以下のようにした。
本発明に係るファクシミリデータ送信プログラムは、コンピュータを、特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットでファクシミリデータを送信する送信手段、ファクシミリデータの送信先となる対象ファクシミリ送信装置の装置名を取得する装置名取得手段、装置名取得手段により取得された装置名に基づき、対象ファクシミリ送信装置が特定種類のファクシミリ送信装置であるか否か、および対象ファクシミリ送信装置と特定種類のファクシミリ送信装置との間にファクシミリデータのデータフォーマットの互換性があるか否かを判定する互換判定手段、並びに対象ファクシミリ送信装置が特定種類のファクシミリ送信装置ではないが対象ファクシミリ送信装置と特定種類のファクシミリ送信装置との間に互換性があると互換判定手段により判定された場合には、送信手段により、特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットで対象ファクシミリ送信装置へファクシミリデータを送信させる制御手段、として機能させる。
これにより、ファクシミリデータ送信プログラムが送信するファクシミリデータのデータフォーマットに対応していない機種へのファクシミリデータの送信を防止しつつ、ある機種用のファクシミリ送信プログラムであっても、データフォーマットが同一である他機種に対するファクシミリデータの送信が可能となる。
また、本発明に係るファクシミリデータ送信プログラムは、上記のファクシミリデータ送信プログラムに加え、次のようにしてもよい。この場合、ファクシミリデータ送信プログラムは、特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットでファクシミリデータを処理可能な複数のファクシミリ送信装置の装置名を含む機種互換情報を備える。そして、互換判定手段は、装置名取得手段により取得された装置名が、機種互換情報に含まれる装置名のいずれかと一致する場合には、互換性があると判定し、装置名取得手段により取得された装置名が、機種互換情報に含まれる装置名のいずれにも一致しない場合には、互換性がないと判定する。
これにより、機種互換情報に基づき互換性の有無を判定するので、データフォーマットが同一ではない機種へファクシミリデータが送信されずに済む。
また、本発明に係るファクシミリデータ送信プログラムは、上記のファクシミリデータ送信プログラムのいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、ファクシミリデータ送信プログラムは、ファクシミリデータ送信プログラムによるデータフォーマットでファクシミリデータを処理可能な複数のファクシミリ送信装置の装置名と、そのファクシミリデータ送信プログラムの名称とを関連付けた状態で含む機種互換情報を備える。そして、互換判定手段は、装置名取得手段により取得された装置名が、機種互換情報において当該ファクシミリデータ送信プログラムの名称に関連付けられている装置名のいずれかと一致する場合には、互換性があると判定し、装置名取得手段により取得された装置名が、機種互換情報において当該ファクシミリデータ送信プログラムの名称に関連付けられている装置名のいずれにも一致しない場合には、互換性がないと判定する。
これにより、機種互換情報において、ファクシミリデータ送信プログラムの名称ごとにファクシミリ送信装置の装置名が登録されるため、複数のファクシミリデータ送信プログラムについての機種互換情報を一括して生成し、複数のファクシミリデータ送信プログラムに対して共通の機種互換情報を使用することができる。
また、本発明に係るファクシミリデータ送信プログラムは、上記のファクシミリデータ送信プログラムのいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、ファクシミリデータ送信プログラムは、コンピュータを、送信設定画面を表示させる表示手段として機能させる。そして、制御手段は、対象ファクシミリ送信装置が特定種類のファクシミリ送信装置ではないが対象ファクシミリ送信装置と特定種類のファクシミリ送信装置との間に互換性があると互換判定手段により判定された場合には、表示手段により、送信設定画面を表示させ、送信設定画面において送信設定情報が入力された後に、送信手段により、送信設定情報とともに、ファクシミリデータを、特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットで対象ファクシミリ送信装置へ送信させる。
