JP2009166483A - 画像記録装置、及びその制御方法 - Google Patents
画像記録装置、及びその制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009166483A JP2009166483A JP2008309479A JP2008309479A JP2009166483A JP 2009166483 A JP2009166483 A JP 2009166483A JP 2008309479 A JP2008309479 A JP 2008309479A JP 2008309479 A JP2008309479 A JP 2008309479A JP 2009166483 A JP2009166483 A JP 2009166483A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- unit
- cutting
- len
- image recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Images
Landscapes
- Handling Of Sheets (AREA)
Abstract
【課題】カットマーク検出部及び切断機構に複雑な制御回路を用いずとも、カット精度の向上及び記録処理のスループット低下を回避することが可能な画像記録装置、画像記録装置の制御方法、及びそのプログラムを提供する。
【解決手段】前記切断センサ13からの情報及び第1補正部41−1からの搬送情報に基づいて、パルス制御部43が記録処理のタイミングを生成して画像記録部2−1〜2−nを制御する。
【選択図】 図3
【解決手段】前記切断センサ13からの情報及び第1補正部41−1からの搬送情報に基づいて、パルス制御部43が記録処理のタイミングを生成して画像記録部2−1〜2−nを制御する。
【選択図】 図3
Description
本発明は連続した記録媒体に画像記録を行い、画像記録をした後の記録媒体を切断する機構を有する画像記録装置、及びその制御方法に関する。
画像記録装置の一例として、例えばインクジェットプリンタがある。インクジェットプリンタでは、搬送系によって搬送される記録媒体に対して、記録ヘッドの複数のノズルからインク滴を吐出して、高速且つ高画質に画像記録を行う。ここで、画像記録に用いられる記録媒体として、例えばロール紙などの記録媒体(連続紙)がある。このような連続紙に画像記録を行う画像記録装置では、画像記録後の連続紙を所定のサイズに切断する後処理機構を備えている。
例えば特許文献1には、連続紙が安定速度で搬送されるという条件の元、所定間隔ごとにカットパルスを発生させ、カッター動作の遅延に応じてカットタイミングをディレイ時間Tcにより補正させることで、カットマークを用いない切断方法が提案されている。
特開2000−318245号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている方法には、以下の課題がある。
特許文献1の方法においては、記録媒体の安定速度を前提としてカットパルスを発生させている。そのため、記録媒体の搬送速度が若干でも変化した場合にはカットパルスと記録媒体の搬送速度に差異が生じ、カット精度が著しく低下することになる。また、カットタイミングを補正する機構については、例えばスパイラルタイプの切断機構を具備した高速な画像記録装置に適用する場合には、切断機構のタイミングを制御するには高度な技術が必要となる。その結果、回転速度制御が複雑になり、高精度な検出部に加え複雑な制御回路をも必要とするため、装置のコスト高の一因となる。
特許文献1の方法においては、記録媒体の安定速度を前提としてカットパルスを発生させている。そのため、記録媒体の搬送速度が若干でも変化した場合にはカットパルスと記録媒体の搬送速度に差異が生じ、カット精度が著しく低下することになる。また、カットタイミングを補正する機構については、例えばスパイラルタイプの切断機構を具備した高速な画像記録装置に適用する場合には、切断機構のタイミングを制御するには高度な技術が必要となる。その結果、回転速度制御が複雑になり、高精度な検出部に加え複雑な制御回路をも必要とするため、装置のコスト高の一因となる。
そこで本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、カットマーク検出部及び切断機構に複雑な制御回路を用いずとも、カット精度の向上及び記録処理のスループット低下を回避することが可能な画像記録装置、及びその制御方法を提供することを目的とする。
前述した課題を解決するために、本発明の態様のひとつである画像記録装置は、連続シート状の記録媒体と、記録媒体を搬送する搬送部と、搬送部の搬送状況を示す信号を生成する搬送情報生成部と、搬送情報生成部で生成された信号に基づいて制御され、記録媒体に対して画像記録を行う画像記録部と、搬送情報生成部で生成された信号に基づいて制御され、画像記録された記録媒体を所定サイズに切断する切断刃を有する切断部と、切断刃の位置を検出する検出部と、画像記録部の記録媒体に対して画像記録を行う記録開始タイミングを制御する画像記録制御部と、を有し、画像記録制御部は、記録開始タイミングを検出部の検出信号に基づいて制御することを特徴とする。
また、本発明の別の態様のひとつである画像記録装置の制御方法は、搬送される連続シート状の記録媒体に画像記録を行い、記録媒体の搬送速度と同期して駆動される切断部によって画像記録された記録媒体を所定のサイズに切断する画像記録装置の制御方法であって、切断部によって記録媒体を切断する切断タイミングを検出し、切断タイミングを起点に記録媒体に画像記録を行う記録開始タイミングを制御することを特徴とする。
