JP2009188444A - 表示装置、出力装置および出力装置の制御方法 - Google Patents

表示装置、出力装置および出力装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】出力装置の出力モードを自動的且つ簡易に変更することのできる表示装置、当該表示装置と併せて用いる出力装置、および、当該出力装置の制御方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る表示装置は、品質の異なる複数の出力モードのうち、いずれかの出力モードで映像信号を出力可能な出力装置と接続され、前記出力装置から入力された映像信号を表示する表示装置であって、前記出力装置の選択可能な出力モードのリストを、前記出力装置から取得する出力モードリスト取得手段と、前記出力装置から入力される映像信号を表示するときの品質に応じて、前記出力モードのリストの中から出力モードを選択する出力モード選択手段と、前記出力装置の出力モードを前記出力モード選択手段で選択された出力モードに切り換えるための切り換え情報を、前記出力装置に送信する切り換え情報送信手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図6

Description

本発明は、表示装置、出力装置および出力装置の制御方法に関する。
従来、テレビ等の表示装置にビデオレコーダ等の外部機器(出力装置)を接続して映像を表示する場合、出力装置は、表示装置の表示可能な表示解像度(以後、解像度という)にあわせて出力時の解像度(出力モード)を決定する。具体的には、出力装置は、表示装置の表示可能な解像度に関する情報などを取得し、当該解像度にあわせて出力時の解像度(出力モード)を決定する。
複数の解像度をサポート可能な映像信号としては、アナログコンポーネント信号、HDMI(High Definition Multimedia Interface)信号、DVI(Digital Visual Interface)信号等がある。
また、HDMI信号、DVI信号において表示装置と出力装置との間の制御信号として、DDC(Display Data Channel)信号がある。
DDC信号にはDDC1、DDC2B、DDC2ABなどがあり、いずれも、VESA(Video Electronics Standards Association)により通信方法及び内容が規定されている。具体的には、表示装置の製品情報、メーカー情報、表示可能映像フォーマット情報等が、EDID(Extended Display Identification Data)として、表示装置内に読み出し可能な状態で記憶されている。
特許文献1には、HDMI信号による表示装置の認証動作において、認証処理の失敗によって映像が表示できない表示装置に対してEDIDの読み出しと認証処理を中断せずに行うための手法が開示されている。
また、HDMI信号において、表示装置と出力装置との間の制御信号として、CEC(Consumer Electronics Control)信号がある。CEC信号は、出力装置に対する再生、録画等のワンタッチ機器操作、電源のON/OFFやリモコンキーに対応した信号の送信等に用いられる。
特開2006−203725号公報
しかしながら、上述したように、従来技術では、出力装置が表示装置の表示可能な解像度に関する情報を読み取るだけであった。そのため、出力装置における出力モードの変更は、ユーザが、出力装置の設定メニュー等から出力モードを選択することによって行われていた。
そこで、本発明は出力装置の出力モードを自動的且つ簡易に変更することのできる表示装置、当該表示装置と併せて用いる出力装置、および、当該出力装置の制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明に係る表示装置は、品質の異なる複数の出力モードのうち、いずれかの出力モードで映像信号を出力可能な出力装置と接続され、前記出力装置から入力された映像信号を表示する表示装置であって、前記出力装置の選択可能な出力モードのリストを、前記出力装置から取得する出力モードリスト取得手段と、前記出力装置から入力される映像信号を表示するときの品質に応じて、前記出力モードのリストの中から出力モードを選択する出力モード選択手段と、前記出力装置の出力モードを前記出力モード選択手段で選択された出力モードに切り換えるための切り換え情報を、前記出力装置に送信する切り換え情報送信手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る出力装置は、入力された映像信号を表示する表示装置と接続され、品質の異なる複数の出力モードのうち、いずれかの出力モードで映像信号を前記表示装置に出力する出力装置であって、選択可能な出力モードのリストを前記表示装置に送信する出力モードリスト送信手段と、出力モードを、前記表示装置によって選択された出力モードに切り換えるための切り換え情報を前記表示装置から受信する切り換え情報受信手段と、前記切り換え情報に応じて出力モードを切り換える切り換え手段と、を有し、前記表示装置によって選択された出力モードは、前記出力装置から入力される映像信号を表示するときの品質に応じて、前記出力モードのリストの中から選択された出力モードであることを特徴とする。
