JP2009180223A - 発電用タービンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】発電用タービンシステムを提供する。
【解決手段】発電用タービンシステムは、空気の流れを加圧する軸流圧縮機を含み、加圧した空気は燃料と混合され燃焼器120内で燃焼され、高温ガスがタービンに導かれ、軸流圧縮機は、低圧圧縮機セクション606と高圧圧縮機セクション602とを含み、タービンは、低圧タービンセクション208と高圧タービンセクション204とを含み、高圧タービンセクションは、第1のシャフト216を介して高圧圧縮機セクションに結合されて、該高圧タービンセクションが該高圧圧縮機セクション)を駆動し、低圧タービンセクションは、第2のシャフト220を介して低速発電機212に結合されて、作動中に該低圧タービンセクションが該低速発電機を駆動し、また低圧タービンセクションは、第2のシャフトを介して低圧圧縮機セクションに結合されて、作動中に該低圧タービンセクションが該低圧圧縮機セクションを駆動する。
【選択図】図2

Description

本出願は、総括的にはタービンエンジン及びシステムに関する。より具体的には、本出願は、それに限定されないが、とりわけ多軸装置及び/又は半速発電機の使用によってタービン性能を高めるようにしたシステムに関する。
上昇するエネルギーコスト及び増大する需要により、ガスタービンの効率を改善することは、常に重要な目標となっている。この目標に向って、より大きな質量流量を扱うことができるより大型のガスタービンが、発電効率を高める方法として提案されてきた。しかしながら、発電に使用されるガスタービンは一般的に、2つの要因の相互作用によりその寸法が制約される。第1に、発電用ガスタービンは一般的に、減速ギヤボックスの必要性を回避するために、交流(AC)電力網と同一の周波数で運転(作動)される。その結果、ほぼ世界中でAC電力は50Hz又は60Hzのいずれかで配電されるので、発電用ガスタービンの運転(作動)周波数は、50又は60Hzのいずれかに制限される。(簡潔かつ明瞭にするために、以下においては、2つの最も一般的な発電周波数つまり50Hz及び60Hzを60Hzとして記述していることに注目されたい。特に明記しない限り、周波数60Hzという表現は、50Hzの周波数並びにAC電力網において使用することができる同様な周波数を含むものと理解されたい。)
第2の要因は、現行の材料が、より大型のタービンの回転部品に関連する遠心応力に耐える能力がないことである。タービンはその寸法及び質量流量が増大するにつれて、タービンの回転部品もまた、その寸法及び重量が必然的に増大しなくてはならない。しかしながら、タービンバケットのような回転部品では、50〜60Hzの正常作動周波数が維持されている場合には、この寸法及び重量の増大により、これら部品は遠心応力の大きな増加を受けることになる。当業者には分かるように、このような事態は、タービンの低圧又は後方段のより大型のかつより重量があるタービンバケットにとって特に厄介である。より大型の圧縮機ブレードが配置されている圧縮機の前方セクションでも同様に、過度な遠心応力が限界問題となるおそれがある。従って、現行の材料限界により、これらの大型のタービン内で成功裏に作動することになる部品を製造することが不可能に又は極めて高価なものになる。
これら2つの問題の組合せにより一般的に、発電用タービンをコスト効果がある状態で製作することができる寸法が制限される。その結果、より大型のかつより効率の良いタービンは、実現されない。従って、より大型のタービンを製作しかつコスト効果のある方法で作動させるのを可能にするタービン作動(運転)の方法及びシステムの改善に対する必要性が存在する。
従って、本出願は、発電用タービンシステムについて記述しており、本発電用タービンシステムは、空気の流れを加圧する軸流圧縮機を含み、加圧した空気の流れが次に、燃料と混合されかつ燃焼器内で燃焼されて、生じた高温ガスの流れがタービンを通して導かれるようにすることができる。軸流圧縮機は、低圧圧縮機セクションと高圧圧縮機セクションとを含むことができる。タービンは、低圧タービンセクションと高圧タービンセクションとを含むことができる。高圧タービンセクションは、第1のシャフトを介して高圧圧縮機セクションに結合されて、作動中に該高圧タービンセクションが該高圧圧縮機セクションを駆動するようにすることができる。低圧タービンセクションは、第2のシャフトを介して低速発電機に結合されて、作動中に該低圧タービンセクションが該低速発電機を駆動するようにすることができる。また、低圧タービンセクションは、第2のシャフトを介して低圧圧縮機セクションに結合されて、作動中に該低圧タービンセクションが該低圧圧縮機セクションを駆動するようにすることができる。
