JP2009182826A - 路車間狭域無線通信システム及び車載狭域無線通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載狭域無線通信装置が搭載された車両の状態に合致する周波数情報を受信し、適切なタイミングで情報を受信することができる路車間狭域無線通信システムを得る。
【解決手段】 道路に設置された路側情報提供装置103から、道路上を走行する車両101に搭載された車載器へ路車間狭域無線通信により情報配信する場合に、路側情報提供装置103は、情報配信すべき車両を識別するために車両の進行方向を示す情報とこの情報に対応する周波数情報とを含むメッセージデータチャネルを車載器に送信し、車載器では、自車両の進行方向がメッセージデータチャネルに含まれる進行方向に該当するとき、路車間通信部202を受信した周波数に設定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、道路を走行する車両のドライバーに狭域無線通信を用いて情報提供する路車間狭域無線通信システム及び車載狭域無線通信装置に関するものである。
交差点に接近する対向直進車を画像センサにより検出し、この画像センサによる検出信号などに基づいて作成した警報情報を交差点で右折しようとしている車両に対して路側機を通じて送信することにより、右折車輌と対向直進者の衝突を防止するシステムが考案されている。(特許文献1参照)
このような衝突防止システムにおける車両への情報提供の手段として、路車間狭域無線通信を利用するものがある。路車間狭域無線通信とは、路側に設置された路側狭域無線通信装置(基地局または固定局ともいう)の通信エリア内に存在する車両に搭載された車載狭域無線通信装置(移動局ともいう)に対して、路側狭域無線通信装置から同一の通信を行う(同報通信)ことができる他、特定のIDコードを持った車載狭域無線通信装置に対して選択的に通信を行う(個別通信)ことができる。
この機能を利用して、狭域無線通信装置は、ETC(自動料金収受システム)の通信装置として実用化されている。
このような路車間狭域通信の例としては、平成15年10月16日に策定された非特許文献1がある。この非特許文献1では、基地局から移動局への通信(以下、下り通信)と移動局から基地局への通信(以下、上り通信)に異なる周波数を用いる全二重通信を用い、通信フレームをスロットと呼ばれる固定長の区間に時分割した同期式時分割通信方式が用いられる。
この方式を用いた通信では、基地局と移動局間でのデータ交換を行うためのメッセージデータチャネル(以下、MDC:Message DataChannel)が配置される。MDCは、1フレームに複数個配置が可能であり、送信データ長が長い場合には、複数フレームを用いて伝送する。
また、道路に設置された路側狭域無線通信装置が、車両の取り得る複数の運行状態に応じた複数の配信情報を車両に配信し、車両内に搭載された車載狭域無線通信装置が路側狭域無線通信装置からの配信情報を受信し、車両の進行方向等を含む運行状態を検出することで、対応する配信情報を識別し再生を行うシステムが考案されている。(特許文献2参照)
特開2000−113396号公報(第3〜5頁、図1) 特開2006−072613号公報(第5〜8頁、図1) 社団法人電波産業会、狭域通信(DSRC)システム標準規格ARIB STD−T75 1.2版
特許文献2のシステムにおいて、交差点の複数方向で情報提供する場合、電波干渉を防ぐために、交差点内で複数の周波数を用いることが考えられる。然るに、電波の散乱等により、交差する道路側の路車間狭域無線通信の電波を受信する場合がある。そのような場合には、すべてのデータを受信した後、車両の運行状況等と照らし合わせ、配信情報の再生を行わず、別周波数の路車間狭域無線通信の電波を受信するようにする。
しかし、このような方法では、次のデータを受信して再生するまでに時間がかかるため、交差点を通り過ぎたり、適切なタイミングでドライバーに情報提供できなかったりするという問題がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、車載狭域無線通信装置が搭載された車両の状態に合致する周波数情報を受信し、適切なタイミングで情報を受信することができる路車間狭域無線通信システムを得ることを目的にしている。
この発明に係わる路車間狭域無線通信システムにおいては、道路に設置された路側狭域無線通信装置から、道路上を走行する車両に搭載された車載狭域無線通信装置へ情報配信する路車間狭域無線通信システムにおいて、
車載狭域無線通信装置は、路側狭域無線通信装置との間の路車間無線通信により配信情報を含むメッセージデータチャネルを受信する路車間通信手段と、この路車間通信手段により受信されたメッセージデータチャネルを処理し、配信情報を取得する処理手段と、この処理手段によって取得された配信情報を再生する再生手段と、車両の運行状態情報を取得する運行状態取得手段とを備え、
路側狭域無線通信装置は、情報配信すべき車両を識別するための識別情報とこの識別情報に対応する周波数情報とを含むメッセージデータチャネルを車載狭域無線通信装置に送信し、
車載狭域無線通信装置の処理手段は、自車両の運行状態が識別情報に該当するとき、周波数情報により路車間通信手段に用いられる周波数を設定するものである。
この発明は、以上説明したように、道路に設置された路側狭域無線通信装置から、道路上を走行する車両に搭載された車載狭域無線通信装置へ情報配信する路車間狭域無線通信システムにおいて、
車載狭域無線通信装置は、路側狭域無線通信装置との間の路車間無線通信により配信情報を含むメッセージデータチャネルを受信する路車間通信手段と、この路車間通信手段により受信されたメッセージデータチャネルを処理し、配信情報を取得する処理手段と、この処理手段によって取得された配信情報を再生する再生手段と、車両の運行状態情報を取得する運行状態取得手段とを備え、
路側狭域無線通信装置は、情報配信すべき車両を識別するための識別情報とこの識別情報に対応する周波数情報とを含むメッセージデータチャネルを車載狭域無線通信装置に送信し、
車載狭域無線通信装置の処理手段は、自車両の運行状態が識別情報に該当するとき、周波数情報により路車間通信手段に用いられる周波数を設定するので、車載狭域無線通信装置は、適切な周波数で通信を行えるため、適切なタイミングで運転手に情報提供することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1について図を用いて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による路車間狭域無線通信システムを示す構成図である。
図1において、車両101は交差点を北向きに走行中である。路側アンテナ102は、交差点に設置されている。路側情報提供装置103(路側狭域無線通信装置)は、路側アンテナ102と接続され、路側アンテナ102を介して車両101に情報提供を行う。電波障害物104は、交差点の近辺にあり、電波を散乱する。電波105は、路側情報提供装置103が路側アンテナ102を介して送信した電波である。電波106は、路側アンテナ102bを介して路側情報提供装置103bより送信された電波105bが電波障害物104で反射されたものである。
なお、通信周波数は、電波105aの周波数を5775MHz、電波105bの周波数を5780MHzとして説明するが、必ずしもこの周波数に限定したものではなく、非特許文献1で規定されている周波数であればよい。
