JP2009188448A - 放収音装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】放音レベルと収音レベルとに応じて、スピーカ及びマイクとの配分を調整することができる放収音装置を提供する。
【解決手段】放収音装置1は、スピーカ又はマイクとして機能する放収音兼用素子SM1〜SM12を備え、これらの放収音兼用素子SM1〜SM12を筐体にアレイ状に配置する。放収音装置1は、ユーザの音量調整に基づき、入出力コネクタ21から入力された放音信号のゲインを調整する。また、放収音装置1は、放収音兼用素子SMが収音した収音信号を正規化する。放収音装置1は、音量調整後の放音信号の信号レベルと、正規化後の収音ビーム信号の信号レベルと、を比較して、スピーカとして機能する放収音兼用素子SMとマイクとして機能する放収音兼用素子SMとの配分を算出する。放収音装置1は、算出した配分に基づいて、各放収音兼用素子SM1〜SM12をスピーカ又はマイクに切り替える。
【選択図】図4

Description

この発明は、スピーカとマイクが一体型になったスピーカマイクを用いた放収音装置に関する。
従来、周囲の音声を収音するとともに、入力された音声信号を放音する放収音装置が各種提案されている(特許文献1参照)。例えば、特許文献1の音声会議端末装置は、周囲の音声を収音するための無指向性マイクを装置の両側にそれぞれ配置し、入力された音声信号を放音するためのスピーカを装置の中央に配置している。
特開平5−158492号公報
しかしながら、特許文献1の音声会議端末装置は、専用のスピーカと専用のマイクをそれぞれに備える必要があるため、小型化することが難しい。特に、スピーカアレイやマイクアレイを備える音声会議装置では、スピーカ数及びマイク数が増加するので、小型化することが更に難しくなる。この場合、スピーカ又はマイクとして機能する放収音兼用素子を用いることで、小型化、簡素化することができる。しかし、スピーカ数及びマイク数は通常固定であるため、放音レベルや収音レベルによってスピーカ数及びマイク数を調整することができない。すなわち、放音レベル及び収音レベルに応じて、放収音兼用素子をマイク又はスピーカとして機能するように効率よく設定できない。
そこで、放音レベルや収音レベルによってスピーカ数及びマイク数を調整することができる放収音装置を提供することを目的とする。
この発明の放収音装置は、それぞれがスピーカ又はマイクとして機能し、所定の筐体に設置された複数の放収音兼用素子と、音声信号を入出力するための入出力インタフェースと、前記入出力インタフェースから入力された放音用音声信号の信号レベルと、放収音兼用素子で収音した収音信号の信号レベルと、を比較する比較手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、スピーカとして機能する放収音兼用素子とマイクとして機能する放収音兼用素子との配分を設定する配分設定手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成により、放収音装置は、スピーカ又はマイクとして機能する複数の放収音兼用素子と、入出力インタフェースと、を有しており、複数の放収音兼用素子を筐体にアレイ状に配置する。放収音装置は、入出力インタフェースから入力された放音用音声信号の信号レベルと、放収音兼用素子で収音した収音信号の信号レベルと、を比較する。放収音装置は、比較結果に基づいて、マイクとして機能させる放収音兼用素子の数と、スピーカとして機能させる放収音兼用素子の数と、を決定する。これにより、放収音装置は、放音用音声信号と収音信号との比較結果に応じて、すなわち、放音レベルと収音レベルとの比較結果に応じて、スピーカ及びマイクの配分を調整することができ、自動で効率の良い放収音仕様を設定することができる。
また、この発明の放収音装置は、前記比較手段は、放収音兼用素子が生成した収音信号に対して、正規化処理を行う正規化手段を有し、正規化後の収音信号を用いて前記比較を行うことを特徴とする。