本出願はさらに、発電用タービンシステムについて記述することができ、本発電用タービンシステムは、1)その各々が別個のシャフト上に配置された2つのセクションつまり高圧タービンセクション及び低圧タービンセクションを含むタービンと、2)低圧圧縮機セクション及び高圧圧縮機セクションを含み、空気の流れを加圧し、加圧した空気の流れが次に燃料と混合されかつ燃焼器内で燃焼されて、生じた高温ガスの流れがタービンを通して導かれるようになった軸流圧縮機と、3)四極発電機と、4)高圧タービンセクションを高圧圧縮機セクションに結合して、作動中に該高圧タービンセクションが該高圧圧縮機セクションを駆動するようになった第1のシャフトと、5)低圧タービンセクションを四極発電機及び低圧圧縮機セクションに結合して、作動中に該低圧タービンセクションが該四極発電機及び低圧圧縮機セクションを駆動するようになった第2のシャフトとを含むことができる。
高圧タービンセクションは、1〜2つの段を含み、また低圧タービンセクションは、2〜4つの段を含むことができる。高圧タービンセクションは、該高圧タービンセクションを通る作動流体の流れの圧力が約260〜450psiである時に作動するように構成することができ、また低圧タービンセクションは、該低圧タービンセクションを通る作動流体の流れの圧力が約50〜150psiである時に作動するように構成することができる。タービンは、複数段を含むことができ、高圧タービンセクションは、タービンの前方段を含むことができ、また低圧タービンセクションは、該タービンの後方段を含むことができる。低速発電機は、四極発電機を含むことができる。低速発電機は、六極発電機を含むことができる。低速発電機は、八極発電機を含むことができる。低圧タービンセクション、低圧圧縮機セクション及び低速発電機の一般的作動周波数は、約25〜30Hzとすることができる。高圧タービンセクション及び高圧圧縮機セクションの一般的作動周波数は、約50Hz以上とすることができる。高圧タービンセクション及び高圧圧縮機セクションの一般的作動周波数は、約70Hz以上とすることができる。
本出願のこれらの及びその他の特徴は、図面及び特許請求の範囲と関連させてなした好ましい実施形態の以下の詳細な説明を精査することにより、明らかになるであろう。
従来型の設計による発電用タービンシステムの構成を示す概略図。 本出願の実施形態による発電用タービンシステムの構成を示す概略図。 本出願の別の実施形態による発電用タービンシステムの構成を示す概略図。 本出願の別の実施形態による発電用タービンシステムの構成を示す概略図。 本出願の別の実施形態による発電用タービンシステムの構成を示す概略図。 本出願の別の実施形態による発電用タービンシステムの構成を示す概略図。 本出願の別の実施形態による発電用タービンシステムの構成を示す概略図。 本出願の別の実施形態による発電用タービンシステムの構成を示す概略図。 本出願の別の実施形態による発電用タービンシステムの構成を示す概略図。
次に、幾つかの図を通して様々な符号が同様な部品を表している図を参照すると、図1は、先行技術による発電用タービンシステムの構成を示す概略図である。一般的に、ガスタービンエンジンは、加圧空気のストリーム内におけるガス又は燃料油の燃焼によって発生させた高温ガスの流れからエネルギーを抽出する。従って、ガスタービンエンジン100は、上流の軸流圧縮機つまり圧縮機104を含み、この圧縮機104は、単一のつまり共通シャフト108によって下流のタービン112及び発電機116に対して機械的に結合され、圧縮機104及びタービン112間には燃焼器120が配置される。
使用中に、軸流圧縮機104内での圧縮機ブレードの回転により、空気の流れを加圧することができる。次に、加圧した空気が燃料と混合されかつ燃焼器120内で点火燃焼された時に、エネルギーを放出することができる。生じた燃焼器からの膨張する高温ガスの流れは次に、タービン112内のブレード又はバケット上に導くことができ、従って高温ガスの流れのエネルギーを回転シャフト108の機械エネルギーに変換することができる。上述したように、共通シャフト108は、圧縮機104をタービン112に結合して、該タービン112を通る流れによって生じたシャフト108の回転が該圧縮機104を駆動することができるようにすることができる。共通シャフト108はまた、タービン112を発電機116に結合して、該タービン112を通る流れによって生じたシャフト108の回転が該発電機116を駆動することができるようにすることができる。
発電機116は、回転シャフトの機械エネルギーを電気エネルギーに変換する。一般的に、発電用途では、発電機116は、二極発電機である。当業者には分かるように、一般的にシステムの複雑さ、コスト及び非効率性を増大させるギヤボックスが存在しないので、シャフト108は、二極発電機を60Hの周波数で駆動して局所AC電力網に適合した電気エネルギーを発生しなくてはならない。従って、AC電力網の要件、二極発電機の使用及びギヤボックスの不使用は一般的に、タービンエンジンを60Hzの周波数で作動させることを必要とする。上述したように、そのような高い周波数レベル近くで作動するタービンエンジンは一般的に、それらの回転部品に作用する高レベルの遠心応力により、その寸法及び質量流量能力が制限される。
