JP2009176272A - アセット情報、ネットワーク及び自動化動作統合化システム - Google Patents

Abstract

【課題】異種のデータソースからの情報を統合するためのシステムを提供する。
【解決手段】システムは、データベースモジュールと、該データベースモジュールと通信する状況表示モジュールを含む。アセットデータプラグインは、１つ以上のアセットと通信するように構成され、アセット通信プラグインによりデータベースモジュールと作動可能に通信する。メッセージプラグインは、ネットワーク通信プラグインによりデータベースモジュールと作動可能に通信し、ネットワーク通信プラグインは、１つ以上のネットワークと通信し、自動化動作プラグインは、データベースモジュール、アセット通信プラグイン及びネットワーク通信プラグインと作動可能に通信する。状況表示モジュール、アセットデータプラグイン、メッセージプラグイン及び自動化動作プラグインはすべて、データベースモジュールに興味のある項目を送信するか又は項目に関して聞くように構成される。
【選択図】図１

Description

本願は、同日付に本願と共に提出され、共に譲渡された米国特許出願番号１１／８５６５２９（ハネウェル整理番号Ｈ００１５２９７）に関連し、それを参照によって本明細書中に組み込む。

現場（フィールド）における軍人又は民間人などの情報データの使用者は、彼又は彼女の状況の単一で首尾一貫したわかりやすい図を必要とする。ユーザは、地図、隣接センサーアセット、メッセージネットワーク及び自動的化支援機能からのデータを必要とする。しかし、そのようなデータの内容、フォーマット及び更新レートはソース間で異なる。

センサーの遠隔測定、探知機データ、写真、映像、デジタルメッセージ及び地図データのように情報データは、多くの異なる形式で使用可能である。それにも関わらず、フィールドの軍人又は民間人は現在、状況認識情報に対する単一で容易なアクセスポイントを有しておらず、アセット及びメッセージングを介する単一のコントロールポイントも有しない。更に、アセット及びメッセージング機能すべてを操作するフィールドユーザを援助するための自動化支援機能が存在しない。

現在ユーザは、自分自身の頭の中でフィールドデータを結合する必要があるか、又は特定のデータタイプを結合するように記述された特注ソフトウェアを利用し得る。従来のアセット及びメッセージネットワークは、個別の特注インタフェース及び通信装備を有する。これによってフィールドユーザは、やむを得ず、多くの設備を持ち運ぶことになる。

従来のデータ収集システムの中には、データタイプの固定のセットに組み込まれるものもある。そのようなシステムにおいては、新しいデータタイプは、既存のシステムアーキテクチャの変更によって追加され得るに過ぎない。別のシステムは、（例えば中間地点、目標など）地図機能とＵＡＶ／センサー軌跡とを混合するように組み込まれる。

複数のロボットを同時に制御する多くの産業用ロボット制御ステーションが存在する。しかしこれらは、メッセージネットワーク及び自動化機能を伴わないセンサーフィードのみに限定される。更に、プラニング機能を使用する多くの米軍コマンドコントロールステーションが存在するが、これらは、無人アセット及び無線ネットワークデータをユーザ用の単一表示と結合しない。更に、現在のアセット及びメッセージネットワークは、異なる任務に対しては容易に構成されない。
米国特許出願番号１１／８５６５２９（ハネウェル整理番号Ｈ００１５２９７）

本発明は、異種のデータソースからの情報を統合するためのシステムに関する。本システムは、１つ以上の興味のある項目を識別する情報データベースを維持するために作動可能なデータベースモジュール及び該データベースと作動可能に通信する状況表示モジュールを含む。アセットデータプラグインは、データベースモジュールと作動可能に通信し、アセット通信プラグインは、アセットデータプラグインと作動可能に接続される。アセット通信プラグインは、１つ以上のアセットと通信するように構成される。メッセージプラグインは、データベースモジュールと作動可能に通信し、ネットワーク通信プラグインは、メッセージプラグインと作動可能に接続される。ネットワーク通信プラグインは、１つ以上のネットワークと通信するように構成される。自動化動作プラグインは、データベースモジュール、アセット通信プラグイン及びネットワーク通信プラグインと作動可能に通信する。状況表示モジュール、アセットデータプラグイン、メッセージプラグイン及び自動化動作プラグインはすべて、データベースモジュールに１つ以上の興味のある項目を送信するか又はデータベースモジュールにおける１つ以上の興味のある項目に関して聞く（listen）ように構成される。

本発明の特徴は図面を参照して後述する説明から当業者に明らかになるだろう。図面は、本発明の典型的な実施形態だけを表していて、それ故、範囲を限定していると考えられることがないように理解すべきであり、本発明を添付図面の使用を介し更なる特異性及び詳細とともに記載する。

以下の詳細説明においては、当業者が本発明を実施可能なように実施形態を十分に詳細に記載する。別の実施形態が本発明の範囲から逸脱せずに利用され得ることを理解されよう。したがって以下の詳細説明は、限定された意味として取られるべきでない。

本発明は一般に、アセット、ネットワーク及び自動化機能からの情報を統合するためのシステムを提供する。これによって異なるソフトウェア機能を有する異種のデータソースの間における情報共有が可能になる。本システムは、フィールドユーザに対し単一で首尾一貫した状況図を提供するために維持される興味のある項目（ＩＯＩ）の階層構造を含む状況ソフトウェアアーキテクチャを利用する。また本システムは、そのフィールドにおけるアセット制御、メッセージネットワーク上でのデータ送信及びユーザの作業負荷を減らすための自動化動作の実施を提供する。

