JP2009169765A - 緊急地震速報補助装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】地震の強度や地震の到達予測時間に応じて、適切な避難行動(行動パターン)を報知できるように構成された緊急地震速報補助装置を提供することを目的とする。
【解決手段】緊急地震速報補助装置30は、緊急地震速報の発令時に警報端末機20に送信された伝達情報から地震の強度(震度)と地震が到達するまでの到達予測時間を音声認識するとともに、予め録音されている地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた避難時の複数の行動パターンの中から該当する行動パターンを抽出し、抽出した行動パターンをスピーカ40から音声情報として報知する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地震が発生することを緊急地震速報として報知する警報端末機に接続された緊急地震速報補助装置に関し、特に、地震の震度や地震の到達予測時間に応じた適切な避難行動を所定の行動パターンとして報知できるように構成された緊急地震速報補助装置に関する。
現在、気象庁を起点として地震の発生を緊急地震速報(Earthquake Early Warning:EEW)として報知する緊急地震速報サービスが開始されている。この緊急地震速報サービスとは、地震が発生することが推測された場合、どの程度の強さの地震が何秒後に来るかを解析し、この地震の震度と地震が到達するまでの到達予測時間を警報端末機から知らせるサービスである。
具体的には、地震計で計測した地震波(初期微動:P波)が起きた後の何秒後に、強い揺れの地震(主要動:S波)が起こるかをテレビのモニタに表示したり、警報端末機のスピーカから音声情報(例えば、「10秒後に震度4の地震が来ます」)として報知する。すなわち、地震による被害のほとんどはS波によってもたされるため、このP波とS波との速度差を利用し大きな揺れ(震度4〜震度7)が到達する前に、その震度と到達予測時間を警報端末機から報知することとなる。
この種の災害発生などの緊急時に警報を報知する装置として、特許文献1には、取得した災害情報に適合したガイダンスを記憶部から抽出するとともに、このガイダンスをコンピュータの画面に表示出力することで、災害時に適合したガイダンスを報知することができるガイダンス装置について開示されている。
特開平11−85440号公報
上述したように、緊急地震速報は、大きな地震の発生が予測された場合に発令され、警報端末機から所定の音声情報として報知されるため、事前に地震の大きさや到達までの時間を知ることができる。ところが、実際に警報端末機から地震の発生が報知された際には、慌ててしまい適切な対処が即座に行動できない場合が多く、これにより、適切な避難行動ができないという問題がある。
また、従来技術として開示されたガイダンス装置の場合、災害に対する対策活動を示すガイダンス内容が報知されるのは、災害が発生する直前ではなく災害が発生した後の行政対策に利用するものであり、個人が災害発生直前に必要とする情報とは目的が異なるという問題がある。
そこで、この発明は、上述した従来技術の課題を解決するためになされたものであり、緊急地震速報が発令した場合に、客観的にその時に行なう行動パターンを音声により報知することで適切な避難行動をとることができる緊急地震速報補助装置を提供することを目的とする。
上述した問題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、緊急地震速報に関する伝達情報を受信する受信手段と、前記伝達情報から地震の震度を取得する震度取得手段と、前記伝達情報から地震が到達するまでの到達予測時間を取得する到達予測時間取得手段と、前記地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた避難時の対処行動を所定の行動パターンとして記憶する記憶手段と、前記震度取得手段と前記到達予測時間取得手段とにより取得した地震の震度と地震の到達予測時間とに基づいて、前記記憶手段に記憶された複数の行動パターンの内から該当する行動パターンを抽出する抽出手段と、前記抽出手段から抽出された行動パターンを音声情報として出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記記憶手段に記憶される前記地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた複数の行動パターンは、それぞれ任意の行動パターンとして変更可能であることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記記憶手段に記憶される前記地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた複数の行動パターンは、緊急地震速報が報知される地域別、職業別、業種別の何れかに該当する避難行動に適応する特定の行動パターンとして予め記憶されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、緊急地震速報補助装置は、受信手段により緊急地震速報に関する伝達情報を受信し、震度取得手段により伝達情報から地震の震度を取得し、到達予測時間取得手段により伝達情報から地震が到達するまでの到達予測時間を取得し、記憶手段により地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた避難時の対処行動を所定の行動パターンとして記憶し、抽出手段により震度取得手段と到達予測時間取得手段とにより取得した地震の震度と地震の到達予測時間とに基づいて、記憶手段に記憶された複数の行動パターンの内から該当する行動パターンを抽出し、出力手段により抽出された行動パターンを音声情報として出力する構成としているので、緊急地震速報が報知された場合には、事前に音声情報として録音されている避難時の行動内容(行動パターン)が報知されることから、この報知される行動パターンに基づいて慌てることなく適切な避難行動を行なうことができる。
また、請求項2の発明によれば、出力手段は、記憶手段から抽出された地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた所定の行動パターンを複数回繰返して出力するので、聞き漏らすことがなく、これによって、慌てることなく適切な行動をとることができる。
また、請求項3の発明によれば、記憶手段に記憶される地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた複数の行動パターンは、緊急地震速報が報知される地域別、職業別、業種別の何れかに該当する避難行動に適応する特定の行動パターンとして予め記憶されるので、避難行動を行なう場合に、地域別、職業別、業種別に応じたサンプルパターンにより緊急地震速報補助装置が設置される場所や状況に応じた適切な行動パターンにより避難を行なうことができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る緊急地震速報補助装置の実施例を詳細に説明する。なお、以下に示す実施例1によりこの発明が限定されるものではない。
[緊急地震速報補助装置30の概要および特徴]
先ず、図1を参照して、緊急地震速報補助装置30の概要および特徴について説明する。ここで、図1は、地震計1により計測された地震の震度などを解析する気象庁2と、地震情報配信センター3と、一般の家庭10に据置された警報端末機20とにより構成された緊急地震速報システムを示している。緊急地震速報は、厳密には気象庁から気象業務支援センターを経由して配信されるが、簡単のため気象庁2として表現する。
すなわち、緊急地震速報システムは、地震計1により比較的大きな地震波(震度4〜震度7のP波)が計測された場合、気象庁2で地震波(初期微動:P波)が発生した後の何秒後に、強い揺れの地震(主要動:S波)が起こるかを解析し、この解析結果を緊急地震速報として地震情報配信センター3を介して、一般の家庭10に据置された警報端末機20のスピーカ21から音声により報知するシステムとして構成されている。そして、本実施例1で示す緊急地震速報補助装置30は、警報端末機20に隣接された位置に配置されている。
ここで、実施例1で示す緊急地震速報補助装置30は、気象庁2が発令した緊急地震速報を警報端末機20が受信した場合、この受信した緊急地震速報により地震の強度(震度)と地震が到達するまでの到達予測時間とに基づいて、予め録音している避難時の行動内容を行動パターンとして音声により報知する点に主たる特徴がある。
具体的に説明すると、緊急地震速報補助装置30は、緊急地震速報の発令時に警報端末機20のスピーカ21から報知される音声情報をマイク31で取得し、この取得した音声情報に基づいて、地震の強度(震度)と地震が到達するまでの到達予測時間を音声認識するとともに、予め録音されている地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた避難時の複数の行動パターンが記録された行動パターンテーブルT(図5)の中から該当する行動パターンを抽出し、抽出した行動パターンをスピーカ40から音声情報として報知することとしている。
