JP2009183506A - 買物袋 - Google Patents

買物袋 Download PDF

Info

Publication number
JP2009183506A
JP2009183506A JP2008027228A JP2008027228A JP2009183506A JP 2009183506 A JP2009183506 A JP 2009183506A JP 2008027228 A JP2008027228 A JP 2008027228A JP 2008027228 A JP2008027228 A JP 2008027228A JP 2009183506 A JP2009183506 A JP 2009183506A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag body
partition
bag
shopping
inner bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008027228A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4209929B1 (ja
Inventor
Hiroko Tsuchiya
浩子 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2008027228A priority Critical patent/JP4209929B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4209929B1 publication Critical patent/JP4209929B1/ja
Publication of JP2009183506A publication Critical patent/JP2009183506A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【課題】買物袋としての、利便性、収納性、運搬性の向上を図り、袋を品物の種類、特性等により縦方向、更に、横方向に区分けして収納が可能で、従来の紙袋やビニール袋に取って代わり、ごみの減少にも寄与することが確実な、地球環境に優しい買物袋を提供する。
【解決手段】有底の角形筒体状の上端に持ち手20が付いている袋体10を基本構造とする買物袋1において、袋体10の側面部13の内側に形状自在になる中仕切り50を取り付け縦方向の分離スペースを確保し、更に、袋体10の正面部11及び背面部12の内側に、係止部材67他を備えた内袋体を取り付け、袋体10の中に上下2段に区分けして横方向に収納可能なスペースが確保できるようにしたことを特徴とする買物袋。
【選択図】図1

