JP2009157187A - 透過型液晶パネル及び液晶表示装置ならびに投射型表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 透過型液晶パネルの光漏れをなくす。
【解決手段】 画素電極がマトリックス状に形成されるとともに各画素電極に対応して各々スイッチング素子が形成された画素領域を有する半導体基板と、対向電極を有する入射側の透明基板とが相対向して配置されるとともに、前記半導体基板と前記透明基板との間隙内に液晶が封入され、前記スイッチング素子を介して前記画素電極に電圧が印加されるように構成された液晶パネルにおいて、前記透明基板の内面には前記画素領域外に対向した額縁遮光膜が形成され、前記半導体基板の前記画素領域の周囲に複数の黒表示画素電極列が形成され、さらに黒表示画素列の形成領域の周囲には導電層が形成され、該黒表示画素電極列及び導電層と前記対向電極との間に狭持された液晶に表示を黒色方向の表示レベルにする交流電圧が印加されるように構成されてなる透過型液晶パネルとする。
【選択図】 図2

Description

本発明は透過型液晶パネル及び液晶表示装置ならびに投射型表示装置に関するものである。
従来、アクティブマトリクス液晶パネルとしては、ガラス基板上にアモルファスシリコンを用いたTFTアレーを画素電極として1対1で形成したものや、単結晶シリコン基板上にTFTアレーを画素電極として1対1で形成したもの、サファイア基板上にアモルファスシリコンを用いたTFTアレーを画素電極として1対1で形成したものなどで、TFTで画素電極に駆動電圧を印加するようにした構造の液晶パネルが実用化されている。
また、前記液晶パネルを用いて電子ビューファインダーや投射型表示装置が実用化されている。
液晶パネルは透過型であれ反射型であれ、液晶パネルに光を照射して表示しなければならず、従来技術では液晶表示パネルの有効表示領域以外で光源からの光が透過しコントラストが低下するという問題があり、その対応が図られている。
図5は上基板の内面と下基板の外面に遮光膜を設けたものであり、従来技術による透過型表示装置の主要部断面図である。対向電極基板(上基板)52の液晶面側に遮光膜51があり、さらに他方の基板(下基板)53の外側の周辺部に印刷により黒色の遮光膜54を形成してある。ここでいう周辺部とは接続端子領域、シール領域55及び非駆動領域である。非駆動領域は遮光膜51で遮光されているため遮光膜54で全ておおう必要はない。液晶パネルは、プリント配線基板57と配線テープ58で接続されており、配線テープ58上に液晶駆動用のICを実装することが多い。配線テープ58による接続は強度的に弱いため樹脂により強化することが一般的であるが補強板59をつける場合もある。補強板59を遮光性のある金属等により構成すると遮光範囲が広くなる。56は液晶である。(特許文献1参照)
図6は上基板の外面に遮光部材、下基板にダミー画素電極を設けたものであり、従来技術による反射型液晶パネルの断面図(A)と上面図(B)である。
反射側基板(下基板)64の画素領域66の周囲に本来の表示に寄与しないダミー画素電極67が複数列形成されたダミー画素領域が設けられている。一方、対向基板(上基板)61の外面(図では上面)側の周縁には、反射率の低い樹脂材料で構成もしくは表面にCr(クロム)膜等を形成した遮光部材63が、前記ダミー画素領域途中からその外側の周辺回路の上方を覆うように接合されている。つまり、前記遮光部材63の内端(開口端)63aがダミー画素領域内に位置するように設計されている。そして、前記ダミー画素電極67に、交流電圧が印加されるように構成されている。62は共通電極であり、65は画素電極である。
前記ダミー画素電極は2列に限定されるものでなく、何列であっても良い。通常は6列もあれば充分である。
表示用の画素の周囲にダミー画素を設けることにより、見切り表示ができるだけではない。画素領域とダミー画素領域との境界が液晶を駆動する上で不連続でなくなる(液晶が共に駆動された領域となる)ので、従来、画素領域と液晶を駆動しない周辺領域との境界にて発生し画素領域での表示に影響を与えた表示むらは、画素領域近傍では抑えることができ、表示の画質を向上できる。
また、遮光部材を設けたとしても、その内端を上記ダミー画素領域上に配置すればよく、遮光部材を画素領域の周辺端部に一致させなくてよいので遮光部材の位置合わせが簡単となる。加えて、遮光部材とダミー画素領域での黒レベル表示との組み合わせにより見切りの黒色表示ができるので、光漏れをより少なくできる。(特許文献2参照)
