JP2009154896A - 結束装置 - Google Patents

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JP2009154896A
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Hisayoshi Kawakami
久善 川上
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Kawakami Ltd
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Abstract

【課題】 耐引張強度の弱い結束テープを用いても、カッター以外の個所が切断しないようにする。
【解決手段】 テープ誘導アームから結束帯を繰り出して被結束物に当て、テープの繰出しに一定の抵抗を与えつつ被結束物を回転させて被結束物の周囲にテープを巻き付けるとともに、テープの重合個所にヒータを当てて熱溶着する他、溶着個所より繰出し側をカッターで切断する結束装置において、テープが低耐引張強度のものである場合、テープ切断時には既にテープ繰出しの抵抗を解除しておく一方、切断されてテープ誘導アームから覗いているテープ片に対して姿勢矯正風を当てる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、各種の乾麺(うどん、冷や麦、素麺、スパゲッティ)や線香、楊枝、箸、棒状工業製品といった棒状物を所定本数又は重量で寄集させた状態で結束帯によって結束する結束装置に関するものである。
乾麺を結束帯(以下、テープという)で結束するには、所定量寄集させた乾麺にテープを当てて乾麺又は/及びテープを回転させて巻き付けるが、このとき、結束した束はある程度締められていなければならない。このため、下記特許文献1に見られるようにテープの繰出しに一定の抵抗(ブレーキ)を与えるようにしている。ところが、最近では、環境問題等も考慮して食性植物から作られるテープが現出して来ており、このような食性植物製のテープはそのまま食することができる。したがって、乾麺を茹でるときにもテープを破らなくてもよいから、今後、多く使用されるようになると予想される。一方で、この食性植物製テープは、現時点では耐引張強度が弱いことが挙げられ、結束するときにもあまり強いブレーキは掛けられず、特に、張ったままでカッターを作用させると、他の個所が切断したりする。
さらに、切断された後のテープ片は次の結束に備えて所定の姿勢になっていなければならない。しかし、耐引張強度の弱いテープは腰も弱くて捲れたりしてなかなか適正な姿勢にならない。テープの切断個所以外が切断したり、テープの姿勢が悪くて次の結束ができないような事態になったときには結束装置を一度止めてセットをやり直さなければならなぽから、著しく結束効率を下げる。したがって、結束不良は極力なくす必要がある。
特開平6−329117号公報
本発明は、テープの切断時にその張力を調整することで所定個所のみが切断できるとともに、切断後のテープの姿勢を強制的に矯正することで、常に次の結束に備えられるようにしたものである。
以上の課題の下、本発明は、請求項1に記載した、テープ誘導アームからテープを繰り出して被結束物に当て、テープの繰出しに一定の抵抗を与えつつ被結束物を回転させて被結束物の周囲にテープを巻き付けるとともに、テープの重合個所にヒータを当てて熱溶着する他、溶着個所より繰出し側をカッターで切断する結束装置において、テープが低耐引張強度のものである場合、テープ切断時には既にテープ繰出しの抵抗を解除しておく一方、切断されてテープ誘導アームから覗いているテープ片に対して姿勢矯正風を当てることを特徴とする結束装置を提供するとともに、これにおいて、請求項2に記載した、テープ繰出しの抵抗の付与又は解除が誘導アーム上を滑るテープに押圧体を与力機構で押付け又は離すものである手段を提供したものである。
請求項1の手段によると、切断時にテープの繰出し抵抗を解除、すなわち、張力を解放しておくと、カッターの部分のみが切断されるのが確認できた。この理由は定かではないが、張力を掛けたままでカッターを作用させると、カッターによる力が他の個所に伝播し、耐引張強度が低いことと相まって思わぬ個所が切断されるからだと思われる。一方で、テープの張力を解放すると、耐引張強度の低いことが効果的に働き、カッターの個所のみが切断できるものと思われる。ただし、結束するときには、テープにはある程度の張力は必要であるから、それとの調整も必要である。また、切断後にテープ誘導アームから出ているテープ片に姿勢矯正風を当てることで、テープ片を被結束物側に真っ直ぐに延ばすことができ、テープの巻付けが確実になる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は結束装置の要部正面図であるが、この結束装置は、巻いたテープ1を掛けるリール2と、リール2から巻き出したテープ1を被結束物3側に誘導するテープ誘導アーム4と、被結束物3を掴んで回転するチャック5と、結束したテープ1を熱溶着すると同時に切断するテープ熱溶着・切断機構6等からなる。これにおいて、被結束物3は搬送バケット7に所定量寄集して載せられて搬送しており、チャック5の下方に来ると、リフタ8でチャック5の芯まで押し上げられる。
