JP2009160007A - ミシン台 - Google Patents
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Abstract
【課題】特定の縫製サイズを有する被縫製物の縫製作業のみに制約されず、様々な大きさ及び形状を有する被縫製物の縫製作業に使用することができるミシン台の提供を目的とする。
【解決手段】中央天板4を、ミシン台1の左右方向に対してミシンAが直交する角度に水平回転して、中央天板4の左右長辺部と、中央天板4に対して同一平面となる水平角度に回動された左右天板5,6の基端側辺部とを連結固定する。或いは、中央天板4を、ミシン台1の左右方向に対してミシンAが平行する角度に水平回転して、中央天板4の一側短辺部と、中央天板4に対して同一平面となる水平角度に回動された左側天板5の基端側辺部とを連結固定する。
【選択図】図1
【解決手段】中央天板4を、ミシン台1の左右方向に対してミシンAが直交する角度に水平回転して、中央天板4の左右長辺部と、中央天板4に対して同一平面となる水平角度に回動された左右天板5,6の基端側辺部とを連結固定する。或いは、中央天板4を、ミシン台1の左右方向に対してミシンAが平行する角度に水平回転して、中央天板4の一側短辺部と、中央天板4に対して同一平面となる水平角度に回動された左側天板5の基端側辺部とを連結固定する。
【選択図】図1
Description
この発明は、例えば幅広、長尺、筒状、袋状、平板状、扁平状等の様々な大きさ及び形状を有する被縫製物を、家庭用又は工業用のミシンにより縫製する作業に用いられるミシン台に関する。
例えばキルト等の被縫製物を縫い合わせる場合、被縫製物の縫製サイズが小さければ、被縫製物を作業面積が小さいミシン台に載置して、ミシンによる縫い合わせ作業を行うことができる。しかし、複数枚の被縫製物を縫い合わせると、被縫製物全体の縫製サイズが大きくなるので、被縫製物がミシン台から食み出してしまう。また、ミシンの針落ち位置に供給される被縫製物の縫い合わせ部分に張力が付与されるので、所望する縫い方に縫製することが非常に難しい。したがって、被縫製物の縫製サイズがある程度大きくなれば、被縫製物を作業面積が広いミシン台上に移載して、ミシンによる縫い合わせ作業を行わなければならず、被縫製物を載せかえる作業に手間及び時間が掛かる。
また、被縫製物の縫製サイズに応じて複数の各ミシンを使い分ければよいが、各ミシンの間で作業者が移動しなければならず、作業能率が悪い。また、複数台の各ミシンを設置又は保管するためのスペースを確保することが難しく、一つの場所に配置することができない。また、設置スペースによって縫製作業が制約されるため、様々な大きさ及び形状を有する被縫製物の縫製作業が行えない。
また、回転部を有するものとしては、例えばディスプレイ装置が載置される台板を、水平に回転しうる回転台の上面において前後に摺動しうるように設けた特許文献1のコンピュータ機器用机があるが、台板上に載置される装置との間に段差があるため、同一平面で作業を行うことができない。
この発明は前記問題に鑑み、特定の縫製サイズを有する被縫製物の縫製作業のみに制約されず、様々な大きさ及び形状を有する被縫製物の縫製作業に使用することができるミシン台の提供を目的とする。
この発明は、被縫製物の所定部分をミシンにより所望する縫い方で縫製する作業に用いられるミシン台であって、前記ミシン台を、支持枠上部に固定された支持台の上面に対して水平回転自在に設けられた中央天板と、該中央天板の左右に配置され前記支持台の左右端部に対して上下回動自在に連結された左側天板と右側天板とで構成し、前記中央天板を、前記ミシン台の左右方向に対して前記ミシンが直交する角度と、該ミシンが平行する角度とに水平回転自在に設け、前記左側及び右側の各天板を、前記中央天板に対して同一平面となる水平角度と、前記支持枠の両側部に沿った垂直角度とに上下回動自在に設け、前記ミシンが直交する角度に回転された中央天板と、該中央天板に対して同一平面となる水平角度に回動された左右天板との間に、該中央天板と左右天板との対向端部を連結する連結手段を設け、前記ミシンが平行する角度に回転された中央天板と、該中央天板に対して同一平面となる水平角度に回動された左側天板との間に、該中央天板と左側天板との対向端部を連結する連結手段を設けたミシン台であることを特徴とする。
