JP2009187033A - 画像処理方法及びそれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示すべき画像の輝度データより高輝度になるように駆動する高輝度画素1aと、輝度データより低輝度になるように駆動する低輝度画素1bとを組み合わせ、輝度データに基づく所望輝度にほぼ等しい輝度が得られるように、高輝度画素1aの輝度及び低輝度画素1bの輝度と、高輝度画素1a及び低輝度画素1bの面積比とを決定する。
【選択図】 図1
Description
本発明の第1の実施の形態による画像処理方法及びそれを用いた液晶表示装置について図1乃至図10を用いて説明する。以下、実施例にて具体的に説明するが、全ての実施例において液晶表示装置はMVA方式であって、且つ黒輝度が低く抑えられる垂直配向モードの液晶パネル(垂直配向型液晶表示装置)を用いている。
本形態による実施例1−1の画像処理方法及びそれを用いた液晶表示装置を図1乃至図5を用いて説明する。まず、本実施例による画像処理方法の原理について図1を用いて説明する。本実施例では複数の画素を1つの単位として捉え、当該複数画素の一部は画像処理をしていない元の画像(以下、「未処理画像」という)の輝度より明るくし、残りの画素の一部または全ては未処理画像の輝度より暗くする。画像処理の前後で正面輝度が変わらず、且つ暗くする画素の総面積が明るくする画素の総面積に等しいか又はそれより広くなるように、明るくする画素(以下、高輝度画素という)と暗くする画素(以下、低輝度画素という)との割合を設定する。図1は、3×3のマトリクス状の9個の画素1を1つの単位として捉え、1個の高輝度画素1aと8個の低輝度画素1bとを設定した例を示している。図1(a)に示す9個の画素1の輝度に対して、図1(b)では中央の画素1aのみ明るくし、残りの周囲の画素1bを暗くしている。
次に、本実施の形態による実施例1−2について図6を用いて説明する。実施例1−1では所定の画素領域の中で高輝度画素と低輝度画素に別ける、いわゆる空間的な画像処理方法であったが、本実施例では所定の時間間隔で明るくしたり暗くしたりする、いわゆる時間的画像処理方法である点に特徴を有している。
次に、本実施の形態による実施例1−3について図7乃至9を用いて説明する。本実施例では実施例1−1の画像処理法と実施例1−2の画像処理法を組み合わせることで、ざらつきとフリッカの両方をさらに見え難くする点に特徴を有している。本実施例では実施例1−2のように画面全体の明暗をフレーム毎に一括で変化させるのではなく、実施例1−1のように所定の画素単位内で高輝度画素と低輝度画素とに分割し、さらにフレーム毎に明暗を変化させる。
以上説明したように本実施の形態によれば、極めて容易に視野角が広く色再現性に優れた画像処理方法及びそれを用いた液晶表示装置を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態による画像処理方法及びそれを用いた液晶表示装置について図11乃至図22を用いて説明する。本実施の形態では、黒輝度が視角の影響を最も受け難い垂直配向型液晶表示装置を用いて中間調の色再現性を改善することを目的とし、特に、当該液晶表示装置の欠点である斜め方向の表示変化を容易な手法で十分に減らすことができる画像処理方法及びそれを用いた液晶表示装置を提供する。
[実施例2−1]
本実施の形態による実施例2−1を図14乃至図18を用いて説明する。図14は、高輝度フレーム期間と低輝度フレーム期間を1:1の割合で分割した場合、未処理画像の階調を画像処理後に何階調に設定するかを求めるための階調変換テーブルである。グラフ中、実線で示す曲線Aは高輝度フレームの階調変換特性を表し、破線で示す曲線Bは低輝度フレームの階調変換特性を表し、一点鎖線で示す曲線CはRef(基準)を表している。例えば、未処理画像の輝度が128/255階調である場合、高輝度フレームは曲線Aより215/255階調に変換され、低輝度フレームは曲線Bより0/255階調に変換される。それぞれのフレーム期間の比率は1:1であり、実際に液晶パネルに表示する変換後の輝度は当該両フレームの合成輝度になる。なお、当該変換を行っても正面の輝度は未処理画像の輝度を維持している。また、曲線Cに近付くに従い画像変換処理の効果は弱くなる。