本状況ソフトウェアアーキテクチャは、フィールドアセット、メッセージング（例えばメールボックス及びインスタントメッセージング（ＩＭ））、自動化動作、地図及びグラフィカルユーザインターフェース（ＧＵＩ）（複数）などの表示、のためのソフトウェア「プラグイン」を含む。ソフトウェア「プラグイン」は、オンデマンドで特定の機能を提供するためのホストアプリケーションと対話する計算機プログラムである。興味のある項目データベースは、プラグインの間において情報共有を提供する。標準的な透視図の表示（例えばＧＵＩ）は、データと、状況評価、プランニング及びメッセージのためのコントロールと、を表示するために使用され得る。

本システムは、異種のソースから統合されるデータを確認するための単一ポイントをユーザに提供し、アセット及びメッセージング（メール及びＩＭ）を制御するための単一ポイントをユーザに提供する。状況ソフトウェアアーキテクチャは、自動化動作プラグインに使用可能な地図、アセット及びメッセージデータを作成する。ソフトウェアプラグイン及び興味のある項目が、残りのシステムにおいてコードを再コンパイルせずに機能の追加又は削除を可能にする。これは、フィールドにおける更新のための重要な機能であって、費用のかからない製品変更及び追加を提供する。

一特徴においては、本システムは、重要な又は関連するデータを発見するための方法を有するコマンド及び制御システムのコンポーネントを提供する。１つ以上の項目が重要である場合、前記システムのコンポーネントが決定できる十分な情報を有するＩＯＩを投稿するための共有場所が利用される。１つ以上の項目が重要である場合、コンポーネントは、より多くの情報に関するデータソースに進むことができる。一実装においては、本システムは、ハネウェル社によって開発中のネットワークイネーブルオペレータステーション（ＮＥＯＳ）のようなネットワークシステム用ソフトウェアパッケージの一部として利用され得る。

従来技法と異なり本発明は、データタイプの固定のセットに組み込まれないアーキテクチャを提供する。更に、新しいデータタイプが、既存システムを変更せずに追加され得、ＩＯＩは、大規模システムを可能にし、そこでは機能が情報共有プロトコルを変更せずに追加され得るか又は削除され得る。更に、直接的なユーザ操作なしにデータが機能の間で交換され得、ユーザへの負担を減らす。ＩＯＩは、固有のデータ挿入方法をユーザに与え、異なるセキュリティレベルを有する情報が分離され得る。

本明細書に使用されるような「興味のある項目」（ＩＯＩ）は、興味のある有用な情報の公開された一覧又は要約である。本システムは一般に、ＩＯＩの形式で情報を集約し、ＩＯＩを投稿し、ＩＯＩの他のユーザに警告するように使用され得る。すべてのＩＯＩは、単一で共通の情報の配布方法を介し使用可能であり、任意のソフトウェア機能が、ＩＯＩを作成し投稿可能であって、任意のソフトウェア機能が、追加又は削除されたＩＯＩに関して聞くことが可能であって、任意のソフトウェア機能が、ＩＯＩにおける変更に関して聞くことができる。ソフトウェア機能がすべて、同一場所からデータを共有し、データは、ＩＯＩの形式で共通の共有可能フォーマットへ集約される。

これから先、更に本発明のシステムの詳細を図面に関連し説明する。
ソフトウェアアーキテクチャ
図１は、ネットワークにおいて情報共有を実施するために利用され得る情報統合システム（１００）のアーキテクチャを例示する。システム（１００）において使用されるデータは、ユーザの表示スタイルに関わらず、同一のままである。またシステム（１００）は、ソフトウェアの変更に対し十分なカプセル化を提供する。システム（１００）は、ワークステーション又はラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、携帯情報端末（ＰＤＡ）又はその他のような計算機プラットフォーム上で実装され得る。計算機プラットフォームは、パッド、磁気スタイラス、長寿命バッテリーその他の使用によって、フィールドに対する耐久性が高められ得る。計算機プラットフォームは、ウィンドウイング、セキュリティ、ソフトウェア実時間及びその他のようなシステム（１００）のデータ統合機能を支援する標準オペレーティングシステムを有し得る。

システム（１００）は、１つ以上の興味のある項目を識別する情報データベースを維持するために作動可能なデータベースモジュール（１１０）を含む。状況表示モジュール（１２０）は、データベースモジュール（１１０）と作動可能に通信する。状況表示モジュール（１２０）は、アセットインセットプラグイン（１２２）及びメッセージインセットプラグイン（１２４）を含む。またプラン表示モジュール（１２６）及びメッセージ表示モジュール（１２８）は、データベースモジュール（１１０）と作動可能に通信する。様々な表示モジュールが、ユーザ（１３０）にＧＵＩ（複数）を提供する。

データベースモジュール（１１０）は、興味のある項目すべてがアクセスされ得る単一のコレクションポイントを提供する。そうすると、データベースモジュール（１１０）は、アセット、ネットワーク及び地図の間を項目が通過可能にする統合機能を提供するが、ＩＯＩをどのように処理するかを示すいかなる機能も有しない。それは、システムにおける別の機能モジュールによって処理される。例えば、状況表示モジュール（１２０）は、異なるタイプのＩＯＩに対しどのアイコンを描画するか知る必要がある。ＩＯＩは、ユーザに情報を表示するために使用され得、必要な情報を表示するためにユーザが表示画面を調整可能にする。

ＩＯＩは、データベースモジュール（１１０）において共有される「黒板」上に投稿され、維持される。黒板は、ＩＯＩの共有リポジトリを提供することによって、ネットワークにおける他のユーザすべてと情報共有するための方法を提供する従来のソフトウェアオブジェクトであって、ＩＯＩ所有者などの情報ソースによって最近「発行された」情報投稿の動的な「ライブラリ」として考えられ得る。ネットワークにおける他のコンポーネントは、使用可能なＩＯＩが何かを見出すために共有黒板に聞くことが可能である。リスナーコンポーネントは、ＩＯＩがいつ追加、変更又は削除されたか通知され、リスナーコンポーネントは、行動を実行することによって応答できる。ネットワークは、あらゆるネットワークコンポーネントが、あらゆるＩＯＩへのアクセスを取得可能にするＩＯＩのための単一の共有黒板を有する。