この発明の態様として、前記中央天板と前記ミシンとを、該中央天板の回転中心とミシンの針落ち位置とが同一垂直線上に位置するように設け、前記中央天板を、該中央天板に載置されたミシンの針落ち位置を中心として水平回転自在に設けることができる。
また、この発明の態様として、前記中央天板の上面に、前記ミシンの送り台の側面全周と合致する大きさ及び形状で、該送り台の出し入れが許容される開口部を形成し、前記中央天板を、前記開口部に収容されたミシンの送り台に対して同一平面となる高さに設けることができる。
また、この発明の態様として、前記中央天板を、前記ミシンが載置される下側受板と、前記開口部が形成された上側天板とで構成し、前記上側天板を、該上側天板の開口部に収容されたミシンの送り台に対して同一平面となる高さに上下調節自在に設けることができる。
また、この発明の態様として、前記左側天板と右側天板を、前記中央天板の高さに応じて該中央天板に対して同一平面となる高さに上下調節自在に設けることができる。
前記ミシンは、例えば本縫いミシン、ロックミシン、掬い縫いミシン、本体が単独で販売されるミシン等の家庭用ミシン又は工業用ミシンで構成することができる。また、被縫製物は、例えば幅広、長尺、筒状、袋状、平板状、扁平状等の様々な大きさ及び形状を有する布地で構成することができる。実施例では、例えばキルト等の被縫製物を縫い合わせる作業を説明しているが、皮革や不織布、合成樹脂等の材質で形成された被縫製物を縫製する作業にも用いることができる。
この発明によれば、被縫製物の縫製サイズに応じて、該被縫製物が載置されるミシン台全体の作業面積及び中央天板に載置されたミシンの向きを変更するので、特定の縫製サイズを有する被縫製物の縫製作業のみに制約されず、様々な大きさ及び形状を有する被縫製物の縫製作業に使用することができる。
この発明は、様々な大きさ及び形状を有する被縫製物の縫製作業に使用することができるという目的を、ミシン台の中央天板を、該中央天板に載置されたミシンが直交する角度と該ミシンが平行する角度とに水平回動自在に設け、左側天板及び右側天板の両方又は一方を中央天板に対して同一平面となる角度に上下回動自在に設けることで達成した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は、被縫製物の縫製サイズに応じて、該被縫製物が載置されるミシン台全体の作業面積及び中央天板に載置されたミシンの向きを変更することができるミシン台を示し、図1及び図2に於いて、このミシン台1は、所望する方向へ走行移動自在に設けられた支持枠2と、支持枠2上部に水平固定された支持台3と、支持台3の上面に対して水平回転自在に設けられた中央天板4と、作業者が待機するミシン台1の手前側(図1に示す右側斜め手前)を正面として、中央天板4の左右に配置され、支持台3の左右端部に対して上下回動自在に連結された左側天板5と右側天板6とで構成されている。
支持枠2は、図3にも示すように、左右に配置した一対の各下側枠部2a,2aの後端側上面に、一対の各支柱2b,2bを上方に向けて垂直に固定している。各支柱2b,2bの上端部に、一対の各上側枠部2c,2cを各下側枠部2a,2aと平行して前後方向に向けて水平に固定している。また、各下側枠部2a,2aの前端側下面には、足を載せるための足載せ枠2dを水平に固定している。各支柱2b,2bの下端側後面には、後側枠板2eを固定している。