次に、本実施の形態による実施例2−2について図19を用いて説明する。本実施例では色(赤、緑、青:RGB)毎に階調変換テーブルを備え、RGB毎に階調変換テーブルを変えて画像処理を行う点に特徴を有している。正面から見たときに比べて斜めから見たときに輝度が上がってしまう現象は液晶の複屈折が原因である。複屈折の影響は光の波長で異なり低波長ほど大きな影響を受ける。従って、青、緑、赤の順に複屈折の影響を受ける。そこで、赤は高輝度画素と低輝度画素との輝度差が最も小さい階調変換テーブルを使用し、青は輝度差が最も大きい階調変換テーブルを使用し、緑は輝度差が赤より大きく青より小さい中間の階調変換テーブルを使用する。例えば図18において赤は曲線Aのような特性が得られるように変換し、緑は曲線Bのような特性が得られるように変換し、青は曲線Cのような特性が得られるように変換する。また、赤だけ輝度差を小さくしても効果がある。これは人間が肉や肌色など赤を基調とする色に対して敏感に反応するためである。また、緑だけ輝度差を大きくしても効果がある。これは人間の視感度が緑色に対して最も高いためである。本実施例は画像の鮮やかさを大きく改善できるが、斜めから見たときに画像全体が若干特定の色に色付いてしまう。例えば斜めから見たときの輝度を上げるために輝度差を小さくして赤を変換すると灰色等が赤色に色付いて全体的に赤い印象を受けることになる。
次に、本実施の形態による実施例2−3について図20を用いて説明する。本実施例ではRGBの輝度差を比較して階調変換テーブルを色毎に使い分ける点に特徴を有している。RGBの輝度差の比較は画面全体で行ってもよいし、所定の範囲で行ってもよいし、あるいは1画素を構成するRGBで行ってもよい。未処理画像の階調が最も高輝度側に分布している色には高輝度画素と低輝度画素との輝度差が最も小さい階調変換テーブルを使用する。RGBの輝度差が非常に大きい場合は変換処理を行わなくてもよい。また、当該最も高輝度側に分布している色以外の色は輝度差が大きい階調変換テーブルを使用する。これにより画像全体の色調だけでなく、局所的に色調が異なるような画面等、全ての画面で鮮やかさが増して斜めから見ても非常に美しい映像が得ることができる。
次に、本実施の形態による実施例2−4について説明する。本実施例ではRGBの色毎ではなく所定の範囲内の輝度分布に対する特定画素の輝度について同様の処理を行う。または、ある画素の輝度と当該画素に隣接する1からn個の画素の輝度との関係で輝度差を変える点に特徴を有している。本実施例は色を重視せず白黒の明るさの階調を重視する場合に効果的である。また白黒表示の画像やRGB画素を有していない白黒表示の画像装置に対しても有効である。
次に、本実施の形態による実施例2−5について図21及び図22を用いて説明する。本実施例では未処理画像の階調差が極めて小さい範囲内で階調の大小の関係が入れ替わる場合に最適な画像変換方法である点に特徴を有している。図21は画像変換方法について説明する図である。図21(a)に示すように表示領域の所定の場所(1)、(2)、(3)は赤の階調が緑の階調より1乃至3高いので、赤は高輝度画素と低輝度画素との輝度差が大きい階調変換テーブルで変換され、緑は輝度差が中程度の階調変換テーブルで変換される。表示領域の所定の場所(4)は赤と緑の輝度が等しいため、赤及び緑共に輝度差が中程度の階調変換テーブルで変換される。表示領域の所定の場所(5)、(6)、(7)は緑の階調が赤の階調より1乃至3大きいので、緑は輝度差が大きい階調変換テーブルで変換され、赤は輝度差が中程度の階調変換テーブルで変換される。このようにRGBの階調差が小さい範囲で階調変換テーブルが入れ替わるよう画像の場合、階調によっては階調変換テーブルの切り替わりによる輝度差が本来の階調差に比べて大きくなって不自然な画像になる場合がある。例えば画面を斜めから見ると緑−赤−緑−赤のストライプが表示される場合がある。同図においては場所(3)及び(5)の輝度より場所(4)の輝度が低下して不自然な表示となる。そこで図21(b)のようにRGBの階調差が小さい場合には中間的な階調変換テーブルを使用する。RGBの階調が入れ替わる前後の階調変換テーブルを徐々に切り替えると階調変換後の輝度が本来の輝度より大きくならないので、表示異常の発生を防ぐことができる。
