JP2009141493A - 画像処理装置及び画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体 - Google Patents

画像処理装置及び画像処理方法及びプログラム及び記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】原本性と文書内容の真正性の双方を保証する、原本保証コードパターンを、1パスで文書に記録可能であり、紙指紋を利用する際の煩わしさを解消しつつ、照合精度の高いシステムを提供する。
【解決手段】記録媒体の表面の記録処理後、記録媒体が排出されてから再搬入されて裏面の記録処理がなされるまでの搬送経路上の任意の箇所に、識別情報を読み取るセンサを設置し、識別情報を読み取り、記録媒体の原本性を確認する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙指紋(以下では、紙指紋のことを紙紋とも称する)情報を取り扱うことができる画像処理装置及び画像処理装置の制御方法及びプログラム及び記憶媒体に関する。
住民票や契約書といった重要文章(原本)は、複写機によって簡単に再現されてしまうため、原本と複写物との違いがわからなくなってしまう。そこで、原本を作成する際に、原本となる用紙に付されたマークを基準として用紙の繊維情報を読み取り、読み取った繊維情報を特定のパターンデータに変換して、原本となる用紙に予め印刷しておく技術が開示されている(特許文献1)。
特開2004-112644
しかしながら、この特許文献1開示の技術を用いると、予め原本となる用紙の特定の場所にパターンデータが印刷されるため、用紙に印刷される画像が紙指紋読み取り領域やパターンデータ部に重なって印刷されてしまうと、照合時の紙指紋認識率が低下するという問題がある。
また、印刷される画像が上記領域に重ならない場合でも、肉眼で確認できない程のトナーの飛散等の影響により、画像が印刷される前後では紙面状態が微妙に異なるため、認識率が低下することが分かっている。つまり、用紙に画像が印刷された後の紙面の情報を読み取り、これを照合に用いる方法が望ましい。
しかし、これを行うには、一旦所望の画像を印刷出力した後、ユーザが手作業で複写機等に読み取らせて紙指紋を取得する必要があり、非常に煩わしい。またこの方法では、取得した紙指紋情報を記憶・管理するための記憶装置が必要となるため、システムが複雑になり、導入コストが増加してしまうという問題がある。さらに、これを避けるために紙面上に紙指紋情報を印刷するには、三度複写機に通さなければならず、非常に煩わしい。
上記課題を解決するため、本発明では以下の構成からなる画像処理装置を提案する。すなわち、
紙等の記録媒体に画像を記録する手段を有し、該記録媒体に存在する何らかの識別情報を用いて、記録媒体の原本性確認を行う手段を有し、画像の記録処理後、該記録媒体が排出されるまでの搬送経路上の任意の箇所に、該識別情報を読み取る手段を有する構成とした。また、紙等の記録媒体に画像を記録する手段を有し、該記録媒体に存在する何らかの識別情報を用いて、記録媒体の原本性確認を行う手段を有し、所謂両面の記録機構を有する画像処理装置であって、表面の記録処理後、該記録媒体が排出されてから再搬入されて裏面の記録処理がなされるまでの搬送経路上の任意の箇所に、該識別情報を読み取る手段を有する構成とした。
ここで、前記識別情報とは、前記記録媒体の製造工程に起因する媒体表面の繊維情報(紙でいえば紙指紋情報)等の、極めて再現性の低い識別情報であることを特徴とする。
また、前記読み取り手段は、画像の記録処理が施された面を読み取る構成となっている。
さらに、画像処理装置に対して、画像の印刷出力を指示する印刷指示手段であって、前記記録媒体の原本性確認を行う手段を有する画像処理装置に対して、原本性を保証したい画像の印刷出力を指示する手段を有する、印刷指示手段を伴う構成とした。
また、この印刷指示手段によって、原本性保証を要する任意の画像の出力指示がなされた際には、印刷指示された画像の記録処理の後に、請求項1に記載の読み取り手段によって該記録媒体の識別情報を読み取る構成とした。