また、各下側枠部2a,2aの両端部下面側には、所望する方向(例えば略360度)へ水平回動自在なストッパー機能付きの各キャスター2f…が取り付けられており、任意の設置場所へ走行移動自在に設けている。また、各キャスター2f…を取り付けず、各下側枠部2a,2aを、所望する場所の設置面に対して接地してもよい。
なお、各支柱2b,2bを、垂直方向に対して任意長さに伸縮調節自在に設けてもよく、中央天板4及び左右天板5,6を、例えば作業者の身長、座高等に応じて任意高さに上下調節することができる。
中央天板4は、図3、図4にも示すように、ミシンAの送り台Aaが載置される下側受板4Aと、該送り台Aaの出し入れが許容される開口部4Baが形成された上側天板4Bとで構成されている。支持台3と下側受板4Aとの対向面間には、ターンテーブル等の水平回転可能な回転台7を配置している。
上側天板4Bの上面中央には、ミシンAの送り台Aaの出し入れが許容される開口部4Baを形成している。開口部4Baは、送り台Aaの側面全周と合致する大きさ及び形状で、上方から見てU字状に形成している。また、上側天板4Bの遊端側端部も、開口部4Baと連通してミシンAの送り台Aaの出し入れが許容される幅に開放している(図4参照)。
開口部4Baは、該開口部4Baに収容されるミシンAを、後述する回転台7の回転中心に対してミシンAの針落ち位置A1が同一垂直線上に位置するように規制する。また、ミシンAの針落ち位置A1は、送り台Aaの送り面に組み付けられた針板Ab上に設定している。
また、上側天板4Bは、図5の(a)、(b)にも示すように、上側天板4Bの開口部4Baに収容されたミシンAの送り台Aaの高さに応じて、上側天板4Bの上面と送り台Aaの送り面とが同一平面となる高さに上下調節自在に設けている。
つまり、上側天板4Bは、該上側天板4Bの下面側四隅部に垂直固定した4本の各ボルト8…を、下側受板4Aの上面側四隅部に形成した各孔部4Aa…に挿通し、下側受板4Aの上下面に露出するボルト8と、ボルト8の挿通側端部に螺着したナット9の締付け力により、上側天板4BをミシンAの送り台Aaに対して同一平面となる高さ位置に固定している。また、ボルト8及びナット9による締付け力を緩めれば、上側天板4Bを、ミシンAの送り台Aaの高さに応じて所望する高さ位置に上下調節することができる。
なお、上側天板4BをミシンAの送り台Aaに対して同一平面となる高さ位置に上下調節した後、高さ調節済みの中央天板4を、支持台3上面に配置された回転台7上に設置するか、回転台7上に設置したまま上側天板4Bの高さを上下調節してもよい。
回転台7は、図4にも示すように、該回転台7上に固定された中央天板4を、回転台7の回転中心と同一垂直線上に設定されたミシンAの針落ち位置A1を中心として、上方から見て時計回り方向T1と反時計回り方向T2とに所定の回動範囲(90度)だけ水平回転自在に設けている。
また、回転台7には、該回転台7を所定の回転角度に規制するためのストッパー等の規制機構が組み込まれており、中央天板4を、ミシン台1の左右方向に対して中央天板4に載置されたミシンAが直交する角度(図9参照)と、ミシン台1の左右方向に対して中央天板4に載置されたミシンAが平行する角度(図7参照)とに回動規制する。
また、下側受板4Aの遊端側下面には、所望する方向へ自由回転自在な一対の各ボールキャスター10,10が所定間隔に隔てて取り付けられており、中央天板4を時計回り方向T1と反時計回り方向T2とに水平回転する際に、中央天板4の全体を水平状態に支持する。
左側天板5及び右側天板6は、図3、図5にも示すように、左右天板5,6の基端側下面に固定された各支持板5A,6Aの下端部と、支持台3の左右端部とを一対の各蝶板11,11で連結して、左側天板5及び右側天板6を、中央天板4に対して同一平面となる水平角度と、支持枠2の各支柱2b,2bに沿った垂直角度とに上下回動自在に設けている。