本発明によれば、カットマーク検出部及び切断機構に複雑な制御回路を用いずとも、カット精度の向上及び記録処理のスループット低下を回避することが可能な画像記録装置、及びその制御方法を提供できる。
以下に本発明の一実施形態の画像記録装置を図面に基づき説明する。
図1は、本実施の形態の画像記録装置のブロック図である。図2は、制御部を除く模式的な配置図である。
図1は、本実施の形態の画像記録装置のブロック図である。図2は、制御部を除く模式的な配置図である。
本実施の形態の画像記録装置1は、媒体供給系22、画像記録系24、媒体切断系26、及び排出系28を具備している。
まず、媒体供給系22について説明する。
まず、媒体供給系22について説明する。
媒体供給系22は、図2に示されるように、記録媒体21を回転可能に保持し、画像記録系24に記録媒体21を巻き出す巻出し部である。本実施の形態の画像記録装置1では、媒体供給系22には、記録媒体としてロール紙が保持されている。
媒体供給系22には、さらにパウダクラッチ23が配置されている。このパウダクラッチ23は、記録媒体21の搬送方向と逆方向に一定のバックテンションを与える機能を果たす。
続いて、画像記録系24について説明する。
画像記録系24は、媒体供給系22から搬送されてきた記録媒体21を第1媒体担持体25−1〜第n媒体担持体25−n及びフリーローラ34によって搬送し、第1画像記録部2−1〜第n画像記録部2−nによって記録処理を行う。そして、記録処理後の記録媒体21を媒体切断系26へと送り出す機能を有している。
画像記録系24は、媒体供給系22から搬送されてきた記録媒体21を第1媒体担持体25−1〜第n媒体担持体25−n及びフリーローラ34によって搬送し、第1画像記録部2−1〜第n画像記録部2−nによって記録処理を行う。そして、記録処理後の記録媒体21を媒体切断系26へと送り出す機能を有している。
この画像記録系24は、図2に示されるように、複数のフリーローラ34と第1搬送情報生成部3−1〜第n搬送情報生成部3−nを備える第1媒体担持体25−1〜第n媒体担持体25−nとからなる記録媒体21の搬送部と、第1媒体担持体25−1〜第n媒体担持体25−nのそれぞれに対向配置された第1画像記録部2−1〜第n画像記録部2−nからなる画像記録部と、から構成されている。
尚、図2に示す画像記録系24は、2つの画像記録部を備えることにより記録媒体21の両面に対して記録可能なように構成されている。しかし、本実施形態の画像記録装置1は、このような構成に限定されるものではなく、例えば画像記録部2及び媒体担持体25を一組だけ備え、記録媒体21の片面に対して記録処理を行なう構成であっても良いし、3組以上の画像記録部2及び媒体担持体25を備える構成であっても良い。よって、ここではnは1以上の整数となる。なお、図2ではn=2であり、以下、図2の説明では説明簡略化のため、第2画像記録部2−n、第2媒体担持体25−n、第2搬送情報生成部3−nとする。
媒体供給系22から巻き出された記録媒体21は、1つのフリーローラ34を経由して、第1媒体担持体25−1に搬送される。
次に第1媒体担持体25−1の構成を説明する。
次に第1媒体担持体25−1の構成を説明する。
本実施形態の画像記録装置の第1媒体担持体25−1は、アルミ製のドラムとして構成されている。また、第1媒体担持体25−1は、記録媒体21を330度の巻き付け角で巻き付け、330度の巻き付け角でA3サイズの縦(420mm)の約3枚分に相当するような周長を持つよう設計されている。
記録媒体21は、巻き始めのテンションと巻き終わりのテンションによって、第1媒体担持体25−1の外周面に対して垂直抗力を与える。そして、記録媒体21は、第1媒体担持体25−1と記録媒体21との間の摩擦力によって第1媒体担持体25−1に保持される。第1媒体担持体25−1は、記録媒体21を介して第2媒体担持体25−nによって回転する従動ドラムとして構成されている。
また、第1媒体担持体25−1の回転軸には、第1搬送情報生成部3−1が連結されている。この第1搬送情報生成部3−1の回転軸は、第1媒体担持体25−1の回転に伴って回転する。これにより第1搬送情報生成部3−1は、第1媒体担持体25−1の回転位置に相当する信号(検出パルス)を出力する。この検出パルスは、画像記録制御部11等を介して第1画像記録部2−1及び切断制御部12に入力される。
第1画像記録部2−1内の不図示の第1記録ヘッドは、不図示の第1ヘッド駆動部により第1搬送情報生成部3−1が出力する検出パルスに同期してインクを吐出駆動する。
本実施の形態の第1搬送情報生成部3−1は、第1媒体担持体25−1が1回転するあたりに18000パルスを出力するロータリーエンコーダを用いている。また、記録媒体21の搬送方向の解像度は、300dpi(=25.4μm)であり、第1搬送情報生成部3−1から出力される1パルス当たりに、1ライン記録されるように設計されている。これにより、第1媒体担持体25−1の直径は、485mmとなる。
本実施の形態の第1搬送情報生成部3−1は、第1媒体担持体25−1が1回転するあたりに18000パルスを出力するロータリーエンコーダを用いている。また、記録媒体21の搬送方向の解像度は、300dpi(=25.4μm)であり、第1搬送情報生成部3−1から出力される1パルス当たりに、1ライン記録されるように設計されている。これにより、第1媒体担持体25−1の直径は、485mmとなる。
第1媒体担持体25−1の巻き終わり以降では、記録媒体21は、フリーローラ34を経由して、第2媒体担持体25−nに搬送される。
次に、第2媒体担持体25−nの構成を説明する。