この構成により、放収音装置は、放収音兼用素子が生成した収音信号に対して正規化処理を行い、正規化後の収音信号の信号レベルと、入出力インタフェースから入力された放音用音声信号の信号レベルと、を比較する。この際、収音信号を生成した放収音兼用素子数、すなわちマイクとして機能させた放収音兼用素子数に基づいて、常時一定のマイク数で収音されているように正規化処理が行われる。これにより、放収音装置は、マイクとして機能させた放収音兼用素子の数の増減の影響を受けずに、スピーカとマイクとの配分を調整することができる。
この発明の放収音装置は、放音レベルと収音レベルとの比較結果に応じて、スピーカとマイクとの配分を自動調整することができる。これにより、ユーザの声をより明確に収音し、相手側の声をより明瞭に放音することができる。
本実施形態に係る放収音装置1について、図1を参照して説明する。図1は、放収音装置の外観図である。図1に示すように、放収音装置1は、一方向に長尺な略直方体形状の筐体と、放収音兼用素子SM1〜SM12と、入出力コネクタ21と、操作部3と、を備える。この放収音装置1は、図示しないパーソナルコンピュータ(以下、パソコンと称す。)と接続されることで、音声会議装置として用いられる。
放収音兼用素子SM1〜SM12は、スピーカ又はマイクとして機能する素子である。放収音兼用素子SM1〜SM12は、筐体の長尺方向に沿って等間隔に配置される。なお、放収音兼用素子SM1〜SM12は、収音素子として利用可能なスピーカであれば、どのようなスピーカでもよく、例えば、ダイナミックスピーカや圧電スピーカ等である。また、放収音兼用素子SM1〜SM12を等間隔に配置する必要はなく、例えば、中央に密に配置して両側を疎に配置してもよい。
入出力コネクタ21は、USBケーブル2用のコネクタであり、USBケーブル2を介してパソコン(不図示)に接続される。入出力コネクタ21は、パソコンから入力された放音信号を放音信号形成部12(図2参照)に出力する。この放音信号は、パソコンがネットワークを介して、他の音声会議装置から受信した音声信号である。また、入出力コネクタ21は、収音信号形成部19(図2参照)から入力された収音ビーム信号をパソコンへ出力する。この収音ビーム信号は、パソコンがネットワークを介して、他の音声会議装置へ送信する音声信号である。また、入出力コネクタ21は、パソコンから電力を受給する。これにより、放収音装置1は、電源を備える必要がなく、筐体をより小型化することができる。
操作部3は、ユーザから操作入力を受け付け、制御部10(図2参照)に操作指示を出力する。例えば、操作部3は、音量の調整を受け付け、音量指示を制御部10へ出力する。また、操作部3は、マイクのミュートを受け付け、マイクミュート指示を制御部10へ出力する。なお、この操作部3は、無くても良く、この場合、制御部10は、パソコンからの操作指示を受け付けるようにすればよい。
次に、放収音装置1の機能、構成について図2を参照して説明する。図2は、放収音装置の機能、構成を示すブロック図である。図2に示すように、放収音装置1は、制御部10、記憶部11、放音信号形成部12、スピーカ信号処理部13、デジタルアナログ変換部(以下、D/A変換部と称す。)14、アンプ15,16、アナログデジタル変換部(以下、A/D変換部と称す。)17、マイク信号生成部18、収音信号形成部19、音量比較部41、正規化部42、及び切替部43から構成される。
制御部10は、操作部3からの操作指示を受け、放音信号形成部12及び収音信号形成部19を制御する。例えば、制御部10は、操作部3から音量指示を受け付けると、放音信号形成部12に対して、放音信号のゲインの調整を指示する音量調整信号を出力する。また、制御部10は、操作部3からマイクミュート指示を受け付けると、収音信号形成部19に対して、収音ビーム信号の出力の停止を指示するマイクミュート信号を出力する。