図2は、この発明の実施の形態1による路車間狭域無線通信システムの車載器を示す構成図である。
図2において、車両101に搭載された車載器(車載狭域無線通信装置)は、路車間通信アンテナ201、路車間通信部202(路車間通信手段)、進行方向取得部203(運転状態取得手段)、処理部204(処理手段)、HMI部205(再生手段)により構成される。
路車間通信アンテナ201は、路側情報提供装置103が路側アンテナ102を介して送信した電波を受信するためのアンテナである。路車間通信部202は、路車間通信アンテナ201を介して路側情報提供装置103と通信を行うとともに、MDCの1チャンネルを受信する毎に処理部204に送信する。
進行方向取得部203は、車両の進行方向を取得するものであり、方位センサやGPSが考えられるが、車両の進行方向を検出するものであれば必ずしもこれに限定されるものではない。処理部204は、路車間通信部202及び進行方向取得部203と通信を行い、通信した情報を処理し、必要であればHMI部205に指令を送る。HMI部205は、処理部204より指令を受けると音声や画像を用いて運転手に情報提供を行う。
図3は、この発明の実施の形態1による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図3では、路側情報提供装置103aが路側アンテナ102aを介して送信するMDCの構成を示すものであり、図3(a)は、路側情報提供装置103aが個別送信するMDCの1チャンネル目を、図3(b)は、路側情報提供装置103aが個別送信するMDCの2チャンネル目を、図3(c)は、路側情報提供装置103aが個別送信するMDCの3チャンネル目を示している。
なお、実施の形態1では、MDCを3チャンネルまでとして説明しているが、必ずしも3チャンネルに限定するものでなく、データ量に応じてMDCのチャンネル数を決定すればよい。
図3のMDCは、ヘッダ部301、306、310、データ部302、307、311、エラー検出コード303、308、312により構成される。ヘッダ部301、306、310は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部302、307、311は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード303、308、312は、MDCを受信した通信装置が、受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部302は、識別情報304と提供情報305、データ部307は提供情報309、データ部311は提供情報313により構成される。
識別情報304は、路側情報提供装置103a及び103bが共通で提供する情報であり、MDCの1チャンネル目に配置され、車両の進行方向とその方向に進行する車両に情報提供する周波数とを対応させた情報を有している。
例えば、実施の形態1では、北方向へと進行する車両へは周波数5775HMzの電波105aを用いて情報提供を行い、西方向へと進行する車両へは周波数5780MHzの電波105bを用いて情報提供を行うという情報である。提供情報305、309、313は、路側情報提供装置103aが北向きに進行する車両へ提供する情報である。
図4は、この発明の実施の形態1による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図4では、路側情報提供装置103bが路側アンテナ102bを介して送信するMDCの構成を示すものであり、図4(a)は、路側情報提供装置103bが個別送信するMDCの1チャンネル目を、図4(b)は、路側情報提供装置103bが個別送信するMDCの2チャンネル目を、図4(c)は、路側情報提供装置103bが個別送信するMDCの3チャンネル目を示している。
図4のMDCは、ヘッダ部401、406、410、データ部402、407、411、エラー検出コード403、408、412により構成される。ヘッダ部401、406、410は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部402、407、411は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード403、408、412は、MDCを受信した通信装置が受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部402は、識別情報404と提供情報405、データ部407は、提供情報409、データ部411は、提供情報413により構成される。
識別情報404は、路側情報提供装置103a及び103bが共通で提供する情報であり、MDCの1チャンネル目に配置され、車両の進行方向とその方向に進行する車両に情報提供する周波数とを対応させた情報を有している。提供情報405、409、413は、路側情報提供装置103bが西向きに進行する車両へ提供する情報である。
図5は、この発明の実施の形態1による路車間狭域無線通信システムの車載器の処理部の処理を示すフローチャートである。
次に、車載器の処理部の処理について、図5を用いて説明する。
図5は、車両101に搭載された処理部204の処理を示し、S501で、処理部204は、路車間通信部202が路側情報提供装置103から送信されたMDCを受信し、受信したMDCを処理部204に送信するまで待機する。S502で、処理部204は、路車間通信部202が送信したMDCの1チャンネル目を受信する。次いで、S503で、処理部204は、進行方向取得部203から自車両の進行方向を取得する。
次に、S504で、路車間通信部202から現在、通信している周波数を取得する。S505で、路車間通信部202から受信したMDCの識別情報から自車両の進行方向に向けて情報提供を行っている周波数を取得する。
次いで、S506で、MDCの識別情報から取得した周波数と現在、通信している周波数が一致しているか否かを確認する。一致している場合は、S507に進み、MDCの2チャンネル以降の受信処理を行い、S508において、HMI部205に指令を送る。
S506で、一致しない場合は、S509に進む。S509では、通信する周波数をS503においてMDCの識別情報から取得した周波数に変更するように、路車間通信部202に指令を送り、S501の受信待ち状態に移行する。
このように、路側情報提供装置103が個別送信するMDCの1チャンネル目に車両の進行方向とその進行方向に対応する周波数情報を配置する。車載器では、このMDCの1チャンネル目の情報により、自車両が受けるべき情報を受けているかどうかを判断し、受けていない場合は、自車両が対応する情報を受けるために通信周波数を変更する。
実施の形態1では、車両101が電波障害物104によって散乱した電波106を電波105aより先に受信した場合でも、MDCの1チャンネル目で、電波106で提供される情報が自車両に対応する情報でないことが分かり、電波105aを受信するように通信周波数を変更する。
このようにすることにより、自車両にとって適切な情報を受信することができるため、適切なタイミングにて運転手に情報提供を行うことが可能となる。
実施の形態1によれば、路側情報提供装置は、車載器が受信する最初のMDCで情報提供すべき車両情報と周波数を対にして配置し、情報提供された車載器は、この情報と車両の状態とを比較し、合致しない場合は、条件に合致する周波数のデータを受信するようにすることで、適切なタイミングで運転手に情報提供することができる。
実施の形態2.
