JP2009141608A - 無線通信システム、無線通信装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】一様でない位置にある複数の無線タグの読取りに要する時間を短縮せしめることができる無線通信システム、無線通信装置およびその制御方法を提供すること。
【解決手段】無線タグが有するタグデータを非接触で読取る無線通信装置において、読取ったタグデータが内部に無線タグを収納した容器に貼付された無線タグが有するその容器の識別データであった場合には、その識別データに基づいて、出力レベルと読取用電波の放射に使用するアンテナと読取用電波を放射すべき回数とに関する設定データの組合せからなる設定パターンを取得する。そして、取得した設定パターンに基づいて読取用電波の出力レベル、読取用電波を放射するアンテナ及び読取用電波を放射すべき回数を設定して読取用電波を放射する。
【選択図】 図7
【解決手段】無線タグが有するタグデータを非接触で読取る無線通信装置において、読取ったタグデータが内部に無線タグを収納した容器に貼付された無線タグが有するその容器の識別データであった場合には、その識別データに基づいて、出力レベルと読取用電波の放射に使用するアンテナと読取用電波を放射すべき回数とに関する設定データの組合せからなる設定パターンを取得する。そして、取得した設定パターンに基づいて読取用電波の出力レベル、読取用電波を放射するアンテナ及び読取用電波を放射すべき回数を設定して読取用電波を放射する。
【選択図】 図7
Description
本発明は、高周波信号を電波として放射するとともに無線タグからの応答電波を高周波信号に変換して出力することで無線タグを非接触で読取る無線通信システム、無線通信装置およびその制御方法に関する。
近年、ICチップを備えた無線タグ(ICタグ,RFIDタグ,電子タグ,トランスポンダなどとも称される)と、この無線タグとアンテナを介してデータの交信を行いICチップに記憶された情報を非接触で読取ることができる無線通信装置とを備えたRFID(Radio Frequency Identification)システムが普及している。
このRFIDシステムにおいて、無線通信装置は、無線タグ読取用の高周波信号を読取用電波としてアンテナから放射する。無線タグは、内蔵アンテナで無線通信装置からの読取用電波を受信すると、ICチップで記憶している情報で高周波信号の反射量を変化させてバックスキャッタ変調を行い、応答電波を返すものとなっている。無線通信装置は、上記アンテナで無線タグからの応答電波を受信すると受信部にて復調する。かかる処理の流れを経て無線通信装置は、無線タグの情報を非接触で読取る。
近年、物流業においては、管理対象となる物品に所定の管理情報を記憶した無線タグを貼付し、アンテナを複数個取付けたゲートを通過するときに無線タグに記憶された管理情報を非接触で読取ることで個々の物品の流通過程等を管理するシステムが実用されている。かかるシステムには、上記ゲートに複数の物品が収納された箱や複数の物品が載せられた一括搬送用の搬送材を搬送し、これらの搬送物が所定の位置を通過したときに上記アンテナから読取用電波を放射して、複数の物品に貼付された無線タグを略同時に読取る方式がある。(例えば、特許文献1参照)
特開2007―31043号公報
一般的にRFIDシステムでは、無線タグが受信する読取用電波の強度が強過ぎるときには、無線タグの受信電圧が飽和して応答電波が弱くなる傾向がある。一方、無線タグが受信する読取用電波の強度が弱過ぎるときにも、無線タグの受信電圧が弱くなるので応答電波が弱くなる。すなわち、無線タグからの正確な応答電波を得るには、アンテナから適当な出力レベルで読取用電波を放射しなければならない。
しかし、アンテナから放射される読取用電波の強度は、アンテナから遠ざかるにつれて弱くなる。そのため一様でない位置にある複数の無線タグに読取用電波を照射して、各無線タグを略同時に読取ろうとする場合には、アンテナから近い位置にある無線タグとアンテナから遠い位置にある無線タグとで受信する読取用電波の強度が一様でないため、一部の無線タグが読取りにくくなることがある。かかる場合には、全ての無線タグの読取完了までに要する時間が増大してしまう。また、搬送される物品の形態によっては、ゲートに取付けられた複数のアンテナのうち、一部のみから読取用電波を放射すれば足りる場合がある。かかる場合には、無駄な読取用電波の放射に要する処理工程を省略すれば、無線タグの読取完了までに要する時間を短縮することができる。
本発明は、上記のような事情に基づいてなされたものであり、その目的は、一様でない位置にある複数の無線タグの読取りに要する時間を短縮せしめることができる無線通信システム、無線通信装置およびその制御方法を提供することである。