また、本発明に係る出力装置の制御方法は、入力された映像信号を表示する表示装置と接続され、品質の異なる複数の出力モードのうち、いずれかの出力モードで映像信号を前記表示装置に出力する出力装置の制御方法であって、前記表示装置が、前記出力装置の選択可能な出力モードのリストを、前記出力装置から取得する出力モードリスト取得工程と、前記出力装置から入力される映像信号を表示するときの品質に応じて、前記出力モードのリストの中から出力モードを選択する出力モード選択工程と、前記出力装置の出力モードを前記出力モード選択工程で選択された出力モードに切り換えるための切り換え情報を、前記出力装置に送信する切り換え情報送信工程と、を有し、前記出力装置が、前記選択可能な出力モードのリストを前記表示装置に送信する出力モードリスト送信工程と、前記表示装置から前記切り換え情報を受信する切り換え情報受信工程と、前記切り換え情報に応じて出力モードを切り換える切り換え工程と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、出力装置の出力モードを自動的且つ簡易に変更することのできる表示装置、当該表示装置と併せて用いる出力装置、および、当該出力装置の制御方法を提供することができる。
<実施例1>
以下に、本発明の実施形態に係る表示装置および出力装置の一例について、図1〜7を用いて説明する。
図1は、本実施例に係るデジタル放送受信機(デジタルテレビ;DTV)とハードディスクレコーダー(パーソナルビデオレコーダー;PVR)を用いたシステムの構成の一例を示す図である。
図1において、DTV101は、入力された映像信号をデコードして表示する表示装置であり、PVR102は、映像信号を外部に出力する出力装置である。
映像信号は、記録媒体に記録された動画(映画、テレビ番組等)などの映像信号や、アンテナによって受信されたデジタル放送番組などの映像信号である。即ち、本実施例にお
けるPVR102は、記録媒体に記録された動画などを再生することによって、外部に映像信号を出力する。なお、記録媒体は、PVR102に内蔵されていてもよいし、内蔵されていなくてもよい。例えば、DVDなどの光ディスクや、ハードディスクなどの磁気ディスクなどを記録媒体として用いてもよい。PVR102は放送局から送信されるデジタル放送番組などを記録媒体に記録可能であってもよい。
また、DTV101は、複数の表示モードのうち、ユーザによって選択されたいずれかの表示モードで表示を行うことが可能であり、PVR102は、品質の異なる複数の出力モードのうち、いずれかの出力モードで映像信号を出力可能である。表示モードは、表示方法によって区別されるものであり、例えば、デフォルトモード、PinP(Picture in Picture)表示やPoutP(Picture out Picture)表示などの2画面表示モード、省電力モードなどである。上記品質は、映像の解像度、色数、ビットレート、圧縮率などであり、本実施例では、上記品質が解像度の場合について説明する。
アンテナ103は地上デジタル放送、衛星デジタル放送などの映像信号を受信するためのアンテナである。アンテナの代わりに、ケーブル放送などの映像信号(テレビジョン放送データ)を受信する構成であってもよいし、IP放送などの映像信号(ネットワーク経由で受信された放送データ)を取得する構成であってもよい。
リモートコントローラ104はDTV101に指示を出すためのリモートコントローラである。リモートコントローラ105はPVR102に指示を出すためのリモートコントローラである。
アンテナケーブル106はアンテナ103とDTV101、アンテナ103とPVR102などを接続するためのアンテナケーブルである。AVケーブル107はDTV101とPVR102を接続するためのAVケーブルである。即ち、DTV101とPVR102は、AVケーブル107により接続可能な構成となっている。AVケーブル107には制御信号線が内蔵されている。なお、制御信号の伝送形式は、アナログコンポーネント、HDMI、DVIなど、どのようなものであってもよい。
なお、本実施例では映像信号のみに注目するが、DTV101は音声信号をデコードして音声を発することができてもよいし、PVR102は音声信号を出力可能なものであってもよい。
図2は、実施例1に係るDTV101の機能構成を示すブロック図である。
コネクタ201は、AVケーブル107用のコネクタである。コネクタ201に、PVR102に接続されたAVケーブルを接続することにより、DTV101とPVR102を接続することができる。図2に示すように、DTV101は、TMDS受信部202、CEC通信部203、及び、EDID通信部204を備えており、コネクタ201は、TMDS受信部202、CEC通信部203、及び、EDID通信部204と接続されている。
TMDS(Transition Minimized Differential Signaling)受信部202は、映像信号や音声信号を受信するための受信部である。具体的には、AVケーブル107、コネクタ201を介して入力された映像信号などを受信する。
CEC通信部203は、PVR102と機器間制御に関する通信を行う通信部である。
具体的には、AVケーブル107、コネクタ201を介して、制御信号を送信、受信することによって、PVR102との間の制御に関する通信を行う。
EDID通信部204は、DTV101のEDID(メーカー名、機種名、性能など)をPVR102に通知するための通信部である。具体的には、EDID通信部204は、PVR102から直接アクセス可能なEDID−ROM(EDIDが記憶されているメモリ)を有している。EDID通信部204は、PVR102の電源が入ったことを感知し、EDID−ROMにアクセス可能であることをPVR102に通知する。なお、当該通知はAVケーブル107、コネクタ201を介して行われる。PVR102がEDID−ROMへアクセスする場合も、AVケーブル107、コネクタ201を介して行われる。
また、図2に示すように、DTV101は、DTV制御部205、制御信号バス206、及び、HDCP(High-bandwidth Digital Content
Protection system)復号部207を備えている。また、アンテナコネクタ208、チューナー部209、デコーダ部210、画像合成部211、及び、表示部212も備えている。