図7は従来技術により上基板と下基板の内面に遮光膜を設けたもので透過型電気光学装置の断面図である。上基板71の内面には額縁遮光膜72が形成され、下基板73には画素電極の外周に下側遮光膜74が形成されている。(特許文献3参照)
図8は上基板上面に見切りマスクを設け、下基板にダミー画素電極を設けた液晶表示装置の説明図であり、見切りマスクの開口部位置に合わせて画素表示位置を調整できる回路を有するものである。液晶表示素子は上基板81、下基板82、シール部材83、液晶84で構成されている。上基板81と下基板82をシール部材83で貼り合わせ、内部空間に液晶84を注入してある。液晶表示素子の外縁部には貼り合わせのためにシール部材83があるので、表示部位の品位を上げるために液晶表示素子の上部外周には、表示部位を規制する開口部85aを有するマスク部材85が配置されている。液晶表示装置の上面図(部分)(A)と正面断面図(部分)(B)及び画面表示位置調整回路駆動のタイミングチャートであり、(C)はビデオ(Video)信号、(D)は水平同期(HD)信号、(E)はVIDEO1信号(F)はSTART1信号、(G)はSTART2信号である。
液晶表示装置は液晶表示素子の上面に配置されたマスク部材85の開口部85aが、右側にずれている状態にある。開口部85aが黒表示部86の内周86bより映像表示部にかかっている状態であるが、これは、本来開口部85aが液晶表示素子の中央に配置されているとして、START1信号とVIDEO1信号が設定されているのに、開口部85aがずれて組み立てられたためである。
本構成では黒表示部の内周を1点鎖線で示す86b’までずらし、黒表示部の内周がマスク部材の開口部85aより内側にくるように調整する。図に示す黒補正量分だけSTART2のようにSTART1より立ち上がりを早くする。START1での黒表示部は左右が均等に設定されているが、START2では左の黒表示部を長く、右の黒表示部を短くなるように調整している。これにより、左右の黒表示部が開口部85aから均等に配置されるように調整でき、映像表示部は黒表示部の中心にあるので、液晶表示素子に対するマスク部材の組み立てずれが補正できる。本構成では、黒表示部と映像表示部は水平方向で連続してサンプリングされ、黒表示部のサンプリング数を調整することで黒表示部の幅を可変としている。(参考文献4参照)
特開平9−146084号公報 図1 特開平10−170935号公報 図5、図6 特開2003−177427号公報 図20 特開2003−156734号公報
特許文献1、特許文献2、特許文献4に記載の液晶パネルのように遮光膜(遮光板)が基板の外面に形成されていると、透明基板の板厚のために光漏れが発生しやすく、光漏れを防止するために遮光膜を画素領域上面まで被せるようにすると表示領域が小さくなてしまう。また、遮光膜を外面に設けると液晶パネルのマテハンにおいて遮光膜に傷がつきやすく保護膜を形成しなければならないことがある。
図9は従来技術による液晶表示パネルの模式図で断面図である。(A)は上基板上面に遮光膜を形成してあり、(B)は上基板下面(内面)に遮光膜を形成している。各部の寸法差が大きいので比例尺では書けない。小型の液晶パネルの寸法例として、(A)において、上方から、遮光膜が1500Å、上基板が7000000Å(0.7mm)、共通電極(ITO膜)が500Å、配向膜(ポリイミド)が500Å、液晶層(シール層)が14000Å、配向膜(ポリイミド)が500Å、画素電極(ITO膜)が500Å、下基板が6000000Å(0.6mm)程度である。
遮光膜の材質として、例えば、CrやNiの場合、遮光するのに必要な厚さは1500Å以上である。このような厚さの遮光膜を基板の内面に形成することは困難である。液晶層が薄くなると(例えば7000Å)さらに困難になる。
画素電極がマトリックス状に形成されるとともに各画素電極に対応して各々スイッチング素子が形成された画素領域を有する半導体基板と、対向電極を有する入射側の透明基板とが相対向して配置されるとともに、前記半導体基板と前記透明基板との間隙内に液晶が封入され、前記スイッチング素子を介して前記画素電極に電圧が印加されるように構成された透過型液晶パネルにおいて、前記透明基板の内面には前記画素領域外に対向した額縁遮光膜が形成され、前記画素領域の周囲には導電層が形成され、該導電層と前記対向電極との間に狭持された液晶には表示を黒色方向の表示レベルにする交流電圧がそれぞれ印加されるように構成されてなる透過型液晶パネルとする。