また、本発明に係るファクシミリデータ送信プログラムは、上記のファクシミリデータ送信プログラムのいずれかに加え、次のようにしてもよい。この場合、制御手段は、対象ファクシミリ送信装置が特定種類のファクシミリ送信装置ではなく、かつ対象ファクシミリ送信装置と特定種類のファクシミリ送信装置との間に互換性がないと互換判定手段により判定された場合には、送信手段により、特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットで対象ファクシミリ送信装置へファクシミリデータを送信させない。
これにより、データフォーマットが同一ではない機種へファクシミリデータが送信されずに済む。
本発明に係るファクシミリデータ送信方法は、ファクシミリデータの送信先となる対象ファクシミリ送信装置の装置名を取得するステップと、取得した装置名に基づき、対象ファクシミリ送信装置が特定種類のファクシミリ送信装置であるか否か、および対象ファクシミリ送信装置と特定種類のファクシミリ送信装置との間にファクシミリデータのデータフォーマットの互換性があるか否かを判定するステップと、対象ファクシミリ送信装置が特定種類のファクシミリ送信装置ではないが対象ファクシミリ送信装置と特定種類のファクシミリ送信装置との間に互換性があると判定した場合には、特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットで対象ファクシミリ送信装置へファクシミリデータを送信するステップとを備える。
これにより、ある機種用のファクシミリ送信プログラムであっても、データフォーマットが同一の他機種に対するファクシミリデータの送信が可能となる。
本発明によれば、ある機種用のファクシミリ送信プログラムであっても、データフォーマットが同一の他機種に対するファクシミリデータの送信が可能となる。
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、ファクシミリ送信システムの構成例を示すブロック図である。図1において、複合機1,2は、ファクシミリ送信機能およびネットワーク機能を有し、端末装置3からネットワーク4を介してファクシミリデータを受信し、ファクシミリデータに基づきファクシミリ画像を形成し送信する装置である。なお、ファクシミリ送信は、電話回線および/またはネットワーク4を介して行われる。複合機1,2は、その他、コピー機能、ネットワーク印刷機能などを有していてもよい。
各複合機1,2は、SNMP(Simple Network Management Protocol)、SOAP(Simple Object Access Protocol )、PJL(Printer Job Language)などに従った装置名の問い合わせをネットワーク4を介して受信すると、その問い合わせの送信元に対して自己の装置名を応答する。
端末装置3は、FAXドライバ11により所定のデータフォーマットでファクシミリデータをファクシミリ送信装置(図1の示すでは複合機1または複合機2)に送信する装置である。端末装置3には、表示装置および入力装置を有し各種ドライバプログラムがインストールされたパーソナルコンピュータなどが使用される。
ネットワーク4は、ローカルエリアネットワークなどといったコンピュータネットワークである。また、ネットワーク4は、ルータなどを介してインターネットなどのワイドエリアネットワークに接続されていてもよい。
図2は、図1における端末装置3の構成を示すブロック図である。端末装置3は、コンピュータを内蔵する。図2において、CPU21は、プログラムを実行し、プログラムに記述された処理を実行する演算処理装置である。また、ROM22は、プログラムおよびデータを予め記憶した不揮発性のメモリである。また、RAM23は、プログラムを実行する際にそのプログラムおよびデータを一時的に記憶するメモリである。HDD24は、図示せぬオペレーティングシステムや、FAXドライバプログラム31などのドライバプログラム、アプリケーションプログラムなどを格納する記録媒体としてのハードディスク駆動装置である。
FAXドライバプログラム31は、本発明のファクシミリデータ送信プログラムの一実施の形態である。FAXドライバプログラム31は、複合機1,2のある機種用のものとされ、その機種に固有のドライバ名を有する。このプログラム31は、ダイナミックリンクライブラリ、実行形式ファイルなどとして格納されている。
また、通信装置25は、ネットワーク4に接続され、ネットワーク4を介して、装置名の問い合わせを送信したり、ファクシミリデータを送信したり、問い合わせの応答を受信したりする装置である。通信装置25としては、ネットワークインタフェースカードなどが使用される。入力装置26は、ユーザによる操作を検出し、操作に応じた電気信号を出力する装置である。入力装置26としては、例えばキーボード、マウスなどが使用される。表示装置27は、画像データに対応する画像信号を生成し表示する装置である。