加えて、この印刷指示手段によって、原本性保証を要する任意の画像の出力指示がなされた際に、印刷指示された画像の記録処理および排出処理の後、両面記録機構によって該記録媒体を自動的に再搬入し、請求項2に記載の読み取り手段によって該記録媒体の識別情報を読み取る構成とした。
最後に、前記読み取った識別情報を、何らかのパターンデータに変換して、該記録媒体に記録する構成とした。
以上のような構成により、本発明によれば、原本性と文書内容の真正性の双方を保証する、原本保証コードパターンを、1パスで文書に記録可能であり、紙指紋を利用する際の煩わしさを解消しつつ、照合精度の高いシステムの構築が可能となる。また、そのシステムにはサーバ等の記憶装置が不要なため、システムを安価に構築できるという利点がある。
以下では、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<印刷システム(図1)>
まず、実施例1について図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。このシステムではホストコンピュータ40及び3台の画像形成装置(10,20,30)がLAN50に接続されているが、本発明における印刷システムにおいては、これらの接続数に限られることはない。また、本実施例では接続方法としてLANを適用しているが、これに限られることはない。例えば、WAN(公衆回線)などの任意のネットワーク、USBなどのシリアル伝送方式、セントロニクスやSCSIなどのパラレル伝送方式なども適用可能である。
ホストコンピュータ(以下、PCと称する)40はパーソナルコンピュータの機能を有している。このPC40はLAN50やWANを介してFTPやSMBプロトコルを用いファイルを送受信したり電子メールを送受信したりすることができる。またPC40から画像形成装置10、20、30に対して、プリンタドライバを介した印字命令を行うことが可能となっている。
画像形成装置10と20は同じ構成を有する装置である。画像形成装置30はプリント機能のみの画像形成装置であり、画像形成装置10や20が有するスキャナ部を有していない。以下では、説明の簡単のために、画像形成装置10、20のうちの画像形成装置10に注目して、その構成を詳細に説明する。
画像形成装置10は、画像入力デバイスであるスキャナ部13、画像出力デバイスであるプリンタ部14、画像形成装置10全体の動作制御を司るコントローラ(Controller Unit)11、ユーザインターフェース(UI)である操作部12から構成される。
<画像形成装置10(図2)>
画像形成装置10の外観を図2に示す。スキャナ部13は、複数のCCDを有している。この各CCDの感度が夫々異なっていると、たとえ原稿上の各画素の濃度が同じであったとしても、各画素が夫々違う濃度であると認識されてしまう。そのため、スキャナ部では、最初に白板(一様に白い板)を露光走査し、露光走査して得られた反射光の量を電気信号に変換してコントローラ11に出力している。なお、後述するように、コントローラ11内のシェーディング補正部500は、各CCDから得られた電気信号を元に、各CCDの感度の違いを認識している。そして、この認識された感度の違いを利用して、原稿上の画像をスキャンして得られた電気信号の値を補正している。さらに、シェーディング補正部500は、後述するコントローラ11内のCPU301からゲイン調整の情報を受取ると、当該情報に応じたゲイン調整を行う。ゲイン調整は、原稿を露光走査して得られた電気信号の値を、どのように0〜255の輝度信号値に割り付けるかを調整するために用いられる。このゲイン調整により、原稿を露光走査して得られた電気信号の値を高い輝度信号値に変換したり、低い輝度信号値に変換したりすることができるようになっている。続いて、この原稿上の画像をスキャンする構成について説明する。
スキャナ部は、原稿上の画像を露光走査して得られた反射光をCCDに入力することで画像の情報を電気信号に変換する。さらに電気信号をR,G,B各色からなる輝度信号に変換し、当該輝度信号を画像データとしてコントローラ11に対して出力する。
なお、原稿は原稿フィーダ201のトレイ202にセットされる。ユーザが操作部12から読み取り開始を指示すると、コントローラ11からスキャナ部13に原稿読み取り指示が与えられる。スキャナ部13は、この指示を受けると原稿フィーダ201のトレイ202から原稿を1枚ずつフィードして、原稿の読み取り動作を行う。なお、原稿の読み取り方法は原稿フィーダ201による自動送り方式ではなく、原稿を不図示のガラス面上に載置し露光部を移動させることで原稿の走査を行う方法であってもよい。