ＩＯＩは、単純な論理的分類の階層構造へ組織化される。これによって、他のソフトウェア機能が興味のない項目をフィルタし、所望の共通情報を取得することが、より容易になる。例示的なＩＯＩは、中間地点、ルート、目標、地点記号、領域記号、休み記号、重要な交通ルート／区域（corridor：例えば飛行禁止区域）、味方の位置又は軌跡、実体軌跡、部隊、アセット（例えばＵＡＶ）、アセット検知、センサー検知、イベント（例えば期限）、任務、スケジュール、行動、危険の存在（例えば地雷）、地形の特徴（例えば橋）、嵐、積雪その他を含む。ネットワークコンポーネントは、ユーザに対し興味のあるデータを発見するためにそのようなＩＯＩを使用する。

ＩＯＩを使用するための技法に関して更なる詳細が、同時係属中である米国特許出願（ハネウェル整理番号Ｈ００１５２９７）において見出され得る。
状況表示モジュール（１２０）は、１つ以上のＩＯＩをデータベースモジュール（１１０）に送信するか又は情報データベースにおける１つ以上のＩＯＩに関して聞くように構成される。状況表示モジュール（１２０）は、ユーザが彼又は彼女の環境において何が生じているか理解するための単一場所を有するように、フィールドユーザに対し有用な情報の表示を与える。状況表示モジュール（１２０）は、ウィンドウと、表示画面上のユーザのためのウィンドウを管理するためのコントロールのプログラムとを有し、コントロールを最小化する一方、表示画面は可能な限り多くの状況情報を表示する。状況表示モジュール（１２０）は、必要なとき、データベースモジュール（１１０）からデータを取り出し、またユーザがＩＯＩを作成するとき、データを取り入れる。

状況表示モジュール（１２０）は、アセット、ネットワークレポート及び興味のある項目に関するアイコンを有する地図を表示できる。ユーザは、「監視ウィンドウ」に表示するアセット又はメッセージングを選定できる。例えば、アセットデータ又はメッセージ一覧のサムネイルビューが、そのような監視ウィンドウに表示され得る。プラグインが監視ウィンドウを提供する場合、表示画面は、監視ウィンドウを表示し得る。またユーザは、アセット又はメッセージングに対する簡易化したコントロールを提供する「コントロールウィンドウ」に表示するアセット又はメッセージングを選定できる。プラグインがコントロールウィンドウを提供する場合、表示画面は、コントロールウィンドウを表示し得る。またユーザは、ウィンドウ配置を選定できる。また状況表示モジュール（１２０）は、過去及び現在の警告と、ユーザに対する注意を伴ったポップアップボックスを表示し得る。

状況表示モジュール（１２０）は更に、（例えば全地球測位システム（ＧＰＳ）又は手動入力による）ユーザ位置を示し、地図上の地点座標を表示し、中間地点からルートを作成できる。状況表示モジュール（１２０）における地図機能プログラムは、画像のインポート及び表示を提供するために使用され得、変換を調整できる。例えば、地図機能プログラムはインポート可能であって、地理レジスタ地図画像及び領域の地勢データを、地図上で描画し、パンし、ズームし、ＩＯＩに関するアイコンを表示し変換を調整できる。更に、ネットワーク及びアセット情報に関する記号プログラムが、興味のある項目からの記号のオーバレイを提供する。記号プログラムは、付加情報を見るためにアイコンを拡張するために使用され得、地図上のアイコンを減らすための（例えばＩＯＩ属性によってそれらをフィルタリングする）混雑制御設定を提供する。

プラン表示モジュール（１２６）は、ネットワーク上で実行しているプランをユーザ（１３０）に見せ編集させるだけでなく、新しいプランも作成させる。プラン表示モジュール（１２６）は、任務を決定又は完了する人にとって有用である。例示的なプランカテゴリは、何かを実行又は実行しない（例えば救急救護要求、飛行禁止区域などの）規制措置命令、個人又は部隊の進行ルート、個人又は部隊に割り当てられるタスクを伴うスケジュール及び組織部隊に対する人及び／又は輸送手段の割り当てを含む。プラン表示モジュール（１２６）は、位置（例えば規制措置、ルートなど）に関わる計画用地図（複数）を表示可能であって、ユーザは表示する地図を選択できる。またユーザは、作成又は編集するプランのカテゴリを選定でき、次に選択されたカテゴリのプランを作成又は編集できる。また自動化プランナーも、ユーザの支援を提供される。ＵＡＶルートプランナーは、例えばユーザが、飛行禁止区域にルート中間地点を置くことを阻止する。

メッセージ表示モジュール（１２８）は、ウィンドウと、着信するすべてのネットワークメッセージのリスト（「受信箱」）と、送信するすべてのネットワークメッセージのリスト（「送信箱」）とを含むウィンドウなどのネットワーク情報を含むネットワークレポートを表示し作成するためのコントロールのプログラムと、を提供する。これによってユーザは、レポートをソース、時間、レポートタイプ、送付者などによって選定でき、選択されたメッセージ内容を表示可能になる。またメッセージ表示モジュール（１２８）は、データベースモジュール（１１０）における興味のある項目を選択することによって、メッセージを作成するためのウィンドウシーケンスを提供し、有効な装置の名前、周波数、装置タイプなどのような状態に関するレポートを作成できる。またメッセージ表示モジュール（１２８）は、レポートが作成され送信されたとき、データをプッシュするために使用され得る。

