JP2009146842A - 電磁波照射管 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の紫外線照射装置等では、不要な方向にも紫外線を照射していることが多かった。そのような方向にはまったく照射する必要はないばかりか、粘着剤が紫外線によって硬化したり、分解することもある。また、装置がプラスチック製であれば、紫外線によって分解されることもある。そこで、本発明では、電磁波の照射効率がよく、照射されないほうがよい部分にはできるだけ照射させない電磁波照射管を提供する。
【解決手段】 電磁波を照射する管の表面の一部に、電磁波反射シートを載置し、その上に該反射シートを固定するためのプラスチックフィルムを固着した電磁波照射管。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電磁波照射管に関するものである。
ここでいう電磁波照射管とは、紫外線ランプ、蛍光灯、ブラックライト、その他電磁波を照射するものであればよい。
ここでは、誘虫灯として使用する紫外線ランプを例にとって説明する。
通常誘虫灯は、紫外線ランプの周囲に粘着シートを設けて、紫外線に誘われてきた虫を粘着シートに粘着させて捕虫するものである。このとき、紫外線は360度全方位に照射されるが、実際には機器の形状によって、不要な方位が存在する。例えば、図3に示す誘虫装置11では、全面に粗い網12、中間位置に紫外線ランプ13、背後に粘着シート14が設けられている。紫外線ランプで引き寄せられた虫が奥の粘着シートで捕獲される。
図4は、図3の横断面図である。この図からわかるように、紫外線は図の右方向以外にはまったく照射する必要はない。それどころか、粘着剤が紫外線によって硬化したり、分解することもある。また、上下の板材がプラスチック製であれば、紫外線によって分解されることもある。
よって、この例のような装置では、通常の紫外線ランプを使用すると、紫外線の照射効率が悪いばかりか、装置にも悪影響を及ぼしているのである。
そこで、本発明では、電磁波の照射効率がよく、照射されないほうがよい部分にはできるだけ照射させない電磁波照射管を提供する。
以上のような状況に鑑み、本発明者は鋭意研究の結果本発明電磁波照射管を完成したものであり、その特徴とするところは、電磁波を照射する管の表面の一部に、電磁波反射シートを載置し、その上に該反射シートを固定するためのプラスチックフィルムを固着した点にある。
ここで、電磁波照射管は前記した種々のものでよいが、その使用目的も自由である。誘虫灯、街灯、その他である。また、形状も通常の直管蛍光灯のような1本タイプでも、複数の管がセットになっているタイプでもよい。
通常の蛍光管のように電極が設けられた金属部が両端にあるものではなく、片側にしかないタイプは、その金属部のない方は、開放のままでも、何らかの方法で閉止してもよい。閉止の方法は、接着、融着等でよい。
電磁波反射シートとは、使用する電磁波を反射するものであればよいが、反射率としては限定はしないが高い方が好ましいことは当然である。少なくとも80%以上は反射することが望ましい。
また、その電磁波照射管の種類と用途によって、反射する波長が異なる場合もある。例えば、紫外線誘虫灯であれば、紫外線を反射すればよく、可視光や赤外線はあまり関係がない。紫外線を反射することによって同じ照射管でも照射される紫外線量が多くなる。
しかし、使用する電磁波照射管が単なる蛍光灯で人間が明るければよいという場合には、可視光を多く反射するものが望ましい。
このように、どの波長の電磁波をよく反射するものがよいかは、用途によって決めればよく、まは反射シートとしてそのようなものを選べばよい。
このような反射シートとしては、金属箔が好適である。なかでも安価で加工も容易なアルミ箔が好適である。厚みは自由であるが、10〜100μm程度が好適である。
また、金属ではなく、白色系の紙やプラスチックシートでもよい。通常はチタン白等の白色顔料が含まれており、これによって電磁波が反射される。
前記した電磁波照射管の表面の一部にこの反射シートを載置する。接着剤等で接着しても、仮止めしてもよい。しかし、紫外線によって接着剤等はすぐ(数日〜数週間)で分解され接着効果はなくなることが多い。
この照射管の一部とは、電磁波が不要な方向であり、使用する装置よって、予め分かるものである。例えば、後方部分半分は不要である等である。この照射が不要な部分に反射シートを載置すればよい。極端な例では、照射管のほとんど(照射管の円周の330度等)をカバーし、開いているところが30度というような場合もある。