プリンタ部14は、コントローラ11から受取った画像データを用紙上に形成する画像形成デバイスである。なお、本実施例において画像形成方式は感光体ドラムや感光体ベルトを用いた電子写真方式となっているが、本発明はこれに限られることはない。例えば、微少ノズルアレイからインクを吐出して用紙上に印字するインクジェット方式などでも適用可能である。また、プリンタ部14には、異なる用紙サイズ又は異なる用紙向きを選択可能とする複数の用紙カセット203、204、205が設けられている。排紙トレイ206には印字後の用紙が排出される。
<コントローラ11の詳細説明(図3)>
図3は、画像形成装置10のコントローラ11の構成をより詳細に説明するためのブロック図である。
コントローラ11はスキャナ部13やプリンタ部14と電気的に接続されており、一方ではLAN50やWAN331を介してPC40や外部の装置などと接続されている。これにより画像データやデバイス情報の入出力が可能となっている。
CPU301は、ROM303に記憶された制御プログラム等に基づいて接続中の各種デバイスとのアクセスを統括的に制御すると共に、コントローラ内部で行われる各種処理についても統括的に制御する。RAM302は、CPU301が動作するためのシステムワークメモリであり、かつ画像データを一時記憶するためのメモリでもある。このRAM302は、記憶した内容を電源off後も保持しておくSRAM及び電源off後には記憶した内容が消去されてしまうDRAMにより構成されている。ROM303には装置のブートプログラムなどが格納されている。HDD304はハードディスクドライブであり、システムソフトウェアや画像データを格納することが可能となっている。
操作部I/F305は、システムバス310と操作部12とを接続するためのインターフェース部である。この操作部I/F305は、操作部12に表示するための画像データをシステムバス310から受取り操作部12に出力すると共に、操作部12から入力された情報をシステムバス310へと出力する。
NetworkI/F306はLAN50及びシステムバス310に接続し、情報の入出力を行う。Modem307はWAN331及びシステムバス310に接続しており、情報の入出力を行う。2値画像回転部308は送信前の画像データの方向を変換する。2値画像圧縮・伸張部309は、送信前の画像データの解像度を所定の解像度や相手能力に合わせた解像度に変換する。なお圧縮及び伸張にあたってはJBIG、MMR、MR、MHなどの方式が用いられる。画像バス330は画像データをやり取りするための伝送路であり、PCIバス又はIEEE1394で構成されている。
スキャナ画像処理部312は、スキャナ部13からスキャナI/F311を介して受取った画像データに対して、補正、加工、及び編集を行う。なお、スキャナ画像処理部312は、受取った画像データがカラー原稿か白黒原稿かや、文字原稿か写真原稿かなどを判定する。そして、その判定結果を画像データに付随させる。こうした付随情報を属性データと称する。このスキャナ画像処理部312で行われる処理の詳細については後述する。
圧縮部313は画像データを受取り、この画像データを32画素x32画素のブロック単位に分割する。なお、この32×32画素の画像データをタイルデータと称する。図4は、このタイルデータを概念的に表している。原稿(読み取り前の紙媒体)において、このタイルデータに対応する領域をタイル画像と称する。なおタイルデータには、その32×32画素のブロックにおける平均輝度情報やタイル画像の原稿上の座標位置がヘッダ情報として付加されている。さらに圧縮部313は、複数のタイルデータからなる画像データを圧縮する。伸張部316は、複数のタイルデータからなる画像データを伸張した後にラスタ展開してプリンタ画像処理部315に送る。
プリンタ画像処理部315は、伸張部316から送られた画像データを受取り、この画像データに付随させられている属性データを参照しながら画像データに画像処理を施す。画像処理後の画像データは、プリンタI/F314を介してプリンタ部14に出力される。このプリンタ画像処理部315で行われる処理の詳細については後述する。
