JP2009177653A - ランダムアクセス方法及び基地局装置並びに無線通信システム - Google Patents

ランダムアクセス方法及び基地局装置並びに無線通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】端末がランダムアクセスチャネルを使用してプリアンブル信号やメッセージを基地局装置へ送信するシステムにおいて、基地局装置は端末が送信していないメッセージの受信動作を行わず、ベースバンドリソースの効率的使用を実現する。
【解決手段】基地局10は、プリアンブル信号の検出により肯定応答信号ACKを送信した後、一定期間は、次に受信する信号がプリアンブル信号の場合は、そのプリアンブル信号のパス位置が同じであるかどうかを判定し、パス位置が同じである場合は、同一端末1からのプリアンブル信号の再送であると判断して(13で示す)、AICHで否定応答信号NACKを送信する。基地局10は、一度NACKを送信すると、メッセージ待ち受け状態を解除して端末1からのNACKに対応するメッセージを待ち受けない。これにより、ベースバンドリソースの効率利用が可能になる。
【選択図】図1

Description

本発明はランダムアクセス方法及び基地局装置並びに無線通信システムに係り、特にWーCDMA(Wideband-Code Division Multiple Access)方式の移動通信システムにおけるランダムアクセス方法及び基地局装置並びに無線通信システムに関する。
多元接続方式の一つであるWーCDMA方式の移動通信システムでは、携帯通信端末などの端末は、ランダムアクセスチャネル(RACH)を用いて基地局にプリアンブル信号を送信してランダムアクセスする。例えば、図5のシーケンス図に示すように、携帯通信端末などの端末1は、発呼する場合やパケット送信時には、RACHを用いてプリアンブル信号をpreamble1、preamble2、preamble3で示すように、ある間隔(通常は6スロット)でパワーランピング(power ramping)をしながら基地局2に送信する。上記のプリアンブル信号は、端末1からのメッセージ送信許可の要求を基地局2に伝える信号として用いられる。
基地局2は、プリアンブル信号を受信すると、その遅延プロファイルを求め、予め定めた閾値を超えるパスを検出するパス検出処理を行う。そして、基地局2は、パスが検出された場合であって、メッセージが受信可能な場合、図5に3で示すように、AICH(Acquisition Indicator Channel)を用いて肯定応答信号ACKを端末1へ返送し、プリアンブル信号を受信確認できたことを端末1に通知する。
端末1はこのACKを受信して検出すると(図5に4で示す)、プリアンブル信号の送信を完了して、今度は、RACHを用いてメッセージを基地局2へ送信する。基地局2は、上記のメッセージを受信すると、図5に5で示すように受信メッセージに含まれるCRC符号を用いた誤り検出を行って必要に応じて誤り訂正して受信メッセージを解読する。
なお、基地局が端末からのプリアンブル信号の受信数をカウントし、受信数が閾値を超えた場合に、否定応答信号NACKを端末へ送信する通信システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−354488号公報(第6頁、第8頁)
しかしながら、図6のシーケンス図に示すように、基地局2がプリアンブル信号の受信確認を行ってAICHで肯定応答信号ACKを端末1へ送信しても、伝搬環境等により端末1がその肯定応答信号ACKを受信できない場合(図6に6で示す)、あるいは、基地局2で基地局2向けのプリアンブル信号を誤検出している場合は、端末1は再びプリアンブル信号を基地局2へ送信する。すると、基地局2では、肯定応答信号ACK送信後に受信した信号がCRC NGの結果メッセージではないと判断し、かつ、受信信号がプリアンブル信号であると検出する結果(図6に7で示す)、再びAICHで肯定応答信号ACKを端末1へ送信する。
しかし、上記の肯定応答信号ACKも端末1が受信できない場合(図6に8で示す)は、端末1は再びプリアンブル信号を基地局2へ送信する。基地局2では、肯定応答信号ACK送信後に再び受信した信号がCRC NGの結果メッセージではないと判断し、かつ、受信信号がプリアンブル信号であると検出し(図6に9で示す)、再びAICHで肯定応答信号ACKを端末1へ送信する。