図2は、本出願の実施形態による発電用タービンシステム200の構成を示す概略図である。(図2〜図9の説明全体を通して、様々なシステム構成要素について記述していることに注目されたい。これらのシステム構成要素には、発電機、タービン、蒸気タービン、燃焼器、圧縮機及び複数シャフトが含まれることになる。特にことわらない限り、システム構成要素の説明は、各々の全ての変形形態を含むと広く解釈されることを意図している。さらに、本明細書で使用する場合に、「タービン」というのは一般的に、ガスタービンエンジンのタービンセクションを指しており、他方「蒸気タービン」というのは、蒸気タービンエンジンのタービンセクションを指している。)タービンシステム200は、圧縮機104と、燃焼器120と、高圧タービンセクション204及び低圧タービンセクション208を備えたタービンと、低速発電機212とを含むことができる。本明細書で使用する場合に、「低圧タービンセクション」及び「高圧タービンセクション」という表現は、各々のそれぞれの作動圧力レベルを他方と比較して差別化しようとするものである(すなわち、作動流体はタービンを通ってつまり始めに前方セクションを通り、次に後方セクションを通って膨張しながら流れの圧力が低下するので、一般的なタービンの前方段は、「高圧タービンセクション」と呼ぶことができ、また後方段は、「低圧タービンセクション」と呼ぶことができる。)従って、特にことわらない限り、この用語は、上記以外のいかなる限定的な意味も持たない。さらに、本明細書で使用する場合に、「高速発電機」というのは、発電用途において一般に使用されている従来型の二極発電機であると解釈されたい。「低速発電機」というのは、二極よりも多くの極を有する発電機、例えば四極発電機、六極発電機、八極発電機などであると解釈されたい。
軸流圧縮機104は、従来通りの方法で、第1のシャフト216を介して高圧タービンセクション204に結合されて、作動中に該高圧タービンセクション204が該軸流圧縮機を駆動するようにすることができる。同様な方法で、低圧タービンセクション208は、第2のシャフト220を介して低速発電機212に結合されて、作動中に該低圧タービンセクション208が該低速発電機212を駆動するようにすることができる。幾つかの実施形態では、高圧タービンセクション204は、1〜2つの段を含むことができ、また低圧タービンセクション208は、2〜4つの段を含むことができる。さらに、幾つかの実施形態では、高圧タービンセクション204は、膨張する高温ガスの流れ(つまり、作動流体)の圧力が約260〜450psiである時に作動するように構成されたタービン段を含むように形成することができる。また、幾つかの実施形態では、低圧タービンセクション208は、作動流体の圧力が約50〜150psiである時に作動するように構成されたタービン段を含むように形成することができる。
使用中に、発電用タービンシステム200は、次のように作動することができる。軸流圧縮機104内での圧縮機ブレードの回転により、空気の流れを加圧することができる。次に、加圧した空気が燃料と混合されかつ燃焼器120内で点火燃焼された時に、エネルギーを放出することができる。生じた燃焼器120からの膨張する高温ガスの流れは次に、高圧タービンセクション204内のバケット上に導くことができ、従って高温ガスの流れのエネルギーを第1の回転シャフト216の機械エネルギーに変換することができる。第1のシャフト216は、軸流圧縮機104に結合して、高圧タービンセクション204を通る作動流体の流れによって生じた該シャフト216の回転が該軸流圧縮機104を駆動することができるようにすることができる。高圧タービンセクション204が発電機に結合されていないので、高圧タービンセクション204の作動周波数は、いかなる特定のレベルにも制約されることはなく、従って高圧タービンセクション204をシステムにとって最も効率的であるいずれかの周波数にて作動させることが可能になる。幾つかの実施形態では、高圧タービンセクション204の作動周波数は、約50Hz以上とすることができる。言うまでもなく、システム内にギヤボックスがない場合には、軸流圧縮機104の作動周波数は、高圧タービンセクション204の周波数と同一となる。他の実施形態では、高圧タービンセクション204の作動周波数は、少なくとも70Hzとすることができる。
作動流体の流れが高圧タービンセクション204を通って膨張した後に、作動流体は次に、低圧タービンセクション208を通るように導くことができる。上述したプロセスと同様に、作動流体の流れは、低圧タービンセクション208内のバケット段にわたって導くことができ、従って流動する作動流体のエネルギーを第2の回転シャフト220の機械エネルギーに変換することができる。第2のシャフト220は、低圧タービンセクション208を低速発電機212に結合して、該低圧タービンセクション208を通る作動流体の流れによって生じた第2のシャフト220の回転が該低速発電機212を駆動することができるようにすることができる。