次に、本発明の第3の実施の形態について図23乃至図32を用いて説明する。本実施の形態の目的は、動画像表示において視野角が広く色再現性に優れた画像処理方法及びそれを用いた液晶表示装置を提供することにある。
[実施例3−1]
本発明の第3の実施の形態による実施例3−1について図24及び図25を用いて説明する。図24は実施例3−1の画像変換の原理を説明するための図である。第nフレームで画素Bより輝度が高かった画素Aが第n+1フレームで画素Bより画輝度が低くなる場合、画素Aについて高輝度画素と低輝度画素との輝度差が大きく変化しないように第n+1フレームで輝度の変化を低く抑える処理を施すと表示不良の発生が防止できる。このように動画像における表示不良を防止するためには高輝度画素と低輝度画素との急激な輝度差が起きないようにすることが重要である。
次に、本実施の形態による変形例3−2について図26乃至図28を用いて説明する。本実施例では従来と同様にRGB画素の輝度の順番で階調変換の高輝度画素と低輝度画素との輝度差を変化させるが、RGB画素の輝度差が接近するに従って当該変換の輝度差を徐々に変化させる点に特徴を有している。図26は本実施例における画像変換処理方法を説明するための図である。図26中の実線で示す曲線AはR画素の入力映像信号の階調を示し、破線で示す曲線BはG画素の入力映像信号の階調を示し、一点鎖線で示す直線CはB画素の入力映像信号の階調を示している。さらに、同図中の▲及び△印でプロットされた曲線D、EはR画素のHT処理後の階調を示し、■及び□印でプロットされた曲線F、GはG画素のHT処理後の階調を示し、×及び*印でプロットされた曲線H、IはHT処理後のB画素の階調を示している。図26に示すように表示位置15乃至30で高輝度画素と低輝度画素との輝度差を徐々に変化させているのでHT処理後の階調も徐々に変化していることが分かる。なお、十分に階調が離れている場合は基本の階調変換テーブルを使用する。
前述したように帯内では正面の輝度は等しいが、斜めからの輝度は異なる。左上にいくほど明暗の階調差が大きくなるため同じ帯内であれば暗い表示となる。そこで表示むらのない表示を実現するために、いくつかの手法を実施例3−3以降で説明する。
次に、本実施の形態による実施例3−3について図29を用いて説明する。本実施例では階調変換テーブルを3セット、6テーブルだけでなく、最大輝度用階調変換テーブルと中間輝度用階調変換テーブルの間にさらに中間的な階調変換テーブルを設定して4セット、8テーブルにした点に特徴を有している。図29に示すように階調変換テーブルの数を増やせば増やすほど補間距離が短くなり、湾曲していても誤差が減少して大きな効果を得ることができる。従って、階調変換テーブル数を増加することは極めて有効な手法といえる。本実施例では複数の階調変換テーブルを記憶部に有していなければならない。当該画像処理を電気的にインタフェース回路で行うと記憶部の容量が増加して高コストに繋がる。また、階調変換テーブルを有していなくても計算アルゴリズムで2又はそれ以上の直線による補間や曲線による補間が可能であり、複数の階調変換テーブルで画像処理を行ったときと同様の効果を得ることができる。
次に、本実施の形態による実施例3−4について図30及び図31を用いて説明する。本実施例では直線的な補間で輝度が変化しないように液晶パネルを駆動するソースドライバICの出力階調―輝度特性を調整して輝度分布が直線的になるようにしている点に特徴を有している。図30(a)は当該出力階調−輝度特性の調整前の輝度分布を示しており、図30(b)は調整後の輝度分布を示している。輝度分布が直線的であれば直線的に補間する階調変換テーブルでも等輝度分布の帯を横切ることがないので記憶部や計算アルゴリズムに大きな負担がかからず実現が容易になる。輝度のずれが10%以内に収まれば動画像で良好な表示が得られる。