Description

本発明は、主に各商店が買物客に、無料で提供している紙やポリエチレン製の袋に代わるもので、買物に行く時に各自が持参し、購入品を収納する買物袋に関する。
従来、各商店は紙やビニール製の袋を無料で提供し、買物客の便宜を図っており、最近では特にポリエチレン製の袋等(以下、レジ袋と表示)が主流となっている。
それ故に、買物客は近隣で日常生活必需品を購入する時でさえ、自前の買物袋を持参せず、無料のレジ袋等に購入品を収納して、自宅に持ち帰っている人々が大多数である。
そして、持ち帰った紙袋やレジ袋の殆どは、ごみとして廃棄されているのが現状である。しかし、昨今の地球温暖化、又、限り有る資源を考慮すると、可能な限り再生利用、再使用の必要性に迫られている。企業も行政指導の下、レジ袋の削減を開始するとともに、近い将来、レジ袋全面有料化をめざしている。
そこで、最近ではスーパーマーケットやデパート等も、買物をする時に自前の袋や手さげカゴの持参を提唱すると同時に、エコバッグ、マイバッグと称して袋を販売するところが増えている。然しながら、殆どの買物袋は
(1)実質的な機能より見た目やデザインを重視するあまり、使い勝手の配慮に欠け重く、食品を直接収納するにもかかわらず、汚れても丸洗いが難しい中途半端な物が多い。
(2)袋の中に隙間なく収納したつもりでも、運搬を開始すると中の物が揺れて移動したり、倒れたりして持ちにくい。
(3)長尺物、硬い物、軟らかい物、重い物と、軽いもの、又、冷たい物、熱い物等、特性により適宜に区分けして収納することが難しく、時として袋の中身が丸見えで気になる。
(4)袋の小型化に関しては、小型化した袋に品物を収納して使用するというよりも、想定外の使用に備えて携行するという発想で殆どの製品が提供されている。そのため、大多数の人が近隣に買物に行く時でさえ、小型化した買物袋とは別に財布やメモ、又、携帯電話等を収納するバッグを余計に持参しなければならず合理的でない。
(5)手に提げて運搬するため両手が自由にならず、悪天候では傘の開閉、及び、咄嗟の事態が発生しても対応が困難である。
上記のように機能性について、工夫も、改良もあまりなく、ただ単に物を詰め込む空間があるだけの袋が主流の中、特に、徒歩で買物に行かなければならない人々にとっては利便性、収納性、運搬性の面で不便を感じているのが実状である。
それを受け、前記従来の紙袋やレジ袋に代わるものとして、
(1)買物袋の一内側面に、横断面形状と同形で、且つ若干小さく形成された板状の仕切り板の一基端辺が取り付けられ、当該仕切り板は、前記基端辺を基軸として上下方向に回動自在であり、前記仕切り板の水平配置状態で、その仕切り板の下側に下方収納スペースと、仕切り板の上側に上方収納スペースが形成自在に構成され、
(2)更に、板状の仕切り板は2分割された小板体の組み合わせで成り、前記小板体同士の接続部で折曲可能であると共に、袋体を形成する底の内側面上に前記仕切り板と略同形・同大の当て底板が設置され、その当て底板も2分割された小板体の組み合わせで成り前記小板体同士の接続部で折曲可能であり、買物袋の不使用時には隣り合う仕切り板を折り曲げコンパクト化が可能であり、
(3)その上、仕切り板の一基端辺と反対側の回動辺寄りの表裏面及び、袋体の内側面の上部にそれぞれ面ファスナーが設けられており、所望の前記面ファスナー同士が着脱自在に構成されていることを特徴としたポリエステル製の買物袋が記載されている。(例えば特許文献1参照)
実用新案登録第3131446号公報
前記特許文献1に開示された袋は、上下方向に回動自在の板状の仕切りを設け、同一の袋内で商品の種類に応じ区分けして運搬可能で、仕切り板が不要の時は邪魔にならず、使用する時には楽に使用でき、又、買物袋を不使用の時はコンパクト化できる利便性を有している。
しかし、上、下収納スペースを構成する仕切り板が回動自在になっているとはいえ、板状であることと、仕切り板を水平状態で停止させる係止部材が備わってないために、仕切り板を水平状態に保持するには、仕切り板の一基端辺が袋に取り付けられている高さと同等になるまで、下方収納スペースに品物を収納しなければならず、そのようにしないと上方収納スペースと下方収納スペースを構成する仕切り板もその用途を充分に果たせず、又、下方収納スペースに収納した品物で板状の仕切りを支えるため、品物に凹凸が有る場合は仕切り板を水平状態に保持するのは困難で、仕切り板は傾斜した状態となり、上方収納スペースに収納したケーキや刺身の盛り合わせの様なものは、運搬中に容器の中で偏ってしまうという欠点が予想される。
更に、長尺物の葱等を収納する際は、必然的に仕切りを傾斜させていて、その傾斜している仕切り板を保持しているのは長尺物の葱等であるため、例えば、上方収納スペースに鮮魚等を収納した場合には、その重量で長尺物の葱等を傷つけてしまう欠点が有る。
又、2分割された小板体の組み合わせで成り立っている仕切り板は、小板体同士の接続部で折り曲げ可能で、仕切り板を半分に折り畳み、小型化し想定外の使用に備え、携行可能で便利だが、小型化した袋にメモ、財布、携帯電話等を収納することは不可能で、別の袋に収納して買物に出掛けなければならないという欠点がある。
本発明は以上のような従来の欠点に鑑み、買物袋としての利便性、収納性、運搬性の向上を図り、従来の紙袋やビニール袋に取って代わり、1つの袋で必要条件を満たし、ごみの減少にも寄与することが確実な、地球環境に優しい買物袋を提供することを目的として
いる。更に、具体的には、
(1)買物袋の中の縦方向に、形状自在になる仕切りを設け、収納品が振動で動いたり、長尺物が倒れたりしないようにする。