上述したように、低速発電機212は、2つよりも多い極を有して、該低速発電機212が遙かに低いシャフト周波数を受けながら局所AC電力網に適合する周波数で電気エネルギーを出力することができるようになった発電機とすることができる。従って、例えば低速発電機212が四極発電機である場合には、低圧タービンセクション208は、30Hzの低い周波数で作動するが、依然としてAC電力網に適合することになる60HzのAC電力周波数を生成することができる。すなわち、低圧タービンセクション208の30Hzの作動周波数は、第2のシャフト220を30Hzの周波数で駆動することになり、次に第2のシャフト220が、四極発電機を30Hzの周波数で駆動することになる。四極発電機は次に、60HzでAC電力を出力することになる。六極発電機又は八極発電機を使用する場合には、同様な方法で、低圧タービンセクション208のより低い作動周波数を使用して、同じ結果(つまり、60Hzの又は約60Hzの周波数の適合AC電力の出力)を達成することができる。言うまでもなく、さらに多い極の発電機もまた、実施可能である。
上述したように、作動流体の圧力は、流れがタービンの後方段に到達するまでに大きく低下するので、この区域内の回転部品、特にバケットは、作動流体の残りのエネルギーを効率良く捕捉するために、かなり大型にしなくてはならない。言うまでもなく、回転部品の寸法が一層大きくなるにつれて、回転部品が受ける遠心応力のレベルもまた増大し、ついには使用可能材料の機能限界について使用禁止のレベルになる。上述したように、このことにより、タービンエンジンの寸法及び流量容量を増大させ続けることは、たとえそのような増大が発電効率を一層高めるとしても、制限される可能性がある。しかしながら、低速発電機212を使用することによって、低圧タービンセクション208は、低い作動周波数で適合AC電力を発生することができる。周波数の低下は、回転部品に作用する遠心応力を大幅に減少させて、それらの部品の寸法を増大させることを可能にする。これにより、より大きなタービンエンジン寸法及び流量容量が可能になる。さらに、発電用タービンシステム200による複数シャフトすなわち第1のシャフト216及び第2のシャフト220の使用は、高圧タービンセクション204(このセクションを通るより高い圧力の故に、過度な遠心応力の問題を低減するより小さな回転部品で効果的に機能する)が低圧タービンセクション208とは異なるより高い(より効率的な)周波数で作動することを可能にする。
図3は、本出願の別の実施形態による発電用タービンシステム300の構成を示す概略図である。発電用タービンシステム300は、蒸気タービン302が追加されていることを除けば、発電用タービンシステム200と同じシステム構成要素を含むことができる。当業者には分かるように、例えばガスタービンエンジンからの廃熱は、熱回収蒸気発生器により回収して、従来型の蒸気タービンに動力供給することができる。以下において一層詳しく述べるように、幾つかの実施形態では、蒸気タービン302は、低圧蒸気タービンとすることができる。本明細書で使用する場合に、「低圧蒸気タービン」というのは一般的に、従来型の蒸気タービンの低圧段つまり後方段のみを含む蒸気タービンと定義される。蒸気タービン302は、第2のシャフトを介して低速発電機212に結合して、作動中に低圧タービンセクション208及び低圧蒸気タービン302の両方が低速発電機212を駆動するようにすることができる。従って、蒸気タービン302は、低圧タービンセクション208について上述した周波数と同一の周波数で作動することができる(つまり、低速発電機212が四極発電機である場合には、蒸気タービン302は、30Hzの周波数で作動することができる。)。その他の点に関しては、全体的に発電用タービンシステム300のシステム構成要素は、他の実施形態における同じシステム構成要素について本明細書で説明しているのと同様に作動することができる。
図4は、本出願の別の実施形態による発電用タービンシステム400の構成を示す概略図である。図4に示す実施形態は全体的に、図2の発電用タービンシステム200と同じシステム構成要素を含んでいるが、低速発電機212の位置が変更されている。図2では、低速発電機212がタービンセクション204、208と同じ側にあるので、低速発電機は、「高温側」に設置されていると言える。図4では、低速発電機212が軸流圧縮機104と同じ側にあるので、低速発電機は、「低温側」に設置されていると言える。当業者には分かるように、図4に示すように、第1のシャフト216及び第2のシャフト220は、互いに独立してまた異なる周波数で機能する(つまり、図示するように、第2のシャフト220は第1のシャフト216の内側に位置する)。その他の点に関しては、全体的に発電用タービンシステム400のシステム構成要素は、他の実施形態における同じシステム構成要素について本明細書で説明しているのと同様に作動することができる。
図5は、本出願の別の実施形態による発電用タービンシステム500の構成を示す概略図である。図5に示す実施形態は全体的に、図3の発電用タービンシステム300と同じシステム構成要素を含んでいるが、低速発電機212及び低圧蒸気タービン302の位置が変更されている。図5では、低速発電機212及び低圧蒸気タービン302の両方が、「低温側」に設置されている。その他の点に関しては、全体的に発電用タービンシステム500のシステム構成要素は、他の実施形態における同じシステム構成要素について本明細書で説明しているのと同様に作動することができる。
図6及び図7は、それぞれ本出願の別の実施形態による発電用タービンシステム600及び発電用タービンシステム700を示す概略図である。図6及び図7の両方は、軸流圧縮機が別個のシャフト上に配置された高圧圧縮機セクション602及び低圧圧縮機セクション606を含む実施形態を示している。以下において一層詳しく述べるように、別個のシャフトを有することにより、圧縮機セクションの各々が、異なる周波数で作動しかつ異なるタービンセクションによって駆動されて作動性を高めるようにすることが可能になる。
次に図6の実施形態を参照すると、第1のシャフト216は、従来通りの方法で高圧タービンセクション204に対して高圧圧縮機セクション602を結合することができる。第2のシャフト220は、低圧タービンセクション208を低圧圧縮機セクション606に結合することができる。加えて、第2のシャフト220は、低圧タービンセクション208を低速発電機212に結合することができる。図6の実施形態では、低速発電機212は、低温側に配置されていることに注目されたい。別の実施形態では、低速発電機212はまた、高温側に配置することもできる。
使用中に、発電用タービンシステム600は、次のように作動することができる。高圧圧縮機セクション602及び低圧圧縮機セクション606内での圧縮機ブレードの回転により、空気の流れを加圧することができる。次に、加圧した空気が燃料と混合されかつ燃焼器120内で点火燃焼された時に、エネルギーを放出することができる。生じた燃焼器120からの膨張する高温ガスの流れは次に、高圧タービンセクション204内のバケット上に導くことができ、従って高温ガスの流れ内に含まれたエネルギーを第1の回転シャフト216の機械エネルギーに変換することができる。第1のシャフト216は、高圧圧縮機セクション602に結合して、高圧タービンセクション204を通る作動流体の流れによって生じたシャフト216の回転が該高圧圧縮機セクション602を駆動するようにすることができる。高圧タービンセクション204が発電機に結合されていないので、高圧タービンセクション204の作動周波数は、いかなる特定のレベルにも制約されることはなく、従って高圧タービンセクション204をシステムにとって最も効率的であるいずれかの周波数にて作動させることが可能になる。幾つかの実施形態では、高圧タービンセクション204の作動周波数は、約50Hz以上とすることができる。言うまでもなく、システム内にギヤボックスがない場合には、高圧圧縮機セクション602の作動周波数は、高圧タービンセクション204の周波数と同一となる。他の実施形態では、高圧タービンセクション204の作動周波数は、約70Hz以上とすることができる。さらに他の実施形態では、高圧圧縮機セクションは、1〜2つの段を有し、また低圧圧縮機セクションは、2〜4つの段を有することができる。
作動流体の流れが高圧タービンセクション204を通って膨張した後に、流れは次に、低圧タービンセクション208を通るように導くことができる。上述したプロセスと同様に、作動流体の流れは、低圧タービンセクション208内のバケット段にわたって導くことができ、従って作動流体内に含まれたエネルギーを第2の回転シャフト220の機械エネルギーに変換することができる。第2のシャフト220は、低圧タービンセクション208を低速発電機212に結合して、該低圧タービンセクション208を通る作動流体の流れによって生じた第2のシャフト220の回転が該低速発電機212を駆動するようにすることができる。
上に一層詳しく述べたように、低速発電機212は、2つよりも多い極を有して、該低速発電機212が遙かに低いシャフト周波数を受けながら局所AC電力網に適合する周波数で電気エネルギーを出力することができるようになった発電機とすることができる。従って、例えば低速発電機212が四極発電機である場合には、低圧タービンセクション208は、30Hzの低い周波数で作動するが、依然としてAC電力網に適合することになる60HzのAC電力周波数を生成することができる。
第2のシャフト220はまた、低圧タービンセクション208を低圧圧縮機セクション606に結合して、該低圧タービンセクション208を通る作動流体の流れによって生じた第2のシャフト220の回転が低圧圧縮機セクション606を駆動するようにすることができる。前述したように、高い周波数速度及びより大型の回転部品寸法の問題は、エンジンのタービンセクションにとどまらず、圧縮機においても同様に問題となる可能性がある。より大きなタービン発電システム及び流量容量に適応するために圧縮機の回転ブレードが大きくなればなるほど、過度な遠心応力が問題となる。このことは、より大型の圧縮機ブレードが必要となる圧縮機前方低圧段について特に当てはまる。