DTV制御部205は、DTV101が有する各機能を制御する制御部である。また、制御信号バス206は、DTV制御部205からの制御信号(制御のための信号)を各機能に伝達させるためのバスである。即ち、DTV制御部205は、制御信号バス206を通じて各機能を制御する。例えば、DTV制御部205は、ユーザからのDTV101への指示に応じて、CEC通信部203などを制御する。本実施例では、DTV制御部205は、ユーザからのDTV101への指示に応じて、PVR102の選択可能な出力モードのリストをPVR102から取得するようにCEC通信部203を制御する。また、DTV制御部205は、当該出力モードの中から出力モードを選択したり、PVR102の出力モードを当該選択された出力モードに切り換えるための情報(切り換え情報)をPVR102に送信するようにCEC通信部203を制御したりする。即ち、DTV制御部205が出力モード選択手段に相当し、DTV制御部205とCEC通信部203を併せたものが出力モードリスト取得手段と切り換え情報送信手段に相当する。なお、図2にはDTV制御部205が1つしか図示されていないが、機能(手段)ごとに別々の制御部を備える構成であってもよい。
HDCP復号部207は、TMDS受信部202で受信した映像信号等が暗号化されている場合に、当該暗号化されている映像信号の復号を行うための復号部である。
アンテナコネクタ208は、アンテナケーブル106用のコネクタである。アンテナコネクタ208にアンテナ103に接続されたアンテナケーブルを接続することにより、DTV101とアンテナ103を接続することができる。
チューナー部209は、アンテナ103で受信された地上波デジタル放送、衛星デジタル放送、CSデジタル放送の映像信号などから、トランスポートストリーム(TS)データを生成するチューナーである。具体的には、チューナー部209は、受信した映像信号などに対して復調、誤り訂正等の処理を施し、TS形式のデジタルデータを生成する。なお、チューナー部209は、ユーザからの選局指示を受けた場合にデジタル放送の映像信号などから所定のチャンネル(ユーザに指示されたチャンネル)のTSデータを生成するものとする。また、TSデータとともにTSデータに重畳されたTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号を復調し、出力する。TMCC信号は、伝送路上での信号単位(スロット)毎に、復調や誤り訂正の方式を指定可能な階層変調方式を実現するための伝送多重制御信号である。
デコーダ部210は、チューナー部209から出力されるTSデータを復号するデコーダである。具体的には、デコーダ部210は、TSデータをパケット識別子(PID)でフィルタリングして各種データに分別し、MPEG2映像信号及びMPEG2音声信号を復号する。なお、デコーダ部210は、必要に応じてデスクランブル処理を行う。
画像合成部211は、HDCP復号部207で復号された映像信号、デコーダ部210により復号された映像信号、及び、DTV制御部205により作られた表示信号を元に描画した画像を合成する画像合成部である。具体的には、画像合成部211はフレームメモリを用いて上記の画像を合成し、表示部212の仕様に合った信号フォーマットに変換する。本実施例では、画像合成部211はPinP表示(図7参照)を行うための合成などを行う。
表示部212は画像合成部211で合成された映像信号を表示モジュールに表示する表示部である。表示モジュールは、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)、液晶、プラズマ、FED(Field Emission Display)、EL(Electroluminescence)等を用いたモジュールである。
図3は、本実施例に係るPVR102の機能構成を示すブロック図である。なお、図3では、映像信号の出力および機器間通信に関する機能についてのみ図示している。
コネクタ301は、AVケーブル107用のコネクタである。コネクタ301に、DTV101に接続されたAVケーブルを接続することにより、DTV101とPVR102を接続することができる。図3に示すように、PVR102は、TMDS送信部302、CEC通信部303、及び、EDID通信部304を備えており、コネクタ301は、TMDS送信部302、CEC通信部303、及び、EDID通信部304と接続されている。
TMDS送信部302は、映像信号や音声信号を送信するための送信部である。具体的には、AVケーブル107、コネクタ301を介して、外部の機器(例えばDTV101)へ映像信号などを送信する。
CEC通信部303は、DTV101と機器間制御に関する通信を行う通信部である。具体的には、AVケーブル107、コネクタ301を介して、制御信号を送信、受信することによって、DTV101との間の制御に関する通信を行う。例えば、CEC通信部303は、(上述した)切り換え情報を受信する。即ち、CEC通信部303が切り換え情報受信手段に相当する。
EDID通信部304は、外部の機器(例えばDTV101)のEDIDを取得するための通信部である。具体的には、EDID通信部304は、DTV101からEDID−ROMにアクセス可能であることの通知を受けた後、DTV101のEDID−ROMにアクセスする。これにより、PVR102の接続に用いられているコネクタの物理アドレス(ポート番号)、DTV101のメーカー名、機種名、性能などが認識、取得される。なお、当該通信は、AVケーブル107、コネクタ301を介して行われる。
また、図3に示すように、PVR102は、PVR制御部305、制御信号バス306、データ生成部307、及び、HDCP暗号部308を備えている。
PVR制御部305は、PVR102が有する各機能を制御する制御部である。また、制御信号バス306は、PVR制御部305からの制御信号を各機能に伝達させるための