(2)買物袋の中を広く使いたい時に、縦方向の仕切りが妨げにならないようにする。
(3)買物袋を使用後、又は、洗濯後、簡単に畳んで保管できるようにする。
(4)買物袋の中の横方向に、柔軟性のある仕切りを設け、収納品の種類、特性により区分け収納ができるようにする。
(5)買物袋の中の横方向の仕切りを、必要に応じて品物の上に掛け、中身を部分的に覆うカバーとしても使用できるようにする。
(6)買物袋の中に設けた横方向の仕切りとカバーを同時に使用できるようにする。
(7)買物袋の中に設ける縦方向と横方向の仕切りを同時に使用できるようにする。
上記の課題を解決するための手段として、請求項1に記載の発明は、有底の角形筒体状で、正面部11及び背面部12の上端に、持ち手20がそれぞれ付けられている袋体10を基本構造とする買物袋1において、
袋体10の側面部13の内側に、側面部13の縦より短く、横幅より長い中仕切り50を側面部13の間に上部を上部開口部51としてなる縦方向の分離収納スペース58を確保するように設け、中仕切り50の側辺57寄りの上部開口部51の一部である上部開口縫合部52及び中仕切り50の底部の一部である底辺部分53を袋体10の正面部11及び背面部12と縫合し、中仕切り50の残りの底辺部分54は縫合せず中仕切り50の内側に折り畳むことができ、中仕切り50の輪55の部分に端縫い56を施してなることを特徴とする買物袋。
請求項2に記載の発明に係る買物袋は、
袋体10の正面部11及背面部12あるいはいずれか一方の内側面の上部に上部を開口64とする内袋体60をその上部を固定して設け、内袋体60下方端辺寄りに面ファスナー、スナップ、ホック、磁石あるいはチャックなどの着脱自在の係止部材66を設け、内袋体60上部あるいは内袋体60の上方の袋体10部位に係止部材66に係合する面ファスナー、スナップ、ホック、磁石あるいはチャックなどの着脱自在の係止部材67を設け、内袋体60の下方端辺を上方向に持ち上げ、係止部材66と対向する係止部材67を係合し、内袋体60を柔軟性の有る棚状中仕切りとすることにより、袋体10の中を上側収納部と下側収納部に区分けして、横方向に収納可能なスペースが確保できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載した買物袋。
請求項1記載の発明に係る買物袋は、
袋体の内側側面の分離収納スペースに、長尺物の葱、大根、又、瓶物、ミルクパックや小さな箱入りの物等を積み重ねて収納可能で、従来、形状の違う購入品等が運搬中に振動で動いたり、倒れたりして持ちにくく、収納性が悪かった部分を改良し、楽に運搬することを可能にし、利便性、収納性、運搬性に優れている。
袋体と中仕切りの底辺部と開口部が部分的に縫合されているため、品物を収納しても安定感があり、又、縫合されていない部分が有ることで、様々な形状に充分に対応可能である。更に、予め折り畳まれている底辺を底面部方向に伸し広げると収納品が底辺の開口部から飛び出すことがなく収まり、その上、中仕切りが不要な時は側面部に寄せると、中仕切りがなく、又、側面部も補強される状態で広く使え、利便性、収納性、運搬性に優れている。
中仕切りの輪の部分に端縫いをしたので、使用後や洗濯後に袋体を畳みやすくし、利便性に優れている。
請求項2に記載の発明に係る買物袋は、前記請求項1記載の発明の効果に加え、
袋体の中に設けた内袋体を本来の使用方法とは異なる、柔軟性の有る棚状中仕切りにすることにより、上側収納部と下側収納部に区分けして収納可能なスペースが確保でき、下側収納部には硬く、重い物、そして、上側収納部には軟らかく、軽い物、又、冷たい物、熱い物と、使用者が適宜区分けして収納が可能となり、購入品も運びやすくなり、利便性、収納性、運搬性に優れている。
柔軟性のある棚状中仕切りは、上に乗せて収納する品物の底面部が球状であれば球状に、平坦であれば平坦に沿う形となり、更に、下側収納部に収納した品物が多少凹凸していても、棚状中仕切りの上に乗せてある品物は下側収納部に落下することはない。その上、第1の発明に記載の中仕切りと併用しても、内袋体が袋体の正面、及び、背面より小さいので、葱、大根のように長い物は、袋体の側面と棚状中仕切りとの間の空間より一部が顔を出すような状況で収まることができ、利便性、収納性、に優れている。
内袋体は、上、下2段に区分けする棚状中仕切りとしてだけでなく、品物を袋体に収納後、内袋体を品物の上に被せて袋の中身を部分的に覆うカバーとして、又、品物の飛び出し防止としても使用可能で、利便性、収納性、運搬性に優れている。
更に、内袋体は上下2段に区別けする棚状中仕切りと、品物に被せて袋の中身を部分的に覆うカバーとして、個々に使用するだけでなく双方を同時に使用することも可能で、利便性、収納性、運搬性に優れている。
本発明に係る買物袋1は、各商店やスーパーマーケット等で買物客の便宜を図って提供される無料のレジ袋に代わって、各自が買物に行く時に持参し、繰り返し使用する物である。以下、買物袋として最良の形態につき、図1ないし図13を参照にして説明する。
本発明の買物袋は、袋体10、持ち手20、中仕切り50、内袋体60の構成部品から成っており、袋体10は、有底の角形筒体状で軽く、一般家庭で簡単に丸洗いが可能な素材を使い、周囲を端縫い16で押えた大き目の襠付きで、多量の品物が収納できるようにしてある。
持ち手20は、肩から提げられるように袋体10の上端に逆U字形で長めに取り付けてある。
中仕切り50は、
(1)袋体10の側面部13より縦は短く、横幅は側面部13の2倍の長さより若干長くし、上下左右の端を三つ折りに縫製した素材の長い辺を半分に折った中心線の下部を基点として、袋体10の底面部14の短い方の底辺の1/2の長さより若干長い位置に印を付ける。