本発明にかかる無線通信装置は、無線タグに読取用の電波を放射するアンテナを備え、非接触で前記無線タグが有するタグデータを読取る無線通信装置において、内部に無線タグを収納した容器に貼付された容器用無線タグが有する前記容器の識別データに前記読取用電波の出力レベルに関する設定データを対応させて記憶した記憶部と、読取ったタグデータが前記容器の識別データであるか否かを判別するタグデータ判別手段と、このタグデータ判別手段が、読取ったタグデータが前記容器の識別データであると判別したとき、その識別データに対応する前記設定データを前記記憶部から取得する設定データ取得手段と、この設定データ取得手段が取得した設定データに基づいて前記読取用電波の出力レベルを設定する出力レベル設定手段と、この出力レベル設定手段が設定した出力レベルで前記アンテナから前記読取用電波を放射する設定電波放射手段と、を具備してなることを特徴としている。
かかる手段を講じた本発明によれば、一様でない位置にある複数の無線タグの読取りに要する時間を短縮せしめることができる無線通信システム、無線通信装置およびその制御方法を提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1,図2は、本発明に係る無線通信装置10を用いたRFIDシステムの一実施形態を示す模式図である。無線通信装置10には、4つのアンテナ1,2,3,4、および通信ケーブル30を介してパソコン等のホストサーバ40が接続されている。アンテナ1,2はアンテナスタンド5-1に、アンテナ3,4はアンテナスタンド5-2に取付けられており、これらアンテナスタンド5-1,5-2は対向配置されてゲート5を形成している。ゲート5の間には、無線通信装置10によりタグデータの読取が可能な無線タグである箱タグ8が貼付された箱7がコンベア6に載置されて搬送されている。コンベア6には、ゲート5に対して搬送方向上流側の所定位置に光学式のセンサ50が取付けられており、このセンサ50は、コンベア6上を搬送される箱7の測定位置通過を検知したときには、有線又は無線で無線通信装置10に出力信号を発する。このセンサ50からの出力信号を検知した無線通信装置10は、コンベア6の制御部に停止信号を発し、コンベア6の稼動を停止せしめる。また、無線通信装置10は、コンベア6の稼動を開始するときには、コンベア6の制御部に稼動信号を発し、コンベア6を稼動せしめる。
図1,図2は、本発明に係る無線通信装置10を用いたRFIDシステムの一実施形態を示す模式図である。無線通信装置10には、4つのアンテナ1,2,3,4、および通信ケーブル30を介してパソコン等のホストサーバ40が接続されている。アンテナ1,2はアンテナスタンド5-1に、アンテナ3,4はアンテナスタンド5-2に取付けられており、これらアンテナスタンド5-1,5-2は対向配置されてゲート5を形成している。ゲート5の間には、無線通信装置10によりタグデータの読取が可能な無線タグである箱タグ8が貼付された箱7がコンベア6に載置されて搬送されている。コンベア6には、ゲート5に対して搬送方向上流側の所定位置に光学式のセンサ50が取付けられており、このセンサ50は、コンベア6上を搬送される箱7の測定位置通過を検知したときには、有線又は無線で無線通信装置10に出力信号を発する。このセンサ50からの出力信号を検知した無線通信装置10は、コンベア6の制御部に停止信号を発し、コンベア6の稼動を停止せしめる。また、無線通信装置10は、コンベア6の稼動を開始するときには、コンベア6の制御部に稼動信号を発し、コンベア6を稼動せしめる。
箱7のサイズは、一様とは限らず、本実施の形態においては、サイズ別に大,中,小の三種類の箱7a,7b,7cがコンベア6により搬送されるとする。箱7a,7b,7cには、それぞれ箱タグ8a,8b,8c(容器用無線タグ)が貼付されている。この箱タグ8a,8b,8cには、それぞれ箱7a,7b,7cを区別するための識別子を有するタグデータが記憶されている。
箱7の中には、複数の物品が収納されており、それぞれの物品には無線通信装置10によりタグデータの読取が可能な無線タグである物品タグ9が貼付されている。それぞれの物品タグ9には、貼付された物品を特定するための識別子を有するタグデータが記憶されている。
このRFIDシステムにおいては、通常はゲート5の間を箱7が通過すると、いずれかのアンテナ1,2,3,4とのデータ交信により上記箱タグ8及び物品タグ9に記録されたタグデータが非接触で読取られる。無線通信装置10による特定の箱7に対する物品タグの読取が完了すると、このとき読取られたデータが通信ケーブル30を介してホストサーバ40に伝送されるようになっている。