以下、実施の形態2について図を用いて説明する。
図6は、この発明の実施の形態2による路車間狭域無線通信システムを示す構成図である。
図6において、車両601は交差点を北向きに走行中である。路側アンテナ602は、交差点に設置されている。路側情報提供装置603は、路側アンテナ602と接続され、路側アンテナ602を介して車両に情報提供を行う。電波障害物604は、交差点の近辺にあり、電波を散乱する。電波605は、路側情報提供装置603が路側アンテナ602を介して送信した電波である。電波606は、路側アンテナ602bを介して情報提供装置603bより送信された電波605bが電波障害物604で反射した電波である。光送受信素子607は、交差点手前に設置されている。路側光通信装置608は、光送受信素子607と接続され、車両が走行している車線情報や、路側光通信装置608の固有ID等を提供する。
なお、通信周波数は、電波605aの周波数を5775MHz、電波605bの周波数を5780MHzとして説明するが、必ずしもこの周波数に限定したものではなく、非特許文献1で規定されている周波数であればよい。
図7は、この発明の実施の形態2による路車間狭域無線通信システムの車載器を示す構成図である。
図7において、車両601に搭載された車載器は、路車間通信アンテナ701、路車間通信部702、光送受信素子703、光通信部704、処理部705、HMI部706により構成される。
路車間通信アンテナ701は、路側情報提供装置603が路側アンテナ602を介して送信した電波を受信するためのアンテナである。路車間通信部702は、路車間通信アンテナ701を介して路側情報提供装置603と通信を行うとともに、MDCの1チャンネルを受信する毎に処理部704に送信する。
光送受信素子703は、光通信部704が路側光通信装置608と光を用いて通信するための素子である。光通信部704は、光送受信素子703を介して路側情報提供装置603と通信を行うとともに、受信した情報を処理部705に送信する。処理部705は、路車間通信部702及び光通信部704と通信を行い、通信した情報を処理し、必要であればHMI部706に指令を送る。HMI部706は、処理部705より指令を受けると音声や画像を用いて運転手に情報提供を行う。
図8は、この発明の実施の形態2による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図8では、路側情報提供装置603aが路側アンテナ602aを介して送信するMDCの構成を示したものである。図8(a)は、路側情報提供装置603aが個別送信するMDCの1チャンネル目を、図8(b)は、路側情報提供装置603aが個別送信するMDCの2チャンネル目を、図8(c)は、路側情報提供装置603aが個別送信するMDCの3チャンネル目を示している。
なお、実施の形態2では、MDCを3チャンネルまでとして説明しているが、必ずしも3チャンネルに限定するものでなく、データ量に応じてMDCのチャンネル数を決定すればよい。
図8のMDCは、ヘッダ部801、806、810、データ部802、807、811、エラー検出コード803、808、812により構成される。
ヘッダ部801、806、810は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部802、807、811は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード803、808、812は、MDCを受信した通信装置が受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部802は、識別情報804と提供情報805、データ部807は、提供情報809、データ部811は、提供情報813により構成される。識別情報804は、路側情報提供装置603a、603bが共通で提供する情報であり、MDCの1チャンネル目に配置され、路側光通信装置608との通信により取得する路側光通信装置608の固有IDとそのIDを受信した車両に情報提供する周波数とを対応させた情報を有している。
例えば、実施の形態2では、路側光通信装置608aのIDを受信した車両へは周波数5775HMzの電波605aを用いて情報提供を行い、路側光通信装置608bのIDを受信した車両へは周波数5780MHzの電波605bを用いて情報提供を行うという情報である。
提供情報805、809、813は、路側情報提供装置603aが路側光通信装置608aのIDを受信した車両へ提供する情報である。
図9は、この発明の実施の形態2による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図9では、路側情報提供装置603bが路側アンテナ602bを介して送信するMDCの構成を示したものである。図9(a)は、路側情報提供装置603bが個別送信するMDCの1チャンネル目を、図9(b)は、路側情報提供装置603bが個別送信するMDCの2チャンネル目を、図9(c)は、路側情報提供装置603bが個別送信するMDCの3チャンネル目を示している。
図9のMDCは、ヘッダ部901、906、910、データ部902、907、911、エラー検出コード903、908、912により構成される。ヘッダ部901、906、910は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部902、907、911は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード903、908、912は、MDCを受信した通信装置が受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部902は、識別情報904と提供情報905、データ部907は、提供情報909、データ部911は、提供情報913により構成される。識別情報904は、路側情報提供装置603a、603bが共通で提供する情報であり、MDCの1チャンネル目に配置され、路側光通信装置608との通信により取得する路側光通信装置608のIDとそのIDを受信した車両に情報提供する周波数とを対応させた情報を有している。