(2)下部の両端から袋体10に縫合する底辺部分53の縫い終わりに印を付ける。
(3)中心線上の印と下部底辺の印を線で結ぶと、逆Y字形のような線ができる。
(4)素材を半分に折り畳み、更に、下部も逆Y字形に沿って内側に折り畳んで出来る輪55に端縫い56をする。
(5)中仕切り50の側辺57と底辺部分53を袋体10に縫合し、その上で上部開口部51の側辺57寄りの上部開口縫合部52を、袋体10と縫合された底辺部分53の長さとほぼ同等の長さで袋体10と縫合し、縦方向の分離収納スペース58を設ける。
(6)袋体10が平らに折り畳まれている時、中仕切り50は縫合されていない底辺54が内側に折り畳まれているが、品物を収納する時は折り畳まれている底辺54を底面部14方向に押し広げることができる。
以上のように側辺57だけでなく、上部開口部51の一部である上部開口縫合部52と底辺部分53が袋体10と縫合固定されていることにより中仕切り50が安定し、更に、縫合されていない底辺54があることで、中仕切り50が収納する物の形状に合わせて変形自在となる。
又、予め折り畳まれている底辺部分54を、袋体10の底面部14方向に伸ばし広げて品物を収納すると、中仕切り50に収納した小さな物でも縫合されていない底辺部分54の開口部から飛び出すこともなく収まる。更に、中仕切り50の横幅に余裕を持たせているので、大きなものを収納したい時、又は、中仕切り50が不要な時は中仕切り50を側面部13に寄せることが可能で仕切りがなくなり袋の中が全面的に広く、又、側面部13が補強されたような状態で使える。
更に、袋体10を平らに畳んだ時、中仕切り50の底辺54は袋体10の底面部14の短い方の底辺の1/2の長さより若干長い位置で予め内側に折り畳まれており底面部14の障害にならず、その上、輪55の部分に端縫い56がしてあることで、使用後や洗濯後に袋体10を平らに畳む時、簡単に畳んで収納保管が可能である。
内袋体60は、
(1)縦は袋体10の正面部11及び背面部12より短く、横の最大の長さを、中仕切り50の上部開口部51と袋体10の縫い止りである上部開口縫合部52迄とし、縦長素材の短い辺の片端を三つ折に縫製後、縫製していない方の端が長くなるように二つ折りして、短い方の前面部61と長い方の後面部62の両側辺を縫製し内袋体60を作る。
(2)開口部64の内側には係止部材65(雌雄)を取り付ける。係止部材は面ファスナー、スナップ、ホック、磁石あるいはチャックなどの係合可能な素材を適宜選択して使用が可能である。又、取り付ける方法は任意であって、例えば、接着、溶着、縫着等の手段のうち内袋体60、及び、係止部材の材料や形態等に適した取り付け方法の選択が可能である。
(3)内袋体60の下方端辺寄りの係止部材66(雄又は雌)、後面部62の上部表面に係止部材67(雌又は雄)、後面部62の上部裏面に係止部材68(雌又は雄)、を取り付け完了後、袋体10の上部に縫い代部分63を縫合する。係止部材は面ファスナー、スナップ、ホック、磁石あるいはチャックなどの係合可能な素材を適宜選択して使用が可能である。又、取り付ける方法は任意であって、例えば、接着、溶着、縫着等の手段のうち内袋体60、及び、係止部材の材料や形態等に適した取り付け方法の選択が可能である。
(4)内袋体60の下方端辺を上方向に持ち上げ、下方端辺寄りに取り付けてある係止部材66(雄又は雌)と対向する内袋体60の上部表面に取り付けてある係止部材67(雌又は雄)同士を係合し、内袋体60を柔軟性の有る棚状中仕切りとして使用出来るようにする。
以上のように内袋体60の本来の使用方法である物の収納とは異なる、柔軟性の有る棚状中仕切りとして使用出来るようにすることにより、袋体10の中に上側収納部と下側収納部に区分けした、収納可能なスペースが確保でき、例えば、上に乗せて収納する品物の底面部が球状であれば球状に、平坦であれば平坦に沿う形となり、更に、下側収納部に収納した品物が多少凹凸していても、棚状中仕切りの上に乗せてある品物は下側収納部に落下することはない。
又、内袋体60の両側辺と袋体10の側面部13との間には多少の空間があり、左右側面部13に取り付けて有る中仕切り50と併用して長い物を収納しても、問題なく収まり、購入品も運びやすくなる。
更に、内袋体60は、袋体10の中を2段に区分けしない時は、品物を袋体10に収納後、内袋体60を品物の上に被せ、棚状中仕切りの時と同様に対向する係止部材66と67、又は、66と68同士を係合し、内袋体60が袋体10の中身を部分的に覆うカバーとして、又、品物の飛び出し防止としても使用が可能で、更に、内袋体60は必要に応じて、棚状中仕切りとカバーの両方を同時に使用可能である。
次に、本発明の使い方を以下のように場合分けして説明する。
(1)多量の買物に適し、袋体10を通常に使用する場合。
(2)買物袋1を使用後に折り畳んで収納保管する場合。
更に、上記の場合分けを、次の部分に分けて説明する。
(イ)中仕切り50の状態及び使用方法。
(ロ)内袋体60の状態及び使用方法。
多量の買物に適し、袋体10を通常に使用する場合。
中仕切り50の状態及び使用方法。
(1)中仕切り50を使用する時は、袋体10を全開にした状態で、内側に畳まれている底辺部分54を底面部14方向に押し広げて、品物を収納する。
(2)中仕切り50が不用の時は、袋体10を全開にした状態で、中仕切り50を側面部13に押し寄せることができる。