図3は、無線通信装置10の要部構成を示すブロック図である。無線通信装置10は、CPU(Central Processing Unit)を主体とした制御部11、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)により構成された記憶部12、前記ホストサーバ40とのデータ通信,センサ50からの出力信号の受信,及びコンベア6の稼動又は停止命令の送信を司る通信部13、各種の状態表示等を行う表示部14、無線によるデータの送受信に関する各種処理を行う無線部15、および無線部15と接続するアンテナを切換えるアンテナ選択スイッチ16を備えている。
無線部15は、PLL(Phase Locked Loop)回路20、送信部21、サーキュレータ22、受信部23及びRSSI回路(Receive Signal Strength Indicator)24で構成されている。PLL回路20は、高周波の正弦波信号を発生する。送信部21は、制御部11から送られてきたデジタルデータを変調し、この変調信号とPLL回路20で作られた高周波信号とを足し合わせた高周波信号を所定の出力レベルまで増幅してサーキュレータ22に出力する。
ここで、アンテナ選択スイッチ16は、サーキュレータ22と各アンテナ1,2,3,4との間に介在し、制御部11からの制御信号S1により指定された接続端子に切換動作して、いずれか1つのアンテナをサーキュレータ22に接続する。サーキュレータ22は、送信部21側から高周波信号が入力されたとき、アンテナ選択スイッチ16を介してアンテナ1,2,3,4側のいずれかにその高周波信号を出力する。この高周波信号の出力を受けたアンテナは、この高周波信号を無線タグの読取用電波として放射する。
ここで、いずれかのアンテナから放射された読取用電波を無線タグが受信すると、この無線タグでは、ICチップで記憶しているデータで高周波信号の反射量を変化させるバックスキャッタ変調が行われる。このバックスキャッタ変調された電波を応答電波として、各アンテナ1,2,3,4が受信する。
このときアンテナ選択スイッチ16によりサーキュレータ22に接続されているアンテナで受信した応答電波の高周波信号がサーキュレータ22に入力される。サーキュレータ22は、アンテナ1,2,3,4側から高周波信号が入力されたとき、受信部23側に出力する特性を有する。受信部23は、入力された高周波信号を増幅した後、この増幅された高周波信号とPLL回路20の高周波信号とを組み合わせてベースバンド信号に変換し、このベースバンド信号を復調してデジタルデータに変換し、制御部11に出力する。RSSI回路24は、受信部23にて復調された信号のレベルを示すアナログ信号を生成する。
このように、無線通信装置10は、無線タグに記憶されたタグデータを非接触で読取ることができる。無線タグから読取ったタグデータは、記憶部12に記憶された物品タグ読取リスト60に蓄積された後、通信部13を介してホストサーバ40に送信される。
図4は、ホストサーバ40の要部構成を示すブロック図である。ホストサーバ40は、CPUを主体とした制御部41、ROM及びRAMにより構成された記憶部42、無線通信装置10とのデータ通信を司る通信部43、各種の状態表示等を行う表示部44、およびキーボード等の入力デバイスからの入力信号を処理する入力部45を備えている。無線通信装置10から送信された物品タグ読取リスト60に蓄積されたタグデータは、記憶部42に記憶され、情報処理される。入力部45は、オペレータによる操作入力を処理し、所定の入力を受付けたときには制御部41が通信部43を介して無線通信装置10に無線タグの読取開始を指示する。
図5は、物品タグ読取リスト60に記憶されるデータ構造の一例を示す模式図である。この物品タグ読取リスト60には、物品タグ9から読取ったタグデータが番号(図中の“No”)を付されたデータエリアに格納される。
さて、この無線通信装置10は、送信部21にて高周波信号を増幅する際に、増幅の目標値を調整することで各アンテナ1,2,3,4から放射される読取用電波の出力レベルを変更することができる。本実施の形態においては、読取用電波の出力レベルは、高,中,低の三段階のうち所定レベルに調整される。このとき、読取用電波の放射に際してアンテナから遠い位置にある無線タグを読取る場合には高出力レベルが、近い位置にある無線タグを読取る場合には低出力レベルが、両者の中間程度の位置にある無線タグを読取る場合には中出力レベルがそれぞれ最適な出力レベルであるとする。