提供情報905、909、913は、路側情報提供装置603bが路側光通信装置608bのIDを受信した車両へ提供する情報である。
図10は、この発明の実施の形態2による路車間狭域無線通信システムの車載器の処理部の処理を示すフローチャートである。
次に、車載器の処理部の処理について、図10を用いて説明する。
図10は、車両601に搭載された処理部705の処理を示し、S1001において、処理部705は、光通信部704が路側光通信装置608と通信を行い、受信した情報を処理部705に送信するまで待機する。次いで、S1002で、処理部705は、S1001で受信した路側光通信装置608の情報から路側光通信装置608のIDを取得する。
S1003で、処理部705は、路車間通信部702が路側情報提供装置603からのMDCを受信し、受信したMDCを処理部705に送信するまで待機する。S1004で、処理部705は、路車間通信部702が送信したMDCの1チャンネル目を受信する。次いで、S1005で、路車間通信部702から現在、通信している周波数を取得する。S1006で、路車間通信部702から受信したMDCの識別情報からS1002で取得した路側光通信装置608のIDに向けて情報提供を行っている周波数を取得する。
次いで、S1007において、MDCの識別情報から取得した周波数と現在、通信している周波数が一致しているか否かを確認する。一致している場合は、S1008に進み、MDCの2チャンネル以降の受信処理を行い、S1009で、HMI部706に指令を送る。
S1007で、一致しない場合は、S1010に進む。S1010では、通信する周波数をS1005でMDCの識別情報から取得した周波数に変更するように路車間通信部702に指令を送り、S1003の受信待ち状態に移行する。
このように、路側情報提供装置603が送信するMDCの1チャンネル目に路側光通信装置608のIDとそのIDに対応する周波数情報を配置する。車載器では、このMDCの1チャンネル目の情報により、自車両が受けるべき情報を受けているかどうかを判断し、受けていない場合は、自車両が対応する情報を受けるために通信周波数を変更する。
本実施の形態2においては、車両601が電波障害物604により散乱された電波606を電波605aより先に受信した場合でも、MDCの1チャンネル目で、電波606で提供される情報が自車両に対応する情報でないことがわかり、電波605aを受信するように通信周波数を変更する。
実施の形態2によれば、このようにすることにより、全ての情報を受ける前に、自車両にとって適切な情報を受けることができるため、適切なタイミングにて運転手に情報提供を行うことが可能となる。
実施の形態3.
以下、この発明の実施の形態3について図を用いて説明する。
なお、本実施の形態3の車載器の構成については図7と同じであるので、その説明を省略する。
図11は、この発明の実施の形態3による路車間狭域無線通信システムを示す構成図である。
図11において、車両1101aは、北向きに走行中で交差点を右折しようとしている車両、車両1101bは、西向きに走行中で交差点を左折しようとしている車両、車両1101cは、交差点を南向きに走行中の車両、車両1101dは、車両1101bの後方に位置し、交差点を西向きに走行中の二輪車両である。
路側アンテナ1102は、交差点に設置されている。路側情報提供装置1103は、路側アンテナ1102と接続され、路側アンテナ1102を介して車両に情報提供を行うもので、路側情報提供装置1103aは、北向きに走行している車両1101aが交差点で右折する際に、交差点を南向きに走行する車両1101cとの衝突を防止するための右直事故防止情報を提供し、路側情報提供装置1103bは、西向きに走行している車両1101bが交差点で左折する際に、後方を走行する二輪車両1101dを巻き込むことを防ぐための左折巻き込み情報を提供する。
電波障害物1104は、交差点の近辺にあり、電波を散乱する。電波1105は、路側情報提供装置1103が路側アンテナ1102を介して送信した電波、電波1106は、路側アンテナ1102bを介して情報提供装置1103bより送信された電波1105bが電波障害物1104で反射した電波である。
光送受信素子1107は、交差点手前に設置されている。路側光通信装置1108は、光送受信素子1107と接続され、車両が走行している車線情報、路側光通信装置1108のID、路側情報提供装置1103が提供する情報種別等を提供する。
実施の形態3では、路側光通信装置1108aは、路側情報提供装置1103aが右直事故防止情報を提供していることを車両1101aに提供し、路側光通信装置1108bは、路側情報提供装置1103bが左折巻き込み情報を提供していることを車両1101bに提供することとする。
なお、通信周波数は、電波1105aの周波数を5775MHz、電波1105bの周波数を5780MHzとして説明するが、必ずしもこの周波数に限定したものではなく、ARIB STD−T75で規定されている周波数であればよい。
図12は、この発明の実施の形態3による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図12では、路側情報提供装置1103aが路側アンテナ1102aを介して送信するMDCの構成を示したものである。図12(a)は、路側情報提供装置1103aが個別送信するMDCの1チャンネル目を、図12(b)は、路側情報提供装置1103aが個別送信するMDCの2チャンネル目を、図12(c)は、路側情報提供装置1103aが個別送信するMDCの3チャンネル目を示している。
