JP2009186709A - 照明アダプタ、照明装置、および顕微鏡 - Google Patents

照明アダプタ、照明装置、および顕微鏡 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で、かつ、低コストで照明方向を変えることができるようにする。
【解決手段】照明アダプタ32は、係合用突部32bを有しており、弾性変形することにより、リング照明装置31に設けられた係合用溝部31aと、スナップフィット式に係合される。そして、ユーザによって照明アダプタ32の中心のZ軸を回転軸とする回転操作が行われた場合、その回転操作に対応して開口部32Aも移動し、照明部41からの照明光は、開口部32Aの回転位置に応じてその照明方向が変更される。これにより、簡単な構成で、かつ、低コストで照明方向を変えることが可能となる。本発明は、リング照明装置を使用する顕微鏡に適用できる。
【選択図】図2

Description

本発明は、照明アダプタ、照明装置、および顕微鏡に関する。
従来より、顕微鏡用の照明として、例えばリングファイバ照明やリングLED(Light Emitting Diode)照明等のリング照明装置が用いられている。リング照明装置は、顕微鏡の鏡筒端面に取り付けられ、リングの円周上から中心に向かって試料を照明する。
また、リング状に試料を照明するリング照明装置としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2002−131647号公報
しかしながら、特許文献1を含む従来の技術においては、リング照明装置の照明方向を、簡単に変えることが困難であるという問題があった。
例えば、リング照明装置として、リングファイバ照明を採用した場合には、ファイバの射出端からの出射光を個別に制御することが不可能であるため、リング状に均一な照明を行うことしかできない。また、例えば、リングLED照明を採用した場合には、リングLEDを1つまたは複数のグループとして点灯させることにより、照明方向を変えることはできるものの、各LEDを個別に制御するための制御装置を別途設ける必要があるため、その分コストがかかってしまう。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、簡単な構成で、かつ、低コストで照明方向を変えることができるようにするものである。
本発明の照明アダプタは、リング状に試料を照明する照明装置に装着するための取付部と、照明装置に取り付けたとき照明光の光路に配置される第1の開口部とを備え、第1の開口部は、光路に対する第1の開口部の位置を変更する位置変更部材を備えることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構成で、かつ、低コストで照明方向を変えることができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、実体顕微鏡1の構成を示す概略構成図である。
実体顕微鏡1においては、ベース10上に支柱11が取り付けられている。支柱11には、アーム部12がガイド機構(図示せず)を介してZ軸方向(合焦方向)に移動可能に設けられている。アーム部12は、ピントハンドル13の回転操作によってガイド機構を介して支柱11に対してZ軸方向(上下方向)に移動する。
アーム部12の先端部には、実体顕微鏡1の本体部14が取り付けられている。本体部14は、その下部に対物レンズを収納する対物レンズ用の鏡筒21を備えるとともに、上部に接眼部22を備える。本体部14はズームハンドル23の回転操作によって像の倍率を変える。
鏡筒21には、リング照明装置31が取り付けられている。このリング照明装置31からの照明光が、円周上から中心に向かって、ベース10に設けられたステージ15に載置された試料Sを照明する。また、リング照明装置31には、照明アダプタ32が着脱可能に取り付けられている。
図2は、実体顕微鏡1における、リング照明装置31と、照明アダプタ32(以下、それらをまとめて、照明系と称する)の詳細な構成を示す概略断面図である。
図2に示すように、照明アダプタ32は、リング状に係合用突部32bを有しており、弾性変形することにより、リング照明装置31にリング状に設けられた係合用溝部31aと、スナップフィット式に係合される。すなわち、実体顕微鏡1においては、係合用溝部31aが設けられたリング照明装置31を鏡筒21に取り付けておくことにより、照明アダプタ32を取り付けることが可能となる。
ここで、図2の矢印Aの方向から照明系を見た場合の矢視図を図示すると、図3のようになる。すなわち、図3に示すように、照明アダプタ32は、ドーナツ型の形状を有しており、その内周円は鏡筒21に収納された対物レンズの光路となり、外周円はリング照明装置31に対応する形状となることで、スナップフィット式で、リング照明装置31に取り付けられる。
また、照明アダプタ32には、図3に示すように、開口部32Aが設けられており、ユーザによって照明アダプタ32の中心のZ軸を回転軸とする回転操作が行われた場合、係合用突部32bが係合用溝部31aに沿って回転するので、かかる回転操作に対応して開口部32AもZ軸を中心に回転する。すなわち、開口部32Aは、図3の点線の交差する位置であるリング照明装置31の中心軸を軸としてXY平面上を回転する。
なお、本実施の形態では、取付部である係合用突部32bが、開口部の位置変更部材を兼ねているが、別個に設けられていてもよい。
従って、リング照明装置31の照明部41からの照明光は、開口部32Aの回転位置に応じてその照明方向が変えられることとなり、結果として、試料Sに対する照明方向も変わることになる。これにより、像のコントラストを変化させ、試料Sの凹凸を容易に検出することができる。また、本実施の形態においては、照明アダプタ32をリング照明装置31に取り付けるだけという簡単な構成で試料Sに対する照明方向を適切に変更できると同時に、別途他の装置を設けずに安価なコストで照明方向を変えることが可能となる。ここでの「照明方向」とは、リング照明装置31の周方向の何れの位置から試料Sに向かって照明光が照射されるかを意味している。