バスである。即ち、PVR制御部305は、制御信号バス306を通じて各機能を制御する。本実施例では、PVR制御部305は、PVR102の選択可能な出力モードのリストを送信するようにCEC通信部303を制御したり、切り換え情報に応じて出力モードの切り換えを行うようにデータ生成部307を制御したりする。即ち、PVR制御部305とCEC通信部303を併せたものが出力モードリスト送信手段に相当し、PVR制御部305とデータ生成部307を併せたものが切り換え手段に相当する。なお、図3にはPVR制御部305が1つしか図示されていないが、機能(手段)ごとに別々の制御部を備える構成であってもよい。
データ生成部307は、映像信号や音声信号を生成するための生成部である。具体的には、不図示の記録メディア(ハードディスク、DVDなど)に蓄積された映像データや音声データを再生することにより、映像信号や音声信号を生成する。
HDCP暗号部308は、データ生成部307で生成された映像信号(TMDS送信部302から送信する映像信号)等の暗号化を行うための暗号部である。なお、HDCP暗号部308は、DTV101のHDCP復号部207との間で認証処理を行い、認証した場合にのみ映像信号等を送信するようにTMDS送信部302に映像信号等を受け渡す。
以下に、本実施例におけるDTV101とPVR102の間の処理の流れについて説明する。なお、DTV101とPVR102は、AVケーブル107により、互いに接続されているものとする。
まず、DTV101とPVR102の間の処理(通信処理)のうち、PVR102で生成された映像信号がDTV101の表示部212に表示されるまでの処理の流れについて、図4を用いて説明する。図4は、実施例1に係るDTV101とPVR102の間の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、DTV101のEDID通信部204が、PVR102のEDID通信部304に電源供給が行われたこと(5Vパワー)を検知する(ステップS401)。
次に、EDID通信部204が、EDID通信部304にHPD(Hot Plug Ditect)信号を送信する(ステップS402)。
そして、EDID通信部304が、HPD信号を検知(受信)する(ステップS403)。
次に、EDID通信部304が、EDID通信部204のEDID−ROMにアクセスし、メーカー名、機種名、性能等のデータ(EDID)を読む(ステップS404)。
そして、EDID通信部304が、DTV101のコネクタ201に対応する物理アドレスを認識する(ステップS405)。物理アドレスは各コネクタに固有に割り振られた値である。
次に、EDID通信部304が、ステップS404で得たメーカー名、機種名、性能等のデータから、DTV101で表示可能な解像度(対応解像度)を認識する(ステップS406)。例えば、TMDS受信部202で受信可能な解像度の範囲や最大値を認識する。
そして、PVR制御部305が、ステップS406で認識した解像度に基づいて出力モードを選択し、データ生成部307が、当該選択された出力モードで映像信号を生成する
。そして、HDCP暗号部308が当該映像信号を暗号化し、TMDS送信部302が、当該暗号化された映像信号をコネクタ301からDTV101へ出力する(ステップS407)。なお、暗号化は行っても行わなくてもよい。出力された映像信号は、DTV101のコネクタ201に入力される。
上記選択された出力モードは、PVR102の選択可能な出力モードのうち、ステップS406で認識した解像度の出力モードや、ユーザによって設定された解像度の出力モードである。なお、ユーザによる解像度の設定は、リモートコントローラ105などを用いてPVR102に対して行われるものである。
次に、TMDS受信部202が、コネクタ201に入力された映像信号を受信し、当該映像信号をHDCP復号部207に受け渡す(ステップS408)。
そして、HDCP復号部207が、暗号化された映像信号を復号し、画像合成部211を介して表示部212に復号した映像信号を受け渡す。なお、受信した映像信号が暗号化されていない場合には、そのままの状態で(画像合成部211を介して)表示部212に映像信号を受け渡す。
以上の工程により、PVR102で生成された映像信号が表示部212に表示される(ステップS409)。表示部212に表示される映像信号は、PVR102で生成された映像信号だけでなくてもよい。例えば、画像合成部211が当該映像信号にアンテナコネクタ208から入力された映像信号、メニューデータ、バナーデータなどを合成することにより、それらの映像信号を同時に表示してもよい。
次に、DTV101とPVR102の間のCEC通信について説明する。接続した各機器は図5の表に示す論理アドレスを取得する。この論理アドレスの取得にはステップS405の物理アドレスの認識が必要となる。DTV101とPVR102を接続するとDTV101はアドレス0のTVを要求し、PVR102はアドレス1のRecording
Device1を要求することとなる。
次に、本発明の特徴である、DTV101がPVR102に対して出力モードの変更を行うための処理の流れを図6に示す。その際、PVR102はDTV101のコネクタ201に接続されており、認証処理は既に完了しているものとして説明する。
対象となるユースケースとしては、DTV101に対し、アンテナコネクタ208から入力された映像信号とPVR102で生成された映像信号の両方を表示するように(例えば、PinP等の2画面表示モードなど)ユーザから指示された場合などである。具体的には、図7に示すように、PinP表示におけるサブ画面にPVR102から出力された映像信号が表示される場合などである。PinP表示を行う場合、サブ画面に与えられる表示サイズは1画面表示よりも小さくなる。即ち、サブ画面の解像度は1画面表示の場合よりも低解像度となる。従って、PVR102から高解像度の映像が入力されても、その映像は表示時にサブ画面の解像度まで落とされてしまう。そのため、PVR102の出力モードをより低い解像度に変更しても表示品位に影響を及ぼさない。PVR102の出力モードを、より低い解像度に変更すれば、DTV101における受信データ処理、解像度変換の処理量を減らすことが可能となり、セットの発熱およびコストを低減することが可能となる。以下、処理の流れについて説明する。