このように、基地局2は、プリアンブル信号を受信確認してAICHで肯定応答信号ACKを端末1へ送信しているにも拘らず、端末1で肯定応答信号ACKを検出できないために、基地局2においてCRC NGが頻発するような場合が起こり得る。この場合、実際にメッセージを端末1が送信していないにも拘らず、基地局2はメッセージ受信動作を開始することになり、信号受信におけるベースバンド処理の際に確保するリソースであるベースバンドリソース(逆拡散器、相関器、チャネルコーディングを行うためのメモリ確保量やCPU処理時間など)の浪費につながる。
本発明は以上の点に鑑みなされたもので、端末が送信していないメッセージの受信動作を行わず、ベースバンドリソースの効率的使用を実現し得るランダムアクセス方法及び基地局装置並びに無線通信システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、第1の発明のランダムアクセス方法は、第1のプリアンブル信号を受信するステップと、ランダムアクセスチャネルを用いて肯定応答信号を送信するステップと、送信ステップの後、一定期間内で受信した第2のプリアンブル信号の送信元が第1のプリアンブル信号と同じ場合、ランダムアクセスチャネルを用いて否定応答信号を送信元へ送信するステップとを含むことを特徴とする。
また、上記の目的を達成するため、第2の発明の基地局装置は、通信端末からプリアンブル信号を受信する受信部と、通信端末へ肯定応答信号又は否定応答信号をランダムアクセスチャネルを用いて送信する送信部と、受信部が通信端末から第1のプリアンブル信号を受信したときに、通信端末へランダムアクセスチャネルを用いて送信部により肯定応答信号を送信させた後、一定期間内で受信部が受信した第2のプリアンブル信号と第1のプリアンブル信号の送信元が同じ通信端末である場合、ランダムアクセスチャネルを用いて送信部により否定応答信号を送信元の通信端末へ送信させる制御部とを有することを特徴とする。
更に、上記の目的を達成するため、第3の発明の無線通信システムは、ランダムアクセスチャネルを用いてプリアンブル信号を送信する通信端末と、プリアンブル信号の受信確認によりランダムアクセスチャネルを用いて肯定応答信号を通信端末に送信する基地局装置とからなる無線通信システムにおいて、基地局装置が、通信端末からプリアンブル信号を受信する受信部と、通信端末へ肯定応答信号又は否定応答信号をランダムアクセスチャネルを用いて送信する送信部と、受信部が通信端末から第1のプリアンブル信号を受信したときに、通信端末へランダムアクセスチャネルを用いて送信部により肯定応答信号を送信させた後、一定期間内で受信部が受信した第2のプリアンブル信号と第1のプリアンブル信号の送信元が同じ通信端末である場合、ランダムアクセスチャネルを用いて送信部により否定応答信号を送信元の通信端末へ送信させる制御部とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、基地局装置において不要なメッセージ待ち受けを省略することにより、ベースバンドリソースの効率的利用ができる。
次に、本発明の実施形態について図面と共に説明する。
図1は、本発明になるランダムアクセス方法の一実施形態のシーケンス図を示す。本実施形態は、図1に示すように、端末1と基地局10とを含むWーCDMA方式の移動通信システムである。基地局10は図5、図6に示した基地局2とは構成が異なり、一度AICHで肯定応答信号ACKを送信した後は、一定期間、受信したプリアンブル信号のパス位置が同じである場合に、同一端末からのプリアンブル信号の再送であると判断し、AICHで否定応答信号NACKを送信する構成である。なお、端末1は通信端末の一種である携帯通信端末を示すが、必ずしもこれに限定されない。
次に、本実施形態の動作について説明する。
図1において、携帯通信端末である端末1がpreamble1、preamble2、preamble3で示すようにプリアンブル信号を所定の間隔(通常6スロット)で3回送信する。基地局10は、上記のプリアンブル信号を図2に示すように時刻t1、t2、t3で順次受信し、3回目に受信したプリアンブル信号の相関電力値(サーチしたときのピーク値)が最初に閾値Thを超えたと判定すると、プリアンブル信号の受信を検出し(図1に11で示す)、AICHで肯定応答信号ACKを端末1へ送信する。
しかし、伝搬環境等あるいは、基地局10で基地局10向けのプリアンブル信号を誤検出している場合は、端末1がその肯定応答信号ACKを受信できない(図1に12で示す)。この場合、端末1は“基地局でプリアンブル信号を検出できていない”と判断して、送信パワーを少し上げながら(rampingしながら)、最短3スロット後にプリアンブル信号を図1にpreamble4で示すように基地局10へ送信する。
