JP2009145632A - 光フィルタ及び光可変フィルタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】光ファイバ11からの光を光サーキュレータ12,光ファイバ13を介して分散素子16に入射する。分散素子16は入射光をその波長に応じて異なった方向に分散させレンズ17に加える。レンズ17では光の波長毎に異なった位置で光を集束させる。パターニング板18は所望の反射特性が形成されており、パターニング板18で反射した光は同一の経路を介して分散素子16で光が合成され、光サーキュレータ12を介して光ファイバ15より出射される。パターニング板18の反射特性を持つパターンを適宜変更しておくことにより、所望の特性を得ることができる。又パターニング板18を移動させることによって、光フィルタの特性を変化させることができる。
【選択図】図1
Description
IEEE Photon. Technol. Lett., vol. 19, no. 19 , pp. 1442-1444, Oct. 2007.
図1(a)は本発明の第1の実施の形態による反射型光フィルタの構成を示すZ軸方向から見た側面図、図1(b)はこの実施の形態のX軸方向から見た側面図である。これらの図において、入射光は光ファイバ11を介してサーキュレータ12に与えられる。入射光は光ファイバ11を介してサーキュレータ12に入力されるようにしてもよく、又直接入力されるようにしてもよい。サーキュレータ12は入射光を光ファイバ13を介してコリメートレンズ14に出射すると共に、光ファイバ13から入射された光を光ファイバ15に出射するものである。又光ファイバ13からコリメートレンズ14を介して出射された光は分散素子16に入射される。分散素子16はXY平面上で光を波長に応じて異なった方向に分散するものである。ここで分散素子16としては、透過型又は反射型の回折格子であってもよく、又プリズムやVIPA(Virtually Imaged Phased Array)等を用いることができる。VIPAは薄板の両面に反射膜をコーティングした分散素子である。こうして分散素子16で分散された光はレンズ17に与えられる。分散素子16とレンズ17との間隔は、レンズ17の焦点距離f1と等しいものとする。レンズ17はXY平面上で分散した光をY軸方向に平行に集束する集束手段であって、その光は焦点位置f2に配置されたパターニング板18に入射される。尚ここでは3つの異なった波長の光を例示しているが、入射光が一様なスペクトルを有するものであればXY平面に沿って広がった帯状の出力がパターニング板18に加わる。パターニング板18は入射光を部分的に反射するものであり、詳細については後述する。パターニング板18によって反射された光は、同一の経路を通ってレンズ17に加わり、再び分散素子16に加わる。分散素子16は反射光に対しては元の入射光と同一方向に集束し、コリメートレンズ14を介して光ファイバ13に出射する。この光はサーキュレータ12によって光ファイバ15に出射される。ここでパターニング板18の反射特性に応じて光フィルタの透過特性が決定される。
次に本発明の第2の実施の形態による反射型の光フィルタについて説明する。図2(a)は本発明の第2の実施の形態による反射型光フィルタの構成を示す図であり、第1の実施の形態と同一部分は同一符号を付している。この実施の形態では、光ファイバ11の出射した光をコリメータ21を介して直接分散素子16に入力している。又分散素子16は図2(b)に示すようにZ方向で入射光と出射光との位置を異ならせ、レンズ17を介してパターニング板18に入射するようにしたものである。これによってサーキュレータ12を用いることなく入射光と出射光を分離するようにしている。
次に本発明の第3の実施の形態による透過型の光フィルタについて説明する。図3(a)において入射光は光ファイバ31からコリメートレンズ32に入射され、平行な光ビームとして第1の分散素子33に与えられる。分散素子33は第1の実施の形態の分散素子と同様に、回折格子やプリズム、VIPAが用いられる。分散素子33は光の波長毎にXY平面上で異なった方向に光を出射するものである。この光はいずれもレンズ34に入射される。分散素子33とレンズ34との間隔は、レンズ34の焦点距離f1と等しいものとする。レンズ34はXY平面上で分散した光をY軸方向に平行に集束する集束手段である。又レンズ34の焦点距離f2の位置には、パターニング板35が配置される。パターニング板35は入射光を部分的に透過するものであり、詳細については後述する。パターニング板35を透過した光はレンズ36に入射される。レンズ34、第2の分散素子33とレンズ36、分散素子37はパターニング板35の中心線に対して対称である。分散素子37は異なった波長成分の異なった方向からの光を合成して出射するものであり、レンズ36はXY平面上の平行な光を集光する集光手段である。分散素子37によって合成された光はコリメートレンズ38を介して光ファイバ39に与えられる。
次に本発明の第4の実施の形態による透過型光フィルタについて図4を用いて説明する。この実施の形態では第3の実施の形態と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。第4の実施の形態では入射コリメート光の入射位置をわずかに異ならせ、図4(b)に示すように、レンズ34により入射光をパターニング板35に対してZ方向にわずかにずらせて集束する。このためパターニング板35を透過した光はレンズ36を介して分散素子37に与えられ、第3の実施の形態と同様に光ファイバ39より出射される。本実施の形態4では、パターニング板35によって反射された光成分はレンズ34に入射し、レンズで集束されて分散素子33に入射する。分散素子33は入射した光を合成するように機能し、合成された光はコリメートレンズ40を介して光ファイバ41より出射される。