まず、DTV制御部が、表示モードが2画面表示モード(PinP)か否かを判定する(ステップS601)。表示モードが2画面表示モードの場合(ステップS601;YES)、ステップS602へ進み、表示モードが2画面表示モードでない場合(ステップS
601;NO)、2画面表示モードになるまで当該判定を繰り返す。なお、図6の例では、常に判定を行うものとしているが、DTV101がPinP表示を行うように指示を受けたときにステップS602へ進むようにしてもよい。2画面表示モードへの変更の指示は、例えば、ユーザがリモートコントローラ104などを用いることにより行われる。
ステップS602では、DTV101のCEC通信部203が、DTV制御部205からの指示を受け、PVR102のCEC通信部303に対して選択可能な出力モードのリストを要求する。なお、当該処理は、PVR102で生成された映像信号がPinP表示のサブ画面702に表示されている場合にのみ行われることが好ましい。
そして、CEC通信部303が出力モードのリストの要求を受信すると、PVR制御部305がCEC通信部303に当該リストの送信を指示する。そして、CEC通信部303が、選択可能な出力モードのリストをCEC通信部203に送信する(ステップS603)。
次に、CEC通信部203が、ステップS603で送信された出力モードのリストを受信し、当該リストをDTV制御部205に渡す。そして、DTV制御部205が、画像合成部211に対して入力するのに最適な解像度(出力モード)を選択し、CEC通信部203に切り換え情報の送信を指示する。そして、CEC通信部203が、CEC通信部303に切り換え情報を送信する(ステップS604)。
上記入力するのに最適な解像度は、PVR102の選択可能な解像度のうち、PinP表示のサブ画面の解像度に対応する解像度である。なお、当該最適な解像度とサブ画面の解像度は、一致する必要はない(勿論、一致することが好ましい)。上記最適な解像度は、サブ画面の解像度より高い解像度であってもよいし、低い解像度であってもよい。例えば、上記選択可能な解像度にサブ画面の解像度と一致するものが無い場合(例えば、サブ画面の解像度が規格外である場合など)には、上記選択可能な解像度のうちサブ画面の解像度に最も近い解像度を最適な解像度とすればよい。サブ画面の解像度より高い解像度のうち、最も低い解像度を最適な解像度としてもよい。それにより、サブ画面に表示される映像のダウンコンバートを防ぐことができる。
そして、CEC通信部303が、ステップS604で送信された切り換え情報を受信すると、PVR制御部305はデータ生成部307に対して解像度の変更を指示する(ステップS605)。
次に、データ生成部307が、ステップS605で指示された解像度の出力モードで映像信号を生成し、当該映像信号はHDCP暗号部308で暗号化される。そして、当該映像信号は、TMDS送信部302にてコネクタ301からDTV101へ出力される(ステップS606)。
そして、ステップS606で出力された映像信号は、コネクタ201に入力され、TMDS受信部202で受信される(ステップS607)。
次に、ステップS607で受信された映像信号が暗号化されている場合には、当該信号をHDCP復号部207にて復号し、ステップS608へ進む。受信された映像信号が暗号化されていない場合には、そのままステップS608へ進む。
ステップS608では、画像合成部211が、当該映像信号をサブ画面702として、放送データの映像信号(アンテナコネクタ208から入力された映像信号)であるメイン画面701と合成する。これにより、表示部212でPinP表示が行われる。なお、画
像合成部211では、入力された映像信号を表示画面の解像度に合わせる処理(解像度変換)も行われる。
このように、DTV101でPinP表示を行う際、PVR102の出力解像度を変更することにより、DTV101のTMDS受信部202やHDCP復号部207の受信データ処理を軽減することができる。また、画像合成部211における解像度変換や合成の処理量を減らすことが可能となる。
なお、コネクタから送信される映像信号は、TMDS送信部で送信信号として変換されてもよい。その場合、TMDS受信部は当該送信信号を受信すると映像信号に変換される。
<実施例2>
以下に、本発明の実施形態に係る表示装置および出力装置の他の例について図8〜11を用いて説明する。
本実施例に係るデジタル放送受信機(DTV)とハードディスクレコーダー(PVR)を用いたシステムの構成について、図8を用いて説明する。図8は本実施例に係るデジタル放送受信機(DTV)とハードディスクレコーダー(PVR)を用いたシステムの構成の一例を示す図である。なお、図1と同じ部分については説明を省略する。
PVR801はPVR102と同等なPVRである。即ち、PVR801の画像信号出力および機器間通信に関する機能のブロック構成は図3のものとなる。PVR801は、アンテナケーブル106を用いてアンテナ103と接続され、AVケーブル803を用いてDTV101と接続される。なお、AVケーブル107とAVケーブル803は(端子の種類などが)同じであってもよいし、異なっていてもよい。
なお、本実施例では、PVR801とPVR102の機能について、それぞれ異なる番号を付することにより区別する。即ち、PVR801は、コネクタ1301、TMDS送信部1302、CEC通信部1303、EDID通信部1304、PVR制御部1305、制御信号バス1306、データ生成部1307、及び、HDCP暗号部1308を備えるものとする。
リモートコントローラ802はPVR801に指示を出すためのリモートコントローラである。
本実施例に係るDTV101の機能構成について、図9を用いて説明する。図9は、本実施例に係るDTV101の機能構成を示すブロック図である。なお、図1と同じ部分については説明を省略する。
