JP2009185911A - ブレーキ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1ロータ及び第2ロータの軸線方向への移動及び傾きに起因したエネルギー損失を低減するとともに、第1回転軸と第2回転軸とを共通化する。
【解決手段】ドライブユニット11には、第1回転軸14と第2回転軸15の軸線とが一致するように第1,第2モータ12,13が配設されている。第1モータ12と第2モータ13との間に区画されているブレーキ室21内には、第1,第2ロータ36,41、ステータ43、一対のブレーキディスク42a,42b、及びピストン51が収容されている。第1回転軸14と第1筒部材31とは、第1回転軸14が挿入された状態で第1ナット34によって締結されている。第2回転軸15と第2筒部材38とは、第2回転軸15が挿入された状態で第2ナット39によって締結されている。第1筒部材31には、第2モータ側に開口するとともに少なくとも第1ナット34を収容する凹部33が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ブレーキ構造に係り、詳しくは、それぞれの回転軸の軸線が一致するように配置された第1モータと第2モータとの間に配設されるとともに、第1モータの第1回転軸と一体回転可能な第1ロータ及び第2モータの第2回転軸と一体回転可能な第2ロータの回転を制動するブレーキ構造に関する。
ブレーキ構造として、例えば、それぞれの回転軸の軸線が一致するように配置されるとともに左右の車輪をそれぞれ駆動する2つのモータを有するドライブユニットに搭載されるものがある。そして、図3に示すように、このブレーキ構造100は、2つのモータとしての第1モータ101及び第2モータ102の間に設置されている。また、このブレーキ構造100は、第1モータ101の第1回転軸103及び第2モータ102の第2回転軸104にそれぞれスプライン嵌合される第1ロータ105及び第2ロータ106と、第1ロータ105及び第2ロータ106を挟むように設けられた一対のブレーキディスク108,109とを備えている。第1ロータ105と第2ロータ106との間には軸線方向に移動可能で、なおかつ、回転不能なステータ107が設けられている。そして、このブレーキ構造100では、第1モータ101側にピストン110が配置されており、図示しない操作手段が操作されてピストン110が作動すると、ピストン110は第2モータ102側に移動してブレーキディスク108を押圧する。すると、第1ロータ105、第2ロータ106、ステータ107、及び一対のブレーキディスク108,109が互いに接触して摩擦力を発生させ、第1回転軸103及び第2回転軸104の回転を制動する。
また、ブレーキ構造を搭載した駆動装置として、それぞれの駆動軸が軸線方向に一直線上にある2つの走行モータを有し、2つの走行モータの間において、各走行モータの軸にそれぞれブレーキが結合されている駆動装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。また、その他のブレーキ構造としては、回動軸の外端部に取付体がスプライン嵌合されるとともに、取付体は廻り止め具、及び締結具により抜け出し阻止されているディスクブレーキが提案されている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に記載のディスクブレーキでは、回動軸の外端部とスプライン嵌合している取付体に複数のディスクプレートが嵌合されることで、複数のディスクプレートと回動軸とが一体回転可能に構成されている。
ドイツ特許出願公開DE102004032167A1号公報 実開昭54−107780号公報
ところが、従来のブレーキ構造100においては、次の、(1)〜(3)のような問題がある。
(1)第1モータ101の第1回転軸103を支持するベアリングと、ベアリングが取り付けられているハウジングとには寸法公差がある。そして、図4(a)に示すように、この寸法公差が集積することで、ブレーキ構造100が設けられている側とは反対側のベアリング112とハウジング113との間には隙間Aが存在するため、第1回転軸103は隙間A分だけ軸線方向に移動可能な状態になっている。そのため、第1回転軸103にスラスト力が作用した場合には第1回転軸103が隙間Aの分だけ軸線方向に移動し、それに伴って第1ロータ105とブレーキディスク108とは接触し易くなる。また、このようなベアリングとハウジングとの隙間は、第2回転軸104を支持するベアリングにおいても存在している。そのため、従来のブレーキ構造100においては、非制動時に第1ロータ105及び第2ロータ106がブレーキディスク108,109に接触する場合もあり、エネルギー損失が生じるという問題があった。