図3は、図2におけるFAXドライバプログラム31がCPU21により実行されることで実現されるFAXドライバ11における処理部を示すブロック図である。
画像データ生成処理部41は、アプリケーションプログラムの実行中に発生したファクシミリ送信命令に基づき生成された画像データを、ファクシミリ送信用の画像データに変換する処理部である。
装置名取得処理部42は、ファクシミリデータの送信先に指定されている装置(複合機1,2など)に対して、SNMP、SOAP、PJLなどで、装置名の問い合わせを、ネットワーク4を介して送信し、その問い合わせの応答を受信する処理部である。なお、ファクシミリデータの送信先は、装置のIPアドレスなどにより予め指定されている。
機種互換データベース43は、データフォーマットごとに、そのデータフォーマットのファクシミリデータに基づきファクシミリ送信が可能な1または複数の装置の装置名をグループに纏めて格納するデータベースである。機種互換データベース43は、静的なデータとしてFAXドライバプログラム31に含まれている。この実施の形態では、FAXドライバプログラム31のドライバ名がグループに関連付けられて格納されている。
図4は、機種互換データベース43の一例を示す図である。図4に示す機種互換データベース43では、例えば、機種「XXX30」用のFAXドライバプログラム31のドライバ名「FAXDRV30」に対して、機種「XXX30」の機種名、並びに機種「XXX30」用のデータフォーマットと互換性のある姉妹機種「XXX40」および「XXX50」の機種名が関連付けられて格納されている。同様に、機種「XXX40」用のFAXドライバプログラム31のドライバ名「FAXDRV40」、および機種「XXX50」用のFAXドライバプログラム31のドライバ名「FAXDRV50」に対しても、機種名が関連付けられて格納されている。
機種互換比較処理部44は、この端末装置3にインストールされているFAXドライバ11で、ファクシミリデータの送信先に指定されている装置(以下、対象ファクシミリ送信装置という)に対してファクシミリデータを送信可能か否か(つまり、対象ファクシミリ送信装置がファクシミリデータに基づきファクシミリ送信可能か否か)を判定する処理部である。
具体的には、機種互換比較処理部44は、装置名取得処理部42により取得された装置名およびこの端末装置3にインストールされているFAXドライバプログラム31のドライバ名に基づき、機種互換データベース43を参照して、対象ファクシミリ送信装置がこのFAXドライバプログラム31の正規の送信先機種(以下、特定種類のファクシミリ送信装置という)であるか否か、および対象ファクシミリ送信装置と特定種類のファクシミリ送信装置との間にファクシミリデータのデータフォーマットの互換性があるか否かを判定する。例えば、図4では、「FAXDRV30」の正規の送信先機種は、「XXX30」である。
エラー表示処理部45は、装置名の取得に失敗した場合、対象ファクシミリ送信装置と特定種類のファクシミリ送信装置との間にファクシミリデータのデータフォーマットの互換性がない場合などにおいて、表示装置27に対してエラー表示を実行する処理部である。
送信処理部46は、この端末装置3にインストールされているFAXドライバ11で、対象ファクシミリ送信装置に対してファクシミリデータを送信可能であると判定された場合に、宛先情報などを含むヘッダデータと画像データ生成処理部41により生成された画像データからファクシミリデータを生成して、通信装置25を介して送信する処理部である。
制御部47は、装置名取得処理部42の処理結果、機種互換比較処理部44の処理結果などに応じて各処理部41,42,44,45を制御する処理部である。
なお、FAXドライバプログラム31においては、画像データ生成処理部41、装置名取得処理部42、機種互換比較処理部44、エラー表示処理部45、および送信処理部46は、それぞれクラスとして記述されている。
次に、上記装置の動作について説明する。図5および図6は、図1に示すシステムにおける各装置の動作を説明する図である。
まず、端末装置3では、CPU21によりアプリケーションプログラムが実行され、所定の処理を実行するアプリケーションが実現される。アプリケーションとしては、ワードプロセッサなどが考えられる。そして、ユーザ操作などに基づいてFAX送信要求が発生すると、アプリケーションは、FAXドライバ11へFAX送信指令を供給する(ステップS1)。具体的には、FAX送信要求が発生すると、FAXドライバプログラム31が実行され、FAXドライバ11が起動し、FAX送信指令を受け取る。