記憶部12には、箱7a,7b,7cの種類ごとに、上記の高,中,低の出力レベルを用いた組合せからなる読取用電波の放射に関する設定パターンを記憶した読取設定ファイル61が記憶されている。
図6は、読取設定ファイル61に記憶されているデータ構造の一例を示す模式図である。読取設定ファイル61には、箱タグ8a,8b,8cの識別子によってそれぞれ特定される箱7a,7b,7cの種別ごとに、上記設定パターンが記憶されている。さらに読取設定ファイル61に記憶された各出力レベルには、アンテナ1,2,3,4ごとにデータエリアが割当てられており、各データエリアにはそのデータエリアに対応する出力レベル及びアンテナで読取用電波を放射する回数が記憶されている(設定データ)。すなわち、箱7aに対する無線タグの読取処理では、アンテナ1,2,3,4からそれぞれ高出力レベルの読取用電波を10回,中出力レベルの読取用電波を8回,低出力レベルの読取用電波を3回放射する設定パターンにて行われる。また、箱7bに対する無線タグの読取処理では、アンテナ1,2,3,4からそれぞれ高出力レベルの読取用電波を8回,中出力レベルの読取用電波を4回放射する設定パターンにて行われる。また、箱7cに対する無線タグの読取処理では、アンテナ1,3からそれぞれ高出力レベルの読取用電波を6回,中出力レベルの読取用電波を3回放射する設定パターンにて行われる。
なお、これら設定パターンでは、箱7のサイズが小さくなるほどアンテナに近い位置に無線タグがある可能性が低くなるため、箱7b,7cにおいては低出力レベルで読取用電波を放射しない設定としている。また、箱7のサイズが小さくなるほどアンテナ1,3に比べて上方に設置したアンテナ2,4から放射した読取用電波の応答範囲に無線タグがある可能性が低くなるため、箱7cにおいてはアンテナ2,4から読取用電波を放射しない設定としている。
かかる構成の無線通信装置10が、ホストサーバ40から無線タグの読取開始命令を受けたときに制御部11が実行する処理の流れを図7に示している。
先ず、制御部11は、ST101としてコンベア6の制御部に通信部13を介して稼動開始命令を送信する。この命令を受けたコンベア6の制御部は、稼動を開始して箱7を搬送する。このとき、搬送されている箱7が所定位置を通過したとき、センサ50がそれを検知して出力信号を無線通信装置10に送信する。制御部11は、ST102としてこの出力信号の受信を待機しており、この出力信号の受信を検知したとき(ST102のYes)には、ST103として通信部13を介してコンベア6の制御部に稼動停止命令を送信する。この稼動停止命令を受信したコンベア6の制御部は、箱7の搬送を停止する。このとき、箱7の停止位置がアンテナスタンド5-1,5-2の対向位置で停止するようにセンサ50の測定位置やコンベア6の稼動停止のタイミングが予め設定されている。
先ず、制御部11は、ST101としてコンベア6の制御部に通信部13を介して稼動開始命令を送信する。この命令を受けたコンベア6の制御部は、稼動を開始して箱7を搬送する。このとき、搬送されている箱7が所定位置を通過したとき、センサ50がそれを検知して出力信号を無線通信装置10に送信する。制御部11は、ST102としてこの出力信号の受信を待機しており、この出力信号の受信を検知したとき(ST102のYes)には、ST103として通信部13を介してコンベア6の制御部に稼動停止命令を送信する。この稼動停止命令を受信したコンベア6の制御部は、箱7の搬送を停止する。このとき、箱7の停止位置がアンテナスタンド5-1,5-2の対向位置で停止するようにセンサ50の測定位置やコンベア6の稼動停止のタイミングが予め設定されている。
コンベア6に稼動停止命令を送信した後、制御部11は、ST104として初期設定にて無線タグの読取を実施する。この初期設定は、例えば順次アンテナ1,2,3,4からそれぞれ高,中,低の出力レベルで読取用電波を1回ずつ放射する等、箱7の形状等によって物品タグ9および箱タグ8の読取に偏りがない設定パターンを予め設定しておく。かかる初期設定による読取用電波の放射の後、制御部11は、ST105として箱タグ8のタグデータを読取ったか否かを判断する(タグデータ判別手段)。
ST105の処理にて箱タグ8のタグデータが読取られていないと判断したとき(ST105のNo)には、制御部11は、ST106として物品タグ9のタグデータを読取ったか否かを判断する。物品タグ9のタグデータを読取ったと判断したとき(ST106のYes)には、制御部11は、ST107として読取ったタグデータの物品タグ読取リスト60への追加処理を実行する。この物品タグ読取リスト追加処理の後若しくはST106の処理にて物品タグ9のタグデータを読取っていないと判断したとき(ST106のNo)には、制御部11は、再びST104の処理を実行する。