次に、第2媒体担持体25−nの構成を説明する。
第2媒体担持体25−nも第1媒体担持体25−1と同様の構成であり、記録媒体21を330度の巻き付け角で巻き付け、アルミ製のドラムとして構成されている。記録媒体21は、巻き始めのテンションと巻き終わりのテンションによって、第2媒体担持体25−nの外周面に対して垂直抗力を与える。そして、記録媒体21は、第2媒体担持体25−nと記録媒体21との間の摩擦力によって第2媒体担持体25−nに保持される。ここで、第2媒体担持体25−nの回転軸には、担持体駆動部6が連結されている。この担持体駆動部6の駆動力によって記録媒体21が搬送される。すなわち、第2媒体担持体25−nは、駆動ドラムとして構成されている。このように、第1媒体担持体25−1を従動ドラムとし、第2媒体担持体25−nを駆動ドラムとすることで、第1媒体担持体25−1及び第2媒体担持体25−nは、同速度で回転する。
また、第2媒体担持体25−nの回転軸には、第1媒体担持体25−1と同様に第2媒体担持体25−nが1回転する毎に18000パルスの信号を出力する第2搬送情報生成部3−nが連結されている。
第2搬送情報生成部3−nは、第2媒体担持体25−nの回転位置に相当する信号(検出パルス)を出力する。この検出パルスは、画像記録制御部11等を介して第2画像記録部2−nに入力される。第2画像記録部2−n内の不図示の第2記録ヘッドは、不図示の第2ヘッド駆動部により検出パルスに同期してインクを吐出駆動する。
記録媒体21は、第2媒体担持体25−nの巻き終わりから媒体切断系26に送出される。
次に、媒体切断系26について説明する。
次に、媒体切断系26について説明する。
媒体切断系26は、カッター供給ローラー対27、切断駆動部4、切断部ローラー5及び切断原点センサ7を有する。
カッター供給ローラー対27は、不図示の駆動源によって回転し、画像記録系24から送出された記録媒体21を切断部ローラー5へと供給する。切断部ローラー5は、切断駆動部4によって駆動し、カッター供給ローラー対27によって供給された記録媒体21を所定の大きさに切断する。この時、切断部ローラー5で切断される記録媒体21の搬送方向における長さ(サイズ)をLen_PAとする。本実施形態では、切断部ローラー5は、2本の刃物を有したスパイラル状のカッターであり、ローラーの周長が420mmとなっている。そして、2本の刃物を210mm間隔で配置し、切断部ローラー5を記録媒体21の搬送速度に同期させて駆動すれば、記録媒体21は長さ210mmに切断される。すなわち、Len_PA=210mmとなる。尚、本実施の形態の画像記録装置は、記録媒体21として297mm幅の連続紙を使用し、A4サイズ(297mm×210mm)に切断して排出するものとして説明する。また、以下では、Len_PA=210mmをLen_A4Yと称す。
カッター供給ローラー対27は、不図示の駆動源によって回転し、画像記録系24から送出された記録媒体21を切断部ローラー5へと供給する。切断部ローラー5は、切断駆動部4によって駆動し、カッター供給ローラー対27によって供給された記録媒体21を所定の大きさに切断する。この時、切断部ローラー5で切断される記録媒体21の搬送方向における長さ(サイズ)をLen_PAとする。本実施形態では、切断部ローラー5は、2本の刃物を有したスパイラル状のカッターであり、ローラーの周長が420mmとなっている。そして、2本の刃物を210mm間隔で配置し、切断部ローラー5を記録媒体21の搬送速度に同期させて駆動すれば、記録媒体21は長さ210mmに切断される。すなわち、Len_PA=210mmとなる。尚、本実施の形態の画像記録装置は、記録媒体21として297mm幅の連続紙を使用し、A4サイズ(297mm×210mm)に切断して排出するものとして説明する。また、以下では、Len_PA=210mmをLen_A4Yと称す。
切断駆動部4には、所謂サーボモーターを用い、画像記録制御部11から切断制御部12に対してパルス列指令を行なうことで駆動される。なお、切断駆動部4は、サーボモーターに限らず、ステッピングモーターなどで構成しても良い。
切断原点センサ7は、切断部ローラー5の刃物の位置を検出するための検出部である。本実施の形態の切断原点センサ7は、記録媒体21が切断される切断位置に配置されている。これにより切断原点センサ7は、切断部ローラー5が備える刃物が切断位置を通過したか否かを検出する。そして、切断原点センサ7による検出信号を入出力部13に出力し、演算処理装置9を介して画像記録制御部11に通知する。この切断原点センサ7は、記録媒体21が切断部ローラー5に到達していないときはLを、到達するとHを入出力部13に出力する。
次に排出系28について説明する。
排出系28は、排出経路切替部29、ローラー対30、排紙台31、ローラー対32及び廃棄媒体回収箱33からなる。
排出系28は、排出経路切替部29、ローラー対30、排紙台31、ローラー対32及び廃棄媒体回収箱33からなる。
排出経路切替部29は、画像記録制御部11からの指示に基づいて、媒体切断系26により切断された記録媒体21の排出経路を排紙台31もしくは廃棄媒体回収箱33に切り替える。排出経路切替部29は、記録処理開始時まで、もしくは記録処理終了後に発生する不要な白紙部分は廃棄媒体回収箱33へ導き、画像記録が行なわれた記録媒体21は排紙台31へと導く。
切断後の記録媒体21をスムーズに排出処理するために、排紙台31への経路上にはローラー対30が配置され、廃棄媒体回収箱33への経路上にはローラー対32が配置されている。このローラー対30及びローラー対32は、不図示の駆動源によって回転し、給送されてくる切断後の記録媒体21を、排紙台31や廃棄媒体回収箱33へ導く。