(2)第1ロータ105は軸線方向に移動可能な状態で第1回転軸103に結合されており、図4(b)に示すように、第1回転軸103に設けられた外スプライン114と第1ロータ105に設けられた内スプライン115との間には隙間Sが存在している。そのため、第1ロータ105は図4(c)の二点鎖線で示す状態から図4(c)の実線で示す状態のように傾くことがある。そして、図4(c)に示すように、第1ロータ105が傾いたときの軸線方向に対する傾き角度θ1は、軸線方向と直交する方向に対する傾き角度θ2と等しく、図4(c)の点線の斜線で図示している三角形V1と、図4(c)の実線の斜線で図示している三角形V2とは相似である。そのため、第1ロータ105の傾きと第1ロータ105の軸線方向への変位量Bとには次のような関係式(a)が成り立つ。
Figure 2009185911
なお、δ隙間、dは第1ロータの厚さ、Rは第1ロータの外半径、rはスプライン半径である。関係式(a)より、第1ロータ105をスプライン嵌合する第1回転軸103のスプライン半径rが小さいほど第1ロータ105の軸線方向への変位量Bは大きくなる。そして、第1ロータ105が傾いて軸線方向に変位した分、第1ロータ105はステータ107又はブレーキディスク108と接触、若しくは第1ロータ105とステータ107又はブレーキディスク108との間のクリアランスが小さくなる。したがって、従来のブレーキ構造100においては、第1ロータ105が回転する際に抵抗を受けてエネルギー損失が増大するという問題がある。なお、第2ロータ106の内スプラインと第2回転軸104の外スプラインとにおいても隙間は存在するため、第2ロータ106とブレーキディスク109との間においても、同様にエネルギー損失が生じるという問題がある。
(3)従来のブレーキ構造100は、ピストン110が第1モータ101側に配置されているため、第1回転軸103を第2回転軸104に比べて長くして第1ロータ105とスプライン嵌合可能にする。そのため、第1回転軸103と第2回転軸104とで、別々のものを準備しなければならず経済的に不利であった。そして、仮に、第1,第2回転軸103,104において同じ長さの軸を用いる場合には、第2回転軸104として不必要に長いものを用いることになるため、ドライブユニット全体の幅が広がってしまうという問題もある。
特許文献1では、2つのモータの間に設置されたブレーキ構造について開示するが、(1)〜(3)のような問題の対策に関して示唆する記載は何らない。また、特許文献2では、ディスクプレートが取付体を介して回動軸の外端部に取り付けられている点について開示するのみであり、特許文献2に記載するディスクブレーキが2つのモータの間に配置される点については何ら記載していない。したがって、特許文献2では、(3)のような問題の対策に関して示唆する記載は何らない。
本発明は、前記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、第1ロータ及び第2ロータの軸線方向への移動及び傾きに起因したエネルギー損失を低減することができるとともに、第1回転軸と第2回転軸とを共通化することができるブレーキ構造を提供することにある。
前記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、それぞれの回転軸の軸線が一致するように配置された第1モータと第2モータとの間に配設されるとともに、前記第1モータの第1回転軸と一体回転可能な第1ロータ及び前記第2モータの第2回転軸と一体回転可能な第2ロータの回転を制動するブレーキ構造において、前記第1回転軸及び前記第2回転軸をそれぞれ回転自在に支持するベアリングと、前記第1ロータ及び前記第2ロータを挟むように配置され、軸線方向に移動可能であるとともに回転不能な少なくとも一対のブレーキディスクと、前記第1ロータと前記第2ロータとの間に設けられ、軸線方向に移動可能であるとともに回転不能なステータと、前記一対のブレーキディスクよりも第1モータ側に設けられるとともに、前記一対のブレーキディスクのうち第1モータ側のブレーキディスクを前記第1ロータに向けて押圧可能な作動体と、前記第1回転軸が挿入されるとともに前記ベアリングと当接した状態で第1締結部材によって前記第1回転軸と締結され、前記第1ロータがスプライン嵌合されている第1筒部材と、前記第2回転軸が挿入されるとともに前記ベアリングと当接した状態で第2締結部材によって前記第2回転軸と締結され、前記第2ロータがスプライン嵌合されている第2筒部材と、を備え、前記第1筒部材には、前記第2モータ側に開口するとともに少なくとも前記第1締結部材を収容する凹部が形成されていることを要旨とする。