[緊急地震速報補助装置30の全体構成]
次に、図2を用いて、図1に示した緊急地震速報補助装置30の構成を説明する。図2は、図1に示した緊急地震速報補助装置30の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、緊急地震速報補助装置30は、マイク31と、切り替えスイッチ42と、フラッシュメモリ32を有する音声認識部33と、音声判断部34と、フラッシュメモリ35を有する録音記録部36と、音声再生部37と、スピーカ40とを備えている。
マイク31は、地震の震度と地震の到達予測時間とに基づいて、予め避難時の対処方法を任意の行動パターンとして音声により録音記録部36に録音させる入力手段である。具体的に説明すると、このマイク31を使用して地震が来た場合に避難する時の行動内容を所定の行動パターンとして任意の内容に録音させておくことができる。この場合、録音される行動パターンは、地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた行動内容(例えば、「落下物に注意しなさい」)であり、録音された内容は、フラッシュメモリ35の行動パターンテーブルT(図5)に記録される。
また、このマイク31は、気象庁2(図1)を通じて警報端末機20から報知された緊急地震速報(報知音、地震の震度と地震の到達予測時間)を音声情報として入力する入力手段としての機能を備えている。このマイク31により入力された緊急地震速報(音声情報)は、音声認識部33に入力される。
切り換えスイッチ32は、マイク31を通じて入力された音声情報を音声認識部33側或いは、録音記録部36側の何れかの経路に分離させるスイッチである。具体的に説明すると、マイク31を通じて入力された音声情報のうち、緊急地震速報は、この切り換えスイッチ32により音声認識部33側に送信される。また、人手などにより任意の録音内容として入力された音声情報は、録音記録部36側に送信され、この録音記録部36のフラッシュメモリ35に録音される。
音声認識部33は、警報端末機20のスピーカ21を通じて報知される緊急地震速報(例えば、「後10秒後に震度4の地震が来ます」)を音声情報として取得し、この取得した音声情報をフラッシュメモリ32に一時的に記憶するとともに、音声判断部34に認識した音声情報を通知する。ここで、緊急地震速報として送信される情報に含まれる情報に、震度表現音と到着予測時間表現音を含めることにより、音声認識部33は、この震度表現音と到着予測時間表現音を認識することとなる。
録音記録部36は、マイク31を通じて入力された地震の震度と地震の到達予測時間に対応する行動パターンを予め記録する記録部である。ここで、この録音記録部36に音声情報として記録される行動パターンの録音時間は、地震の到達予測時間よりも短い時間となるように設定されている。
音声判断部34は、音声認識部33から通知された音声情報の判別を行なう。具体的には、音声認識部33から通知された音声情報に含まれる地震の強度と地震到達予測時間を示す震度表現音と到着予測時間表現音(図3)を示す周波数に基づいて、震度と地震到達予想時間とを判断する。
また、この判断した地震の震度と地震到達予測時間とに基づいて、フラッシュメモリ35に記憶された行動パターンテーブルT(図5)から該当する避難時の行動パターンを抽出する。例えば、震度が5で地震到達予測時間が8秒の場合、行動パターンの「落下物に注意しなさい」が選択される。
音声再生部37は、音声判断部34により判断された音声内容をスピーカ40により出力する指示を通知する。
スピーカ40は、音声再生部37により再生(出力)を指示された行動パターンの内容を音声情報として出力する。本例の場合、スピーカ40から震度が5で地震到達予測時間が8秒に該当する行動パターン(「落下物に注意しなさい」)が音声情報として出力される。この場合、スピーカ40の出力により報知される行動パターンは、聞き逃しなどを防止するために、1回ではなく複数回繰返して出力するようにしてもよい。
[緊急地震速報補助装置30による音声認識タイミング]
図3は、警報端末機20および緊急地震速報補助装置30による音声認識タイミングを説明するタイムチャートを示している。