なお、実施の形態3では、MDCを3チャンネルまでとして説明しているが、必ずしも3チャンネルに限定するものでなく、データ量に応じてMDCのチャンネル数を決定すればよい。
図12のMDCは、ヘッダ部1201、1206、1210、データ部1202、1207、1211、エラー検出コード1203、1208、1212により構成される。ヘッダ部1201、1206、1210は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部1202、1207、1211は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード1203、1208、1212は、MDCを受信した通信装置が受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部1202は、識別情報1204と提供情報1205、データ部1207は、提供情報1209、データ部1211は、提供情報1213により構成される。識別情報1204は、路側情報提供装置1103a、1103bが共通で提供する情報であり、MDCの1チャンネル目に配置され、路側情報提供装置1103が提供する情報種別とその情報種別を提供する周波数とを対応させた情報を有している。
例えば、本実施の形態3では、右直事故防止情報は、周波数5775HMzの電波1105aを用いて情報提供を行い、左折巻き込み情報は、周波数5780MHzの電波1105bを用いて情報提供を行うという情報である。提供情報1205、1209、1213は、路側情報提供装置1103aが右直事故を防止するための情報である。
図13は、この発明の実施の形態3による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図13では、路側情報提供装置1103bが路側アンテナ1102bを介して送信するMDCの構成を示したものである。図13(a)は、路側情報提供装置1103bが個別送信するMDCの1チャンネル目を、図13(b)は、路側情報提供装置1103bが個別送信するMDCの2チャンネル目を、図13(c)は、路側情報提供装置1103bが個別送信するMDCの3チャンネル目を示している。
図13のMDCは、ヘッダ部1301、1306、1310、データ部1302、1307、1311、エラー検出コード1303、1308、1312により構成される。ヘッダ部1301、1306、1310は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部1302、1307、1311は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード1303、1308、1312は、MDCを受信した通信装置が受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部1302は、識別情報1304と提供情報1305、データ部1307は、提供情報1309、データ部1311は、提供情報1313により構成される。識別情報1304は、路側情報提供装置1103a及び1103bが共通で提供する情報であり、MDCの1チャンネル目に配置され、路側情報提供装置1103が提供する情報種別とその情報種別を提供する周波数とを対応させた情報を有している。
提供情報1305、1309、1313は、左折巻き込み事故を防止するための情報である。
図14は、この発明の実施の形態3による路車間狭域無線通信システムの車載器の処理部の処理を示すフローチャートである。
次に、車載器の処理部の処理について、図14を用いて説明する。
図14は、車両1101aに搭載された処理部705の処理を示し、S1401において、処理部705は、光通信部704が路側光通信装置1108と通信を行い、受信した情報を処理部705に送信するまで待機する。S1402で、処理部705は、S1401で受信した路側光通信装置1108の情報から路側情報提供装置1103が提供する情報種別を取得する。次いで、S1403で、処理部705は、路車間通信部702が路側情報提供装置1103が送信したMDCを受信し、受信したMDCを処理部705に送信するまで待機する。
S1404で、処理部705は、路車間通信部702が送信したMDCの1チャンネル目を受信する。次いで、S1405で、路車間通信部702から現在、通信している周波数を取得する。S1406で、路車間通信部702から受信したMDCの識別情報からS1402で取得した情報種別の提供を行っている周波数を取得する。
次いで、S1407で、MDCの識別情報から取得した周波数と現在、通信している周波数が一致しているか否かを確認する。一致している場合は、S1408に進み、MDCの2チャンネル以降の受信処理を行い、S1409で、HMI部706に指令を送る。
S1407で、一致しない場合は、S1410に進む。S1410では、通信する周波数をS1405でMDCの識別情報から取得した周波数に変更するように路車間通信部702に指令を送り、S1403の受信待ち状態に移行する。
このように、路側情報提供装置1103が送信するMDCの1チャンネル目に、路側情報提供装置が提供する情報種別とその情報を提供する周波数情報を配置する。車載器では、このMDCの1チャンネル目の情報により、自車両が受けるべき情報を受けているかどうかを判断し、受けていない場合は自車両が対応する情報を受けるために通信周波数を変更する。
本実施の形態3では、車両1101aが電波障害物1104により散乱された電波1106を電波1105aより先に受信した場合でも、MDCの1チャンネル目で、電波1106で提供される情報が自車両に対応する情報でないことがわかり、電波1105aを受信するように通信周波数を変更する。
実施の形態3によれば、このようにすることにより、全ての情報を受ける前に、自車両にとって適切な情報を受けることができるため、適切なタイミングにて運転手に情報提供を行うことが可能となる。
実施の形態4.
