JP2009180204A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】排気浄化触媒44、46よりも下流側の排気通路18に排気絞り弁52を備える。排気弁32の閉じ時期を変更可能とする排気可変動弁機構36を備える。排気浄化触媒44、46が非活性状態にあると判断される状態での内燃機関10の始動時に、排気絞り弁52により排気ガスの流量制限を行う。当該流量制限の実行期間中の排気浄化触媒44、46の温度と、当該実行期間中の排気圧力とに基づいて、当該実行期間中に排気弁32の閉じ時期を排気上死点よりも早める早閉じ制御を行うべきか否かを決定する。そして、当該早閉じ制御を行うべきであると判断した場合に、当該早閉じ制御を実行する。
【選択図】図1
Description
排気浄化触媒よりも下流側の排気通路に配置された排気絞り弁と、
排気弁の閉じ時期を変更可能とする排気可変動弁機構と、
前記排気浄化触媒が非活性状態にあると判断される状態での内燃機関の始動時に、前記排気絞り弁により排気ガスの流量制限を行う排気ガス流量制限手段と、
前記流量制限の実行期間中の前記排気浄化触媒の温度と、当該実行期間中の排気圧力とに基づいて、当該実行期間中に前記排気弁の閉じ時期を排気上死点よりも早める早閉じ制御を行うべきか否かを決定する排気弁早閉じ要否判断手段と、
前記排気弁早閉じ要否判断手段によって前記早閉じ制御を行うべきであると判断された場合に、前記早閉じ制御を実行する排気弁早閉じ実行手段と、
を備えることを特徴とする。
前記排気弁早閉じ要否判断手段は、前記流量制限の実行開始初期段階において、前記早閉じ制御を行うべきであると判断することを特徴とする。
前記排気弁早閉じ要否判断手段は、前記流量制限の実行開始後に前記流量制限の実行に伴う前記排気浄化触媒の暖機効果が見込まれる排気圧力に達したと判断される時点まで、前記早閉じ制御を行うべきであると判断することを特徴とする。
前記暖機効果が見込まれる排気圧力に達したと判断された場合に、前記排気弁の閉じ時期を排気上死点に設定する排気弁上死点閉じ実行手段を更に備えることを特徴とする。
前記流量制限の前記実行期間中に、排気弁の開弁期間と吸気弁の開弁期間とが重なるバルブオーバーラップ期間が生じないように吸気弁の開き時期が設定されていることを特徴とする。
[システム構成]
図1は、本発明の実施の形態1の内燃機関10の構成を説明するための図である。本実施形態のシステムは、内燃機関10を備えている。内燃機関10の筒内には、ピストン12が設けられている。内燃機関10の筒内には、ピストン12の頂部側に燃焼室14が形成されている。燃焼室14には、吸気通路16および排気通路18が連通している。
[実施の形態1の特徴部分]
ところで、上記触媒44、46が浄化機能を発揮するためには、当該触媒44、46の温度が所定の温度(例えば、350℃)になっていることが必要とされる。このため、触媒44、46が非活性状態にある冷間始動時には、触媒44、46が活性化して浄化機能を発揮するようになるまでは、内燃機関10の筒内から排出されるガスが触媒44、46で浄化されることなく大気中に放出されてしまう。従って、冷間始動時には、触媒44、46の温度をできるだけ早く活性温度にまで上昇させることが必要とされる。上述した排気絞り弁52によって排気通路18を絞るようにすれば、排気ガスの流量が制限されることで、排気圧力を高めることができ、これにより、排気ガスの温度を高めることができる。従って、冷間始動時において、排気絞り弁52によって排気ガスの流量を制限するようにすれば、触媒44、46の暖機促進を図ることが可能となる。
図3に示すルーチンでは、先ず、排気絞り弁52による排気ガスの流量制限の実施条件が成立するか否かが判別される(ステップ100)。より具体的には、本ステップ100では、例えば始動時のエンジン冷却水温度が25℃より低いか否かを判断基準として、上記流量制限の実施条件が成立するか否か、言い換えれば、触媒44、46が冷えていて非活性状態にあるか否かを判断している。