コネクタ901は、AVケーブル803用のコネクタである。コネクタ901に、PVR801に接続されたAVケーブルを接続することにより、DTV101とPVR801を接続することができる。図9に示すように、DTV101は、図1の構成に加え、TMDS受信部902とEDID通信部903を更に備えており、コネクタ901は、TMDS受信部902、CEC通信部203、及び、EDID通信部903と接続されている。
TMDS受信部902は、映像信号や音声信号を受信するための受信部である。具体的には、AVケーブル803、コネクタ901を介して入力された映像信号などを受信する。
EDID通信部903は、DTV101のEDIDをPVR801に通知するための通信部である。具体的には、EDID通信部903は、PVR801から直接アクセス可能なEDID−ROMを有している。EDID通信部903は、PVR801の電源が入ったことを感知し、EDID−ROMにアクセス可能であることをPVR801に通知する。なお、当該通知はAVケーブル803、コネクタ901を介して行われる。
また、図9に示すように、DTV101は、HDCP復号部904も更に備えている。
HDCP復号部904は、TMDS受信部902で受信した映像信号等が暗号化されている場合に、当該暗号化されている映像信号の復号を行うための復号部である。
なお、本実施例におけるCEC通信部203は、PVR102との間の機器間制御に関する通信だけでなく、PVR801との間の機器間制御に関する通信も行う。PVR801との間の機器間制御に関する通信は、コネクタ901、AVケーブル803を介して、制御信号を送信、受信することにより行われる。
また、本実施例におけるDTV制御部205は、実施例1の処理に加え、ユーザからのDTV101への指示に応じて、PVR801の選択可能な出力モードのリストをPVR801から取得するようにCEC通信部203を制御するという処理も行う。更に、DTV制御部205は、当該リストの中から出力モードを選択したり、PVR801の出力モードを当該選択された出力モードに切り換えるための情報(切り換え情報)をPVR801に送信するようにCEC通信部203を制御したりする。
また、本実施例における画像合成部211は、実施例1における画像合成部が合成可能な画像に加え、HDCP復号部904で復号された映像信号を元に描画した画像も合成可能である。具体的には、画像合成部211は、フレームメモリを用いて上記の画像を合成し、表示部212の仕様に合った信号フォーマットに変換する。本実施例では、画像合成部211はPoutP表示(図10参照)を行うための合成を行う。
以下に、本実施例におけるDTV101とPVR102、PVR801間の処理の流れについて説明する。なお、DTV101とPVR102、DTV101とPVR801は、それぞれ、AVケーブル107、AVケーブル803により、互いに接続されているものとする。
DTV101とPVR801の間の処理のうち、PVR801で生成された映像信号がDTV101の表示部212に表示されるまでの処理の流れは、図4に示したDTV101とPVR102の間の処理の流れと同等であるため、説明は省略する。但し、PVR102とPVR801は、それぞれ、独立に動作するものとする。
また、DTV101とPVR801の間のCEC通信を行うまでの処理もDTV101とPVR102の間の処理と同様である。即ち、本実施例で新たに接続された機器(PVR801)も図5に示す表の内容に対応した論理アドレスを取得する。この論理アドレスの取得には図4に示すステップS405の物理アドレスの認識が必要となる。DTV101とPVR102、PVR801を接続するとDTV101はアドレス0のTVを要求する。そして、PVR102、PVR801は、それぞれ、アドレス1のRecording Device1、アドレス2のRecording Device2を要求することとなる。アドレス1とアドレス2についてはどちらが先に要求するかにより決まる。
次に、本発明の特徴である、DTV101がPVR102、PVR801に対して出力モードの変更を行うための処理の流れを図11に示す。その際、PVR102はDTV1
01のコネクタ201に、PVR801はDTV101のコネクタ901に接続されており、認証処理は既に完了しているものとして説明する。
対象となるユースケースとしては、DTV101に対し、PVR102で生成された映像信号と、PVR801で生成された映像信号とを表示するように(例えば、PoutP等の2画面表示など)、ユーザから指示された場合などである。具体的には、図10に示すように、PoutP表示におけるメイン画面1001やサブ画面1002に、PVR102やPVR801から出力された映像信号が表示される場合などである。PoutP表示を行う場合、各画面に与えられる表示サイズは1画面表示よりも小さくなる。即ち、夫々の画面の解像度は1画面表示の場合よりも低解像度となる。そのため、PVR102やPVR801の出力モードを、より低い解像度に変更しても表示品位に影響を及ぼさない。PVR102やPVR801の出力モードを、より低い解像度に変更すれば、DTV101における受信データ処理、解像度変換の処理量を減らすことが可能となり、セットの発熱およびコストを低減することが可能となる。また、DTV101の入力画像処理能力が、高品位な入力画像データを同時に複数受信できないものであったとしても、リソースの共有化を行うことで、好適に2画面表示を行うことが可能となる。以下、処理の流れについて説明する。
まず、DTV制御部が、表示モードが2画面表示モード(PoutP)か否かを判定する(ステップS1101)。表示モードが2画面表示モードの場合(ステップS1101;YES)、ステップS1102へ進み、表示モードが2画面表示モードで無い場合(ステップS1101;NO)、2画面表示モードになるまで当該判定を繰り返す。なお、図11の例では、常に判定を行うものとしているが、DTV101がPoutP表示を行うように指示を受けたときにステップS1102へ進むようにしてもよい。2画面表示モードへの変更の指示は、例えば、ユーザがリモートコントローラ104などを用いることにより行われる。