すなわち、図3のタイムチャートに示すように、先ず、(1)警報端末機20のスピーカ21(図1)から気象庁2を通じて発令された緊急地震速報から音声認識を起動する音声認識トリガー音(「ピポピポ音」)が所定の時間(約1秒以下)報知される。この時、緊急地震速報補助装置30は、この音声認識トリガー音をマイク31(図2)から取得したことで音声認識が起動した状態となる。
次いで、警報端末機20のスピーカ21から(2)地震の震度(震度3〜震度5)を表現する地震表現音(「ピー音」)と、(3)地震の到着予測時間を表現する到着予測時間表現音(「プー音」)とがそれぞれ連続して所定の時間(0.5秒)報知する。以下、警報端末機20は、スピーカ21から気象庁2から発令された緊急地震速報を音声情報(例えば、「震度6の地震が10秒後に来ます」)として出力する。
一方、緊急地震速報補助装置30は、警報端末機20のスピーカ21からそれぞれ報知された震度表現音(「ピー音」)および到達予測時間表現音(「プー音」)をそれぞれ音声情報として認識する。具体的には、報知音(「ピー音」)により地震の震度を(例えば、「震度6」)として、報知音(「プー音」)により地震の到着予測時間を(例えば、「10秒後」)として、それぞれ認識することとなる。すなわち、2つの報知音により判断した地震の震度と地震の到着予測時間とにより、該当する避難時の行動パターンを音声情報としてスピーカ40(図2)から出力する。
この場合、「震度6」と「到着予測時間10秒」に該当する行動パターン(例えば、「机の下に隠れて下さい」)が録音記録部36(図2)に記録された再生音としてスピーカ40から報知される。ここで、図3に示すように、この再生音の再生時間(Δt)は地震が到達するまでの時間tよりも短い時間となっている。これは、地震が到達する以前に避難時の行動パターンを音声情報として把握するためである。
ここで、地震の震度を表現する震度表現音(「ピー音」)と地震の到達予測時間を表現する表現音(「プー音」)は、それぞれ所定の発信音(所定の周波数)と対応するものとなる。すなわち、地震の震度と地震の到達予測時間とに基づいて警報端末機20から出力される音は、図4−1の地震の震度と発信音(周波数)との関係を示す図と、図4−2の地震の到達予測時間と周波数との関係を示す図とにより設定される。
具体的に説明すると、図4−1に示すように、震度が4の場合、周波数が7000HZの音が、震度が7の場合、周波数が10000HZの音が警報端末機20のスピーカ21からそれぞれ出力されるように設定されている。また、図4−2に示すように、地震の到達予測時間が10秒であると推測された場合には、周波数が5000HZの音が、地震の到達予測時間が30秒であると推測された場合には、周波数が50HZの音がそれぞれ出力されるように設定されている。
ここで上述したように、本実施例1では、警報端末機20のスピーカ21から報知される緊急地震速報の音声情報に含まれる震度表現音と到着予測時間表現音(図3)を示す周波数を取得し、この取得した周波数から地震の震度と到達予測時間を判断し、該当する行動パターンを報知するようにしているが、報知音の後に出力される音声情報(例えば、「あと10秒後に震度4の地震が来ます」)を直接マイク31で取得し、この取得した音声情報に基づいて、地震の震度と地震の到達予想時間とに関連付けた行動パターンテーブルTの中から該当する行動パターンをスピーカ40から出力させる構成としてもよい。
[行動パターンテーブルT]
次に、図5を参照して行動パターンテーブルTの詳細について説明する。図5は、地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けて記録された行動パターンが記憶されている行動パターンテーブルTを示している。すなわち、この行動パターンテーブルTは、地震の強度(震度)と到着予測時間とに関連付けて避難時の行動パターンの一例(適切な行動内容)が記憶されたテーブルである。
ここで、同図に示すように、この行動パターンの音声情報の録音時間(音声再生時間)は、地震の到達予測時間が10秒以内の場合は、5秒以内に、地震の到達予測時間が20秒以内の場合は、10秒以内に、地震の到達予測時間が20秒以上の場合は、20秒以内となるように設定されている。これは、地震が到達する以前に避難時の行動パターンを音声情報として把握するためである。
ここで、震度とは、揺れの強度を示す尺度を数値で表したものであり、このうち、行動パターンテーブルTに示す震度5では、睡眠中の人のほとんどが目を覚まし、歩いている人も揺れを感じる程度で、棚に置いてある食器類が音を立てるなどの現象が発生する。また、震度6は、多くの人が身の安全を図ろうとする程度の揺れであり、棚にある食器や本が落ちる程度の揺れの強度を示し、震度7は、多くの人が行動に支障を感じる強い揺れであり、タンスなど重い家具が倒れることがある強さを示している。