ところで、ここで使用されるテープ1は耐引張強度が通常のものに比べて弱いものである。このテープ1は、上記したように植物製のものが多く、そのまま食することができるものである。したがって、乾麺を茹でるときもテープを破る必要がないから、今後、多く使用されるようになると予想される。
テープ誘導アーム(以下、アーム)4は、アーム本体9、テープ押え10及びテープ繰出しローラ11等からなるもので、テープ1はテープ押え10を通ってテープ繰出しローラ11から繰り出されるものである。そして、アーム本体9は、テープ繰出しローラ11がチャック5の芯付近を所定の軌道で動作するようにカム機構動力伝達ユニット12で制御されている。また、テープ熱溶着・切断機構6は、ヒータ13とカッター14とを有しており、駆動機構15によって円弧軌道で揺動できるようになっている。
図2(1)〜(8)は結束の状態を経時的に示した説明図であるが((2)以降の符号については(1)と同じであるから省略する)、(1)は結束が終了した直後であり、テープ片1aがアーム4の繰出しローラ11から覗いている。(2)は結束が始まるときであり、被結束物3がリフタ8で持ち上げられている。繰出しローラ11の近辺にはエアノズル16が設けられており、これからエアーが吹き出してテープ片1aを被結束物3側にほぼ水平に延ばしている。(3)は結束開始であり、チャック5が狭まって結束物3を掴み始めている。
(4)はチャック5で被結束物3を掴んだときであり、リフタ8は下がっている。(5)は被結束物3にテープ1を巻き付けるときであり、チャック5を回転させている。このとき、テープ押え10には押圧体17が流体圧シリンダや機械式の与力機構18で押し付けられ、その繰出しには一定の抵抗が付与されるようになっている。被結束物3をテープ1である程度締め付けた状態にするためである。
(6)は結束が進行したときであり、(7)はほぼ終了したときである。このとき、アーム4の先端はある程度被結束物3から離れており、その繰出しローラ11と被結束物3との間が十分確保されている。テープ熱溶着・切断機構6が十分に作用できるようにするためである。(8)はテープ熱溶着・切断機構6が作用しているときであり、ヒータ13が重合したテープ1に圧接してこれを熱溶着し、カッター14がテープ1を切断するものである。ここで重要なのは、カッター14が作用するときには、既に押圧体17が離れており、テープ1の繰出し抵抗は解除、すなわち、張力は掛かっていないことである。これにより、耐引張強度の低いテープであっても、カッター14の個所のみが切断されるものになる。
結束装置の要部正面図である。 結束の状態を示す説明図である。
符号の説明
1 テープ
1a テープ片
2 リール
3 被結束物
4 テープ誘導アーム
5 チャック
6 テープ熱溶着・切断機構
7 搬送バケット
8 リフタ
9 アーム本体
10 テープ押え
11 テープ繰出しローラ
12 カム機構動力伝達ユニット
13 ヒータ
14 カッター
15 駆動機構
16 エアノズル
17 押圧体
18 与力機構

Claims (2)

  1. テープ誘導アームから結束帯を繰り出して被結束物に当て、テープの繰出しに一定の抵抗を与えつつ被結束物を回転させて被結束物の周囲にテープを巻き付けるとともに、テープの重合個所にヒータを当てて熱溶着する他、溶着個所より繰出し側をカッターで切断する結束装置において、テープが低耐引張強度のものである場合、テープ切断時には既にテープ繰出しの抵抗を解除しておく一方、切断されてテープ誘導アームから覗いているテープ片に対して姿勢矯正風を当てることを特徴とする結束装置。
  2. テープ繰出しの抵抗の付与又は解除が誘導アーム上を滑るテープに押圧体を与力機構で押付け又は離すものである請求項1の結束装置。
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KR20150016717A (ko) * 2013-08-05 2015-02-13 박용국 건면 결속기계의 결속장치

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