本明細書に使用されるように「アセット」は、（例えばセンサーの）データを提供及び／又はコマンドを受理する装置である。あらゆるアセットは、いくつかの通信機能を有する必要がある。ソフトウェアプラグインは、アセットタイプ毎に提供される。データを生成する例示的なフィールドアセットは、小型航空機（ＭＡＶ）及びオーガニック航空機（ＯＡＶ）などの小型無人航空機（ＵＡＶ）、無人戦闘車輌（ＵＧＡ）、ロボット、防犯カメラ、防犯ゲート、人間追跡機、人間ナビゲーションシステム、移動健康センサー、無人接地センサー（ＵＧＳ）などを含む。あらゆるアセットは、その他のソフトウェアが発見するために、興味のある項目としてそのデータを投稿する必要がある。ＧＰＳのような単純アセットは、いかなる表示も有し得ない。代わりに、それらのデータすべてが興味のある項目において投稿される。パン／傾斜／ズームの映像カメラのような大部分のアセットは、状況表示において監視ウィンドウ及びコントロールウィンドウを提供する。ＵＡＶのように複雑なアセットは、自分自身の表示を有する。

更に、図１で示されるようにアセットデータプラグイン（１４０）は、アセットインセットプラグイン（１２２）及びデータベースモジュール（１１０）と作動可能に通信する。またアセットデータプラグイン（１４０）は、アセット通信プラグイン（１４２）と作動可能に接続される。アセット特有のデータをストア／リトリーブするためのＡＰＩ及びオブジェクトは、アセットデータプラグイン（１４０）において提供される。本データは、アセット名／識別子、タイプ、所有者、位置などの基本アセットデータと、通信リンクステータス、モード、位置、レポート、生中継映像、生中継音声、記録された音声、記録された映像などのセンサーデータと、を含み得る。アセットデータプラグイン（１４０）は、データのための「掲示板」として使用され得、アセット機能によって共有されるフラグを提供できる。またアセットデータプラグイン（１４０）は、システム（１００）と通信するアセットそれぞれに関するアセットデータのインスタンスを有し得る。

アセット通信プラグイン（１４２）は、アセットハードウェアを含む１つ以上のアセットと通信する。ＡＰＩは、アセットと会話するためにアセット通信プラグイン（１４２）において提供され得、アセットに対するデータ取得又は送信、及び、アセットに関する時間的調節、プロトコルなどの処理のための機能を含む。またアセット通信プラグイン（１４２）は、利用可能なアセットリストを保持し、プロトコル変換器を有し、無線通信機、映像デコーダなどに関するドライバを有する。

メッセージプラグイン（１５０）は、メッセージインセットプラグイン（１２４）及びデータベースモジュール（１１０）と作動可能に通信する。またメッセージプラグイン（１５０）は、ネットワーク通信プラグイン（１５２）と作動可能に接続される。メッセージをストア／リトリーブするためのＡＰＩ及びオブジェクトは、メッセージプラグイン（１５０）において提供される。メッセージプラグイン（１５０）は、送信及び受信された（例えば「受信箱」及び「送信箱」の）メッセージの履歴を提供する。そのようなメッセージは、注釈画像などの添付を有し得る。メッセージは、（例えば救命救護要求、支援要求などの）メッセージタイプによって分類され得る。またメッセージプラグイン（１５０）は、システム開始時に設定データによって設定される、ユーザがデータ送信可能な個人及びグループのアドレス帳を提供する。

ネットワーク通信プラグイン（１５２）は、ネットワークハードウェアを含む１つ以上のネットワークと通信し、無線又は有線ネットワーク上でメッセージを送信及び受信するためのユーティリティを提供する。これらのユーティリティは、プロトコル（例えば可変メッセージフォーマット（ＶＭＦ）、Link-16）及び実際の装置（例えば無線通信機、ＬＡＮ）のドライバに関する詳細を隠す。ネットワークにデータを取得又は送信するためのデータ統合化制御機能に関するＡＰＩは、ネットワーク通信プラグイン（１５２）において提供される。

自動化動作プラグイン（１６０）は、データベースモジュール（１１０）とだけでなくアセット通信プラグイン（１４２）及びネットワーク通信プラグイン（１５２）ともまた作動可能に通信する。自動化動作プラグイン（１６０）は、興味のある項目に関して聞くことが可能であって、コマンド又は新しい興味のある項目の作成に反応できる。また自動化動作プラグイン（１６０）は、アセット（単数又は複数）又はメッセージング機能に直接にコマンドを発行できる。多くの自動化動作は、バックグラウンドで実行し、したがってそれらはいかなる表示も有しない。

自動化動作プラグイン（１６０）は、ユーザの指示なしに実行するアセット特有の機能を提供する。アセット特有の機能は、例えば映像用の記号オーバレイを生成可能であって、ＵＡＶの十字線下にある地勢地点座標を計算可能であって、ＵＡＶ映像などにおける自動目標追跡を提供可能である。また自動化動作プラグイン（１６０）は、ユーザの指示なしにネットワークのデータ及びＩＯＩ（複数）に応答するネットワーク機能を提供する。自動化動作プラグイン（１６０）は、例えば着信する目標報告をＩＯＩに自動的に追加可能であって、目標ＩＯＩが更新されたとき、報告を自動的に送信したり又は他の自動化機能を提供できる。例示的な他の自動化動作は、動作探知器をトリガーした目標を監視するために最も近くにあるカメラを自動的に始動することと、報告された目標を監視するためのＵＡＶを自動的に飛ばすことと、センサーが故障を報告したときに車両の部品を自動的に発注することと、を含む。

システムオペレーション
システム（１００）の動作の間、フィールドアセットなどのネットワークコンポーネントが、その他のネットワークに対し興味あるか又は有用であり得るいくつかのデータを有する場合、コンポーネントは、ＩＯＩを作成し、それを維持し、データベースモジュール（１１０）の共有黒板上にそれを投稿する。更にアセットは、監視、制御され得、メッセージは、受信、送信され得る。