同図に示すように、震度5で地震の到達予測時間が10秒以内の場合は、「落下物に注意しなさい」が、震度5で地震の到達予測時間が20秒以内の場合は、「火を消して、落下物に注意しなさい」が、震度5で地震の到達予測時間が20秒以上の場合は、「火を消して、避難口を確保、落下物に注意しなさい」という音声による行動パターンが録音されている。
また、震度6で地震の到達予測時間が10秒以内の場合は、「安全な所へ移動しなさい」が、震度6で地震の到達予測時間が20秒以内の場合は、「火を消して、安全な所へ移動しなさい」が、震度6で地震の到達予測時間が20秒以上の場合は、「火を消して、避難口を確保、安全な所へ移動しなさい」という音声による行動パターンが録音されている。
また、震度7で地震の到達予測時間が10秒以内の場合は、「テーブルの下に隠れなさい」が、震度7で地震の到達予測時間が20秒以内の場合は、「火を消して、テーブルの下に隠れなさい」が、震度7で地震の到達予測時間が20秒以上の場合は、「火を消して、避難口を確保、靴を持って、テーブルの下に隠れなさい」という音声による行動パターンが録音されている。
上述したように、行動パターンテーブルTでは、震度5〜震度7までの震度のうち地震の震度が最大(震度7)で地震の到達予測時間が最も速い(地震まで10秒以内)の場合などは、できるだけ短時間で行なうことができる避難行動の一例が録音されることとなる。また、震度が大きく地震の到達予測時間が短いほど、最も容易且つ短時間で行なうことができる緊急避難行動が行動パターンとして録音されることとなる。
[緊急地震速報補助装置30による緊急地震速報受信時の処理手順]
図6は、緊急地震速報補助装置による処理手順を示すフローチャートである。すなわち、図6のフローチャートに示すように、先ず、気象庁2(図1)から送信された緊急地震速報に含まれる音声認識起動トリガー音を受信したかを判定し(ステップS1)、音声認識起動トリガー音を受信した場合には(ステップS1肯定)、音声認識を起動する(ステップS2)。具体的には、音声認識部33(図2)により警報端末機20のスピーカ21から出力される音声情報をマイク31により取得し認識した場合に音声認識が起動する。
続いて、音声情報に震度表現音が含まれるかを判定し(ステップS3)、震度表現音があると判定された場合には(ステップS3肯定)、続いて、音声情報に到着予想時間表現音が含まれるかを判定し(ステップS4)、到着予想時間表現音があると判定された場合には(ステップS4肯定)、音声の認識を実行する(ステップS5)。
続いて、実行された音声認識を判定し(ステップS6)、判定された音声情報に基づいた行動パターンを行動パターンテーブルT(図5)から抽出し、この抽出した行動パターンの音声情報をスピーカ40(図2)から出力する(ステップS7)。
具体的に説明すると、緊急地震速報の発令により警報端末機20のスピーカ21から出力された音声情報を判定し、この判定により例えば、地震の震度5で到達予測時間が8秒である場合には、行動パターンテーブルT(図5)を参照し、この場合、避難行動として該当する「落下物に注意しなさい」が音声情報としてスピーカ40から報知されることとなる。
以上説明したように、本実施例1の緊急地震速報補助装置30によれば、緊急地震速報補助装置30は、緊急地震速報の発令時に警報端末機20に送信された伝達情報から地震の強度(震度)と地震が到達するまでの到達予測時間を音声認識するとともに、予め録音されている地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた避難時の複数の行動パターンの中から該当する行動パターンを抽出し、抽出した行動パターンをスピーカ40から音声情報として報知する構成としたので、地震の発生が予測され緊急地震速報が発令された場合には、地震の震度と地震の到達予測時間とに基づいて、避難時に適切となる行動パターンが報知されるので、この報知された行動パターンに基づいて、慌てることなく適切な避難行動をとることができる。
ここで、本実施例1において、緊急地震速報補助装置30は、別体の装置として構成しているが、この緊急地震速報補助装置30を例えば、警報端末機やパーソナルコンピュータ、テレビ、ラジオの何れかに組み込みむこともできる。