次に制御部8について説明する。
制御部8は、演算処理装置9、記憶部10、画像記録制御部11、切断制御部12、入出力部13及びバス14を備える。
制御部8は、演算処理装置9、記憶部10、画像記録制御部11、切断制御部12、入出力部13及びバス14を備える。
図1に示すように、演算処理装置9は、バス14によって制御部8内の記憶部10、画像記録制御部11、切断制御部12及び入出力部13と接続されている。また、演算処理装置9は、画像記録系24の第1画像記録部2−1〜第n画像記録部2−n及び上位機器15にも接続されている。
記憶部10は、本画像記録装置の制御プログラムの記憶や上位機器15からの記録データの一時記憶などを行なう。また、画像記録装置1の種々の調整パラメータ値等の保存も行なう。なお、上位機器15から通知される記録データには、少なくとも切断部ローラー5で切断される記録媒体21のサイズ情報が含まれている。
図3は、画像記録制御部11のブロック図である。
画像記録制御部11は、図3に示すように第1補正部41−1〜第n補正部41−n、駆動パルス生成部42及びパルス制御部43を有する。尚、第2媒体担持体25−nと同様に、以降第n補正部41−nを第2補正部41−nと称する。
画像記録制御部11は、図3に示すように第1補正部41−1〜第n補正部41−n、駆動パルス生成部42及びパルス制御部43を有する。尚、第2媒体担持体25−nと同様に、以降第n補正部41−nを第2補正部41−nと称する。
画像記録制御部11は、第1搬送情報生成部3−1〜第n搬送情報生成部3−nの信号をそれぞれ第1補正部41−1〜第n補正部41−nに入力する。
制御部8は、前述したように、例えば演算処理装置9に記憶部10に予め記憶された制御プログラムを実行させることで画像記録制御部11として機能する。
制御部8は、前述したように、例えば演算処理装置9に記憶部10に予め記憶された制御プログラムを実行させることで画像記録制御部11として機能する。
尚、画像記録制御部11は、ハードウェア、又は該ハードウェアと該ハードウェアを制御するための演算処理装置9が実行するソフトウェア(制御プログラム)との組み合わせのいずれかで構成してもよい。
第1媒体担持体25−1〜第n媒体担持体25−nの設計上の寸法は、前述したように直径485mmのドラムで構成されるが、加工における誤差や偏芯が発生する。この誤差や偏芯は記録精度の低下につながるため、これらを補正するための情報を各媒体坦持体毎にプロファイルとして第1補正部41−1〜第n補正部41−nに予め記憶する。そして、第1補正部41−1〜第n補正部41−nは、入力される第1搬送情報生成部3−1〜第n搬送情報生成部3−nの情報を各プロファイルの値に基づいて補正する。そして補正したパルスをパルス制御部43に対して出力する。この補正技術は、種々の提案がなされており、また本願の特徴となる部分ではないため、詳細説明は割愛する。
駆動パルス生成部42は、記録処理を行なわないときに切断駆動部4を駆動する指令パルスを生成し、パルス制御部43へと出力する。
パルス制御部43は、第1補正部41−1〜第2補正部41−n、及び駆動パルス生成部42からの出力パルスを、演算処理装置9からの選択指令に基づいて選択して切断制御部12へと出力する。
パルス制御部43は、第1補正部41−1〜第2補正部41−n、及び駆動パルス生成部42からの出力パルスを、演算処理装置9からの選択指令に基づいて選択して切断制御部12へと出力する。
具体的には、演算処理装置9は、記録処理を行なう際などは、第1補正部41−1〜第2補正部41−nの出力を選択して切断駆動部4に対する指令を行う。その結果、切断駆動部4は、記録媒体21の搬送量に同期して駆動される。jam時の処理や切断部ローラー5の原点復帰動作等、記録媒体21の搬送が伴わない動作を行なう際には、駆動パルス生成部42からの出力パルスを選択して切断駆動部4に対する指令を行う。その結果、切断駆動部4は記録媒体21の搬送量に非同期で駆動される。
パルス制御部43は、記録処理を行なう際、第1補正部41−1、第2補正部41−nからの出力パルスを、それぞれ第1画像記録部2−1、第2画像記録部2−nへと出力する。また、パルス制御部43は、演算処理装置9からの指示に基づいて、第1補正部41−1、第2補正部41−nからの出力パルスをカウントする機能も併せ持つ。
続いて、本実施の形態の特徴となる切断部ローラー5の制御と記録開始タイミングの制御について説明する。
はじめに、切断部ローラー5の制御について説明する。
はじめに、切断部ローラー5の制御について説明する。
切断部ローラー5には、前述の様に210mm間隔で2枚の刃物が取り付けられている。そして、切断ローラー5は、切断駆動部4により記録媒体21の搬送速度に同期して駆動され、記録媒体21を210mmの長さに切断する。切断駆動部4は、画像記録制御部11が切断制御部12に対してパルス列を入力することで駆動される。この切断駆動部4は8000パルスを入力することでモーター軸が1周する仕様になっている。
ここで、記録媒体21の搬送速度に切断部ローラー5の回転速度を同期させるため、記録媒体21の速度情報を得る必要がある。第1搬送情報生成部3−1の出力パルスは、300dpi(=25.4μmごとに)で出力されるので、このパルスを変換して切断部ローラー5の駆動パルスとして印可する。
切断部ローラー5は前述の様に1周420mmであり、第1搬送情報生成部3−1のパルス数に換算すると、420÷25.4×300=4960パルスに相当する。したがって、4960パルスで切断部ローラー5が1周するように切断制御部12を構成すれば、記録媒体21が420mm搬送された状態で切断部ローラー5が1周し、記録媒体21の搬送量に対して切断駆動部4が同期することになる。切断駆動部4自体は、前述の様に8000パルスで1周する仕様であるため4960パルスが入力されると8000パルスを出力するように、切断制御部12でPLL等を用いた周波数変換を行なう。尚、この技術は既知のため、詳細説明は割愛する。
