JP2009140872A - 燃料電池システム及びそれを備えた燃料電池車 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の大型化及びコストアップを招くことなく、燃料電池の排熱を暖機に効率良く利用することが可能な燃料電池システム及びそれを備えた燃料電池車を提供する。
【解決手段】燃料電池を有する燃料電池システムであって、燃料電池からの酸化オフガスを外部に導く排気路72に、重力方向上方へ向けて延在する分岐路101が接続され、分岐路101から排出される空気オフガスがアンダカバー100内に送り込まれ、アンダカバー100の内部あるいは周辺に配置された要暖機機器が暖められる。
【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池の排熱を利用して暖機する燃料電池システム及びそれを備えた燃料電池車に関する。
現在、酸化ガス及び燃料ガスの電気化学反応により発電する燃料電池を有する燃料電池システムが提案され、実用化されている。
ところで、このような燃料電池システムにおいて、燃料ガスを燃焼させる燃焼器を設け、この燃焼器から排出される排ガスの熱によってケース内のスタックや補機を暖機する技術がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−32147号公報
しかしながら、上記の技術では、別個の燃焼器を設けなければならず、装備点数の増大による装置の大型化及びコストアップを招いてしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、装置の大型化及びコストアップを招くことなく、燃料電池の排熱を暖機に効率良く利用することが可能な燃料電池システム及びそれを備えた燃料電池車を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の燃料電池システムは、酸化ガス及び燃料ガスの電気化学反応により発電する燃料電池を有する燃料電池システムであって、前記燃料電池から排出される酸化オフガスが、暖機を要する要暖機機器に導かれ、これら要暖機機器が前記酸化オフガスによって暖められる。
この構成の燃料電池システムによれば、燃料電池から排出される酸化オフガスによって要暖機機器を暖めることができるので、別個の燃焼器を設ける場合と比較し、装置の大型化及びコストアップを招くことなく、燃料電池の排熱を暖機に効率良く利用することができる。
また、前記燃料電池からの酸化オフガスを外部に導く排気路に、使用状態にて重力方向上方へ向けて延在する分岐路が接続され、前記分岐路から排出される酸化オフガスによって前記要暖機機器が暖められるものでも良い。
この構成によれば、分岐路から排出される酸化オフガスによって要暖機機器を円滑に暖めることができる。また、分岐路が重力方向上方へ向けて延在しているので、分岐路からは、重力により水分が気液分離された状態の酸化オフガスを排出させることができる。
さらに、前記排気路には、前記燃料電池からの燃料オフガスを前記酸化オフガスに混合させて燃料ガス濃度を低減する希釈器が設けられ、前記分岐路は、前記希釈器の上流側に設けられていても良い。
この構成によれば、燃料オフガスが混合される前の酸化オフガスを暖機に用いることができる。
また、本発明の燃料電池車は、上記燃料電池システムを備え、前記燃料電池を駆動源の少なくとも一部として利用する燃料電池車であって、車両の底部に設けられたアンダカバー内に酸化オフガスが送り込まれる。
この構成の燃料電池車によれば、車両の底部に設けられたアンダカバー内(車両の底部とアンダカバーとの間)に酸化オフガスを送り込んで、アンダカバー内あるいはアンダカバー周辺に配置された要暖機機器を暖めることができる。
本発明の燃料電池システム及びそれを備えた燃料電池車によれば、装置の大型化及びコストアップを招くことなく、燃料電池の排熱を暖機に効率良く利用することができる。
まず、本発明に係る燃料電池車に搭載される燃料電池システムの全体構成を説明する。この燃料電池システムは、燃料電池を駆動源の少なくとも一部として利用する燃料電池車両の車載発電システムであるが、車両搭載用の燃料電池システム以外にも、船舶,航空機,電車、歩行ロボット等のあらゆる移動体用の燃料電池システムや、例えば燃料電池が建物(住宅、ビル等)用の発電設備として用いられる定置用の燃料電池システムへの適用も可能である。