以上のように、中仕切り50を使用すれば、形の違う物、長尺物の葱、大根、瓶物、ミルクパック、又、小さな箱入りの物等も積み重ねて楽に収納でき、折り畳まれている底辺54部分を底面部14方向に押し広げることにより小さな物でも縫合されていない底辺部分54から飛び出すこともなく収まる、更に、中仕切り50の横幅に余裕を持たせているので、大きなものを収納したい時、又は、中仕切り50が不要な時は中仕切り50を側面部13に寄せると仕切りがなく全面的に広くなり、又、側面部13が補強されたような状態で使え、例えば、トイレットロール18個のように包装された物もそのまま収納可能である。
内袋体60の状態、及び、使用方法。
(1)内袋体60は本来の使用目的である財布、メモ等を収納して使用する以外に、内袋体60の下方端辺を上方向に持ち上げ、下方端辺寄りに取り付けた係止部材66(雄)と対向する内袋体60の上部表面に取り付けてある係止部材67(雌)を係合し、柔軟性の有る棚状中仕切りとして使用することで、袋体10の中に上側収納部と下側収納部に区分けした、収納可能なスペースが確保できる。
(2)この棚状中仕切りとなった内袋体60の中に保冷を必要とする食品等を保冷材と一緒に収納し、他の物と区分けして運搬することも、また、内袋体60に保冷材を収納し、下側収納部にアイスクリーム、冷凍食品等を収納後、上部に被せれば簡易の保冷も可能である。更に、保温材を使用すれば保温も可能である。
以上のように、内袋体60により2段に分けられた収納部の下側収納部には瓶物,箱物、玉葱、キャベツのように硬く、重い物、そして、上側収納部には卵、ケーキ、刺身のように軟らかく、軽い物、又、内袋体60の中に保冷、保温材等を収納して冷たい物、熱い物と使用者が適宜区分けして収納可能である。
又、棚状の中仕切りは柔軟性のある中仕切りであるため、例えば、上に乗せて収納する品物の底面が球状であれば球状に、平坦であれば平坦に沿う形となり、更に、下側収納部に収納した品物が多少凹凸していても、棚状中仕切りの上に乗せてある品物は下側収納部に落下することはない。
更に、内袋体60の両端辺と袋体10の側面部13との間には多少の空間があり、左右側面部13に取り付けて有る中仕切り50を併用して葱、大根のように長いものを収納しても、棚状の中仕切りと袋体10の側面部13との間の空間より一部が顔を出すような状況で収まり、購入品も運びやすくなる。
その上、袋体10の中を2段に区分けしない時は、品物を袋体10に収納後、内袋体60が棚状中仕切りとしての使用方法だけでなく、品物の上に被せ、袋体10の中身を部分的に覆うカバーとして、又、品物の飛び出し防止としても使用が可能で、更に、内袋体60は必要に応じて係止部材66と67、又は、66と68同士を係合し、棚状中仕切りとカバーの両方を同時に使用可能である。
買い物袋1を使用後に折り畳んで収納保管する場合。
中仕切り50の状態。
(1)中仕切り50の輪55の部分は端縫い56がしてあるので、端縫い56に沿って折り、底辺部分54も内側に折り畳む。
(2)袋体10の周囲は端縫い16がしてあるので、底面部14を折り畳み線15に沿って内側に折り畳み、更に、側面部13を折り畳み線15に沿って袋体10の開口部より袋体10の底辺に向かって内側に畳んでいくと、底面部14の折山と交わったところから左右に分かれ、側面部13の底辺の両角に向かい自然に畳み線ができ、袋体10を平らに畳める。
(3)更に、小さくする場合には適宜折り畳んで収納保管する。
以上のように、袋体10の周囲に端縫い16、及び、中仕切り50の輪55の部分に端縫い56がしてあり、更に、中仕切り50の底辺部分54が内側に折り畳まれていることで、袋体10を平らに畳む時に底面部14の障害にならず簡単に畳んで収納保管が可能である。
内袋体60の状態。
内袋体60は中仕切り50の両側を挟み込むように、袋体10の正面部11、及び、背面部12に沿って垂れ下がった状態となる。
本発明は、手提げ袋を生産する産業で利用される。
買物袋を一部切欠して内部構造を示した全体斜視図である。 買物袋を上下逆さまにして底面部構造を示した全体斜視図である。 図1のA−A線切断断面図である。 袋体と縫合直前の中仕切りの拡大展開図である。 袋体と縫合直前の内袋体の前面の係止部材を示す部分拡大図である。 袋体と縫合直前の内袋体の後面の係止部材を示す部分拡大図である。 袋体の側面部に取り付けられた中仕切りと、正面部及び背面部に取り付けられた内袋体を示す平面図である。 袋体と内袋体の縫合部及び内袋体の側面を示す、図3のB−B線切断部分拡大断面図である。 底辺の一部が内側に折り畳まれた状態の中仕切り及び内袋体を示す、図1のC−C線切断断面図である。 内側に折り畳まれた底辺部分を底面部方向に押し広げて使用している状態の中仕切り及び内袋体を示す、図1のC−C線切断断面図である。 底辺部分を底面部方向に押し広げて使用している状態の中仕切り及び内袋体を棚状中仕切りとして使用している状態を示す、図1のC−C線切断断面図である。 底辺部分を底面部方向に押し広げて使用している状態の中仕切り及び内袋体をカバーとして使用している状態を示す、図1のC−C線切断断面図である。 底辺部分を底面部方向に押し広げて使用している状態の中仕切り及び内袋体を棚状中仕切り及びカバーとして同時に使用している状態を示す、図1のC−C線切断断面図である。
符号の説明
1 買物袋
10 袋体
11 正面部
12 背面部
13 側面部
14 底面部
15 折り畳み線
16 端縫い
20 持ち手
50 中仕切り
51 上部開口部
52 上部開口縫合部
53 袋体と縫合される底辺部分
54 袋体と縫合されず折り畳まれる底辺部分
55 輪の部分
56 端縫い
57 側辺
58 分離収納スペース
60 内袋体
61 前面部
62 後面部
63 縫い代部分
64 開口部
65 係止部材
66 係止部材
67 係止部材
68 係止部材