画像変換部317は、画像データに対して所定の変換処理を施す。この処理部は以下に示すような処理部により構成される。
伸張部318は受取った画像データを伸張する。圧縮部319は受取った画像データを圧縮する。回転部320は受取った画像データを回転する。変倍部321は受取った画像データに対し解像度変換処理(例えば600dpiから200dpi)を行う。色空間変換部322は受取った画像データの色空間を変換する。この色空間変換部322は、マトリクス又はテーブルを用いて公知の下地飛ばし処理を行ったり、公知のLOG変換処理(RGB→CMY)を行ったり、公知の出力色補正処理(CMY→CMYK)を行ったりすることができる。2値多値変換部323は受取った2階調の画像データを256階調の画像データに変換する。逆に多値2値変換部324は受取った256階調の画像データを誤差拡散処理などの手法により2階調の画像データに変換する。
合成部327は受取った2つの画像データを合成し1枚の画像データを生成する。なお、2つの画像データを合成する際には、合成対象の画素同士が持つ輝度値の平均値を合成輝度値とする方法や、輝度レベルで明るい方の画素の輝度値を合成後の画素の輝度値とする方法が適用される。また、暗い方を合成後の画素とする方法の利用も可能である。さらに合成対象の画素同士の論理和演算、論理積演算、排他的論理和演算などで合成後の輝度値を決定する方法なども適用可能である。これらの合成方法はいずれも周知の手法である。間引き部326は受取った画像データの画素を間引くことで解像度変換を行い、1/2,1/4,1/8などの画像データを生成する。移動部325は受取った画像データに余白部分をつけたり余白部分を削除したりする。
RIP328は、PC40などから送信されたPDLコードデータを元に生成された中間データを受取り、ビットマップデータ(多値)を生成する。
<スキャナ画像処理部312の詳細説明(図5)>
図5にスキャナ画像処理部312の内部構成を示す。
スキャナ画像処理部312はRGB各8bitの輝度信号からなる画像データを受取る。
シェーディング補正部500は、この輝度信号に対してシェーディング補正する。シェーディング補正とは、上述したように、CCDの感度のばらつきによって原稿の明るさが誤認識されてしまうことを防止するための処理である。さらに、上述したように、このシェーディング補正部500は、CPU301からの指示によりゲイン調整を行うことができるようになっている。
続いて、この輝度信号は、マスキング処理部501によりCCDのフィルタ色に依存しない標準的な輝度信号に変換される。
フィルタ処理部502は、受取った画像データの空間周波数を任意に補正する。この処理部は、受取った画像データに対して、例えば7×7のマトリクスを用いた演算処理を行う。ところで、複写機や複合機では、図7における704タブの押し下げによりコピーモードとして文字モードや写真モードや文字/写真モードを選択することができる。ここでユーザにより文字モードが選択された場合には、フィルタ処理部502は文字用のフィルタを画像データ全体にかける。また、写真モードが選択された場合には、写真用のフィルタを画像データ全体にかける。また、文字/写真モードが選択された場合には、後述の文字写真判定信号(属性データの一部)に応じて画素ごとに適応的にフィルタを切り替える。つまり、画素ごとに写真用のフィルタをかけるか文字用のフィルタをかけるかが決定される。なお、写真用のフィルタには高周波成分のみ平滑化が行われるような係数が設定されている。これは、画像のざらつきを目立たせないためである。また、文字用のフィルタには強めのエッジ強調を行うような係数が設定されている。これは、文字のシャープさを出すためである。
ヒストグラム生成部503は、受取った画像データを構成する各画素の輝度データをサンプリングする。より詳細に説明すると、主走査方向、副走査方向にそれぞれ指定した開始点から終了点で囲まれた矩形領域内の輝度データを、主走査方向、副走査方向に一定のピッチでサンプリングする。そして、サンプリング結果を元にヒストグラムデータを生成する。生成されたヒストグラムデータは、下地飛ばし処理を行う際に下地レベルを推測するために用いられる。入力側ガンマ補正部504は、テーブル等を利用して非線形特性を持つ輝度データに変換する。