図1に示される燃料電池システム1において、酸化ガスとしての空気(外気)は、空気供給路71を介して燃料電池20の空気供給口に供給される。空気供給路71には、空気から微粒子を除去するエアフィルタA1、空気を加圧するコンプレッサA3、及び空気に所要の水分を加える加湿器A21が設けられている。エアフィルタA1には、空気流量を検出する図示省略のエアフローメータ(流量計)が設けられている。コンプレッサA3は、モータによって駆動される。このモータは、後述の制御部50によって駆動制御される。
燃料電池20から排出される空気オフガス(酸化オフガス)は、排気路72を経て外部に放出される。排気路72には、圧力調整弁A4、及び加湿器A21が設けられている。圧力調整弁A4は、燃料電池20への供給空気圧を設定する調圧(減圧)器として機能する。制御部50は、コンプレッサA3を駆動するモータの回転数及び圧力調整弁A4の開度面積を調整することによって、燃料電池20への供給空気圧や供給空気流量を設定する。
また、この排気路72には、加湿器A21の下流側に、希釈器A22及び消音器A23が順に設けられている。希釈器A22には、後述するパージ流路76が接続されており、このパージ流路76から送り込まれる水素オフガスが空気オフガスに混合され、水素オフガス中の水素濃度が低減される。そして、空気オフガスと水素オフガスとが混合された排ガスは、消音器A23を通して外部に排出される。
燃料ガスとしての水素ガスは、水素供給源30から水素供給路74を介して燃料電池20の水素供給口に供給される。水素供給源30は、例えば高圧水素タンクが該当するが、いわゆる燃料改質器や水素吸蔵合金等であっても良い。
水素供給路74には、水素供給源30から水素を供給しあるいは供給を停止する遮断弁H100、燃料電池20への水素ガスの供給圧力を減圧して調整する水素調圧弁H9、及び燃料電池20の水素供給口と水素供給路74間を開閉する遮断弁H21が設けられている。水素調圧弁H9としては、例えば機械式の減圧を行う調圧弁を使用できるが、パルスモータで弁の開度がリニアあるいは連続的に調整される弁であっても良い。
燃料電池20で消費されなかった水素ガスは、水素オフガス(燃料ガスのオフガス)として水素循環路75に排出され、水素供給路74の水素調圧弁H9の下流側に戻される。水素循環路75には、水素オフガスから水分を回収する気液分離装置H42、回収した生成水を水素循環路75外の図示しないタンク等に回収する排水弁H41、及び水素オフガスを加圧する水素ポンプH50が設けられている。
遮断弁H21は、燃料電池20のアノード側を閉鎖する。水素ポンプH50は、制御部50によって動作が制御される。水素オフガスは、水素供給路74で水素ガスと合流し、燃料電池20に供給されて再利用される。遮断弁H21は、制御部50からの信号で駆動される。
水素循環路75は、排出制御弁H51を介して、パージ流路76によって加湿器A21の下流側の排気路72に設けられた希釈器A22に接続されている。排出制御弁H51は、電磁式の遮断弁であり、制御部50からの指令によって作動することにより、水素オフガスは燃料電池20から排出された空気オフガスとともに外部へ排出(パージ)される。このパージ動作を間欠的に行うことによって、水素ガス中の不純物濃度が増加することによるセル電圧の低下を防止することができる。
燃料電池20の冷却水出入口には、冷却水を循環させる冷却路73が設けられている。冷却路73には、冷却水の熱を外部に放熱するラジエータ(熱交換器)C2、及び冷却水を加圧して循環させるポンプC1が設けられている。また、ラジエータC2には、モータによって回転駆動される冷却ファンC13が設けられている。
燃料電池20は、水素ガスと空気の供給を受けて電気化学反応により発電する単セルを所要数積層してなる燃料電池スタックとして構成されている。燃料電池20が発生した電力は、図示しないパワーコントロールユニットに供給される。パワーコントロールユニットは、車両Sの駆動モータに電力を供給するインバータと、コンプレッサモータや水素ポンプ用モータなどの各種の補機類に電力を供給するインバータと、二次電池等の蓄電手段への充電や該蓄電手段からのモータ類への電力供給を行うDC−DCコンバータなどが備えられている。
制御部50は、CPU、ROM、RAM、HDD、入出力インタフェース及びディスプレイなどの公知構成から成る制御コンピュータシステムによって構成されており、図示しない車両Sのアクセル信号などの要求負荷や燃料電池システム1の各部のセンサ(圧力センサ、温度センサ、流量センサ、出力電流計、出力電圧計等)から制御情報を受け取り、システム各部の弁類やモータ類の運転を制御する。
図2に示すように、排気路72は、その端部近傍が、車両Sの底部110に設けられたアンダカバー100内、すなわち、車両Sの底部110とアンダカバー100との間に通されており、この排気路72の端部近傍に設けられた希釈器A22及び消音器A23が、アンダカバー100内に配置されている。
