JP2009171583A - アンテナモジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】広帯域幅特性を有するアンテナモジュールを提供する。
【解決手段】アンテナモジュールは、誘電体基板と、接地素子と、伝送素子と、放射素子と、を備える。誘電体基板は、第1の表面及び第2の表面を有する。接地素子は第1の表面に配置される。伝送素子及び放射素子は第2の表面に配置される。放射素子は、第1の辺及び第2の辺を有する第1のサブ放射素子を含む。第1のサブ放射素子は、第1の辺で伝送素子に接続され、第1のサブ放射素子の幅は、第1の辺から第2の辺に向かって徐々に広くなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナモジュールに関し、特に、広帯域幅特性を有するアンテナモジュールに関する。
本願は、2008年1月14日に出願された台湾特許出願第97101355号の利益を主張し、当該特許文献の主題は参照により本明細書に援用される。
無線通信技術の発展と共に、ますます多くの電子製品がさまざまな通信機能を有するようになっている。無線通信は、無線広域ネットワーク(WWAN)、無線都市規模ネットワーク(WMAN)、無線ローカルエリアネットワーク、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)又はブルートゥースなどさまざまであり、各種の通信がその対応する動作帯域幅を有する。
無線通信技術は、さまざまなアンテナを採用して、対応する帯域幅の信号を送受信する。無線システムが複数の帯域幅内で動作する場合、ほとんどのアンテナは、複数組の独立したアンテナ群を利用して目的とするアンテナダイバーシティを達成する。たとえば、独立したアンテナは特許文献1に開示されており、別の独立したアンテナは特許文献2に開示されている。しかしながら、このように、システムの複雑度が大幅に増すと、空間利用割当量が大幅に減少する。
米国特許第4890114号明細書 米国特許第6181284号明細書
2組のアンテナ群を組み合せて1つの複雑なアンテナを形成する場合であっても、2組のアンテナ群間の干渉が放射帯域幅に深刻な影響を与えることが多い。各アンテナ群の元の性能が低減することさえある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、広帯域幅特性を有するアンテナモジュールを提供することを目的とする。
本発明はアンテナモジュールに関し、当該アンテナモジュールは、放射素子及び接地素子の形状の設計による広帯域幅特性を有する。
本発明の一態様によれば、アンテナモジュールが提供される。アンテナモジュールは、誘電体基板と、接地素子と、伝送素子と、放射素子と、を備える。誘電体基板は、第1の表面及び第2の表面を有する。接地素子は第1の表面に配置される。伝送素子及び放射素子は第2の表面に配置される。放射素子は、第1のサブ放射素子を含む。第1のサブ放射素子は、第1の辺及び第2の辺を有する。第1のサブ放射素子は、第1の辺で伝送素子に接続され、第1のサブ放射素子の幅は、第1の辺から第2の辺に向かって徐々に広くなる。
第1のサブ放射素子の幅が徐々に増大することによって、第1のサブ放射素子の等価インピーダンスは、最低周波数から最高周波数までの無線信号が伝送される場合に、伝送プロセスのインピーダンスに概ね等しくなる。したがって、最低周波数から最高周波数までの無線信号が伝送される場合に、帯域幅全体の無線信号のフィードバック量は、使用されるプロトコルによって規定される標準値を下回り、広帯域幅効果が得られる。
また、本発明の一態様では、前記第1の表面は、第1の領域と第2の領域とに分割され、前記第2の領域は、前記第1の表面から前記第1の領域を除いた他の領域であり、前記接地素子は、前記第1の領域に配置され、前記伝送素子は、前記第1の領域の上方に配置され、前記第1のサブ放射素子は、前記第2の領域の上方に配置される。
また、本発明の一態様では、前記第1のサブ放射素子は、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続する第1の放射縁部を有し、前記伝送素子は、前記第1の放射縁部に接続される伝送縁部を含む。
また、本発明の一態様では、前記第1のサブ放射素子は、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続する第1の放射縁部を含み、前記第1の放射縁部は、滑らかな曲線の形状である。
また、本発明の一態様では、前記第1のサブ放射素子は、2つの対向する第1の放射縁部を有し、前記2つの第1の放射縁部は、前記第1のサブ放射素子の対称軸に関して対称である。
また、本発明の一態様では、前記第1の放射縁部は、楕円曲線の一部の形状である。
また、本発明の一態様では、前記放射素子は、第2の放射縁部を有する第2のサブ放射素子をさらに含み、前記第2の放射縁部は、前記第1の放射縁部に接続されると共に直線の形状である。