物品タグ読取リスト追加処理において制御部11が実行する処理の流れを図8に示している。先ず、制御部11は、ST201として物品タグ読取リスト60に読取ったタグデータと同一のタグデータが記憶されているか否かを判断する。物品タグ読取リスト60に同一のタグデータが記憶されていないとき(ST201のNo)には、ST202として物品タグ読取リスト60に読取ったタグデータを追加して物品タグ読取リスト追加処理を終了する。
物品タグ読取リスト60に読取ったタグデータと同一のタグデータが記憶されているとき(ST201のYes)には、ST203として読取ったタグデータを破棄して物品タグ読取リスト追加処理を終了する。
一方、ST105の処理にて箱タグ8を読取ったと判断したとき(ST105のYes)には、制御部11は、ST108として読取った箱タグ8のタグデータが有する識別子に応じた箱7の設定パターンを読取設定ファイル61から取得する(設定データ取得手段)。しかる後、制御部11は、ST109としてST108の処理にて取得した設定パターンを実現するための読取設定処理を実行する。
この読取設定処理においては、ST108の処理にて取得した設定パターンに基づいて読取用電波の出力レベルを設定し、設定した出力レベルで読取用電波を放射するアンテナを設定し、さらに設定した出力レベルで設定したアンテナから読取用電波を放射する回数n(n;整数)を設定する。この読取設定処理についての詳細は、図9の説明にて後述する。
しかる後、制御部11は、ST110として送信部21に無線タグへの問合せのためのデジタルデータを出力する。送信部21はこのデジタルデータを変調し、この変調信号とPLL回路20で作られた高周波信号とを足し合わせた高周波信号を読取設定処理にて設定した出力レベルまで増幅してサーキュレータ22に出力する。そしてサーキュレータ22は、読取設定処理にて設定されたアンテナにこの高周波信号を出力する。高周波信号の出力を受けたアンテナは、この高周波信号を読取用電波として放射する(設定電波放射手段)。
制御部11は、ST111としてST110の処理にて放射された読取用電波により物品タグ9のタグデータが読取られたか否かを判断する。物品タグ9のタグデータが読取られたと判断したとき(ST111のYes)には、ST112として上記物品タグ読取リスト追加処理を実行する。
物品タグ読取リスト追加処理の後又はST111の処理にて物品タグのタグデータが読取られていないと判断したとき(ST111のNo)には、制御部11は、ST113として現在の読取設定において放射した読取用電波の回数をカウントするカウンタiが、ST109の読取設定処理にて設定された読取用電波の放射回数nに達したか否かを判断する。カウンタiの値が放射回数nに達していないと判断したとき(ST113のNo)には、ST114としてカウンタiをインクリメントし、ST110の処理に戻って再び同一の出力レベルで同一のアンテナから読取用電波を放射する。カウンタiの値が設定された読取用電波の放射回数nに達したと判断したとき(ST113のYes)には、ST115としてST108の処理にて読取設定ファイル61から取得した設定パターンを構成する全ての設定データに基づいて読取用電波を放射し終えたか否かを判断する。設定パターンを構成する全ての設定データに基づいて読取用電波を放射し終えたと判断したとき(ST115のYes)には、再びST101の処理へ戻る。設定パターンを構成する全ての設定データに基づいて読取用電波を放射し終えていないと判断したとき(ST115のNo)には、再びST109の読取設定処理に戻り、設定パターンを構成する設定データに基づいて異なる読取設定に移行する。
ST109の処理における読取設定処理において制御部11が実行する処理の流れを図9に示している。ここで、具体例としてST104の処理にて放射した読取用電波により箱タグ8aが読取られた場合について当該処理を説明する。この場合、ST108の処理では、箱タグ8aが示す箱の種別である箱7aに関する設定パターンが読取設定ファイル61から取得される。
先ず、制御部11は、ST108の処理にて取得した箱7aに関する設定パターンから、アンテナ1における高出力レベルの読取用電波の放射回数、すなわち“10”回を取得する。そして、制御部11は、ST301として送信部21における高周波信号の増幅の目標値を高出力レベルに設定する(出力レベル設定手段)。次に、ST302として制御信号S1を発信し、アンテナ選択スイッチ16をアンテナ1の接続端子に切換える(アンテナ設定手段)。最後に、カウンタiを初期化(i=1)し、読取用電波の放射回数nに“10”を設定して(回数設定手段)当該読取設定処理を終了する。