また、この反射シートは、1枚とは限らず、複数枚使用してもよい。例えば、複数個所に分けて照射したい場合等に便利である。要するに、本発明では、反射シートの形状や枚数、設置場所は自由であるということである。
次に、この反射シートを固定する方法が本発明の大きな特徴である。まず第1の方法は、管に自然に巻きつく用、筒状にヒートセットしたプラスチックフィルムを使用するものである。
ここでヒートセットとは、加熱することによって、シートを所定の状態が自然となるよう成形することをいう。加熱温度は、ヒートシール温度より低くてよい場合が多い。使用するプラスチックフィルムによって異なることは当然であるが、どれも融点より少い(10〜50℃)温度である。フィルムとしては、ヒートセットできればどのようなものでもよく、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロピレン、その他である。
しかし、紫外線ランプのような紫外線によってフィルムが分解するような場合には、フッ素系の樹脂が好ましい。なぜならば、紫外線ランプのような場合には、フィルムに紫外線吸収材を混合して分解を防ぐことは、紫外線照射の大きな損失になるためである。
このヒートセットされたフィルムを使用すると、前記反射シートを載置した後、このフィルムが簡単に巻きつくため手間が係らない。また、ヒートセットによって、その形態を維持するため、触らない限り反射シートが動くこともない。
また、他の態様として、ヒートセットしたフィルムに替えて、熱収縮するいわゆるシュリンクフィルムの筒状のものを使用することもできる。これも前記同様使用するランプによってはフッ素系のものが好適である。
このシュリンクフィルムは反射シートを管に載置し(仮止め等をしてもよい)そこにこの筒をかぶせて、加熱するだけでよい。加熱温度はフィルムによるが100〜200℃程度のものが多い。加熱の方法は、加熱炉を通過させるのが簡単である。
このように本発明は反射シートをそれを覆うフィルムで固着した点が大きなポイントである。
本発明電磁波照射管には次のような大きな利点がある。
(1) 簡単に製造でき安価である。
(2) 必要な方位のみに照射するため、他の部分に悪影響を及ぼさない。
(3) 反射シートによって、反射された電磁波が必要な方位に照射されるため効率がよく、電気代の節約になる。
(4) 照射管自体ガラス管であり、落下したり物が衝突したときに破損して非常に危険であるが、本発明のようにフィルムでカバーされていれば破片の飛散が防止できる。
以下図面に示す実施の形態に基づいて、本発明をより詳細に説明する。
図1は、本発明電磁波照射管1の1例を示す斜視図である。この例は紫外線ランプである。アルミ箔2が上方に位置している。シュリンクフィルム製の筒状体3で全体がカバーされている。シュリンクフィルムが筒状体であるため、ランプの両端部は開放されているが、その部分はガラスではないため飛散の心配はない。
図2は、図1の断面図である、ランプの上方ほぼ半分にアルミ箔2が載置されて、全体をシュリンクフィルム製の筒状体でカバーされ密着している。
このシュリンクタイプでは、ガラスの飛散防止効果が大きく、単に電磁波(紫外線)を反射して強さが下方向に約1.5倍になるだけでなく、職場の安全性に大きく寄与するものである。
発明電磁波照射管1の1例を示す斜視図である。 図1の断面図である。 従来の誘虫灯を示す斜視図である。 図3の断面図である。
符号の説明
1 本発明電磁波照射管
2 アルミ箔
3 シュリンクフィルム製筒状体

Claims (6)

  1. 電磁波を照射する管の表面の一部に、電磁波反射シートを載置し、その上に該反射シートを固定するためのプラスチックフィルムを固着したことを特徴とする電磁波照射管。
  2. 該電磁波照射管は紫外線ランプである請求項1記載の電磁波照射管。
  3. 該電磁波反射シートは、アルミ箔である請求項1又は2記載の電磁波照射管。
  4. 該電磁波反射シートは、白色系の紙又はプラスチックシートである請求項1又は2記載の電磁波照射管。
  5. 該プラスチックフィルムは、管に自然に巻きつく用、筒状にヒートセットしたものである請求項1〜5記載の電磁波照射管。
  6. 該プラスチックフィルムは、熱収縮性の筒状体である請求項1〜5記載の電磁波照射管。
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