画素電極がマトリックス状に形成されるとともに各画素電極に対応して各々スイッチング素子が形成された画素領域を有する半導体基板と、対向電極を有する入射側の透明基板とが相対向して配置されるとともに、前記半導体基板と前記透明基板との間隙内に液晶が封入され、前記スイッチング素子を介して前記画素電極に電圧が印加されるように構成された透過型液晶パネルにおいて、前記透明基板の内面には前記画素領域外に対向した額縁遮光膜が形成され、前記半導体基板の前記画素領域の周囲に複数の黒表示画素電極列が形成され、該黒表示画素電極列と前記対向電極との間に狭持された液晶に表示を黒色方向の表示レベルにする交流電圧が印加されるように構成されてなる透過型液晶パネルとする。
前記黒表示画素電極列の形成領域の周囲には導電層が形成され、該導電層と前記対向電極との間に狭持された液晶には表示を黒色方向の表示レベルにする交流電圧がそれぞれ印加されるように構成されてなる透過型液晶パネルとする。
前記複数の黒表示画素電極列が額縁遮光膜の開口部から均等に配置されるように調整可能な画面表示位置調整回路を有する透過型液晶パネルとする。
マザー基板で複数個同時に形成する液晶パネルであって、前記額縁遮光膜はクロムの蒸着膜であり、該蒸着膜には上マザー基板と下マザー基板を貼付するアライメントマークが形成されている透過型液晶パネルとする。
前記額縁遮光膜の膜厚は300〜700Åである透過型液晶パネルとする。
前記透過型液晶パネルを用いた液晶表示装置とする。
前記透過型液晶パネルを用いた投射型表示装置とする。
本発明の液晶パネルは、画素領域外に対向した額縁遮光膜と画素領域の周囲に形成された複数の黒表示画素電極列または導電層で形成される黒表示により2重に遮光され、かつ、額縁遮光膜と黒表示部が近接しているため、光漏れがなくなる。2重に遮光するため額縁遮光膜を薄くすることができる。また、額縁遮光膜が内面にあるため、液晶パネルのマテハンにより傷がつくことがない。
画素領域外周に黒表示画素電極列、その外周に導電層を形成し、黒表示画素電極列が額縁遮光膜の開口に均等に配置されるように調整可能としたので、上基板と下基板の貼付ズレを補正することができる。
マザー基板への額縁遮光膜形成時に貼付用アライメントマークを形成するので、アライメントマーク形成工程の削除ができる。また、額縁遮光膜の厚さを薄くできるので内面に形成することができ、アライメントマークが正確にでき、工程歩留りが上がり、液晶パネルを安価に製造できる。
液晶パネル単体で遮光ができているので液晶表示装置にするときに設計に自由度があり、マテハンにおいても遮光膜に傷をつける心配がない。
液晶パネルの遮光が確実にできるので、強い光が照射される投射型表示装置でもコントラストの良い投射型表示装置が得られる。
画素電極がマトリックス状に形成されるとともに各画素電極に対応して各々スイッチング素子が形成された画素領域を有する半導体基板と、対向電極を有する入射側の透明基板とが相対向して配置されるとともに、前記半導体基板と前記透明基板との間隙内に液晶が封入され、前記スイッチング素子を介して前記画素電極に電圧が印加されるように構成された透過型液晶パネルにおいて、前記透明基板の内面には前記画素領域外に対向した額縁遮光膜が形成され、前記半導体基板の前記画素領域の周囲に複数の黒表示画素電極列が形成され、さらに黒表示画素電極列の形成領域の周囲には導電層が形成され、該黒表示画素電極列及び導電層と前記対向電極との間に狭持された液晶に表示を黒色方向の表示レベルにする交流電圧が印加されるように構成されてなる透過型液晶パネルとする。
図1は本発明による透過型液晶パネルの主要部を示す断面図(A)と上面図(B)である。
上基板1は透明なガラス基板であり、内面には額縁遮光膜6が形成され、その上には共通電極である透明電極膜(ITO)9が形成されている。下基板2はサファイアであり、内面には半導体であるシリコン膜3が形成されて半導体基板となっている。シリコン膜3には画素電極4を駆動するTFTやその他の電子部品や配線(不図示)が形成されている。画素電極4は透明電極膜(ITO)で形成され、画素電極4で形成されている画素領域8の外周には同じくITOで形成された導電層(膜)5が形成されている。上基板1と下基板2はシール材7により貼付され、2枚の基板間には液晶10が封入されている。本図において配向膜は省略してある。