すると、基地局10では、肯定応答信号ACK送信後は、本来は端末1からランダムアクセスのメッセージを受信するはずであるが、プリアンブル信号を受信する。この場合、基地局10は、受信した信号がプリアンブル信号であるので、図1に13で示すように、メッセージに含まれるべきCRC符号を用いた誤り検出により誤り有り(CRC NG)の検出結果を得る。これにより、基地局10は、受信信号がメッセージではないと判断すると共に、受信した信号がプリアンブル信号であると検出する。
続いて、基地局10は、肯定応答信号ACKを送信した後、一定期間(例えば、6スロット×8回)は、次に受信する信号がプリアンブル信号の場合は、そのプリアンブル信号のパス位置が同じであるかどうかを判定する。パス位置が同じであるかどうかの判定は、基地局10が前回受信したプリアンブル信号(preamble3)と、端末1からランピング再送された今回受信したプリアンブル信号(preamble4)のパス位置(伝搬遅延量)同士を比較して同じであるかどうかにより判定する。パス位置が同じである場合は、同一端末1からのプリアンブル信号の再送であると判断して(図1に13で示す)、AICHで否定応答信号NACKを送信する。
端末1は、伝搬環境等によりその否定応答信号NACKも受信できない(図1に14で示す)場合、端末1は“基地局でプリアンブル信号を検出できていない”と再び判断して、送信パワーを少し上げながら(rampingしながら)、最短3スロット後にプリアンブル信号を図1にpreamble5で示すように基地局10へ送信する。
基地局10は、一度否定応答信号NACKを送信すると、メッセージ待ち受け状態を解除して端末1からのNACKに対応するメッセージを待ち受けない。基地局10は、この状態で受信信号がプリアンブル信号の再送であると検出すると(図1に15で示す)、AICHで否定応答信号NACKを送信する。端末1は、伝搬環境等によりその否定応答信号NACKも受信できない(図1に16で示す)場合、再びプリアンブル信号を送信する。以下、上記と同様の動作が繰り返される。
ここで、本実施形態のランダムアクセス方法では、基地局10は、一度否定応答信号NACKを送信すると、端末1からのNACKに対応するランダムアクセスのメッセージの待ち受け状態を解除するため、ベースバンドリソースの効率利用が可能になる。
次に、基地局10の概略構成について説明する。
図3は、本発明になる基地局装置の原理構成図を示す。同図に示すように、基地局10は、受信部21、送信部22、及び制御部23より構成されている。受信部21は、図示しない通信端末からプリアンブル信号を受信する。送信部22は、通信端末へ肯定応答信号又は否定応答信号をランダムアクセスチャネルを用いて送信する。制御部23は、受信部21が通信端末から第1のプリアンブル信号を受信したときに、通信端末へランダムアクセスチャネルを用いて送信部22により肯定応答信号を送信させた後、一定期間内で受信部21が受信した第2のプリアンブル信号と第1のプリアンブル信号の送信元が同じ通信端末である場合、ランダムアクセスチャネルを用いて送信部22により否定応答信号を送信元の通信端末へ送信させる。
図4は、本発明になる基地局装置の一実施形態の概略構成を示すブロック図である。同図に示すように、基地局装置は、図示しない通信端末から送信された信号を受信手段100で受信して得た受信ベースバンド信号を、サーチャー部101とn回路並列に設けられたフィンガー部102−1〜102−nにそれぞれ供給する。サーチャー部101は、受信ベースバンド信号の相関電力の時間ピーク値を検出する。
フィンガー部102−1〜102−nのそれぞれは、セレクタ105−1〜105n、逆拡散部106−1〜106−n、チャネル推定部107−1〜107−n、及び同期検波部108−1〜108−nから構成される。フィンガー部102−1〜102−nのそれぞれは、まず、セレクタ105−1〜105nにより受信ベースバンド信号から所定パスの信号を選択する。続いて、フィンガー部102−1〜102−nのそれぞれは、逆拡散部106−1〜106−nにより、コード発生器103から時間合わせのための遅延部104を通して入力されたコード(拡散符号)と、サーチャー部101からの時間ピーク値とに基づいて、セレクタ105−1〜105nにより選択した信号を逆拡散する。
フィンガー部102−1〜102−n内のチャネル推定部107−1〜107−nは、逆拡散部106−1〜106−nからの逆拡散データよりパイロットシンボルを用いてチャネル推定を行う。同期検波部108−1〜108−nは、チャネル推定部107−1〜107−nからのチャネル推定値と、逆拡散部106−1〜106−nからの逆拡散データとにより復調を行い、得られた復調データをレイク(RAKE)合成部109へ出力する。レイク合成部109は、それぞれ入力された復調データを合成した後、合成した復調データを信号処理部110に供給してチャネルデコードを行う。