また、本発明の一態様では、前記第2のサブ放射素子は、長方形である。
また、本発明の一態様では、前記伝送素子は、伝送縁部を有し、前記伝送縁部は、前記第1の放射縁部に接続されると共に第1の長さを有し、前記第1の放射縁部は、第2の長さを有し、前記第2の放射縁部は、第3の長さを有し、前記第2の長さと前記第3の長さとの和は、前記アンテナモジュールの最低動作周波数に関連する。
また、本発明の一態様では、前記第1のサブ放射素子は、第1の放射縁部を有し、前記第1の放射縁部は、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続すると共に直線の形状である。
また、本発明の一態様では、前記第1のサブ放射素子は、第1の放射縁部を有し、前記第1の放射縁部は、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続すると共に折れ線の形状である。
また、本発明の一態様では、前記第1のサブ放射素子は、第1の放射縁部を有し、前記第1の放射縁部は、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続すると共に段がつけられている。
また、本発明の一態様では、前記接地素子は、第1のサブ接地素子であって、前記伝送素子が該第1のサブ接地素子の上方に配置される、第1のサブ接地素子と、前記第1のサブ接地素子に接続される少なくとも1つの第2のサブ接地素子と、を含み、前記第2のサブ接地素子は、前記第1のサブ接地素子の上部に接続される接地縁部を有し、前記第1のサブ放射素子は、第1の放射縁部を有し、前記第1の放射縁部は、前記第1のサブ放射素子の前記第1の辺と前記第2の辺とを接続し、前記接地縁部は、前記第1の放射縁部に近接する。
また、本発明の一態様では、前記接地縁部は、滑らかな曲線の形状である。
また、本発明の一態様では、前記接地縁部は、楕円曲線の一部の形状である。
また、本発明の一態様では、前記接地縁部は、前記第1の放射縁部と類似の形状である。
また、本発明の一態様では、前記接地素子は、2つの第2のサブ接地素子を含み、前記2つの第2のサブ接地素子はそれぞれ、前記第1のサブ放射素子の2つの辺に配置される。
また、本発明の一態様では、前記第1のサブ接地素子は、長方形である。
また、本発明の一態様では、前記第1のサブ接地素子の面積は、前記伝送素子の面積よりも広い。
以下の説明、添付の特許請求の範囲、及び添付の図面に関して、本発明のこれらの並びに他の特徴、態様、及び利点がより理解されるであろう。
本発明の第1の実施形態のアンテナモジュールを示す概略図である。 図1のアンテナモジュールを示す上面図である。 図1のアンテナモジュールの、放射素子、接地素子、及び伝送素子と、第1の表面との関係を示す概略図である。 図1のアンテナモジュールのリターンロス測定チャートを示す概略図である。 本発明の第2の実施形態のアンテナモジュールを示す上面図である。 本発明の第3の実施形態のアンテナモジュールを示す上面図である。 本発明の第4の実施形態のアンテナモジュールを示す上面図である。 本発明の第5の実施形態のアンテナモジュールを示す上面図である。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態のアンテナモジュール100を示す概略図である。アンテナモジュール100は、誘電体基板110と、接地素子120と、伝送素子140と、放射素子130と、を備える。誘電体基板110はたとえば、エポキシ樹脂又はガラス繊維から形成される。誘電体基板110は、第1の表面110a及び第2の表面110bを有する。接地素子120は第1の表面110aに配置される。伝送素子140及び放射素子130は第2の表面110bに配置される。接地素子120、伝送素子140、及び放射素子130は、たとえば、印刷される金属層、又は付加的に付着される金属シートとすることができる。
放射素子130は、第1のサブ放射素子131を少なくとも含む。第1のサブ放射素子131は、第1の辺S1と、当該第1の辺S1と対向する第2の辺S2と、を有する(図1において、第1の辺S1及び第2の辺S2は破線で示されている)。第1のサブ放射素子131は、第1の辺S1で伝送素子140に接続され、第1のサブ放射素子131の幅は、第1の辺S1から第2の辺S2に向かって徐々に広くなる。
図2Aは、図1のアンテナモジュール100を示す上面図である。詳細には、伝送素子140は伝送縁部140Sを有し、第1のサブ放射素子131は第1の放射縁部131Sを有する。伝送縁部140Sは第1の放射縁部131Sに接続され、第1の放射縁部131Sは第1の辺S1と第2の辺S2とを接続する。