以上説明した方法で、記録媒体21と切断部ローラー5の周速度は同期する。記録媒体21の搬送がなされれば、それに従い切断部ローラー5が回転動作することになる。
次に、画像記録タイミングの制御について図4、図5を用いて説明する。
次に、画像記録タイミングの制御について図4、図5を用いて説明する。
図4には、第1媒体担持体25−1から切断部ローラー5の切断位置(刃物位置)までの概念的な位置関係を示す。図5には、第1画像記録部2−1における切断原点センサ7の検出信号と、記録開始信号のタイミングとを示す。尚、簡単のため、ここでは第1画像記録部2−1にかかる動作のみ詳細に説明し、第2画像記録部2−nとの関係詳細は割愛する。
図4において、タイミングPcは、切断部ローラー5の刃物によって記録媒体21を切断する位置、タイミングPhはタイミングPcを基準とした場合の画像記録位置、タイミングPsは実際の画像記録位置である。
第1画像記録部2−1の記録位置と切断部ローラー5の刃物位置との離間距離は、図4のPc〜Ph間の距離、すなわちLen_CTで示した距離の値である。このLen_CTの値は、組立工程内等で実測でき、その値は機器固有のものである。そのため、Len_CTの値は予め記憶部10に記憶しておく。そして、このLen_CTの値と切断部ローラー5によって切断される記録媒体21の切断サイズ(Len_PA)とに基づいて記録開始タイミングを算出している。なお、本実施の形態では、Len_CT=2540mmに設計され、Len_PA(Len_A4Y)=210mmとしている。
今、Len_CTで示す離間距離2540mmは、第1搬送情報生成部3−1の出力パルスで、2540÷25.4×300=30000パルスに相当する。一方、切断サイズのA4短辺の長さ210mm(Len_A4Y)は同様に、210÷25.4×300=2480パルスに相当する。
よって、切断原点センサ7からHの検出信号を受信した時を起点に第1画像記録部2−1による記録を開始した場合、第1画像記録部2−1による記録位置と切断部ローラー5による切断位置との関係は、図4に示すように、A4サイズ12枚分とさらに第1搬送情報生成部3−1の出力パルスで、30000−2480×12=240パルス分ずれた位置から記録を開始することになる。言い換えれば、第1画像記録部2−1は、13枚目の先端から240パルス進んだ位置から記録を開始することになり、記録位置と切断位置とが一致しない。
そのため、第1画像記録部2−1による記録開始タイミングを切断原点センサ7からHの検出信号を受信した時から起算して14枚目のカット位置に合うように遅延させればよい。すなわち、タイミングPhとPsとの間の距離だけ遅延させてから第1画像記録部2−1よる記録を開始すればよいということになる。なお、遅延量をCT_Dlyとする。
この遅延量CT_Dlyは、2480パルス(A4短辺切断サイズ)−240パルス(進み量)=2240パルスになる。このように2240パルス遅延させることで、記録位置と切断位置とを一致させることができる。
この関係を、タイミングチャートとして図5に示す。
図5において、切断原点センサ7の信号をCTRORG_SNS、記録開始信号をPSTRG、第1搬送情報生成部3−1の出力を補正した第1補正部41−1の出力パルスをENCと示している。
図5において、切断原点センサ7の信号をCTRORG_SNS、記録開始信号をPSTRG、第1搬送情報生成部3−1の出力を補正した第1補正部41−1の出力パルスをENCと示している。
制御部8では、切断原点センサ7、すなわちCTRORG_SNSのONを検知してから、ENCの立ち上がりエッジをパルス制御部43によってカウントする。そして制御部8は、カウント値が遅延量CT_Dlyで示される2240パルスになったタイミングで記録開始信号PSTRGをONして、第1画像記録部2−1に記録を開始させればよい。これで切断部ローラー5の切断位置と第1画像記録部2−1による記録画像1ページ目の先端が一致する。
以降、2ページ目、3ページ目と連続して行なわれる記録に対しては、制御部8は、切断サイズLen_A4Y、すなわち第1搬送情報生成部3−1の出力パルスENCで2480パルスごとの周期で、記録したいページ数だけ、記録開始信号PSTRGを出力すればよい。
このとき第1搬送情報生成部3−1の出力パルスENCを2480パルス(Len_A4Y)分カウントする必要があるが、制御部8は、パルス制御部43にてカウントさせればよい。このことで、すべてのページにおける切断位置と、記録された画像先端の位置が一致する。
尚、画像記録装置1の解像度は、前述したように300dpiなので、第1搬送情報生成部3−1の出力パルスのパルス幅は図5のENCに示すように、25.4÷300=84.7μmになる。
また、本実施の形態では、Len_CT=2540mmに設定したが、このLen_CTの値が切断サイズの整数倍であれば、切断原点センサ7からHの検出信号を受信したときを起点に第1画像記録部2−1による記録を開始すればよい。すなわち、Len_CT=N*Len_PA(Nは整数)であれば、遅延量CT_Dlyは0パルスとなる。その結果、切断原点センサ7からHの検出信号を受信したときを起点に第1画像記録部2−1による記録を開始させることで、記録位置と切断位置を一致させることができる。