導電層5と対向電極である透明電極膜9との間に狭持された液晶10に表示を黒色方向の表示レベルにする交流電圧が印加され黒表示となる。上基板1には黒表示部と対向する位置に開口部(画素領域の形状と一致している)を有する額縁遮光膜6が形成されている。
上基板1側から入射した光は額縁遮光膜6と黒表示部により2重に遮光されるので、光の透過が抑えられ、額縁遮光膜6の厚さは照射する光の強度によるが、300Å〜700Å程度でも通常の使用条件では充分に遮光が達成できる。液晶10の黒表示部と額縁遮光膜6の間は透明電極膜9だけであり、その厚さは透明電極膜と配向膜を合わせた1000Åしかなく、光が横方向から侵入して漏れる可能性は極めて少ない。
図2は本発明による透過型液晶パネルの主要部を示す断面図(A)と上面図(B)である。
上基板1は透明なガラス基板であり、内面には額縁遮光膜6が形成され、その上には共通電極である透明電極膜(ITO)9が形成されている。下基板2はサファイアであり、内面には半導体であるシリコン膜3が形成されて半導体基板となっている。シリコン膜3には画素電極4を駆動するTFTやその他の電子部品や配線(不図示)が形成されている。画素電極4は透明電極膜(ITO)で形成され、画素電極4で形成されている画素領域8の外周には同じくITOで形成された複数の黒表示画素電極列11さらにその外周に導電層(膜)5が形成されている。上基板1と下基板2はシール材7により貼付され、2枚の基板間には液晶10が封入されている。本図において配向膜は省略してある。
複数の黒表示画素電極列11と導電層5と対向電極である透明電極膜9との間に狭持された液晶10に表示を黒色方向の表示レベルにする交流電圧が印加され黒表示となる。上基板1には黒表示画素電極列11による黒表示部と対向する位置に開口部を有する額縁遮光膜6が形成されている。前記開口部は前記黒表示画素電極列11の内形よりわずかに大きく形成されている。上基板1と下基板2の貼付がずれた場合、特許文献4に記載された技術により、開口部と黒表示画素電極列の位置を調整すると良い。
本図では黒表示画素電極列を横方向でそれぞれ3列、縦方向でそれぞれ2列記載しているが、実際には画素の大きさにより列数を変えればよく、例えば画素の大きさが10μm程度であれば、基板の貼付精度を考慮してもそれぞれ6〜8本もあれば十分である。
その他の効果は実施例1と同様である。
図3は本発明に係る透過型液晶パネルを製造するための上基板となる透明なガラスのマザー基板の上面図である。本図では1枚のマザー基板から11枚の上基板を作成する例である。個々の上基板となる所定場所に額縁遮光膜6が蒸着により形成され、同時に個々の上基板の4隅外周にアライメントマーク12が形成される。
図4はアライメントマークの形状例であり、(A)は上基板に形成されるアライメントマーク、(B)は下基板に形成されるアライメントマークである。上基板に形成されるアライメントマークの内形は下基板に形成されるアライメントマークの外形よりわずかに大きく形成され、アライメントマークの位置を合わせて2枚のマザー基板が貼付される。
額縁遮光膜としてCrを使用するのは、Crの蒸着膜がガラスに対して密着強度が高いからであるが、Crの膜厚が500Å程度であるとアライメントマークは(A)のように輪郭が綺麗にできる。Crの膜厚が厚くなると(C)に示すように内形が直線でなく膨らみを持つ様になる。このようになると貼付の際の位置合わせに支障をきたし、貼付ズレが発生する。本発明のように、額縁遮光膜を薄くできると、同時に形成するアライメントマークが綺麗にでき、貼付ズレの発生を防ぐことができ、歩留りを上げることができる。また、Crの使用量も少なくなり、蒸着時間も短縮できる。条件にもよるが、透過型液晶パネルを5%程度安価に製造できた。なお、アライメントマークはマザー基板を個々の液晶パネルに切断する際にも使用できるようにストリートライン上に作成することが好ましい。
本発明による透過型液晶パネルは単体で遮光ができているので液晶表示装置にするときに設計に自由度がある。ケースによるマスキングの必要がなく、ケースの材料の選択に自由度が増す。また、マテハンにおいても遮光膜に傷をつける心配がないので、組立工程が容易になる。ビデオカメラに使用するビューファインダーのように、液晶表示装置が暗い部分に搭載されても、光漏れがないため高いコントラストが得られる。