次に、実施例2に係る緊急地震速報補助装置30aについて説明する。すなわち、前述した実施例1では、録音記録部36(図2)の行動パターンテーブルTには、マイク31により震度と到達予測時間とに関連付けて自由な行動パターンの内容を録音することとしているが、この行動パターンは、緊急地震速報補助装置30が設置されている状況(地域、業種別)により特化した行動パターンが考えられる。そこで、本実施例2に係る緊急地震速報補助装置30aは、予め複数の地域別や業種別の行動パターンを記憶した記憶部38(図7)を設けたことに特徴がある。
すなわち、病院などの医療機関では、強度の地震が来ることが予測された場合には、自身の避難行動のみならず病院に来院した患者や入院している重篤患者などの救済活動なども必要となるため、緊急地震速報の発令時には、このような救済活動に適した行動パターンなどが対処行動としてスピーカから報知されることが避難行動として有効であると言える。
[緊急地震速報補助装置30aの全体構成]
以下、図7を用いて、本実施例2に係る緊急地震速報補助装置30aの構成を説明する。図7は、実施例2に係る緊急地震速報補助装置30aの構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、緊急地震速報補助装置30aは、マイク31と、切り替えスイッチ42と、フラッシュメモリ32を有する音声認識部33と、音声判断部34と、フラッシュメモリ35を有する録音記録部36と、音声再生部37と、記憶部38と、スピーカ40とを備えている。
ここで、前述した実施例1の緊急地震速報補助装置30と実施例2の緊急地震速報補助装置30aとの相違は、緊急地震速報補助装置30aに任意の行動パターンを記録する録音記録部36とは別に特定のサンプルパターンを行動パターンとして記憶する記憶部38を設け、この記憶部38に地域別、職業別、業種別の行動パターンテーブルT´を備えるようにした点に特徴がある。
すなわち、同図に示すように、音声判断部34には、記憶部38が接続され、この記憶部38に地域別、職業別、業種別の行動パターンが予めサンプルパターンとして記録された行動パターンテーブルT´(病院用行動パターンテーブルTa、会社用行動パターンテーブルTb・・・)を備えている。なお、それぞれの業種別(病院用行動パターンテーブルTa、会社用行動パターンテーブルTb・・・)のサンプルパターンへの切り換えは、設定スイッチ(図示せず)により選択することができる。
[行動パターンテーブルT′]
図8は、緊急地震速報補助装置30aの記憶部38(図7)に予め職業別などの区分によりサンプルパターンとして記憶されている行動パターンテーブルT′の一例を示す図である。同図に示すように、この行動パターンテーブルT′では、複数の地震の震度(震度4〜震度7)と地震到達予測時間(10秒以内、20秒以内、20秒以上)とに関連付けた避難時の複数の行動パターン(行動パターンA4〜A7、B4〜B7、C4〜C7)が予めサンプルパターンとして記憶されている。実際には、それぞれの行動パターンA4〜A7、B4〜B7、C4〜C7に、地域別、職業別に特化したサンプルパターンが記憶されることとなり、このように、多数のサンプルパターンとして記憶された行動パターンを適宜選択して音声情報として出力することができる。
そして、本例の場合も、地震の到達予測時間が10秒以内の場合、音声情報として出力される音声時間は、5秒以内に、到達予測時間が20秒以内の場合、音声時間は、10秒以内に、到達予測時間が20秒以上の場合、音声時間は、20秒以内となるように地震の到達予測時間よりも音声時間が長くならない時間に設定されている。
[病院用行動パターンテーブルTa]
図9は、病院などの医療施設を対象とする病院用行動パターンテーブルTa(サンプルパターン)の一例を示す図である。同図に示すように、この病院用行動パターンテーブルTaには、病院などの医療施設に特化した行動パターンがサンプルパターンとして予め記憶されている。
具体的に説明すると、図9に示すように、震度5で地震の到達予測時間が10秒以内の場合は、「落下物に注意しなさい」が、震度5で地震の到達予測時間が20秒以内の場合は、「患者の安全を確保して、落下物に注意しなさい」が、震度5で地震の到達予測時間が20秒以上の場合は、「患者の安全を確保して、避難口を確保、落下物に注意しなさい」という音声による行動パターンが録音されている。ここで、地震の到達予測時間が10秒以内の場合、行動パターンの録音時間は、5秒以内に、到達予測時間が20秒以内の場合、行動パターンの録音時間は、10秒以内に、到達予測時間が20秒以上の場合、行動パターンの録音時間は、20秒以内となるように行動パターンの録音時間が制約されている。