左側天板5及び右側天板6を引き上げるように上方へ回動して、左右天板5,6の基端側下面に固定された各支持板5A,6Aの下端面を、支持台3の左右端部上面に当接し、左右天板5,6の基端側端面を、中央天板4の上側天板4Bの左右端面に当接することにより、左側天板5及び右側天板6が、中央天板4に対して同一平面となる水平角度に回動規制される(図3の仮想線参照)。
また、左側天板5及び右側天板6を、支持枠2の各支柱2b,2bに沿った垂直角度に回動すると、左右天板5,6の基端部及び各支持板5A,6Aの端部は、中央天板4の下側受板4A及び上側天板4Bに対して当接が回避され、中央天板4の水平回転が許容される間隔に離間される(図3の実線参照)。
実施例では、中央天板4の水平回転がスムースに行えるように、下側受板4A及び上側天板4Bの遊端側角隅部をアール形状に形成して、右側支柱2bに沿った垂直角度に回動された右側天板6の基端部及び支持板6Aの端部に対して当接が回避されるように設けている。或いは、下側受板4A及び上側天板4Bを、予め右側天板6の基端部及び支持板6Aの端部に対して当接が回避される大きさ及び形状に形成しておいてもよい。
また、ミシン台1の左右方向に対してミシンAが直交する角度に回転された中央天板4の左右長辺部と、該中央天板4に対して同一平面となる水平角度に回動された左右天板5,6の基端側辺部との間には、該中央天板4と左右天板5,6との対向端部を連結するための連結金具12を設けている(図5、図8参照)。
また、ミシン台1の左右方向に対してミシンAが平行する角度に回転された中央天板4の一側短辺部と、該中央天板4に対して同一平面となる水平角度に回動された左側天板5の基端側辺部との間には、該中央天板4と左側天板5との対向端部を連結するための連結金具12を設けている(図5、図6参照)。
連結金具12は、図5にも示すように、金具本体12aと、操作部12bと、リング12cと、フック12dとで構成され、金具本体12aに取り付けられた操作部12bに、フック12dに係止されるリング12cを取り付けている。
つまり、ミシン台1の左右方向に対してミシンAが直交する角度に水平回転された中央天板4の上側天板4Bの左右長辺部に、中央天板4に対して同一平面となる水平角度に回動された左右天板5,6の基端側辺部を当接した際に、上側天板4Bの一側短辺部に固定された金具本体12aの操作部12bを係止方向へ回動して、リング12cを、左右天板5,6の基端側辺部に固定されたフック12dに係止する(図5の(a)参照)。この後、操作部12bをロック側へ回動操作して、中央天板4と左右天板5,6とを連結固定する(図8参照)。
また、ミシン台1の左右方向に対してミシンAが平行する角度に水平回転された中央天板4の上側天板4Bの一側短辺部に、中央天板4に対して同一平面となる水平角度に回動された左側天板5の基端側辺部を当接した際に、上側天板4Bの一側短辺部に固定された金具本体12aの操作部12bを係止方向へ回動して、リング12cを、左側天板5の基端側辺部に固定されたフック12dに係止する(図5の(a)参照)。この後、操作部12bをロック側へ回動操作して、中央天板4と左側天板5とを連結固定する(図6参照)。
図示実施例は前記の如く構成するものにして、以下、ミシン台1を用いた被縫製物Bの縫製作業を説明する。
先ず、ミシン台1上にて縫製サイズが小さい被縫製物Bの縫い合わせ作業を行う場合、図3、図5の(b)の仮想線に示すように、中央天板4に対して左側天板5及び右側天板6を同一平面となる角度に水平固定している連結金具12の連結固定を解除した後、左側天板5及び右側天板6を引き下げるように下方へ回動して、支持枠2の各支柱2b,2bに沿った垂直角度に回動する。