透過型液晶パネルの遮光が確実にできるので、強い光が照射される投射型表示装置でもコントラストの良い投射型表示装置が得られる。
本発明による液晶パネルの主要部を示す断面図(A)と上面図(B) 本発明による液晶パネルの主要部を示す断面図(A)と上面図(B) 本発明に係る液晶パネルを製造するための上基板となる透明なガラスのマザー基板の上面図 アライメントマークの形状例 従来技術による透過型表示装置の主要部断面図 従来技術による反射型液晶パネルの断面図(A)と上面図(B) 従来技術により上基板と下基板の内面に遮光膜を設けたもので透過型電気光学装置の断面図 上基板上面に見切りマスクを設け、下基板にダミー画素電極を設けた液晶表示装置の説明図 従来技術による液晶表示パネルの模式図で断面図
符号の説明
1 上基板
2 下基板
3 シリコン膜
4 画素電極
5 導電層(膜)
6 額縁遮光膜
7 シール材
8 画素領域
9 透明電極膜(ITO)
10 液晶
11 黒表示画素電極列
12 アライメントマーク
51 遮光膜
52 対向電極基板(上基板)
53 他方の基板(下基板)
54 遮光膜
55 シール領域
56 液晶
57 プリント配線基板
58 配線テープ
59 補強板
61 対向基板(上基板)
62 共通電極
63 遮光部材
63a 遮光部材の内端
64 反射側基板(下基板)
65 画素電極
66 画素領域
67 ダミー画素電極
71 上基板
72 額縁遮光膜
73 下基板
74 下側遮光膜
81 上基板
82 下基板
83 シール部材
84 液晶
85 マスク部材
85a 開口部
86 黒表示部
86b 黒表示部の内周
86b’黒表示部の内周

Claims (8)

  1. 画素電極がマトリックス状に形成されるとともに各画素電極に対応して各々スイッチング素子が形成された画素領域を有する半導体基板と、対向電極を有する入射側の透明基板とが相対向して配置されるとともに、前記半導体基板と前記透明基板との間隙内に液晶が封入され、前記スイッチング素子を介して前記画素電極に電圧が印加されるように構成された透過型液晶パネルにおいて、前記透明基板の内面には前記画素領域外に対向した額縁遮光膜が形成され、前記画素領域の周囲には導電層が形成され、該導電層と前記対向電極との間に狭持された液晶には表示を黒色方向の表示レベルにする交流電圧がそれぞれ印加されるように構成されてなることを特徴とする透過型液晶パネル。
  2. 画素電極がマトリックス状に形成されるとともに各画素電極に対応して各々スイッチング素子が形成された画素領域を有する半導体基板と、対向電極を有する入射側の透明基板とが相対向して配置されるとともに、前記半導体基板と前記透明基板との間隙内に液晶が封入され、前記スイッチング素子を介して前記画素電極に電圧が印加されるように構成された透過型液晶パネルにおいて、前記透明基板の内面には前記画素領域外に対向した額縁遮光膜が形成され、前記半導体基板の前記画素領域の周囲に複数の黒表示画素電極列が形成され、該黒表示画素電極列と前記対向電極との間に狭持された液晶に表示を黒色方向の表示レベルにする交流電圧が印加されるように構成されてなることを特徴とする透過型液晶パネル。
  3. 前記黒表示画素電極列の形成領域の周囲には導電層が形成され、該導電層と前記対向電極との間に狭持された液晶には表示を黒色方向の表示レベルにする交流電圧がそれぞれ印加されるように構成されてなることを特徴とする請求項2記載の透過型液晶パネル。
  4. 前記複数の黒表示画素電極列が額縁遮光膜の開口部から均等に配置されるように調整可能な画面表示位置調整回路を有することを特徴とする請求項2又は3記載の透過型液晶パネル。
  5. マザー基板で複数個同時に形成する液晶パネルであって、前記額縁遮光膜はクロムの蒸着膜であり、該蒸着膜には上マザー基板と下マザー基板を貼付するアライメントマークが形成されていることを特徴とする請求項1から4に記載のいずれかの透過型液晶パネル。
  6. 前記額縁遮光膜の膜厚は300〜700Åであることを特徴とする請求項6記載の透過型液晶パネル。
  7. 請求項1から6に記載のいずれかの透過型液晶パネルを用いたことを特徴とする液晶表示装置。
  8. 請求項1から6に記載のいずれかの透過型液晶パネルを用いたことを特徴とする投射型表示装置。
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