本実施形態では、伝送素子140は2つの伝送縁部140Sを有し、第1のサブ放射素子131は2つの第1の放射縁部131Sを有する。2つの伝送縁部140Sは、伝送素子140の中心軸L1に関して対称である。2つの第1の放射縁部131Sは、第1のサブ放射素子131の対称軸L2に関して対称である。すなわち、本実施形態の伝送素子140及び第1のサブ放射素子131は、対称構造である。
第1の放射縁部131Sは、滑らかな曲線の形状である。2つの第1の放射縁部131Sは、第1の辺S1においては互いに近く、第2の辺S2においては互いに遠く離れている。すなわち、第1の辺S1における2つの第1の放射縁部131S間の距離は、第2の辺S2における2つの第1の放射縁部131S間の距離よりも小さい。2つの第1の放射縁部131S間の距離は、第1の辺S1から第2の辺S2に向かって徐々に増大する。すなわち、第1のサブ放射素子131は噴火口状である。
たとえば、滑らかな曲線は、楕円曲線の一部、円曲線の一部、放物曲線の一部、又は他の曲線である。本実施形態では、第1の放射縁部131Sのそれぞれは、四分の一楕円曲線の形状である。楕円曲線は長径及び短径を有し、長径と短径との比は1.3〜3である。長径と短径との比は1.5〜2であることが好ましい。
伝送縁部140Sと第1の放射縁部131Sとの間の角θ1は90度よりも大きい。すなわち、伝送縁部140S及び第1の放射縁部131Sは、それらの接続個所において鋭角を形成しない。伝送縁部140S及び第1の放射縁部131Sは、滑らかな直線又は滑らかな曲線とすることができ、伝送縁部140Sと第1の放射縁部131Sとの接続個所も滑らかである。このようにして、無線信号は円滑に放出される(又は取り込まれる)ことができ、ある位置で大きくフィードバック(又は反射)されることがない。
本実施形態の放射素子130は、第2のサブ放射素子132をさらに含む。第2のサブ放射素子132は第2の放射縁部132Sを有し、第2の放射縁部132Sは第1の放射縁部131Sに接続される。第2の放射縁部132Sは直線の形状である。本実施形態の第2のサブ放射素子132は、長方形構造とすることができる。第2のサブ放射素子132は、第1のサブ放射素子131が第2の辺S2におけるインピーダンス整合要件を満たすよう、第2の辺S2における第1のサブ放射素子131の対応する等価インピーダンスを調整するために使用される。
本実施形態では、第2の放射縁部132Sと第1の放射縁部131Sとの間の角θ2も90度より大きい。伝送縁部140S、第1の放射縁部131S、及び第2の放射縁部132Sは、直線又は滑らかな曲線の形状とすることができ、それらの接続個所において鋭角を形成しない(接続個所でも滑らかである)。したがって、無線信号は円滑に放出される(又は取り込まれる)ことができ、ある位置で大きくフィードバック(又は反射)されることがない。
第2のサブ放射素子132は2つの第2の放射縁部132Sを有し、2つの第2の放射縁部132Sは、第2のサブ放射素子132の対称軸L3に関して対称である。したがって、第2のサブ放射素子132も対称構造である。
図1及び図2Aに示されるように、接地素子120は、第1のサブ接地素子121と、少なくとも1つの第2のサブ接地素子122と、を含む。伝送素子140は第1のサブ接地素子121の上方に配置される。第1のサブ接地素子121は第1の接地縁部121Sを有する。本実施形態では、第1のサブ接地素子121は長方形構造である。第1のサブ接地素子121の面積は、伝送素子140の面積よりも大きい。
第2のサブ接地素子122は第1のサブ接地素子121に接続される。第2のサブ接地素子122は接地縁部122Sを有する。接地縁部122Sは第1のサブ接地素子121の上部に接続される。
図2Bは、図1のアンテナモジュール100の、放射素子130、接地素子120、及び伝送素子140と、第1の表面110aとの関係を示す概略図である。接地素子120が配置される第1の表面110aは、第1の領域A1と第2の領域A2とに分割される。(第1のサブ接地素子121と第2のサブ接地素子122とを含む)接地素子120は第1の領域A1に配置され、第2の領域A2は、第1の表面110aから第1の領域A1を除いた他の領域である。図2Bに示されるように、伝送素子140は第1の領域A1の上方に配置される。第1のサブ放射素子131及び第2のサブ放射素子132は第2の領域A2の上方に配置される。すなわち、伝送素子140は接地素子120と重なる。第1のサブ放射素子131及び第2のサブ放射素子132は接地素子120と重ならない。
本実施形態の接地素子120は、2つの第2のサブ接地素子122を含む。2つの第2のサブ接地素子122はそれぞれ、第1のサブ放射素子131の2つの辺に配置される。接地縁部122Sは第1の放射縁部131Sに近接する。接地縁部122Sは、第1の放射縁部131Sと類似の形状であることが好ましい。そうすれば、無線信号が第1の放射縁部131Sと接地縁部122Sとの間で共振モードを形成するとき、無線信号のエネルギーが一定の大きさに維持され、失われない。
本実施形態では、第1の放射縁部131Sは四分の一楕円曲線であり、接地縁部122Sも楕円曲線の一部の形状であり、二分の一楕円曲線の形状であることが好ましい。