また、震度6で地震の到達予測時間が10秒以内の場合は、「安全な所へ移動しなさい」が、震度6で地震の到達予測時間が20秒以内の場合は、「患者の安全を確保して、安全な所へ移動しなさい」が、震度6で地震の到達予測時間が20秒以上の場合は、「患者の安全を確保して、避難口を確保、患者を避難口に誘導しなさい」という音声による行動パターンが録音されている。
また、震度7で地震の到達予測時間が10秒以内の場合は、「テーブルの下に隠れなさい」が、震度7で地震の到達予測時間が20秒以内の場合は、「患者の安全を確保して、テーブルの下に隠れなさい」が、震度7で地震の到達予測時間が20秒以上の場合は、「患者の安全を確保して、避難口を確保、靴を持って、テーブルの下に隠れなさい」という音声による行動パターンが録音されている。
なお、その他、上述した病院用行動パターンテーブルTaには、病院などの医療機関に特化した行動パターン(例えば、「重篤患者を優先して避難させなさい」、「予備の電源の起動を確認、机の上の薬品を薬品棚に保管しなさい」、「入院患者に地震を口頭で知らせなさい」)を予め作成したサンプルパターンを記憶させておくこととなる。
ここで、前述した会社用行動パターンテーブルTb(図7)には、会社という業種に特化した避難時の行動内容を行動パターンとして記憶するものとする。例えば、会社に備えている機器(パソコン、FAX)やその他、社内で配置されている備品などに関する行動パターン(例えば、「作成中のパソコンデータを保存し、パソコンの電源を停止させなさい。」、「重要な書類を保管しなさい」、「給湯室のガス栓を閉めなさい」)を予め作成したサンプルパターンを記憶させておくこととなる。
また、緊急地震速報補助装置30aに時間の経過を計時するタイマー装置を設け、このタイマー装置で計時された時刻に応じた行動パターンを自動的に選択できるようにしてもよい。例えば、タイマー装置で計時された現在時刻に基づいて、地震が到達する到達予測時間が夜である場合には、周囲が明るい昼などではなく夜では周囲が暗くなるため、この夜間に適用する行動パターン(例えば、「照明を確保しなさい」、「懐中電灯を用意しなさい」、「足元に注意しなさい」)が記憶された行動パターンテーブルを自動的に選択するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例2の緊急地震速報補助装置30aによれば、緊急地震速報が報知される行動パターンテーブルには、予め地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた地域別、職業別、業種別に応じた避難時の行動パターンがサンプルパターンとして予め記憶される構成としているので、地震の発生時には、地域別、職業別、業種別に特化した避難時に適切となる行動パターンを効率的に報知することができる。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)緊急地震速報の受信時に避難時の対処行動を所定の行動パターンとして報知する緊急地震速報補助装置であって、前記緊急地震速報に関する伝達情報を受信する受信手段と、前記伝達情報から地震の震度を取得する震度取得手段と、前記伝達情報から地震が到達するまでの到達予測時間を取得する到達予測時間取得手段と、前記地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた避難時の対処行動を所定の行動パターンとして記憶する記憶手段と、前記震度取得手段と前記到達予測時間取得手段とにより取得した地震の震度と地震の到達予測時間とに基づいて、前記記憶手段に記憶された複数の行動パターンの内から該当する行動パターンを抽出する抽出手段と、前記抽出手段から抽出された行動パターンを音声情報として出力する出力手段とを備えることを特徴とする緊急地震速報補助装置。
(付記2)前記記憶手段に記憶される前記地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた複数の行動パターンは、それぞれ任意の行動パターンとして変更可能であることを特徴とする付記1に記載の緊急地震速報補助装置。
(付記3)前記記憶手段に記憶される前記地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた複数の行動パターンは、緊急地震速報が報知される地域別、職業別、業種別の何れかに該当する避難行動に適応する特定の行動パターンとして予め記憶されることを特徴とする付記1に記載の緊急地震速報補助装置。