カラーモノクロ判定部505は、受取った画像データを構成する各画素が有彩色であるか無彩色であるかを判定し、その判定結果をカラーモノクロ判定信号(属性データの一部)として画像データに付随させる。
文字写真判定部506は、画像データを構成する各画素が文字を構成する画素なのか、網点を構成する画素なのか、網点中の文字を構成する画素なのか、ベタ画像を構成する画素なのかを各画素の画素値と各画素の周辺画素の画素値とに基づいて判定する。なお、どれにもあてはまらない画素は、白領域を構成している画素である。そして、その判定結果を文字写真判定信号(属性データの一部)として画像データに付随させる。
紙指紋情報取得部507は、シェーディング補正部500から入力されたRGBの画像データのうち所定の領域の画像データを取得する。
図8は、この紙指紋情報取得部507が行う紙指紋情報取得処理を示すフローチャートである。
ステップ801では紙指紋情報取得部507において抽出された画像データをグレイスケールの画像データに変換する。ステップ802では、ステップ801においてグレイスケールの画像データへ変換された画像において、印刷や手書きの文字といった誤判定の要因となりうるものを取り除いて照合を行うためのマスクデータを作成する。マスクデータは“0”or“1”の2値データである。グレイスケールの画像データにおいて、輝度信号値が第1の閾値(つまり、明るい)以上である画素については、マスクデータの値を" 1 "に設定する。また、輝度信号値が第1の閾値未満である画素についてはマスクデータの値を" 0 "に設定する。以上の処理を、グレイスケールの画像データに含まれる各画素に対して行う。ステップ803では、ステップ801においてグレイスケールに変換された画像データ及び、ステップ802において作成されたマスクデータの2つのデータを紙指紋情報として取得する。
紙指紋情報取得部507は、上記所定領域の紙指紋情報を不図示のデータバスを用いてRAM302に送る。
復号部508は、マスキング処理部501から出力された画像データ内に符号画像データが存在する場合には、その存在を検知する。そして、検知された符号画像データを復号化して情報を取出す。
<プリンタ画像処理部315の詳細説明(図6)>
図6にプリンタ画像処理315においてなされる処理の流れを示す。
下地飛ばし処理部601は、スキャナ画像処理部312で生成されたヒストグラムを用いて画像データの下地色を飛ばす(除去する)。モノクロ生成部602はカラーデータをモノクロデータに変換する。Log変換部603は輝度濃度変換を行う。このLog変換部603は、例えば、RGB入力された画像データを、CMYの画像データに変換する。出力色補正部604は出力色補正を行う。例えばCMY入力された画像データを、テーブルやマトリックスを用いてCMYKの画像データに変換する。出力側ガンマ補正部605は、この出力側ガンマ補正部605に入力される信号値と、複写出力後の反射濃度値とが比例するように補正を行う。符合画像合成部607は、出力側ガンマ補正部605で補正された(原稿)画像データと、後述する<紙指紋情報符号化処理>で生成された符合画像データとを合成する。中間調補正部606は、出力するプリンタ部の階調数に合わせて中間調処理を行う。例えば、受取った高階調の画像データに対し2値化や32値化などを行う。
なお、スキャナ画像処理部312やプリンタ画像処理部315における各処理部では、受取った画像データに各処理を施さずに出力させることも可能となっている。このような、ある処理部において処理を施さずにデータを通過させることを、以下では「処理部をスルーさせる」と表現することにする。
<紙指紋情報切出し処理(図10)>
紙指紋情報取得部507によりRAM302に送られた所定領域の紙指紋情報は、後述の紙指紋情報取得位置指示画面(図12)により指示される取得位置情報をもとに、所定領域の紙指紋情報から切出しが行われる。切出し領域サイズは予め決められた領域であっても、操作部12により指定されても良い。