本実施形態では、伝送縁部140Sは、たとえば20.0469ミリメートルの第1の距離D1を有する。
第1の放射縁部131Sは、たとえば13.0931ミリメートルの長半径と、たとえば9.0411ミリメートルの短半径と、を有する。すなわち、長径と短径との比は約1.45である。第1の放射縁部131Sは、たとえば17.52ミリメートルの第2の長さD2を有する。第1の辺S1における第1のサブ放射素子131の幅は、たとえば2.9300ミリメートルであり、第2の辺S2における第1のサブ放射素子131の幅は、たとえば21.0700ミリメートルである。
第2のサブ放射素子132の第2の放射縁部132Sは、たとえば11.3316ミリメートルの第3の長さD3を有する。
第1のサブ接地素子121の長さは26.8234ミリメートルであり、幅は20.0469ミリメートルである。
第2のサブ接地素子122のそれぞれは二分の一楕円の形状であり、たとえば、当該楕円の長半径は6.9531ミリメートルであり、短半径は5.5092ミリメートルである。
図3は、図1のアンテナモジュール100のリターンロス測定チャートを示す概略図である。一般的に言えば、アンテナモジュール100が動作することができる放射波長は、以下の式(1)によって求められる。
Figure 2009171583
式中、λは波長であり、fは周波数であり、εは誘電係数である。したがって、アンテナモジュール100が動作することができる最低周波数は、第2の長さD2と第3の長さD3との和(すなわち、17.52+11.3316=28.8516ミリメートル)によって求められる。
帯域幅全体において、最低周波数を有する無線信号が伝送される場合、第1のサブ放射素子131の等価インピーダンスは、第1のサブ放射素子131の(第2の辺S2における)最大幅に関連する。最高周波数を有する無線信号が伝送される場合、第1のサブ放射素子131の等価インピーダンスは、第1のサブ放射素子131の(第1の辺S1における)最小幅に関連する。最高周波数と最低周波数との間の中間周波数を有する無線信号が伝送される場合、第1のサブ放射素子131の等価インピーダンスは、(第1の辺S1と第2の辺S2との間に位置する)最大幅と最小幅との間の中間幅に関連する。
第1のサブ放射素子131の幅が徐々に増大することによって、第1のサブ放射素子131の等価インピーダンスは、最低周波数から最高周波数までの無線信号が伝送される場合に、伝送プロセスのインピーダンスに概ね等しくなる。したがって、最低周波数から最高周波数までの無線信号が伝送される場合に、帯域幅全体の無線信号のフィードバック量は、使用されるプロトコルによって規定される標準値を下回り、広帯域幅効果が得られる。
図3に示すように、アンテナモジュールが2.50408GHz〜10.000GHzの帯域幅内で動作する場合、リターンロスはすべて−10dBを下回る。したがって、アンテナモジュール100は、好ましくは2.50408GHz〜10.000GHzの帯域幅内の無線信号を受信することができる。したがって、アンテナモジュール100は、無線広域ネットワーク(WWAN)、無線都市規模ネットワーク(WMAN)、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)、無線パーソナルエリアネットワーク(WPAN)又はブルートゥースに適している。たとえば、WPANにおいて、802.11プロトコルは2.4GHzで動作し、802.11bプロトコルは2.4GHzで動作し、802.11aプロトコルは5GHzで動作し、802.11gプロトコルは2.4GHzで動作する。本実施形態のアンテナモジュール100は、上記のすべての周波数で動作することができる。
[第2の実施形態]
図4は、本発明の第2の実施形態のアンテナモジュール200を示す上面図である。本実施形態のアンテナモジュール200と第1の実施形態のアンテナモジュール100との間の相違点は、本実施形態の放射素子230が第2のサブ放射素子132を有していない点であり、簡潔にするために同一の構成要素については説明しない。
設計者は、設計要件に応じて、第1のサブ放射素子231及び第1の放射縁部231Sの長さを延長し、第2のサブ放射素子132を除去することができる。第1のサブ放射素子231の幅が第1の辺S1から第2の辺S2に向かって徐々に増大するという条件下で、第1のサブ放射素子231は、あらゆる点においてインピーダンス整合を満足する。第1の辺S1と第2の辺S2との間における第1のサブ放射素子231のいかなる点も、接地素子120と協働して良好な共振モードを生成し、広帯域幅効果を得ることができる。
[第3の実施形態]
図5は、本発明の第3の実施形態のアンテナモジュール300を示す上面図である。本実施形態のアンテナモジュール300と第1の実施形態のアンテナモジュール100との間の相違点は、第1の放射縁部331S及び接地縁部322Sの形状であり、簡潔にするために同一の構成要素については説明しない。