また、この排気路72には、希釈器72の上流側に、分岐路101が接続されている。この分岐路101は、重力方向上方へ向けて延在し、その開口端101aがアンダカバー100内に配置されている。
このように構成された燃料電池システム1では、燃料電池20から排気路72に送り込まれた空気オフガスの一部が、排気路72の希釈器A22の上流にて、分岐路101内に流れ込み、この分岐路101の開口端101aからアンダカバー100内に排出される。
これにより、この燃料電池システム1では、アンダカバー100内の空隙部における雰囲気、すなわち、車両Sの底部110とアンダカバー100との間に形成された空隙部における雰囲気が燃料電池20からの空気オフガスによって暖められ、このアンダカバー100の内部に配置された希釈器A22、消音器A23、その他不図示の要暖気機器、あるいは当該アンダカバー100の周辺に配置された各種の補機などの暖機を要する要暖機機器が暖められる。
以上、説明したように、本実施形態に係る燃料電池システム1及びそれを備えた燃料電池車Sによれば、燃料電池20から排出される空気オフガスによって要暖機機器を暖めることができるので、別個の燃焼器を設ける場合と比較し、装置の大型化及びコストアップを招くことなく、燃料電池20の排熱を暖機に効率良く利用することができる。
また、分岐路101が重力方向上方へ向けて延在しているので、分岐路101からは、重力により水分が気液分離された状態の酸化オフガスを排出させることができる。
さらに、分岐路101が希釈器A22の上流側に設けられているので、水素オフガスが混合される前の空気オフガスを暖機に用いることができる。
なお、上記実施形態では、希釈器A22の上流側にて分岐させた分岐路101の開口端101aをアンダカバー100内に配置させたが、図3に示すように、分岐路101の開口端101aを、補機などの暖機を要する要暖機機器102の近傍に配置しても良い。このようにすれば、分岐路101から排出される空気オフガスを要暖機機器102へ直接吹き付けて暖めることができる。
燃料電池車に搭載された燃料電池システムの構成図である。 燃料電池車における配管構造を説明する概略配管図である。 燃料電池車における他の配管構造を説明する概略配管図である。
符号の説明
1…燃料電池システム、20…燃料電池、72…排気路、100…アンダカバー、101…分岐路、102…要暖機機器、110…底部、A22…希釈器、S…車両(燃料電池車)。

Claims (4)

  1. 酸化ガス及び燃料ガスの電気化学反応により発電する燃料電池を有する燃料電池システムであって、
    前記燃料電池から排出される酸化オフガスが、暖機を要する要暖機機器に導かれ、これら要暖機機器が前記酸化オフガスによって暖められる燃料電池システム。
  2. 前記燃料電池からの酸化オフガスを外部に導く排気路に、使用状態にて重力方向上方へ向けて延在する分岐路が接続され、
    前記分岐路から排出される酸化オフガスによって前記要暖機機器が暖められる請求項1に記載の燃料電池システム。
  3. 前記排気路には、前記燃料電池からの燃料オフガスを前記酸化オフガスに混合させて燃料ガス濃度を低減する希釈器が設けられ、
    前記分岐路は、前記希釈器の上流側に設けられている請求項2に記載の燃料電池システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の燃料電池システムを備え、前記燃料電池を駆動源の少なくとも一部として利用する燃料電池車であって、
    車両の底部に設けられたアンダカバー内に酸化オフガスが送り込まれる燃料電池車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2493872B (en) * 2010-07-02 2015-11-04 Suzuki Motor Corp Heating Apparatus of Fuel Cell Vehicle
JP2016013524A (ja) * 2014-07-03 2016-01-28 本田技研工業株式会社 希釈装置
US9705140B2 (en) 2012-04-27 2017-07-11 Suzuki Motor Corporation Vehicle fuel cell apparatus with improved air intake

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