一方、サーチャー部101は、受信ベースバンド信号の相関電力の時間ピーク値を検出することで、プリアンブル信号の検出処理を行う。AICH送信処理部111は、サーチャー部101の検出結果に基づいて、図1に示した処理アルゴリズムに従って応答信号ACK又はNACKを生成してAICHで通信端末へ送信する。AICH送信処理部111は、通信端末から送信されるメッセージの受信の待ち受け状態にある肯定応答信号送信後の一定期間内において、受信手段100により受信した信号がプリアンブル信号であるときは、そのプリアンブル信号の送信元が肯定応答信号を送信した通信端末と同じであるか否かを判定し、同じであるときは否定応答信号NACKをプリアンブル信号の送信元の通信端末へ送信する。
なお、上記の実施形態では、基地局による同一端末かどうかの判断基準としてパス位置を用いるように説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、基地局10が前回受信したプリアンブル信号と、端末1から再送されて今回受信したプリアンブル信号とのパスレベル同士を比較して判断してもよく、あるいは、前回受信したプリアンブル信号と今回受信したプリアンブル信号の基地局10の受信間隔(例えば、6スロット)に基づいて同一端末からの送信であると判断してもよい。
なお、上記の実施の形態ではW−CDMA方式に適用したものとして説明したが、本発明はWーCDMA方式以外の多元接続方式にも適用可能である。
本発明のランダムアクセス方法の一実施形態のシーケンス図である。 本発明の基地局装置の受信信号の一例のタイミングチャートである。 本発明の基地局装置の原理構成図である。 本発明の基地局装置の一実施形態の概略ブロック図である。 従来のランダムアクセス方法の一例のシーケンス図である。 従来のランダムアクセス方法の課題説明図である。
符号の説明
1 端末
10 基地局
11 プリアンブル検出
12 ACK未検出
13 メッセージ受信CRC NG及びプリアンブル再送検出
14、16NACK未検出
15 プリアンブル再送検出
21 受信部
22 送信部
23 制御部
100 受信手段
101 サーチャー部
102−1〜102−n フィンガー部
103 コード発生器
105−1〜105−n セレクタ
106−1〜106−n 逆拡散部
107−1〜107−n チャネル推定部
108−1〜108−n 同期検波部
109 RAKE合成部
110 信号処理部
111 AICH送信処理部

Claims (18)

  1. 第1のプリアンブル信号を受信するステップと、
    ランダムアクセスチャネルを用いて肯定応答信号を送信するステップと、
    前記送信ステップの後、一定期間内で受信した第2のプリアンブル信号の送信元が前記第1のプリアンブル信号と同じ場合、ランダムアクセスチャネルを用いて否定応答信号を送信元へ送信するステップと
    を含むことを特徴とするランダムアクセス方法。
  2. 通信端末がランダムアクセスチャネルを用いて、該通信端末からのメッセージ送信許可の要求のために、プリアンブル信号を基地局装置に送信するランダムアクセス方法において、
    前記基地局装置が前記プリアンブル信号の受信の検出により、送信元の前記通信端末へ前記ランダムアクセスチャネルを用いて肯定応答信号を送信する第1のステップと、
    前記肯定応答信号送信後に前記通信端末から送信される前記メッセージの受信を待ち受ける第2のステップと、
    前記基地局装置が前記メッセージの受信の待ち受け状態にある前記肯定応答信号送信後の一定期間内において、再度前記プリアンブル信号の受信を検出した時は、そのプリアンブル信号の送信元が前記肯定応答信号を送信した通信端末と同じであるか否かを判定する第3のステップと、
    前記第3のステップによりプリアンブル信号の送信元が同じ前記通信端末と判定した場合、前記ランダムアクセスチャネルを用いて否定応答信号を前記プリアンブル信号の送信元の前記通信端末へ送信する第4のステップと
    を含むことを特徴とするランダムアクセス方法。
  3. 前記基地局装置は、前記第4のステップにより前記否定応答信号送信後は、前記メッセージの受信の待ち受けを解除する第5のステップを更に含むことを特徴とする請求項2記載のランダムアクセス方法。
  4. 前記第5のステップにより前記メッセージの受信の待ち受けを解除した後に、前記第1のステップで前記肯定応答信号を送信した前記通信端末と同じ通信端末から前記プリアンブル信号の受信を検出したときは、前記ランダムアクセスチャネルを用いて否定応答信号を前記プリアンブル信号の送信元の前記通信端末へ送信する第6のステップを更に含むことを特徴とする請求項3記載のランダムアクセス方法。