(付記4)現在の時刻を計時する計時手段をさらに備え、前記記憶手段は、前記計時手段により計時された現在時刻に関連付けられた避難時の対処行動が行動パターンとして記憶されることを特徴とする付記1、2または3に記載の緊急地震速報補助装置。
(付記5)前記出力手段から出力される所定の行動パターンを報知する時間は、前記到達予測時間取得手段により取得された到達予測時間よりも短くなる時間として設定されていることを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載の緊急地震速報補助装置。
(付記6)前記出力手段は、前記記憶手段から抽出された前記地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた所定の行動パターンを複数回繰返して出力することを特徴とする付記1〜5のいずれか一つに記載の緊急地震速報補助装置。
(付記7)緊急地震速報補助装置は、緊急地震速報を報知する警報端末機、パーソナルコンピュータ、テレビ、ラジオの何れかに組み込まれることを特徴とする付記1〜6のいずれか一つに記載の緊急地震速報補助装置。
本発明は、緊急地震速報を有効に活用する場合に有用であり、特に、地震などの災害が発生する場合に適切な避難行動を行なうガイダンスを報知するための緊急地震速報補助装置として効果的である。
実施例1に係る緊急地震速報補助システムの概要を示す構成図である。 図1に示した緊急地震速報補助装置の構成を示す機能ブロック図である。 緊急地震速報補助装置による音声認識タイミングを説明するタイムチャートである。 地震の震度と発信音(周波数)との関係を示す図である。 地震の到達予測時間と発信音(周波数)との関係を示す図である。 行動パターンテーブルTの一例を示す図である。 緊急地震速報補助装置による処理手順を示すフローチャート図である。 実施例2に係る緊急地震速報補助装置の構成を示す機能ブロック図である。 行動パターンテーブルT′の内容の一例を示す図である。 病院用行動パターンテーブルTaの一例を示す図である。
符号の説明
1 地震計
2 気象庁
3 地震情報配信センター
20 警報端末機
21 スピーカ
30、30a 緊急地震速報補助装置
31 マイク
32、35 フラッシュメモリ
33 音声認識部
34 音声判断部
36 録音記録部
37 音声再生部
38 記憶部
40 スピーカ
42 切り替えスイッチ
T、T′ 行動パターンテーブル
Ta 病院用行動パターンテーブル
Tb 会社用行動パターンテーブル

Claims (3)

  1. 緊急地震速報の受信時に避難時の対処行動を所定の行動パターンとして報知する緊急地震速報補助装置であって、
    前記緊急地震速報に関する伝達情報を受信する受信手段と、
    前記伝達情報から地震の震度を取得する震度取得手段と、
    前記伝達情報から地震が到達するまでの到達予測時間を取得する到達予測時間取得手段と、
    前記地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた避難時の対処行動を所定の行動パターンとして記憶する記憶手段と、
    前記震度取得手段と前記到達予測時間取得手段とにより取得した地震の震度と地震の到達予測時間とに基づいて、前記記憶手段に記憶された複数の行動パターンの内から該当する行動パターンを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段から抽出された行動パターンを音声情報として出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする緊急地震速報補助装置。
  2. 前記記憶手段に記憶される前記地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた複数の行動パターンは、それぞれ任意の行動パターンとして変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の緊急地震速報補助装置。
  3. 前記記憶手段に記憶される前記地震の震度と地震の到達予測時間とに関連付けた複数の行動パターンは、緊急地震速報が報知される地域別、職業別、業種別の何れかに該当する避難行動に適応する特定の行動パターンとして予め記憶されることを特徴とする請求項1に記載の緊急地震速報補助装置。
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