このように、演算処理装置9は、記憶部10に記憶したLen_CTを読み出し、該Len_CTとLen_PAとに基づいて、前述したようにCT_Dlyを演算する。なお、切断サイズに応じた遅延量CT_Dlyを予め記憶部10に記憶させておいてもよい。これにより、演算処理装置9は、記録処理毎に遅延量CT_Dlyを演算する必要は無く、上位機器15から通知された記録データに基づいて、記憶部10から遅延量CT_Dlyを読み出し、記録開始タイミングを決定することができる。
以上説明した方法で、記録媒体21に対する第1画像記録部2−1の記録位置と切断部ローラー5によるカット位置が、すべてのページにおいて一致する。尚、前述したように記録ヘッド吐出同期信号の第1搬送情報生成部3−1の出力パルスを切断部ローラー5の駆動制御に用いたことで、記録位置に対する切断位置の精度は向上する。また、第2画像記録部2−nによる記録の位置合わせについては、予め第1画像記録部2−1と第2画像記録部2−nの離間距離に相当する第1搬送情報生成部3−1のパルス数を演算もしくは測定し、第2画像記録部2−nの記録開始タイミングが、第1画像記録部2−1の記録開始タイミングに対して、このパルス数に相当する遅延を行う様に、制御部8が制御すればよい。
本実施の形態における画像記録装置1の記録処理について、図6を用いて説明する。
図6は画像記録装置1の記録処理時の動作を示すフローチャートである。
同図の処理は、画像記録装置1内の制御部8が、記憶部内の制御プログラムを実行することにより実現される。
図6は画像記録装置1の記録処理時の動作を示すフローチャートである。
同図の処理は、画像記録装置1内の制御部8が、記憶部内の制御プログラムを実行することにより実現される。
画像記録装置1の制御部8は、画像記録装置1の初期化処理を終了した後にステップ1において上位機器15からの記録処理要求を待つ(ステップS1、N)。
上位装置15から記録処理要求を受けると(ステップS1、Y)、制御部8は、ステップ2において記録媒体21の搬送を担持駆動部6に対して指示する。なお、この時、切断駆動部4も担持駆動部6に同期して駆動される。
次に制御部8は、ステップ3において、切断原点センサ7の出力を待つ(ステップS3、N)。そして切断原点センサ7が出力されると(ステップS3、Y)、制御部8は、ステップ4において、第1搬送情報生成部3−1のパルスENCが記憶部10から読み出された遅延量CT_Dlyになるまでカウントする。なお、遅延量CT_Dlyについては、前述したように算出されている。
次に制御部8は、ステップ3において、切断原点センサ7の出力を待つ(ステップS3、N)。そして切断原点センサ7が出力されると(ステップS3、Y)、制御部8は、ステップ4において、第1搬送情報生成部3−1のパルスENCが記憶部10から読み出された遅延量CT_Dlyになるまでカウントする。なお、遅延量CT_Dlyについては、前述したように算出されている。
制御部8は、このENCのカウント値がCT_Dlyに一致した時点で(ステップS4、Y)、第1画像記録部2−1及び第2画像記録部2−nに対して記録処理の開始を指示する(ステップS5)。その後、記録された記録媒体21が、下流へと搬送されていく。
次に制御部8は、ステップS6として、最終画像が排出されたかどうかを判断する。最終画像が排出されると(ステップS6、Y)、ステップS7として、制御部11は、記録媒体21の搬送停止を担持駆動部6に対して指示する。この時、切断駆動部4についても停止を指示する。そして、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態の画像記録装置1は、制御部8が、媒体切断系26を搬送情報生成部3の信号及び切断原点センサ7からの信号により画像形成のタイミングを制御することで、所謂カットマーク検出部及び切断機構の複雑な制御回路を必要とせず、安価かつ容易に構成することができ、ひいては検出部の誤検出等による装置スループット低下を防止することができる。
また、画像形成のタイミングを、媒体切断系26による記録媒体21の切断タイミングに連動する制御を行なうことにより、カット精度を低下させることなく切断可能な画像記録装置を提供することができる。
本実施形態によれば、カットマーク検出部及び切断機構に複雑な制御回路を用いずとも、カット精度の向上及び記録処理のスループット低下を回避することが可能な画像記録装置、及び画像記録装置の制御方法を実現できる。
1 画像記録装置
2−1 第1画像記録部
2−n 第n画像記録部(第2画像記録部)
3−1 第1搬送情報生成部
3−n 第n搬送情報生成部(第2搬送情報生成部)
4 切断駆動部
5 切断部ローラー
6 担持体駆動部
7 切断原点センサ
8 制御部
9 演算処理装置
10 記憶部
11 画像記録制御部
12 切断制御部
13 入出力部
14 バス
15 上位機器
21 記録媒体
22 媒体供給系
23 パウダクラッチ
24 画像記録系
25−1 第1媒体担持体
25−n 第n媒体担持体(第2媒体担持体)
26 媒体切断系
27 カッター供給モーター
28 排出系
29 排出経路切替部
30 排紙台モーター
31 排紙台
32 廃棄媒体回収モーター
33 廃棄媒体回収箱
41−1第1補正部
41−n第n補正部(第2補正部)
42 駆動パルス生成部
43 パルス制御部
2−1 第1画像記録部
2−n 第n画像記録部(第2画像記録部)
3−1 第1搬送情報生成部
3−n 第n搬送情報生成部(第2搬送情報生成部)
4 切断駆動部
5 切断部ローラー
6 担持体駆動部
7 切断原点センサ
8 制御部
9 演算処理装置
10 記憶部
11 画像記録制御部
12 切断制御部
13 入出力部
14 バス
15 上位機器
21 記録媒体
22 媒体供給系
23 パウダクラッチ
24 画像記録系
25−1 第1媒体担持体
