JP2009155669A - 誘導加熱装置および該誘導加熱装置を用いた加熱方法 - Google Patents

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健郎 木村
Masaharu Fukunaga
正治 福永
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Abstract

【課題】
連続搬送式誘導加熱装置で被加熱物を高温に加熱した際に生じる被加熱物どうしの凝着や、トラブル等で成形機が停止する場合に焼ざまし材が生じるのを防止するための誘導加熱装置及び該誘導加熱装置を用いた加熱方法を提供することを目的とする。
【解決手段】
熱間鍛造用素材である被加熱物を加熱する誘導加熱装置において、複数の被加熱物を順次搬送しながら加熱を行う連続搬送式誘導加熱炉と、複数の加熱コイルを多列に備え、該連続搬送式誘導加熱炉で加熱した被加熱物を、個々に多行多列に収納し加熱する多数収納型誘導加熱炉と、該多数収納型誘導加熱炉の加熱コイルと同数・同位置の均熱保温室が設けられ、該多数収納型誘導加熱炉で加熱した被加熱物を、個々に多行多列に収納し均熱・保温することが可能な多数収納型均熱保温炉とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱間鍛造において熱間鍛造用素材である被加熱物を所定温度に加熱するための誘導加熱装置、及び該誘導加熱装置を用いた被加熱物の加熱方法に関する。
熱間鍛造における素材である被加熱物の加熱装置においては、従来より特許文献1に記載の様な、被加熱物を順次加熱用コイル内に搬送しながら加熱する連続搬送式誘導加熱装置がある。
鋼材の熱間鍛造においては、該連続搬送式誘導加熱装置により、成形前の被加熱物の温度を1200℃以上の高温に加熱する場合が多い。そのため、加熱コイルが長大である場合には、特に、加熱コイル内の中央部での加熱温度が高くなり、そのため被加熱物どうしが凝着するというトラブルが生じる。
また、トラブル等で成形機が停止する場合には、加熱コイルにて加熱した被加熱物をすぐに成形機にて成形出来ないがために、被加熱材を加熱コイルの外に配置してある排出コンテナへ排出するという、いわゆる焼ざまし材が発生する。
特公昭63−10875号公報
本発明は、上記の連続搬送式誘導加熱装置で被加熱物を高温に加熱した際に生じる被加熱物どうしの凝着や、トラブル等で成形機が停止する場合に焼ざまし材が生じるのを防止するための誘導加熱装置及び該誘導加熱装置を用いた加熱方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明では、熱間鍛造用素材である被加熱物を加熱する誘導加熱装置において、複数の被加熱物を順次搬送しながら加熱を行う連続搬送式誘導加熱炉と、複数の加熱コイルを多行多列に備え、該連続搬送式誘導加熱炉で加熱した被加熱物を、個々に多行多列に収納し加熱する多数収納型誘導加熱炉と、該多数収納型誘導加熱炉の加熱コイルと同数・同位置の均熱保温室が設けられ、該多数収納型誘導加熱炉で加熱した被加熱物を、個々に多行多列に収納し均熱・保温することが可能な多数収納型均熱保温炉とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1に記載の誘導加熱装置により熱間鍛造用素材である被加熱物を加熱する際は、前記連続搬送式誘導加熱炉において、被加熱物を1000〜1100℃に加熱した後、前記多数収納型加熱炉において1200℃以上に加熱することを特徴とする。
請求項3の発明では、トラブル等で成形機が停止した場合には、前記連続搬送式誘導加熱炉において、被加熱物を1000〜1100℃に加熱し、前記多数収納型誘導加熱炉において1200℃以上に加熱した後、多数収納型均熱保温炉にて1200℃以上の温度で均熱・保温することを特徴とする。
(作用)
請求項1の発明においては、連続搬送式誘導加熱炉と多数収納型誘導加熱炉との2機の加熱炉を備えることにより、通常操業においては、被加熱物の加熱を低温域と高温域で分けて加熱することが可能となる。例えば、被加熱物が凝着せず、且つ酸化しにくい温度域(1000〜1100℃)までの加熱を連続搬送式誘導加熱炉で行い、その後、1200℃以上の高温域に加熱する場合は、多数収納型誘導加熱炉にて被加熱物を1本1本加熱コイルにて加熱することが可能となる。
また、トラブル等で成形機が停止する場合には、多数収納型誘導加熱炉にて1200℃以上の高温に加熱された被加熱物を、多数収納型均熱保温炉にて1200℃以上の温度で均熱・保温するが可能となる。
請求項2の発明においては、請求項1の発明である誘導加熱装置における被加熱物の加熱方法であり、通常操業においては、被加熱物どうしの凝着を防止することが可能となる。
請求項3の発明においては、請求項1の発明である誘導加熱装置における被加熱物の加熱方法であり、トラブル等で成形機が停止する場合には、焼ざまし材が発生するのを防止することが出来る。
以上の発明により、通常操業においては、被加熱物の高温(1200℃以上)加熱時における、被加熱物どうしの凝着を防止するが出来る。それによって、生産性の向上が図れる。そして、トラブル等で成形機が停止した場合に、高温(1200℃以上)加熱した後の被加熱物の均熱・保温を行うことを可能とすることで、焼ざまし材が発生するのを防止することが出来る。それによって、エネルギー原単位の向上が図れる。