この発明では、作動体が作動すると、第1モータ側のブレーキディスクは第1ロータを押圧して、第1ロータを第2モータ側に移動させてステータに押し付ける。すると、ステータは第2モータ側に移動して第2ロータを押圧するとともに、第2ロータを第2モータ側に移動させて第2モータ側のブレーキディスクに押し付ける。したがって、第1ロータ及び第2ロータは一対のブレーキディスク及びステータと接触して、第1ロータ及び第2ロータと、一対のブレーキディスク及びステータとの間で摩擦が発生し、第1ロータ及び第2ロータの回転は制動される。
また、第1筒部材及び第2筒部材は、移動が規制されたベアリングにそれぞれ当接しているため第1回転軸及び第2回転軸の軸線方向への移動は規制される。したがって、非制動時に第1ロータ及び第2ロータが軸線方向へ移動することが抑制されるため、第1ロータ及び第2ロータが非制動時にブレーキディスクと接触することで生じるエネルギー損失を低減できる。
また、第1回転軸及び第2回転軸の径が従来と同じであっても、第1筒部材及び第2筒部材にそれぞれ第1ロータ及び第2ロータがスプライン嵌合されている分、第1ロータ及び第2ロータの外半径と第1筒部材及び第2筒部材のスプライン半径との差は、従来に比べて小さい。したがって、第1ロータ及び第2ロータが傾いたとしても、第1ロータ及び第2ロータの軸線方向の変位量は小さく、第1ロータ及び第2ロータがブレーキディスクから余分な抵抗を受けることで生じるエネルギー損失を低減できる。
また、凹部内で、第1筒部材は第1締結部材によって第1回転軸と締結されており、第1回転軸の長さに拘わらず第1ロータは第1筒部材とスプライン嵌合して、第1ロータと第1回転軸とは一体回転することができる。したがって、第2回転軸と同じ長さのものを第1回転軸として用いることができるため、支障なく第1回転軸と第2回転軸とを共通化することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記凹部は、前記第1締結部材及び前記第2締結部材を収容可能に形成され、前記凹部内には、前記第2締結部材も収容されていることを要旨とする。
この発明では、第2締結部材は凹部内に収容される。したがって、第1筒部材と第2筒部材との間に第2締結部材を配置するための間隔を空ける必要はないため、ブレーキ構造が搭載された駆動装置の長さは従来と同じままで、第1回転軸と第2回転軸とを共通化することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記第1筒部材の第1モータ側端部の径及び前記第2筒部材の第2モータ側端部の径は、それぞれ前記ベアリングの内輪の径と同じに形成され、湿式ブレーキとして用いられることを要旨とする。
この発明では、第1筒部材及び第2筒部材がそれぞれベアリングと当接する状態で第1回転軸及び第2回転軸に締結されても、オイルはベアリングの内輪と転動体との摺動部にまで円滑に流れ込むことができる。
本発明によれば、第1ロータ及び第2ロータの軸線方向への移動及び傾きに起因したエネルギー損失を低減することができるとともに、第1回転軸と第2回転軸とを共通化することができる。
以下、本発明をバッテリ式フォークリフト用ドライブユニットのブレーキ構造に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、バッテリ式フォークリフトの駆動装置としてのドライブユニット11には、左側車輪を駆動する第1モータ12と右側車輪を駆動する第2モータ13とが直列、すなわち、第1モータ12の第1回転軸14と第2モータ13の第2回転軸15との軸線が一致するように配置されている。そして、第1モータ12の第1回転軸14及び第2モータ13の第2回転軸15としては共通のものが用いられている。ドライブユニット11は、第1ハウジング16及び第2ハウジング17がボルト18によって接合されている。第1ハウジング16及び第2ハウジング17にはそれぞれその内周から内側に突出するように延びる第1隔壁19及び第2隔壁20が設けられるとともに、オイルを貯留可能なブレーキ室21を第1モータ12と第2モータ13との間に区画している。