ステップS1102では、DTV101のCEC通信部203が、PVR102のCEC通信部303に対して選択可能な出力モードのリストを要求する。なお、本実施例では、PVR102で生成された映像信号がPoutP表示のメイン画面1001に表示されるものとする。
そして、PVR102のCEC通信部303が出力モードのリストの要求を受信すると、PVR制御部305が、CEC通信部303に当該リストの送信を指示する。そして、CEC通信部303が、選択可能な出力モードのリストをCEC通信部203に送信する(ステップS1103)。
次に、DTV101のCEC通信部203が、PVR801のCEC通信部1303に対して選択可能な出力モードのリストを要求する(ステップS1104)。なお、本実施例では、PVR801で生成された映像信号がPoutP表示のサブ画面1002に表示されるものとする。
そして、PVR801のCEC通信部1303が、出力モードのリストの要求を受信すると、PVR制御部1305がCEC通信部1303に当該リストの送信を指示する。そして、CEC通信部1303が、選択可能な出力モードのリストをCEC通信部203に送信する(ステップS1105)。
次に、CEC通信部203が、ステップS1103、ステップS1105で送信された出力モードのリストを受信し、それらリストをDTV制御部205に渡す。そして、DTV制御部205が、メイン画面1001とサブ画面1002のそれぞれについて、画像合
成部211に対して入力するのに最適な解像度(出力モード)を選択する(ステップS1106)。
そして、DTV制御部205が、CEC通信部203に切り換え情報の送信を指示し、CEC通信部203が、CEC通信部303に切り換え情報を送信する(ステップS1107)。即ち、DTV101が、PVR102に対し、メイン画面側の解像度の変更を要求する。
次に、CEC通信部303が、ステップS1107で送信された切り換え情報を受信すると、PVR制御部305が、データ生成部307に対して出力モードの変更を指示する(ステップS1108)。
そして、CEC通信部303が、出力モードの変更が完了したことをCEC通信部203に送信し(ステップS1109)、ステップS1110およびステップS1113へ移行する。
ステップS1113では、データ生成部307が、ステップS1109で指示された解像度の出力モードで映像信号を生成し、当該映像信号はHDCP暗号部308で暗号化される。そして、当該映像信号は、TMDS送信部302にてコネクタ301からDTV101へ出力され、ステップS1115へ移行する。ステップS1115の処理については後で説明する。
ステップS1110では、DTV制御部205が、CEC通信部203に切り換え情報の送信を指示し、CEC通信部203が、CEC通信部1303に切り換え情報を送信する。即ち、DTV101が、PVR801に対し、サブ画面側の解像度の変更を要求する。
次に(ステップS1110の次に)、CEC通信部1303が、ステップS1110で送信された切り換え情報を受信すると、PVR制御部1305が、データ生成部1307に対して出力モードの変更を指示する(ステップS1111)。
そして、CEC通信部1303が、出力モードの変更が完了したことをCEC通信部203に送信し(ステップS1112)、ステップS1114へ移行する。
ステップS1114では、データ生成部1307が、ステップS1112で指示された解像度の出力モードで映像信号を生成し、当該映像信号はHDCP暗号部1308で暗号化される。そして、当該映像信号は、TMDS送信部1302にてコネクタ1301からDTV101へ出力され、ステップS1115へ移行する。
ステップS1115では、ステップS1113で出力された映像信号がコネクタ201に入力され、TMDS受信部202で受信される。また、ステップS1114で出力された映像信号がコネクタ901に入力され、TMDS受信部902で受信される。そして、TMDS受信部202で受信された映像信号が暗号化されている場合には、当該信号はHDCP復号部207にて復号され、TMDS受信部902で受信された映像信号が暗号化されている場合には、当該信号はHDCP復号部904にて復号される。
次に、画像合成部211が、PVR102から出力された映像信号をメイン画面1001とし、PVR801から出力された映像信号をサブ画面1002として、それらの映像信号を合成する(ステップS1116)。これにより、表示部212でPoutP表示が行われる。
このように、本実施例では、DTV101でPoutP表示を行う際、PVR102、PVR801の出力解像度(出力モード)をそれぞれ変更する。これにより、DTV101における、TMDS受信部202、TMDS受信部902、HDCP復号部207、HDCP復号部904の受信データ処理を軽減することができる。また、画像合成部211における解像度変換や合成の処理量を減らすことが可能となる。そして、データ処理を軽減できるため、TMDS受信部202、TMDS受信部902、HDCP復号部207、HDCP復号部904の機能(例えば、処理スピードや処理可能な最大データ量)として高い性能が要求されなくなる。即ち、高解像度の受信能力を複数持たなくとも2画面表示を行うことが可能となる。
<実施例3>
本実施例の構成は、実施例1及び実施例2と同じ構成であるため、説明は省略する。
一般に、EDID通信部204はTMDS受信部202の受信性能(受信可能な最大解像度など)をEDID−ROMに記録している。そのため、DTV101の表示部212の表示性能(表示可能な最大解像度)以上の入力性能をTMDS受信部202が有していると、当該表示性能以上の解像度、色数の信号を送信するようにPVR制御部305が判断してしまう。具体的には、PVR102のEDID通信部304とEDID通信部204の間の通信により、表示部212の表示性能以上の解像度、色数の信号を送信するようにPVR制御部305が判断してしまう。なお、EDID通信部304とEDID通信部204の間の通信は、前述したように、DTV101のコネクタ201とPVR102のコネクタ301とをAVケーブル107で接続することにより行なわれる。