そして、FAXドライバ11の装置名取得処理部42は、対象ファクシミリ送信装置の装置名を取得する(ステップS2)。このとき、装置名取得処理部42は、対象ファクシミリ送信装置に対して装置名の問い合わせを、ネットワーク4を介して送信する。対象ファクシミリ送信装置(ここでは、複合機1または複合機2)は、その問い合わせを受信すると、自己の装置名を応答として送信する。その応答は通信装置25により受信され、装置名取得処理部42に供給される。
制御部47は、装置名取得処理部42により対象ファクシミリ送信装置の装置名が受信されると、機種互換比較処理部44に、機種互換比較処理を実行させる。機種互換比較処理部44は、この端末装置3にインストールされているFAXドライバ11で対象ファクシミリ送信装置に対してファクシミリデータを送信可能か否かを判定する(ステップS3)。
例えば、対象ファクシミリ送信装置が複合機1であり、複合機1の装置名が「XXX40」であり、端末装置3のFAXドライバプログラム31のドライバ名が「FAXDRV30」である場合には、機種互換データベース43において機種名「XXX40」がドライバ名「FAXDRV30」に関連付けて登録されているため、この端末装置3にインストールされているFAXドライバ11で対象ファクシミリ送信装置に対してファクシミリデータを送信可能であると判定される。このように、対象ファクシミリ送信装置がFAXドライバプログラム31の正規対応機種「FAXDRV30」ではなくても、機種互換データベース43に登録されている互換機種であれば、この端末装置3にインストールされているFAXドライバ11で対象ファクシミリ送信装置に対してファクシミリデータを送信可能であると判定される。
対象ファクシミリ送信装置が特定種類のファクシミリ送信装置であると判定された場合、および対象ファクシミリ送信装置と特定種類のファクシミリ送信装置との間にファクシミリデータのデータフォーマットの互換性があると判定された場合には、制御部47は、画像データ生成処理部41および送信処理部46に対してファクシミリ送信処理を実行させる。
ファクシミリ送信処理では、画像データ生成処理部41がファクシミリ送信用の画像データを生成する。そして、送信処理部46は、表示装置27に対して、宛先情報などの入力を促す送信設定画面を表示させる。その後、ユーザにより入力装置26が操作されることにより送信設定画面において送信設定情報が入力されると(図5のステップS4)、送信処理部46は、宛先情報などを含む送信設定情報をヘッダデータとし、ヘッダデータとファクシミリ送信用画像データからファクシミリデータを生成し、通信装置25を制御して、対象ファクシミリ送信装置へ送信させる(図5のステップS5)。
対象ファクシミリ送信装置である複合機1または複合機2は、そのファクシミリデータを受信し、宛先情報を抽出し、その宛先情報により指定されている宛先へファクシミリデータを送信する(図5のステップS6)。
一方、機種互換比較処理(ステップS3)において、対象ファクシミリ送信装置が特定種類のファクシミリ送信装置ではなく、かつ対象ファクシミリ送信装置と特定種類のファクシミリ送信装置との間にファクシミリデータのデータフォーマットの互換性がないと判定された場合には、制御部47は、エラー表示処理部45に、エラー処理を実行させる。エラー表示処理部45は、表示装置27に対して、エラー画面を表示させる(図6のステップS11)。
以上のように、上記実施の形態によれば、FAXドライバプログラム31が実行されることで、FAXドライバ11が実現される。そして、FAXドライバ11は、送信手段の一例である送信処理部46、装置名取得手段の一例である装置名取得処理部42、互換判定手段の一例である機種互換比較処理部44、および制御手段の一例である制御部47を有する。これにより、ファクシミリデータ送信プログラムが送信するファクシミリデータのデータフォーマットに対応していない機種へのファクシミリデータの送信を防止しつつ、ある機種用のファクシミリ送信プログラムであっても、データフォーマットが同一である他機種に対するファクシミリデータの送信が可能となる。
また、上記実施の形態によれば、ファクシミリデータ送信プログラムは、機種互換情報の一例である機種互換データベース43を有する。これにより、機種互換データベース43に基づき互換性の有無が判定されるので、データフォーマットが同一ではない機種へファクシミリデータが送信されずに済む。
また、上記実施の形態では、機種互換データベース43は、ファクシミリデータ送信プログラムによるデータフォーマットでファクシミリデータを処理可能な複数のファクシミリ送信装置の装置名と、ファクシミリデータ送信プログラムの名称とを関連付けた状態で含む。これにより、機種互換データベース43において、ファクシミリデータ送信プログラムの名称ごとにファクシミリ送信装置の装置名が登録されるため、複数のファクシミリデータ送信プログラムについての機種互換データベース43を一括して生成し、複数のファクシミリデータ送信プログラムに対して共通の機種互換情報を使用することができる。