次に、本実施の形態による実施例3−5について図32を用いて説明する。本実施例ではHTD技術の低階調付近での効果を高める点に特徴を有している。高階調の領域では高輝度画素と低輝度画素との比率を1:1にするが、低階調になるにしたがって高輝度画素を間引いて低輝度画素の存在割合を多くする。こうすることで自ずと輝度差が大きくなる。輝度差が大きくなると視角特性が悪い中間的な輝度の利用が減少するため視角特性を改善できる。
(付記1)
表示すべき画像の輝度データより高輝度になるように駆動する高輝度画素と、前記輝度データより低輝度になるように駆動する低輝度画素とを組み合わせ、
前記輝度データに基づく所望輝度にほぼ等しい輝度が得られるように、前記高輝度画素の輝度及び前記低輝度画素の輝度と、前記高輝度画素及び前記低輝度画素の面積比を決定すること
を特徴とする画像処理方法。
付記1記載の画像処理方法において、
前記高輝度画素と前記低輝度画素の組み合わせは、フレーム毎に変化すること
を特徴とする画像処理方法。
付記1又は2に記載の画像処理方法において、
前記高輝度画素と前記低輝度画素との面積比は1:1から1:20であること
を特徴とする画像処理方法。
表示すべき画像の輝度データより高輝度に画素を駆動する高輝度フレームと、前記輝度データより低輝度に前記画素を駆動する低輝度フレームとを組み合わせ、
前記輝度データに基づく所望輝度にほぼ等しい輝度が得られるように、前記高輝度フレームでの前記画素の輝度及び前記低輝度フレームでの前記画素の輝度と、前記高輝度フレーム及び前記低輝度フレームの存在割合を決定すること
を特徴とする画像処理方法。
付記4記載の画像処理方法において、
前記高輝度フレームと前記低輝度フレームとの存在割合は1:1から1:20であること
を特徴とする画像処理方法。
所定のセルギャップで対向配置されたアレイ基板及び対向基板間に封止された液晶を備える液晶表示装置において、
付記1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理方法を実現する駆動回路を有していること
を特徴とする液晶表示装置。
付記6記載の液晶表示装置において、
前記液晶は、負の誘電率異方性を有し電圧無印加時に垂直配向すること
を特徴とする液晶表示装置。
(付記8)
付記1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
画面斜め方向の階調と輝度の相関の変化の割合は、画像処理前より画像処理後の方が大きいこと
を特徴とする画像処理方法。
付記8記載の画像処理方法において、
同一フレーム内に前記高輝度画素と前記低輝度画素とが混在していること
を特徴とする画像処理方法。
付記9記載の画像処理方法において、
前記高輝度画素と前記低輝度画素とは、1:1の面積比で混在していること
を特徴とする画像処理方法。
付記8乃至10のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
入力された前記輝度データから前記高輝度画素の輝度及び前記低輝度画素の輝度を求める複数の変換テーブルから、所定条件に基づいて最適な変換テーブルを選択すること
を特徴とする画像処理方法。
付記11記載の画像処理方法において、
色毎に設けられた複数の画素のうち、一の色の前記画素に対する前記変換テーブルは他の色の前記画素に対する前記変換テーブルと異なること
を特徴とする画像処理方法。
付記12記載の画像処理方法において、
赤色の画素の前記高輝度画素の輝度と前記低輝度画素の輝度との差が、少なくとも所定の輝度範囲において最小であること
を特徴とする画像処理方法。
付記12記載の画像処理方法において、
赤色の画素については画像処理を施さないこと
を特徴とする画像処理方法。
付記12記載の画像処理方法において、
赤色の画素の前記高輝度画素の輝度と前記低輝度画素の輝度との差が、少なくとも所定の輝度範囲において最小であり、
青色の画素の前記高輝度画素の輝度と前記低輝度画素の輝度との差が、少なくとも所定の輝度範囲において最大であること
を特徴とする画像処理方法。
付記12記載の画像処理方法において、
緑色の画素の前記高輝度画素の輝度と前記低輝度画素の輝度との差が、少なくとも所定の輝度範囲において最大であること