アセットを監視する際にシステム（１００）は、最初にユーザが、ＵＡＶ、人間ナビゲーションシステムなどのシステムにプラグインされるタイプによってアセットを聞く許可を有するかチェックする。システム（１００）は、次に範囲内のアセットを自動的に検索しユーザが１つ以上のアセットを選択できるように利用可能なアセットをリストする。アセットが、表示画面でユーザに対し示され、聞き取り専用モードで遠隔測定データ及びレポートを自動的に受信し記録可能である。ユーザは、（もしあれば）アセットセンサーのフィード（feed）を監視可能であって、ユーザはセンサーフィードのためのアセットを選定可能である。ユーザは、同時映像ソース（例えばリモートの映像端末）を監視及び／又は記録可能であって、同時音声ソース（例えば建物内のＵＧＳマイクロホン）を監視及び／又は記録可能である。

アセットを制御する際、システム（１００）は最初に、ユーザ許可ファイル中のアセットの名前又は識別子のチェックなど、アセットに命令する許可をユーザが有することをチェックする。システム（１００）は、ユーザが１つ以上のアセットを選択可能なように、範囲内のアセットを自動的に検索し利用可能アセットをリストする。アセットが表示画面でユーザに対し表示され、ユーザは制御するためにアセットを選択する。ユーザは制御するためアセットを１時に１つ選定し、コントロールパネルがユーザに対して表示され、コマンドをアセットに送信できる。

メッセージを受信するためにシステム（１００）は最初に、ユーザが有効なネットワークを聞く許可を有するかチェックする。システム（１００）は、有効なネットワークすべてから着信する報告を自動的に受信する。表示アイコンが、報告データを示す表示画面上に表示され、ユーザは、より詳細についての報告を選択できる。

メッセージを送信するためにシステム（１００）は最初に、ユーザが有効なネットワークと話す許可を有するかチェックする。ユーザは、送信するためのレポートタイプ及び受取人を選択することによって、及び、レポートフィールドに記入することによって、指示する報告を手動送信できる。位置が要求された場合、ユーザは、地図から１つ以上の地点を選択し、次に報告を送信できる。またシステム（１００）は、自動的に報告を送信することもできる。システム（１００）は、状況表示上に特別なタイプ（例えば目標）に関する興味のある項目をフィルタリングする。ユーザは、構成時に特別なタイプを設定できる。システム（１００）は、報告及び整理箱を自動生成し項目データを用いてそのフィールドを埋める。
報告は次に自動的に送信される。

ソフトウェアプラグイン
図２は、システム（１００）において使用されるプラグインに関して実施され得るソフトウェアプラグインシステム（２００）の概念図である。システム（１００）において使用されるプラグインそれぞれは、ソフトウェアアーキテクチャが注意を向けるディレクトリ下にフォルダを有する。プラグインマネージャ（２１０）は、特定のプラグイン（２２０）を生成する。プラグイン（２２０）は、このプラグインを実行する方法を記述するＸＭＬファイル（２２２）、このプラグインによって提供されたプラグ及びこのプラグインに適する（すなわちそれが「プラグイン」する）プラグを有する。プラグイン（２２０）は、ソフトウェアアーキテクチャ又は別のプラグインによって提供されるインタフェースを実装するためのインタフェース実施プログラム（２２４）を有する（それでソフトウェアはプラグインを呼ぶ方法を知っている）。そのようなインタフェースを「プラグ」と呼ぶ。プラグインホスト（２３０）は、プラグイン（２２０）のためのプラグ（２３４）を提供するＸＭＬファイル（２３２）を有する。ＸＭＬファイル（２２２）は、プラグ（２３４）を介しＸＭＬファイル（２３２）と接続される。またプラグインホスト（２３０）は、プログラム（２２４）と作動可能に通信する呼び出しインタフェースプログラム（２３６）を有する。プラグインマネージャ（２１０）は、オンデマンドでプラグインを作成し実行するためにＸＭＬファイル（２２２）及び（２３２）を使用する。

本ソフトウェアアーキテクチャは、これらのプラグ：透視図、アセットタイプ、メールプロトコル、インスタントメッセージ（ＩＭ）プロトコル及び動作を提供する。ソフトウェアアーキテクチャは、アプリケーションが実行されたとき、プラグインを見出し初期化する。

図３は、２つのプラグを適合し１つのプラグを提供する例示的なアセットプラグインシステム（３００）の概念図である。アセットプラグインシステム（３００）は、通信装置プラグ（３１２）を提供するＸＭＬファイル（３１０）を有するアセットプラグイン（３０２）を含む。またプラグイン（３０２）は、アセットタイプインタフェースを実装するためのプログラム（３２０）、透視図インタフェースを実装するためのプログラム（３２２）及び通信呼び出しプログラム（３２４）を含む。アセットプラグイン（３０２）は、無人航空機、無人接地センサー、無人戦闘車輌又は人間追跡機などの様々なアセット用に構成され得る。

表示マネージャモジュール（３３０）は、プラグイン（３０２）のプログラム（３２２）と作動可能に通信する透視図呼び出しプログラム（３３２）呼び出しを有する。表示マネージャモジュール（３３０）におけるＸＭＬ（３３４）は、プラグイン（３０２）のための透視図プラグ（３３６）を提供する。アセットマネージャモジュール（３４０）は、プラグイン（３０２）のプログラム（３２０）と作動可能に通信するアセットタイプ呼び出しプログラム（３４２）を有する。アセットマネージャモジュール（３４０）におけるＸＭＬファイル（３４４）は、プラグイン（３０２）のためのアセットタイププラグ（３４６）を提供する。