Claims (2)

  1. 有底の角形筒体状で、正面部(11)及び背面部(12)の上端に、持ち手(20)がそれぞれつけられている袋体(10)を基本構造とする買物袋(1)において、
    袋体(10)の側面部(13)の内側に、側面部(13)の縦より短く、横幅より長い中仕切り(50)を側面部(13)の間に上部を上部開口部(51)としてなる縦方向の分離収納スペース(58)を確保するように設け、中仕切り(50)の側辺(57)寄りの上部開口部(51)の一部である上部開口縫合部(52)及び中仕切り(50)の底部の一部である底辺部分(53)を袋体(10)の正面部(11)及び背面部(12)と縫合し、中仕切り(50)の残りの底辺部分(54)は縫合せず中仕切り(50)の内側に折り畳むことができ、中仕切り(50)の輪(55)の部分に端縫い(56)を施してなることを特徴とする買物袋。
  2. 袋体(10)の正面部(11)及び背面部(12)あるいはいずれか一方の内側面の上部に上部を開口(64)とする内袋体(60)をその上部を固定して設け、内袋体(60)下方端辺寄りに面ファスナー、スナップ、ホック、磁石あるいはチャックなどの着脱自在の係止部材(66)を設け、内袋体(60)上部あるいは内袋体(60)の上方の袋体(10)部位に係止部材(66)に係合する面ファスナー、スナップ、ホック、磁石あるいはチャックなどの着脱自在の係止部材(67)を設け、内袋体(60)の下方端辺を上方向に持ち上げ、係止部材(66)と対向する係止部材(67)を係合し、内袋体(60)を柔軟性の有る棚状中仕切りとすることにより、袋体(10)の中を上側収納部と下側収納部に区分けして、横方向に収納可能なスペースが確保できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載した買物袋。
JP2008027228A 2008-02-07 2008-02-07 買物袋 Expired - Fee Related JP4209929B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008027228A JP4209929B1 (ja) 2008-02-07 2008-02-07 買物袋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008027228A JP4209929B1 (ja) 2008-02-07 2008-02-07 買物袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4209929B1 JP4209929B1 (ja) 2009-01-14
JP2009183506A true JP2009183506A (ja) 2009-08-20