この後、図4の仮想線に示すように、回転台7の回転中心と同一垂直線上に設定されたミシンAの針落ち位置A1を中心として、中央天板4の遊端側をミシン台1の前側へ回動するとともに、ミシンAが載置された中央天板4を上方から見て時計回り方向T1に水平回転して、中央天板4を、作業者が待機するミシン台1の手前側(図1に示す右側斜め手前)を正面として、ミシン台1の左右方向に対してミシンAが平行する角度に回転停止する(図6、図7参照)。
右側天板6を右側支柱2bに沿った垂直角度に回動したまま、左側天板5を引き上げるように上方へ回動し、左側天板5の基端側端面を、中央天板4の上側天板4Bの左側端面に当接して同一平面となる角度に回動規制した後、連結金具12により左側天板5を中央天板4に対して同一平面となる水平角度に水平固定する(図5の(a)、図6、図7参照)。これにより、縫製サイズが小さい被縫製物Bの縫い合わせ作業を行うのに適した作業面積を確保することができる(図1参照)。
次に、ミシン台1上にて縫製サイズが大きい被縫製物Bの縫い合わせ作業を行う場合、図3、図5の(b)の実線に示すように、中央天板4と左側天板5とを同一平面となる水平角度に固定している連結金具12の連結固定を解除した後、左側天板5を引き下げるように下方へ回動して、支持枠2の左側支柱2bに沿った垂直角度に回動する。
この後、ミシンAの針落ち位置A1を中心として、中央天板4の遊端側をミシン台1の後側へ回動するとともに、ミシンAが載置された中央天板4を上方から見て反時計回り方向T2に水平回転して、中央天板4をミシン台1の左右方向に対してミシンAが直交する角度に回転停止する(図4の実線参照)。
支持枠2の各支柱2b,2bに沿った垂直角度に回動された左側天板5及び右側天板6を引き上げるように上方へ回動し、左側天板5及び右側天板6の基端側端面を、中央天板4の上側天板4Bの左右端面に当接して同一平面となる水平角度に回動規制した後、連結金具12により左側天板5及び右側天板6を中央天板4に対して同一平面となる水平角度に水平固定する(図5の(a)、図8、図9参照)。これにより、縫製サイズが大きい被縫製物Bの縫い合わせ作業を行うのに適した広い作業面積を確保することができる(図2参照)。
以上のように、被縫製物Bの縫製サイズに応じて、該被縫製物Bが載置されるミシン台1全体の作業面積及び中央天板4に載置されたミシンAの向きを90度変更するので、特定の縫製サイズを有する被縫製物Bの縫製作業のみに制約されず、様々な大きさ及び形状を有する被縫製物Bの縫製作業に使用することができる。これにより、一つのミシン台1を、サイズの小さい被縫製物Bと、サイズの大きい被縫製物Bを縫製する作業に兼用することができる。
また、ミシンAが載置された中央天板4を、回転台7の回転中心と同一垂直線上に設定されたミシンAの針落ち位置A1を中心として、ミシン台1の左右方向に対してミシンAが平行する角度と直交する角度とに水平回転するので、ミシン台1の正面側に待機する作業者の位置を変える必要がなく、様々な大きさ及び形状を有する被縫製物Bの縫製作業が定位置で行え、ミシンAによる縫製作業の能率アップを図ることができる。
図10は、左側天板5及び右側天板6の両方を、中央天板4に対して同一平面となる高さに上下調節自在に設けた他の例を示している。なお、右側天板6も左側天板5と同様に上下調節自在に設けられており、同一の構成であるのでその詳細な説明を省略する。
左側天板5は、左側天板5の基端側下面に固定した支持板5aと、支持台3の左側端部に連結した支持板5bとを重ね合せて、支持部5bに形成した孔部5b1と、支持板5aに形成した長孔5a1とを連通した後、孔部5b1及び長孔5a1に挿通したボルト13と、ボルト13の挿通側端部に螺着したナット14の締付け力により、左側天板5を中央天板4に対して同一平面となる高さに固定している。また、ボルト13及びナット14による締付け力を緩めれば、左側天板5を、中央天板4の高さに応じて所望する高さ位置に上下調節することができるので、前記実施例と略同等の作用及び効果を奏することができる。
この発明の構成と、前記実施例との対応において、
この発明の連結手段は、実施例の連結金具12に対応するも、
この発明は、前記実施例の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
この発明の連結手段は、実施例の連結金具12に対応するも、
この発明は、前記実施例の構成のみに限定されるものではなく、請求項に示される技術思想に基づいて応用することができ、多くの実施の形態を得ることができる。
例えば中央天板4の上側天板4Bに形成された開口部4Baを、ミシンAの種類に応じて、該ミシンAの送り台Aaが収容される大きさ及び形状に変更するか、上側天板4Bを交換する等してもよい。
また、左側天板5及び右側天板6の基端側端面と、中央天板4の上側天板4Bの左右端面とを互いに嵌合してもよく、左側天板5及び右側天板6を中央天板4に対して同一平面となる水平角度に回動固定した際にガタ付くのを防止することができる。
A…ミシン
A1…針落ち位置
B…被縫製物
1…ミシン台
2…支持枠
3…支持台
4…中央天板
4Ba…開口部
5…左側天板
6…右側天板
7…回転台
11…蝶板
12…連結金具
A1…針落ち位置
B…被縫製物
1…ミシン台
2…支持枠
3…支持台
4…中央天板
4Ba…開口部
5…左側天板
6…右側天板
7…回転台
11…蝶板
12…連結金具
Claims (5)
- 被縫製物の所定部分をミシンにより所望する縫い方で縫製する作業に用いられるミシン台であって、
前記ミシン台を、支持枠上部に固定された支持台の上面に対して水平回転自在に設けられた中央天板と、該中央天板の左右に配置され前記支持台の左右端部に対して上下回動自在に連結された左側天板と右側天板とで構成し、
前記中央天板を、前記ミシン台の左右方向に対して前記ミシンが直交する角度と、該ミシンが平行する角度とに水平回転自在に設け、
前記左側及び右側の各天板を、前記中央天板に対して同一平面となる水平角度と、前記支持枠の両側部に沿った垂直角度とに上下回動自在に設け、
前記ミシンが直交する角度に回転された中央天板と、該中央天板に対して同一平面となる水平角度に回動された左右天板との間に、該中央天板と左右天板との対向端部を連結する連結手段を設け、
前記ミシンが平行する角度に回転された中央天板と、該中央天板に対して同一平面となる水平角度に回動された左側天板との間に、該中央天板と左側天板との対向端部を連結する連結手段を設けたことを特徴とする
ミシン台。 - 前記中央天板と前記ミシンとを、該中央天板の回転中心とミシンの針落ち位置とが同一垂直線上に位置するように設け、
前記中央天板を、該中央天板に載置されたミシンの針落ち位置を中心として水平回転自在に設けたことを特徴とする
請求項1に記載のミシン台。 - 前記中央天板の上面に、前記ミシンの送り台の側面全周と合致する大きさ及び形状で、該送り台の出し入れが許容される開口部を形成し、
前記中央天板を、前記開口部に収容されたミシンの送り台に対して同一平面となる高さに設けたことを特徴とする
請求項1又は2に記載のミシン台。 - 前記中央天板を、前記ミシンが載置される下側受板と、前記開口部が形成された上側天板とで構成し、
前記上側天板を、該上側天板の開口部に収容されたミシンの送り台に対して同一平面となる高さに上下調節自在に設けたことを特徴とする
請求項1〜3のいずれか一つに記載のミシン台。 - 前記左側天板と右側天板を、前記中央天板の高さに応じて該中央天板に対して同一平面となる高さに上下調節自在に設けたことを特徴とする
請求項1〜4のいずれか一つに記載のミシン台。
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