遠隔測定無線通信プラグイン（３５０）は、プラグイン（３０２）の通信呼び出しプログラム（３２４）と作動可能に通信する通信インタフェースを実装するプログラム（３５２）を有する。遠隔測定無線通信プラグイン（３５０）は、プラグイン（３０２）の通信装置プラグ（３１２）と接続される。映像無線通信プラグイン（３６０）は、プラグイン（３０２）の呼び出し通信プログラム（３２４）と作動可能に通信する通信インタフェースを実施するためのプログラム（３６２）を有する。また映像無線通信プラグイン（３６０）は、プラグイン（３０２）の通信装置プラグ（３１２）とも接続される。

図４は、メッセージプラグインの例示的な分類を表示する階層図である。メッセージマネージャ（４１０）は、プロトコル又はネットワークに関わらず、メッセージすべてを処理するための単一のメッセージングインタフェースを提供する。メッセージングインタフェースは、２つの基本モード：インスタントメッセージ（ＩＭ）及びメールボックスを有する。ＩＭマネージャ（４２０）は、パーサ、表示、送信／受信機能を有する伝達プロトコルプラグイン（４２２）を含む。また、非サーバプラグイン（４２４）は、パーサ、表示、送信／受信機能だけでなく、テキストプログラム（４２６）も有する。またＩＭマネージャ（４２０）は、過去の会話フォルダ（４２８）を含む。

メールボックスマネージャは、テキスト（パーサ、表示、ハンドラ）及びハイパーテキストマークアップ言語（ＨＴＭＬ）などのメッセージタイプのための標準プロトコルプラグイン（４３０）を含む。ＶＭＦプロトコルプラグイン（４３２）は、ＳＰＯＴ（潜在的脅威報告）及びＰＯＳ（味方の位置報告）などのメッセージタイプのために提供される。ＰＯＳは、パーサ、表示及びハンドラ機能を提供する。またメールボックスマネージャは、受信箱（４３４）、送信済項目フォルダ（４３６）及びユーザフォルダ（４３８）を提供する。またメッセージマネージャ（４１０）は、メッセージ表示マネージャ（４４０）及びアドレス帳（４４２）を提供する。

メッセージを送信する際、ユーザは受信者及びメッセージタイプを選択できる。メッセージタイプは、メッセージパッシングプロトコルから独立している。このようにユーザは、そのフィールドを指定する必要があるだけである。メッセージングプロトコルはメッセージをまとめ、ネットワーク上に送信する。着信するメールメッセージは、例えば救命救護要求又は味方の位置通報である興味のある項目を作成する。メッセージタイプ用プラグインは、どのようにメッセージを読み構成するか理解している。ユーザのための表示画面は、メッセージ監視ウィンドウ、メッセージコントロールウィンドウ及びメッセージング表示ウィンドウを有し得る。

例示的実装

図５は、報告された侵入者の最も近くにあるカメラを指示するための自動化機能を使用し実装される情報統合化システム（５００）を示す。システム（５００）は、１つ以上の興味のある項目とデータベースモジュール（５１０）を有する。状況表示モジュール（５２０）は、ユーザ（５３０）がカメラフィードを見ることを可能にするカメラインセットプラグイン（５２２）を含む。カメラ映像プラグイン（５４０）は、カメラインセットプラグイン（５２２）と作動可能に通信する。またカメラ映像プラグイン（５４０）は、カメラ通信プラグイン（５４２）と作動可能に接続される。メッセージプラグイン（５５０）は、データベースモジュール（５１０）と作動可能に通信し、ネットワーク通信プラグイン（５５２）と作動可能に接続される。自動監視動作プラグイン（５６０）は、データベースモジュール（５１０）及びカメラ通信プラグイン（５４２）と作動可能に通信する。

システム（５００）の作動の間、侵入の報告（５７０）は、ネットワーク通信プラグイン（５５２）に送信され、メッセージプラグイン（５５０）を介しデータベースモジュール（５１０）において対応する検知ＩＯＩ（５７２）を投稿する。自動監視動作プラグイン（５６０）は、ＩＯＩ（５７２）を見て、最も近くにある有効なカメラを選定する。自動監視動作プラグイン（５６０）は、カメラ通信プラグイン（５４２）及びカメラ映像プラグイン（５４０）を介し、侵入場所を見るために、カメラを開始するためのコマンド（５７４）を送信する。カメラインセットプラグイン（５２２）は、表示画面上で侵入場所の光景をユーザ（５３０）に提供する。

図６は、ユーザが地図上にルートプランを構築する情報統合化の実装（６００）を示す。実装（６００）は、１つ以上の興味のある項目を有するデータベースモジュール（６１０）を利用する。プラン表示モジュール（６２６）は、ユーザ（６３０）にプラン表示を開始させる。メッセージプラグイン（６５０）は、ネットワーク通信プラグイン（６５２）と作動可能に接続される。ルート中継動作プラグイン（６６０）は、データベースモジュール（６１０）及びメッセージプラグイン（６５０）と作動可能に通信する。

実装（６００）の作動の間、ユーザ（６３０）は、プラン表示を開始し、味方の場所及びアセットを表示する。ユーザは、表示された地図上にルートプラン（６７０）を作成し、中間地点を選定する。ユーザがルートプラン（６７０）を作成すると、中間地点と共にルートＩＯＩ（６７２）が作成され、ルートが地図上に描画される。ユーザは部隊にＩＯＩ（６７２）の一部となるルートを割り当てる。ルート中継動作プラグイン（６６０）は、ルートＩＯＩ（６７２）から新しいルートを見て、メッセージプラグイン（６５０）を介し部隊にコマンドメッセージを送信する。ルートを割り当てられた部隊は、（６８０）においてネットワーク通信プラグイン（６５２）からルートプランを受信する。

図７は、新しいタスクが到着したとき、自動化機能がユーザに警告する情報統合化の実装（７００）を示す。実装（７００）は、１つ以上の興味のある項目を有するデータベースモジュール（７１０）を利用する。状況表示モジュール（７２０）は、ユーザ（７３０）がメッセージを見ることを可能にするメッセージインセットプラグイン（７２２）を含む。ユーザが有するＧＰＳは、データベースモジュール（７１０）と作動可能に通信するＧＰＳ通信モジュール（７４０）を含む。メッセージプラグイン（７５０）は、ネットワーク通信プラグイン（７５２）と作動可能に接続される。警告動作プラグイン（７６０）は、データベースモジュール（７１０）及び状況表示モジュール（７２０）と作動可能に通信する。

実装（７００）の作動の間、警告動作プラグイン（７６０）は、ユーザに関する新しいスケジュール及びタスクを聞く。指揮官からのスケジュールなどのメッセージ（７７０）が、ネットワーク通信プラグイン（７５２）を介し、メッセージプラグイン（７５０）に送信される。スケジュールなど到着するメッセージの一覧（７７２）が、メッセージプラグイン（７５０）からメッセージインセットプラグイン（７２２）に送信され、関連するタスクＩＯＩ（７７４）が、データベースモジュール（７１０）において生成される。警告動作プラグイン（７６０）は、新しいタスクがユーザに割り当てられたか決定するためにタスクＩＯＩ（７７４）を見る。新しいタスクがユーザに到着したとき、警告を表示するためのコマンド（７７６）が、警告動作プラグイン（７６０）から状況表示モジュール（７２０）に送信される。ユーザは、次に（７８０）において警告を表示される。例えば、ユーザが特定の期限までに指示された目的地に到着する必要がある場合、このスケジュールの到着を示す警告信号がユーザに表示され得る。ユーザが期限までに目的地の近くにいない場合、警告信号がまたこの地点にいるユーザに与えられ得る。

例示的なフィールド使用
本システムは、幅広いアプリケーションにおいて利用され得る。本システムは、例えば対象範囲を設定し、危険を監視し、人々を配置し、救出を調整するために、検索及び救難活動において利用され得る。そのような活動における例示的なフィールドユーザは、警察署及び消防署、沿岸警備隊、ヘリコプターパラシュート救出ジャンパー、国立公園レスキュー隊、他のレスキュー隊を含み得る。

また本システムは、商業及び政府の敷地の警備活動に使用され得る。これらの活動は、地上及び人員を監視するための既知である固定の敷地、センサー及びネットワークを有していて、警告及び不法侵入者に対応するためのチームを適所に有する。そのような活動における例示的なフィールドユーザは、核施設、輸送警備、市及び国際港警備、空港警備、商用又は一般の国際航空警備、看守警備、法人地上警備、航空機不正アクセス防止警備、軍事基地警備及びミサイル格納庫警備を含み得る。

また本システムは、産業維持活動においても使用され得る。これらの活動は、石油化学プロセス監視などのセンサーを設備内に有していて、それは移動可能な技術者に警告し、現場での技術者にデータを提供できる。更に、本システムは、精油所警備及び化学プラント警備によって使用され得る。

更に、本システムは、戦時の間の戦闘又は警察活動に関するような戦況認識において利用され得る。そのような状況は、通常新しい守備範囲、ルーズセンサー及びネットワーク範囲を有する。本システムは、センサー及びネットワーク（複数）をリモートに置き、敵意を持つ人の場所の脅威を識別し、状況への対応を調整するために使用され得る。例示的な戦術フィールドユーザは、特別機動（ＳＷＡＴ）部隊、陸軍及び海兵隊及び小隊コマンド／コントロール及び監視（例えば超小型飛行機）、米海軍特殊部隊及びアーミーレンジャーズのような特殊部隊及びその他を含む。

更に、本システムは、小型無人航空機（ＵＡＶ）用及び反撃用簡易爆破装置（反撃用ＩＥＤ）対策用の未来戦闘システム（ＦＣＳ）取り外し可能制御装置（ＤＣＤ）の一部として小型無人航空機（ＵＡＶ）による海軍の「戦闘」船の周辺監視をする際に使用され得る。また本システムは、状況を理解し共有するために、小隊及び中隊の指揮官によって使用され得る。例えば本システムは、選択された目標と共に味方のオーバレイを表示することによって、同士討ちを防ぐために使用され得る。

図８は、軍事活動における本発明のシステムの例示的なフィールド使用の概念図である。複数のＵＡＶ（８１０）、少なくとも１つのＵＧＶ（８１２）、少なくとも１機のヘリコプター（８１４）、少なくとも１台のオール地勢移動車両（８１６）及び少なくとも１つの無人接地センサー（８１８）のように様々なアセットがフィールドにおいて使用される。前述のように状況ソフトウェア（８２０）は、兵員（８２２）及び指揮官用車両（８２４）などのユーザによって持ち運ばれる携帯用装置に実装される。携帯用装置は、アセット、ネットワークレポート及び興味のある項目に関するアイコンを有する地図を表示可能な状況表示を有する。また兵員（８２２）は、人間追跡機（８２６）を持ち運び得る。

例示的な状況表示の画面（９００）を図９に示す。表示画面（９３０）は、地図（９２０）上でオーバレイされるＩＯＩに関するアイコン（９１０）、（９１２）及び（９１４）を表示する。ユーザは、監視ウィンドウ（９３０）に表示するためのアセット又はメッセージングを選定できる。またユーザは、アセット又はメッセージングを制御するための簡易化したコントロール（９４２）を提供するコントロールウィンドウ（９４０）において表示するためのアセット又はメッセージングを選定できる。例えば認証されたユーザは、コントロールウィンドウ（９４０）を使用しＵＡＶを制御できる。