を特徴とする画像処理方法。
付記11乃至16のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
異なる色の前記輝度データを比較して、輝度の高低に基づいて前記変換テーブルを選択すること
を特徴とする画像処理方法。
付記11乃至16のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
複数画素の前記輝度データを比較し、輝度差に基づいて前記変換テーブルを選択すること
を特徴とする画像処理方法。
付記8乃至18のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
斜め方向から表示装置を見た場合の輝度の低下が元の階調で明るい階調の画素(色)において小さく、暗い階調の画素(色)において大きくなるようにして、且つ、斜め方向からの各画素(色)の輝度差が正面からの輝度差を越えないこと
を特徴とする画像処理方法。
付記19乃至26のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
入力された複数の前記輝度データを比較し、又は入力された複数の前記輝度データを色毎に比較し、
前記輝度データのうち、最も明るい輝度データ及び最も暗い輝度データについては画像処理を施さないこと
を特徴とする画像処理方法。
付記11乃至20のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
入力された複数の前記輝度データを比較し、又は入力された複数の前記輝度データを色毎に比較して前記変換テーブルを選択して画像処理すること
を特徴とする画像処理方法。
付記11乃至20のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
入力された複数の前記輝度データを比較し、又は入力された複数の前記輝度データを色毎に比較し、
2つ以上の色又は画素の階調が等しい場合は共通の前記変換テーブルを用いること
を特徴とする画像処理方法。
付記11乃至20のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
入力された複数の前記輝度データを比較し、又は入力された複数の前記輝度データを色毎に比較し、
2つ以上の色又は画素の階調が所定の範囲内である場合は複数の前記変換テーブルから補間して求められる変換テーブルを用いること
を特徴とする画像処理方法。
付記11乃至20のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
入力された複数の前記輝度データを比較し、又は入力された複数の前記輝度データを色毎に比較し、
2つ以上の色又は画素の階調が等しいときに変換処理を異ならせる場合、各色又は画素の階調が所定の範囲内であれば同一の階調として処理すること
を特徴とする画像処理方法
付記8乃至24のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
直前のフレームと元の画像の階調を比較し、任意の階調数よりも大きく変化している場合には明暗への変換処理を行わないこと
を特徴とする画像処理方法。
(付記26)
表示すべき画像の輝度データに対して、一のフレームでは前記輝度データより明るい輝度で表示し、他のフレームでは暗い輝度で表示させ、
階調が接近したRGBの色毎に、前記RGBの階調順に基づいて明暗の階調差に差を持たせ、フレーム間で前記階調順が入れ替わるときと入れ替わらないときとで異なる階調変換テーブルを用いること
を特徴とする画像処理方法。
付記26に記載の画像処理方法において、
フレーム間で前記階調順が入れ替わり、明暗の階調差が前フレームより大きくなるとき、明の輝度から始まるように設定される画素の階調を暗めに補正すること
を特徴とする画像処理方法。
付記26に記載の画像処理方法において、
フレーム間で前記階調順が入れ替わり、明暗の階調差が前フレームより大きくなるとき、明の輝度から始まるように設定される画素であっても1フレーム分は暗の輝度とすること