本発明の誘導加熱装置の構成について、図1及び図2を用いて説明する。図1は、鍛造用素材である被加熱物Wを1000〜1100℃にまで加熱する連続搬送式誘導加熱炉1と連続搬送式誘導加熱炉1から搬出された被加熱物Wをさらに1200℃以上の高温に加熱する多数収納型誘導加熱炉2と多数収納型誘導加熱炉2で加熱された被加熱物Wを収納し、均熱・保温する機能を持つ多数収納型誘導均熱炉3より構成される。
連続搬送式誘導加熱炉2には、図2に示す様な搬送コンベア10とピンチローラー11とスキッドレール12と加熱コイル13及び図2には示していないが加熱コイル用電源により構成される。
連続搬送式誘導加熱炉1と多数収納型誘導加熱炉2の間には、図1には示していないが、連続搬送式誘導加熱炉1から排出された被加熱物Wを多数収納型誘導加熱炉2に搬送するための搬送手段が設置されている。
搬送手段としては、ロボットハンド等を使用して被加熱物Wを1本1本多数収納型誘導加熱炉2に搬送してもよいし、その他専用の搬送装置による搬送方法でも良い。
連続搬送式誘導加熱炉1の排出側に設置された多数収納型誘導加熱炉2には、被加熱物Wを1本1本収納し、加熱する複数の加熱コイル21が多行多列に配置している。加熱コイル21には、加熱コイル用電源が少なくとも1つ以上接続されている。
多数収納型誘導加熱炉2の排出側に、多数収納型均熱保温炉3が近設されている。多数収納型均熱保温炉3には、多数収納型誘導加熱炉2の加熱コイル21の位置と同位置に均熱保温室31が同数設けられている。多数収納型均熱保温炉3の内部には図に示していないが、加熱用電極が設置されており、該加熱用電極には該多数収納型均熱保温炉3の外部に設置された加熱電極用電源と接続されている。加熱用電極に電流を流すことにより、多数収納型均熱保温炉3の均熱保温室31内を所定温度に均熱及び保温することが出来る。又、該多数収納型均熱保温炉3の加熱手段としては、加熱用電極以外にも燃料バーナーによる加熱手段でも良い。
多数収納型均熱保温炉3の排出側の近傍には、図1には示していないが、多数収納型均熱保温炉3から排出された被加熱物Wを成形機に搬送するための搬送手段が設置されている。
搬送手段としては、連続搬送式誘導加熱炉1から排出された被加熱物Wを多数収納型誘導加熱炉2に搬送する時と同様に、ロボットハンド等を使用して被加熱物を1本1本成形機に搬送してもよいし、その他専用の搬送装置による搬送方法でも良い。
(装置の作用)
まず、通常操業における、本発明の誘導加熱装置を使用しての被加熱物の加熱方法について説明する。
鍛造用素材である被加熱物Wを所定温度に加熱する場合は、図2に示す様に、搬送コンベア10で加熱コイル13の装入側に搬送された被加熱物Wは、ピンチロール11にて順次連続搬送式誘導加熱炉1の加熱コイル13内に装入された後、加熱コイル13内にて1000〜1100℃の温度まで加熱される。
前記所定温度にて加熱された後、加熱コイル13から排出された被加熱物Wは、連続搬送式誘導加熱炉1の排出側に近設されたロボットハンド等の把持部に把持されて、図1に示す多数収納型誘導加熱炉2の加熱コイル21内に1本1本装入される。
多数収納型誘導加熱炉2の加熱コイル21内に装入された被加熱物Wは1200℃以上の温度に加熱される。所定温度に加熱された被加熱物Wは、次に加熱される被加熱物Wが加熱コイル21内に装入される際に、加熱コイル21の外に押し出されて、多数収納型均熱保温炉3の均熱保温室31内に収納される。均熱保温室31内に収納された被加熱物Wは、後から収納される被加熱物Wに押し出されて多数収納型均熱保温炉3の外へ排出される。
多数収納型均熱保温炉3の外へ排出された被加熱物Wは、多数収納型均熱保温炉3の排出側に近設されたロボットハンド等の把持部に把持されて、成形機へ搬送される。
次に、トラブル等の発生で成形機が停止した場合における、本発明の誘導加熱装置を使用しての被加熱物の加熱及び保温方法について説明する。
トラブル等の発生で成形機が停止した場合は、まず、図2に示す連続搬送式誘導加熱炉1において低速運転を開始する。
連続搬送式誘導加熱炉1の装入側では、被加熱物Wの装入を停止し、その代わりにダミー材をピンチローラー11にて加熱コイル13内に装入させる。そして、加熱コイル13内に装入されている被加熱物Wが1000〜1100℃に加熱され、加熱コイル13の外へすべて排出されるまでダミー材の装入を行う。
加熱コイル13から排出された被加熱物Wは、連続搬送式誘導加熱炉1の排出側に近設されたロボットハンド等の把持部に把持されて、図1に示す多数収納型誘導加熱炉2の加熱コイル21に1本1本装入される。
多数収納型誘導加熱炉2では、通常操業と同様に被加熱物Wを加熱コイル21にて1200℃以上に加熱する。所定温度に加熱された被加熱物Wは、次に加熱される被加熱物Wが加熱コイル21に装入される際に、加熱コイル21の外に押し出される。そして、被加熱物Wは多数収納型均熱保温炉3へと装入される。
多数収納型均熱保温炉3では、加熱用電極により均熱保温室31を1200℃以上の温度に保持される様に均熱・保温される。均熱保温室31内に装入された被加熱物Wは、1200℃以上の温度に均熱及び保温される。そして、成形機の運転が再開されるまで、被加熱物Wは均熱保温室31で保温のまま保持される。成形機の運転が再開される際に、被加熱物Wは均熱保温室31の外へ排出され、多数収納型均熱保温炉3の排出側に近設されたロボットハンド等にて把持されて成形機へ搬送される。
本発明における誘導加熱装置の斜視図である。 本発明の誘導加熱装置における連続搬送式誘導加熱炉の側面図である。
符号の説明
1 連続搬送式誘導加熱炉
2 多数収納型誘導加熱炉
3 多数収納型均熱保温炉
10 搬送コンベア
11 ピンチローラー
12 スキッドレール
13 加熱用コイル
21 加熱用コイル
31 均熱保温室
W 被加熱物


