しかる後、制御部11は、読取設定処理にて設定したアンテナ1から高出力レベルの読取用電波を放射する(ST110)。この時点では、カウンタiの値が放射回数nに達していないので(ST113のNo)、カウンタiをインクリメントした後(ST114)、再び同一の設定で読取用電波を放射する(ST110)。ST110〜ST114の処理を繰返してカウンタiが放射回数nに達したとき(ST113のYes)、この時点においては未だ設定パターンに未実施の設定データが残っているため、再びST109の読取設定処理に戻る。この後順次箱7aに関する設定パターンに従い、ST110〜ST115の処理を実行する。すなわち、読取用電波をアンテナ1から中出力レベルで8回,低出力レベルで3回、アンテナ2から高出力レベルで10回,中出力レベルで8回,低出力レベルで3回、アンテナ3から高出力レベルで10回,中出力レベルで8回,低出力レベルで3回、アンテナ4から高出力レベルで10回,中出力レベルで8回,低出力レベルで3回放射する。
これら箱7aに関する設定パターンを構成する全ての設定データに基づく設定で読取用電波を放射し終えたとき、ST115の処理において無線タグ読取終了の判断がなされる(ST115のYes)。
以上のように、当該無線通信装置10は、箱タグ8a,8b,8cを読取って取得した箱7の識別子に基づいて読取用電波の放射に関する最適な設定パターンを読取設定ファイル61から取得する。そして取得した設定パターンに従って読取用電波の出力レベル,読取用電波を放射するアンテナおよび読取用電波を放射する回数の設定を順次変更して読取用電波を放射していくことで、箱7の中の一様でない位置にある物品タグを効率よく読取り、物品タグの読取に要する時間を短縮せしめることができる。
なお、この発明は前記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、当該無線通信装置10に接続するアンテナ、設定可能な出力レベルおよび箱7の種類はより多数であってもよいし、より少数であってもよい。これらの変更を行う場合には、変更箇所に対応させて読取設定ファイル61のデータエリアを変更,追加又は削除等すれば変更後の設定にも対応できる。
また、上記実施形態においてはST109の処理において読取用電波の出力レベルを高,中,低の順に、読取用電波を放射するアンテナをアンテナ1,アンテナ2,アンテナ3,アンテナ4の順に設定したが、かかる設定順序に限定されず、読取設定ファイル61から取得した読取パターンを構成する全ての設定データに基づく設定を実現するような順序であれば他の順序であってもよい。
また、読取設定ファイル61を記憶部12に記憶せずにホストサーバ40の記憶部42に記憶し、無線通信装置10が箱タグ8を読取ったときには、通信ケーブル30を介してホストサーバ40に箱タグ8が有する箱7の識別子を送信し、これを受信したホストサーバ40が受信した識別子に対応する最適な設定パターンを読取設定ファイル61から取得して無線通信装置10に返信するようにしてもよい。そしてこの設定パターンに基づいて、無線通信装置10は最適な設定パターンを実現する。
また、物品タグ読取リスト60及び読取設定ファイル61をホストサーバ40の記憶部42に記憶し、無線通信装置10が読取ったタグデータを全てホストサーバ40に送信するようにして図7及び図8にて説明した制御部11が実行する処理の流れの一部又は全てをホストサーバ40の制御部41にて実行するようにしてもよい。例えば、ホストサーバ40が無線通信装置10からタグデータを受信したときには、制御部42は、それが箱タグ8のタグデータであるか否かを判断し、箱タグ8のタグデータであると判断したときには、その箱タグ8のタグデータが有する識別子に応じた箱7の設定パターンを読取設定ファイル61から取得する。そして、取得した設定パターンを無線通信装置10に送信し、無線通信装置10は、受信した設定パターンに基づいて読取用電波の出力レベル、読取用電波を放射するアンテナ、および読取用電波を放射する回数を設定して読取用電波を放射するようにする。また、ホストサーバ40が無線通信装置10から物品タグ9のタグデータを受信したときには、制御部41が記憶部42に記憶された物品タグ読取リスト60への物品タグ読取リスト追加処理を実行するようにする。
また、読取設定ファイル61を用いずに、読取設定ファイル61に記憶された設定パターンを箱タグ8に記憶して、ST104の処理における読取用電波の放射にてこの設定パターンを箱タグ8から読取った場合には、その設定パターンに基づいてST109の読取設定処理を行うようにしてもよい。