この問題は、圧縮機後端部のより高い圧力段ではなく別個のシャフト上でより低い周波数で低圧圧縮機セクション606を回転させた場合に、効果的に解決することができる。従って、第2のシャフト220は、低圧タービンセクション208を低圧圧縮機セクション606に結合することができる。このようにして、低圧圧縮機セクション606は、低い周波数で作動させて回転部品の寸法が制限されることがないようにしながら、圧縮機による加圧を高めるように効果的に使用することができる。その他の点に関しては、全体的に発電用タービンシステム600のシステム構成要素は、他の実施形態における同じシステム構成要素について本明細書で説明しているのと同様に作動することができる。
図7もまた、軸流圧縮機が別個のシャフト上に配置された高圧圧縮機セクション602及び低圧圧縮機セクション606を含む実施形態を示している。発電用タービンシステム700は、第2のシャフト220を介して低速発電機212、低圧圧縮機セクション606及び低圧タービンセクション208に結合された低圧蒸気タービン302を含む。図7の実施形態では、低圧蒸気タービン302は、低温側に配置されていることに注目されたい。別の実施形態では、低圧蒸気タービン302は、高温側に配置することができる。使用中に、低圧蒸気タービン302は、低圧蒸気タービンを含む他の実施形態に関連して上述したように、低速発電機212及び低圧圧縮機セクション606を低い周波数で駆動するように作動させることができる。その他の点に関しては、全体的に発電用タービンシステム700のシステム構成要素は、他の実施形態における同じシステム構成要素について本明細書で説明しているのと同様に作動することができる。
図8は、本出願の別の実施形態による発電用タービンシステム800を示す概略図である。図示するように、第1のシャフト216は、従来通りの方法で高圧タービンセクション204を軸流圧縮機104に結合することができる。第1のシャフト216はまた、高圧タービンセクション204を高速発電機802に結合することができる。第2のシャフト220は、低圧タービンセクション208を低速発電機212に結合することができる。図8の実施形態では、低速発電機212は、高温側に配置され、また高速発電機802は、低温側に配置されていることに注目されたい。別の実施形態では、他の配置も実施可能である。
使用中に、発電用タービンシステム800は、次のように作動することができる。圧縮機104内での圧縮機ブレードの回転により、空気の流れを加圧することができる。次に、加圧した空気が燃料と混合されかつ燃焼器120内で点火燃焼された時に、エネルギーを放出することができる。生じた燃焼器120からの膨張する高温ガスの流れは次に、高圧タービンセクション204内のバケット上に導くことができ、従って高温ガスの流れ内に含まれたエネルギーを第1の回転シャフト216の機械エネルギーに変換することができる。第1のシャフト216は、圧縮機104に結合して、高圧タービンセクション204を通る作動流体の流れによって生じた該シャフト216の回転が該圧縮機104を駆動するようにすることができる。第1のシャフト216はまた、高速発電機802に結合して、高圧タービンセクション204を通る作動流体の流れによって生じた該シャフト216の回転が該高速発電機802を駆動するようにすることができる。幾つかの実施形態では、高圧タービンセクション204が高速発電機802に結合されているので、高圧タービンセクション204の作動周波数は、該高速発電機802によって生成された電気エネルギーもまた60Hzの周波数を有し、従って局所AC電力網に適合することになるような60Hzとすることができる。その他の作動周波数もまた、実施可能である。
作動流体の流れが高圧タービンセクション204を通って膨張した後に、流れは次に、低圧タービンセクション208を通るように導くことができる。上述したプロセスと同様に、作動流体の流れは、低圧タービンセクション208内のバケット段にわたって導くことができ、従って作動流体内に含まれたエネルギーを第2の回転シャフト220の機械エネルギーに変換することができる。第2のシャフト220は、低圧タービンセクション208を低速発電機212に結合して、該低圧タービンセクション208を通る作動流体の流れによって生じた該第2のシャフト220の回転が低速発電機212を駆動するようにすることができる。上に一層詳しく述べたように、低速発電機212は、2つよりも多い極を有して、該低速発電機212が遙かに低いシャフト周波数を受けながら局所AC電力網に適合する周波数で電気エネルギーを出力することができるようになった発電機とすることができる。
図8に示す実施形態はまた、第2のシャフト220に結合されかつこの特定のシステム構成要素について上述したのと全く同じ方式で作動する蒸気タービン302を有することができる。さらに、図8の圧縮機104は、別個のシャフト上に配置されかつこの特定のシステム構成要素について上述したのと同じ方式で機能する高圧圧縮機セクション602及び低圧圧縮機セクション606を含むことができる。つまり、高圧圧縮機セクション602は、第1のシャフト216に結合しかつ高圧タービンセクション204によって駆動することができ、また低圧圧縮機セクション606は、第2のシャフト220に結合しかつ低圧タービンセクション208によって駆動することができる。その他の点に関しては、全体的に発電用タービンシステム800のシステム構成要素は、他の実施形態における同じシステム構成要素について本明細書で説明しているのと同様に作動することができる。
図9は、本出願の別の実施形態による、3つの個々に機能するシャフトを有する発電用タービンシステム900を示す概略図である。図示するように、第1のシャフト902は、従来通りの方法で高圧タービンセクション904を高圧圧縮機セクション905に結合することができる。第2のシャフト906は、中圧タービンセクション908を低圧圧縮機セクション909及び高速発電機802に結合することができる。第3のシャフト910は、低圧タービンセクション912を低速発電機212に結合することができる。全体的に上述したのと同様に、図9に図示したのとは異なるシステム構成要素の構成も実施可能であることに注目されたい。
使用中に、発電用タービンシステム900は、次のように作動することができる。高圧圧縮機セクション905及び低圧圧縮機セクション909内での圧縮機ブレードの回転により、空気の流れを加圧することができる。次に、加圧した空気が燃料と混合されかつ燃焼器120内で点火燃焼された時に、エネルギーを放出することができる。生じた燃焼器120からの膨張する高温ガスの流れは次に、高圧タービンセクション904内のバケット上に導くことができ、従って高温ガスの流れ内に含まれたエネルギーを第1の回転シャフト902の機械エネルギーに変換することができる。第1のシャフト902は、高圧タービンセクション904を高圧圧縮機セクション905に結合して、該高圧タービンセクション904を通る作動流体の流れによって生じたシャフト902の回転が該高圧圧縮機セクション905を駆動するようにすることができる。高圧タービンセクション904が発電機に結合されていないので、高圧タービンセクション904の作動周波数は、いかなる特定のレベルにも制約されることはなく、従って高圧タービンセクション904をシステムにとって最も効率的であるいずれかの周波数にて作動させることが可能になる。幾つかの実施形態では、高圧タービンセクション904の作動周波数は、約50Hz以上とすることができる。言うまでもなく、システム内にギヤボックスがない場合には、高圧圧縮機セクション905の作動周波数は、高圧タービンセクション904の周波数と同一となる。他の実施形態では、高圧タービンセクション904の作動周波数は、約70Hz以上とすることができる。
作動流体の流れが高圧タービンセクション904を通って膨張した後に、流れは次に、中圧タービンセクション908を通るように導くことができる。上述したプロセスと同様に、作動流体の流れは、中圧タービンセクション908内のバケット段にわたって導くことができ、従って作動流体内に含まれたエネルギーを第2の回転シャフト906の機械エネルギーに変換することができる。第2のシャフト906は、中圧タービンセクション908を低圧圧縮機セクション909に結合して、該中圧タービンセクション908を通る作動流体の流れによって生じた第2のシャフト906の回転が該低圧圧縮機セクション909を駆動するようにすることができる。
第2のシャフト906はまた、高速発電機802に結合して、中圧タービンセクション908を通る作動流体の流れによって生じた該シャフト906の回転が該高速発電機802を駆動するようにすることができる。幾つかの実施形態では、中圧タービンセクション908が高速発電機802に結合されているので、中圧タービンセクション908の作動周波数は、該高速発電機802によって生成された電気エネルギーもまた60Hzの周波数を有し、従って局所AC電力網に適合することになるような約60Hzとすることができる。その他の同様な作動周波数もまた、実施可能である。
作動流体の流れが中圧タービンセクション908を通って膨張した後に、流れは次に、低圧タービンセクション912を通るように導くことができる。上述したプロセスと同様に、作動流体の流れは、低圧タービンセクション912内のバケット段にわたって導くことができ、従って作動流体内に含まれたエネルギーを第3の回転シャフト910の機械エネルギーに変換することができる。第3のシャフト910は、低圧タービンセクション912を低速発電機212に結合して、該低圧タービンセクション912を通る作動流体の流れによって生じた第3のシャフト910の回転が該低速発電機212を駆動するようにすることができる。上に一層詳しく述べたように、低速発電機212は、2つよりも多い極を有して、該低速発電機212が遙かに低いシャフト周波数を受けながら局所AC電力網に適合する周波数で電気エネルギーを出力することができるようになった発電機とすることができる。