このような状況では、余計な処理(表示部に表示するための解像度の変換など)が必要となるため、消費電力も大きくなってしまう。そのため、ユーザがDTV101の設定として省電力モードを選択したときに、DTV101のCEC通信部203を介してPVR102の解像度の変更を要求するような構成としてもよい。
また、実施例2のような場合においても、DTV101の設定として省電力モードを選択したときに、DTV101のCEC通信部203を介してPVR102及びPVR801の解像度の変更を要求するような構成としてもよい。
図1は、実施例1に係るDTVとPVRを用いたシステムの構成の一例を示す図である。 図2は、実施例1に係るDTVの機能構成を示すブロック図である。 図3は、実施例1に係るPVRの機能構成を示すブロック図である。 図4は、実施例1に係るDTVとPVRの間の処理の流れを示すフローチャートである。 図5は、CEC通信に使用する論理アドレスの表の一例である。 図6は、実施例1において。DTVがPVRに対して出力モードの変更を行うための処理の流れを示すフローチャートである。 図7は、PinP表示の一例を示す図である。 図8は、実施例2に係るDTVとPVRを用いたシステムの構成の一例を示す図である。 図9は、実施例2に係るDTVの機能構成を示すブロック図である。 図10は、PoutP表示の一例を示す図である。 図11は、実施例2において。DTVがPVRに対して出力モードの変更を行うための処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
101 DTV
102 PVR
103 アンテナ
104 リモートコントローラ
105 リモートコントローラ
106 アンテナケーブル
107 AVケーブル
201 コネクタ
202 TMDS受信部
203 CEC通信部
204 EDID通信部
205 DTV制御部
206 制御信号バス
207 HDCP復号部
208 アンテナコネクタ
209 チューナー部
210 デコーダ部
211 画像合成部
212 表示部
301 コネクタ
302 TMDS送信部
303 CEC通信部
304 EDID通信部
305 PVR制御部
306 制御信号バス
307 データ生成部
308 HDCP暗号部
701 メイン画面
702 サブ画面
801 PVR
802 リモートコントローラ
803 AVケーブル
901 コネクタ
902 TMDS受信部
903 EDID通信部
904 HDCP復号部
1001 メイン画面
1002 サブ画面

Claims (5)

  1. 品質の異なる複数の出力モードのうち、いずれかの出力モードで映像信号を出力可能な出力装置と接続され、前記出力装置から入力された映像信号を表示する表示装置であって、
    前記出力装置の選択可能な出力モードのリストを、前記出力装置から取得する出力モードリスト取得手段と、
    前記出力装置から入力される映像信号を表示するときの品質に応じて、前記出力モードのリストの中から出力モードを選択する出力モード選択手段と、
    前記出力装置の出力モードを前記出力モード選択手段で選択された出力モードに切り換えるための切り換え情報を、前記出力装置に送信する切り換え情報送信手段と、
    を有することを特徴とする表示装置。
  2. 前記品質は、映像の解像度、色数、ビットレート、又は、圧縮率の少なくともいずれかである
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 入力された映像信号を表示する表示装置と接続され、品質の異なる複数の出力モードのうち、いずれかの出力モードで映像信号を前記表示装置に出力する出力装置であって、
    選択可能な出力モードのリストを前記表示装置に送信する出力モードリスト送信手段と、
    出力モードを、前記表示装置によって選択された出力モードに切り換えるための切り換え情報を前記表示装置から受信する切り換え情報受信手段と、
    前記切り換え情報に応じて出力モードを切り換える切り換え手段と、
    を有し、
    前記表示装置によって選択された出力モードは、前記出力装置から入力される映像信号を表示するときの品質に応じて、前記出力モードのリストの中から選択された出力モードである
    ことを特徴とする出力装置。
  4. 前記品質は、映像の解像度、色数、ビットレート、又は、圧縮率の少なくともいずれかである
    ことを特徴とする請求項3に記載の出力装置。
  5. 入力された映像信号を表示する表示装置と接続され、品質の異なる複数の出力モードのうち、いずれかの出力モードで映像信号を前記表示装置に出力する出力装置の制御方法であって、
    前記表示装置が、
    前記出力装置の選択可能な出力モードのリストを、前記出力装置から取得する出力モードリスト取得工程と、
    前記出力装置から入力される映像信号を表示するときの品質に応じて、前記出力モードのリストの中から出力モードを選択する出力モード選択工程と、
    前記出力装置の出力モードを前記出力モード選択工程で選択された出力モードに切り換えるための切り換え情報を、前記出力装置に送信する切り換え情報送信工程と、
    を有し、
    前記出力装置が、
    前記選択可能な出力モードのリストを前記表示装置に送信する出力モードリスト送信工程と、
    前記表示装置から前記切り換え情報を受信する切り換え情報受信工程と、
    前記切り換え情報に応じて出力モードを切り換える切り換え工程と、
    を有する
    ことを特徴とする出力装置の制御方法。
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