25−n 第n媒体担持体(第2媒体担持体)
26 媒体切断系
27 カッター供給モーター
28 排出系
29 排出経路切替部
30 排紙台モーター
31 排紙台
32 廃棄媒体回収モーター
33 廃棄媒体回収箱
41−1第1補正部
41−n第n補正部(第2補正部)
42 駆動パルス生成部
43 パルス制御部
Claims (13)
- 連続シート状の記録媒体と、
前記記録媒体を搬送する搬送部と、
前記搬送部の搬送状況を示す信号を生成する搬送情報生成部と、
前記搬送情報生成部で生成された前記信号に基づいて制御され、前記記録媒体に対して画像記録を行う画像記録部と、
前記搬送情報生成部で生成された前記信号に基づいて制御され、前記画像記録された前記記録媒体を所定サイズに切断する切断刃を有する切断部と、
前記切断刃の位置を検出する検出部と、
前記画像記録部の前記記録媒体に対して前記画像記録を行う記録開始タイミングを制御する画像記録制御部と、を有し、
前記画像記録制御部は、前記記録開始タイミングを前記検出部の検出信号に基づいて制御することを特徴とする画像記録装置。 - 前記切断部は、回転体であり、前記搬送部によって搬送される前記記録媒体の搬送速度と同期して回転することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。
- 前記切断部は、搬送される前記記録媒体を停止させることなく切断を行なうことを特徴とする請求項1、又は2に記載の画像記録装置。
- 前記検出部は、前記切断刃における切断位置を検出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の画像記録装置。
- 前記画像記録制御部は、前記検出部で検出された前記検出信号を起点に所定の遅延量だけ遅延させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像記録装置。
- 前記遅延量は、前記画像記録部における記録位置から前記切断部における切断位置までの距離、及び前記切断部によって前記所定サイズに切断される前記記録媒体の搬送方向における長さに基づいて算出されることを特徴とする請求項5に記載の画像記録装置。
- 前記画像記録部における記録位置から前記切断部における切断位置までの距離をLen_CTとし、
前記所定サイズに切断される前記記録媒体の搬送方向における長さをLen_PAとすると、
Len_CT=n×Len_PA(nは1以上の整数)の場合は、前記検出部で検出された前記検出信号を起点に記録を開始し、
Len_CT=n×Len_PA+α(nは1以上の整数、0<α<Len_PA)の場合は、前記検出部で検出された前記検出信号を起点に前記搬送情報生成部における(Len_PA)―(α)に相当する前記信号分だけ遅延させて記録を開始することを特徴とする請求項6に記載の画像記録装置。 - 前記画像記録部における記録位置から前記切断部における切断位置までの距離をLen_CTとし、
前記所定サイズに切断される前記記録媒体の搬送方向における長さをLen_PAとすると、前記画像記録制御部は、
Len_CT=n×Len_PA(nは1以上の整数)の場合は、前記検出部で検出された前記検出信号を起点に記録を開始し、
Len_CT=n×Len_PA+α(nは1以上の整数、0<α<Len_PA)の場合は、前記検出部で検出された前記検出信号を起点に前記搬送情報生成部における(Len_PA)―(α)に相当する前記信号分だけ遅延させて記録を開始することを特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。 - 搬送される連続シート状の記録媒体に画像記録を行い、前記記録媒体の搬送速度と同期して駆動される切断部によって前記画像記録された前記記録媒体を所定のサイズに切断する画像記録装置の制御方法であって、
前記切断部によって前記記録媒体を切断する切断タイミングを検出し、前記切断タイミングを起点に前記記録媒体に前記画像記録を行う記録開始タイミングを制御することを特徴とする画像記録装置の制御方法。 - 前記記録開始タイミングは、前記切断タイミングを起点に所定の遅延量だけ遅延させることを特徴とする請求項9に記載の画像記録装置の制御方法。
- 前記遅延量は、前記画像記録が行われる記録位置から前記記録媒体が切断される切断位置までの距離と前記所定サイズに切断される前記記録媒体の搬送方向における長さとに基づいて算出されることを特徴とする請求項10に記載の画像記録装置の制御方法。
- 前記記録位置から前記切断位置までの距離をLen_CTとし、
前記所定サイズに切断される前記記録媒体の搬送方向における長さをLen_PAとすると、
Len_CT=n×Len_PA(nは1以上の整数)の場合は、前記切断タイミングを起点に記録を開始し、
Len_CT=n×Len_PA+α(nは1以上の整数、0<α<Len_PA)の場合は、前記切断タイミングを起点に前記搬送情報生成部における(Len_PA)―(α)に相当する分だけ遅延させて記録を開始することを特徴とする請求項11に記載の画像記録装置の制御方法。
- 前記画像記録が行われる記録位置から前記記録媒体が切断される切断位置までの距離をLen_CTとし、
前記所定サイズに切断される前記記録媒体の搬送方向における長さをLen_PAとすると、前記記録開始タイミングは、
Len_CT=n×Len_PA(nは1以上の整数)の場合は、前記切断タイミングを起点に記録を開始し、