なお、図2において、照明部41は、リング照明装置31として、リングファイバ照明を採用した場合には、ファイバ出射端となり、リングLED照明を採用した場合には、LEDとなる。また、リング照明装置31は、それらの照明に限らず、例えば蛍光灯等、リング状に照明するリング照明に適用可能なその他の照明を採用することもできる。
ところで、照明アダプタ32には、図4に示すように、開口部33Aを有している照明アダプタ33をさらに取り付けることも可能である。すなわち、図4に示すように、照明アダプタ32は、係合用突部32bの他にさらにリング状の係合用溝部32aも有しており、その係合用溝部32aは、リング状の係合用突部33bを有する照明アダプタ33が弾性変形することにより、係合用突部33bとスナップフィット式に係合される。
ここで、図4の矢印Aの方向から照明系を見た場合の矢視図を図示すると、図5のようになる。すなわち、図5に示すように、照明アダプタ33は、照明アダプタ32と同様に、ドーナツ型の形状を有しており、その内周円は鏡筒21に収納された光路となり、外周円は照明アダプタ32に対応する形状となるので、スナップフィット式で、照明アダプタ32に取り付けられる。
また、照明アダプタ33には、照明アダプタ32と同様に、開口部33Aが設けられており、ユーザによって照明アダプタ33の中心のZ軸を回転軸とする回転操作が行われた場合、係合用突部33bが係合用溝部32aに沿って回転するので、それに応じて開口部33AもXY平面上を回転移動する。すなわち、開口部33Aは、リング照明装置31のZ軸方向の中心軸を軸としてXY平面上を回転する。
図5においては、照明アダプタ32は点線で表わされ、照明アダプタ33は実線で表わされており、これは図4の断面図からも明らかなように、照明アダプタ32と照明アダプタ33とが2枚重ね合わされていることを意味している。つまり、照明アダプタ32は開口部32Aを有し、照明アダプタ33は開口部33Aを有しているので、照明アダプタ32と照明アダプタ33のそれぞれを照明アダプタの中心のZ軸を中心軸とする回転操作して、開口部32A若しくは開口部33A、またはそれらの両者の回転位置を変えることで、照明部41からの照明光の照明方向を変化させることが可能となる。
すなわち、図5の例では、開口部32Aと開口部33Aとが丁度重なる位置で、開口部33Aの開いている部分が最も大きくなり、開口部32Aと開口部33Aとの重なる部分が少なくなるほど、開口部33Aの開いている部分は小さくなり、開口部33Aを通過する照明の照度が低くなる。つまり、開口部33Aの回転位置を変更して照明方向を変化させるとともに、開口部32Aと重なる部分を調整することで、開口部33Aにおける照明を通過させる領域を変更し、より適切に照明方向を変更することが可能となる。
なお、図5の例では、開口部32Aと開口部33Aの開口部の大きさ形状は、同一の例を示したが、開口部の周方向の大きさや、半径方向の幅は異なったものでもよい。
また、例えば、図6に示すように、照明アダプタ32の係合用溝部32aの形状を、そこに係合される照明アダプタ34の係合用突部34bがZ軸方向(上下方向)に移動可能となるような形状とすることで、係合用溝部32aとスナップフィット式で係合された係合用突部34bをZ軸方向に移動させることが可能となる。すなわち、かかる係合用突部34bを有する照明アダプタ34は、リング照明装置31に取り付けられた照明アダプタ32に対しZ軸方向に移動することで、照明部41からの照明光の照明方向を変化させることが可能となる。これにより、上述したような、開口部34AのXY平面上の回転と、開口部34Aの照明を通過させる領域の変更に加えて、開口部34AをZ軸方向にも上下移動させることが可能となり、試料Sに対するより好適な種々の照明を施すことが可能となる。
以上のように、本発明によれば、リング照明装置31に照明アダプタ32等の照明アダプタを取り付けるだけで、簡単な構成で、かつ、低コストで照明方向を変えることが可能となる。
なお、本実施の形態においては、リング照明装置が取り付けられた顕微鏡として、実体顕微鏡を例に説明したが、それに限らず、本発明は、例えば、大口径ズームレンズによって標本を観察するモノズーム顕微鏡等のリング照明装置を使用する他の顕微鏡にも適用することが可能である。
また、本実施の形態では、開口部の形状として、例えば開口部32Aのような扇形の形状を例にして説明したが、かかる形状はそれに限らず、例えば矩形、円形や楕円形等の形状であってもよいし、図7に示すような切り欠き状の形状であってもよい。要は、リング照明装置の照明部からの照明光の一部を遮断できる形状であればよいのであって、その形状や大きさは任意である。
さらに、照明アダプタに対する開口部の数は1つに限らず、複数設けることが可能である。すなわち、照明アダプタには、種々の形状からなる開口部を1または複数設けることができ、かかる照明アダプタがリング照明装置に取り付けられるのである。この場合、照明光量の調節がより容易となる。
また、本実施の形態では、位置変更部材は、回転により開口の位置を変更する例を例示した。しかし、本発明の位置変更部材は、例えば、リング状の照明装置に対して、開口部を直線的にスライドさせる部材を複数備えるものでもよい。また、異なる開口部を有する複数のアダプタを用意し、適宜着脱させるようにしてもよい。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
実体顕微鏡の構成を示す概略構成図である。 照明系の詳細な構成を示す概略断面図である。 図2の照明系の矢視図である。 照明アダプタを2つ設けた場合における照明系の詳細な構成を示す概略断面図である。 図4の照明系の矢視図である。 上下方向に移動可能な照明アダプタを設けた場合における照明系の詳細な構成を示す概略断面図である。 切り欠き状の形状を有する照明アダプタの例を示す図である。
符号の説明
1 実体顕微鏡, 10 ベース, 11 支柱, 12 アーム部, 13 ピントハンドル, 14 本体部, 15 ステージ, 21 鏡筒, 22 接眼部, 23 ズームハンドル, 31 リング照明装置, 32乃至34 照明アダプタ, 32A乃至34A 開口部, 31aおよび32a 係合用溝部, 32b乃至34b 係合用突部, 41 照明部