また、本実施形態においては、物品が箱7に収納されている場合を例に説明したが、箱に物品が収納されていない形態、例えば、搬送材に物品が載せられて搬送されている場合等でも搬送材等に箱タグ8と同様の無線タグを貼付することで本発明を適用できる。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合せてもよい。
1,2,3,4…アンテナ、5…ゲート、6…コンベア、7…箱、8…箱タグ、9…物品タグ、10…無線通信装置、11…制御部、12…記憶部、13…通信部、14…表示部、15…無線部、16…アンテナ選択スイッチ、20…PLL回路、21…送信部、22…サーキュレータ、23…受信部、24…RSSI回路、30…通信ケーブル、40…ホストサーバ、50…センサ、60…物品タグ読取リスト、61…読取設定ファイル、i…カウンタ、n…読取回数
Claims (8)
- 無線タグに読取用の電波を放射するアンテナを備え、非接触で前記無線タグが有するタグデータを読取る無線通信装置において、
内部に無線タグを収納した容器に貼付された容器用無線タグが有する前記容器の識別データに前記読取用電波の出力レベルに関する設定データを対応させて記憶した記憶部と、
読取ったタグデータが前記容器の識別データであるか否かを判別するタグデータ判別手段と、
このタグデータ判別手段が、読取ったタグデータが前記容器の識別データであると判別したとき、その識別データに対応する前記設定データを前記記憶部から取得する設定データ取得手段と、
この設定データ取得手段が取得した設定データに基づいて前記読取用電波の出力レベルを設定する出力レベル設定手段と、
この出力レベル設定手段が設定した出力レベルで前記アンテナから前記読取用電波を放射する設定電波放射手段と、
を具備してなることを特徴とする無線通信装置。 - 前記記憶部は、前記読取用電波の出力レベルが異なる複数の設定データの組合せからなる設定パターンを前記容器の識別データに対応して記憶し、
前記設定データ取得手段は、前記容器の識別データに対応した前記設定パターンを前記記憶部から取得し、
前記出力レベル設定手段は、前記設定パターンを構成する各設定データに基づいて前記読取用電波の出力レベルを選択的に設定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信装置。 - 前記設定データは、前記出力レベルと前記読取用電波を放射すべき回数とに関するデータであり、
前記設定データ取得手段が取得した設定データに基づいて、前記出力レベル設定手段が設定した出力レベルで前記アンテナから前記読取用電波を放射すべき回数を設定する回数設定手段、
をさらに具備し、
前記設定電波放射手段は、前記出力レベル設定手段が設定した出力レベルで、前記回数設定手段が設定した回数だけ前記アンテナから前記読取用電波を放射することを特徴とする請求項1又は2に記載の無線通信装置。 - 無線タグに読取用の電波を放射する複数のアンテナを備え、非接触で前記無線タグが有するタグデータを読取る無線通信装置において、
内部に無線タグを収納した容器に貼付された容器用無線タグが有する前記容器の識別データに、前記読取用電波の出力レベルと前記複数のアンテナのうち前記読取用電波の放射に使用するアンテナとに関する設定データを対応させて記憶した記憶部と、
読取ったタグデータが前記容器の識別データであるか否かを判別するタグデータ判別手段と、
このタグデータ判別手段が、読取ったタグデータが前記容器の識別データであると判別したとき、その識別データに対応する前記設定データを前記記憶部から取得する設定データ取得手段と、
この設定データ取得手段が取得した設定データに基づいて前記読取用電波の出力レベルを設定する出力レベル設定手段と、
前記設定データ取得手段が取得した設定データに基づいて前記読取用電波の放射に使用するアンテナを設定するアンテナ設定手段と、
前記出力レベル設定手段が設定した出力レベルで前記アンテナ設定手段が設定したアンテナから前記読取用電波を放射する設定電波放射手段と、
を具備してなることを特徴とする無線通信装置。 - 前記記憶部は、前記読取用電波の出力レベルが異なる複数の前記設定データの組合せからなる設定パターンを前記容器の識別データに対応して記憶し、
前記設定データ取得手段は、前記容器の識別データに対応した前記設定パターンを前記記憶部から取得し、
前記出力レベル設定手段は、前記設定パターンを構成する各設定データに基づいて前記読取用電波の出力レベルを選択的に設定し、