本システムにおけるＩＯＩの使用は、任意のソフトウェア機能が対象データを「発見」することを可能にすることと、センサー統合を支援するような情報へデータを変換するための第１のレベルを提供することと、情報共有プロトコルを変更せずに機能を追加又は移動できる大規模システムを許していること、などの多くの利点を提供する。更に、完全に異なる機能が、多くのソースからＩＯＩ（複数）の共通の場所、アクセス及び内容／フォーマットを使用して、関連データを共有可能である。本システムは、例えば製油所のセンサー警告を調査する維持チームを自動的に派遣するために利用され得る。別の例においては、本システムは、目標としてセンサーの追跡にラベル付けし、軍事ネットワークにこの情報を伝達するために使用され得る。

本発明のシステム及び方法の処理において使用される様々な処理タスク、計算並びに信号及び他のデータの生成を実行するための命令は、ソフトウェア、ファームウェア又は他の計算機可読命令において実施され得る。これらの命令は通常、計算機可読命令又はデータ構造の記憶用に使用される適切な任意の計算機可読媒体にストアされる。そのような計算機可読媒体は、汎用若しくは専用の計算機又はプロセッサ又は任意のプログラム可能論理回路によってアクセスされ得る使用可能な任意の媒体であり得る。

適切な計算機可読媒体は、例えばＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ又はフラッシュメモリなどの半導体記憶装置を含む不揮発性記憶装置、内部ハードディスク又は取り外し可能ディスクなどの磁気ディスク、光磁気ディスク、ＣＤ、ＤＶＤ又は他の光記憶装置ディスク、不揮発性ＲＯＭ、ＲＡＭ及びその他の媒体又は所望の計算機実行可能命令又はデータ構造の形式でプログラムコード資産を持ち運ぶか又はストアするために使用できる任意の他の媒体を含み得る。前述のもののいくつかは、特別に設計された特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）又はフィールドプログラマブルゲートアレイ（ＦＰＧＡ）によって補完され得るか又は組み込まれ得る。情報が、ネットワーク又は（配線接続、無線又は配線接続若しくは無線の組み合わせのいずれかの）別の通信接続において、計算機に送信されるか又は提供されるとき、計算機はその接続を計算機可読媒体として適切と見なす。こうして、そのような任意の接続は、計算機可読媒体として適切に呼ばれる。また前述の組み合わせは、計算機可読媒体の範囲内に含まれる。

本発明のシステムは、プログラムモジュール又はアプリケーションなどの計算機可読命令において実施され得、データプロセッサによって実行される。一般にプログラムモジュール又はアプリケーションは、特定のタスクを実行するか又は特定の抽象データタイプを実施する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、データコンポーネント、データ構造、アルゴリズムなどを含む。これらは、本明細書に開示された方法のステップを実行するためのプログラムコードの例を示す。そのような実行可能命令の特定のシーケンス又は関連するデータ構造は、そのようなステップにおいて記載された機能を実施するために対応する動作例を示す。

本発明は、本質的な特徴から逸脱せずに他の特定の形態で具現化され得る。記載の本実施形態は、あらゆる点において例示的であって、限定的ではないと考えられるべきである。したがって、本発明の範囲は、前述の説明によるというよりむしろ添付の請求項によって示される。本請求の同等な意味及び範囲内の変更すべてが、それらの範囲内に包含される。

ネットワークにおいて情報共有を実施するために利用され得る情報統合化システムの概念図である。 図１のシステムにおいて使用されるプラグインに関して実装され得るソフトウェアプラグインシステムの概念図である。 例示的なアセットプラグインシステムの概念図である。 例示的なメッセージプラグインの分類を示す階層図である。 報告された侵入者に最も近くにあるカメラを差し示すための自動化機能と共に実装される情報統合化システムの概念図である。 ユーザが地図上でルートプランを構築する情報統合化実装の概念図である。 新しいタスクが到着したとき、自動化機能がユーザに警告する情報統合化実装の概念図である。 軍事活動における情報統合化システムの例示的なフィールド使用の概念図である。 情報統合化システムにおいて使用され得る例示的な状況表示画面の概念図である。

Claims (3)

1. 異種のデータソースからの情報を統合するためのシステムであって、
   １つ以上の興味のある項目を識別する情報データベースを維持するために作動可能なデータベースモジュールと、
   前記データベースモジュールと作動可能に通信する状況表示モジュールと、
   前記データベースモジュールと作動可能に通信するアセットデータプラグインと、
   前記アセットデータプラグインと作動可能に接続されたアセット通信プラグインであって、１つ以上のアセットと通信するように構成されるものと、
   前記データベースモジュールと作動可能に通信するメッセージプラグインと、
   前記メッセージプラグインと作動可能に接続されたネットワーク通信プラグインであって、１つ以上のネットワークと通信するように構成されるものと、
   前記データベースモジュール、前記アセット通信プラグイン及び前記ネットワーク通信プラグインと作動可能に通信する自動化動作プラグインと、を含み、
   前記状況表示モジュール、前記アセットデータプラグイン、前記メッセージプラグイン及び前記自動化動作プラグインがすべて、前記データベースモジュールに１つ以上の興味のある項目を送信するか又は前記データベースモジュールにおける１つ以上の興味のある項目に関して聞くように構成されるシステム。
2. 更に、前記データベースモジュールと作動可能に通信するプラン表示モジュールと、前記データベースモジュールと作動可能に通信するメッセージ表示モジュールと、を含む請求項１記載のシステム。
3. 前記状況表示モジュールが、前記アセットデータプラグインと作動可能に通信するアセットインセットプラグインと、前記メッセージプラグインと作動可能に通信するメッセージインセットプラグインと、を含むことを特徴とする請求項１記載のシステム。

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