次にここで用いられる第1,第2の実施の形態に用いられる反射型光フィルタ、光可変フィルタのパターニング板について説明する。図5においてパターニング板18はその中央部にパターン18aが形成されている。光を波長によって分散させ、平行な帯状の光としてパターニング板18に入射したとき、パターン18aへの入射領域Rは破線で示す長方形状の領域であるとする。パターン18aの面には光を反射させる微小な反射粒子を設けておく。反射粒子の密度はパターニング板18の全体にわたって同一とし、その密度が異なる種々のパターニング板を用意する。図6(a)は2枚のパターニング板のX軸方向の光の入射位置での反射率の変化を示す図であり、直線A又はBに示すようにパターニング板毎に反射率は異なっているが、X軸のどの位置でも反射率は夫々一定とする。第1,第2の実施の形態の光フィルタではパターニング板18を選択することによって、図6(b)に示す透過特性の光フィルタとすることができ、入射光に対して全ての波長帯域で所望の減衰率を持った光信号とすることができる。
次に本発明の第5の実施の形態の反射型光フィルタについて図30を用いて説明する。この実施の形態では、前述した第2の実施の形態と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。この実施の形態では入射光を導く光ファイバ11の端部にコリメートレンズ21が設けられ、出射光を導く光ファイバ15及び23に対してコリメートレンズ22と24が設けられる。この実施の形態ではパターニング板25には図30(a),(b)に示すように、部分的に光の入射領域に選択光と非選択光とで反射角度を異ならせるように断面が三角形状のウエッジ状25aの領域を設けている。光がこのパターニング板25の平面部に入射した場合には、光はそのまま非選択光となってレンズ17に加わり、更に分散素子16からコリメートレンズ24を介して光ファイバ23に出射される。又ウエッジ状部25aに入射した光はレンズ17を介して分散素子16から光ファイバ15に加わる。このようにすれば選択光と非選択光とを分離することができる。このウエッジ部の角度を変化させることによって、選択光の反射角度を異ならせることができる。
12 光サーキュレータ
14,21,22,24,32,38,40 コリメートレンズ
16,33,37 分散素子
17,34,36 レンズ
18,25,35 パターニング板
19,42 駆動部
Claims (12)
- 入射光をその光の波長毎に分散させて出射すると共に、選択された反射光を前記入射光の入射方向に再び合波する分散素子と、
前記分散素子によって波長毎に分散させた各波長の光を、相対的な入射位置関係を保持したまま同一平面上に焦点を結ぶ集束手段と、
前記集束手段からの帯状の光が焦点を結ぶ位置に設けられ、任意の波長を任意の反射率で反射するパターニング板と、を具備する光フィルタ。 - 入射光を前記分散素子に入射すると共に、前記分散素子によって合波された反射光を前記入射光とは異なった方向に出射するサーキュレータを更に具備する請求項1記載の光フィルタ。
- 前記パターニング板は、選択すべき波長の光を前記分散素子に反射すると共に、その他の波長の光を異なった方向に反射する請求項1記載の光フィルタ。
- 入射光をその光の波長毎に分散させて出射する第1の分散素子と、
前記第1の分散素子の波長毎に分波されている各波長の光を相対的な入射位置関係を保持したまま同一平面上に焦点を結ぶ集束手段と、
前記集束手段からの帯状の光が焦点を結ぶ位置に設けられ、任意の波長の光を任意の透過率で透過させるパターニング板と、
前記パターニング板を透過した各波長の光を集光する集光手段と、
前記集光手段によって集光された分散光を合成する第2の分散素子と、を具備する光フィルタ。 - 前記パターニング板は、選択すべき波長の光を透過すると共に、その他の波長の光を反射する請求項4記載の光フィルタ。
- 前記パターニング板は、その表面に反射粒子の密度及び厚さの少なくともいずれか一方を変化させることによって反射パターンを形成した請求項1〜5のいずれか1項記載の光フィルタ。
- 入射光をその光の波長毎に分散させて出射すると共に、選択された反射光を前記入射光の入射方向に再び合波する分散素子と、
前記分散素子によって波長毎に分散させた各波長の光を、相対的な入射位置関係を保持したまま同一平面上に焦点を結ぶ集束手段と、
前記集束手段からの帯状の光が焦点を結ぶ位置に設けられ、任意の波長を任意の光強度で反射するパターニング板と、
前記パターニング板を移動及び回転のいずれかにより駆動する駆動部と、を具備する光可変フィルタ。 - 入射光を前記分散素子に入射すると共に、前記分散素子によって合波された反射光を前記入射光とは異なった方向に出射するサーキュレータを更に具備する請求項7記載の光可変フィルタ。
- 前記パターニング板は、選択すべき波長を前記分散素子に反射すると共に、その他の波長の光を異なった方向に反射するものである請求項7記載の光可変フィルタ。
- 入射光をその光の波長毎に分散させて出射する第1の分散素子と、
前記第1の分散素子の波長毎に分波されている各波長の光を相対的な入射位置関係を保持したまま同一平面上に焦点を結ぶ集束手段と、
前記集束手段からの帯状の光が焦点を結ぶ位置に設けられ、任意の波長の光を任意の透過率で透過させるパターニング板と、
前記パターニング板を透過した各波長の光を集光する集光手段と、
前記集光手段によって集光された分散光を合成する第2の分散素子と、
前記パターニング板を移動及び回転のいずれかにより駆動する駆動部と、を具備する光可変フィルタ。 - 前記パターニング板は、選択すべき波長の光を透過すると共に、その他の波長の光を反射するものである請求項10記載の光可変フィルタ。
- 前記パターニング板は、その表面に反射粒子の密度及び厚さの少なくともいずれか一方を変化させることによって反射パターンを形成した請求項7〜10のいずれか1項記載の光可変フィルタ。
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2008
- 2008-12-15 US US12/334,597 patent/US7777957B2/en not_active Expired - Fee Related
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