Claims (3)

  1. 熱間鍛造用素材である被加熱物を加熱する誘導加熱装置において、複数の被加熱物を順次搬送しながら加熱を行う連続搬送式誘導加熱炉と、複数の加熱コイルを多行多列に備え、該連続搬送式誘導加熱炉で加熱した被加熱物を、個々に多行多列に収納し加熱する多数収納型誘導加熱炉と、該多数収納型誘導加熱炉の加熱コイルと同数・同位置の均熱保温室が設けられ、該多数収納型誘導加熱炉で加熱した被加熱物を、個々に多行多列に収納し均熱・保温することが可能な多数収納型均熱保温炉とを備えることを特徴とする誘導加熱装置。
  2. 請求項1に記載の誘導加熱装置により熱間鍛造用素材である被加熱物を加熱する際は、前記連続搬送式誘導加熱炉において、被加熱物を1000〜1100℃に加熱した後、前記多数収納型加熱炉において被加熱物を個々に加熱コイルにて収納し、1200℃以上に加熱することを特徴とする被加熱物の加熱方法。
  3. トラブル等で成形機が停止した場合には、前記連続搬送式誘導加熱炉において、被加熱物を1000〜1100℃に加熱し、前記多数収納型誘導加熱炉において1200℃以上に加熱した後、前記多数収納型均熱保温炉にて1200℃以上の温度で均熱・保温することを特徴とする請求項2に記載の被加熱物の加熱方法。































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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021025079A (ja) * 2019-08-02 2021-02-22 協同電磁機工業株式会社 電磁誘導加熱装置

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