を特徴とする画像処理方法。
付記26に記載の画像処理方法において、
フレーム間で階調の順番が入れ替わり、明暗の階調差が前フレームより大きくなるとき、明の輝度から始まるように設定される画素であっても1フレーム分は階調変換を行わず、入力された階調の輝度を維持すること
を特徴とする画像処理方法。
表示すべき画像の輝度データに対して、一のフレームでは前記輝度データより明るい輝度で表示し、他のフレームでは暗い輝度で表示させ、
入力階調に対して出力する高輝度および低輝度の階調の組み合わせがあらかじめ複数決められており、
RGBの色毎に階調順に基づいて選択される組み合わせを切り替える際、ある2色ABの階調差が十分に離れたとき高輝度側AH(x),BH(x)、低輝度側AL(x),BL(x)の関係にあり、2色の階調差がnに接近した場合、
高輝度側の階調が、
(BH(x)−AH(x)) × α/N
低輝度側の階調が、
(AL(x)−BL(x)) × α/N
(α=n−m、但しn−m>Nならばα=N、mは0以上の任意数)に相当する補正を行う結果、nに応じて徐々に関係が切り替わること
を特徴とする画像変換処理方法。
表示すべき画像の輝度データに対して、一のフレームでは前記輝度データより明るい輝度で表示し、他のフレームでは暗い輝度で表示させ、
入力階調に対して出力する高輝度および低輝度の階調の組み合わせが、輝度差の大きさを変えてA≦B≦Cと基本の3つがあり、RGBの各色毎に階調順に明るい色は輝度差が小さく、暗い色は輝度差が大きく、中間の色は中間の輝度差になるようにABCから選択される組み合わせを切り替え、入力階調xに対する階調変換の組み合わせテーブルが高輝度側AH(x),BH(x),CH(x)、低輝度側AL(x),BL(x),CL(x)であり、輝度中間の色に対してその他の色が階調差nに接近した場合、nに応じて徐々に関係が切り替わること
を特徴とする画像処理方法。
付記31記載の画像処理方法において、
前記3色の階調を変換する基本の組み合わせテーブル3つの他に、その間に位置する少なくとも一つ以上の補助組み合わせテーブルを有し、色間の階調差が接近して基本のテーブル間で徐々に切り替わる処理が行われる場合に基本のテーブル間を補助テーブルにより複数に分割して、基本−補助間、または補助−補助間で徐々に切り替わるように演算し求められた階調に変換されること
を特徴とする画像処理方法。
付記31又は32に記載の画像処理方法において、
変換後の階調を演算により徐々に変化させる処理を行う階調の幅nを全階調に対して0/255から64/255の範囲内とすること
を特徴とする画像処理方法。
表示すべき画像の輝度データに対して、一のフレームでは前記輝度データより明るい輝度で表示し、他のフレームでは暗い輝度で表示させ、
入力階調に対して出力する高輝度および低輝度の階調の組み合わせがあらかじめ複数決められており、RGBの各色毎に階調順に基づいて選択される組み合わせを切り替える際に、高輝度と低輝度の組み合わせが変わっても、入力値が同じの場合、平均的な輝度が10%の変位以内であること
を特徴とする画像処理方法。
表示すべき画像の輝度データに対して、一のフレームでは前記輝度データより明るい輝度で表示し、他のフレームでは暗い輝度で表示させ、
明るい輝度の頻度Aと暗い輝度の頻度Bの割合が、表示すべき画像データの輝度が暗いほどB<Aの傾向にあること
を特徴とする画像処理方法。
付記34記載の画像処理方法において、
高輝度と低輝度の組み合わせが変わっても、入力値が同じ場合、平均的な輝度が10%の変位以内であるべく、ドライバの階調値−パネル透過率特性を設定すること
を特徴とする画像処理方法。
所定のセルギャップで対向配置されたアレイ基板及び対向基板間に封止された液晶を備える液晶表示装置において、
付記8乃至36のいずれか1項に記載の画像処理方法を実現する駆動回路を有していること
を特徴とする液晶表示装置。
付記37記載の液晶表示装置において、
フレーム周波数が60Hzより高いこと
を特徴とする液晶表示装置。
付記37又は38に記載の液晶表示装置において、
同一の電圧を印加した場合、1つの画素内で少なくとも2つの異なる応答速度を有し、前記異なる応答速度の差が3ms以上であること