このような排気弁32の早閉じ制御によって内部EGRガス量を増やすことで排気エミッション(特にHC)の低減を図る手法によれば、排気弁32の閉じ時期を排気上死点よりも遅らせることによって内部EGRガス量を増やす制御を行う場合に比して、排気圧力の低下を招かずに(すなわち、上記流量制限の実行に伴う触媒暖機効果を阻害することなく)、触媒44、46が活性化する前の時点での排気エミッションの低減を図ることが可能となる。また、十分な触媒暖機効果が見込まれる排気圧力に達していない段階において、当該早閉じ制御によって排気エミッションの排出低減を積極的に行っておくことで、暖機完了前に触媒44、46内に溜まる排気エミッション量を低減することができ、暖機完了後に触媒44、46の浄化処理量が追いつかなくなるのを良好に回避することが可能となる。
また、その一方で、上記流量制限の実行期間中において、十分な触媒暖機効果が見込まれる値にまで排気圧力が達した後は、上記早閉じ制御は行わずに確実に排気ガスを排気通路18に排出できるようになっていることが望ましい。上記ルーチンによれば、上記流量制限の実行期間中の触媒44、46の温度と排気圧力とに基づいて、当該実行期間中に排気弁32の早閉じ制御を行うべきか否かが判断することで、早閉じ制御を行う期間を適切なものにでき、上記流量制限の実行に伴う触媒暖機効果を最大限に引き出せるようになる。
また、ECU60が上記ステップ108、116、および118の処理を実行することにより前記第4の発明における「排気弁上死点閉じ実行手段」が実現されている。
14 燃焼室
16 吸気通路
18 排気通路
30 吸気弁
32 排気弁
34 吸気可変動弁機構
36 排気可変動弁機構
44 上流触媒
46 下流触媒
52 排気絞り弁
60 ECU(Electronic Control Unit)
Claims (5)
- 排気浄化触媒よりも下流側の排気通路に配置された排気絞り弁と、
排気弁の閉じ時期を変更可能とする排気可変動弁機構と、
前記排気浄化触媒が非活性状態にあると判断される状態での内燃機関の始動時に、前記排気絞り弁により排気ガスの流量制限を行う排気ガス流量制限手段と、
前記流量制限の実行期間中の前記排気浄化触媒の温度と、当該実行期間中の排気圧力とに基づいて、当該実行期間中に前記排気弁の閉じ時期を排気上死点よりも早める早閉じ制御を行うべきか否かを決定する排気弁早閉じ要否判断手段と、
前記排気弁早閉じ要否判断手段によって前記早閉じ制御を行うべきであると判断された場合に、前記早閉じ制御を実行する排気弁早閉じ実行手段と、
を備えることを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 前記排気弁早閉じ要否判断手段は、前記流量制限の実行開始初期段階において、前記早閉じ制御を行うべきであると判断することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
- 前記排気弁早閉じ要否判断手段は、前記流量制限の実行開始後に前記流量制限の実行に伴う前記排気浄化触媒の暖機効果が見込まれる排気圧力に達したと判断される時点まで、前記早閉じ制御を行うべきであると判断することを特徴とする請求項1記載の内燃機関の制御装置。
- 前記暖機効果が見込まれる排気圧力に達したと判断された場合に、前記排気弁の閉じ時期を排気上死点に設定する排気弁上死点閉じ実行手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項記載の内燃機関の制御装置。
- 前記流量制限の前記実行期間中に、排気弁の開弁期間と吸気弁の開弁期間とが重なるバルブオーバーラップ期間が生じないように吸気弁の開き時期が設定されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項記載の内燃機関の制御装置。
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JPH08158897A (ja) * | 1994-12-07 | 1996-06-18 | Mazda Motor Corp | エンジンの排気浄化装置 |
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US10094301B2 (en) | 2013-05-16 | 2018-10-09 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Internal combustion engine controller |
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