図9に示す実施形態はまた、第3のシャフト910に結合されかつこの特定のシステム構成要素について上述したのと全く同じ方式で作動する蒸気タービン302を有することができる。その他の点に関しては、全体的に発電用タービンシステム900のシステム構成要素は、他の実施形態における同じシステム構成要素について本明細書で説明しているのと同様に作動することができる。
本発明の好ましい実施形態の上記の説明から、当業者には幾つかの改良、変更及び修正が考えられるであろう。本技術分野の範囲内にあるそのような改良、変更及び修正は、提出した特許請求範囲によって保護されることを意図している。さらに、以上の説明は本出願の記載した実施形態のみに関するものであること、また特許請求の範囲及びその均等物によって定まる本出願の技術思想及び技術的範囲から逸脱することなく本明細書において数多くの変更及び修正を加えることができることを、理解されたい。
100 ガスタービンエンジン
104 軸流圧縮機
108 共通シャフト
112 タービン
116 発電機
120 燃焼器
200 発電用タービンシステム
204 高圧タービンセクション
208 低圧タービンセクション
212 低速発電機
216 第1のシャフト
220 第2のシャフト
300 発電用タービンシステム
302 蒸気タービン
400 発電用タービンシステム
500 発電用タービンシステム
600 発電用タービンシステム
602 高圧圧縮機セクション
606 低圧圧縮機セクション
700 発電用タービンシステム
800 発電用タービンシステム
802 高速発電機
900 発電用タービンシステム
902 第1のシャフト
904 高圧タービンセクション
905 高圧圧縮機セクション
906 第2のシャフト
908 中圧タービンセクション
909 低圧圧縮機セクション
910 第3のシャフト
912 低圧タービンセクション

Claims (10)

  1. 空気の流れを加圧する軸流圧縮機を含み、
    前記加圧した空気の流れが次に、燃料と混合されかつ燃焼器(120)内で燃焼されて、生じた高温ガスの流れがタービンを通して導かれ、
    前記軸流圧縮機が、低圧圧縮機セクション(606)と高圧圧縮機セクション(602)とを含み、
    前記タービンが、低圧タービンセクション(208)と高圧タービンセクション(204)とを含み、
    前記高圧タービンセクション(204)が、第1のシャフト(216)を介して前記高圧圧縮機セクション(602)に結合されて、作動中に該高圧タービンセクション(204)が該高圧圧縮機セクション(602)を駆動し、
    前記低圧タービンセクション(208)が、第2のシャフト(220)を介して低速発電機(212)に結合されて、作動中に該低圧タービンセクション(208)が該低速発電機(212)を駆動し、
    前記低圧タービンセクション(208)が、前記第2のシャフト(220)を介して前記低圧圧縮機セクション(606)に結合されて、作動中に該低圧タービンセクション(208)が該低圧圧縮機セクション(606)を駆動する、
    発電用タービンシステム。
  2. 前記高圧タービンセクション(204)が1〜2つの段を含み、
    前記低圧タービンセクション(208)が2〜4つの段を含む、
    請求項1記載の発電用タービンシステム。
  3. 前記高圧タービンセクション(204)が、該高圧タービンセクション(204)を通る作動流体の流れの圧力が約260〜450psiである時に作動するように構成され、
    前記低圧タービンセクション(208)が、該低圧タービンセクションを通る作動流体の流れの圧力が約50〜150psiである時に作動するように構成される、
    請求項1記載の発電用タービンシステム。
  4. 前記タービンが、複数段を含み、
    前記高圧タービンセクション(204)が前記タービンの前方段を含み、
    前記低圧タービンセクション(208)が前記タービンの後方段を含む、
    請求項1記載の発電用タービンシステム。
  5. 前記低速発電機(212)が四極発電機を含む、請求項1記載の発電用タービンシステム。
  6. 前記低速発電機(212)が六極発電機を含む、請求項1記載の発電用タービンシステム。
  7. 前記低速発電機(212)が八極発電機を含む、請求項1記載の発電用タービンシステム。
  8. 前記低圧タービンセクション(208)、低圧圧縮機セクション(606)及び低速発電機(212)の一般的作動周波数が、約25〜30Hzである、請求項1記載の発電用タービンシステム。
  9. 前記高圧タービンセクション(204)及び高圧圧縮機セクション(602)の一般的作動周波数が約50Hz以上である、請求項1記載の発電用タービンシステム。
  10. 前記高圧タービンセクション(204)及び高圧圧縮機セクション(602)の一般的作動周波数が約70Hz以上である、請求項1記載の発電用タービンシステム。
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