以下、この発明の実施の形態4について図を用いて説明する。
なお、実施の形態4の構成については図1、車載器の構成については図2、車載器の処理については図5と同じであるので、その説明を省略する。
図15は、この発明の実施の形態4による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図15は、路側情報提供装置103aが路側アンテナ102aを介して同報送信するMDCの構成を示したものである。図15(a)は、路側情報提供装置103aが送信するMDCの1チャンネル目を、図15(b)は、路側情報提供装置103aが送信するMDCの2チャンネル目を、図15(c)は、路側情報提供装置103aが送信するMDCの3チャンネル目を示している。
なお、実施の形態4では、MDCを3チャンネルまでとして説明しているが、必ずしも3チャンネルに限定するものでなく、データ量に応じてMDCのチャンネル数を決定すればよい。
図15のMDCは、ヘッダ部1501、1506、1511、データ部1502、1507、1512、エラー検出コード1503、1508、1513により構成される。ヘッダ部1501、1506、1510は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部1502、1507、1511は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード1503、1508、1512は、MDCを受信した通信装置が受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部1502は、識別情報1504と提供情報1505、データ部1507は、識別情報1509と提供情報1510、データ部1512は、識別情報1514と提供情報1515により構成される。
識別情報1504、1509、1514は、路側情報提供装置103a及び103bが共通で提供する情報であり、同報送信において路側情報提供装置103a、103bは、MDCを巡回的に送信するため、車載器が受信した最初のMDCに識別情報を配置するために全てのMDCに配置され、車両の進行方向とその方向に進行する車両に情報提供する周波数とを対応させた情報を有している。
例えば、実施の形態4では、北方向へと進行する車両へは周波数5775HMzの電波105aを用いて情報提供を行い、西方向へと進行する車両へは周波数5780MHzの電波105bを用いて情報提供を行うという情報である。提供情報1505、1510、1515は、路側情報提供装置103aが北向きに進行する車両へ提供する情報である。
図16は、この発明の実施の形態4による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図16は、路側情報提供装置103bが路側アンテナ102bを介して同報送信するMDCの構成を示したものである。図16(a)は、路側情報提供装置103bが送信するMDCの1チャンネル目を、図16(b)は、路側情報提供装置103bが送信するMDCの2チャンネル目を、図16(c)は、路側情報提供装置103bが送信するMDCの3チャンネル目を示している。
図16のMDCは、ヘッダ部1601、1606、1611、データ部1602、1607、1612、エラー検出コード1603、1608、1613により構成される。ヘッダ部1601、1606、1610は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部1602、1607、1611は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード1603、1608、1612は、MDCを受信した通信装置が受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部1602は、識別情報1604と提供情報1605、データ部1607は、識別情報1609と提供情報1610、データ部1612は、識別情報1614と提供情報1615により構成される。識別情報1604、1609及び1614は、路側情報提供装置103a、103bが共通で提供する情報であり、同報送信において路側情報提供装置103a、103bは、MDCを巡回的に送信するため、車載器が受信した最初のMDCに識別情報を配置するために全てのMDCに配置され、車両の進行方向とその方向に進行する車両に情報提供する周波数とを対応させた情報を有している。
提供情報1605、1610、1615は、路側情報提供装置103bが西向きに進行する車両へ提供する情報である。
このように、路側情報提供装置103が同報送信する場合、路側情報提供装置が送信する全てのMDCに路側情報提供装置が提供する情報種別とその情報を提供する周波数情報を配置する。車載器では、受信した最初のMDCの情報により、自車両が受けるべき情報を受けているかどうかを判断し、受けていない場合は自車両が対応する情報を受けるために通信周波数を変更する。
実施の形態4では、車両101が電波障害物104において散乱した電波106を電波105aより先に受信した場合でも、MDCの1チャンネル目で、電波106で提供される情報が自車両に対応する情報でないことがわかり、電波105aを受信するように通信周波数を変更する。
実施の形態4によれば、このようにすることにより、全ての情報を受ける前に、自車両にとって適切な情報を受けることができるため、適切なタイミングにて運転手に情報提供を行うことが可能となる。
実施の形態5.
以下、この発明の実施の形態5について図を用いて説明する。
なお、実施の形態5の構成については図6、車載器の構成については図7、車載器の処理については図10と同じであるので、その説明を省略する。
図17は、この発明の実施の形態5による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図17は、路側情報提供装置603aが路側アンテナ602aを介して同報送信するMDCの構成を示したものである。図17(a)は、路側情報提供装置603aが送信するMDCの1チャンネル目を、図17(b)は、路側情報提供装置603aが送信するMDCの2チャンネル目を、図17(c)は、路側情報提供装置603aが送信するMDCの3チャンネル目を示している。
なお、実施の形態5では、MDCを3チャンネルまでとして説明しているが、必ずしも3チャンネルに限定するものでなく、データ量に応じてMDCのチャンネル数を決定すればよい。
図17のMDCは、ヘッダ部1701、1706、1711、データ部1702、1707、1712、エラー検出コード1703、1708、1713により構成される。ヘッダ部1701、1706、1710は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部1702、1707、1711は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード1703、1708、1712は、MDCを受信した通信装置が受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部1702は、識別情報1704と提供情報1705、データ部1707は、識別情報1709と提供情報1710、データ部1712は、識別情報1714と提供情報1715により構成される。識別情報1704、1709、1714は、路側情報提供装置603a、603bが共通で提供する情報であり、同報送信において路側情報提供装置603a、603bは、MDCを巡回的に送信するため、車載器が受信した最初のMDCに識別情報を配置するために全てのMDCに配置され、路側光通信装置608との通信により取得する路側光通信装置608のIDとそのIDを受信した車両に情報提供する周波数とを対応させた情報を有している。
例えば、路側光通信装置608aのIDを受信した車両へは周波数5775HMzの電波605aを用いて情報提供を行い、路側光通信装置608bのIDを受信した車両へは周波数5780MHzの電波605bを用いて情報提供を行うという情報である。
提供情報1705、1710、1715は、路側情報提供装置603aが路側光通信装置608aのIDを受信した車両へ提供する情報である。
図18は、この発明の実施の形態5による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図18は、路側情報提供装置603bが路側アンテナ602bを介して同報送信するMDCの構成を示したものである。図18(a)は、路側情報提供装置603bが送信するMDCの1チャンネル目を、図18(b)は、路側情報提供装置603bが送信するMDCの2チャンネル目を、図18(c)は、路側情報提供装置603bが送信するMDCの3チャンネル目を示している。
図18のMDCは、ヘッダ部1801、1806、1811、データ部1802、1807、1812、エラー検出コード1803、1808、1813により構成される。ヘッダ部1801、1806、1810は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部1802、1807、1811は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード1803、1808、1812は、MDCを受信した通信装置が受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部1802は、識別情報1804と提供情報1805、データ部1807は、識別情報1809と提供情報1810、データ部1812は、識別情報1814と提供情報1815により構成される。識別情報1804、1809及び1814は、路側情報提供装置603a、603bが共通で提供する情報であり、同報送信において路側情報提供装置603a、603bは、MDCを巡回的に送信するため、車載器が受信した最初のMDCに識別情報を配置するために全てのMDCに配置され、路側光通信装置608との通信により取得する路側光通信装置608のIDとそのIDを受信した車両に情報提供する周波数とを対応させた情報を有している。
提供情報1805、1810、1815は路側情報提供装置603bが路側光通信装置608bのIDを受信した車両へ提供する情報である。
このように、路側情報提供装置603が同報送信する場合、路側情報提供装置が送信する全てのMDCに路側情報提供装置が提供する情報種別とその情報を提供する周波数情報を配置する。車載器では、受信した最初のMDCの情報により、自車両が受けるべき情報を受けているかどうかを判断し、受けていない場合は自車両が対応する情報を受けるために通信周波数を変更する。
実施の形態5では、車両601が電波障害物604により散乱された電波606を電波605aより先に受信した場合でも、MDCの1チャンネル目で、電波606で提供される情報が自車両に対応する情報でないことがわかり、電波605aを受信するように通信周波数を変更する。
実施の形態5によれば、このようにすることにより、全ての情報を受ける前に、自車両にとって適切な情報を受けることができるため、適切なタイミングにて運転手に情報提供を行うことが可能となる。
実施の形態6.