ブレーキ室21内には、第1モータ側から第1回転軸14の突出端部22が延びるとともに、第2モータ側から第2回転軸15の突出端部23が延びている。なお、本実施形態では、図1の左側を第1モータ側とするとともに図1の右側を第2モータ側として説明する。第1回転軸14は第1隔壁19に装着されている一対の第1ベアリング24によって回転自在に支持されている。第2回転軸15は第2隔壁20に装着されている一対の第2ベアリング25によって回転自在に支持されている。なお、図1では、ブレーキ室21に近い側の第1ベアリング24及び第2ベアリング25のみ図示する。そして、第1隔壁19のブレーキ室21側壁面とは反対側の壁面には、ボルト26によって蓋部材27が締結されるとともに、第1ベアリング24は第1隔壁19と蓋部材27とによって挟持固定されている。また、第2隔壁20のブレーキ室21側壁面とは反対側の壁面にはボルト28によって蓋部材29が締結されるとともに、第2ベアリング25は第2隔壁20と蓋部材29とによって挟持固定されている。
第1回転軸14の突出端部22には、外スプライン30が形成されるとともに、外スプライン30よりも先端側に図示しない雄ねじ部が形成されている。そして、突出端部22は、第1筒部材31内に挿入されるとともに第1筒部材31とスプライン嵌合している。
第1筒部材31には、中間部にテーパ部32が形成されるとともに、第1モータ12側の端部31aの径S1は第1ベアリング24の内輪の径P1と同一となるように設定されている。また、第1筒部材31には、第2モータ13側に開口する凹部33が形成されるとともに、凹部33内には突出端部22の図示しない雄ねじ部が突出している。そして、突出端部22の雄ねじ部に第1締結部材としての第1ナット34が螺着されている。第1ナット34は第1筒部材31を第1ベアリング24に対して押し付けた状態で、第1回転軸14と第1筒部材31とを締結している。第1筒部材31の外周部には外スプライン35が形成されるとともに、円環状の第1ロータ36とスプライン嵌合している。なお、第1筒部材31のスプライン半径r1は、第1モータ12側の端部の径S1よりも大きくなるように形成されている。
第1ロータ36は、第1筒部材31と一体回転可能であるとともに、第1回転軸14の軸線方向に摺動可能に構成されている。また、第1ロータ36がスプライン嵌合されている第1筒部材31のスプライン半径r1は第1回転軸14の半径よりも大きい。そのため、第1回転軸14に第1ロータ36がスプライン嵌合している場合に比べて第1ロータ36の外半径R1と、第1筒部材31におけるスプライン半径r1との差(第1ロータ36のリング幅)は、小さくなっている。
一方、第2回転軸15の突出端部23には、外スプライン37が形成されるとともに、外スプライン37よりも先端側に図示しない雄ねじ部が形成されている。突出端部23は、雄ねじ部が突出するように第2筒部材38に挿入されるとともに第2筒部材38とスプライン嵌合している。
第2筒部材38は第2モータ13側の端部38aの径S2が第2ベアリング25の内輪の径P2と同じに設定されている。第2筒部材38は、突出端部23の雄ねじ部に螺着している第2締結部材としての第2ナット39によって第2ベアリング25に押し付けられるとともに第2回転軸15と締結されている。そして、第1筒部材31の凹部33は第2筒部材38と対向するように開口するとともに第1ナット34及び第2ナット39の両方とも収容可能に構成されている。そのため、第2ナット39及び第2ナット39よりも第1モータ12側に延びる突出端部23の部位は第1筒部材31の凹部33内に収容されている。また、第2筒部材38の外周部には外スプライン40が形成されるとともに、円環状の第2ロータ41とスプライン嵌合している。なお、第2筒部材38のスプライン半径r2は、第2モータ13側の端部の径S2よりも大きくなるように形成されている。
第2ロータ41は、第2回転軸15と一体回転可能であるとともに、第2回転軸15の軸線方向に摺動可能に構成されている。また、第2ロータ41がスプライン嵌合されている第2筒部材38のスプライン半径r2は第2回転軸15の半径よりも大きい。そのため、第2回転軸15に第2ロータ41がスプライン嵌合している場合に比べて第2ロータ41の外半径R2と、第2筒部材38におけるスプライン半径r2との差(第2ロータ41のリング幅)は、小さくなっている。
また、ブレーキ室21内には、第1ロータ36と第2ロータ41とを間に挟むように一対の環状のブレーキディスク42a,42bが設けられるとともに、第1ロータ36と第2ロータ41との間には環状のステータ43が設けられている。
一対のブレーキディスク42a,42bには、それぞれ第1ロータ36及び第2ロータ41と対向する面に図示しない摩擦材が貼り付けられるとともに、第1ロータ36及び第2ロータ41の間に図示しないクリアランスが設定されている。ブレーキディスク42a,42bには、ブレーキディスク42a,42bが回転不能で、かつ、軸線方向に摺動可能となるように、それぞれの外周部に複数の突起部44,45が形成されている。そして、突起部44,45は第1ハウジング16又は第2ハウジング17に形成された図示しない溝部と嵌合している。
ステータ43には、第1ロータ36と対向する面及び第2ロータ41と対向する面にそれぞれ図示しない摩擦材が貼り付けられている。ステータ43には、ステータ43が回転不能で、かつ、軸線方向に摺動可能となるようにその外周部に複数の突起部46が形成されている。そして、突起部46は第1ハウジング16の内側に形成された図示しない溝部と嵌合するとともに、スプリングピン47が挿通可能な孔48が形成されている。
スプリングピン47の両側において、ステータ43とブレーキディスク42a,42bとの間、及びステータ43とブレーキディスク42a,42bとの間には、第1、第2リターンスプリング49,50が設けられている。スプリングピン47は、その両側において、第1、第2リターンスプリング49,50を支持している。なお、第1、第2リターンスプリング49,50は、非制動時にブレーキディスク42a,42bと第1ロータ36及び第2ロータ41との間にクリアランスを確保するように、それぞれのブレーキディスク42a,42bを第1ロータ36及び第2ロータ41から離間させる方向に付勢している。
そして、第1モータ12に近いブレーキディスク42aと第1隔壁19との間には、ブレーキディスク42aを第1ロータ36に向けて押圧可能な作動体としてピストン51が設けられている。ピストン51は第1隔壁19に固定されている固定リング52と、回動自在で、なおかつ、軸線方向に移動可能なカムリング53と、固定リング52及びカムリング53によって転動可能に挟持されている鋼球54とから構成されている。なお、固定リング52、カムリング53、及び鋼球54の構成は、特開2000−289588号公報で開示する固定リング、カムリング、鋼球と同等に構成されている。そして、固定リング52及びカムリング53には、互いに対向する端面にそれぞれ固定カム溝55及び可動カム溝56が形成されている。カムリング53は、図示しない操作機構が操作されると回転するように構成されるとともに、回転するとブレーキディスク42a側に移動してブレーキディスク42aを押圧するように構成されている。
なお、第1回転軸14の長さが、第1ロータ36にまで到達しないような長さであっても、第1回転軸14は第1筒部材31を介して第1ロータ36と結合されている。したがって、第1回転軸14及び第2回転軸15として、同じ長さのものを用いても、第1ロータ36は第1回転軸14と一体に回転するように構成されている。また、第1回転軸14及び第2回転軸15の突出端部22,23とは反対側に存在する第1,第2回転軸14,15の図示しない出力側端部は、はすば歯車を有する図示しない歯車機構と連係するように接続されている。そして、歯車機構は、第1回転軸14及び第2回転軸15が回転すると、その回転力をフォークリフトの左右輪に伝達するように構成されている。
次に、このように構成されたドライブユニット11の作用について説明する。
ドライブユニット11は第1モータ12の第1回転軸14及び第2モータ13の第2回転軸15を回転させ、その回転力を歯車機構を介して図示しないバッテリ式フォークリフトの左右両輪に伝達し、バッテリ式フォークリフトを走行させる。そして、フォークリフトの走行中、フォークリフトを加速又は減速させる場合、はすば歯車を有する歯車機構から第1回転軸14及び第2回転軸15にスラスト力が加えられる。このとき、第1回転軸14が軸線方向に沿いつつ図1における左側に移動しようとしても、第1筒部材31は第1ベアリング24と当接しているため、第1回転軸14の移動は規制される。また、同様に、第2回転軸15が軸線方向に沿いつつ図1における右側に移動しようとしても、第2筒部材38は第2ベアリング25と当接しているため、第2回転軸15の移動は規制される。したがって、フォークリフトの加減速時に、第1回転軸14及び第2回転軸15にスラスト力が加えられても、第1ロータ36及び第2ロータ41が軸線方向に移動することは規制される。その結果、非制動時に、第1ロータ36及び第2ロータ41がそれぞれブレーキディスク42a,42bに接触することで生じるエネルギー損失を低減できる。
また、第1ロータ36と第1筒部材31との間、及び第2ロータ41と第2筒部材38との間にはスプライン同士の隙間が存在しているため、例えば、第1ロータ36及び第2ロータ41に振動が加えられることで第1ロータ36及び第2ロータ41が傾くことがある。しかし、図1に示すように、第1ロータ36は第1筒部材31とスプライン嵌合しており、スプライン半径r1は第1回転軸14の半径よりも大きいため第1ロータ36の外半径R1と第1筒部材31のスプライン半径r1との差は小さい。そのため、第1ロータ36が傾いた場合であっても、第1ロータ36の軸線方向の変位量は小さい。したがって、第1ロータ36とステータ43、及びブレーキディスク42aとの間にクリアランスを確保でき、第1ロータ36が傾いてステータ43又はブレーキディスク42aから余分な抵抗を受けることで生じるエネルギー損失を低減することができる。なお、第2ロータ41においても、第2ロータ41の外半径R2と第2筒部材38のスプライン半径r2との差は従来のブレーキ構造よりも小さいため、第2ロータ41がステータ43又はブレーキディスク42bから余分な抵抗を受けることで生じるエネルギー損失を低減できる。
また、ドライブユニット11の図示しない操作機構が操作されてカムリング53が回転すると、カムリング53は第2モータ側に移動して、第1モータ側のブレーキディスク42aを押圧する。すると、ブレーキディスク42aは、第1ロータ36を押圧して第2モータ側に移動させ、ステータ43に押し付ける。そして、ステータ43は第1ロータ36に押圧されて第2モータ側に移動して第2ロータ41を押圧するとともに、第2ロータ41は第2モータ側に移動して第2モータ側のブレーキディスク42bに押し付けられる。したがって、第1ロータ36はブレーキディスク42a及びステータ43と接触するとともに、第2ロータ41はブレーキディスク42b及びステータ43と接触する。そして、第1ロータ36とブレーキディスク42a、ステータ43との間、及び第2ロータ41とブレーキディスク42b、ステータ43との間に摩擦が発生する。その結果、第1ロータ36及び第2ロータ41は制動され、フォークリフトは停止する。
この実施形態では、以下の効果を得ることができる。
(1)第1筒部材31は第1ベアリング24と当接した状態で第1回転軸14と締結されている。第2筒部材38は第2ベアリング25と当接した状態で第2回転軸15と締結されている。したがって、非制動時に、第1ロータ36及び第2ロータ41が軸線方向に移動することは規制され、第1ロータ36及び第2ロータ41が非制動時にそれぞれブレーキディスク42a,42bに接触することで生じるエネルギー損失を低減できる。
(2)第1ロータ36は、第1回転軸14が挿入されている第1筒部材31とスプライン嵌合している。第2ロータ41は、第2回転軸15が挿入されている第2筒部材38とスプライン嵌合している。したがって、第1ロータ36及び第2ロータ41がステータ43又はブレーキディスク42a,42bから無駄な抵抗を受けることで生じるエネルギー損失を低減できる。
(3)第1回転軸14は第1筒部材31に挿入されるとともに、凹部33内に突出端部22が突出した状態で第1筒部材31と締結されている。そして、第1ロータ36は、突出端部22の先端よりも第2モータ13側の位置で、第1筒部材31とスプライン嵌合している。したがって、第1回転軸14と第2回転軸15とを共通化しても、第1ロータ36を第1回転軸14と一体回転可能に構成できる。
(4)凹部33は、第1ナット34及び第2ナット39の両方とも収容している。したがって、第1筒部材31と第2筒部材38との間に第2ナット39を配置するための間隔を空ける必要はないため、ドライブユニット11の軸線方向寸法は従来と同じままで、第1回転軸14と第2回転軸15とを共通化することができる。
(5)第1ロータ36、第2ロータ41、一対のブレーキディスク42a,42b、ステータ43を収容するブレーキ室21には、オイルが貯留されている。そして、第1筒部材31の第1モータ12側の端部31aの径S1は第1ベアリング24の内輪の径P1と同じに設定されている。また、第2筒部材38の第2モータ13側の端部38aの径S2は第2ベアリング25の内輪の径P2と同じに設定されている。したがって、オイルは第1ベアリング24及び第2ベアリング25における、内輪と転動体との摺動部にまで円滑に流れ込むことができるため、第1ベアリング24及び第2ベアリング25の耐久性が低下することを抑制できる。
(6)ここで、ボルトによって第1筒部材31及び第2筒部材38をそれぞれ第1回転軸14及び第2回転軸15に締結する場合、ボルトを螺入可能なねじ穴を回転軸に形成する必要がある。ところが、第1締結部材として第1ナット34を用いるとともに第2締結部材として第2ナット39を用いているため、第1回転軸14及び第2回転軸15にねじ穴を形成する必要がなく、第1回転軸14及び第2回転軸15の強度が低下することを抑制できる。
(7)第1筒部材31のスプライン半径r1は、第1モータ12側の端部31aの径S1よりも大きくなるように形成されている。第2筒部材38のスプライン半径r2は、第2モータ13側の端部31aの径S2よりも大きくなるように形成されている。したがって、第1ベアリング24及び第2ベアリング25の内輪の径と同じ径で、なおかつ、径が一定に形成された第1筒部材及び第2筒部材を用いる場合に比べて、第1筒部材31及び第2筒部材38のスプライン半径r1,r2を大きくすることができる。その結果、第1ロータ36及び第2ロータ41が傾いたときの第1ロータ36及び第2ロータ41の軸線方向の変位量を小さくすることができる。
実施の形態は、前記に限定されるものではなく、例えば、次のように具体化してもよい。
○ 第1筒部材の形状を変更してもよいし、第2筒部材の形状を変更してもよい。例えば、第1筒部材31の第1モータ12側端部の径を第1ベアリング24の内輪の径よりも大きくしてよいし、第2筒部材38の第2モータ13側の端部の径を第2ベアリング25の内輪の径よりも大きくしてよい。ただし、この場合、第1ベアリング24及び第2ベアリング25における内輪と転動体との間に流れ込むオイルの流路を完全に遮断しない程度にする必要がある。また、ピストン51と干渉することなく、なおかつ、第1ロータ36のリング幅が小さくなっても目的とする耐久性を十分確保できるのであれば、第1筒部材31の第2モータ13側端部38aの径を拡大してもよい。第2ロータ41のリング幅が小さくなっても目的とする耐久性を十分確保できるのであれば、第2筒部材38の第1モータ12側の端部の径を拡大してもよい。また、第1筒部材の外径が一定となるように第1筒部材を形成してもよいし、第2筒部材の外径が一定となるように第2筒部材を形成してもよい。
○ 第1筒部材の凹部外に第2締結部材を配置してもよい。この場合、例えば、ステータ43の厚みを厚くして、第1ロータ36と第2ロータ41との間に第2締結部材を配置可能な間隔を確保する。
○ 第1締結部材及び第2締結部材として用いる部材を変更してもよい。例えば、第1ナット34の代わりに第1ボルトを用いるとともに第1ボルトを螺入可能なねじ穴を第1回転軸14に形成し、第1ボルトをねじ穴に螺入することで第1筒部材31を第1ベアリング24に押し付けた状態で第1回転軸14と締結してもよい。また、第2ナット39の代わりに第2ボルトを用いるとともに第2ボルトを螺入可能なねじ穴を第2回転軸15に形成し、第2ボルトをねじ穴に螺入することで第2筒部材38を第2ベアリング25に押し付けた状態で第2回転軸15と締結してもよい。ただし、この場合、第1回転軸14及び第2回転軸15が目的とする強度を十分に確保できるように、第1回転軸14及び第2回転軸15に形成するねじ穴の深さや径を設計する必要がある。
○ 第1ロータ及び第2ロータを軸線方向に複数に分割してもよい。この場合、分割された複数の第1ロータの間に摩擦材が貼り付けられた円環状の中間プレートを介在させるとともに、分割された複数の第2ロータの間に摩擦材が貼り付けられた円環状の中間プレートを介在させる。そして、カムリング53が第2モータ側に移動してブレーキディスク42aを押圧すれば、複数の第1ロータはブレーキディスク42a、ステータ43、及び中間プレートと接触して第1ロータの回転は制動されるとともに複数の第2ロータはブレーキディスク42b、ステータ43、及び中間プレートと接触して第2ロータの回転は制動される。
○ ブレーキディスクを第1ロータに向けて押圧可能な作動体の構成を変更してもよい。例えば、図2に示すように、ブレーキディスク42a,42bと第1隔壁19との間にピストン57を設ける。そして、ピストン57の外周部に環状の受圧部58を設けるとともに、受圧部58と対向するブレーキ室21の第1モータ側隅部に突条59を設ける。さらに、受圧部58と突条59との間に圧力作用室60を区画する。この構成では、制動時には圧力作用室60に油を供給して圧力作用室60内をブレーキ室21よりも高圧にすることでピストン57を第1モータ12側に移動させるとともに、非制動時には圧力作用室60内の圧力を下げて圧力作用室60内をブレーキ室21と同じ圧力にすることでピストン57をブレーキディスク42a,42bから離間させる。また、圧力作用室60内の圧力を調整するために供給する流体として、油の代わりにエアを用いてもよい。
○ 第1回転軸を回転自在に支持できるのであれば、第1ベアリングの形式についてはとくに限定されない。また、同様に、第2回転軸を回転自在に支持できるのであれば、第2ベアリングの形式についてはとくに限定されない。例えば、第1ベアリングとして、ころ軸受を用いてもよいし、第2ベアリングとして、ころ軸受を用いてもよい。
○ 本発明は、直列に配置された第1モータ及び第2モータを駆動源として用いるものであれば、バッテリ式フォークリフト用ドライブユニット以外の装置のブレーキ構造として用いてもよい。本発明を、例えば、フォークリフト以外の産業車両の走行を駆動する駆動装置のブレーキ構造として用いてもよい。
○ 要求する制動力が比較的小さい装置のブレーキ構造として本発明を用いるのであれば、本発明を乾式ブレーキとしてもよい。
本実施形態のブレーキ構造の部分破断模式断面図。 別の実施形態におけるブレーキ構造の模式部分断面図。 従来のブレーキ構造を示す部分破断模式断面図。 (a)は、従来のブレーキ構造を備えたドライブユニットにおいて、ベアリングによる第1モータの第1回転軸の支持状態を示す部分模式断面図、(b)は、第1回転軸と第1ロータとがスプラインで嵌合されている状態を示す模式図、(c)は第1ロータが傾いた状態を示す模式図。
符号の説明
12…第1モータ、13…第2モータ、14…第1回転軸、15…第2回転軸、24…第1ベアリング、25…第2ベアリング、31…第1筒部材、34…第1締結部材としての第1ナット、36…第1ロータ、38…第2筒部材、39…第2締結部材としての第2ナット、41…第2ロータ、42a…ブレーキディスク、42b…ブレーキディスク、43…ステータ、51…作動体としてのピストン。

Claims (3)

  1. それぞれの回転軸の軸線が一致するように配置された第1モータと第2モータとの間に配設されるとともに、前記第1モータの第1回転軸と一体回転可能な第1ロータ及び前記第2モータの第2回転軸と一体回転可能な第2ロータの回転を制動するブレーキ構造において、
    前記第1回転軸及び前記第2回転軸をそれぞれ回転自在に支持するベアリングと、
    前記第1ロータ及び前記第2ロータを挟むように配置され、軸線方向に移動可能であるとともに回転不能な少なくとも一対のブレーキディスクと、
    前記第1ロータと前記第2ロータとの間に設けられ、軸線方向に移動可能であるとともに回転不能なステータと、
    前記一対のブレーキディスクよりも第1モータ側に設けられるとともに、前記一対のブレーキディスクのうち第1モータ側のブレーキディスクを前記第1ロータに向けて押圧可能な作動体と、
    前記第1回転軸が挿入されるとともに前記ベアリングと当接した状態で第1締結部材によって前記第1回転軸と締結され、前記第1ロータがスプライン嵌合されている第1筒部材と、
    前記第2回転軸が挿入されるとともに前記ベアリングと当接した状態で第2締結部材によって前記第2回転軸と締結され、前記第2ロータがスプライン嵌合されている第2筒部材と、を備え、
    前記第1筒部材には、前記第2モータ側に開口するとともに少なくとも前記第1締結部材を収容する凹部が形成されていることを特徴とするブレーキ構造。
  2. 前記凹部は、前記第1締結部材及び前記第2締結部材を収容可能に形成され、
    前記凹部内には、前記第2締結部材も収容されている請求項1に記載のブレーキ構造。
  3. 前記第1筒部材の第1モータ側端部の径及び前記第2筒部材の第2モータ側端部の径は、それぞれ前記ベアリングの内輪の径と同じに形成され、
    湿式ブレーキとして用いられる請求項1又は請求項2に記載のブレーキ構造。
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