CPU301は、ステップ1001において操作部12で紙指紋情報の切出し位置の指定が行われたかの判別を行う。切出し位置の指定が行われたと判別した場合、ステップ1002にて切出し位置情報を取得する。一方、指定が行われていないと判別した場合は処理を終了する。ステップ1003では、紙指紋情報取得部507からRAM302に送られた所定領域の紙指紋情報を読出し、ステップ1002で取得した位置の紙指紋情報を切出す。ステップ1004では、切出した紙指紋情報と、切出し位置情報を関連付けて保存する。これらの情報が保存されるデータ構造の例は図11で説明する。また、切出された紙指紋情報は、RAM302に保持されても、HDD304に保存されても構わない。ステップ1005では、操作部12により指定された全ての位置について紙指紋情報の切出しが終了したかの判別を行う。終了していないと判別した場合はステップ1002からの処理を繰り返し紙指紋情報の切出しを行う。指定された全ての位置について紙指紋情報の切出しが終了したと判別した場合は処理を終了する。
なお、本実施例において、上記制御(符号画像の生成制御、送信制御)は、RAM302内に格納されたプログラムを実行することによって行われるが、紙指紋情報取得部507にて行っても良い。
<紙指紋情報格納データ構造の詳細説明(図11)>
図11は紙指紋情報が格納される構造を示している。1101にはデータに含まれる紙指紋情報数が格納される。1002には格納されている紙指紋情報の識別子が格納される。識別子は紙指紋情報格納データ内でユニークな値が降られる。1103には紙指紋情報切出し位置を示す位置情報が格納される。1104には格納されている紙指紋情報の領域サイズが格納される。1105には格納されているグレースケールの画像データの長さが格納される。1106には格納されているマスクデータの長さが格納される。1107にはクレースケールの画像データが格納される。1108にはマスクデータが格納される。
上述したデータ構造により、複数の紙指紋情報が1つのデータとして保存される。
<紙指紋情報符号化処理>
CPU301は、紙指紋情報取得部507からRAM302に送られてきた所定領域の紙指紋情報から紙指紋情報切出し処理により保存された紙指紋情報を読出し、当該読出された紙指紋情報の符号化処理を行って符号画像データを生成すべく制御することが可能となっている。
なお、本明細書では、符号画像とは、二次元コード画像やバーコード画像といった画像のことを示す。
さらに、CPU301は、生成された符号画像データを不図示のデータバスを用いて、プリンタ画像処理部315内の符号画像合成部607に送信すべく制御することが可能となっている。
なお、上記制御(符号画像の生成制御、送信制御)は、RAM302内に格納されたプログラムを実行することによって行われる。
<紙指紋情報照合処理>
CPU301は、紙指紋情報取得部507からRAM302に送られてきた紙指紋情報を読出し、当該読出された紙指紋情報と他の紙指紋情報とを照合すべく制御することが可能となっている。なお、他の紙指紋情報とは、符号画像データ内に含まれる紙指紋情報やサーバに登録されている紙指紋情報のことを意味する。
図9は、この紙指紋情報照合処理を示すフローチャートである。本フローチャートの各ステップは、CPU301により統括的に制御される。
ステップ901では、符号画像データ内に含まれる紙指紋情報やサーバに登録されている紙指紋情報をRAM302から取出す。
ステップ902では、ステップ901で取り出した紙指紋情報から紙指紋情報取得位置情報を取り出す。ステップ903では、ステップ902で取得した位置情報をもとに、紙指紋情報取得部507から送られてきた紙指紋情報と、ステップ901において取出された紙指紋情報との照合をするために、式(1)を用いて2つの紙指紋情報のマッチング度合いを算出する。一方の紙指紋情報はもう一方の紙指紋情報をずらしたものであると仮定し、式(1)に示した関数において、1画素ごとにずらし、式(1)の関数により求まる値が最小になるところ、つまり2つの紙指紋情報の差が最も小さくなるところで、2つの紙指紋情報の誤差イメージ(E)を求める。
Figure 2009141493
式(1)においてαはステップ901で取出された紙指紋情報中のマスクデータ、fはステップ901で取出された紙指紋情報中のグレイスケール画像データ、α2はステップ903で紙指紋情報取得部507から送られてきた紙指紋情報中のステップ902で取得した位置情報に該当するマスクデータ、fはステップ903で紙指紋情報取得部507から送られてきた紙指紋情報中のステップ902で取得した位置情報に該当するグレイスケール画像データを表している。