以下、この発明の実施の形態6について図を用いて説明する。
なお、実施の形態6の構成については図11、車載器の構成については図7、車載器の処理については図14と同じであるので、その説明を省略する。
図19は、この発明の実施の形態6による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図19は、路側情報提供装置103aが路側アンテナ102aを介して同報送信するMDCの構成を示したものである。図19(a)は、路側情報提供装置1103aが送信するMDCの1チャンネル目を、図19(b)は、路側情報提供装置1103aが送信するMDCの2チャンネル目を、図19(c)は、路側情報提供装置1103aが送信するMDCの3チャンネル目を示している。
なお、実施の形態6では、MDCを3チャンネルまでとして説明しているが、必ずしも3チャンネルに限定するものでなく、データ量に応じてMDCのチャンネル数を決定すればよい。
図19のMDCは、ヘッダ部1901、1906、1911、データ部1902、1907、1912、エラー検出コード1903、1908、1913により構成される。ヘッダ部1901、1906、1910は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部1902、1907、1911は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード1903、1908、1912は、MDCを受信した通信装置が受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部1902は、識別情報1904と提供情報1905、データ部1907は、識別情報1909と提供情報1910、データ部1912は、識別情報1914と提供情報1915により構成される。識別情報1904、1909、1914は、路側情報提供装置1103a、1103bが共通で提供する情報であり、同報送信において路側情報提供装置1103a、1103bは、MDCを巡回的に送信するため、車載器が受信した最初のMDCに識別情報を配置するために全てのMDCに配置され、路側情報提供装置1103が提供する情報種別とその情報種別を提供する周波数とを対応させた情報を有している。
例えば、実施の形態6では、右直事故防止情報は周波数5775HMzの電波1105aを用いて情報提供を行い、左折巻き込み情報は周波数5780MHzの電波1105bを用いて情報提供を行うという情報である。提供情報1905、1910、1915は路側情報提供装置1103aが右直事故を防止するための情報である。
図20は、この発明の実施の形態6による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
図20は路側情報提供装置1103bが路側アンテナ1102bを介して同報送信するMDCの構成を示したものである。図20(a)は、路側情報提供装置1103bが送信するMDCの1チャンネル目を、図20(b)は、路側情報提供装置1103bが送信するMDCの2チャンネル目を、図20(c)は、路側情報提供装置1103bが送信するMDCの3チャンネル目を示している。
図20のMDCは、ヘッダ部2001、2006、2011、データ部2002、2007、2012、エラー検出コード2003、2008、2013により構成される。ヘッダ部2001、2006、2010は、非特許文献1で規定されるMDCのヘッダであり、データ部2002、2007、2011は、MDCのデータ部であり、エラー検出コード2003、2008、2012は、MDCを受信した通信装置が受信データに誤りがあるか否かを判定するコードである。
データ部2002は、識別情報2004と提供情報2005、データ部2007は、識別情報2009と提供情報2010、データ部2012は、識別情報2014と提供情報2015により構成される。識別情報2004、2009及び2014は、路側情報提供装置1103a、1103bが共通で提供する情報であり、同報送信において路側情報提供装置1103a、1103bは、MDCを巡回的に送信するため、車載器が受信した最初のMDCに識別情報を配置するために全てのMDCに配置され、路側情報提供装置1103が提供する情報種別とその情報種別を提供する周波数とを対応させた情報を有している。
提供情報2005、2010、2015は、左折巻き込み事故を防止するための情報である。
このように、路側情報提供装置1103が同報送信する場合、路側情報提供装置が送信する全てのMDCに路側情報提供装置が提供する情報種別とその情報を提供する周波数情報を配置する。
車載器では、受信した最初のMDCの情報により、自車両が受けるべき情報を受けているかどうかを判断し、受けていない場合は自車両が対応する情報を受けるために通信周波数を変更する。
実施の形態6では、車両1101aが電波障害物1104において散乱した電波1106を電波1105aより先に受信した場合でも、MDCの1チャンネル目で、電波1106で提供される情報が自車両に対応する情報でないことがわかり、電波1105aを受信するように通信周波数を変更する。
実施の形態6によれば、このようにすることにより、全ての情報を受ける前に、自車両にとって適切な情報を受けることができるため、適切なタイミングにて運転手に情報提供を行うことが可能となる。
この発明の実施の形態1による路車間狭域無線通信システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1による路車間狭域無線通信システムの車載器を示す構成図である。 この発明の実施の形態1による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。 この発明の実施の形態1による路車間狭域無線通信システムの車載器の処理部の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による路車間狭域無線通信システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態2による路車間狭域無線通信システムの車載器を示す構成図である。 この発明の実施の形態2による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。 この発明の実施の形態2による路車間狭域無線通信システムの車載器の処理部の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による路車間狭域無線通信システムを示す構成図である。 