また、制御部10は、音量比較部41から比較結果が入力されると、記憶部11が記憶するスピーカ・マイク設定パターン一覧表と該比較結果とに基づいて、スピーカとして機能する放収音兼用素子数とマイクとして機能する放収音兼用素子数とを算出し、放収音兼用素子SM1〜SM12のそれぞれがスピーカとして機能するか、マイクとして機能するかを決定する。制御部10は、放収音兼用素子SM1〜SM12にそれぞれ対応する切替部43に対して、スピーカとして機能するか、マイクとして機能するかを指示する。また、制御部10は、正規化部42にマイクとして機能する放収音兼用素子数を通知する。
記憶部11は、スピーカ・マイク設定パターン一覧表(図3参照)を記憶する。スピーカ・マイク設定パターン一覧表は、収音ビーム信号の信号レベルと音量調整後の放音信号の信号レベルとの大小関係に応じて、放収音兼用素子SM1〜SM12に対してスピーカとして機能させる放収音兼用素子SMと、マイクとして機能させる放収音兼用素子SMと、の設定パターンを示した一覧表である。制御部10は、スピーカ・マイク設定パターン一覧表を参照して、スピーカとして機能する放収音兼用素子SMとマイクとして機能する放収音兼用素子SMとの配分を設定する。
放音信号形成部12は、入出力コネクタ21から放音信号が入力されると、制御部10からの音量調整信号に基づいて、放音信号のゲインを調整する。放音信号形成部12は、調整後の放音信号をスピーカ信号処理部13及び音量比較部41へ出力する。
スピーカ信号処理部13は、放音信号形成部12から放音信号が入力されると、放音信号に対して、振幅処理や遅延処理等を行うことで、放収音兼用素子SM1〜SM12のそれぞれに応じた個別放音信号を生成する。スピーカ信号処理部13は、生成した個別放音信号のそれぞれに対して、D/A変換部14でアナログ信号に変換し、アンプ15で増幅した後、切替部43へ出力する。
切替部43は、制御部10からの指示に基づいて、対応する放収音兼用素子SM1〜SM12がスピーカとして機能するか、マイクとして機能するかを切り替える。すなわち、切替部43は、スピーカとして機能する放収音兼用素子SMに対しては、スピーカ信号処理部13へ接続されるようにし、マイクとして機能する放収音兼用素子SMに対しては、マイク信号生成部18へ接続されるように切替制御を行う。これにより、スピーカとして機能する放収音兼用素子SMに対しては、個別放音信号が与えられ、マイクとして機能する放収音兼用素子SMに対しては、当該放収音兼用素子SMが収音して生成した収音信号がアンプ16へ出力される。この収音信号は、アンプ16にて増幅され、A/D変換部17にてデジタル信号に変換された後、マイク信号生成部18へ出力される。
マイク信号生成部18は、収音信号のそれぞれに対して、振幅処理や遅延処理等を行い、収音ビーム信号を生成する。マイク信号生成部18は、収音ビーム信号を収音信号形成部19へ出力するとともに、正規化部42へ出力する。
収音信号形成部19は、制御部10からマイクミュート信号が入力されている状態で、マイク信号生成部18から収音ビーム信号が入力されると、収音ビーム信号の出力を停止し、入出力コネクタ21に何も出力しない。また、収音信号形成部19は、制御部10からマイクミュート信号が入力されていない状態で、マイク信号生成部18から収音ビーム信号が入力されると、収音ビーム信号を入出力コネクタ21へ出力する。
正規化部42は、マイク信号生成部18から収音ビーム信号が入力されると、制御部10から通知されたマイクとして機能する放収音兼用素子SMの数に基づいて、該収音ビーム信号を正規化する。すなわち、正規化部42は、収音ビーム信号のゲインを調整して、所定数(例えば6本)のマイクを用いて収音ビーム信号を生成したように正規化処理する。具体的には、正規化部42は、マイクとして機能する放収音兼用素子数が5本以下の場合は、収音ビーム信号のゲインを調整して信号レベルを大きくする。また、マイクとして機能する放収音兼用素子数が6本の場合は、収音ビーム信号のゲインを調整しない。更にマイクとして機能する放収音兼用素子数が7本以上の場合は、収音ビーム信号のゲインを調整して信号レベルを小さくする。なお、本実施形態では、所定数を6本としたが、これに限らず仕様に合わせて適宜設定すればよい。
音量比較部41は、正規化部42から入力された正規化後の収音ビーム信号の信号レベルと、放音信号形成部12から入力された音量調整後の放音信号の信号レベルと、を比較して、比較結果を算出する。音量比較部41は、制御部10へ該比較結果を出力する。
次に、記憶部11にて記憶するスピーカ・マイク設定パターン一覧表について、図3を参照して説明する。図3は、放収音兼用素子がスピーカとして機能するかマイクとして機能するかを示すスピーカ・マイク設定パターン一覧表の一例である。図3に示すように、放収音兼用素子SMは、収音レベルと放音レベルとの大小関係に応じて、スピーカ又はマイクとして機能する。
収音レベルがほとんどなく、放音のみが行われている状態では、放収音兼用素子SM1〜SM10をスピーカとして機能させ、放収音兼用素子SM11,SM12をマイクとして機能させる。このように、放収音装置1は、放音のみが行われている状態では、放収音兼用素子SMの多くをスピーカとして機能させることで、明瞭な放音を行うことができる。
この状態から、収音レベルが相対的に大きくなる(放音レベルが相対的に小さくなる)と、放収音兼用素子SM1〜SM9をスピーカとして機能させ、放収音兼用素子SM10〜SM12をマイクとして機能させる。このように、放収音装置1は、収音レベルが相対的に大きくなり、放音レベルが相対的に小さくなると、スピーカとして機能する放収音兼用素子数を減少させ、マイクとして機能する放収音兼用素子数を増加させることで、収音をより明確に行うことができる。
また、放音レベルと収音レベルとがほぼ等しい状態になると、放収音兼用素子SM1〜SM6をスピーカとして機能させ、放収音兼用素子SM7〜SM12をマイクとして機能させる。このように、放収音装置1は、放音レベルと収音レベルとがほぼ等しくなると、スピーカとして機能する放収音兼用素子数とマイクとして機能する放収音兼用素子数を等しくすることで、放音と収音とを略同じレベルで行うことができる。
そして、放音レベルがほとんどなく、収音のみが行われている状態では、放収音兼用素子SM1,SM2をスピーカとして機能させ、放収音兼用素子SM3〜SM12をマイクとして機能させる。このように、放収音装置1は、収音のみが行われている状態では、放収音兼用素子SMの多くをマイクとして機能させることで、収音を明確に行うことができる。
以上のように、放収音装置1は、放音レベルが相対的に大きくなるほど、スピーカとして機能させる放収音兼用素子数を増加させ、収音レベルが相対的に大きくなるほど、マイクとして機能させる放収音兼用素子数を増加させる。すなわち、放収音装置1は、放音レベルと収音レベルとの比較結果に応じて、スピーカとして機能する放収音兼用素子SMとマイクとして機能する放収音兼用素子SMとの配分を適宜自動で決定することができる。
次に、放収音時におけるスピーカとマイクとの切替フローについて、図4を参照して説明する。図4は、放収音時におけるスピーカとマイクの切替に関するフローチャートである。なお、ステップS101〜S104の処理は、順に行われるのではなく、ステップS101,S102の処理とステップS103,S104の処理とが並行して行われる。
図4に示すように、制御部10は、マイク信号生成部18にて収音ビーム信号が生成されると(S101)、正規化部42に対して収音ビーム信号の正規化を行うよう指示する(S102)。また、制御部10は、放音信号形成部12に放音信号が入力されると(S103)、放音信号形成部12に音量調整信号を出力して、放音信号のゲインを調整するよう指示する(S104)。