前記誤差イメージから紙指紋情報照合の結果を数値化するために、以下の処理を行う。式(1)の関数により求まった誤差イメージの画素の各輝度信号値を反転させ負の値にする。さらに、各負の値の平均を求め、当該平均値と上記各負の値との差分値を求める。続いて、当該求められた各差分値から標準偏差を求め、上記各負の値を標準偏差で割り商を求める。最後に、求められた商のうちの最大値を2つの紙指紋情報のマッチング度合いとする。その結果、この紙指紋情報のマッチグ度合いは0以上の値で表され、このマッチング度合いが大きければ大きいほど、上記二つの紙指紋情報の一致度は高い。
ステップ904では、ステップ903において求められた2つの紙指紋情報のマッチング度合いと所定の閾値との比較を行って、ステップ905で「有効」「無効」を決定する。ステップ905で「有効」と判別された場合、ステップ906で紙指紋情報格納データ内の全ての紙指紋情報について比較が終了したか判別する。ステップ905で「無効」と判別された場合は処理を終了する。ステップ906で全ての紙指紋情報の比較が終了していないと判別した場合、ステップ902に戻り紙指紋情報のマッチング度合いの比較を繰り返す。一方、全ての紙指紋情報の比較が終了したと判別した場合は処理を終了する。
<印刷指示を行う操作画面>
図7は、画像処理装置10に対して、印刷指示を行うためのプリンタドライバの画面である。
原稿サイズ選択タブ701は、処理対象となる原稿のサイズを選択するためのタブである。一方、出力サイズ選択タブ702は、処理対象である文書や画像を出力する際の紙サイズを選択するためのタブである。部数703では、出力する部数を指定する。倍率指定部704は、画像サイズを拡大/縮小して出力させるためのもので、25〜200%の範囲で指定が可能である。
その他、印刷方向や出力方法などの設定が可能であるが、これらに加えて本実施例のプリンタドライバは、原本保証文書指定部705を備える。原本性を保証したい文書や画像を出力する場合は、この705をチェックして出力指示を行えばよい。
この時、図12に示すような紙指紋情報取得位置指定画面を表示し、紙指紋を取得する箇所を任意に選択させる。この処理をスキップした場合は、ある規則に従って装置側で自動的に取得位置を決定しても良い。
以上の出力指示を受けた画像処理装置10は、指定された文書や画像の出力物に原本性を保証すべく、紙指紋情報登録処理を行う。
<原本保証文書の印刷要求を受けた際の動作>
図13は、原本保証を要する文書の印刷要求を受けた際の、画像処理装置の動作を示すフローチャートである。
CPU301は、ステップ1301で、プリンタドライバからの印刷指示要求を受けると、まず原本保証設定の有無をチェックする(ステップ1302)。もし原本保証設定が無ければ、通常の印刷処理制御を行い、処理を終わる(ステップ1316)。
一方、原本保証設定がある場合は、ステップ1303に進む。おもて面の記録処理(ステップ1304)を終えるまでは通常の処理と同様であるが、記録を終えて排紙した後(ステップ1305)、再給紙を行う(ステップ1306)。続いて、ステップ1307において、再給紙された記録紙の、既に記録処理済みのおもて面の読み取り制御を行う。
おもて面の読み取り後、紙指紋情報を取得する訳だが、図12に示すような取得位置指定手段によって予め取得位置が指定されている場合は、そのまま図10に示した切り出し処理を行う。一方、指定が無い場合は、ステップ1309にて自動的に取得位置を設定し、切り出しを行う(ステップ1310)。読み取りを行うスキャナは、おもて面の記録後、排紙口や再給紙口、または再給紙後の搬送経路上にあってもよく、スキャナの位置に応じて、ステップ1307は排紙や再給紙の前後に処理されてもよい。
ステップ1310で切り出された紙指紋情報は、ステップ1311にて、パターン画像化される。そして、裏面への記録要求データがある場合は、裏面への記録データとこのパターン画像データが合成され(ステップ1313)、裏面へ記録処理される(ステップ1314)。裏面への記録要求データが無ければ、おもて面の指定箇所の紙指紋情報のパターン画像が、裏面に記録処理される。記録処理された記録紙は、最終的に排紙されて処理を終わる。
(その他の実施例)