Len_CT=n×Len_PA+α(nは1以上の整数、0<α<Len_PA)の場合は、前記切断タイミングを起点に前記搬送情報生成部における(Len_PA)―(α)に相当する分だけ遅延させて記録を開始することを特徴とする請求項9に記載の画像記録装置の制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008309479A JP2009166483A (ja) | 2007-12-19 | 2008-12-04 | 画像記録装置、及びその制御方法 |
US12/336,729 US20090162127A1 (en) | 2007-12-19 | 2008-12-17 | Image recording device and its control method |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007327062 | 2007-12-19 | ||
JP2008309479A JP2009166483A (ja) | 2007-12-19 | 2008-12-04 | 画像記録装置、及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009166483A true JP2009166483A (ja) | 2009-07-30 |
Family
ID=40968210
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008309479A Withdrawn JP2009166483A (ja) | 2007-12-19 | 2008-12-04 | 画像記録装置、及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009166483A (ja) |
-
2008
- 2008-12-04 JP JP2008309479A patent/JP2009166483A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5808125B2 (ja) | デジタル印刷方法及びその装置 | |
US9896298B2 (en) | Apparatus and method for cutting sheet | |
US8449104B2 (en) | Conveyance apparatus and recording apparatus | |
JP2008056367A (ja) | 印刷装置および連続印刷のための印刷媒体の搬送制御方法 | |
US20100266324A1 (en) | Image recording device and its feed stoppage method | |
US20110032577A1 (en) | Image recording apparatus and controlling method thereof | |
JP2010125763A (ja) | ウェブ搬送装置 | |
JP5246211B2 (ja) | 画像記録装置及び画像記録方法 | |
JP2018130898A (ja) | 印刷装置 | |
JP2004082640A (ja) | インクジェット記録装置、インクジェット記録方法、プログラムおよび記憶媒体 | |
JP2009226839A (ja) | 画像記録装置 | |
US11838463B2 (en) | Printing apparatus and method for controlling printing apparatus | |
US20190263162A1 (en) | Printing apparatus for web | |
JP6171487B2 (ja) | 記録装置、搬送装置 | |
JP2009166483A (ja) | 画像記録装置、及びその制御方法 | |
JP2006212923A (ja) | 印刷装置、及び印刷装置における記録媒体の搬送方法 | |
US20090162127A1 (en) | Image recording device and its control method | |
JP4822984B2 (ja) | 記録媒体の搬送装置、搬送方法、および記録装置 | |
JP2012166406A (ja) | 画像記録装置及び画像記録装置の制御方法 | |
JP2008087205A (ja) | プリンタおよびプリンタの制御方法 | |
US11805217B2 (en) | Image recording device, method of controlling image recording device, and non-transitory computer-readable recording medium therefor | |
US20110107925A1 (en) | Image recording apparatus and controlling method thereof | |
JP7381216B2 (ja) | 記録装置および制御方法 | |
JP2012006253A (ja) | 画像記録装置、及び画像記録装置の制御方法 | |
JP2011218763A (ja) | 画像記録装置、及び画像記録装置の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110225 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110615 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20110620 |
|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20120207 |