制御部10は、音量比較部41に、正規化後の収音ビーム信号の信号レベルと、音量調整後の放音信号の信号レベルと、を比較させて、比較結果を算出させる(S105)。制御部10は、記憶部11に記憶したスピーカ・マイク設定パターン一覧表(図3参照)と比較結果とに基づいて、スピーカとして機能する放収音兼用素子数とマイクとして機能する放収音兼用素子数とを算出して(S106)、スピーカとして機能させる放収音兼用素子SMと、マイクとして機能させる放収音兼用素子SMと、の設定パターンを決定する(S107)。制御部10は、切替部43のそれぞれに対して放収音兼用素子SMをスピーカ又はマイクに切り替える(S108)。以上のように、放収音装置1は、放収音の都度、スピーカとして機能する放収音兼用素子SMとマイクとして機能する放収音兼用素子SMとの配分を決定して、放収音兼用素子SMをスピーカ又はマイクに切り替える。これにより、放収音装置1は、収音レベルより放音レベルが大きい場合、すなわち、収音より放音が主の場合は、自動でスピーカ数を増やすことができる。また、放収音装置1は、放音レベルより収音レベルが大きい場合、すなわち、放音より収音が主の場合は、自動でマイク数を増やすことができる。
なお、放収音装置1は、音量調整後の放音信号を用いて、スピーカ数とマイク数とを決定するので、比較対象となる放音レベルにユーザによる音量調整内容が反映される。すなわち、ユーザが放音音量を上げると、比較対象の放音レベルを相対的に大きく設定でき、スピーカ数を増加させやすくすることができる。また、ユーザが放音音量を下げると、比較対象の放音レベルを相対的に小さく設定でき、スピーカ数を減少させやすくすることができる。このように、放収音装置1は、ユーザの意向をふまえて、スピーカ数の増減を行うこともできる。
なお、本実施形態では、放音レベルと収音レベルとがほぼ等しい状態では、放収音兼用素子SM1〜SM6をスピーカとして機能させ、放収音兼用素子SM7〜SM12をマイクとして機能させることで、筐体の一方端にスピーカアレイを配置し、該筐体の他方端にマイクアレイを配置している。しかし、放収音兼用素子SM1〜SM3,SM10〜SM12をスピーカとして機能させ、放収音兼用素子SM4〜SM9をマイクとして機能させることで、筐体の中央にマイクアレイを配置し、筐体の両端にスピーカアレイを配置してもよい。このように、スピーカとして機能させる放収音兼用素子SMとマイクとして機能させる放収音兼用素子SMの配置は、仕様に応じて適宜設計すればよい。
また、本実施形態では、放収音兼用素子数を12個とし、スピーカ及びマイクのどちらか一方としてのみ機能する放収音兼用素子数をそれぞれ2個とした。しかし、放収音兼用素子数、及びスピーカ及びマイクのどちらか一方のみとして機能する放収音兼用素子数は、仕様に応じて適宜設計すればよい。
更に、本実施形態では、パソコンから電力を放収音装置1に供給したが、放収音装置1の筐体に電源を備えてもよい。
放収音装置の外観図である。 放収音装置の機能、構成を示すブロック図である。 放収音兼用素子がマイクとして機能するかスピーカとして機能するかを示すスピーカ・マイク設定パターン一覧表の一例である。 放収音時におけるスピーカとマイクの切替に関するフローチャートである。
符号の説明
1−放収音装置,2−USBケーブル,3−操作部,10−制御部,12−放音信号形成部,13−スピーカ信号処理部,14−デジタルアナログ変換部,15,16−アンプ,17−アナログデジタル変換部,18−マイク信号生成部,19−収音信号形成部,21−入出力コネクタ,41−音量比較部,42−正規化部,43−切替部,SM−放収音兼用素子

Claims (2)

  1. それぞれがスピーカ又はマイクとして機能し、所定の筐体に設置された複数の放収音兼用素子と、
    音声信号を入出力するための入出力インタフェースと、
    前記入出力インタフェースから入力された放音用音声信号の信号レベルと、放収音兼用素子で収音した収音信号の信号レベルと、を比較する比較手段と、
    前記比較手段の比較結果に基づいて、スピーカとして機能する放収音兼用素子とマイクとして機能する放収音兼用素子との配分を設定する配分設定手段と、を備えた放収音装置。
  2. 前記比較手段は、放収音兼用素子が生成した収音信号に対して、正規化処理を行う正規化手段を有し、正規化後の収音信号を用いて前記比較を行う請求項1に記載の放収音装置。
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