第1の放射縁部331Sは直線の形状である。すなわち、放射素子330の第1のサブ放射素子331は台形である。台形の第1のサブ放射素子331の幅が第1の辺S1から第2の辺S2に向かって徐々に増大するという条件下で、第1のサブ放射素子331は、あらゆる点においてインピーダンス整合を満足する。第1の辺S1と第2の辺S2との間における第1のサブ放射素子331のいかなる点も、接地素子320と協働して良好な共振モードを生成し、広帯域幅効果を得ることができる。
[第4の実施形態]
図6は、本発明の第4の実施形態のアンテナモジュール400を示す上面図である。本実施形態のアンテナモジュール400と第1の実施形態のアンテナモジュール100との間の相違点は、第1の放射縁部431S及び接地縁部422Sの形状であり、簡潔にするために同一の構成要素については説明しない。
本実施形態の第1の放射縁部431Sは折れ線の形状である。すなわち、放射素子430の第1のサブ放射素子431は多角形である。多角形の第1のサブ放射素子431の幅が第1の辺S1から第2の辺S2に向かって徐々に増大するという条件下で、第1のサブ放射素子431は、あらゆる点においてインピーダンス整合を満足する。第1の辺S1と第2の辺S2との間における第1のサブ放射素子431のいかなる点も、接地素子420と協働して良好な共振モードを生成し、広帯域幅効果を得ることができる。
[第5の実施形態]
図7は、本発明の第5の実施形態のアンテナモジュール500を示す上面図である。本実施形態のアンテナモジュール500と第1の実施形態のアンテナモジュール100との間の相違点は、第1の放射縁部531S及び接地縁部522Sの形状であり、簡潔にするために同一の構成要素については説明しない。
本実施形態の第1の放射縁部531Sには段がつけられている。段がつけられた第1のサブ放射素子531の幅が第1の辺S1から第2の辺S2に向かって徐々に増大するという条件下で、第1のサブ放射素子531は、あらゆる点においてインピーダンス整合を満足する。第1の辺S1と第2の辺S2との間における第1のサブ放射素子531のいかなる点も、接地素子520と協働して良好な共振モードを生成し、広帯域幅効果を得ることができる。
本発明の実施形態のアンテナモジュールは、放射素子及び接地素子の複数の形状の設計を採用することにより、広帯域幅効果を得ることができる。さらに、本実施形態のアンテナモジュールは回路基板の一種であり、電子装置がもともと有している回路基板の上に直接使用することができる。そして、当該アンテナモジュールは製造コストが低く、都合よく組み立てることができる。
以上では、本発明をその特定の好ましい実施形態を参照して詳細に説明したが、本開示は本発明の範囲を限定するものではない。当業者は、本発明の範囲及び技術思想から逸脱することなくさまざまな変更及び変形を為すことができる。したがって、添付の特許請求の範囲は上述の好ましい実施形態の記載に限定されるべきではない。
100,200,300,400,500 アンテナモジュール、110 誘電体基板、110a,110b 表面、120,320,420,520 接地素子、121,122,322,422,522 サブ接地素子、122S,322S,422S,522S 接地縁部、130,230,330,430,530 放射素子、131,132,231,331,431,531 サブ放射素子、131S,132S,231S,331S,431S,531S 放射縁部、140 伝送素子、140S 伝送縁部、S1,S2 辺。

Claims (19)

  1. 第1の表面及び第2の表面を有する誘電体基板と、
    前記第1の表面に配置される接地素子と、
    前記第2の表面に配置される伝送素子と、
    前記第2の表面に配置されると共に、第1の辺及び第2の辺を有する第1のサブ放射素子を含む、放射素子と、
    を含み、
    前記第1のサブ放射素子は、前記第1の辺で前記伝送素子に接続され、
    前記第1のサブ放射素子の幅は、前記第1の辺から前記第2の辺に向かって徐々に増大する、
    ことを特徴とするアンテナモジュール。
  2. 前記第1の表面は、第1の領域と第2の領域とに分割され、
    前記第2の領域は、前記第1の表面から前記第1の領域を除いた他の領域であり、
    前記接地素子は、前記第1の領域に配置され、
    前記伝送素子は、前記第1の領域の上方に配置され、
    前記第1のサブ放射素子は、前記第2の領域の上方に配置される、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナモジュール。
  3. 前記第1のサブ放射素子は、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続する第1の放射縁部を有し、