なお、上述の実施の形態は、本発明の好適な例であるが、本発明は、これらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の変形、変更が可能である。
例えば、上記実施の形態において、FAXドライバプログラム31のドライバ名をFAXドライバプログラム31が正規の対象とする特定種類のファクシミリ送信装置の装置名と同一とし、その特定種類のファクシミリ送信装置の装置名を機種互換データベース43には登録しないようにしてもよい。その場合、対象ファクシミリ送信装置の装置名がドライバ名に一致した場合、あるいは、対象ファクシミリ送信装置の装置名が機種互換データベース43に登録されている場合には、ファクシミリデータの送信が可能であると判定されるようにする。
また、上記実施の形態において、機種互換データベース23における同一グループに機種名として同一機種の正規メーカでの名とOEMでの名称を含めるようにしてもよい。その場合、正規メーカ製品のFAXドライバプログラム31でも、OEM製品へファクシミリデータを送信することができる。
また、上記実施の形態では、機種互換データベース23において、同一グループに属する機種名が1つのドライバ名に関連付けられているが、その代わりに、同一グループに属する機種名を1つのグループ名、シリーズ名などに関連付けて格納するようにしてもよい。その場合、FAXドライバプログラム31は、使用するデータフォーマットに応じたグループ名、シリーズ名などを有し、上述のドライバ名の代わりに、そのグループ名、シリーズ名などを使用して、互換性を判定する。また、対象ファクシミリ送信装置の装置名としては、1機種ごとまたはグループごとに割り当てられる固有の識別コードを使用してもよい。
また、上記実施の形態において、機種互換データベース23におけるグループ分けとして、カラー機種とモノクロ機種を別々のグループとしてもよい。
また、上記実施の形態において、FAXドライバプログラム31は、HDD24に格納されているが、他の記録媒体に格納してもよい。そのような記録媒体としては、可搬性のある記録媒体(CD、DVDなど)が考えられる。
本発明は、例えば、構内LANに接続された複合機を使用してファクシミリ送信を行う端末装置に適用可能である。
ファクシミリ送信システムの構成例を示すブロック図である。 図1における端末装置の構成を示すブロック図である。 図2におけるFAXドライバプログラムがCPUにより実行されることで実現されるFAXドライバにおける処理部を示すブロック図である。 機種互換データベースの一例を示す図である。 図1に示すシステムにおける各装置の動作を説明する図である。 図1に示すシステムにおける各装置の動作を説明する図である。
符号の説明
1,2 複合機(ファクシミリ送信装置)
31 FAXドライバプログラム(ファクシミリデータ送信プログラム)
42 装置名取得処理部(装置名取得手段)
43 機種互換データベース(機種互換情報)
44 機種互換比較処理部(互換判定手段)
46 送信処理部(送信手段)
47 制御部(制御手段)

Claims (6)

  1. ファクシミリ送信装置へファクシミリデータを送信するためのファクシミリデータ送信プログラムにおいて、
    コンピュータを、
    特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットでファクシミリデータを送信する送信手段、
    ファクシミリデータの送信先となる対象ファクシミリ送信装置の装置名を取得する装置名取得手段、
    前記装置名取得手段により取得された装置名に基づき、前記対象ファクシミリ送信装置が前記特定種類のファクシミリ送信装置であるか否か、および前記対象ファクシミリ送信装置と前記特定種類のファクシミリ送信装置との間にファクシミリデータのデータフォーマットの互換性があるか否かを判定する互換判定手段、並びに
    前記対象ファクシミリ送信装置が前記特定種類のファクシミリ送信装置ではないが前記対象ファクシミリ送信装置と前記特定種類のファクシミリ送信装置との間に前記互換性があると前記互換判定手段により判定された場合には、前記送信手段により、前記特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットで前記対象ファクシミリ送信装置へファクシミリデータを送信させる制御手段、
    として機能させるファクシミリデータ送信プログラム。