前記アンテナ設定手段は、前記設定パターンを構成する各設定データに基づいて前記読取用電波を放射するアンテナを選択的に設定することを特徴とする請求項4に記載の無線通信装置。 - 前記設定データは、前記出力レベルと前記読取用電波の放射に使用するアンテナと前記読取用電波を放射すべき回数とに関するデータであり、
前記設定データ取得手段が取得した設定データに基づいて、前記出力レベル設定手段が設定した出力レベルで前記アンテナ設定手段が設定したアンテナから前記読取用電波を放射する回数を設定する回数設定手段、
をさらに具備し、
前記設定電波放射手段は、前記出力レベル設定手段が設定した出力レベルで、前記アンテナ設定手段が設定したアンテナから前記回数設定手段が設定した回数だけ前記読取用電波を放射することを特徴とする請求項4又は5に記載の無線通信装置。 - 無線タグに読取用の電波を放射するアンテナを備え、非接触で前記無線タグが有するタグデータを読取る無線通信装置の制御方法であって、
読取ったタグデータが内部に無線タグを収納した容器に貼付された容器用無線タグが有する前記容器の識別データであるか否かを判別する判別ステップと、
この判別ステップにて読取ったタグデータが前記容器の識別データであると判別されたとき、その識別データに対応する前記読取用電波の出力レベルに関する設定データを取得する取得ステップと、
この取得ステップにて取得された設定データに基づいて前記読取用電波の出力レベルを設定する設定ステップと、
この設定ステップにて設定された出力レベルで前記アンテナから前記読取用電波を放射する放射ステップと、
を具備してなることを特徴とする無線通信装置の制御方法。 - 内部に無線タグを収納した容器に貼付され、この容器の識別データを有する容器用無線タグと、
前記容器に収納された無線タグ及び前記容器に貼付された容器用無線タグに読取用の電波を放射するアンテナを備え、非接触で前記容器に収納された無線タグ及び前記容器に貼付された容器用無線タグが有するタグデータを読取る無線通信装置と、
前記容器の識別データに前記読取用電波の出力レベルに関する設定データを対応させて記憶した記憶部を備え、前記無線通信装置からの前記識別データを伴う問合せに対して前記記憶部からその識別データに対応する前記設定データを取得し、その設定データを応答するサーバと、
を有し、
前記無線通信装置は、
読取ったタグデータが前記容器の識別データであるか否かを判別するタグデータ判別手段と、
このタグデータ判別手段が、読取ったタグデータが前記容器の識別データであると判別したとき、その識別データを伴う問合せを前記サーバに行い、対応する前記設定データを取得する設定データ取得手段と、
この設定データ取得手段が取得した設定データに基づいて前記読取用電波の出力レベルを設定する出力レベル設定手段と、
この出力レベル設定手段が設定した出力レベルで前記アンテナから前記読取用電波を放射する設定電波放射手段と、
を具備してなることを特徴とする無線通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007315007A JP2009141608A (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | 無線通信システム、無線通信装置およびその制御方法 |
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Publications (1)
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JP2007315007A Withdrawn JP2009141608A (ja) | 2007-12-05 | 2007-12-05 | 無線通信システム、無線通信装置およびその制御方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012069028A (ja) * | 2010-09-27 | 2012-04-05 | Nec Corp | リーダ・ライタ制御装置 |
WO2015029398A1 (ja) * | 2013-08-26 | 2015-03-05 | 日本電気株式会社 | 無線タグ読み取りシステム、無線タグ読み取り方法及び非一時的なコンピュータ可読媒体 |
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2007
- 2007-12-05 JP JP2007315007A patent/JP2009141608A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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