  5. 前記第3のステップは、前記プリアンブル信号の送信元が同じ前記通信端末であるか否かを、前記基地局装置が前回受信したプリアンブル信号と、前記通信端末から再送されて今回受信したプリアンブル信号とのパス位置同士を比較して同じであるかどうかにより判定することを特徴とする請求項2乃至4のうちいずれか一項記載のランダムアクセス方法。
  6. 前記第3のステップは、前記プリアンブル信号の送信元が同じ前記通信端末であるか否かを、前記基地局装置が前回受信したプリアンブル信号と、前記通信端末から再送されて今回受信したプリアンブル信号とのパスレベル同士、及び前回受信したプリアンブル信号と今回受信したプリアンブル信号の受信間隔のうちの一方の比較により判定することを特徴とする請求項2乃至4のうちいずれか一項記載のランダムアクセス方法。
  7. 通信端末からプリアンブル信号を受信する受信部と、
    前記通信端末へ肯定応答信号又は否定応答信号をランダムアクセスチャネルを用いて送信する送信部と、
    前記受信部が前記通信端末から第1のプリアンブル信号を受信したときに、前記通信端末へランダムアクセスチャネルを用いて前記送信部により前記肯定応答信号を送信させた後、一定期間内で前記受信部が受信した第2のプリアンブル信号と前記第1のプリアンブル信号の送信元が同じ通信端末である場合、前記ランダムアクセスチャネルを用いて前記送信部により前記否定応答信号を送信元の前記通信端末へ送信させる制御部と
    を有することを特徴とする基地局装置。
  8. 通信端末がランダムアクセスチャネルを用いて送信したプリアンブル信号を受信したときに、その通信端末に対してメッセージ送信許可を与えた後、該通信端末から送信されたメッセージを受信する基地局装置において、
    前記通信端末から前記ランダムアクセスチャネルを用いて送信された信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信した信号が前記プリアンブル信号であるとき、送信元の前記通信端末へ前記ランダムアクセスチャネルを用いて肯定応答信号を送信する肯定応答信号送信手段と、
    前記肯定応答信号送信後に前記通信端末から送信される前記メッセージの受信の待ち受け状態にある前記肯定応答信号送信後の一定期間内において、前記受信手段により受信した信号が前記プリアンブル信号であるときは、そのプリアンブル信号の送信元が前記肯定応答信号を送信した通信端末と同じであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によりプリアンブル信号の送信元が同じ前記通信端末と判定した場合、前記ランダムアクセスチャネルを用いて否定応答信号を前記プリアンブル信号の送信元の前記通信端末へ送信する否定応答信号送信手段と
    を有することを特徴とする基地局装置。
  9. 前記否定応答信号送信手段により前記否定応答信号送信後は、前記メッセージの受信の待ち受けを解除する手段を更に有することを特徴とする請求項8記載の基地局装置。
  10. 前記メッセージの受信の待ち受けを解除した後に、前記肯定応答信号送信手段により前記肯定応答信号を送信した前記通信端末と同じ通信端末から前記プリアンブル信号の受信を検出したときは、前記ランダムアクセスチャネルを用いて否定応答信号を前記プリアンブル信号の送信元の前記通信端末へ送信する第2の否定応答信号送信手段を更に有することを特徴とする請求項8記載の基地局装置。
  11. 前記判定手段は、前記プリアンブル信号の送信元が同じ前記通信端末であるか否かを、前回受信したプリアンブル信号と、前記通信端末から再送されて今回受信したプリアンブル信号とのパス位置同士を比較して同じであるかどうかにより判定する手段であることを特徴とする請求項8乃至10のうちいずれか一項記載の基地局装置。
  12. 前記判定手段は、前記プリアンブル信号の送信元が同じ前記通信端末であるか否かを、前回受信したプリアンブル信号と、前記通信端末から再送されて今回受信したプリアンブル信号とのパスレベル同士、及び前回受信したプリアンブル信号と今回受信したプリアンブル信号の受信間隔のうちの一方の比較により判定する手段であることを特徴とする請求項8乃至10のうちいずれか一項記載の基地局装置。
  13. ランダムアクセスチャネルを用いてプリアンブル信号を送信する通信端末と、前記プリアンブル信号の受信確認により前記ランダムアクセスチャネルを用いて肯定応答信号を前記通信端末に送信する基地局装置とからなる無線通信システムにおいて、
    前記基地局装置が、
    前記通信端末からプリアンブル信号を受信する受信部と、