さらに本発明は、複数の機器(例えばコンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用することも、一つの機器からなる装置(複合機、プリンタ、ファクシミリ装置など)に適用することも可能である。
また本発明の目的は、上述した実施例で示したフローチャートの手順を実現するプログラムコードを記憶した記憶媒体から、システムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が、そのプログラムコードを読出し実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになる。そのため、このプログラムコード及びプログラムコードを記憶した記憶媒体も本発明の一つを構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
またコンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づきコンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
更に、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込みまれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される。
画像形成システムの全体構成を示す図 画像形成装置の入出力デバイス外観図 画像形成装置の全体構成を示す図 タイルデータを概念的に示す図 スキャナ画像処理部のブロック図 プリンタ画像処理部のブロック図 本実施例に関わるプリンタドライバの一例を示す図 紙指紋情報取得処理のフローチャート 紙指紋情報照合処理のフローチャート 指定位置の紙指紋情報切出し処理のフローチャート 紙指紋情報格納データ構造を示す図 操作部の紙指紋情報取得位置指示画面の説明図 原本保証文書作成の指示を受けた際に実行される処理のフローチャート

Claims (8)

  1. 紙等の記録媒体に画像を記録する手段を有し、
    該記録媒体に存在する何らかの識別情報を用いて、記録媒体の原本性確認を行う手段を有し、
    画像の記録処理後、該記録媒体が排出されるまでの搬送経路上の任意の箇所に、該識別情報を読み取る手段を有する、画像処理装置。
  2. 紙等の記録媒体に画像を記録する手段を有し、
    該記録媒体に存在する何らかの識別情報を用いて、記録媒体の原本性確認を行う手段を有し、
    所謂両面の記録機構を有する画像処理装置であって、
    表面の記録処理後、該記録媒体が排出されてから再搬入されて裏面の記録処理がなされるまでの搬送経路上の任意の箇所に、該識別情報を読み取る手段を有する、画像処理装置。
  3. 前記識別情報とは、前記記録媒体の製造工程に起因する媒体表面の繊維情報(紙でいえば紙指紋情報)等の、極めて再現性の低い識別情報であることを特徴とする。
  4. 前記読み取り手段は、画像の記録処理が施された面を読み取ることを特徴とする、請求項1または2に記載の画像処理装置。
  5. 画像処理装置に対して、画像の印刷出力を指示する印刷指示手段であって、前記記録媒体の原本性確認を行う手段を有する画像処理装置に対して、原本性を保証したい画像の印刷出力を指示する手段を有する、印刷指示手段。
  6. 前記印刷指示手段によって、原本性保証を要する任意の画像の出力指示がなされた際に、印刷指示された画像の記録処理の後に、請求項1に記載の読み取り手段によって該記録媒体の識別情報を読み取ることを特徴とする、請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記印刷指示手段によって、原本性保証を要する任意の画像の出力指示がなされた際に、印刷指示された画像の記録処理および排出処理の後、両面記録機構によって該記録媒体を自動的に再搬入し、請求項2に記載の読み取り手段によって該記録媒体の識別情報を読み取ることを特徴とする、請求項2に記載の画像処理装置。
  8. 前記読み取った識別情報を、何らかのパターンデータに変換して、該記録媒体に記録することを特徴とする、請求項2および7に記載の画像処理装置。
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