を特徴とする液晶表示装置。
付記37乃至39のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
各画素内に前記液晶の配向方向が異なる微小領域を有し、
前記液晶の配向方向が異なる微小領域の比率がほぼ等しいこと
を特徴とする液晶表示装置。
付記37乃至40のいずれか1項に記載の液晶表示装置において、
前記液晶は、負の誘電率異方性を有し電圧無印加時に垂直配向すること
を特徴とする液晶表示装置。
3、8、112 ゲートバスライン
4 画素領域
10、110 TFT
11、20、38、109 画素電極
12 蓄積容量電極
13、40、115、116 突起
14、41、114 スリット
15、34、103 対向基板
16、35、102 TFT基板
17、 誘電体
18、36、118 対向電極
20a、20b、20c 領域
22、37、119 配向膜
23、39、120 液晶分子
24、28、30、32 液晶表示装置
25 インタフェース回路
26、27、29、31 システム装置
101 液晶パネル
104 液晶
105 周辺シール材
106 スペーサ
107 偏光板
108 実装用端子
112 ゲートバスライン
117 蓄積容量バスライン
121a、121b、121c、121d 副画素
122 制御用コンデンサ電極
123 絶縁層
123a、123b、123c、123d 液晶コンデンサ
124a、124b、124c、124d 制御コンデンサ
Claims (9)
- 表示すべき画像の輝度データより高輝度になるように駆動する高輝度画素と、前記輝度データより低輝度になるように駆動する低輝度画素とを組み合わせ、
前記輝度データに基づく所望輝度にほぼ等しい輝度が得られるように、前記高輝度画素の輝度及び前記低輝度画素の輝度と、前記高輝度画素及び前記低輝度画素の面積比とを決定すること
を特徴とする画像処理方法。 - 請求項1記載の画像処理方法において、
前記高輝度画素と前記低輝度画素の組み合わせは、フレーム毎に変化すること
を特徴とする画像処理方法。 - 請求項1又は2に記載の画像処理方法において、
前記高輝度画素と前記低輝度画素との面積比は1:1から1:20であること
を特徴とする画像処理方法。 - 表示すべき画像の輝度データより高輝度に画素を駆動する高輝度フレームと、前記輝度データより低輝度に前記画素を駆動する低輝度フレームとを組み合わせ、
前記輝度データに基づく所望輝度にほぼ等しい輝度が得られるように、前記高輝度フレームでの前記画素の輝度及び前記低輝度フレームでの前記画素の輝度と、前記高輝度フレーム及び前記低輝度フレームの存在割合を決定すること
を特徴とする画像処理方法。 - 請求項4記載の画像処理方法において、
前記高輝度フレームと前記低輝度フレームとの存在割合は1:1から1:20であること
を特徴とする画像処理方法。 - 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理方法において、
画面斜め方向の階調と輝度の相関の変化の割合は、画像処理前より画像処理後の方が大きいこと
を特徴とする画像処理方法。 - 表示すべき画像の輝度データに対して、一のフレームでは前記輝度データより明るい輝度で表示し、他のフレームでは暗い輝度で表示させ、
階調が接近したRGBの色毎に、前記RGBの階調順に基づいて明暗の階調差に差を持たせ、フレーム間で前記階調順が入れ替わるときと入れ替わらないときとで異なる階調変換テーブルを用いること
を特徴とする画像処理方法。 - 所定のセルギャップで対向配置されたアレイ基板及び対向基板間に封止された液晶を備える液晶表示装置において、
請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像処理方法を実現する駆動回路を有していること
を特徴とする液晶表示装置。 - 請求項8記載の液晶表示装置において、
前記液晶は、負の誘電率異方性を有し電圧無印加時に垂直配向すること
を特徴とする液晶表示装置。
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