    前記通信端末へ肯定応答信号又は否定応答信号をランダムアクセスチャネルを用いて送信する送信部と、
    前記受信部が前記通信端末から第1のプリアンブル信号を受信したときに、前記通信端末へランダムアクセスチャネルを用いて前記送信部により前記肯定応答信号を送信させた後、一定期間内で前記受信部が受信した第2のプリアンブル信号と前記第1のプリアンブル信号の送信元が同じ通信端末である場合、前記ランダムアクセスチャネルを用いて前記送信部により前記否定応答信号を送信元の前記通信端末へ送信させる制御部と
    を備えたことを特徴とする無線通信システム。
  14. ランダムアクセスチャネルを用いてメッセージ送信許可の要求のためにプリアンブル信号又はメッセージを送信する通信端末と、前記プリアンブル信号の受信確認により前記ランダムアクセスチャネルを用いて肯定応答信号を前記通信端末に送信後にメッセージの受信待ち受け状態となる基地局装置とからなる無線通信システムにおいて、
    前記基地局装置は、
    前記通信端末から前記ランダムアクセスチャネルを用いて送信された信号を受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信した信号が前記プリアンブル信号であるとき、送信元の前記通信端末へ前記ランダムアクセスチャネルを用いて肯定応答信号を送信する肯定応答信号送信手段と、
    前記肯定応答信号送信後に前記通信端末から送信される前記メッセージの受信の待ち受け状態にある前記肯定応答信号送信後の一定期間内において、前記第1の受信手段により受信した信号が前記プリアンブル信号であるときは、そのプリアンブル信号の送信元が前記肯定応答信号を送信した通信端末と同じであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によりプリアンブル信号の送信元が同じ前記通信端末と判定した場合、前記ランダムアクセスチャネルを用いて否定応答信号を前記プリアンブル信号の送信元の前記通信端末へ送信する否定応答信号送信手段と、を有し、
    前記通信端末は、
    前記基地局装置から前記ランダムアクセスチャネルを用いて送信された信号を受信する第2の受信手段と、
    前記ランダムアクセスチャネルを用いて所定の間隔で前記プリアンブル信号をパワーランプリングしながら所定回数、前記基地局装置へ送信するプリアンブル信号送信手段と、
    前記プリアンブル信号送信手段による前記プリアンブル信号の送信後に、前記第2の受信手段により受信した信号が肯定応答信号であるときは、メッセージを前記ランダムアクセスチャネルを用いて前記基地局装置へ送信するメッセージ送信手段と、
    前記プリアンブル信号送信手段による前記プリアンブル信号の送信後に、前記第2の受信手段により受信した信号が否定応答信号であるとき、又は所定期間内に前記第2の受信手段により信号を何も受信しないときは、前記プリアンブル信号を再送するプリアンブル信号再送手段と、を有する
    ことを特徴とする無線通信システム。
  15. 前記基地局装置は、前記否定応答信号送信手段により前記否定応答信号送信後は、前記メッセージの受信の待ち受けを解除する手段を更に有することを特徴とする請求項14記載の無線通信システム。
  16. 前記基地局装置は、前記メッセージの受信の待ち受けを解除した後に、前記肯定応答信号送信手段により前記肯定応答信号を送信した前記通信端末と同じ通信端末から前記プリアンブル信号の受信を検出したときは、前記ランダムアクセスチャネルを用いて否定応答信号を前記プリアンブル信号の送信元の前記通信端末へ送信する第2の否定応答信号送信手段を更に有することを特徴とする請求項15記載の無線通信システム。
  17. 前記判定手段は、前記プリアンブル信号の送信元が同じ前記通信端末であるか否かを、前回受信したプリアンブル信号と、前記通信端末から再送されて今回受信したプリアンブル信号とのパス位置同士を比較して同じであるかどうかにより判定する手段であることを特徴とする請求項14乃至16のうちいずれか一項記載の無線通信システム。
  18. 前記判定手段は、前記プリアンブル信号の送信元が同じ前記通信端末であるか否かを、前回受信したプリアンブル信号と、前記通信端末から再送されて今回受信したプリアンブル信号とのパスレベル同士、及び前回受信したプリアンブル信号と今回受信したプリアンブル信号の受信間隔のうちの一方の比較により判定する手段であることを特徴とする請求項14乃至16のうちいずれか一項記載の無線通信システム。
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