  2. 前記特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットでファクシミリデータを処理可能な複数のファクシミリ送信装置の装置名を含む機種互換情報を備え、
    前記互換判定手段は、前記装置名取得手段により取得された装置名が、前記機種互換情報に含まれる装置名のいずれかと一致する場合には、前記互換性があると判定し、前記装置名取得手段により取得された装置名が、前記機種互換情報に含まれる装置名のいずれにも一致しない場合には、前記互換性がないと判定すること、
    を特徴とする請求項1記載のファクシミリデータ送信プログラム。
  3. ファクシミリデータ送信プログラムによるデータフォーマットでファクシミリデータを処理可能な複数のファクシミリ送信装置の装置名と、そのファクシミリデータ送信プログラムの名称とを関連付けた状態で含む機種互換情報を備え、
    前記互換判定手段は、前記装置名取得手段により取得された装置名が、前記機種互換情報において当該ファクシミリデータ送信プログラムの名称に関連付けられている装置名のいずれかと一致する場合には、前記互換性があると判定し、前記装置名取得手段により取得された装置名が、前記機種互換情報において当該ファクシミリデータ送信プログラムの名称に関連付けられている装置名のいずれにも一致しない場合には、前記互換性がないと判定すること、
    を特徴とする請求項1記載のファクシミリデータ送信プログラム。
  4. 前記コンピュータを、送信設定画面を表示させる表示手段として機能させ、
    前記制御手段は、前記対象ファクシミリ送信装置が前記特定種類のファクシミリ送信装置ではないが前記対象ファクシミリ送信装置と前記特定種類のファクシミリ送信装置との間に前記互換性があると前記互換判定手段により判定された場合には、前記表示手段により、前記送信設定画面を表示させ、前記送信設定画面において送信設定情報が入力された後に、前記送信手段により、前記送信設定情報とともに、前記ファクシミリデータを、前記特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットで前記対象ファクシミリ送信装置へ送信させること、
    を特徴とする請求項1記載のファクシミリデータ送信プログラム。
  5. 前記制御手段は、前記対象ファクシミリ送信装置が前記特定種類のファクシミリ送信装置ではなく、かつ前記対象ファクシミリ送信装置と前記特定種類のファクシミリ送信装置との間に前記互換性がないと前記互換判定手段により判定された場合には、前記送信手段により、前記特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットで前記対象ファクシミリ送信装置へファクシミリデータを送信させないことを特徴とする請求項1から請求項4のうちのいずれか1項記載のファクシミリデータ送信プログラム。
  6. 特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットでファクシミリデータを送信するファクシミリデータ送信方法において、
    ファクシミリデータの送信先となる対象ファクシミリ送信装置の装置名を取得するステップと、
    取得した装置名に基づき、前記対象ファクシミリ送信装置が前記特定種類のファクシミリ送信装置であるか否か、および前記対象ファクシミリ送信装置と前記特定種類のファクシミリ送信装置との間にファクシミリデータのデータフォーマットの互換性があるか否かを判定するステップと、
    前記対象ファクシミリ送信装置が前記特定種類のファクシミリ送信装置ではないが前記対象ファクシミリ送信装置と前記特定種類のファクシミリ送信装置との間に前記互換性があると判定した場合には、前記特定種類のファクシミリ送信装置用のデータフォーマットで前記対象ファクシミリ送信装置へファクシミリデータを送信するステップと、
    を備えることを特徴とするファクシミリデータ送信方法。
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JPH09272233A (ja) * 1996-04-05 1997-10-21 Nec Corp プリンタシステム
JP2001159959A (ja) * 1999-12-01 2001-06-12 Canon Inc 周辺機器制御方法および装置および記録媒体
JP2004078745A (ja) * 2002-08-21 2004-03-11 Canon Inc 情報処理装置、制御方法、実行プログラム

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