Claims (9)

  1. リング状に試料を照明する照明装置に装着するための取付部と、
    前記照明装置に取り付けたとき照明光の光路に配置される第1の開口部と
    を備え、
    前記第1の開口部は、前記光路に対する前記第1の開口部の位置を変更する位置変更部材を備える
    ことを特徴とする照明アダプタ。
  2. 前記位置変更部材は、前記第1の開口部をリングの中心軸を軸として回転可能に取り付ける回転部材である
    ことを特徴とする請求項1に記載の照明アダプタ。
  3. 前記照明装置からの照明光の光路に配置され、前記中心軸を軸として回転し、前記第1の開口部との位置が合わせられる第2の開口部を有する他の照明アダプタが前記取付部で取着される
    ことを特徴とする請求項2に記載の照明アダプタ。
  4. 前記他の照明アダプタは、前記中心軸の軸方向に移動可能である
    ことを特徴とする請求項3に記載の照明アダプタ。
  5. 前記第1の開口部は、1または複数設けられる
    ことを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の照明アダプタ。
  6. 前記第1の開口部は、扇形、矩形、円形、若しくは楕円形の形状、または切り欠き状の形状となる
    ことを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の照明アダプタ。
  7. 前記取付部は、リング状に設けられた係合用突部であり、
    前記照明装置に設けられた係合用溝部とスナップフィット式に係合される
    ことを特徴とする請求項1から6の何れか一項に記載の照明アダプタ。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の照明アダプタを取着している
    ことを特徴とする照明装置。
  9. 請求項8に記載の照明装置を取着している
    ことを特徴とする顕微鏡。
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