    前記伝送素子は、前記第1の放射縁部に接続される伝送縁部を含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナモジュール。
  4. 前記第1のサブ放射素子は、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続する第1の放射縁部を含み、
    前記第1の放射縁部は、滑らかな曲線の形状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナモジュール。
  5. 前記第1のサブ放射素子は、2つの対向する第1の放射縁部を有し、
    前記2つの第1の放射縁部は、前記第1のサブ放射素子の対称軸に関して対称である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアンテナモジュール。
  6. 前記第1の放射縁部は、楕円曲線の一部の形状である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアンテナモジュール。
  7. 前記放射素子は、第2の放射縁部を有する第2のサブ放射素子をさらに含み、
    前記第2の放射縁部は、前記第1の放射縁部に接続されると共に直線の形状である、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアンテナモジュール。
  8. 前記第2のサブ放射素子は、長方形である、
    ことを特徴とする請求項7に記載のアンテナモジュール。
  9. 前記伝送素子は、伝送縁部を有し、
    前記伝送縁部は、前記第1の放射縁部に接続されると共に第1の長さを有し、
    前記第1の放射縁部は、第2の長さを有し、
    前記第2の放射縁部は、第3の長さを有し、
    前記第2の長さと前記第3の長さとの和は、前記アンテナモジュールの最低動作周波数に関連する、
    ことを特徴とする請求項7に記載のアンテナモジュール。
  10. 前記第1のサブ放射素子は、第1の放射縁部を有し、
    前記第1の放射縁部は、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続すると共に直線の形状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナモジュール。
  11. 前記第1のサブ放射素子は、第1の放射縁部を有し、
    前記第1の放射縁部は、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続すると共に折れ線の形状である、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナモジュール。
  12. 前記第1のサブ放射素子は、第1の放射縁部を有し、
    前記第1の放射縁部は、前記第1の辺と前記第2の辺とを接続すると共に段がつけられている、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナモジュール。
  13. 前記接地素子は、
    第1のサブ接地素子であって、前記伝送素子が該第1のサブ接地素子の上方に配置される、第1のサブ接地素子と、
    前記第1のサブ接地素子に接続される少なくとも1つの第2のサブ接地素子と、
    を含み、
    前記第2のサブ接地素子は、前記第1のサブ接地素子の上部に接続される接地縁部を有し、
    前記第1のサブ放射素子は、第1の放射縁部を有し、
    前記第1の放射縁部は、前記第1のサブ放射素子の前記第1の辺と前記第2の辺とを接続し、
    前記接地縁部は、前記第1の放射縁部に近接する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のアンテナモジュール。
  14. 前記接地縁部は、滑らかな曲線の形状である、
    ことを特徴とする請求項13に記載のアンテナモジュール。
  15. 前記接地縁部は、楕円曲線の一部の形状である、
    ことを特徴とする請求項13に記載のアンテナモジュール。
  16. 前記接地縁部は、前記第1の放射縁部と類似の形状である、
    ことを特徴とする請求項13に記載のアンテナモジュール。
  17. 前記接地素子は、2つの第2のサブ接地素子を含み、
    前記2つの第2のサブ接地素子はそれぞれ、前記第1のサブ放射素子の2つの辺に配置される、
    ことを特徴とする請求項13に記載のアンテナモジュール。
  18. 前記第1のサブ接地素子は、長方形である、
    ことを特徴とする請求項13に記載のアンテナモジュール。
  19. 前記第1のサブ接地素子の面積は、前記伝送素子の面積よりも広い、
    ことを特徴とする請求項13に記載のアンテナモジュール。
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