この発明の実施の形態3による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。 この発明の実施の形態3による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。 この発明の実施の形態3による路車間狭域無線通信システムの車載器の処理部の処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態4による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。 この発明の実施の形態4による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。 この発明の実施の形態5による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。 この発明の実施の形態5による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。 この発明の実施の形態6による路車間狭域無線通信システムの路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。 この発明の実施の形態6による路車間狭域無線通信システムの別の路側情報提供装置によって送信されるMDCの構成を示す図である。
符号の説明
101、601、1101 車両
102、602、1102 路側アンテナ
103、603、1103 路側情報提供装置
104、604、1104 障害物
105、106、605、606、1105、1106 電波
201、601 路車間通信アンテナ
202、602 路車間通信部
203 進行方向取得部
204、705 処理部
205、706 HMI部
607、1107 路側光送受信素子
608、1108 路側光通信装置
703 光送受信素子
704 光通信部

Claims (8)

  1. 道路に設置された路側狭域無線通信装置から、上記道路上を走行する車両に搭載された車載狭域無線通信装置へ情報配信する路車間狭域無線通信システムにおいて、
    上記車載狭域無線通信装置は、上記路側狭域無線通信装置との間の路車間無線通信により上記配信情報を含むメッセージデータチャネルを受信する路車間通信手段と、この路車間通信手段により受信された上記メッセージデータチャネルを処理し、上記配信情報を取得する処理手段と、この処理手段によって取得された配信情報を再生する再生手段と、上記車両の運行状態情報を取得する運行状態取得手段とを備え、
    上記路側狭域無線通信装置は、上記情報配信すべき車両を識別するための識別情報とこの識別情報に対応する周波数情報とを含むメッセージデータチャネルを上記車載狭域無線通信装置に送信し、
    上記車載狭域無線通信装置の上記処理手段は、自車両の運行状態が上記識別情報に該当するとき、上記周波数情報により上記路車間通信手段に用いられる周波数を設定することを特徴とする路車間狭域無線通信システム。
  2. 道路に設置された路側狭域無線通信装置からの無線通信及び路側光通信装置からの光通信により上記道路上を走行する車両に搭載された車載狭域無線通信装置へ情報配信する路車間狭域無線通信システムにおいて、
    上記車載狭域無線通信装置は、上記路側狭域無線通信装置との間の路車間無線通信により上記配信情報を含むメッセージデータチャネルを受信する路車間通信手段と、上記路側光通信装置との間の光通信により上記情報配信される車両を識別する情報を受信する光通信手段と、上記路車間通信手段により受信された上記メッセージデータチャネル及び上記光通信により受信された情報を処理し、上記配信情報を取得する処理手段と、上記処理手段によって取得された配信情報を再生する再生手段とを備え、
    上記路側狭域無線通信装置は、上記情報配信すべき車両を識別するための識別情報とこの識別情報に対応する周波数情報とを含むメッセージデータチャネルを上記車載狭域無線通信装置に送信し、
    上記車載狭域無線通信装置の上記処理手段は、上記光通信により受信された上記車両を識別する情報が、上記メッセージデータチャネルに含まれる識別情報に該当するとき、上記周波数情報により上記路車間通信手段に用いられる周波数を設定することを特徴とする路車間狭域無線通信システム。
  3. 上記路側狭域無線通信装置は、上記車載狭域無線通信装置との間の個別通信においては、最初のメッセージデータチャネルに上記識別情報及び上記周波数情報を含ませることを特徴とする請求項1または請求項2記載の路車間狭域無線通信システム。
  4. 上記路側狭域無線通信装置は、複数の上記車載狭域無線通信装置への同報通信においては、全てのメッセージデータチャネルに上記識別情報及び上記周波数情報を含ませることを特徴とする請求項1または請求項2記載の路車間狭域無線通信システム。
  5. 上記路側狭域無線通信装置によって送信される上記識別情報は、上記車両の進行方向を含むことを特徴とする請求項1記載の路車間狭域無線通信システム。
  6. 上記光通信により受信した上記車両を識別する情報は、上記路側光通信装置の固有IDであることを特徴とする請求項2記載の路車間狭域無線通信システム。
  7. 上記光通信により受信した上記車両を識別する情報は、上記路側狭域無線通信装置によって配信される情報種別であることを特徴とする請求項2記載の路車間狭域無線通信システム。
  8. 道路上を走行する車両に搭載され、上記道路に設置された路側狭域無線通信装置から情報配信される車載狭域無線通信装置において、
    上記路側狭域無線通信装置との間の路車間無線通信により上記配信情報を含むメッセージデータチャネルを受信する路車間通信手段と、この路車間通信手段により受信された上記メッセージデータチャネルを処理し、上記配信情報を取得する処理手段と、この処理手段によって取得された配信情報を再生する再生手段と、上記車両の運行状態情報を取得する運行状態取得手段とを備え、
    上記路側狭域無線通信装置は、上記情報配信すべき車両を識別するための識別情報とこの識別情報に対応する周波数情報とを含むメッセージデータチャネルを上記路車間通信手段に送信し、
    上記処理手段は、自車両の運行状態が上記識別情報に該当するとき、上記周波数情報により上記路車間通信手段に用いられる周波数を設定することを特徴とする車載狭域無線通信装置。
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