Family

ID=40325712

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008027228A Expired - Fee Related JP4209929B1 (ja) 2008-02-07 2008-02-07 買物袋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4209929B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200492818Y1 (ko) * 2019-11-25 2020-12-15 홍예지 가방용 포켓 겸용 덮개

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114889973B (zh) * 2022-04-29 2024-03-29 安徽理工大学 一种环保可重复使用的包装袋及其加工方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200492818Y1 (ko) * 2019-11-25 2020-12-15 홍예지 가방용 포켓 겸용 덮개

Also Published As

Publication number Publication date
JP4209929B1 (ja) 2009-01-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11096463B2 (en) Soft-sided insulated lunch box
US9084463B2 (en) Food and beverage container transport device
CN109153490B (zh) 带有蓄热容纳部的绝热容器组件
US20080245096A1 (en) Fold-up insulated container
US7575376B2 (en) Collapsible bag
US20100200450A1 (en) Shopping bag system
US20090080808A1 (en) Grocery bag with pockets
US8869960B2 (en) Expandable multi-compartment luggage
US20140369629A1 (en) Mesh bag for shopping trolley or basket
US20050117817A1 (en) Foldable insulated bag
US8961013B2 (en) Rigid self-supporting collapsible stackable reusable bag
JP2014508695A (ja) 断熱容器用折り畳み硬質ライナー
KR20120017434A (ko) 접을 수 있는 절연 컨테이너
US11666179B2 (en) Insulated container assembly with thermal storage accommodation
JP2008230677A (ja) 折り畳み型保冷ボックス
US20120087601A1 (en) Shopping Bag System
US20090290816A1 (en) Shopping Bag System
JP4209929B1 (ja) 買物袋
US20040188204A1 (en) Unfolding utility bag with multiple upward-opening compartments
JP4209930B1 (ja) 買物袋
US20050029272A1 (en) Multi-pocket carrier adapted for use with a cooler and the like and method therefor
JP4375682B1 (ja) 買物袋
JP2005014962A (ja) 保冷保温容器
US10499718B2 (en) Cooler bag with a detachable liner and liner base
US20140124550A1 (en) Tote apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111031

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121031

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131031

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees